JP2005242839A - 店舗管理システム、店舗管理方法及び店舗管理プログラム - Google Patents

店舗管理システム、店舗管理方法及び店舗管理プログラム Download PDF

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菜実 片小田
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謙一郎 桜井
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Abstract

【課題】 過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測が可能な店舗管理システム、店舗管理方法及び店舗管理プログラムを提供する。
【解決手段】 店舗管理システムは、店舗管理に情報処理を行うものであって、過去の客数の実績値を記憶するDBサーバ120内の管理DB122と、この管理DB122に記憶された過去の複数の期間のそれぞれにおける客数の実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値を導出する管理サーバ110とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、店舗に関する情報を管理する店舗管理システム、店舗管理システムにおける店舗管理方法、及び、店舗管理システムにおいて実行される店舗管理プログラムに関する。
従来、店舗における適切な人員の配置や将来の販売予測を可能とするために客数を予測する様々な店舗管理システムが提案されている(例えば、特許文献1及び3参照)。このような店舗管理システムは、一般に、過去の客数の実績値をデータベース等の記憶装置に記憶しておく。そして、店舗管理システムは、例えば過去1ヶ月間等の所定の期間における客数の実績値を抽出し、これら抽出した客数の実績値の平均値等に基づいて客数を予測する。
特開2002−24350号公報 特開2003−271794号公報
しかしながら、前述した従来の店舗管理システムは、単一の期間における客数の実績値のみに基づいて客数の予測を行っているため、例えば、客数の短期的変動あるいは長期的変動のいずれか一方のみを捉えて客数を予測することになる。従って、従来の店舗管理システムは、必ずしも過去の客数の変動を適切に捉えて客数を予測しているものではなかった。このため、過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測が可能な店舗管理システムが要求されているところである。
本発明は従来の問題を解決するためになされたもので、過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測が可能な店舗管理システム、店舗管理方法及び店舗管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の店舗管理システムは、店舗管理に情報処理を行うものであって、過去の客数の実績値を記憶する客数実績値記憶手段と、前記客数実績値記憶手段に記憶された過去の複数の期間のそれぞれにおける客数の実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値を導出する客数予測値導出手段とを有する構成である。
この構成により、過去の複数の期間のそれぞれにおける客数の実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値が導出されるため、例えば客数の短期的変動と長期的変動の双方を捉えた客数予測ができ、過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測が可能となる。
また、本発明の店舗管理システムは、前記客数予測値導出手段が、前記客数実績値記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日における客数の実績値に対して、前記客数実績値記憶手段に記憶された前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日における客数の実績値と前記客数実績値記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日に対応する日における客数の実績値との差分に基づいた所定の補正を行うことにより、前記予測対象日における客数の予測値を導出する構成とすることができる。
この構成により、予測対象日の前日から過去の所定期間における客数の実績値に応じた
客数の短期的変動と、過去の年における予測対象日に対応する第1の日の前日から過去の所定期間における客数の実績値に応じた客数の長期的変動との双方を捉えた適切な客数予測が可能となる。
また、本発明の店舗管理システムは、過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日が、過去の年における前記予測対象日に応当する日に最も近い前記予測対象日と同一曜日の日である構成とすることができる。
一般に、客数は年間における同一の時期では同様の傾向を示す。また、客数は同一の曜日では同様の傾向を示す。従って、過去の年における予測対象日に対応する第1の日が、過去の年における予測対象日に応当する日に最も近い予測対象日と同一曜日の日であることにより、年間における客数の変動及び曜日毎の客数の変動を適切に捉えた客数予測が可能となる。
また、本発明の店舗管理システムは、客単価を記憶する客単価記憶手段と、客数に応じた労働者1人当たりの生産性を表す生産性金額を記憶する生産性金額記憶手段と、前記客数予測値導出手段により導出された前記予測対象日における客数の予測値に前記客単価記憶手段に記憶された前記客単価を乗じて得られる前記予測対象日における売上額の予測値を、前記生産性金額記憶手段に記憶された前記予測対象日における客数の予測値に応じた前記生産性金額で除して、前記予測対象日における総労働時間の予測値を導出する総労働時間予測値導出手段とを有する構成とすることができる。
この構成により、適切な客数の予測値に基づく適切な総労働時間の予測が可能となる。
また、前記生産性金額記憶手段は、店舗に係る職種を示す職種データごとに前記生産性金額を記憶しており、前記総労働時間予測値導出手段は、職種ごとに前記予測対象日における総労働時間の予測値を導出するように構成してもよい。
この構成により、店舗に係る職種ごとにきめ細かく総労働時間の予測値を導出することができる。
また、本発明の店舗管理システムは、過去における商品販売数の実績値を記憶する販売数実績値記憶手段と、前記販売数実績値記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における商品販売数の実績値を前記客数実績値記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における客数の実績値で除した値に、前記客数予測値導出手段により導出された前記予測対象日における客数の予測値を乗じて、前記予測対象日における商品販売数の予測値を導出する商品販売数予測値導出手段とを有する構成とすることができる。
この構成により、適切な客数の予測値に基づく適切な商品販売数の予測が可能となる。
また、本発明の店舗管理システムは、前記予測対象日に対応する第2の日が、前記予測対象日と同一曜日の日である構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理システムは、商品における仕込が必要な物の仕込量を記憶する仕込量記憶手段と、前記商品販売数予測値導出手段により導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に前記仕込量記憶手段に記憶された前記仕込量を乗じて前記予測対象日における仕込が必要な物の使用量の予測値を導出する仕込量予測値導出手段とを有する構成とすることができる。
この構成により、適切な客数の予測値に基づく適切な仕込量の予測が可能となる。
また、本発明の店舗管理システムは、商品における材料の必要量を記憶する材料必要量記憶手段と、前記商品販売数予測値導出手段により導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に前記材料必要量記憶手段に記憶された前記材料の必要量を乗じて前記予測対象日における材料の使用量の予測値を導出する材料使用量予測値導出手段とを有する構成とすることができる。
この構成により、適切な客数の予測値に基づく適切な材料使用量の予測が可能となる。
また、本発明の店舗管理システムは、材料の発注時における前記材料の在庫量を導出する発注時在庫量導出手段と、前記発注時在庫量導出手段により導出された前記材料の発注時における前記材料の在庫量から、前記材料使用量予測値導出手段により導出された前記材料の発注時から次回の前記材料の発注に対応する材料の納品時までの間の前記材料の使用量の予測値を減じ、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出する次回納品時在庫量暫定値導出手段と、前記次回納品時在庫量暫定値導出手段により導出された前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値が予め定められた必要な材料の在庫量以上となるように前記材料の発注時における前記材料の発注量を導出する発注量導出手段とを有する構成とすることができる。
この構成により、適切な客数の予測値に基づく適切な材料発注量の予測が可能となる。更に、この構成により、次回の発注に対応する納品時の直前における材料の在庫量までも考慮して、今回の発注における材料の発注量を導出することが可能となり、次回の発注に対応する納品時までの間に材料が不足してしまうことを防止することができる。
また、本発明の店舗管理システムは、前記次回納品時在庫量暫定値導出手段が、更に前記材料の発注時から前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時までの間における前記材料の他の納品時における仕入量の予定値を加算して、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出する構成とすることができる。
この構成により、今回の発注時から次回の発注に対応する納品時までの他の納品時における仕入量の予定値を考慮したより適切な発注量の導出が可能となる。
また、本発明の店舗管理方法は、店舗管理に情報処理を行う店舗管理システムにおけるものであって、予め記憶手段に記憶された過去の客数の実績値を参照し、過去の複数の期間のそれぞれにおける客数の実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値を導出する客数予測値導出ステップを有する構成となる。
