JP2019091319A - 管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】より正確に材料の必要量を予測することができるシステムを提供すること。【解決手段】システムは、各商品の販売単価を記憶する第1の記憶部と、各商品の材料の使用量を記憶する第2の記憶部と、各商品の販売数を記憶する第3の記憶部と、コントローラとを備える。コントローラは、各商品の販売単価と販売数とに基づいて、関連付けされる過去の期間について、複数の商品の総売上の平均値及び総売上に対する各商品の売上比率を算出し、未来のある期間について、対応する過去の期間の総売上の平均値に各商品の売上比率を乗じることによって、各商品の予測売上を算出し、各商品の予測売上を各商品の前記販売単価で除することによって、未来のある期間における各商品の予測販売数を算出し、各商品の予測販売数に各商品の材料の使用量を乗じることによって、未来のある期間における各商品の材料の必要量を算出するように構成されている。【選択図】図1

Description

本願は、材料の必要量を算出するための管理システムに関する。
様々な分野において、商品の提供に必要な材料を管理するためのシステムが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。特許文献1には、例えば飲食店における食材を管理するための在庫管理システムが開示されている。このシステムでは、食材毎に、基準在庫量が予め定められている。そして、食材の発注は、基準在庫量から減った量を補充する方式で行われる。
特許文献2には、顧客からの注文を受けてから販売商品の作製を開始し、作製された販売商品を顧客へ配達する、オンデマンド型の販売形態の店舗における材料の在庫を管理するためのシステムが開示されている。このシステムでは、材料毎に、店舗の冷蔵庫等に格納可能な最大数である、最大在庫数が入力される。最大在庫数は、季節毎の食材の使用量に応じて、大きく又は小さく変更可能である。また、このシステムでは、材料毎に、基準値が入力される。そして、在庫残数が基準値よりも小さくなった場合に、最大在庫数まで在庫を補充する方式で、材料の発注が行われる。
特許第6074536号明細書 特開2014−13532号公報
本技術分野においては、より正確に材料の必要量を予測することができるシステムの開発が望まれている。
本開示の一態様は、複数の商品について材料の必要量を算出するための管理システムであって、各商品の販売単価を記憶する、第1の記憶部と、各商品の1回の提供に使用される1つ又は複数の材料の使用量を記憶する、第2の記憶部と、過去の所定の期間毎に、各商品の販売数を記憶する、第3の記憶部と、コントローラと、を備え、コントローラが、第1の記憶部に記憶された各商品の販売単価と、第3の記憶部に記憶された各商品の販売数と、に基づいて、関連付けされる過去の期間について、複数の商品の総売上の平均値を算出することと、第1の記憶部に記憶された各商品の販売単価と、第3の記憶部に記憶された各商品の販売数と、に基づいて、関連付けされる過去の期間について、複数の商品の総売上に対する各商品の売上比率を算出することと、未来のある期間について、対応する過去の期間の総売上の平均値に、対応する過去の期間の各商品の売上比率を乗じることによって、各商品の予測売上を算出することと、算出された各商品の予測売上を、第1の記憶部に記憶された各商品の販売単価で除することによって、未来のある期間における各商品の予測販売数を算出することと、算出された各商品の予測販売数に、第2の記憶部に記憶された各商品の材料の使用量を乗じることによって、未来のある期間における各商品の材料の必要量を算出することと、を実行するように構成されている、システムである。
本開示の一態様によれば、関連付けされる過去の期間(例えば、過去の同じ曜日)について、複数の商品の総売上に対する各商品の売上比率が算出される。例えば、ある業種においては、曜日が同じ場合、全商品の総売上に対する各商品の売上比率は、ある程度一定である場合がある。したがって、過去の同じ曜日について算出される各商品の売上比率を、未来の同じ曜日の売上比率として使用することができる。本開示の一態様では、未来のある期間について、対応する過去の期間の総売上の平均値に、対応する過去の期間の各商品の売上比率を乗じることによって、各商品の予測売上をより正確に算出することが可能となり、したがって、より正確に材料の必要量を予測することが可能となる。
複数の商品は、飲食店で提供される飲食物であってもよく、複数の商品は、食べ放題メニューに含まれる1つ以上の食べ放題商品を含んでいてもよい。第1の記憶部は、販売単価として、実際の販売単価を示す第1の単価と、仮想の販売単価を示す第2の単価と、を含んでいてもよい。第1の単価は、食べ放題商品の販売単価として、ゼロを含んでいてもよく、第2の単価は、食べ放題商品の販売単価として、ゼロよりも大きい値を含んでいてもよい。コントローラが、販売単価として第2の単価を使用することによって、未来のある期間における、食べ放題商品の材料を含む各材料の必要量を算出するように構成されていてもよい。この態様によれば、食べ放題商品の材料を含む各材料の必要量を自動的に算出することができる。
システムは、各材料の在庫量を、在庫の荷姿に即した単位で記憶する、第4の記憶部を更に備えてもよい。コントローラが、第2の記憶部に記憶された各商品の材料の使用量に、第3の記憶部に記憶された所望の期間の各商品の販売数を乗じることによって、所望の期間における各材料の払出量を算出することと、第4の記憶部に記憶された所望の期間における各材料の在庫量から、所望の期間における各材料の払出量を減ずることによって、各材料の在庫量を更新することと、を更に実行するように構成されていてもよい。この態様によれば、各材料の在庫量を自動的に更新することができる。
複数の商品は、複数回の提供に使用される量を予め準備することが可能な1つ以上の仕込み商品を含んでいてもよい。コントローラが、仕込み商品が販売以外によって減少した場合に、仕込み商品の各材料の減少量を、第4の記憶部に記憶された各材料の在庫量から減ずることによって、仕込み商品の各材料の在庫量を更新するように構成されていてもよい。この場合、仕込み商品の各材料の在庫量は、仕込み商品が実際に販売されたときに加えて、仕込み商品が販売以外によって減少した場合に更新される。したがって、仕込み商品の各材料の在庫量を現状に基づいて更新することができる。
コントローラが、第4の記憶部に記憶された各材料の在庫量と、算出された未来のある期間における各商品の材料の必要量と、に基づいて、各材料の発注量を算出するように構成されていてもよい。この態様によれば、各材料の発注量を自動的に算出することができる。
システムは、各材料の在庫の荷姿に即した単位と、各材料の仕入れ時の荷姿に即した単位と、を関連付けて記憶する、第5の記憶部を更に備えてもよい。コントローラが、各材料の発注量を、第5の記憶部に記憶された仕入れ時の荷姿に即した単位で算出するように構成されていてもよい。この態様によれば、各材料の発注量が仕入れ時の荷姿に即した単位で算出されるため、より多い量又はより少ない量の材料が誤って納品されることを防止することができる。
システムは、各材料の発注方法を示す発注区分を記憶する、第6の記憶部を更に備えてもよい。発注区分には、材料の在庫量が定点を下回ると予測される場合に材料を発注する、定点自動発注が含まれてもよい。コントローラが、定点自動発注に該当する材料について、第4の記憶部に記憶された在庫量から、算出された未来のある期間における必要量を減じた値が、定点を下回る場合に、発注が必要と判断するように構成されていてもよい。例えば、調味料又は少量ずつ提供される飲料(例えば、焼酎等)等は、在庫量が所定の定点を下回ると予想される場合に発注されることが望ましい。
