JP2019093477A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動工具の外装部分に環状の引掛部を設け、引掛部の貫通孔にカラビナやロープ等を通す。カラビナやロープ等を手すりや足場に設けられたフック等に引き掛けることで、電動工具を吊り下げることができる。引掛部には電動工具を吊り下げる時に電動工具の重量分の負荷が加わる。変形やクラックの生じた引掛部は吊り下げ時の負荷によって破損する恐れがある。負荷に対抗できるように引掛部を大きく設けると、使用者の腕や作業面等に当たって使用感を損ねてしまう。引掛部の変形や破損を防ぐには、作業の妨げにならない形状を保ちながら、強度や靭性を高めることが求められる。【解決手段】外装ケース40と一体に設けられた環状の引掛部41の内部に、環状に沿った金属製のワイヤー42が設けられる。引掛部41がワイヤー42で補強されることで、引掛部41の変形や破損に伴う電動工具の落下等を防ぐことができる。【選択図】図3

Description

この発明は、例えばカラビナやロープ等の吊り下げ部材を取り付け可能な引掛部を備えた電動工具に関する。
特許文献1には、環状の引掛部を外装部分に備えた電動工具が開示されている。環状に設けられた引掛部の貫通孔(開口部)には、カラビナやロープ等の吊り下げ部材が通される。この吊り下げ部材を手すりや足場に設けられたフック等に引き掛けることで、電動工具を吊り下げることができる。
特許4327115号公報
引掛部には、電動工具を吊り下げることで電動工具の重量分の負荷が加わる。引掛部が変形していたり、引掛部にクラックが入っていたりすると、吊り下げ時の負荷によって引掛部が破損して電動工具が落下する恐れがある。負荷に対抗できるように引掛部を大きく設けると、使用者の腕や作業面等に当たって使用感を損ねてしまう。引掛部に変形や破損が起きないようにするには、作業の妨げにならない形状を保ちながら強度や靭性を高めることが求められる。
本発明は、手すりや足場等に引き掛けるためのカラビナやロープ等の吊り下げ部材を取り付け可能な引掛部を備えた電動工具において、引掛部の変形や破損を防ぐことを目的とする。
本発明の1つの特徴によると電動工具は、モータと、モータに電力を供給する電源と、吊り下げ部材を取り付け可能に外装ケースの外面に設けられて貫通孔を有する環状の引掛部を備える。引掛部は外装ケースより強度または靭性が高く設けられる。したがって、引掛部の変形や破損を防ぐことができる。そのため、引掛部の変形や破損に伴う電動工具の落下等を防ぐことができる。
他の特徴によると電動工具は、引掛部に金属製の補強部材が埋め込まれる。したがって、金属製の補強部材が埋め込まれることで引掛部の変形を抑えることができる。また、金属製の補強部材が埋め込まれることで環状の引掛部の破断を防ぐことができる。
他の特徴によると電動工具は、ワイヤーを補強部材として備える。したがって、引掛部の全体形状を形成する樹脂等が万一破断した場合でも、ワイヤーが破断しないことで電動工具の落下等を防ぐことができる。
他の特徴によると電動工具は、引掛部が貫通孔の貫通方向に分かれる半割構造である。補強部材は半割の引掛部同士の間に挟み込まれる。したがって、引掛部に補強部材を容易に組み付けることができる。
他の特徴によると引掛部は、引掛部と重心を結んだ線が重力の方向と一致した吊り下げ状態を検知する吊り下げ検知部材を備える。モータは、吊り下げ検知部材が吊り下げ状態を検知した時に電源から電気的に遮断される。したがって、引掛部に通したカラビナやロープ等の吊り下げ部材によって電動工具が吊り下げられた状態の時にモータが起動しないようにすることができる。
他の特徴によると引掛部は、引掛部の変形を検知する変形検知部材を備える。電動工具は、引掛部が予め定められた所定量よりも大きい変形を変形検知部材が検知した時にモータから電気的に遮断されるメインスイッチを備える。したがって、電動工具が落下し得る場合、すなわち引掛部が大きく変形した場合や破損した場合に、モータが起動することを防止できる。例えば電動工具の落下の衝撃等でメインスイッチがオン状態になってもモータが起動することを防止できる。
他の特徴によると電動工具は、引掛部の変形を報知する報知手段を備える。したがって、引掛部が大きく変形していること、あるいは破損していることを使用者が気づくことができる。
他の特徴によると引掛部には、補強部材が設けられる。補強部材は、引掛部が初期状態から所定以上の塑性変形をした際または引掛部が破損した際に引掛部に対して位置変位するように外装ケースに支持される。したがって、引掛部が大きく塑性変形していること、あるいは破損していることを、補強部材の位置によって視覚的に使用者に報知することができる。
