JP2019090869A - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】凝集トナーに起因する画像不良の発生を抑制することが可能な現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】現像装置4は、現像ローラー25と、現像ローラー25の表面の現像剤の層厚を規制する磁性体からなる規制ブレード29と、規制ブレード29に対向するように現像ローラー25の内部に配置される規制極27aと、規制ブレード29の現像ローラー25回転方向の上流側に配置され、規制ブレード29の先端部に規制極27aとは異なる極性の磁極を発生させる磁石51を有する磁極発生部材50と、を備える。規制ブレード29の側面29aには、断面視円弧状の内面40aを有する凹部40が設けられており、磁極発生部材50は、内面40aの半径と略同一の半径を有する円柱形状に形成されているとともに、凹部40に嵌め込まれた状態で回転可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、現像剤担持体の表面の現像剤の層厚を規制する規制部材を含む現像装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置における現像方式としては、主として粉末の現像剤が使用され、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって可視化し、その可視像(トナー像)を記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。
現像剤は、トナー及び磁性キャリアから成る二成分現像剤と、非磁性或いは磁性を帯びたトナーのみから成る一成分現像剤とに大別される。例えば、磁性一成分現像方式の現像装置は、磁性トナー(以下、単にトナーとも言う)を収容し、トナーを攪拌部材から現像ローラー(現像剤担持体)に供給する。現像ローラーはその内部に磁石(規制極等)を備え、その磁石(規制極等)によって現像ローラーの表面にトナーを担持する。現像ローラーの回転によってトナーを感光体との対向部分に搬送する。そして、現像ローラー上に担持されたトナーが感光体に供給され、感光体上の静電潜像がトナー像として顕像化される。
また、現像ローラーの回転によって感光体との対向部分に搬送されるトナー量を一定にするためにトナーの層厚を規制する磁性体からなる規制部材と、規制部材の現像ローラー回転方向の上流側に配置される磁石と、を備えた現像装置が知られている。この現像装置では、規制部材の現像ローラー回転方向の上流側に磁石を配置することによって、規制部材の先端部(現像ローラー側の端部)には規制極と異極性の磁極が誘起され、現像ローラーと規制部材との間を通過するトナーが所定の層厚に規制される。
なお、現像ローラー表面のトナーの層厚を規制する規制部材と、規制部材の現像ローラー回転方向の上流側に配置される磁石と、を備えた現像装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2003−255710号公報
しかしながら、上記規制部材の現像ローラー回転方向の上流側に磁石を配置した従来の現像装置では、磁石の周囲に凝集トナーが発生しやすく、凝集トナーに起因して筋状の画像不良が発生するという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、凝集トナーに起因する画像不良の発生を抑制することが可能な現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の局面の現像装置は、磁性を有する現像剤を収容する現像容器と、現像容器に回転可能に支持され、外周面に現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に対し所定の間隔を隔てて対向配置され、現像剤担持体の表面の現像剤の層厚を規制する磁性体からなる規制部材と、規制部材に対向するように現像剤担持体の内部に配置される規制極と、規制部材の現像剤担持体回転方向の上流側に配置され、規制部材の先端部に規制極とは異なる極性の磁極を発生させる磁石を有する磁極発生部材と、を備える。規制部材の現像剤担持体回転方向の上流側の側面には、断面視円弧状の内面を有する凹部が設けられており、磁極発生部材は、凹部の内面の半径と略同一の半径を有する円柱形状に形成されているとともに、凹部に嵌め込まれた状態で回転可能である。