システムは、各材料の1つ以上の仕入れ先の情報を記憶する、第7の記憶部を更に備えてもよい。コントローラは、各材料の発注量を、第7の記憶部に記憶された仕入れ先毎に算出するように構成されていてもよい。この態様によれば、各材料の発注量が仕入れ先毎に算出されるため、オペレータ又は従業員等が各材料の発注量を仕入先毎に割り振る必要がなくなる。
システムは、未来の所定の期間毎に、総売上の平均値を調整するための第1の調整値を記憶する、第8の記憶部を更に備えてもよい。コントローラが、未来のある期間について、対応する過去の期間の総売上の平均値に、第8の記憶部に記憶された未来のある期間の第1の調整値と、対応する過去の期間の各商品の売上比率と、を乗じることによって、各商品の予測売上を算出するように構成されていてもよい。例えば、特定の日(例えば、祝日、又は、特定のイベントが実施される日)の総売上は、他の同じ曜日の総売上よりも増加することが予想される。したがって、第1の調整値を用いることによって、総売上をより正確に予測することができる。
システムは、各商品について、所定の期間における最低販売可能量を記憶する、第9の記憶部を更に備えてもよい。コントローラは、算出された未来のある期間におけるある商品の予測販売数が、第9の記憶部に記憶された最低販売可能量を下回る場合に、予測販売数を最低販売可能量に置き換えるように構成されていてもよい。算出されたある商品の予測販売数が実現可能でない場合、この商品を提供することができないことが想定される。したがって、この商品の予測販売数を最低販売可能量に置き換えることによって、この商品を提供することを確保することができる。
所望の期間における払出量のデータが1つも存在しない場合に、コントローラが、払出量のデータが1つも存在しない所望の期間について、対応する過去の期間の総売上の平均値に、対応する過去の期間の各商品の売上比率を乗じることによって、各商品の代替売上を算出することと、各商品の代替売上を、第1の記憶部に記憶された各商品の販売単価で除することによって、各商品の代替販売数を算出することと、第2の記憶部に記憶された各商品の材料の使用量に、各商品の代替販売数を乗じることによって、各材料の代替払出量を算出することと、第4の記憶部に記憶された各材料の在庫量から、各材料の代替払出量を減ずることによって、各材料の在庫量を更新することと、を更に実行するように構成されていてもよい。この場合、例えば、対象店舗において前日にレジが締められなかった場合等にも、各材料の在庫量を更新することができる。
本開示の一態様によれば、より正確に材料の必要量を予測することができるシステムを提供することが可能となる。
実施形態に係る管理システムの概略ブロック図である。 POSデータの一例を示す。 メニュー単価マスタの一例を示す。 レシピ構成マスタの一例を示す。 売上テーブルの一例を示す。 在庫テーブルの一例を示す。 売上指数テーブルの一例を示す。 売上比率テーブルの一例を示す。 メニュー出数テーブルの一例を示す。 売上テーブルの作成のための動作の一例を示す。 メニュー出数テーブルの作成のための動作の一例を示す。 在庫更新のための動作の一例を示す。 自動発注の発注データの出力のための動作の一例を示す。 定点自動発注の発注データの出力のための動作の一例を示す。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る管理システムを説明する。
図1は、実施形態に係る管理システムの概略ブロック図である。図1を参照して、本開示に係る管理システム100は、例えば飲食店に適用される。管理システム100は、飲食店における売上げ、材料の在庫、及び、材料の発注等を管理するように構成されている。管理システム100は、飲食店以外の業種(例えば、持ち帰り・配達飲食サービス業又は小売業等)に適用されてもよい。
管理システム100は、POSサーバ(第1の装置)10と、管理サーバ(第2の装置)20と、管理用クライアント(第3の装置)30と、を含み得る。システム100は、更に他の構成要素を含んでもよい。POSサーバ10、管理サーバ20及び管理用クライアント30は、ネットワーク40を介して互いに接続されている。ネットワーク40は、例えば、インターネット、WiFi(登録商標)、ブルートゥース(登録商標)、若しくは、その他の通信方式、又は、これらの任意の組み合わせであることができ、有線又は無線であることができる。
POSサーバ10は、例えば、飲食店がチェーン店である場合に、複数の店舗のデータを管理するサーバであり得る。この場合、POSサーバ10は、例えば、本社等の任意の場所に設置されることができ、各店舗の端末装置(不図示)と通信可能であり得る。POSサーバ10は、チェーン店以外の形態の飲食店にも適用され得る。
POSサーバ10は、例えば、記憶装置11と、コントローラ12と、インターフェース装置13と、を備えており、これらの構成要素は、バス(不図示)等を介して互いに接続されている。POSサーバ10は、例えば、表示装置及び入力装置等の不図示の他の構成要素を含んでもよい。
記憶装置11は、例えば、1つ又は複数のハードディスクドライブ等であり得る。記憶装置11は、POSデータ11aを記憶する。例えば、POSサーバ10が、チェーン店の複数の店舗のデータを管理する場合、記憶装置11は、複数の店舗のPOSデータ11aを記憶することができる。記憶装置11は、POSデータ11a以外のデータを記憶してもよい。
コントローラ12は、POSサーバ10の各構成要素を制御するように構成されている。コントローラ12は、例えば、CPU(Central Processing unit)等であり得る。コントローラ12には、ROM(read only memory)(不図示)及びRAM(random access memory)(不図示)等が接続されていてもよい。コントローラ12は、例えば、1つのCPUによって構成されてもよく、又は、複数のCPUによって構成されてもよい。インターフェース装置13は、ネットワーク40に接続するように構成されている。
管理サーバ20は、例えば、管理システム100の管理会社等、任意の場所に設置されることができる。管理サーバ20は、例えば、管理用クライアント30によって制御されてもよい。管理サーバ20は、例えば、記憶装置21と、コントローラ22と、インターフェース装置23と、を備えており、これらの構成要素は、バス(不図示)等を介して互いに接続されている。管理サーバ20は、例えば、表示装置及び入力装置等の不図示の他の構成要素を含んでもよい。
記憶装置21は、例えば、1つ又は複数のハードディスクドライブ等であり得る。記憶装置21は、様々なテーブル及びマスタ(マスターデータ)を記憶する。
POSテーブル21aは、POSサーバ10から受信した各店舗のPOSデータ11aを、例えば日毎に記憶する。POSサーバ10から受信されるPOSデータ11aは、必要がある場合、管理サーバ20において、使用可能な形式に変換されてからPOSテーブル21aに記憶されてもよい。記憶装置21は、形式変換に必要なマスタ(不図示)を記憶していてもよい。
図2は、POSデータの一例を示す。POSデータ11aは、例えば、各店舗を識別するための店舗コード、売上日、各商品を識別するための商品コード、商品名、単価(実際の販売単価)、及び、販売数、等の項目を含む。図2に示されるPOSデータは一例に過ぎず、POSデータは、図2に示される項目の1つ若しくは複数を有していなくてもよく、及び/又は、図2に示されていない1つ若しくは複数の他の項目を有していてもよい。