他の特徴によると、外装ケースは柱部を有する。引掛部は可撓性を有する線状部材を備える。線状部材は貫通孔を囲いかつ柱部を内側に位置する環状である。したがって、線状部材は可撓性を有するため落下の衝撃等で破断し難い。そのため、樹脂等で形成された引掛部が万一破断した場合でも、線状部材が破断せず、線状部材が電動工具の引掛け状態を維持する。しかも線状部材は、比較的強度の高い柱部に引掛けられている。そのため引掛部の一部が破損した場合であっても線状部材は、外装ケースから離脱しない。かくして電動工具の落下等を防ぐことができる。また線状部材は、比較的簡易な構造であるため比較的安価に形成できる。
第1実施形態に係る電動工具の正面図である。 第1実施形態に係る電動工具の下面図である。 図2のIII−III線断面矢視図である。 図3のIV−IV線断面矢視図である。 第2実施形態に係る電動工具の縦断面図である。 図5のVI−VI線断面矢視図である。 第3実施形態に係る電動工具の正面図である。 第3実施形態に係る電動工具の下面図である。 図8のIX−IX線断面矢視図である。 図8のX−X線断面矢視図である。 第4実施形態に係る電動工具の平面図である。 図11のXII−XII線断面矢視図である。 表示部及び報知ランプの斜視図である。 ワイヤー及び変形検知部材の斜視図である。 第5実施形態に係る電動工具の背面図である。 第5実施形態に係る電動工具の下面図である。 図16のXVII−XVII線断面矢視図である。 補強部材が位置変位した時の図16のXVII−XVII線断面矢視図である。 第5実施形態に係る電動工具の斜視図である。 図15のXX−XX線断面矢視図である。 第6実施形態に係る電動工具の本体後部の縦断面図を含む背面図である。 第7実施形態に係る電動工具の本体後部の縦断面図を含む背面図である。 第8実施形態に係る電動工具の縦断面図である。
次に、本発明の第1実施形態を図1〜4に基づいて説明する。第1実施形態の電動工具1では一例として、ディスク形状の先端工具を回転させて作業面を研磨するのに用いられる、いわゆるグラインダと称される電動工具を例示する。図1,3に示すように、本実施形態の電動工具1は前後方向に延びる工具本体部10を備える。工具本体部10は、前後方向について中央部であってモータ20を収容するモータ収容部2と、モータ収容部2の前方に設けられてスピンドル30が備えられたギヤヘッド部3と、モータ収容部2の後方に設けられて電源コード5がさらに後方に延びるように接続される本体後部4で構成される。以下の説明において、前後上下方向については、工具本体部10が延びる方向についてスピンドル30が設けられる側を前側とし、スピンドル30が突出する側を下側とする。使用者は、電動工具1の後方に位置して電動工具1を把持する。左右方向については使用者を基準とする。
図1,3に示すように、工具本体部10は略円筒形状の本体ハウジング11によって外装部分を覆われる。本体ハウジング11のうちモータ収容部2の外装部に当たる部分は、使用者が把持できるようにエラストマ素材で覆われた把持部6となっている。把持部6にはスイッチレバー(メインスイッチ)7が設けられる。スイッチレバー7を操作してオン状態にするとモータ20を起動させることができる。スイッチレバー7を操作してオフ状態にするとモータ20を停止させることができる。本体後部4には樹脂製の外装ケース40が設けられる。外装ケース40は本体ハウジング11の外周面を覆う。図2に示すように外装ケース40は、左右方向についてほぼ中心を境に左半割部40aと右半割部40bとに左右に分かれる半割構造を有する。電源コード5は電動工具1の外部に設けられた電源と電気的に接続されて電力を供給する。
図3に示すように、モータ20のモータ軸21が前後方向に延びるようにしてモータ収容部2に収容される。モータ軸21は前側軸受24と後側軸受25によってその軸回りに回転可能に支持される。モータ20の固定子22は、モータ収容部2における本体ハウジング11の内周面に沿って配置される。モータ20の回転子23は、モータ軸21の径方向について固定子22と対向するように設けられる。回転子23はモータ軸21と一体になって回転する。回転子23より前方には、冷却ファン26がモータ軸21と一体になって回転するように設けられる。前側軸受24より前側のギヤヘッド部3内へと延びるモータ軸21の前端部には、駆動側ベベルギヤ27がモータ軸21と一体になって回転するように設けられる。
