JP2019093473A - ボール研磨装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、球状被加工物101の球面の表面粗さは砥石の粒度などにより決まるが、鏡面になるまで表面粗さを改善しようとしても限界があるという問題点がある。
回転駆動される研磨体と該研磨体の外周部と対向するように配置されるガイド部材との間に球状被加工物を挟み込み、挟み込んだ球状被加工物に回転運動を与えて前記研磨体で球状被加工物を研磨するようにしたボール研磨装置であって、
前記研磨体の外周部に、前記研磨体の回転軸線方向に沿って螺旋状に連続し球状被加工物と係合するねじ状研磨部を形成し、該ねじ状研磨部に係合している球状被加工物における前記研磨体の回転方向に離れた少なくとも2箇所を支持する被加工物支持部を、前記研磨体の回転軸線方向に沿って延びるように前記ガイド部材に形成することを特徴とするものである(第1発明)。
また、本発明のボール研磨装置においては、研磨体の回転に伴い、球状被加工物が、ねじ状研磨部からのねじ送り作用を受けることにより、ガイド部材の被加工物支持部の案内で研磨体の回転軸線方向に沿って移動される際に、球状被加工物がガイド部材の被加工物支持部上で研磨体の回転軸線方向に沿って転動される。
こうして、球状被加工物は、直交2軸のそれぞれの軸回りに同時に回転されて研磨体により研磨されることになる。
<ボール研磨装置の概略説明>
図1および図2に示されるボール研磨装置1Aは、回転軸線S回りに回転駆動される回転駆動軸2と、回転駆動軸2に軸線を一致させて装着される研磨体3と、研磨体3の外周部と対向するように研磨体3の側方に配されるガイド部材4と、ガイド部材4を支持するガイド部材支持体5とを備えて構成されている。このボール研磨装置1Aにおいては、研磨体3とガイド部材4との間に球状被加工物6を挟み込み、回転駆動軸2によって研磨体3を回転軸線S回りの図中記号R0矢印方向(反時計回り)に回転させることにより、挟み込んだ球状被加工物6に回転運動を与えて研磨体3で球状被加工物6を研磨することができるようになっている。
研磨体3は、回転軸線S方向に沿って螺旋状に連続しガイド部材4上の球状被加工物6と係合可能なねじ状研磨部3aを有し、ねじ状研磨部3aを球状被加工物6と係合させた状態で回転軸線S回りに回転運動することにより、球状被加工物6の表面をねじ状研磨部3aで研磨することができるようになっている。
図2(b)に示されるように、ガイド部材4は、ガイド部材支持体5に対する取り付け基盤であって研磨体3の回転軸線方向に沿って延びるウェブ部20と、ウェブ部20に対して直角をなすようにウェブ部20の両側部に立設される帯状の一対の壁板部21と、一対の壁板部21の先端部から内向きに張り出し研磨体3の回転軸線S方向に沿って延びる一対のフランジ部22とにより構成されている。
図5には、本発明の第2の実施形態に係るボール研磨装置の正面図が示されている。また、図6には、図5のB−B線矢視図が示されている。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同一または同様のものについては図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては第2の実施形態に特有の部分を中心に説明することとする(後述する第3の実施形態についても同様)。
さらに、第2の実施形態のボール研磨装置1Bによれば、ガイド部材4の被加工物導入部23を介して一対のフランジ部22へと導入された球状被加工物6が、ねじ状研磨部3aからのねじ送り作用を受けて一対のフランジ部22を介して被加工物導出部25へと送られ、被加工物導出部25から通路部材26を介して隣のガイド部材4の被加工物導入部23へと送られるので、球状被加工物6が複数個のガイド部材4によって順次に案内されて研磨体3により研磨動作が実施されることになり、装置の長大化を招くことなく研磨動作をより長く実施することができる。
図7には、本発明の第3の実施形態に係るボール研磨装置で、正面図(a)および(a)のC部拡大図(b)がそれぞれ示されている。
さらに、第3の実施形態のボール研磨装置1Cによれば、被加工物駆動手段50により、研磨体3に対し周速度差を持たせた状態で球状被加工物6が研磨体3により研磨されるので、研磨体3が球状加工物6の表面上を滑って、球状加工物6の表面をより効率良く研磨することができる。
3 研磨体
3a ねじ状研磨部
4,40 ガイド部材
6 球状被加工物(ボール)
10 研磨シート
10a 膨出部
22 フランジ部(被加工物支持部)
22a 円弧面部
23 被加工物導入部
25 被加工物導出部
26 通路部材
42 支持板(被加工物支持部)
50 被加工物駆動手段
51 従動プーリ
52 駆動プーリ
53 ベルト部材
Claims (5)
- 回転駆動される研磨体と該研磨体の外周部と対向するように配置されるガイド部材との間に球状被加工物を挟み込み、挟み込んだ球状被加工物に回転運動を与えて前記研磨体で球状被加工物を研磨するようにしたボール研磨装置であって、
前記研磨体の外周部に、前記研磨体の回転軸線方向に沿って螺旋状に連続し球状被加工物と係合するねじ状研磨部を形成し、該ねじ状研磨部に係合している球状被加工物における前記研磨体の回転方向に離れた少なくとも2箇所を支持する被加工物支持部を、前記研磨体の回転軸線方向に沿って延びるように前記ガイド部材に形成することを特徴とするボール研磨装置。 - 前記研磨体の回転に伴う前記ねじ状研磨部からのねじ送りが作用する方向のねじ送り上流側における前記ねじ状研磨部と前記被加工物支持部との間隔を相対的に広くする一方、前記ねじ送りが作用する方向のねじ送り下流側における前記ねじ状研磨部と前記被加工物支持部との間隔を相対的に狭くすることを特徴とする請求項1に記載のボール研磨装置。
- 前記ガイド部材の一端部に、前記ガイド部材の外部から球状被加工物を前記被加工物支持部へと導入するための被加工物導入部を設けるとともに、前記ガイド部材の他端部に、前記被加工物支持部から球状被加工物を前記ガイド部材の外部へと導出するための被加工物導出部を設け、前記被加工物導入部と前記被加工物導出部とが設けられた前記ガイド部材を、前記研磨体の周方向に沿って複数個配設し、これら複数個配設された前記ガイド部材における互いに隣り合う一側のガイド部材の前記被加工物導出部と他側のガイド部材の前記被加工物導入部との間に、球状被加工物が通る通路を形成する通路部材を配設することを特徴とする請求項1または2に記載のボール研磨装置。
- 前記研磨体の周速度と異ならせて前記研磨体に対し周速度差を持たせるように球状被加工物を回転駆動する被加工物駆動手段を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボール研磨装置。
- 前記研磨体は、前記ねじ状研磨部の谷径を直径とする仮想円から径方向外側に向けて膨らんだ膨出部を有する可撓性のある研磨シートを複数備えてなり、これら研磨シートの前記膨出部を前記研磨体の回転軸線回りの一方向に連続するように互いに所定角度ずらしながらそれら研磨シートを前記研磨体の回転軸線方向に重ね合わせることで前記ねじ状研磨部を形成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のボール研磨装置。
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Family Applications (1)
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2017
- 2017-11-22 JP JP2017224430A patent/JP2019093473A/ja active Pending
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