また、本発明の店舗管理方法は、前記客数予測値導出ステップが、前記記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日における客数の実績値に対して、前記記憶手段に記憶された前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日における客数の実績値と前記記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日に対応する日における客数の実績値との差分に基づいた所定の補正を行うことにより、前記予測対象日における客数の予測値を導出する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理方法は、前記客数予測値導出ステップが、過去の年における前記予測対象日に応当する日に最も近い前記予測対象日と同一曜日の日を、過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日として特定する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理方法は、前記客数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における客数の予測値に予め記憶手段に記憶された客単価を乗じて得られる前記予測対象日における売上額の予測値を、予め記憶手段に記憶された前記予測対象日における客数の予測値に応じた労働者1人当たりの生産性を表す生産性金額で除して、前記予測対象日における総労働時間の予測値を導出する総労働時間予測値導出ステップを有する構成とすることができる。
また、前記生産性金額は、店舗に係る職種を示す職種データごとに前記記憶手段に記憶されており、前記総労働時間予測値導出ステップでは、職種ごとに前記予測対象日における総労働時間の予測値が導出される構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理方法は、予め記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における商品販売数の実績値を予め記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における客数の実績値で除した値に、前記客数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における客数の予測値を乗じて、前記予測対象日における商品販売数の予測値を導出する商品販売数予測値導出ステップを有する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理方法は、前記商品販売数予測値導出ステップが、前記予測対象日と同一曜日の日を、前記予測対象日に対応する第2の日として特定する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理方法は、前記商品販売数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に予め記憶手段に記憶された商品における仕込が必要な物の仕込量を乗じて前記予測対象日における仕込が必要な物の使用量の予測値を導出する仕込量予測値導出ステップを有する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理方法は、前記商品販売数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に予め記憶手段に記憶された商品における材料の必要量を乗じて前記予測対象日における材料の使用量の予測値を導出する材料使用量予測値導出ステップを有する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理方法は、材料の発注時における前記材料の在庫量を導出する発注時在庫量導出ステップと、前記発注時在庫量導出ステップにより導出された前記材料の発注時における前記材料の在庫量から、前記材料使用量予測値導出ステップにより導出された前記材料の発注時から次回の前記材料の発注に対応する材料の納品時までの間の前記材料の使用量の予測値を減じ、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出する次回納品時在庫量暫定値導出ステップと、前記次回納品時在庫量暫定値導出ステップにより導出された前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値が予め定められた必要な材料の在庫量以上となるように前記材料の発注時における前記材料の発注量を導出する発注量導出ステップとを有する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理方法は、前記納品時在庫量暫定値導出ステップが、更に前記材料の発注時から前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時までの間における前記材料の他の納品時における仕入量の予定値を加算して、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、店舗管理に情報処理を行う店舗管理システムに
おいて実行されるものであって、予め記憶手段に記憶された過去の客数の実績値を参照し、過去の複数の期間のそれぞれにおける客数の実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値を導出する客数予測値導出ステップを前記店舗管理システムに実行させる構成となる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、前記客数予測値導出ステップが、前記記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日における客数の実績値に対して、前記記憶手段に記憶された前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日における客数の実績値と前記記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日に対応する日における客数の実績値との差分に基づいた所定の補正を行うことにより、前記予測対象日における客数の予測値を導出する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、前記客数予測値導出ステップが、過去の年における前記予測対象日に応当する日に最も近い前記予測対象日と同一曜日の日を、過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日として特定する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、前記客数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における客数の予測値に予め記憶手段に記憶された客単価を乗じて得られる前記予測対象日における売上額の予測値を、予め記憶手段に記憶された前記予測対象日における客数の予測値に応じた労働者1人当たりの生産性を表す生産性金額で除して、前記予測対象日における総労働時間の予測値を導出する総労働時間予測値導出ステップを前記店舗管理システムに実行させる構成とすることができる。
また、前記生産性金額は、店舗に係る職種を示す職種データごとに前記記憶手段に記憶されており、前記総労働時間予測値導出ステップでは、職種ごとに前記予測対象日における総労働時間の予測値が導出される構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、予め記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における商品販売数の実績値を予め記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における客数の実績値で除した値に、前記客数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における客数の予測値を乗じて、前記予測対象日における商品販売数の予測値を導出する商品販売数予測値導出ステップを前記店舗管理システムに実行させる構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、前記商品販売数予測値導出ステップが、前記予測対象日と同一曜日の日を、前記予測対象日に対応する第2の日として特定する構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、前記商品販売数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に予め記憶手段に記憶された商品における仕込が必要な物の仕込量を乗じて前記予測対象日における仕込が必要な物の使用量の予測値を導出する仕込量予測値導出ステップを前記店舗管理システムに実行させる構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、前記商品販売数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に予め記憶手段に記憶された商品における材料の必要量を乗じて前記予測対象日における材料の使用量の予測値を導出する材料使用量予測値導出ステップを前記店舗管理プログラムに実行させる構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、材料の発注時における前記材料の在庫量を導出する発注時在庫量導出ステップと、前記発注時在庫量導出ステップにより導出された前記材料の発注時における前記材料の在庫量から、前記材料使用量予測値導出ステップにより導出された前記材料の発注時から次回の前記材料の発注に対応する材料の納品時までの間の前記材料の使用量の予測値を減じ、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出する次回納品時在庫量暫定値導出ステップと、前記次回納品時在庫量暫定値導出ステップにより導出された前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値が予め定められた必要な材料の在庫量以上となるように前記材料の発注時における前記材料の発注量を導出する発注量導出ステップとを前記販売管理システムに実行させる構成とすることができる。
また、本発明の店舗管理プログラムは、前記次回納品時在庫量暫定値導出ステップが、更に前記材料の発注時から前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時までの間における前記材料の他の納品時における仕入量の予定値を加算して、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出する構成とすることができる。