図2に示されるように、本実施形態では、提供される商品に、食べ放題メニューに含まれる食べ放題商品が含まれている。POSデータは、例えば、食べ放題の単価(例えば、3000円)を含む。POSデータは、各食べ放題商品の単価として0円を含む。食べ放題メニューは、例えば、テーブルオーダー式で提供されてもよく、このため、POSデータは、各食べ放題商品の販売数を含むことができる。
また、提供される商品には、複数回の提供に使用される量を予め準備(調理)することが可能な仕込み商品(例えば、スープ又は煮物等)が含まれてもよい。例えば、漬物1〜3のうちの1つ若しくは複数が、仕込み商品であってもよい。また、提供される商品には、1つ又は複数の飲料が含まれていてもよい。
図1を参照して、メニュー単価マスタ(第1の記憶部)21bは、各商品の販売単価を記憶する。
図3は、メニュー単価マスタの一例を示す。メニュー単価マスタ21bは、例えば、店舗コード及び商品コードを含む。また、メニュー単価マスタ21bは、販売単価として、第1の単価P1と、第2の単価P2と、を含む。第1の単価P1は、実際の販売単価を示し、したがって、図3に示される第1の単価P1と、図2に示されるPOSデータ11aに含まれる単価とが、一致していることが理解されよう。図3を参照して、第2の単価P2は、仮想の単価(計算用の単価)を示す。図3に示されるように、各食べ放題商品の第2の単価P2は、ゼロよりも大きい値に設定されている。
各食べ放題商品の第2の単価P2は、例えば、通常商品として提供される同じ商品の第1の単価P1に設定されてもよいし、又は、他の値に設定されてもよい。例えば、「漬物1(食べ放題)」の第2の単価P2は、通常商品として提供される同じ商品「漬物1」の第1の単価P1「520円」に設定されてもよい。各食べ放題商品の第2の単価P2は、通常商品として提供される同じ商品が無い場合(例えば、食べ放題商品と通常商品とで品質が異なる場合、又は、食べ放題商品と同じ飲食物が通常商品として無い場合、等)には、ゼロよりも大きい任意の値に設定され得る。
各通常商品の第2の単価P2は、例えば、同じ商品の第1の単価P1に設定されてもよいし、又は、他の値に設定されてもよい。例えば、通常商品「漬物1」の第2の単価P2は、第1の単価P1と同じ「520円」に設定されてもよい。
図1を参照して、レシピ構成マスタ(第2の記憶部)21cは、各商品の1回の提供に使用される1つ又は複数の材料の使用量を記憶する。
図4は、レシピ構成マスタの一例を示す。図4に示されるように、レシピ構成マスタ21cは、例えば、商品コード、材料を識別するための材料コード、各材料の使用量、及び、各材料の使用量の単位を識別するための使用単位コード、等の項目を含む。図4では、一例として、商品コード300の商品の提供に使用される材料の使用量が示されている。商品コード300の商品は、例えば10種類の材料を含んでおり、各材料の使用量がレシピ構成マスタ21cに記憶されている。記憶装置21は、各使用単位コードが示す単位を記憶する、単位マスタ(不図示)を含んでいてもよい。レシピ構成マスタ21cには、各商品の提供に使用される材料として、1つの材料のみが記憶されてもよい。例えば、商品として特定の野菜が提供される場合、この野菜の材料は、この野菜そのものであり得る。この場合、レシピ構成マスタ21cには、この野菜の材料として、1つの材料のみが記憶され得る。また、例えば、商品として飲料が提供される場合、飲料の材料は、飲料そのものであり得る。この場合、レシピ構成マスタ21cには、飲料の材料として、1つの材料のみが記憶され得る。
図1を参照して、売上テーブル(第3の記憶部)21dは、所定の期間毎(例えば、1日毎)に、各商品の販売数を記憶する。売上テーブル21dは、POSテーブル21aのPOSデータから抽出されたデータを含む。
図5は、売上テーブルの一例を示す。図5に示されるように、売上テーブル21dは、例えば、売上日、店舗コード、商品コード、販売単価(例えば、第2の単価P2)、及び、販売数、等の項目を含む。ここで、売上テーブル21dが販売単価として第2の単価P2を記憶することによって、食べ放題商品を考慮することができる。
図1を参照して、在庫テーブル(第4の記憶部)21eは、各材料の在庫量を、在庫の荷姿に即した単位で記憶する。
図6は、在庫テーブルの一例を示す。図6に示されるように、在庫テーブル21eは、例えば、店舗コード、各材料を識別するための材料コード、数量(在庫量)、各材料の最終仕入日、各材料の最終払出日、及び、各材料の最終在庫調整日(例えば、棚卸しが実施された日)、等の項目を含む。在庫テーブル21eで使用されている単位は、例えば、商品拡張マスタ21fに記憶されている。
図1を参照して、商品拡張マスタ(第5の記憶部)21fは、各材料の在庫の荷姿に即した単位と、各材料の仕入れ時の荷姿に即した単位と、を関連付けて記憶する。
発注区分マスタ(第6の記憶部)21gは、各材料の発注方法を示す発注区分を記憶する。発注区分には、例えば、自動発注及び定点自動発注が含まれ得る。自動発注とは、算出された発注量の材料を、管理システム100によって自動的に発注する方法を示す。
定点自動発注とは、材料の在庫量が所定の定点を下回ると予測される場合に、材料を管理システム100によって自動的に発注する方法を示す。例えば、ある調味料(材料)の1ボトルが1リットルを含む場合に、定点を例えば0.3リットルに設定することができる。この場合、当該調味料の在庫が0.7リットルであり、算出される当該調味料の必要量が0.2リットルであるとき、予測される材料の在庫量0.7−0.2=0.5リットルは、定点0.3リットルを下回らないと予測されるため、当該調味料は発注されない。一方、当該調味料の在庫が0.7リットルであり、算出される当該調味料の必要量が0.5リットルであるとき、予測される材料の在庫量0.7−0.5=0.2リットルは、定点0.3リットルを下回ると予測されるため、当該調味料は発注される。なお、定点自動発注に該当する材料は調味料に限定されず、また、上記の数値は単なる例示である。発注区分マスタ21gは、さらに他の発注区分(例えば、手動発注)を記憶してもよい。手動発注とは、算出された発注量又は任意の発注量を、飲食店の従業員又はオペレータ等が手動で発注する方法を示す。
取引先マスタ(第7の記憶部)21hは、各材料の1つ以上の仕入れ先の情報を記憶する。仕入れ先の情報には、例えば、仕入れ先の名称、仕入れ先を識別するための仕入れ先コード、仕入れ先の発注可能日(及び/又は仕入れ先の休業日)、及び、仕入れ先の発注締め切り時刻等が含まれ得る。
店舗払出テーブル21iは、所定の期間(例えば、1日間)の各材料の払出量を記憶する。各材料の払出量は、例えば、レシピ構成マスタ21cに記憶された各商品の各材料の使用量と、売上テーブル21dに記憶された所定の期間毎の各商品の販売数と、に基づいて、算出され得る。
店舗仕入テーブル21jは、所定の期間(例えば、前日、又は、前日朝から当日朝までの期間)に、各店舗に納品された各材料の納品量を記憶する。各材料の納品量は、例えば、当該納品物を発注したときの対応する発注データに基づいて管理システム100によって自動的に入力されてもよいし、又は、実際の納品量に基づいて従業員又はオペレータ等によって各店舗の端末装置(不図示)等を介して手動で入力されてもよい。