本発明の第1の局面の現像装置によれば、規制部材の現像剤担持体回転方向の上流側の側面には、断面視円弧状の内面を有する凹部が設けられており、磁極発生部材は、凹部の内面の半径と略同一の半径を有する円柱形状に形成されているとともに、凹部に嵌め込まれた状態で回転可能である。これにより、磁極発生部材が回転することにより、磁極発生部材の外周面に付着している凝集トナーを規制部材の側面で掻き取り、磁極発生部材の周囲の凝集トナーを除去又は削減することができる。このため、凝集トナーに起因する画像不良の発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態の現像装置を備えた画像形成装置の概略断面図である。 本発明の第1実施形態の現像装置の側面断面図である。 本発明の第1実施形態の現像装置の規制極および規制ブレードの周辺の構造を示した断面図である。 本発明の第1実施形態の現像装置の規制ブレードおよび磁極発生部材の構造を示した側面図である。 本発明の第1実施形態の現像装置の規制ブレードの構造を示した側面図である。 本発明の第1実施形態の現像装置の磁極発生部材周辺の構造を示した拡大図であり、磁極発生部材の周囲に凝集トナーが付着した状態を示す図である。 図6の状態から磁極発生部材を半回転させた状態を示す図である。 図7の状態から磁極発生部材をさらに半回転させた状態を示す図である。 本発明の第2実施形態の現像装置の磁極発生部材周辺の構造を示した拡大図であり、磁極発生部材の周囲および規制ブレードの先端に凝集トナーが付着した状態を示す図である。 図9の状態から磁極発生部材を半回転させた状態を示す図である。 図10の状態から磁極発生部材をさらに半回転させた状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る現像装置4を備えた画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置(ここではモノクロプリンター)100では、画像形成動作を行う場合、装置本体内の画像形成部9において、不図示のパーソナルコンピューター等から送信された画像データに基づいて感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成され、現像装置4により静電潜像にトナーが付着されてトナー像が形成される。この現像装置4へのトナーの供給はトナーコンテナ5から行われる。そして、画像形成装置100では、感光体ドラム1を図1において時計回り方向に回転させながら、感光体ドラム1に対する画像形成プロセスが実行される。
画像形成部9には、感光体ドラム1の回転方向(時計回り方向)に沿って、帯電装置2、露光ユニット3、現像装置4、転写ローラー6、クリーニング装置7、及び除電装置(図示せず)が配設されている。感光体ドラム1は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電装置2により表面を均一に帯電させるようになっている。そして、画像データに基づいて感光体ドラム1の表面に露光ユニット3から光ビーム(例えばレーザービーム)を照射し、感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成する。
現像装置4は、感光体ドラム1の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成させる。なお、本実施形態では磁性トナーから成る磁性一成分現像剤(以下、現像剤或いはトナーともいう)が現像装置4に収容されている。また、現像装置4の詳細については後述する。クリーニング装置7は、感光体ドラム1の長手方向(図1の紙面と垂直な方向)に線接触するクリーニングローラーやクリーニングブレード等を備えており、トナー像が用紙に転写された後に、感光体ドラム1の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム1に向けて、用紙収容部10から用紙が用紙搬送路11及びレジストローラー対13を経由して所定のタイミングで画像形成部9に搬送される。転写ローラー6は、感光体ドラム1表面に形成されたトナー像を乱さずに、用紙搬送路11を搬送されてくる用紙に転写する。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、クリーニング装置7により感光体ドラム1表面の残留トナーが除去され、除電装置により残留電荷が除去される。
そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム1から分離され、定着装置8に搬送されて加熱及び加圧されることで用紙にトナー像が定着される。定着装置8を通過した用紙は、排出ローラー対14を通過して用紙排出部15に排出される。