図3に示すように、ギヤヘッド部3には、モータ軸21と交差(直交)する上下方向に延びるスピンドル30が設けられる。スピンドル30は上側軸受31と下側軸受32によってその軸回りに回転可能に支持される。上側軸受31と下側軸受32の間には、従動側ベベルギヤ33がスピンドル30と一体になって回転するように設けられる。従動側ベベルギヤ33は駆動側ベベルギヤ27と噛合する。モータ軸21の回転駆動は、駆動側ベベルギヤ27と従動側ベベルギヤ33を介してスピンドル30へと伝達される。
図3に示すように、スピンドル30の先端部30aは、ギヤヘッド部3の下方へと突き出るように設けられる。この先端部30aには、先端工具34がインナフランジ35とアウタフランジ36とによって上下方向に挟み込まれることで固定される。スピンドル30が回転することで先端工具34もスピンドル30と同軸に回転する。回転する先端工具34の下端部が電動工具1の下方に位置する作業面を研磨する。ギヤヘッド部3の下方には、先端工具34の後側半周の上方および径方向外側を覆うホイールカバー37が設けられる。ホイールカバー37を設けることで、研磨によって生じた粉塵等が使用者側へと飛散することを防ぐことができる。
図3,4に示すように、外装ケース40の下部には、左右方向に貫通する貫通孔41aを有する環状の引掛部41が設けられる。引掛部41の内部には、強度の高い金属製のワイヤー(補強部材)42が貫通孔41aの径方向外側を囲うように環状で設けられる。ワイヤー42は引掛部41の肉厚部分の概ね中央を通って配置される。ワイヤー42の両端は、外装ケース40の外周面から内周面に突き出る。ワイヤー42の両端には、外装ケース40からワイヤー42が抜けないように抜け止め部42aが設けられる。引掛部41は、左半割部40aと右半割部40bのそれぞれに一体に設けられる。引掛部41は、左半割部40aと右半割部40bのように、左右方向についてほぼ中心を境に左右に分かれる半割構造を有する。ワイヤー42は、半割となった左右の引掛部41の間に挟み込まれた状態で引掛部41の内部に組み付けられる。
図1に示すように引掛部41には、カラビナやロープ等の吊り下げ部材8が貫通孔41aを通して取り付けることができる。取り付けた吊り下げ部材8は、手すりや足場に設けられたフック等に引き掛けることで、電動工具1を吊り下げることができる。電動工具1の重心Gはモータ収容部2付近である。吊り下げ部材8は、引掛部41の後半周部分に係って上方から電動工具1を吊り下げる。電動工具1はこの吊り下げ部材8が係る位置を上側、重心Gを下側として、軸線Jが垂直になる姿勢で吊り下げられる。
以上説明したように、図3に示すように引掛部41の内部を通る強度の高い金属製のワイヤー42によって引掛部41の強度を高めることができる。これにより、引掛部41の変形や破損を減らすことができる。また、引掛部41の全体形状を形成する樹脂部材が万一破断する場合でも、強度の高い金属製のワイヤー42は破断しない。かくして、図1に示すように引掛部41に通した吊り下げ部材8を手すりや足場に設けられたフック等に引き掛ける際に電動工具1が落下することを防ぐことができる。さらに、引掛部41が左右に分かれる半割構造を有する。これにより、引掛部41の内部にワイヤー42を組み付けやすい。
次に、本発明の第2実施形態を図5〜6に基づいて説明する。第2実施形態の電動工具50は、図1〜4に示す第1実施形態の電動工具1の引掛部41に代えて、図5,6に示す引掛部51を有する。
図5に示すように、外装ケース40の下部には、左右方向に貫通する貫通孔51aを有する環状の引掛部51が設けられる。引掛部51の内部には、強度の高い金属製のリング(補強部材)52が貫通孔51aの径方向外側を囲うように設けられる。リング52は、円板形状の中央部に円形の貫通孔52aが貫通したワッシャーのような形状を有する。リング52の外径は引掛部51の外径よりも小さい。貫通孔52aの孔径は引掛部51の貫通孔51aの孔径と概ね同じ大きさである。図6に示すように、リング52は引掛部51の肉厚部分の概ね中央を通って配置される。外装ケース40と引掛部51は一体に、かつ左右に半割可能に設けられる。リング52は、半割となった左右の引掛部51の間に挟み込まれた状態で引掛部51の内部に組み付けられる。吊り下げ部材8は、貫通孔51aと貫通孔52aの両方を通って引掛部51に取り付けられる。
以上説明したように、図5に示すように引掛部51の肉厚部分に補強部材として強度の高い金属製のリング52が設けられる。これにより、引掛部51の強度を高めることができ、引掛部51の変形や破損を減らすことができる。引掛部51に通される吊り下げ部材8は、貫通孔51aと貫通孔52aの両方を通る。貫通孔51aを有する引掛部51の樹脂部分が万一破断する場合でも、貫通孔52aを有するリング52は破断しない。かくして、引掛部51に通した吊り下げ部材8を手すりや足場に設けられたフック等に引き掛ける際に電動工具50が落下することを防ぐことができる。さらに、引掛部51が左右に分かれる半割構造を有する。これにより、引掛部51の内部にリング52を組み付けやすい。