店舗在庫調整テーブル21kは、各材料の在庫量を調整するために使用され得る。例えば、棚卸しが実施された場合には、得られた実際の在庫量、又は、得られた実際の在庫量に基づく調整値等を、店舗在庫調整テーブル21kに手動で入力することによって、得られた実際の在庫量を在庫テーブル21eに反映することができる。また、例えば、仕込み商品が販売以外によって減少した場合(例えば、まかないとして従業員によって消費された場合、及び/又は、販売されずに廃棄された場合、等)に、当該仕込み商品の各材料の減少量を、店舗在庫調整テーブル21kに手動で入力することによって、当該仕込み商品の各材料の減少量を在庫テーブル21eに反映することができる。また、複数の店舗の間で材料が移動された場合(例えば、材料の欠品によって他の店舗から材料が移動された場合)に、移動された材料の量を店舗在庫調整テーブル21kに手動で入力することによって、移動による材料の増加量/減少量を在庫テーブル21eに反映することができる。
売上指数テーブル(第8の記憶部)21mは、第1の調整値を記憶する。第1の調整値は、関連付けされる過去の期間(例えば、過去の同じ曜日)について算出される全商品の総売上の平均値を、未来のある期間(例えば、1日間)の全商品の総売上の予測値として調整するための値である。
図7は、売上指数テーブルの一例を示す。図7を参照して、売上指数テーブル21mは、例えば、(未来の)売上日、店舗コード、及び、指数(第1の調整値)を含む。例えば、図7に示されるように、2018年1月1日は月曜日であるが、この日は日本の祝日である。したがって、通常の月曜日に比して、売上が増加(例えば、売上が通常の月曜日の総売上の150%に増加)することが予想され得る。この場合、2018年1月1日の指数を150%に設定することによって、この日の総売上の予測値を、過去の月曜日について算出される総売上の平均値の150%に設定することができる。指数は、例えば、従業員又はオペレータ等によって各店舗の端末装置(不図示)を介して手動で入力されてもよい。また、入力がない場合には、指数として100%が用いられてもよい(つまり、未来のある日の総売上の予測値として、過去の同じ曜日について算出される総売上の平均値が直接用いられてもよい)。
図1を参照して、売上予算テーブル21nは、上記の未来の総売上の予測値(すなわち、関連付けされる過去の期間について算出される全商品の総売上の平均値と、図7に示される指数と、を乗じることによって得られる値)を記憶する。
売上比率テーブル21oは、関連付けされる過去の期間(例えば、過去の同じ曜日)の総売上に対する各商品の売上比率(売上構成)を記憶する。
図8は、売上比率テーブルの一例を示す。図8を参照して、売上比率テーブルは、例えば、(未来のある)売上日、店舗コード、商品コード、複数回分(例えば、7回分)の過去の同じ曜日の各商品の売上t1、及び、複数回分(例えば、7回分)の過去の同じ曜日の全商品の総売上t2を含む。売上t1及び総売上t2は、ある曜日の過去のデータが1日分のみ存在する場合には、その日1日分のデータを含んでもよい。各商品の売上t1を総売上t2で除することによって、総売上に対する各商品の売上比率を算出することができる。ここで、売上t1及び総売上t2の算出には仮想の第2の単価P2が用いられており、したがって、食べ放題商品を含む各商品の売上比率が算出されている。
メニューバッファマスタ(第9の記憶部)21qは、各商品について所定の期間(例えば、1日間)におけるバッファ数及び最低販売可能量を記憶する。バッファ数は、欠品を防ぐために、算出された各商品の予測販売数に加えられる。最低販売可能量は、算出されたある商品の予測販売数が実現可能でない(例えば、1未満)場合に、商品の予測販売数を実現可能な数字に修正するための値(例えば、1以上)である。
メニュー出数テーブル21rは、各商品の最終的に決定された未来のある期間(例えば、1日間)の予測販売数を記憶する。
図9は、メニュー出数テーブルの一例を示す。図9に示されるように、メニュー出数テーブル21rは、例えば、(未来のある)売上日、店舗コード、商品コード、予測販売数n2(最終的な値)、予測販売数n1(計算値)、バッファ数、及び、最低販売可能量、等の項目を含む。予測販売数n1は、全商品の総売上の平均値、各商品の売上比率、及び、各商品の第2の単価P2に基づいて算出される計算値であり、さらにバッファ数を含む。また、予測販売数n1が最低販売可能量を下回る場合には、予測販売数n1は、最低販売可能量に置き換えられる。予測販売数n2は、発注量の算出に使用される最終的な値である。未来のある期間(例えば、1日間)について、算出された各商品の予測販売数n1を個別に調整したい場合には、予測販売数n2に任意の値を入力することができる。例えば、特定の日(例えば、祝日、又は、特定のイベントが実施される日)の特定の商品(例えば、酒)の売上は、他の同じ曜日の売上よりも増加することが予想される。したがって、算出された各商品の予測販売数n1を個別に調整したい場合には、予測販売数n2に希望の値を入力することによって、各商品の予測販売数を調整することが可能である。例えば、図9に示されるように、商品コード402の商品は、多く売れることが予測されることから、商品コード402の商品の予測販売数n2は、予測販売数n1の14個から20個に変更されている。予測販売数n2への値は、例えば、従業員又はオペレータ等によって各店舗の端末装置(不図示)を介して手動で入力されてもよい。予測販売数n2への手動入力が無い場合には、図9に示されるように、計算値である予測販売数n1がそのまま予測販売数n2へ自動で入力される。
図1を参照して、発注カテゴリ明細マスタ21sは、発注区分として定点自動発注を有する各商品について、定点を記憶する。発注カテゴリ明細マスタ21sは、例えば、各商品の定点を曜日毎に記憶していてもよい。
記憶装置21は、上記のテーブル及びマスタ以外の他のテーブル及び/又はマスタを含む、任意の他のデータを含んでもよい。また、図3〜図9に示されるテーブル及びマスタは一例に過ぎず、各テーブル及びマスタは、例えば、図3〜図9に示される項目の1つ若しくは複数を有していなくてもよく、及び/又は、図3〜図9に示されていない1つ若しくは複数の他の項目を有していてもよい。
コントローラ22は、管理サーバ20の各構成要素を制御するように構成されている。コントローラ22は、例えば、CPU等であり得る。コントローラ22には、ROM(不図示)及びRAM(不図示)等が接続されていてもよい。コントローラ22は、以下に示される複数の処理を実行するように構成されており、各処理を実行するためのプログラムは、上記のROM等に記憶されている。コントローラ22は、1つのCPUによって構成されてもよく、又は、複数のCPUによって構成されてもよい。インターフェース装置23は、ネットワーク40に接続するように構成されている。
管理用クライアント30は、例えば、記憶装置31と、コントローラ32と、インターフェース装置33と、入力装置34と、表示装置35と、を備えており、これらの構成要素は、バス(不図示)等を介して互いに接続されている。管理用クライアント30は、例えば、不図示の他の構成要素を含んでもよい。
記憶装置31は、例えば、1つ又は複数のハードディスクドライブ等であり得る。コントローラ32は、管理用クライアント30の各構成要素を制御するように構成されている。コントローラ32は、例えば、CPU等であり得る。コントローラ32には、ROM(不図示)及びRAM(不図示)等が接続されていてもよい。コントローラ32は、例えば、1つのCPUによって構成されてもよく、又は、複数のCPUによって構成されてもよい。インターフェース装置33は、ネットワーク40に接続するように構成されている。入力装置34は、例えば、キーボード、マウス、及び/又は、タッチパネル等であり得る。表示装置35は、例えば、液晶ディスプレイ等であり得る。