図2は、現像装置4の側面断面図である。図2に示すように、現像装置4は、現像剤が収納される樹脂製のハウジング(現像容器)20を備えており、ハウジング20内はハウジング20と一体形成された仕切壁20aによって、第1貯留室21と第2貯留室22とに区画されている。そして、この第1貯留室21には第1攪拌スクリュー23が、第2貯留室22には第2攪拌スクリュー24が配設されている。
第2攪拌スクリュー24に対向する第2貯留室22の底面には、ハウジング20内に貯留される現像剤量を検知する現像剤量検知センサー(図示せず)が設けられている。この現像剤量検知センサーの検知結果に応じて、コンテナ5(図1参照)に貯留された現像剤がハウジング20の上部に設けられた現像剤供給口20bを介してハウジング20内に供給される。
第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24は、それぞれ支軸(回転軸)の周囲に螺旋羽を設けた構成になっており、互いに平行な状態でハウジング20に回転可能に軸支されている。なお、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24の軸方向であるハウジング20の長手方向の両端部においては仕切壁20aが存在せず、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24間でのトナーの受け渡しが可能となっている。これにより、第1攪拌スクリュー23は、第1貯留室21内の現像剤を攪拌しながら軸方向の一方側(図2の紙面に対して奥側)へと搬送して第2貯留室22に搬送し、第2攪拌スクリュー24は、第2貯留室22に搬送されてきた現像剤を攪拌しながら軸方向の他方側(図2の紙面に対して手前側)へと搬送して現像ローラー(現像剤担持体)25に供給する。
現像ローラー25は、第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24と平行な状態で、ハウジング20に回転可能に軸支されている。第1攪拌スクリュー23、第2攪拌スクリュー24、及び現像ローラー25は、モーター(図示せず)により回転駆動される。
現像ローラー25は、感光体ドラム1(図1参照)の回転に応じて回転することで、感光体ドラム1の感光層に現像剤を供給する。現像ローラー25は図3に示すように、図中反時計回り方向に回転する円筒状の非磁性の現像スリーブ26と、現像スリーブ26の内部に固定される複数の磁極を有する永久磁石から成る固定マグネット体27と、によって構成されている。この固定マグネット体27の磁力により現像ローラー25の外周面に現像剤を付着(担持)させて磁気ブラシを形成する。なお、本実施形態では、固定マグネット体27の磁極は、S極から成る規制極27a、N極から成る主極27b、及びS極から成る剥離極27cの3極構成である。規制極27aは、後述する規制ブレード(規制部材)29に対向配置される。
また、ハウジング20には、現像ローラー25に担持される現像剤の厚みを規制する規制ブレード(規制部材)29が、現像ローラー25の長手方向(図3の紙面と垂直な方向)に沿って取り付けられている。規制ブレード29は、現像ローラー25の回転方向(図中反時計回り方向)において、現像ローラー25と感光体ドラム1との対向位置よりも上流側に配置されている。そして、規制ブレード29の先端部と現像ローラー25表面との間には僅かな隙間(ギャップ)が形成されている。
規制ブレード29は、磁性体(SUS430など)からなり、所定の厚みに形成されている。規制ブレード29は、ハウジング20の上部に固定されている。
規制ブレード29の先端部(現像ローラー25側の部分)の現像ローラー25回転方向の上流側には、磁極発生部材50が配置されている。
磁極発生部材50は図4に示すように、S極からなる磁石51を有しており、規制ブレード29の先端部(現像ローラー25側の端部)には、N極(磁極)が誘起される。これにより、規制ブレード29の先端と現像スリーブ26との間に磁界が生じ、現像ローラー25表面の現像剤は、規制ブレード29と現像ローラー25との間を通過する際に所定の層厚に規制される。
ここで、本実施形態では図5に示すように、規制ブレード29の現像ローラー25回転方向の上流側の側面29aには、断面視円弧状の内面40aを有する凹部40が設けられている。凹部40は、断面視半円状に形成されている。
磁極発生部材50は図4に示すように、凹部40の内面40aの半径と略同一(同一または少しだけ小さい)の半径を有する円柱形状に形成されているとともに、凹部40に嵌め込まれている。磁極発生部材50は、現像ローラー25の軸方向(図4の紙面に対して垂直方向)に延びるように形成されている。磁極発生部材50の一方端にはギア列等を介して駆動モーター60が接続されており、磁極発生部材50は凹部40に嵌め込まれた状態で回転可能である。