次に、本発明の第3実施形態を図7〜10に基づいて説明する。第3実施形態の電動工具60は、図1〜4に示す第1実施形態の電動工具1の引掛部41に代えて、図7〜10に示す引掛部61を有する。
図7,8に示すように、外装ケース40の下部には、左右方向に貫通する貫通孔61aを有する環状の引掛部61が設けられる。図9に示すように、引掛部61から本体後部4に跨るようにレバー(吊り下げ検知部材)62が設けられる。外装ケース40と引掛部61は一体に、かつ左右に半割可能に設けられる。レバー62は、半割となった左右の引掛部61の間に挟み込まれた状態で引掛部61の内部に組み付けられる。レバー62は、支点62bを中心に回転可能に設けられる。レバー62の下部の引掛センサ部62aは、貫通孔61aの後部分ほぼ半周に沿って露出するように設けられる。図10,11に示すように、レバー62の上部であって支点62bより上方には、鉤状の押し操作部62cが設けられる。押し操作部62cの鉤状部分の前方にはスイッチ63が設けられる。スイッチ63は押し操作されたオン状態の時にモータ20を電源から電気的に遮断する。スイッチ63は押し操作されていないオフ状態の時はモータ20に電源から電力が供給可能となる。レバー62は、支点62bを中心にして引掛センサ部62aが前方に回転するように付勢されており、押し操作部62cが後方に回転するように付勢されている。この付勢された状態では、押し操作部62cはスイッチ63を押していないためスイッチ63はオフ状態である。
図9,10に示すように引掛部61には、カラビナやロープ等の吊り下げ部材8が貫通孔61aを通して取り付けることができる。取り付けた吊り下げ部材8は、手すりや足場に設けられたフック等に引き掛けることで、電動工具60を吊り下げることができる。電動工具60の重心Gはモータ収容部2付近である。吊り下げ部材8は、引掛部61の後部ほぼ半周部分および引掛センサ部62aに係って上方から電動工具60を吊り下げる。電動工具60は、図9に示す引掛センサ部62aと重心Gを結んだ軸線Jが重力方向を向く姿勢で重心Gを下側にして吊り下げられる。この時、吊り下げ部材8は、引掛センサ部62aを重心Gのある方向と反対方向(電動工具60の後方)へと引っ張る。これにより、てこの原理でレバー62が支点62bを中心に回転する。かくして、図10に示す押し操作部62cが前方へと回転してスイッチ63を押し操作し、スイッチ63がオン状態となる。
以上説明したように、図9に示すように電動工具60は、引掛センサ部62aと重心Gを結んだ軸線Jが重力方向を向く姿勢で吊り下げ部材8に吊り下げられる。その結果、引掛センサ部62aが吊り下げ部材8によって上方に引っ張られる。これにより、スイッチ63がオン状態となり、モータ20を電源から電気的に遮断することができる。したがって、吊り下げ状態の電動工具60のスイッチレバー7がオン状態になるような場合でもモータ20が起動しないようにすることができる。さらに、引掛部61が左右に分かれる半割構造を有する。これにより、引掛部61の内部から本体後部4の内部に跨って設けられるレバー62を容易に組み付けることができる。
次に、本発明の第4実施形態を図11〜図14に基づいて説明する。第4実施形態の電動工具70は、図1〜4に示す第1実施形態の電動工具1の引掛部41に代えて、図12に示す引掛部71を有する。また、電動工具70は、図13,14に示す表示部73および変形検知部材75をさらに有する。
図12に示すように、外装ケース40の下部には、左右方向に貫通する貫通孔71aを有する環状の引掛部71が設けられる。引掛部71は絶縁性の高い例えば樹脂素材で設けられる。外装ケース40と引掛部71は一体に、かつ左右に半割可能に設けられる。引掛部71の内部には、強度の高い金属製のワイヤー(補強部材)72が貫通孔71aの径方向外側を囲うように環状で設けられる。ワイヤー72には導電性の高い例えば銅線を用いる。ワイヤー72は引掛部71の肉厚部分の概ね中央を通って配置される。ワイヤー72の両方の端部72aは、外装ケース40の外周面から内周面に突き出る。図12,14に示すように両方の端部72aは、変形検知部材75に電気的に接続されている。変形検知部材75は電源やコントローラと電気的に接続されている。