本発明は、過去の複数の期間のそれぞれにおける客数の実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値を導出するため、過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測が可能となる。
以下、本発明の実施の形態の店舗管理システムについて、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態における店舗管理システムのブロック図を図1に示す。図1において、店舗管理システムは、店舗管理に関する様々な処理を行うものであり、データセンタ100内に配置される管理サーバ110、管理データベース(DB)122を有するDBサーバ120、通信サーバ130及びウェブサーバ140−1乃至140−Nと、店舗200に配置されるPOS(Point Of Sales)レジスタ210、PDA(情報携帯端末)220、端末230無線装置240及び通信装置250と、本部310に配置される端末310と、データセンタ100、店舗200及び本部300相互間を接続する通信ネットワークとしてのインターネット400とを有する。
以上のように構成された店舗管理システムについて、その動作を説明する。
まず、客数予測についての実施例(第1実施例)を説明する。第1実施例の管理サーバ110の動作のフローチャートを図2に示す。まず、データセンタ100内の管理サーバ110は、DBサーバ120の管理DB122に記憶された過去の客数実績値を参照し、予測対象日の前日から過去4週間分の各日における客数実績値(第1の客数実績値)を導出する(S101)。このS101の動作は、例えば店舗200の予測対象日の開店前において、自動的に、あるいは、操作者が店舗200内の端末230や本部300内の端末310を用いて行った操作指示を行うことにより実行される。
管理DB122に記憶される過去の客数実績値のテーブル(客数実績値テーブル)の一例を図3に示す。図3に示す客数実績値テーブルは、過去の各日における開店から閉店までの30分毎の各時間帯における客数実績値とこれら各時間帯における客数実績値が合計された各日における客数実績値とにより構成される。データセンタ100内のDBサーバ120は、例えば、店舗200内のPOSレジスタ210による会計処理の情報を、通信
装置250、インターネット400及び通信サーバ130を介して受信し、あるいは、やPDA220による注文処理の情報を、無線装置240、通信装置250、インターネット400及び通信サーバ130を介して受信し、これら受信した情報に基づいて客数実績値を導出して客数実績値テーブルに登録する。管理サーバ110は、このようにして客数実績値が登録された客数実績値テーブルを参照し、予測対象日の前日から過去4週間分の各日における第1の客数実績値を導出する。
再び図2に戻って説明する。次に管理サーバ110は、DBサーバ120の管理DB122に記憶された過去の客数実績値を参照し、過去2年の各年において予測対象日に対応する日における客数実績値(第2の客数実績値)を導出する(S102)。具体的には、管理サーバ110は、過去2年の各年において予測対象日に応当する日(予測対象日と同一の月日)を特定し、更に、この予測対象日に応当する日に最も近い予測対象日と同一曜日の日を予測対象日に対応する日として特定する。このように過去の年において予測対象日に対応する日が特定されることにより、年間における客数の変動及び曜日毎の客数の変動を適切に捉えた客数予測が可能となる。更に管理サーバ110は、S102において導出した過去2年の各年において予測対象日に対応する日における第2の客数実績値の平均値を算出する(S103)。
次に管理サーバ110は、過去2年の各年において予測対象日に対応する日の前日から過去4週間分の各日における客数実績値(第3の客数実績値)を導出する(S104)。次に管理サーバ110は、導出した過去2年の各年において予測対象日に対応する日の前日から過去4週間分の各日における第3の客数実績値について、対応する日における第3の客数実績値の平均値を算出する(S105)。これにより、4週間分すなわち28日分の第3の客数実績値の平均値が算出される。
次に管理サーバ110は、対応する日における第1の客数実績値と第3の客数実績値の平均値との差分を算出し、更に差分率を算出する(S106)。これにより、4週間分すなわち28日分の差分率が算出される。ここで差分とは、第3の客数実績値の平均値から第1の客数実績値を差し引いた値を示し、差分率とは、第3の客数実績値を基準とした差分の割合を示す。
次に管理サーバ110は、S106において算出した28日分の差分率の平均値を算出する(S107)。更に管理サーバ110は、S103において算出した第2の客数実績値の平均値をS107において算出した差分率の平均値で補正し、予測対象日における客数予測値として算出する(S108)。具体的には、管理サーバ110は、1に差分率の平均値を加えた値を第2の客数実績値の平均値に乗じて予測対象日における客数予測値を算出する。
更に管理サーバ110は、予測対象日の前日から過去4週間分の時間帯毎の客数実績値の累計を算出し、この時間帯毎の客数実績値の累計に応じて、S108において算出した予測対象日における客数予測値を時間帯毎に按分することにより、予測対象日の各時間帯(予測対象時間帯)における客数予測値を算出する(S109)。管理サーバ110が算出した予測対象時間帯における客数実績値は、管理DB122に記憶されるとともに、店舗200内の端末230のディスプレイや本部300内の端末310のディスプレイに表示される。なお、例えば、店舗200の店長や本部300の社員等の所定の権限を与えられた者は、端末230や端末310を操作して、管理DB122内の予測対象時間帯における客数予測値を変更することができるようになっている。
例えば、予測対象日が2003年3月4日(火曜日)である場合を例に、図2の動作を説明する。管理サーバ110は、S101において、図3に一例を示す客数実績値テーブ
ルを参照し、予測対象日の前日である2003年3月3日(月曜日)から過去4週間分の各日における第1の客数実績値を導出する。次に管理サーバ110は、S102において、前年の2002年については予測対象日の応当日である3月4日に最も近い火曜日である3月5日を予測対象日に対応する日として特定し、図3に一例を示す客数実績値テーブルを参照し、この2002年3月5日(火曜日)における客数実績値407人を導出する。同様に、管理サーバ110は、前々年の2001年については予測対象日の応当日である3月4日に最も近い火曜日である3月6日を予測対象日に対応する日として特定し、図3に一例を示す客数実績値テーブルを参照し、この2001年3月6日(火曜日)における客数実績値503人を導出する。更に管理サーバ110は、S103において、S102で導出した2002年3月5日(火曜日)における客数実績値407人と2001年3月6日(火曜日)における客数実績値503人との平均値455人を算出する。
次に管理サーバ110は、S104において、図3に一例を示す客数実績値テーブルを参照し、2002年3月5日(火曜日)の前日である3月4日から過去4週間分の各日における第3の客数実績値と2001年3月6日(火曜日)の前日である3月5日から過去4週間分の各日における第3の客数実績値を導出する。更に管理サーバ110は、S105において、予測対象日の前日である2003年3月3日(月曜日)に対応する日である2002年3月4日(月曜日)における第3の客数実績値364人と2001年3月5日(月曜日)における第3の客数実績値384人との平均値374人を算出する。また、管理サーバ110は、予測対象日の前々日である2003年3月2日(日曜日)に対応する日である2002年3月3日(日曜日)における第3の客数実績値452人と2001年3月4日(日曜日)における第3の客数実績値458人との平均値455人を算出する。管理サーバ110は、同様にして4週間分すなわち28日分の第3の客数実績値の平均値を算出する。
次に管理サーバ110は、S106において、予測対象日の前日の2003年3月3日(月曜日)における第1の客数実績値320人と、この予測対象日の前日に対応する日である2002年3月4日(月曜日)における第3の客数実績値364人と2001年3月5日(月曜日)における第3の客数実績値384人との平均値374人との差分−54人を算出し、平均値374人を基準とした差分−54人の割合(差分率)−54/374=−0.16875を算出する。また、管理サーバ110は、予測対象日の前々日の2003年3月2日(日曜日)における第1の客数実績値412人と、この予測対象日の前々日に対応する日である2002年3月3日(日曜日)における第3の客数実績値452人と2001年3月4日(日曜日)における第3の客数実績値458人との平均値455人との差分−23人を算出し、平均値455人を基準とした差分−23人の割合(差分率)−23/455=−0.05324を算出する。更に管理サーバ110は、同様にして4週間分すなわち28日分の差分率を算出する。
次に管理サーバ110は、S107において、28日分の差分率の平均値を算出し、S108において、1にS107で算出した差分率の平均値(例えば−0.07486)を加えた値1−0.07486にS103において算出した第2の客数実績値の平均値455人を乗じた値455×(1−0.07486)=421人を予測対象日が2003年3月4日(火曜日)における客数予測値となる。
更に管理サーバ110は、S109において、予測対象日の前日から過去4週間分の時間帯毎の客数実績値の累計を算出し、この時間帯毎の客数実績値の累計に応じて、S108において算出した予測対象日における客数予測値421人を時間帯毎に按分する。過去4週間分の時間帯毎の客数実績値の累計と時間帯毎の客数予測値との対応関係の一例を図4示す。なお、客数予測値は小数点以下の値が含まれていても良く、整数値であっても良い。
このように、第1実施例では、管理サーバ110は、管理DB122に記憶された過去の客数実績値を参照し、予測対象日の前日から過去4週間分の各日における客数実績値、及び、過去2年の各年における予測対象日の前日から過去4週間分の各日に対応する日における客数実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値を導出している。このため、客数の短期的変動と長期的変動の双方を捉えた客数予測ができ、過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測が可能となる。