磁極発生部材50は、磁石51と磁性部材52とが磁極発生部材50の周方向に沿って隣接して配置されることによって形成されている。本実施形態では、磁極発生部材50は、周方向に沿って半分が磁石51により形成されており、残り半分が磁性部材52により形成されている。なお、画像形成時(層厚規制時)には図4に示すように、磁性部材52は凹部40の内側に配置され、磁石51は凹部40の外側に配置される。
この画像形成装置100では、画像形成(層厚規制)動作を繰り返し実行すると、図6に示すように磁極発生部材50の周囲にトナーが徐々に付着し、凝集トナーTが発生する。このとき、磁極発生部材50を、凹部40の外側に配置された部分(図6では磁石51)が現像ローラー25から離れる方向(図6の反時計回り方向)に回転させることにより、図7および図8に示すように、磁極発生部材50の外周面に付着した凝集トナーTが規制ブレード29の側面29aで掻き取られる。これにより、磁極発生部材50の周囲の凝集トナーTが除去又は削減される。本実施形態では、磁極発生部材50を図8の反時計回り方向に回転させるため、磁極発生部材50と現像ローラー25との間には、凝集トナーTはほとんど残らない。なお、磁極発生部材50を回転させることによる凝集トナーTの除去動作は、非画像形成時に実行されることが好ましい。
本実施形態では、上記のように、規制ブレード29の側面29aには、断面視円弧状の内面40aを有する凹部40が設けられており、磁極発生部材50は、凹部40の内面40aの半径と略同一の半径を有する円柱形状に形成されているとともに、凹部40に嵌め込まれた状態で回転可能である。これにより、磁極発生部材50が回転することにより、磁極発生部材50の外周面に付着している凝集トナーTを規制ブレード29の側面29aで掻き取り、磁極発生部材50の周囲の凝集トナーTを除去又は削減することができる。このため、凝集トナーTに起因する画像不良の発生を抑制することができる。
なお、凹部40を、断面視円弧状の内面40aを有するように設け、且つ、磁極発生部材50を、内面40aの半径と略同一の半径を有する円柱形状に形成し凹部40に嵌め込むことによって、凹部40を例えば矩形状に形成する場合と異なり、凹部40の内面40aと磁極発生部材50との間に空間が形成されるのを抑制することができる。このため、規制ブレード29の先端部に誘起される磁極(N極)の磁力が低下するのを抑制することができる。
また、上記のように、磁極発生部材50は、磁石51と磁性部材52とが周方向に沿って隣接して配置されることによって形成されている。このように、磁極発生部材50に磁性部材52を設けることによって、規制ブレード29の先端部に容易に磁極(N極)を誘起(発生)させることができる。
また、上記のように、画像形成時において、磁性部材52は凹部40の内側に配置され、磁石51は凹部40の外側に配置される。これにより、磁性部材52が凹部40の外側に配置され、且つ、磁石51が凹部40の内側に配置される場合と異なり、規制ブレード29の先端部に磁極(N極)を誘起させるのに寄与する磁性体の体積を大きくすることができる。すなわち、磁極発生部材50の磁性部材52も規制ブレード29の先端部をN極に誘起させるのに寄与させることができる。このため、磁性部材52が凹部40の外側に配置され、且つ、磁石51が凹部40の内側に配置される場合に比べて、規制ブレード29の先端部に誘起される磁極(N極)の磁力を容易に大きくすることができる。
また、上記のように、磁極発生部材50は、凹部40の外側に配置された部分(図6では磁石51)が現像ローラー25から離れる方向に回転する。これにより、磁極発生部材50が回転することにより、図8に示すように磁極発生部材50と現像ローラー25との間から凝集トナーTを除去することができるので、凝集トナーTに起因する画像不良の発生を効果的に抑制することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態では、磁石51は図9に示すように、磁極発生部材50の周方向に沿って隣接して配置され互いに異なる極性を有する複数(ここでは2つ)の磁極(S極51aおよびN極51b)を有する。S極51aは、磁石51の現像ローラー25側の部分(下半分)に配置されており、N極51bは、磁石51の現像ローラー25とは反対側の部分(上半分)に配置されている。このため、上記第1実施形態と同様、規制ブレード29の先端部(現像ローラー25側の端部)には、N極が誘起される。なお、複数の磁極(S極51aおよびN極51b)のそれぞれは、現像ローラー25の軸方向(図9の紙面と垂直な方向)に延びるように形成されている。