引掛部71の塑性変形によってワイヤー72の長さが伸びると、ワイヤー72の電気抵抗が大きくなり、ワイヤー72を流れる電流が減少する。図12に示すようにワイヤー72および引掛部71にクラックKが生じることによってワイヤー72の断面積が特に小さい部分が発生した場合においても、ワイヤー72の電気抵抗が大きくなり、ワイヤー72を流れる電流が減少する。万一ワイヤー72が破断した場合、ワイヤー72に電流が流れなくなる。変形検知部材75は、ワイヤー72を流れる電流の変化を測定することで、ワイヤー72の電気抵抗の変化を検知することができる。このようにワイヤー72の電気抵抗が変化を検知することで、引掛部71もしくはワイヤー72の予め定められた所定量よりも大きい変形や破損を検知できる。検知できる変形や破損は、弾性変形、塑性変形、クラック、破断、変形段階を伴わない破損等である。ワイヤー72の電気抵抗が特に大きくなる場合は、引掛部71が破損する可能性がある、あるいは破損している状態であるため、検知する有用性が高い。
図11,13に示すようにワイヤー72を流れる電流が所定値以下であることを変形検知部材75が検知すると、変形検知部材75と電気的に接続された表示部73の報知ランプ(報知手段)74が点灯する。また、ワイヤー72を流れる電流が所定値以下であることを変形検知部材75が検知すると、スイッチレバー7がモータ20から電気的に遮断される。
以上説明したように、図12に示すように引掛部71もしくはワイヤー72に塑性変形やクラック、破断等が生じると、変形検知部材75が引掛部71もしくはワイヤー72の変形を検知する。変形検知部材75が変形を検知すると報知手段である報知ランプ74が点灯する。したがって、報知ランプ74の点灯によって引掛部71が所定量よりも大きく変形をしていること、あるいは破損していることを使用者が気づくことができる。
また、吊り下げられた電動工具70が落下し得る場合、すなわち引掛部71が大きく変形した場合や破損した場合に、モータ20が起動することを防止できる。例えば電動工具70の落下の衝撃等でスイッチレバー(メインスイッチ)7がオン状態になってもモータ20が起動することを防止できる。さらに、引掛部71が左右に分かれる半割構造を有する。これにより、ワイヤー72や変形検知部材75を組み付けやすい。
次に、本発明の第5実施形態を図15〜図20に基づいて説明する。第5実施形態の電動工具80は、図1〜4に示す第1実施形態の電動工具1の引掛部41に代えて、図15〜20に示す引掛部81を有する。
図15〜17に示すように外装ケース40の下部には、左右方向に貫通する貫通孔81aを有する環状の引掛部81が設けられる。引掛部81の左右方向について概ね中心部には、強度の高い金属製の板金(補強部材)82が板厚方向を左右方向にした姿勢で設けられる。板金82は、左右方向から見て引掛部81の樹脂部分の外形よりもわずかに径方向に外側にはみ出る外形を有する。板金82は、貫通孔81aと概ね同じ形状で左右方向に貫通する貫通孔82aを有する。吊り下げ部材8は、貫通孔81aと貫通孔82aの両方を通って引掛部81に取り付けられる。
図20に示すように板金82は左半割部40aと右半割部40bに挟み込まれて組み付けられる。板金82の上部には、板厚方向に貫通する孔、例えばねじ止め孔82cが設けられる。ねじ止め孔82cに棒部材、例えば止めねじ83を通し、左半割部40aと板金82と右半割部40bを止めねじ83を締め付け操作する。これにより板金82が外装ケース40にねじ止めされる。
図17,18に示すように板金82は、止めねじ83を中心に外装ケース40に支持される。図17に示すように板金82には、板厚方向に貫通する係合孔82bが設けられる。引掛部81の樹脂部分には、左右半割構造の境において左右方向に延びるボス部81bが設けられる。引掛部81の樹脂部分の形状と板金82の形状が左右方向に概ね重なる状態の時に、ボス部81bは係合孔82bと係合する位置に設けられる。この状態が電動工具80を通常通り使用可能な初期状態である。ボス部81bと係合孔82bが係合することにより、板金82の変位が左半割部40aと右半割部40bから受ける摩擦抵抗によって抑制される。これにより止めねじ83を中心とする板金82の回転が抑制され、板金82は引掛部81に対して初期位置で維持される。
図18に示すように、電動工具80が落下する衝撃等で引掛部81の樹脂部分が塑性変形や破損をすると、ボス部81bと係合孔82bの係合が外れる場合がある。この時、板金82が止めねじ83を中心に回転し、板金82の外形が引掛部81の樹脂部分の外形とずれて露出する。板金82は止めねじ83によって左半割部40aと右半割部40bの両方にねじ止めされている。そのため、板金82と引掛部81の樹脂部分がずれた状態になっても板金82は外装ケース40から脱落しない。