なお、上記第1実施例では、予測対象日の前日から過去4週間分の客数実績値および過去2年分の各年における予測対象日に対応する日における客数実績値を使用し、客数予測を行った。しかし、この4週間あるいは2年といった期間については、運用例を示したものであり、本発明の構成を限定するものでない。すなわち、4週間に代えて、4週間未満の期間、例えば、3日間、1週間、2週間等の期間を使用してもよい。また、過去2年に代えて、1年、あるいは、3年以上の期間を使用しても構わない。このような、実績値を参照する期間に関しては、コンピュータのリソース、予測精度、処理時間等を勘案し、決定すればよい。また、このような期間をシステムパラメータとして定義しておき、運用段階で変更できるようにしてもよい。このように、期間に関して運用例であることは、第2実施例以下の実施例においても同様である。
次に総労働時間予測についての実施例(第2実施例)を説明する。第2実施例の管理サーバ110の動作のフローチャートを図5に示す。まず、データセンタ100内の管理サーバ110は、DBサーバ120の管理DB122に記憶された予測対象時間帯における客単価と第1実施例において算出した予測対象時間帯における客数予測値とを導出する(S201)。このS201の動作は、例えば店舗200の予測対象日の開店前において、自動的に、あるいは、操作者が店舗200内の端末230や本部300内の端末310を用いて操作指示を行うことにより実行される。管理DB122に記憶される客単価のテーブル(客単価テーブル)の一例を図6に示す。図6に示す客単価テーブルは、店舗の業態毎、店舗のタイプ(店舗で提供される商品(メニュー)の種別や店舗の形態に関する情報)毎、曜日毎、及び、時間帯毎に設定された客単価により構成される。
次に管理サーバ110は、予測対象時間帯における売上予測値を算出する(S202)。具体的には、管理サーバ110は、S201において導出した客単価に、同じくS201において導出した予測対象時間帯における客数予測値を乗じて予測対象時間帯における売上予測値を算出する。
次に管理サーバ110は、DBサーバ120の管理DB122に記憶された生産性金額(労働者1人当たりの売上として妥当な金額)を参照し、S201において導出した予測対象時間帯における客数予測値に応じた生産性金額を導出する(S203)。管理DB122に記憶される生産性金額のテーブル(生産性金額テーブル)の一例を図7に示す。図7に示す生産性金額テーブルは、店舗の業態毎、店舗のタイプ毎、曜日毎、時間帯毎、客数毎、及び、職種毎に設定された生産性金額により構成される。
次に管理サーバ110は、S202において算出した予測対象時間帯における売上予測値をS203において導出した生産性金額で除することにより、予測対象時間帯における総労働時間を算出する(S204)。管理サーバ110が算出した予測対象時間帯における総労働時間予測値は、管理DB122に記憶されるとともに、店舗200内の端末230のディスプレイや本部300内の端末310のディスプレイに表示される。
例えば、予測対象日が2003年3月4日(火曜日)であり、予測対象時間帯が12時〜12時30分と12時30分〜13時とである場合を例に、図5の動作を説明する。な
お、以下においては店舗200の業態がレストラン、店舗タイプが和食コ型であり職種がフロアの総労働時間予測値が算出されるものとする。
管理サーバ110は、S201において、図6に一例を示す客単価テーブルを参照し、予測対象時間帯である火曜日の12時〜12時30分と12時30分〜13時とに対応する客単価880円を導出する。更に、管理サーバ110は、図4に一例を示す管理DB122内の客数予測値から予測対象時間帯における客数予測値(12時〜12時30分における客数予測値32人及び12時30分〜13時における客数予測値29人)を導出する。
次に管理サーバ110は、S202において、第1実施例にて図4に示すように算出された12時〜12時30分における客数予測値32人に客単価880円を乗じて12時〜12時30分における売上予測値28,160円を算出するとともに、第1実施例にて図4に示すように算出された12時30分〜13時における客数予測値29人に客単価880円を乗じて12時30分〜13時における売上予測値25,520円を算出する。
更に管理サーバ110は、S203において、図7に一例を示す生産性金額テーブルを参照し、例えば、職種フロアに対して、12時〜12時30分における客数予測値32人に対応する生産性金額5,300円/時を導出するとともに、12時30分〜13時における客数予測値29人に対応する生産性金額5,000円/時を導出する。
次に管理サーバ110は、12時〜12時30分における売上予測額28,160円を職種フロアに対する生産性金額5,300円/時で除して12時〜12時30分における職種フロアの総労働時間予測値5.313時間(319分)を算出する。また、管理サーバ110は、12時30分〜13時における売上予測額25,520円を職種フロアに対する生産性金額5,000円/時で除して12時30分〜13時における総労働時間予測値5.104時間(306分)を算出する。他の職種、例えば、キッチン職、あるいは、マネージャ職に関しても同様に総労働時間を算出すればよい。
このように、第2実施例では、管理サーバ110は、第1実施例において過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測により算出した客数予測値を用いて、予測対象時間帯における総労働時間予測値を算出している。従って、適切な総労働時間予測値の算出が可能となる。一般に、店舗を有する業界、例えば、レストラン等においては、職種ごとの生産性には経験則があり、そのような生産性をユーザに設定させることは容易である。本管理サーバ110は、そのようなユーザの経験則である職種ごとの生産性データを保持することで、第1実施例で示した客数予測値に基づき、売上予測値を算出し、さらには、上記生産性を使用して、的確な総労働時間を予測し、適性な人員を手配することを支援する。
次にメニューの販売数予測についての実施例(第3実施例)を説明する。第3実施例の管理サーバ110の動作のフローチャートを図8に示す。まず、データセンタ100内の管理サーバ110は、DBサーバ120の管理DB122に記憶された客数実績値と各商品(メニュー)の販売数の実績値を参照し、予測対象日の前日から過去4週間の予測対象日と同一曜日の日の予測対象時間帯における客数実績値と販売数実績値とを導出する(S301)。このS301の動作は、例えば店舗200の予測対象日の開店前において、自動的に、あるいは、操作者が店舗200内の端末230や本部300内の端末310を用いて操作指示を行うことにより実行される。
管理DB122に記憶される販売数実績値のテーブル(販売数実績値テーブル)の一例を図9に示す。図9に示す販売数実績値テーブルは、過去の各日における開店から閉店までの30分毎の各時間帯における各メニュー毎の販売数実績値とこれら各時間帯における
各メニュー毎の販売数実績値の合計により得られた各日における販売数実績値とにより構成される。データセンタ100内のDBサーバ120は、例えば、店舗200内のPOSレジスタ210による会計処理の情報やPDA220による注文処理の情報を受信し、これら受信した情報に基づいて販売数実績値を導出して販売数実績値テーブルに登録する。管理サーバ110は、このようにして販売数実績値が登録された販売数実績値テーブルを参照し、予測対象日の前日から過去4週間の予測対象日と同一曜日の日の予測対象時間帯における販売数実績値を導出する。なお、管理サーバ110は、予測対象日の前日から過去4週間の予測対象日と同一曜日の日の予測対象時間帯における客数実績値については、第1実施例と同様、管理DB122に記憶される客数実績値テーブルを参照して導出する。
次に管理サーバ110は、導出した予測対象時間帯における販売数実績値を予測対象時間帯における客数実績値で除することにより、予測対象時間帯における客1人当たりのメニューの販売数である販売率を算出する(S302)。
更に管理サーバ110は、第1実施例において算出した予測対象時間帯における客数予測値にS302において算出した予測対象時間帯における販売率を乗じて、予測対象時間帯におけるメニューの販売数予測値を算出する(S303)。管理サーバ110が算出した予測対象時間帯における販売数予測値は、管理DB122に記憶されるとともに、店舗200内の端末230のディスプレイや本部300内の端末310のディスプレイに表示される。
例えば、予測対象日が2003年3月4日(火曜日)であり、予測対象時間帯が12時〜12時30分と12時30分〜13時とである場合を例に、図8の動作を説明する。なお、以下においてはクリームプリンの販売数予測値が算出されるものとする。
管理サーバ110は、まずS301において、図3に一例を示す客数実績値テーブルを参照し、予測対象日の前日から過去4週間の予測対象日と同一曜日の日である2003年2月24日(火曜日)、2月17日(火曜日)、2月10日(火曜日)及び2月3日(火曜日)の予測対象時間帯12時〜12時30分と12時30分〜13時における客数実績値を導出する。更に、管理サーバ110は、図9に一例を示す販売数実績値テーブルを参照し、2003年2月24日(火曜日)、2月17日(火曜日)、2月10日(火曜日)及び2月3日(火曜日)の予測対象時間帯12時〜12時30分と12時30分〜13時におけるクリームプリンの販売数実績値を導出する。導出される客数実績値及びクリームプリンの販売数実績値の一例を図10に示す。
次に管理サーバ110は、S302において、予測対象時間帯12時〜12時30分におけるクリームプリンの販売数実績値の合計値(図10に示す14個)をその予測対象時間帯における客数実績値の合計値(図10に示す78人)で除することにより、予測対象時間帯12時〜12時30分におけるクリームプリンの販売率14/78=0.179を算出する。同様に、管理サーバ110は、予測対象時間帯12時30分〜13時におけるクリームプリンの販売数実績値の合計値(図10に示す11個)をその予測対象時間帯における客数実績値の合計値(図10に示す68人)で除することにより、予測対象時間帯12時30分〜13時におけるクリームプリンの販売率11/68=0.162を算出する。
更に管理サーバ110は、S303において、第1実施例にて図4に示すように算出された予測対象時間帯12時〜12時30分における客数予測値32人にその予測対象時間帯における販売率0.179を乗じて、予測対象時間帯12時〜12時30分におけるクリームプリンの販売数予測値32×0.179=5.728食(四捨五入により6食)を
算出する。同様に、管理サーバ110は、第1実施例にて図4に示すように算出された予測対象時間帯12時30分〜13時における客数予測値29人にその予測対象時間帯における販売率0.162を乗じて、予測対象時間帯12時30分〜13時におけるクリームプリンの販売数予測値29×0.162=4.698食(四捨五入により5食)を算出する。
なお、販売率は、予測対象時間帯における客100人当たりのメニューの販売数であっても良い。この場合には、管理サーバ110は、予測対象時間帯における客数予測値に販売率を乗じ、更に100で除した値をメニューの販売数予測値として算出する。