次に、管理システム100の動作について説明する。先ず、売上テーブルの作成について説明する。
図10は、売上テーブルの作成のための動作の一例を示す。図10を参照して、先ず、管理サーバ20のコントローラ22は、POSサーバ10にアクセスし、記憶装置11に記憶されているPOSデータ11aを取得する(ステップS100)。コントローラ22は、例えば、所定の日時(例えば、毎日所定の時刻)にPOSサーバ10にアクセスしてもよい。ステップS100において、コントローラ22は、店舗別にPOSデータ11aを取得する。
続いて、コントローラ22は、取得したPOSデータ11aを、管理サーバ20において使用可能な形式に変換する(ステップS102)。ステップS102において、コントローラ22は、変換されたPOSデータを、店舗別に所定の期間毎(例えば、1日毎)にPOSテーブル21aに保存する。
続いて、コントローラ22は、POSテーブル21aに保存されたPOSデータ及びメニュー単価マスタ21bに基づいて、売上テーブル21dを作成する(ステップS104)。売上テーブル21dは、例えば、所定の期間毎(例えば、1日毎)の各商品の販売数と、販売単価として第2の単価P2と、を記憶する。そして、コントローラ22は、一連の動作を終了する。
次に、メニュー出数テーブルの作成について説明する。
図11は、メニュー出数テーブルの作成のための動作の一例を示す。コントローラ22は、例えば、所定の日時(例えば、毎日所定の時刻)にメニュー出数テーブルを作成してもよい。図11を参照して、コントローラ22は、先ず、未来のある期間(例えば、6日後)について、売上予算テーブル21nを作成する(ステップS200)。
具体的には、コントローラ22は、売上テーブル21dに記憶されているデータ(各商品の第2の単価P2及び販売数)に基づいて、対応する過去の期間(例えば、過去の同じ曜日)について、全商品の総売上の平均値を算出する。総売上の平均値は、例えば、複数回の対応する過去の期間について、各商品の第2の単価P2と販売数とを乗じ、得られた全ての値を合計し、合計値を、対応する過去の期間の回数で除することによって、算出され得る。ある曜日について売上テーブル21dに1日分のみのデータが記憶されている場合には、その日の総売上がある曜日の総売上の平均値として直接用いられてもよい。
コントローラ22は、算出された全商品の総売上の平均値と、売上指数テーブル21mに記憶されている指数(第1の調整値)(図7参照)と、を乗じることによって、未来のある期間における総売上の予測値を算出して、売上予算テーブル21nを作成する。
次に、コントローラ22は、売上比率テーブル21oを作成する(ステップS202)。具体的には、コントローラ22は、売上テーブル21dに記憶されているデータ(各商品の第2の単価P2及び販売数)に基づいて、関連付けされる過去の期間(例えば、過去の同じ曜日)について、全商品の総売上に対する各商品の売上比率(売上構成)を算出する。各商品の売上比率は、例えば、1回又は複数回の対応する過去の期間について、各商品の売上t1を全商品の総売上t2で除することによって、得ることができる(図8参照)。
次に、コントローラ22は、メニュー出数テーブル21rを作成する(ステップS204)。具体的には、コントローラ22は、売上予算テーブル21nに記憶されている未来のある期間における総売上の予測値と、売上比率テーブル21oに基づいて算出される各商品の売上比率を乗じることによって、各商品の予測売上を算出する。そして、コントローラ22は、算出された各商品の予測売上を、メニュー単価マスタ21bに記憶されている各商品の第2の単価P2で除し、得られた値にメニューバッファマスタ21qに記憶されている各商品のバッファ数を加えることによって、未来のある期間における各商品の予測販売数n1(計算値)を算出する。予測販売数n1が、メニューバッファマスタ21qに記憶されている最低販売可能量を下回る商品がある場合、コントローラ22は、予測販売数n1を最低販売可能量に置き換える。コントローラ22は、予測販売数n1の値を、予測販売数n2に入力する。そして、コントローラ22は、一連の動作を終了する。管理システム100では、メニュー出数テーブル21rが作成された後に、メニュー出数テーブル21rの予測販売数n2が従業員又はオペレータ等によって手動で任意の値に書き換えられ得る。管理システム100は、書き換え可能な締切日時を記憶するマスタ(不図示)を有していてもよい。
次に、在庫更新について説明する。
図12は、在庫更新のための動作の一例を示す。コントローラ22は、例えば、所定の日時(例えば、毎日所定の時刻)に在庫を更新してもよい。図12を参照して、コントローラ22は、先ず、店舗払出テーブル21iを作成する(ステップS300)。具体的には、コントローラ22は、レシピ構成マスタ21cに記憶された各商品の材料の使用量に、売上テーブル21dに記憶された所望の期間(例えば、前日、又は、過去のある1日)の各商品の販売数を乗じることによって、所望の期間の各材料の払出量を算出して、店舗払出テーブル21iを作成する。例えば、前日が対象店舗の休日である場合には、一昨日の各商品の販売数を用いて、一昨日の各材料の払出量が算出されてもよい。
続いて、コントローラ22は、払出量のリカバリが必要か否かを判定する(ステップS302)。具体的には、コントローラ22は、例えば、店舗払出テーブル21iに所望の期間の払出量のデータが1つ以上存在するか否か、を判定する。払出量のデータが1つも存在しないと判定された場合には、コントローラ22は、さらに、所望の期間が対象店舗の休日であったか否か、を判定する。この判定の際に、コントローラ22は、例えば、店舗の休日が記憶された祝日マスタ(不図示)を参照してもよい。所望の期間が対象店舗の休日ではないと判定された場合には、コントローラ22は、払出量のリカバリが必要と判断し、ステップS304に進む。払出量のリカバリが必要と判断される場合とは、例えば、対象店舗において前日にレジが締められなかった場合等を含む。払出量のリカバリは不要と判断された場合には、コントローラ22は、ステップS306に進む。
ステップS304において、コントローラ22は、払出量のリカバリを実行する。具体的には、コントローラ22は、払出量のデータが1つも存在しない所望の期間(例えば、前日)について、対応する過去の期間(例えば、過去の同じ曜日)の全商品の総売上の平均値に、対応する過去の期間の各商品の売上比率を乗じることによって、各商品の代替売上を算出する。対応する過去の期間の全商品の総売上の平均値は、上述のステップS200(図11参照)と同様にして算出され得る。また、対応する過去の期間の各商品の売上比率は、上述のステップS202(図11)と同様にして算出され得る。
コントローラ22は、算出された各商品の代替売上を、メニュー単価マスタ21bに記憶された各商品の第2の単価P2で除することによって、各商品の代替販売数を算出する。コントローラ22は、算出された各商品の代替販売数に、レシピ構成マスタ21cに記憶された各商品の材料の使用量を乗じることによって、各材料の代替払出量を算出する。コントローラ22は、各材料の代替払出量を店舗払出テーブル21iに記憶する。そして、コントローラ22は、ステップS306に進む。
続いて、コントローラ22は、ステップS306において、店舗仕入テーブル21jを作成する。具体的には、コントローラ22は、各材料の納品量を、例えば、当該納品物を発注したときの対応する発注データに基づいて自動的に取得して、店舗仕入テーブル21jを作成する。
