JP5968274B2 - 現像装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体にトナーを保持させて像担持体上の静電潜像を現像する現像装置及びこの現像装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンター等の画像形成装置には現像装置が搭載されている。現像装置は、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像をトナーで現像する。現像方式としては、磁性キャリアとトナーとを含む2成分現像剤を使用して像担持体にトナー像を現像する所謂2成分現像方式が知られている。2成分現像方式の一例として、従来から、像担持体から所定のギャップを隔てて配置された現像ローラーと、内部に磁石が設けられた磁気ローラーとを用い、磁気ローラー上に磁性キャリアを残したまま現像ローラー上に非磁性のトナーのみを転移させて、現像ローラー上にトナーの薄層を形成し、交流電界によって現像ローラーから像担持体の静電潜像へトナーを飛ばして付着させる方式が知られている(特許文献1参照)。
特開2011−13248号公報
この種の現像装置では、現像ローラーから像担持体へトナーが転移するとき、或いは、磁気ローラーから現像ローラーにトナーが転移するときに、一部のトナーが現像装置の筐体内で飛散する。飛散したトナーは、現像剤の収容部や磁気ローラーなどに付着して回収される場合もあるが、筐体の内面に付着して回収されない場合もある。筐体の内面に付着したトナーが徐々に成長して大きくなった場合に、まとまった量のトナーが筐体の内面から剥がれて現像ローラーや像担持体の周辺に落下すると、現像ローラーにおけるトナー層が乱されたり、現像ローラーにおけるトナーの保持量にばらつきが生じたりする。また、像担持体へ過剰なトナーが供給される場合もある。これにより、形成される画像の品質が低下して、画像不良が生じるおそれがある。
本発明の目的は、現像装置の筐体の内面などに付着したトナーを確実に回収して、未回収トナーによる画像不良を防止することが可能な現像装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る現像装置は、磁気ローラーと、現像ローラーと、カバー部材と、第1磁力発生部と、第2磁力発生部と、移動制御部とを備える。前記磁気ローラーは、トナーが付着された磁性キャリアがローラー面に保持されるものである。前記現像ローラーは、前記磁気ローラーに対向して配置されている。前記カバー部材は、前記現像ローラーのローラー面との間に所定の隙間を隔てて設けられ、前記現像ローラーを覆う。前記第1磁力発生部は、磁極面が前記現像ローラー側に向けられた状態で前記磁気ローラーの内部に設けられている。前記第2磁力発生部は、前記第1磁力発生部とは異なる極性であって、前記現像ローラーの内部において磁極面が前記磁気ローラー側に向けられた第1位置と磁極面が前記カバー部材側に向けられた第2位置との間で移動可能に設けられている。前記移動制御部は、前記第2磁力発生部を前記第1位置から前記第2位置に移動させた後に再び前記第1位置に移動させる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前述の現像装置を備えている。
本発明によれば、現像装置の筐体の内面などに付着したトナーを確実に回収して、未回収トナーによる画像不良を防止することが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る現像装置の構成を示す断面図である。 図1の画像形成装置が備える制御部の構成を示すブロック図である。 図2の現像装置が備える現像ローラーの動作状態を示す模式図である。 図2の現像装置が備える現像ローラーの動作状態を示す模式図である。 図2の現像装置の筐体に設けられた磁性体を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10(本発明の画像形成装置の一例)の概略構成を示す模式図である。図1に示されるように、画像形成装置10は、いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置であり、複数の画像形成部1〜4と、中間転写ベルト5と、駆動ローラー7Aと、従動ローラー7Bと、二次転写装置15と、定着装置16と、制御部8と、給紙トレイ17と、排紙トレイ18と、ステッピングモーター86と、ステッピングモーター87と、を備えている。なお、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の具体例は、例えばプリンターや複写機、ファクシミリ、これらの各機能を備えた複合機である。