このように、第3実施例では、管理サーバ110は、第1実施例において過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測により算出した客数予測値を用いて、予測対象時間帯における販売数予測値を算出している。従って、適切な販売数予測値の算出が可能となる。
次に食材の使用量予測についての実施例(第4実施例)を説明する。第4実施例の管理サーバ110の動作のフローチャートを図11に示す。まず、データセンタ100内の管理サーバ110は、DBサーバ120の管理DB122に記憶された各メニューに必要な食材の量(食材必要量)を参照し、予測対象の食材についてメニュー毎の必要量を導出する(S401)。このS401の動作は、例えば店舗200の予測対象日の開店前において、自動的に、あるいは、操作者が店舗200内の端末230や本部300内の端末310を用いて操作指示を行うことにより実行される。管理DB122に記憶される食材必要量のテーブル(食材必要量テーブル)の一例を図12に示す。図12に示す食材必要量テーブルは、各メニューと、これら各メニュー1食分に用いられる食材の必要量とにより構成される。なお、この必要量は、各メニューに必要な各食材の量を示す理論値(理論必要量)である。
次に管理サーバ110は、予測対象の食材が用いられるメニューの販売数予測値を算出する(S402)。具体的な算出の手順は、前述の第3実施例と同様である。更に管理サーバ110は、予測対象の食材の予測対象時間帯における使用量の予測値を算出する(S403)。具体的には、管理サーバ110は、予測対象の食材が用いられる各メニュー毎に、S401において算出した予測対象の食材の必要量とS402において算出したメニューの販売数予測値とを乗算して、当該メニューにおける予測対象の食材の予測対象時間帯における使用量予測値を算出する。更に、管理サーバ110は、各メニュー毎に算出した予測対象の食材の予測対象時間帯における使用量予測値を合計することにより、予測対象の食材の予測対象時間帯における使用量予測値を算出する。
例えば、予測対象時間帯12時〜12時30分と12時30分〜13時とである場合を例に、図11の動作を説明する。なお、以下においては、生クリームの使用量予測値が算出されるものとする。
管理サーバ110は、まずS401において、図12に一例を示す食材必要量テーブルから生クリームが用いられるメニューであるクリームプリンといちごパフェを特定し、クリームプリン1食分における生クリームの必要量5gと、いちごパフェ1食分における生クリームの必要量20gを導出する。
次に管理サーバ110は、S402において、第3実施例と同様の手順により、予測対象時間帯12時〜12時30分におけるクリームプリンの販売数予測値(ここでは6食とする)といちごパフェの販売数予測値(ここでは4食とする)とを算出するとともに、予測対象時間帯12時30分〜13時におけるクリームプリンの販売数予測値(ここでは5食とする)といちごパフェの販売数予測値(ここでは6食とする)とを算出する。
更に管理サーバ110は、S403において、予測対象時間帯12時〜12時30分におけるクリームプリンの販売数予測値6食とクリームプリンにおける生クリームの必要量5gとを乗算した30gを算出するとともに、いちごパフェの販売数予測値4食といちごパフェにおける生クリームの必要量20gとを乗算した80gを算出し、これら算出した値を合計した110gを予測対象時間帯12時〜12時30分における生クリームの使用量予測値として算出する。同様に、管理サーバ110は、予測対象時間帯12時30分〜13時におけるクリームプリンの販売数予測値5食とクリームプリンにおける生クリームの必要量5gとを乗算した20gを算出するとともに、いちごパフェの販売数予測値6食といちごパフェにおける生クリームの必要量20gとを乗算した120gを算出し、これら算出した値を加算した140gを予測対象時間帯12時30分〜13時における生クリームの使用量予測値として算出する。
このように、第4実施例では、管理サーバ110は、第1実施例において過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測により算出した客数予測値から第3実施例において算出した予測対象時間帯における販売数予測値を用いて、予測対象時間帯における食材の使用量予測値を算出している。従って、適切な食材の使用量予測値の算出が可能となる。
なお、管理サーバ110は、各メニューにおいて仕込が必要となる物(例えばサラダ等)の予測対象時間帯における使用量の予測値についても、第4実施例と同様の手順により算出することができる。この場合に用いられる管理DB122内の仕込必要量テーブルの一例を図13に示す。図13に示す仕込必要量テーブルは、各メニューと、これら各メニュー1食分に用いられる仕込が必要な物の必要量とにより構成される。管理サーバ110は、この仕込必要量テーブルから予測対象の仕込が必要な物についてメニュー毎の必要量を導出する。次に管理サーバ110は、予測対象の仕込が必要な物が用いられるメニュー毎に、そのメニューの販売数予測値を算出し、更に、予測対象の仕込が必要な物の予測対象時間帯における使用量の予測値を算出する。この場合には、適切な客数の予測値に基づく適切な仕込量の予測が可能となる。
次に在庫量算出についての実施例(第5実施例)を説明する。第5実施例の管理サーバ110の動作のフローチャートを図14に示す。まず、データセンタ100内の管理サーバ110は、DBサーバ120の管理DB122に記憶された算出対象日の前日の営業終了時における予測対象の食材の在庫量を導出する(S501)。このS501の動作は、例えば店舗200の各日の営業終了後において、自動的に、あるいは、操作者が店舗200内の端末230や本部300内の端末310を用いて操作指示を行うことにより実行される。管理DB122に記憶される在庫量のテーブル(在庫量テーブル)の一例を図15に示す。図15に示す在庫量テーブルは、各食材についての各日の営業終了時における在庫量により構成される。
次に管理サーバ110は、管理DB122に記憶された各メニューに必要な食材の量(食材必要量)を参照し、算出対象の食材についてメニュー毎の必要量を導出する(S502)。S502の動作は、前述の図11におけるS401の動作と同様である。
次に管理サーバ110は、管理DB122に記憶された各メニューの販売数実績値から算出対象の食材が用いられるメニューの当日における販売数実績値を導出する(S503)。各メニューの販売数実績値は、例えば前述の図9に示す販売数実績値テーブルに登録されている。
更に管理サーバ110は、算出対象の食材の算出対象日における使用量実績値を算出する(S504)。具体的には、管理サーバ110は、算出対象の食材が用いられる各メニ
ュー毎に、S502において算出した算出対象の食材の必要量とS503において算出したメニューの算出対象日における販売数実績値とを乗算して、当該メニューにおける算出対象の食材の算出対象日における使用量実績値を算出する。更に、管理サーバ110は、各メニュー毎に算出した算出対象の食材の算出対象日における使用量実績値を加算することにより、算出対象の食材の算出対象日における使用量実績値を算出する。
次に管理サーバ110は、管理DB122に記憶された仕入量及び廃棄量から算出対象の食材の算出対象日における仕入量及び廃棄量の実績値を導出するとともに、算出対象の食材が用いられるメニューの廃棄量の実績値を導出する(S505)。
管理DB122に記憶される仕入量実績値のテーブル(仕入量実績値テーブル)の一例を図16に示す。図16に示す仕入量実績値テーブルは、算出対象日までの各日における食材の仕入量の実績値により構成されている。この食材の仕入量の実績値は、操作者が食材の納品が完了する毎に店舗200内の端末230や本部300内の端末310を用いて操作指示を行うことにより仕入量実績値テーブルに登録される。一方、管理DB122に記憶される廃棄量実績値のテーブル(廃棄量実績値テーブル)の一例を図17に示す。図17に示す廃棄量実績値テーブルは、算出対象日までの各日における食材及びメニューの廃棄量の実績値により構成されている。この食材及びメニューの廃棄量の実績値は、操作者が食材やメニューの廃棄が発生する毎に店舗200内の端末230や本部300内の端末310を用いて操作指示を行うことにより廃棄量実績値テーブルに登録される。
管理サーバ110は、図16に示す仕入量実績値テーブルを参照して、算出対象の食材の算出対象日における仕入量実績値を導出する。また、管理サーバ110は、図17に示す廃棄量テーブルを参照して、算出対象の食材自体の算出対象日における廃棄量実績値を導出する。更に、管理サーバ110は、図17に示す廃棄量テーブルと図12に示す食材必要量テーブルとを参照して、算出対象日に廃棄されたメニューの中に算出対象の食材が用いられるものがあるか否かを判定する。そして、管理サーバ110は、算出対象日に廃棄されたメニューの中に算出対象の食材が用いられるものがある場合には、そのメニューの算出対象日における廃棄量にそのメニューにおける算出対象の食材の必要量を乗算することにより、メニュー廃棄に伴う算出対象の食材の算出対象日における廃棄量実績値を算出する。更に、管理サーバ110は、図17に示す廃棄量テーブルを参照して導出した算出対象の食材自体の算出対象日における廃棄量実績値とメニュー廃棄に伴う算出対象の食材の算出対象日における廃棄量実績値とを加算して、算出対象の食材の算出対象日における廃棄量実績値を算出する。
次に管理サーバ110は、S501において導出した算出対象日の前日営業終了時における算出対象の食材の在庫量とS505において導出した算出対象の食材の算出対象日における仕入量実績値とを加算した値からS504において算出した算出対象の食材の算出対象日における使用量実績値とS505において算出した算出対象の食材の算出対象日における廃棄量実績値とを加算した値を差し引くことにより、算出対象の食材の算出対象日営業終了時における在庫量を算出する(S506)。算出された在庫量は、図15に示す在庫量テーブルに登録される。
例えば、算出対象日2003年3月4日(火曜日)の営業終了時における生クリームの在庫量が算出される場合を例に、図14の動作を説明する。
管理サーバ110は、S501において、図15に一例を示す在庫量テーブルを参照し、前日(2003年3月3日)営業終了時における生クリームの在庫量788gを導出する(S501)。次に管理サーバ110は、S502において、図12一例を示す食材必要量テーブルを参照し、生クリームが用いられるメニューであるクリームプリンといちご
パフェについてそれぞれにおける生クリームの必要量(クリームプリンについては5g、いちごパフェについては20g)を導出する。すでに述べたように、この必要量は、各メニューに必要な各食材の量を示す理論値(理論必要量)である。