この画像形成装置100では、上記第1実施形態と同様、画像形成(層厚規制)動作を繰り返し実行すると、図9に示すように磁極発生部材50の周囲にトナーが徐々に付着し、凝集トナーTが発生する。そして、磁極発生部材50を図9の反時計回り方向に回転させることにより、図10および図11に示すように、磁極発生部材50の外周面に付着している凝集トナーTが規制ブレード29の側面29aで掻き取られる。
このとき、磁極発生部材50が回転することにより、規制ブレード29の先端部に発生する磁極の極性が変化する。すなわち、図9〜図11に示すように、規制ブレード29の先端部にN極とS極とが交互に誘起される。これにより、規制ブレード29の先端と現像ローラー25との間の磁力線は、図9に示した状態から図10に示した状態に変化し、さらに、図10に示した状態から図11に示した状態に変化する。このため、図9に示すように規制ブレード29の先端に凝集トナーTが付着した場合であっても、磁力線の変化に伴って規制ブレード29の先端の凝集トナーTが動き、その結果、図11に示すように規制ブレード29の先端から凝集トナーTが除去または削減される。なお、図9〜図11では、磁力線を破線で示している。
第2実施形態のその他の構造および凝集トナーTの除去動作は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、磁石51は、磁極発生部材50の周方向に沿って隣接して配置され互いに異なる極性を有する複数の磁極(S極51aおよびN極51b)を有する。これにより、磁極発生部材50が回転することにより、規制ブレード29の先端部にN極とS極とが交互に誘起され、規制ブレード29の先端と現像ローラー25との間の磁力線の向き(形状)が変化する。このため、規制ブレード29の先端に凝集トナーTが発生(付着)していた場合であっても、その凝集トナーTを効果的に除去または削減することができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、モノクロプリンターに本発明を適用した例について示したが、本発明はこれに限らない。言うまでもなく、カラープリンター、モノクロ複写機、カラー複写機、デジタル複合機、ファクシミリ等の、現像剤担持体の表面の現像剤の層厚を規制する規制部材を含む現像装置を備えた種々の画像形成装置に本発明を適用できる。
また、上記実施形態では、現像剤担持体として現像ローラーを設けた例について示したが、本発明はこれに限らず、攪拌搬送部材と現像ローラーとの間に、現像剤担持体として磁気ローラーを設けてもよい。
また、上記実施形態では、規制ブレード29を現像ローラー25の上方に配置した例について示したが、本発明はこれに限らず、規制ブレード29を現像ローラー25の下方や側方に配置してもよい。
また、上記実施形態では、現像剤として、磁性トナーのみから成る磁性一成分現像剤を用いる例について示したが、本発明はこれに限らず、現像剤として、磁性キャリアと非磁性トナーとを含む二成分現像剤を用いてもよい。
また、上記実施形態では、磁極発生部材50の半分が磁石51によって形成され、残り半分が磁性部材52によって形成されている例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば、磁極発生部材50の1/4または3/4が磁石51によって形成され、残りの部分が磁性部材52によって形成されていてもよい。また、磁極発生部材50の全部が磁石51によって形成されていてもよい。
また、上記第2実施形態では、磁石51が1つのS極51aと1つのN極51bとによって形成されている例について示したが、本発明はこれに限らず、磁石51は、複数のS極51aと複数のN極51bとが磁極発生部材50の周方向に沿って交互に配置されることによって形成されていてもよい。
また、上記第2実施形態では、S極51aとN極51bとが磁極発生部材50の周方向に沿って隣接して配置される例について示したが、本発明はこれに限らない。例えば上記第1実施形態において、外周面側にS極を設け、内周面側にN極を設けてもよい。また、例えば上記第2実施形態において、外周面側にS極を設け内周面側にN極を設けた磁石と、外周面側にN極を設け内周面側にS極を設けた磁石と、を磁極発生部材50の周方向に沿って隣接して配置してもよい。