以上説明したように、図16,17に示すように引掛部81の左右方向について概ね中央部分に補強部材として強度の高い金属製の板金82が設けられる。これにより、引掛部81の強度を高めることができ、引掛部81の変形や破損を減らすことができる。吊り下げ部材8は、貫通孔81aと貫通孔82aの両方を通る。貫通孔81aを有する引掛部81の樹脂部分が万一破断する場合でも、貫通孔82aを有する板金82は破断しない。かくして引掛部81に通した吊り下げ部材8を手すりや足場に設けられたフック等に引き掛ける際に電動工具80が落下することを防止できる。さらに、引掛部81が左右に分かれる半割構造を有する。これにより、引掛部81に板金82を組み付けやすい。
図18に示すように板金82は、引掛部81の樹脂部分が初期状態から所定以上に大きく塑性変形または破損する程度の衝撃を受けた時に、引掛部81に対して位置変位して引掛部81から露出するように外装ケース40に支持される。したがって、引掛部81が所定以上に大きく塑性変形をしていること、あるいは破損していることを使用者が視覚的に知ることができる。すなわち板金82は、引掛部81の変形または破損を使用者に報知する報知手段としても機能する。さらに、図15,19に示すように板金82は、引掛部81の樹脂部分の外形から径方向にわずかにはみ出た形状を有する。そのため、電動工具80を作業台や床等に載置する時、板金82が引掛部81の樹脂部分よりも先に作業台や床等に接触する。これにより、引掛部81の摩耗を抑えることができる。
次に、本発明の第6実施形態を図21に基づいて説明する。第6実施形態の電動工具90は、図1〜4に示す第1実施形態の電動工具1の引掛部41に代えて、図21に示す引掛部91を有する。図21に示す電動工具90は、鋸刃を往復運動させて被切断材を切断する時に用いられる、いわゆるレシプロソーと称される電動工具である。この形態における電動工具は、レシプロソーに代えて、図1等に示すグラインダであっても良い。
図21に示すように外装ケース40の下部には、左右方向に貫通する貫通孔91aを有する環状の引掛部91が設けられる。外装ケース40と引掛部91は一体に、かつ左右に半割可能に設けられる。貫通孔91aの上方近傍には、左右半割の外装ケース40および引掛部91を組み付けるための止めねじ(柱部)93が取り付けられる。
図21に示すように引掛部91は、貫通孔91aと止めねじ93の両方を内側に囲う環状の線状部材92を有する。線状部材92は落下等の衝撃によって破断し難い可撓性を有する素材で形成される。線状部材92は、電動工具90の重量を吊り下げ可能な程度の引っ張り強さ(靭性)を有する。線状部材92は、例えば布やビニルで構成されたバンドである。線状部材92は、バンドの幅方向が左右方向となる姿勢で、左右半割構造の外装ケース40を組み付ける時に引掛部91および外装ケース40の内部に収容される。
以上説明したように、図21に示すように引掛部91に備えられる線状部材92は、貫通孔91aと止めねじ(柱部)93の両方を内側に囲う環状である。線状部材92は可撓性を有する素材で設けられるため、落下の衝撃等で破断し難い。吊り下げ部材8は貫通孔91aと線状部材92の環の中を通って取り付けられる。そのため、引掛部91の樹脂部分が落下等の衝撃で万一破断した場合でも、吊り下げ部材8が線状部材92から外れ難い。また、線状部材92は、比較的強度の高い止めねじ93に引き掛けられている。止めねじ93は外装ケース40に取り付けられている。そのため引掛部91の一部が破損した場合であっても、線状部材92は外装ケース40から離脱しない。かくして、引掛部91に通した吊り下げ部材8を手すりや足場に設けられたフック等に引き掛ける際に、電動工具90の落下等を防ぐことができる。
図21に示す形態では、線状部材92が止めねじ93を内側に囲う。これに代えて、線条部材92がボス部等の他の柱部を内側に囲っても良い。柱部は、外装ケース40内部で左右に延びる。例えば柱部は、左半割部40aと右半割部40bのいずれかに一方に設けられ、かつ他方に接する。したがって左半割部40aと右半割部40bの左右方向に対する強度を補強する。このような柱部に線状部材92が引き掛けられることで、線状部材92は外装ケース40から離脱しない。さらに、線状部材92が比較的簡易な構造を有する布のバンドやビニルのバンド等である。したがって、線状部材92を軽量かつ比較的安価に形成できる。
次に、本発明の第7実施形態を図22に基づいて説明する。第7実施形態の電動工具100は、図21に示す第6実施形態の電動工具90の引掛部91に代えて、図22に示すリング101を有する。