次に管理サーバ110は、S503において、図9に一例を示す販売数実績値テーブルを参照し、生クリームが用いられるクリームプリン及びいちごパフェの2003年3月4日における販売数実績値(ここでは算出対象日2003年3月4日におけるクリームプリンの販売数実績値を18食、いちごパフェの販売数実績値を32食とする)を導出する。
更に管理サーバ110は、S504において、算出対象日におけるクリームプリンの販売数実績値18食とクリームプリンにおける生クリームの必要量5gとを乗算した90gを算出するとともに、いちごパフェの販売数実績値32食といちごパフェにおける生クリームの必要量20gとを乗算した640gを算出し、これら算出した値を合計した730gを算出対象日における生クリームの使用量実績値として算出する。なお、この使用量実績値は、クリームプリン、いちごパフェ等のメニューの販売数実績値に基づいて、食材必要量テーブルに設定された理論必要量から算出されるもので、食材の理論使用量と呼ぶことができる。
次に管理サーバ110は、S505において、図16に一例を示す仕入量実績値テーブルを参照し、算出対象日2003年3月4日における生クリームの仕入量実績値200gを導出する。また、管理サーバ110は、図17に一例を示す廃棄量テーブルを参照し、生クリーム自体の算出対象日における廃棄量実績値200gを導出する。更に、管理サーバ110は、図17に一例を示す廃棄量テーブルと図12に一例を示す食材必要量テーブルとを参照して、算出対象日に廃棄されたクリームプリンに生クリームが用いられることを認識し、クリームプリンの算出対象日における廃棄量実績値2食にそのクリームプリンにおける生クリームの必要量5gを乗算した10gをクリームプリンの廃棄に伴う生クリームの算出対象日における廃棄量実績値として算出する。更に、管理サーバ110は、生クリーム自体の算出対象日における廃棄量実績値200gとクリームプリンの廃棄に伴う生クリームの算出対象日における廃棄量実績値10gとを加算した210gを生クリームの算出対象日2003年3月4日における廃棄量実績値として算出する。
次に管理サーバ110は、S506において、前日(2003年3月3日)営業終了時における生クリームの在庫量788gと生クリームの算出対象日2003年3月4日における仕入量実績値600gとを加算した値1388gから生クリームの算出対象日2003年3月4日における使用量実績値730gと廃棄量実績値210gとを加算した値940gを差し引くことにより、生クリームの算出対象日2003年3月4日の営業終了時における在庫量448gを算出する。
次に発注量算出についての実施例(第6実施例)を説明する。第6実施例においては、食材の適性発注量を正確に算出し、発注業務を支援するシステムについて説明する。外部から調達する食材には、個々にリードタイムが存在し、発注後リードタイム経過後でなければその食材が納品されない。したがって、納品時点までの在庫を確保する必要がある。さらに、毎日発注がなされる訳ではないため、食材の納品後、次の納品までの期間が長くなる場合がある。例えば、リードタイム2日の食材を毎週月曜発注で運用した場合、食材の納品は毎週水曜日ということになり、月曜日に発注し、水曜日に食材が納品された後、次に食材が納品されるまでに1週間の期間が存在する。そのため、月曜日に発注する時点では、単純にリードタイム2日後の水曜日までの在庫を考慮したのでは不十分であり、さらに、1週間後の次の発注に対応する納品日までの在庫を確保する必要がある。本実施例では、このような発注日、納品部、リードタイムの関係を考慮した上で食材の発注量を適性に見積もるシステムの処理を説明する。
第6実施例の管理サーバ110の動作のフローチャートを図18に示す。まず、データセンタ100内の管理サーバ110は、例えば、発注担当者が店舗200内の端末230や本部300内の端末310を用いて食材発注に関する所定の操作指示を行うと、この操作指示に応じて、算出対象の食材の今回発注時(現時点)における在庫量を算出する(S601)。
具体的には、管理サーバ110は、図15に一例を示す管理DB122内の在庫量テーブルを参照し、算出対象の食材の算出対象日の前日の営業終了時における在庫量を導出する。また、管理サーバ110は、前述の図11と同様の動作により、算出対象日における今回発注時までの期間での算出対象の食材の使用量の予測値を算出し、これを発注日使用量として用いる。なお、管理サーバ110は、前述の図14におけるS502〜S504と同様の動作により、算出対象日における今回発注時までの期間でのメニューの販売数実績値に基づき、算出対象の食材の使用量実績値(理論使用量)を算出し、発注日使用量として用いてもよい。
更に、管理サーバ110は、図16に一例を示す管理DB122内の仕入量実績値テーブルを参照し、算出対象日における今回発注時までの期間での算出対象の食材の仕入量実績値を導出する。また、管理サーバ110は、前述の図14におけるS505と同様の動作により、算出対象日における今回発注時までの期間での算出対象の食材の廃棄量実績値を導出する。そして、管理サーバ110は、算出対象の食材の算出対象日の前日営業終了時における在庫量と算出対象日における今回発注時までの期間での算出対象の食材の仕入量実績値とを加算した値から、算出対象日における今回発注時までの期間での算出対象の食材の発注日使用量と廃棄量実績値とを加算した値を差し引くことにより、算出対象の食材の今回発注時における在庫量を算出する。
なお、S601の動作の契機となる操作指示は、例えば、算出対象の食材を指定する指示、今回発注に対応する納品の日時及び時刻を指定する指示、次回発注の日時及び時刻とその次回発注に対応する納品の日時及び時刻を指定する指示である。なお、発注から納品までの期間(リードタイム)が予め定められている場合には、今回発注に対応する納品の日時及び時刻を指定する指示、次回発注に対応する納品の日時及び時刻を指定する指示の必要はない。
次に管理サーバ110は、今回発注時からその今回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の使用量予測値を算出する(S602)。具体的には、管理サーバ110は、今回発注時からその今回発注に対応する納品時までの期間における各時間帯について図11に示す動作を繰り返し、その結果算出される算出対象の食材の各時間帯における使用量予測値を合計する。
更に管理サーバ110は、DBサーバ120の管理DB122に記憶された各食材の仕入量予定値を参照し、今回発注時からその今回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の他の納品における仕入量予定値を導出する(S603)。ここで、他の納品とは、今回発注時以降の納品のうち、今回発注に対応する納品と次回発注に対応する納品以外のものを指す。例えば、今回発注前にすでに発注済みであって、その発注日からリードタイム経過後の納品がこのような他の納品に相当する。
管理DB122に記憶される仕入量予定値のテーブル(仕入量予定値テーブル)の一例を図19に示す。図19に示す仕入量予定値テーブルは、今回発注時(現時点)以降の他の納品における仕入量予定値とその仕入の予定時刻とにより構成される。
次に管理サーバ110は、今回発注に対応する納品時から次回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の使用量予測値を算出する(S604)。具体的な動作は、S602と同様である。更に管理サーバ110は、今回発注に対応する納品時から次回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の他の納品における仕入量予定値を導出する(S605)。具体的な動作はS603と同様である。
なお、管理サーバ110は、S602とS604とを併せて今回発注時から次回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の使用量予測値を導出するとともに、S603とS605とを併せて今回発注時から次回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の他の納品における仕入量予定値を導出するようにしても良い。
次に管理サーバ110は、算出対象の食材の今回の発注における発注量を算出する(S606)。具体的には、管理サーバ110は、S601において算出した算出対象の食材の今回発注時における在庫量、S603において算出した今回発注時からその今回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の他の納品における仕入量予定値及びS605において算出した今回発注に対応する納品時から次回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の他の納品における仕入量予定値を合計した値から、S602において算出した今回発注時からその今回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の使用量予測値及びS604において算出した今回発注に対応する納品時から次回発注に対応する納品時までの期間における算出対象の食材の使用量予測値を合計した値を差し引いた値を算出する。ここで算出される値は、今回発注がなかったと仮定した場合に、次回発注に対応する納品時の直前における算出対象の食材の在庫量(在庫量暫定値)である。そして、管理サーバ110は、予め管理DB122に記憶された算出対象の食材の安全在庫量から在庫量暫定値を差し引いた値、あるいは、その値以上の所定の値を算出対象の食材の今回の発注における発注量として算出する。管理サーバ110は、この算出対象の食材の今回の発注における発注量を、仕入予定値として、その仕入の予定時刻とともに図19に示す仕入予定値テーブルに登録する。なお、算出対象の食材の安全在庫量から在庫量暫定値を差し引いた値がマイナス値である場合には、今回の発注は行われないようにすることができる。
例えば、図20に示す時系列図のように、発注、納品及び廃棄が発生する場合を例に、図18の動作を説明する。なお、以下においては、図20に示す2003年3月4日に行われる今回発注C1における算出対象の食材の発注量が算出されるものとする。
管理サーバ110は、S601において、図15に一例を示す在庫量テーブルを参照して算出対象の食材の前日(2003年3月3日)の営業終了時における在庫量を導出するとともに、3月4日における今回発注C1の時点までの期間での算出対象の食材の使用量、仕入量(納品Aに対応する仕入量)及び廃棄量(廃棄Eに対応する廃棄量)を導出する。そして、管理サーバ110は、2003年3月3日営業終了時における在庫量と納品A2に対応する仕入量実績値とを加算した値から、2003年3月4日における今回発注C1の時点までの期間での算出対象の食材の発注日使用量と廃棄Eに対応する廃棄量実績値とを加算した値を差し引くことにより、算出対象の食材の今回発注C1の時点における在庫量を算出する。