続いて、コントローラ22は、在庫を更新する(ステップS308)。具体的には、コントローラ22は、在庫テーブル21eに記憶されている各材料の在庫量から、店舗払出テーブル21iに記憶されている各材料の払出量(又は代替払出量)を減じ、かつ、店舗仕入テーブル21jに記憶されている各材料の納品量を加えることによって、各材料の在庫を更新する。また、コントローラ22は、ステップS308において、店舗在庫調整テーブル21kを参照することによって、棚卸し、複数の店舗の間での材料の移動、及び/又は、仕込み商品の各材料の販売以外による減少等を、各材料の在庫に反映させることができる。そして、コントローラ22は、一連の動作を終了する。なお、例えば複数の店舗の間で材料が移動された場合に、従業員又はオペレータが移動された材料の増加量/減少量を店舗在庫調整テーブル21kに入力し忘れたときには、負の値が在庫テーブル21eに記憶され得る。この場合、以下の自動発注の発注データの出力及び定点自動発注の発注データの出力では、コントローラ22は、負の値の代わりにゼロを使用することができる。
次に、自動発注の発注データの出力について説明する。
図13は、自動発注の発注データの出力のための動作の一例を示す。コントローラ22は、例えば、所定の日時(例えば、毎日所定の時刻)に自動発注を実行してもよい。コントローラ22は、発注区分マスタ21gを参照して、発注区分が自動発注である材料について、図13に示される処理を実行する。
図13を参照して、コントローラ22は、先ず、自動発注用の発注データを出力する(ステップS400)。具体的には、コントローラ22は、レシピ構成マスタ21cを参照して、対象材料が含まれる1つ又は複数の商品を特定する。コントローラ22は、特定された1つ又は複数の商品について、メニュー出数テーブル21rに記憶されている予測販売数n2と、レシピ構成マスタ21cに記憶された対象材料の使用量と、を乗じることによって、未来のある期間における各商品の材料の必要量を算出する。コントローラ22は、例えば、取引先マスタ21hに記憶されている仕入れ先の発注可能日(及び/又は仕入れ先の休業日)及び発注締め切り時刻等を考慮して、未来のある1日分(例えば、翌日の分又は数日後の分)又は未来のある複数日分の材料の必要量を算出してもよい。コントローラ22は、算出された各材料の合計の必要量と、在庫テーブル21eに記憶されている各材料の在庫と、に基づいて、各材料の発注データを算出する。このとき、コントローラ22は、商品拡張マスタ21fを参照して、各材料の発注量を、商品拡張マスタ21fに記憶されている仕入れ時の荷姿に即した単位で算出する。
続いて、コントローラ22は、店舗別に取込ファイルを作成する(ステップS402)。具体的には、コントローラ22は、取引先マスタ21hに記憶されている仕入れ先毎に、算出された各材料の発注量をファイルに記憶する。そして、コントローラ22は、一連の動作を終了する。
次に、定点自動発注の発注データの出力について説明する。
図14は、定点自動発注の発注データの出力のための動作の一例を示す。コントローラ22は、例えば、所定の日時(例えば、毎日所定の時刻)に定点自動発注を実行してもよい。コントローラ22は、発注区分マスタ21gを参照して、発注区分が定点自動発注である材料について、図14に示される処理を実行する。
図14を参照して、コントローラ22は、先ず、対象材料の在庫量が、定点を下回るか否か、を判定する(ステップS500)。具体的には、コントローラ22は、レシピ構成マスタ21cを参照して、対象材料が含まれる1つ又は複数の商品を特定する。コントローラ22は、特定された1つ又は複数の商品について、メニュー出数テーブル21rに記憶されている予測販売数n2と、レシピ構成マスタ21cに記憶された対象材料の使用量と、を乗じることによって、未来のある期間における各商品の材料の必要量を算出する。コントローラ22は、例えば、取引先マスタ21hに記憶されている仕入れ先の発注可能日(及び/又は仕入れ先の休業日)及び発注締め切り時刻等を考慮して、未来のある1日分(例えば、翌日の分又は数日後の分)又は未来のある複数日分の材料の必要量を算出してもよい。コントローラ22は、在庫テーブル21eに記憶されている各材料の在庫量から、算出された各材料の合計の必要量を減じた値が、発注カテゴリ明細マスタ21sに記憶されている各材料の対応する曜日の定点を下回るか否か、を判定する。対象材料の在庫量が定点を下回ると判定された場合、コントローラ22は、ステップS502に進む。対象材料の在庫量が定点を下回らないと判定された場合、コントローラ22は、動作を終了する。
ステップS502において、コントローラ22は、定点自動発注用の発注データを出力する。このとき、コントローラ22は、商品拡張マスタ21fを参照して、各材料の発注量を、商品拡張マスタ21fに記憶されている仕入れ時の荷姿に即した単位で算出する。
続いて、コントローラ22は、店舗別に取込ファイルを作成する(ステップS504)。具体的には、コントローラ22は、取引先マスタ21hに記憶されている仕入れ先毎に、算出された各材料の発注量をファイルに記憶する。そして、コントローラ22は、一連の動作を終了する。
コントローラ22が実行する以上の処理に関して、自動発注用の取込ファイル及び定点自動発注用の取込ファイルは、例えば、発注用の他のシステムに取り込まれてもよい。また、メニュー出数テーブルの作成及び在庫の更新のいずれか一方が先に実施されてもよいし、又は、これらの処理は並行して実施されてもよい。また、コントローラ22が図10〜図14に示されるステップを実行している間、従業員又はオペレータ等が、POSサーバ10及び/又は管理サーバ20に記憶されているデータを更新しないように、所定の構成要素へのアクセスが制限されてもよい。
以上の実施形態の管理システム100では、関連付けされる過去の期間(例えば、過去の同じ曜日)について、複数の商品の総売上に対する各商品の売上比率が算出される。例えば、ある業種(例えば、特定の飲食店)においては、曜日が同じ場合、総売上に対する各商品の売上比率は、ある程度一定である場合がある。したがって、過去の同じ曜日について算出される各商品の売上比率を、未来の同じ曜日の売上比率として使用することができる。管理システム100では、未来のある期間について、対応する過去の期間の総売上の平均値に、各商品の売上比率を乗じることによって、各商品の予測売上をより正確に算出することが可能となり、したがって、より正確に材料の必要量を予測することが可能となる。
また、管理システム100では、各材料の必要量が、対応する過去の期間の各商品の販売数に基づいて自動的に予測されるため、オペレータの負担を低減することができる。対照的に、例えば上記の特許文献1のシステムでは、食材の発注は、基準在庫量から減った量を補充する方式で行われる。日々変化し得る販売トレンドを反映させるためには、適切な基準在庫量を定期的に再設定する必要があり、したがって、特許文献1のシステムでは、オペレータに負担が発生し得る。
また、管理システム100では、上記のように、例えばある曜日の過去のデータが1日分のみ存在する場合には、その日1日分のデータを用いて各材料の必要量を算出することが可能であるため、短期的な(例えば曜日毎の)販売トレンドを反映させるために好適であり得る。対照的に、例えば上記の特許文献2のシステムでは、材料の発注は、在庫残数が基準値よりも小さくなった場合に、最大在庫数まで在庫を補充する方式で行われ、最大在庫数は、季節毎の食材の使用量に応じて大きく又は小さく変更可能である。しかしながら、季節毎の販売トレンドを得るために年間の在庫変動を取得する必要があり、したがって、データを取得するための期間が長い。このため、特許文献2のシステムは、短期的な(例えば曜日毎の)販売トレンドを反映させるためには有益ではない場合があり得る。