図22に示すように外装ケース40の下部には、左右方向に貫通する貫通孔101aを有する環状のリング(引掛部)101が取り付けられる。リング101は金属製で、強度が樹脂に比べ高く、一部材で形成されている。外装ケース40の下部には、リング101の上部を取り付けられる凹部40cが設けられる。凹部40cには、左右方向に延びる円柱状の後側支持部102と前側支持部103が立設される。後側支持部102と前側支持部103は、外装ケース40の左右半割体を支持し、外装ケース40の左右方向の強度を補強する。リング101は、貫通孔101aに後側支持部102と前側支持部103の両方を通した状態で、左右半割構造の外装ケース40に取り付けられる。
図22に示すように後側支持部102と前側支持部103は、外装ケース40と一体に形成される。後側支持部102と前側支持部103は、例えば外装ケース40と同じ樹脂製である。後側支持部102は、前側支持部103よりも径が大きく設けられる。そのため、後側支持部102は、強度が高く破断し難く、前側支持部103は後側支持部102よりも強度が弱く破断しやすい。あるいは、後側支持部102が前側支持部103より強度の高い材料で設けられる。後側支持部102は、例えば強度の高い金属製である。前側支持部103は、例えば外装ケース40と一体に形成され、樹脂製である。そのため、後側支持部102は、強度が高く破断し難く、前側支持部103は後側支持部102よりも強度が弱く破断しやすい。電動工具100の落下等の衝撃で前側支持部103が破断すると、図22中の二点鎖線で示すように貫通孔101aから前側支持部103が外れ、リング101が後側支持部102のみで支持される。そのため、貫通孔101aに吊り下げ部材8を通して電動工具100を吊り下げると、リング101は後方に傾く。
以上説明したように、図22に示すようにリング101は、後側支持部(第1柱)102と前側支持部(第2柱)103の両方に支持された状態で外装ケース40に取り付けられる。後側支持部102は前側支持部103よりも強度が高く設けられる。そのため、前側支持部103が落下等の衝撃で万一破断した場合でも、後側支持部102が破断せず、リング101が後側支持部102に保持される。その結果、リング101が後側支持部102のみに支持されて後方に傾く。これによりリング101は、リング101の支持構造が破損したことを使用者に報知する報知手段を兼ねる。リング101は、強度の高い金属製であるため補強部材としての機能も有する。さらに、外装ケース40が左右に半割構造を有することにより、リング101の外装ケース40への組み付けがしやすい。
次に、本発明の第8実施形態を図23に基づいて説明する。第8実施形態の電動工110は、図5,6に示す第2実施形態の電動工具50の引掛部51とリング52に代えて、引掛部と補強部材が一体になった図23に示す引掛部111を有する。引掛部111は左右方向に貫通する貫通孔111aを有する。貫通孔111aには吊り下げ部材8が取り付けられる。引掛部111は、左右半割構造である左半割部40aと右半割部40bに挟み込まれることで、外装ケース40に組み付けられる。
以上説明したように、図23に示すように引掛部111は、吊り下げ部材8を取り付け可能な引掛部としての機能に加えて、補強部材としての機能も備える。そのため、変形や破損に強い引掛部111の構造を単純化することができる。さらに、外装ケース40が左右に半割構造を有することにより、引掛部111の外装ケース40への組み付けがしやすい。
以上説明した第1〜第8実施形態の電動工具1,50,60,70,80,90,100,110には種々変更を加えることができる。引掛部41,51,61,71,81,91,101,111の構成は、それぞれ単独で設けるだけでなく、適宜組み合わせて設けてもよい。第1〜第8実施形態では、電動工具は、外部電源から電力を供給するための電源コード5を有する。これに代えて電動工具は、バッテリパックが着脱されるバッテリ取付部を有していてもよい。バッテリパックは、例えば、別途用意した充電器で充電することで繰り返し使用できる充電式のバッテリパックである。
補強部材であるワイヤー42,72やリング52,101や板金82や引掛部111は、例えば金属製、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等の強度の高い素材で形成されてもよい。上述するように、ワイヤー42,72やリング52,101や板金82や線状部材92や引掛部111等は、左右半割構造の外装ケース40に挟み込まれて組み付けられる。これに代えてこれらは、引掛部の樹脂部分を成形する時にインサート成形をすることで組み付けられてもよい。