次に管理サーバ110は、S602において、2003年3月4日の今回発注C1の時点からその今回発注C1に対応する2003年3月6日の納品予定C2の時点までの期間1における算出対象の食材の各時間帯における使用量予測値を算出する。更に管理サーバ110は、S603において、期間1における算出対象の食材の他の納品予定B2における仕入量予定値を導出する。
次に管理サーバ110は、S604において、今回発注C1に対応する2003年3月6日の納品予定C2の時点から次回発注予定D1に対応する2003年3月8日の納品予定D2の時点までの期間2における算出対象の食材の各時間帯における使用量予測値を算出する。更に管理サーバ110は、S605において、期間2における算出対象の食材の他の納品予定における仕入量予定値を導出する。なお、図19では期間2における他の納品予定はない。
次に管理サーバ110は、今回発注C1の時点における算出対象の食材の在庫量、期間1における算出対象の食材の他の納品における仕入量予定値、及び、期間2における算出対象の食材の他の納品における仕入量予定値を加算した値から、期間1における算出対象の食材の使用量予定値と期間2における算出対象の食材の使用量予測値とを加算した値を差し引いた値(在庫量暫定値)を算出する。そして、管理サーバ110は、算出対象の食材の安全在庫量からその在庫量暫定値を差し引いた値、あるいは、その値以上の所定の値を算出対象の食材の今回発注C1における発注量として算出する。
このように、第5実施例では、管理サーバ110は、第1実施例において過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測により算出した客数予測値により第4実施例において算出した食材の使用量予測値を用いて発注量を算出している。従って、適切な発注量の予測が可能となる。更に、管理サーバ110は、次回の発注に対応する納品時における在庫量までも考慮して、今回の発注における発注量を導出することが可能となり、次回の発注に対応する納品時までの間に材料が不足してしまうことを防止することができる。
このように、今回の発注量を決定するに際して、次回発注に対応する納品時の在庫量を算出するのは、食材の納品にリードタイムがあり、発注後直ちに食材が入荷するとは限らないからである。以上で説明した管理サーバ110のような処理により、発注日が毎週月曜日のように固定され、納品日が毎週水曜日となるようなリードタイムがあり、今回の発注に対応する納品日から次の発注に対応する納品日までの期間がリードタイム以上に長くなるような場合でも、適性在庫を確実に確保することができる。
なお、管理サーバ110は、図2、図5、図8、図11、図14及び図18のフローチャートに示す動作を、例えば所定のサーバから通信ネットワークを介して送信されるプログラムや、内蔵するROMに記憶されたプログラム、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたプログラム等の実行により実現することができる。
また、前述の実施形態では、管理サーバ110は、図2、図5、図8、図11、図14及び図18のフローチャートに示す動作を行う場合について説明したが、DBサーバ120、店舗200内の端末230、本部300内の端末310がこれら図2等のフローチャートに示す動作を行っても良い。また、管理サーバ110、DBサーバ120、店舗200内の端末230、本部300内の端末310の全てあるいは一部が分担して図2等のフローチャートに示す動作を行っても良い。
以上のように、本発明にかかる店舗管理システム、店舗管理方法及び店舗管理プログラムは、過去の客数の変動を適切に捉えた客数予測が可能となるという効果を有し、店舗管理システム等として有用である。
店舗管理システムのブロック図である。 第1実施例における管理サーバの動作のフローチャートを示す図である。 客数実績値テーブルの一例を示す図である。 客数予測値の一例を示す図である。 第2実施例における管理サーバの動作のフローチャートを示す図である。 客単価テーブルの一例を示す図である。 生産性金額テーブルの一例を示す図である。 第3実施例における管理サーバの動作のフローチャートを示す図である。 販売数実績値テーブルの一例を示す図である。 客数実績値と販売数実績地との対応関係を示す図である。 第4実施例における管理サーバの動作のフローチャートを示す図である。 食材必要量テーブルの一例を示す図である。 仕込必要量テーブルの一例を示す図である。 第5実施例における管理サーバの動作のフローチャートを示す図である。 在庫量テーブルの一例を示す図である。 仕入量実績値テーブルの一例を示す図である。 廃棄量実績値テーブルの一例を示す図である。 第5実施例における管理サーバの動作のフローチャートを示す図である。 仕入量予定値テーブルの一例を示す図である。 発注、納品、廃棄の時系列図である。
符号の説明
100 データセンタ
110 管理サーバ
120 DBサーバ
122 管理DB
130 通信サーバ
140−1〜140−N ウェブサーバ
200 店舗
210 POSレジスタ
220 PDA
230、310 端末
240 無線装置
250 通信装置
300 本部

Claims (33)

  1. 店舗管理に情報処理を行う店舗管理システムであって、
    過去の客数の実績値を記憶する客数実績値記憶手段と、
    前記客数実績値記憶手段に記憶された過去の複数の期間のそれぞれにおける客数の実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値を導出する客数予測値導出手段とを有することを特徴とする店舗管理システム。
  2. 前記客数予測値導出手段は、前記客数実績値記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日における客数の実績値に対して、前記客数実績値記憶手段に記憶された前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日における客数の実績値と前記客数実績値記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日に対応する日における客数の実績値との差分に基づいた所定の補正を行うことにより、前記予測対象日における客数の予測値を導出することを特徴とする請求項1に記載の店舗管理システム。
  3. 過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日は、過去の年における前記予測対象日に応当する日に最も近い前記予測対象日と同一曜日の日であることを特徴とする請求項2に記載の店舗管理システム。
  4. 客単価を記憶する客単価記憶手段と、
    客数に応じた労働者1人当たりの生産性を表す生産性金額を記憶する生産性金額記憶手段と、
    前記客数予測値導出手段により導出された前記予測対象日における客数の予測値に前記客単価記憶手段に記憶された前記客単価を乗じて得られる前記予測対象日における売上額の予測値を、前記生産性金額記憶手段に記憶された前記予測対象日における客数の予測値に応じた前記生産性金額で除して、前記予測対象日における総労働時間の予測値を導出する総労働時間予測値導出手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の店舗管理システム。
  5. 前記生産性金額記憶手段は、店舗に係る職種を示す職種データごとに前記生産性金額を記憶しており、
    前記総労働時間予測値導出手段は、職種ごとに前記予測対象日における総労働時間の予測値を導出する請求項4に記載の店舗管理システム。
  6. 過去における商品販売数の実績値を記憶する販売数実績値記憶手段と、
    前記販売数実績値記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における商品販売数の実績値を前記客数実績値記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における客数の実績値で除した値に、前記客数予測値導出手段により導出された前記予測対象日における客数の予測値を乗じて、前記予測対象日における商品販売数の予測値を導出する商品販売数予測値導出手段とを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の店舗管理システム。
  7. 前記予測対象日に対応する第2の日は、前記予測対象日と同一曜日の日であることを特徴とする請求項6に記載の店舗管理システム。
  8. 商品における仕込が必要な物の仕込量を記憶する仕込量記憶手段と、
    前記商品販売数予測値導出手段により導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に前記仕込量記憶手段に記憶された前記仕込量を乗じて前記予測対象日における仕込が必要な物の使用量の予測値を導出する仕込量予測値導出手段とを有することを特徴と
    する請求項6又は7に記載の店舗管理システム。
  9. 商品における材料の必要量を記憶する材料必要量記憶手段と、
    前記商品販売数予測値導出手段により導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に前記材料必要量記憶手段に記憶された前記材料の必要量を乗じて前記予測対象日における材料の使用量の予測値を導出する材料使用量予測値導出手段とを有することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の店舗管理システム。
  10. 材料の発注時における前記材料の在庫量を導出する発注時在庫量導出手段と、
    前記発注時在庫量導出手段により導出された前記材料の発注時における前記材料の在庫量から、前記材料使用量予測値導出手段により導出された前記材料の発注時から次回の前記材料の発注に対応する材料の納品時までの間の前記材料の使用量の予測値を減じ、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出する次回納品時在庫量暫定値導出手段と、
    前記次回納品時在庫量暫定値導出手段により導出された前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値が予め定められた必要な材料の在庫量以上となるように前記材料の発注時における前記材料の発注量を導出する発注量導出手段とを有することを特徴とする請求項9に記載の店舗管理システム。
  11. 前記次回納品時在庫量暫定値導出手段は、更に前記材料の発注時から前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時までの間における前記材料の他の納品時における仕入量の予定値を加算して、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出することを特徴とする請求項10に記載の店舗管理システム。
  12. 店舗管理に情報処理を行う店舗管理システムにおける店舗管理方法であって、