また、管理システム100では、商品は、飲食店で提供される飲食物であり、かつ、食べ放題メニューに含まれる1つ以上の食べ放題商品を含んでいる。メニュー単価マスタ21bは、販売単価として、実際の販売単価を示す第1の単価P1と、仮想の販売単価を示す第2の単価P2と、を含んでいる。第1の単価P1は、食べ放題商品の販売単価として、ゼロを含んでおり、第2の単価P2は、食べ放題商品の販売単価として、ゼロよりも大きい任意の値を含んでいる。コントローラ22は、販売単価として第2の単価P2を使用することによって、未来のある期間における、食べ放題商品の材料を含む各材料の必要量を算出するように構成されている。したがって、管理システム100では、食べ放題商品の材料を含む各材料の必要量を自動的に算出することができる。
また、管理システム100は、各材料の在庫量を、在庫の荷姿に即した単位で記憶する、在庫テーブル21eを備えている。コントローラ22は、レシピ構成マスタ21cに記憶された各商品の材料の使用量に、売上テーブル21dに記憶された所望の期間の各商品の販売数を乗じることによって、所望の期間における各材料の払出量を算出することと、在庫テーブル21eに記憶された所望の期間における各材料の在庫量から、所望の期間における各材料の払出量を減ずることによって、各材料の在庫量を更新することと、を実行するように構成されている。したがって、管理システム100では、各材料の在庫量を自動的に更新することができる。
また、管理システム100では、商品は、複数回の提供に使用される量を予め準備することが可能な1つ以上の仕込み商品を含み得る。コントローラ22は、仕込み商品が販売以外によって減少した場合に、仕込み商品の各材料の減少量を、在庫テーブル21eに記憶された各材料の在庫量から減ずることによって、仕込み商品の各材料の在庫量を更新するように構成されている。したがって、管理システム100では、仕込み商品の各材料の在庫量が、仕込み商品が実際に販売されたときときに加えて、仕込み商品が販売以外によって減少した場合(例えば、まかないとして従業員によって消費された場合、及び/又は、販売されずに廃棄された場合、等)に更新される。よって、管理システム100では、仕込み商品の各材料の在庫量を現状に基づいて更新することができる。
また、管理システム100では、コントローラ22が、在庫テーブル21eに記憶された各材料の在庫量と、算出された未来のある期間における各商品の材料の必要量と、に基づいて、各材料の発注量を算出するように構成されている。したがって、管理システム100では、各材料の発注量を自動的に算出することができる。
また、管理システム100は、各材料の在庫の荷姿に即した単位と、各材料の仕入れ時の荷姿に即した単位と、を関連付けて記憶する、商品拡張マスタ21fを備えている。コントローラ22は、各材料の発注量を、商品拡張マスタ21fに記憶された仕入れ時の荷姿に即した単位で算出するように構成されている。したがって、管理システム100では、各材料の発注量が仕入れ時の荷姿に即した単位で算出されるため、より多い量又はより少ない量の材料が誤って納品されることを防止することができる。
また、管理システム100は、各材料の発注方法を示す発注区分を記憶する、発注区分マスタ21gを備えている。発注区分には、材料の在庫量が定点を下回ると予測される場合に材料を発注する、定点自動発注が含まれている。コントローラ22は、定点自動発注に該当する材料について、在庫テーブル21eに記憶された在庫量から、算出された未来のある期間における必要量を減じた値が、定点を下回る場合に、発注が必要と判断するように構成されている。したがって、管理システム100では、例えば調味料又は少量ずつ提供される飲料等を、在庫量が所定の定点を下回ると予想される場合に発注することができる。
また、管理システム100は、各材料の1つ以上の仕入れ先の情報を記憶する、取引先マスタ21hを備えている。コントローラ22は、各材料の発注量を、取引先マスタ21hに記憶された仕入れ先毎に算出するように構成されている。したがって、管理システム100では、各材料の発注量が仕入れ先毎に算出されるため、オペレータ又は従業員等が各材料の発注量を仕入先毎に割り振る必要がなくなる。
また、管理システム100は、未来の所定の期間毎に、総売上の平均値を調整するための第1の調整値を記憶する、売上指数テーブル21mを備えている。コントローラ22は、未来のある期間について、対応する過去の期間の総売上の平均値に、売上指数テーブル21mに記憶された未来のある期間の第1の調整値と、対応する過去の期間の各商品の売上比率と、を乗じることによって、各商品の予測売上を算出するように構成されている。例えば、特定の日(例えば、祝日、又は、特定のイベントが実施される日)の総売上は、他の同じ曜日の総売上よりも増加することが予想される。したがって、第1の調整値を用いることによって、総売上をより正確に予測することができる。
また、管理システム100は、各商品について、所定の期間における最低販売可能量を記憶する、メニューバッファマスタ21qを備えている。コントローラ22は、算出された未来のある期間におけるある商品の予測販売数が、メニューバッファマスタ21qに記憶された最低販売可能量を下回る場合に、予測販売数を最低販売可能量に置き換えるように構成されている。算出されたある商品の予測販売数が実現可能でない場合(例えば、予測販売数が1未満である場合)、この商品を提供することができないことが想定される。したがって、管理システム100では、この商品の予測販売数を最低販売可能量に置き換えることによって、この商品を提供することを確保することができる。
また、管理システム100では、所望の期間における払出量のデータが1つも存在しない場合に、コントローラ22は、払出量のデータが1つも存在しない所望の期間について、対応する過去の期間の総売上の平均値に、対応する過去の期間の各商品の売上比率を乗じることによって、各商品の代替売上を算出することと、各商品の代替売上を、メニュー単価マスタ21bに記憶された各商品の販売単価で除することによって、各商品の代替販売数を算出することと、レシピ構成マスタ21cに記憶された各商品の材料の使用量に、各商品の代替販売数を乗じることによって、各材料の代替払出量を算出することと、在庫テーブル21eに記憶された各材料の在庫量から、各材料の代替払出量を減ずることによって、各材料の在庫量を更新することと、を実行するように構成されている。したがって、管理システム100では、例えば、対象店舗において前日にレジが締められなかった場合等にも、各材料の在庫量を更新することができる。
自動発注システムの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。当業者であれば、上記の実施形態の様々な変形が可能であることを理解するだろう。また、当業者であれば、1つの実施形態に含まれる特徴は、矛盾が生じない限り、他の実施形態に組み込むことができる、又は、他の実施形態に含まれる特徴と交換可能であることを理解するだろう。
例えば、上記の実施形態では、提供される商品に食べ放題商品が含まれており、いくつかの計算において仮想の第2の単価P2が使用されている。しかしながら、他の実施形態では、管理システム100は、食べ放題商品を提供しない店舗に適用されてもよい。この場合、メニュー単価マスタ21bは、第1の単価P1のみを記憶していてもよく、各計算において第1の単価P1が使用されてもよい。
また、コントローラ22が実行する処理は、必ずしも上記の順番で実行される必要はなく、矛盾が生じない限り、異なる順番で実行されてもよい。