また、上記実施形態では、規制ブレード29の凹部40を断面視半円状(回転方向において180度)に形成する例について示したが、本発明はこれに限らない。凹部40を断面視において半円よりも大きく(回転方向において180度よりも大きく)形成してもよいし、凹部40を断面視において半円よりも小さく(回転方向において180度よりも小さく)形成してもよい。ただし、凹部40を断面視において半円よりも大きく形成する場合、規制ブレード29に凹部40を容易に形成することができなくなるとともに、規制ブレード29の長手方向の端面から磁極発生部材50を凹部40に挿入する必要があるので現像装置4の組立工程が煩雑になる。また、凹部40を断面視において半円よりも小さく形成する場合、規制ブレード29の先端部に誘起される磁極の磁力を効率良く大きくすることができない。このため、凹部40を断面視半円状に形成することが好ましい。
また、上記実施形態では、磁極発生部材50が凹部40の外側に配置された部分が現像ローラー25から離れる方向(図中反時計回り方向)に回転する例について示したが、本発明はこれに限らず、磁極発生部材50は凹部40の外側に配置された部分が現像ローラー25に近づく方向(図中時計回り方向)に回転してもよい。この場合も、磁極発生部材50が回転することにより、磁極発生部材50の外周面に付着している凝集トナーTを規制ブレード29の側面29aで掻き取り、磁極発生部材50の周囲の凝集トナーTを除去又は削減することができる。
また、上記実施形態では、画像形成時において、磁石51を凹部40の外側に配置する例について示したが、本発明はこれに限らない。画像形成時において、磁石51を凹部40の内側に配置してもよい。この場合、磁極発生部材50のうちの磁石51以外の部分を、磁性部材52によって形成してもよいし、非磁性部材によって形成してもよい。
また、上述した実施形態および変形例の構成を適宜組み合わせて得られる構成についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
4 現像装置
20 ハウジング(現像容器)
25 現像ローラー(現像剤担持体)
27a 規制極
29 規制ブレード(規制部材)
29a 側面
40 凹部
40a 内面
50 磁極発生部材
51 磁石
51a S極(磁極)
51b N極(磁極)
52 磁性部材
100 画像形成装置

Claims (8)

  1. 磁性を有する現像剤を収容する現像容器と、
    前記現像容器に回転可能に支持され、外周面に前記現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に対し所定の間隔を隔てて対向配置され、前記現像剤担持体の表面の前記現像剤の層厚を規制する磁性体からなる規制部材と、
    前記規制部材に対向するように前記現像剤担持体の内部に配置される規制極と、
    前記規制部材の現像剤担持体回転方向の上流側に配置され、前記規制部材の先端部に前記規制極とは異なる極性の磁極を発生させる磁石を有する磁極発生部材と、
    を備え、
    前記規制部材の前記現像剤担持体回転方向の上流側の側面には、断面視円弧状の内面を有する凹部が設けられており、
    前記磁極発生部材は、前記凹部の内面の半径と略同一の半径を有する円柱形状に形成されているとともに、前記凹部に嵌め込まれた状態で回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  2. 前記磁石は、前記磁極発生部材の周方向に沿って隣接して配置され互いに異なる極性を有する複数の磁極を有することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記磁極発生部材は、前記磁石と磁性部材とが前記周方向に沿って隣接して配置されることによって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記磁極発生部材は、前記周方向に沿って半分が前記磁石により形成されており、残り半分が前記磁性部材により形成されていることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 画像形成時において、前記磁性部材は前記凹部の内側に配置され、前記磁石は前記凹部の外側に配置されることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記凹部は、断面視半円状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記磁極発生部材は、前記凹部の外側に配置された部分が前記現像剤担持体から離れる方向に回転することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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