    予め記憶手段に記憶された過去の客数の実績値を参照し、過去の複数の期間のそれぞれにおける客数の実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値を導出する客数予測値導出ステップを有することを特徴とする店舗管理方法。
  13. 前記客数予測値導出ステップは、前記記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日における客数の実績値に対して、前記記憶手段に記憶された前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日における客数の実績値と前記記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日に対応する日における客数の実績値との差分に基づいた所定の補正を行うことにより、前記予測対象日における客数の予測値を導出することを特徴とする請求項12に記載の店舗管理方法。
  14. 前記客数予測値導出ステップは、過去の年における前記予測対象日に応当する日に最も近い前記予測対象日と同一曜日の日を、過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日として特定することを特徴とする請求項13に記載の店舗管理方法。
  15. 前記客数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における客数の予測値に予め記憶手段に記憶された客単価を乗じて得られる前記予測対象日における売上額の予測値を、予め記憶手段に記憶された前記予測対象日における客数の予測値に応じた労働者1人当たりの生産性を表す生産性金額で除して、前記予測対象日における総労働時間の予測値を導出する総労働時間予測値導出ステップを有することを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載の店舗管理方法。
  16. 前記生産性金額は、店舗に係る職種を示す職種データごとに前記記憶手段に記憶されており、
    前記総労働時間予測値導出ステップでは、職種ごとに前記予測対象日における総労働時
    間の予測値が導出される請求項15に記載の店舗管理方法。
  17. 予め記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における商品販売数の実績値を予め記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における客数の実績値で除した値に、前記客数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における客数の予測値を乗じて、前記予測対象日における商品販売数の予測値を導出する商品販売数予測値導出ステップを有することを特徴とする請求項12乃至16のいずれかに記載の店舗管理方法。
  18. 前記商品販売数予測値導出ステップは、前記予測対象日と同一曜日の日を、前記予測対象日に対応する第2の日として特定することを特徴とする請求項17に記載の店舗管理方法。
  19. 前記商品販売数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に予め記憶手段に記憶された商品における仕込が必要な物の仕込量を乗じて前記予測対象日における仕込が必要な物の使用量の予測値を導出する仕込量予測値導出ステップを有することを特徴とする請求項17又は18に記載の店舗管理方法。
  20. 前記商品販売数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に予め記憶手段に記憶された商品における材料の必要量を乗じて前記予測対象日における材料の使用量の予測値を導出する材料使用量予測値導出ステップを有することを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の店舗管理方法。
  21. 材料の発注時における前記材料の在庫量を導出する発注時在庫量導出ステップと、
    前記発注時在庫量導出ステップにより導出された前記材料の発注時における前記材料の在庫量から、前記材料使用量予測値導出ステップにより導出された前記材料の発注時から次回の前記材料の発注に対応する材料の納品時までの間の前記材料の使用量の予測値を減じ、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出する次回納品時在庫量暫定値導出ステップと、
    前記次回納品時在庫量暫定値導出ステップにより導出された前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値が予め定められた必要な材料の在庫量以上となるように前記材料の発注時における前記材料の発注量を導出する発注量導出ステップとを有することを特徴とする請求項20に記載の店舗管理方法。
  22. 前記次回納品時在庫量暫定値導出ステップは、更に前記材料の発注時から前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時までの間における前記材料の他の納品時における仕入量の予定値を加算して、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出することを特徴とする請求項21に記載の店舗管理方法。
  23. 店舗管理に情報処理を行う店舗管理システムにおいて実行される店舗管理プログラムであって、
    予め記憶手段に記憶された過去の客数の実績値を参照し、過去の複数の期間のそれぞれにおける客数の実績値を用いて、予測対象日における客数の予測値を導出する客数予測値導出ステップを前記店舗管理システムに実行させることを特徴とする店舗管理プログラム。
  24. 前記客数予測値導出ステップは、前記記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日における客数の実績値に対して、前記記憶手段に記憶された前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日における客数の実績値と前記記憶手段に記憶された過去の年における前記予測対象日の前日から過去の所定期間の各日に対応する日に
    おける客数の実績値との差分に基づいた所定の補正を行うことにより、前記予測対象日における客数の予測値を導出することを特徴とする請求項23に記載の店舗管理プログラム。
  25. 前記客数予測値導出ステップは、過去の年における前記予測対象日に応当する日に最も近い前記予測対象日と同一曜日の日を、過去の年における前記予測対象日に対応する第1の日として特定することを特徴とする請求項24に記載の店舗管理プログラム。
  26. 前記客数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における客数の予測値に予め記憶手段に記憶された客単価を乗じて得られる前記予測対象日における売上額の予測値を、予め記憶手段に記憶された前記予測対象日における客数の予測値に応じた労働者1人当たりの生産性を表す生産性金額で除して、前記予測対象日における総労働時間の予測値を導出する総労働時間予測値導出ステップを前記店舗管理システムに実行させることを特徴とする請求項23乃至25のいずれかに記載の店舗管理プログラム。
  27. 前記生産性金額は、店舗に係る職種を示す職種データごとに前記記憶手段に記憶されており、
    前記総労働時間予測値導出ステップでは、職種ごとに前記予測対象日における総労働時間の予測値が導出される請求項26に記載の店舗管理プログラム。
  28. 予め記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における商品販売数の実績値を予め記憶手段に記憶された前記予測対象日に対応する第2の日における客数の実績値で除した値に、前記客数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における客数の予測値を乗じて、前記予測対象日における商品販売数の予測値を導出する商品販売数予測値導出ステップを前記店舗管理システムに実行させることを特徴とする請求項23乃至27のいずれかに記載の店舗管理プログラム。
  29. 前記商品販売数予測値導出ステップは、前記予測対象日と同一曜日の日を、前記予測対象日に対応する第2の日として特定することを特徴とする請求項28に記載の店舗管理プログラム。
  30. 前記商品販売数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に予め記憶手段に記憶された商品における仕込が必要な物の仕込量を乗じて前記予測対象日における仕込が必要な物の使用量の予測値を導出する仕込量予測値導出ステップを前記店舗管理システムに実行させることを特徴とする請求項28又は29に記載の店舗管理プログラム。
  31. 前記商品販売数予測値導出ステップにより導出された前記予測対象日における商品販売数の予測値に予め記憶手段に記憶された商品における材料の必要量を乗じて前記予測対象日における材料の使用量の予測値を導出する材料使用量予測値導出ステップを前記店舗管理プログラムに実行させることを特徴とする請求項28乃至30のいずれかに記載の店舗管理プログラム。
  32. 材料の発注時における前記材料の在庫量を導出する発注時在庫量導出ステップと、
    前記発注時在庫量導出ステップにより導出された前記材料の発注時における前記材料の在庫量から、前記材料使用量予測値導出ステップにより導出された前記材料の発注時から次回の前記材料の発注に対応する材料の納品時までの間の前記材料の使用量の予測値を減じ、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出する次回納品時在庫量暫定値導出ステップと、
    前記次回納品時在庫量暫定値導出ステップにより導出された前記次回の材料の発注に対
    応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値が予め定められた必要な材料の在庫量以上となるように前記材料の発注時における前記材料の発注量を導出する発注量導出ステップとを前記販売管理システムに実行させることを特徴とする請求項31に記載の店舗管理プログラム。
  33. 前記次回納品時在庫量暫定値導出ステップは、更に前記材料の発注時から前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時までの間における前記材料の他の納品時における仕入量の予定値を加算して、前記次回の材料の発注に対応する材料の納品時における前記材料の在庫量の暫定値を導出することを特徴とする請求項32に記載の店舗管理プログラム。
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