21b メニュー単価マスタ(第1の記憶部)
21c レシピ構成マスタ(第2の記憶部)
21d 売上テーブル(第3の記憶部)
21e 在庫テーブル(第4の記憶部)
21f 商品拡張マスタ(第5の記憶部)
21g 発注区分マスタ(第6の記憶部)
21h 取引先マスタ(第7の記憶部)
21m 売上指数テーブル(第8の記憶部)
21q メニューバッファマスタ(第9の記憶部)
22 コントローラ
100 管理システム
P1 第1の単価
P2 第2の単価

Claims (11)

  1. 複数の商品について材料の必要量を算出するための管理システムであって、
    各商品の販売単価を記憶する、第1の記憶部と、
    各商品の1回の提供に使用される1つ又は複数の材料の使用量を記憶する、第2の記憶部と、
    過去の所定の期間毎に、各商品の販売数を記憶する、第3の記憶部と、
    コントローラと、
    を備え、
    前記コントローラが、
    前記第1の記憶部に記憶された各商品の前記販売単価と、前記第3の記憶部に記憶された各商品の前記販売数と、に基づいて、関連付けされる過去の期間について、前記複数の商品の総売上の平均値を算出することと、
    前記第1の記憶部に記憶された各商品の前記販売単価と、前記第3の記憶部に記憶された各商品の前記販売数と、に基づいて、関連付けされる過去の期間について、前記複数の商品の総売上に対する各商品の売上比率を算出することと、
    未来のある期間について、対応する過去の期間の前記総売上の平均値に、対応する過去の期間の各商品の前記売上比率を乗じることによって、各商品の予測売上を算出することと、
    算出された各商品の前記予測売上を、前記第1の記憶部に記憶された各商品の前記販売単価で除することによって、前記未来のある期間における各商品の予測販売数を算出することと、
    算出された各商品の前記予測販売数に、前記第2の記憶部に記憶された各商品の前記材料の使用量を乗じることによって、前記未来のある期間における各商品の材料の必要量を算出することと、
    を実行するように構成されている、管理システム。
  2. 前記複数の商品は、飲食店で提供される飲食物であり、
    前記複数の商品は、食べ放題メニューに含まれる1つ以上の食べ放題商品を含んでおり、
    前記第1の記憶部は、前記販売単価として、実際の販売単価を示す第1の単価と、仮想の販売単価を示す第2の単価と、を含んでおり、
    前記第1の単価は、前記食べ放題商品の販売単価として、ゼロを含んでおり、
    前記第2の単価は、前記食べ放題商品の販売単価として、ゼロよりも大きい値を含んでおり、
    前記コントローラが、前記販売単価として前記第2の単価を使用することによって、前記未来のある期間における、前記食べ放題商品の材料を含む各材料の必要量を算出するように構成されている、請求項1に記載の管理システム。
  3. 各材料の在庫量を、在庫の荷姿に即した単位で記憶する、第4の記憶部を更に備え、
    前記コントローラが、
    前記第2の記憶部に記憶された各商品の前記材料の前記使用量に、前記第3の記憶部に記憶された所望の期間の各商品の販売数を乗じることによって、前記所望の期間における各材料の払出量を算出することと、
    前記第4の記憶部に記憶された前記所望の期間における各材料の前記在庫量から、前記所望の期間における各材料の前記払出量を減ずることによって、各材料の前記在庫量を更新することと、
    を更に実行するように構成されている、請求項1又は2に記載の管理システム。
  4. 前記複数の商品は、複数回の提供に使用される量を予め準備することが可能な1つ以上の仕込み商品を含んでおり、
    前記コントローラが、前記仕込み商品が販売以外によって減少した場合に、前記仕込み商品の各材料の減少量を、前記第4の記憶部に記憶された各材料の在庫量から減ずることによって、前記仕込み商品の各材料の前記在庫量を更新するように構成されている、請求項3に記載の管理システム。
  5. 前記コントローラが、前記第4の記憶部に記憶された各材料の前記在庫量と、算出された前記未来のある期間における各商品の前記材料の必要量と、に基づいて、各材料の発注量を算出するように構成されている、請求項3又は4に記載の管理システム。
  6. 各材料の前記在庫の荷姿に即した単位と、各材料の仕入れ時の荷姿に即した単位と、を関連付けて記憶する、第5の記憶部を更に備え、
    前記コントローラが、各材料の前記発注量を、前記第5の記憶部に記憶された前記仕入れ時の荷姿に即した単位で算出するように構成されている、請求項5に記載の管理システム。
  7. 各材料の発注方法を示す発注区分を記憶する、第6の記憶部を更に備え、
    前記発注区分には、材料の在庫量が定点を下回ると予測される場合に材料を発注する、定点自動発注が含まれ、
    前記コントローラが、前記定点自動発注に該当する材料について、前記第4の記憶部に記憶された前記在庫量から、算出された前記未来のある期間における前記必要量を減じた値が、前記定点を下回る場合に、発注が必要と判断するように構成されている、請求項3〜6のいずれか一項に記載の管理システム。
  8. 各材料の1つ以上の仕入れ先の情報を記憶する、第7の記憶部を更に備え、
    前記コントローラが、各材料の前記発注量を、前記第7の記憶部に記憶された前記仕入れ先毎に算出するように構成されている、請求項5に記載の管理システム。
  9. 未来の所定の期間毎に、前記総売上の平均値を調整するための第1の調整値を記憶する、第8の記憶部を更に備え、
    前記コントローラが、前記未来のある期間について、対応する過去の期間の前記総売上の平均値に、前記第8の記憶部に記憶された前記未来のある期間の前記第1の調整値と、対応する過去の期間の各商品の前記売上比率と、を乗じることによって、各商品の前記予測売上を算出するように構成されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の管理システム。
  10. 各商品について、前記所定の期間における最低販売可能量を記憶する、第9の記憶部を更に備え、
    前記コントローラが、算出された前記未来のある期間における各商品の前記予測販売数が、前記第9の記憶部に記憶された前記最低販売可能量を下回る場合に、前記予測販売数を前記最低販売可能量に置き換えるように構成されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の管理システム。
  11. 前記所望の期間における前記払出量のデータが1つも存在しない場合に、前記コントローラが、
    前記払出量のデータが1つも存在しない前記所望の期間について、対応する過去の期間の前記総売上の平均値に、対応する過去の期間の各商品の前記売上比率を乗じることによって、各商品の代替売上を算出することと、
    各商品の前記代替売上を、前記第1の記憶部に記憶された各商品の前記販売単価で除することによって、各商品の代替販売数を算出することと、
    前記第2の記憶部に記憶された各商品の前記材料の前記使用量に、各商品の前記代替販売数を乗じることによって、各材料の代替払出量を算出することと、
    前記第4の記憶部に記憶された各材料の前記在庫量から、各材料の前記代替払出量を減ずることによって、各材料の前記在庫量を更新することと、
    を更に実行するように構成されている、請求項3に記載の管理システム。
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