吊り下げ検知部材は、図9,10に示すように引掛センサ部62aを有する。これに代えて、吊り下げ検知部材は、例えばマイクロスイッチや圧力素子を用いた電気部品を有していてもよい。報知手段は、図11に示す報知ランプ74に代えて、例えばブザー等の音による音発生器でもよい。
電動工具1,50,60,70,80,110は、第1〜第5,第8実施形態で例示したモータ20の配置姿勢やハンドル部14の配置位置に限定されず、他の配置であってもよい。電動工具は、グラインダやレシプロソーでもよいし、他の様々な手持ち式の電動工具や吊り下げ可能である電動工具であってもよい。
G…重心
J…軸線
K…クラック
1…電動工具
2…モータ収容部
3…ギヤヘッド部
4…本体後部
5…電源コード
6…把持部
7…スイッチレバー(メインスイッチ)
8…吊り下げ部材
10…工具本体部
11…本体ハウジング
20…モータ
21…モータ軸
22…固定子
23…回転子
24…前側軸受
25…後側軸受
26…冷却ファン
27…駆動側ベベルギヤ
30…スピンドル、30a…先端部
31…上側軸受
32…下側軸受
33…従動側ベベルギヤ
34…先端工具
35…インナフランジ
36…アウタフランジ
40…外装ケース、40a…左半割部、40b…右半割部、40c…凹部
41…引掛部、41a…貫通孔
42…ワイヤー(補強部材)、42a…抜け止め部
50…電動工具
51…引掛部、51a…貫通孔
52…リング(補強部材)、52a…貫通孔
60…電動工具
61…引掛部、61a…貫通孔
62…レバー(吊り下げ検知部材)
62a…引掛センサ部、62b…支点、62c…押し操作部
63…スイッチ
70…電動工具
71…引掛部、71a…貫通孔
72…ワイヤー(補強部材)、72a…端部
73…表示部
74…報知ランプ(報知手段)
75…変形検知部材
80…電動工具
81…引掛部、81a…貫通孔、81b…ボス部
82…板金(補強部材)
82a…貫通孔、82b…係合孔、82c…ねじ止め孔
83…止めねじ
90…電動工具
91…引掛部、91a…貫通孔
92…線状部材
93…止めねじ(柱部)
100…電動工具
101…リング(引掛部)、101a…貫通孔
102…後側支持部(第1柱)
103…前側支持部(第2柱)
110…電動工具
111…引掛部、111a…貫通孔

Claims (9)

  1. モータと、該モータに電力を供給する電源と、吊り下げ部材を取り付け可能に外装ケースの外面に設けられて貫通孔を有する環状の引掛部を備えた電動工具であって、
    前記引掛部は前記外装ケースより強度または靭性が高い電動工具。
  2. 請求項1記載の電動工具であって、
    前記引掛部は金属製の補強部材が埋め込まれる電動工具。
  3. 請求項2記載の電動工具であって、
    前記補強部材はワイヤーである電動工具。
  4. 請求項2記載の電動工具であって、
    前記引掛部は前記貫通孔の貫通方向に分かれる半割構造であり、
    前記補強部材は半割の前記引掛部同士の間に挟み込まれる構成である電動工具。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載した電動工具であって、
    前記引掛部は、該引掛部と重心を結んだ線が重力の方向と一致した吊り下げ状態を検知する吊り下げ検知部材を備えており、
    前記モータは、前記吊り下げ検知部材が前記吊り下げ状態を検知した時に前記電源から電気的に遮断される電動工具。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載した電動工具であって、
    前記引掛部は、該引掛部の変形を検知する変形検知部材を備えており、
    前記引掛部が予め定められた所定量よりも大きい変形を前記変形検知部材が検知した時に前記モータから電気的に遮断されるメインスイッチを備えた電動工具。
  7. 請求項6記載の電動工具であって、
    前記引掛部の変形を報知する報知手段を備えた電動工具。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載した電動工具であって、
    前記引掛部には補強部材が設けられており、
    前記補強部材は、前記引掛部が初期状態から所定以上の塑性変形をした際または前記引掛部が破損した際に前記引掛部に対して位置変位するように前記外装ケースに支持される電動工具。
  9. 請求項1〜7の何れか1項に記載した電動工具であって、
    前記外装ケースは、柱部を有し、
    前記引掛部は、可撓性を有する線状部材を備えており、
    前記線状部材は前記貫通孔を囲いかつ前記柱部を内側に位置する環状である電動工具。
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