画像形成部1〜4は、並設された複数の感光体ドラム11〜14(本発明の像担持体の一例)それぞれに色の異なるトナー像を形成し、そのトナー像を走行中(移動中)の中間転写ベルト5へ順次重ね合わせて転写する電子写真方式の画像形成部である。図1に示される例では、中間転写ベルト5の移動方向(矢印19方向)の下流側から順に、ブラック用の画像形成部1、イエロー用の画像形成部2、シアン用の画像形成部3、及びマゼンタ用の画像形成部4がその順番で一列に配置されている。
画像形成部1〜4それぞれは、感光体ドラム11〜14、帯電装置21〜24、露光装置31〜34、現像装置41〜44(本発明の現像装置の一例)、一次転写装置51〜54等を備えている。感光体ドラム11〜14は、その表面にトナー像を担持する。帯電装置21〜24は、対応する感光体ドラム11〜14の表面を所定の電位に帯電させる。露光装置31〜34は、帯電された感光体ドラム11〜14の表面を露光して光を走査することにより静電潜像を書き込む。現像装置41〜44は、感光体ドラム11〜14上の静電潜像をトナーによって現像する。一次転写装置51〜54は、回転する感光体ドラム11〜14上のトナー像を中間転写ベルト5に転写する。なお、図1には示されていないが、各画像形成部1〜4は、感光体ドラム11〜14上に残存したトナー像を除去するクリーニング装置も備えている。
中間転写ベルト5は、例えばゴムやウレタン等の素材からなる無端環状のベルトである。中間転写ベルト5は、駆動ローラー7A及び従動ローラー7Bによって回転駆動可能に支持されている。駆動ローラー7Aは定着装置16に近い位置(図1において左側)に配置されており、従動ローラー7Bは定着装置16から離れた位置(図1において右側)に配置されている。駆動ローラー7Aの表面は中間転写ベルト5との摩擦力を高めるために例えばゴムやウレタン等の素材で形成されている。駆動ローラー7A及び従動ローラー7Bによって支持されることにより、中間転写ベルト5は、その表面が各感光体ドラム11〜14の表面に接しながら移動(走行)可能となる。そして、中間転写ベルト5は、その表面が感光体ドラム11〜14と一次転写装置51〜54との間を通過する際に、感光体ドラム11〜14からトナー像が順に重ね合わせて転写される。
二次転写装置15は、中間転写ベルト5に転写されたトナー像を給紙トレイ17から搬送されてきた印刷用紙に転写するものである。トナー像が転写された印刷用紙は、図示しない搬送手段によって定着装置16に搬送される。定着装置16は、およそ200℃以上に加熱された加熱ローラー16Aと、この加熱ローラー16Aに対向配置された加圧ローラー16Bとを有する。定着装置16に搬送された印刷用紙は、加熱ローラー16Aと加圧ローラー16Bとによって挟持されつつ搬送されることによって、トナー像が印刷用紙に溶着される。その後、印刷用紙は排紙トレイ18に排出される。
ステッピングモーター86は、ギヤなどの変速機構88(図3参照)を介して、現像装置41〜44が備える現像ローラー63、磁気ローラー62、第1撹拌スクリュー61A、第2撹拌スクリュー61Bに回転駆動力を供給する駆動源である。また、ステッピングモーター87は、ギヤなど変速機構89(図3参照)を介して、現像装置41〜44が備える現像ローラー側磁極63Bに回転駆動力を供給する駆動源である。ステッピングモーター86,87が後述のモータードライバー85によって駆動制御されることにより、現像ローラー63や現像ローラー側磁極63Bなどが回転される。なお、ステッピングモーター86,87は、ステップ信号によって回転駆動されるモーターであるが、このようなタイプのモーターに限られず、種々のタイプのモーターを各駆動部の駆動源として適用可能である。
このように、画像形成装置10は、複数の画像形成部1〜4によって各色のトナー像を走行中の中間転写ベルト5上に重ねて転写することにより、カラーのトナー像を中間転写ベルト5の表面に形成させ、さらに、そのカラーのトナー像を二次転写装置15によって中間転写ベルト5から印刷用紙へ転写することにより、印刷用紙上にカラー画像を形成させる。なお、中間転写ベルト5を搬送ベルトとして用い、その搬送ベルト上に搬送される印刷用紙にトナー像が直接に重ね合わせて転写される構成や、中間転写ベルト5に代えてローラー状の中間転写部材を用いることも他の実施例として考えられる。
次に、図3を参照して、制御部8の概略機能について説明する。制御部8は、画像形成装置10を統括的に制御するものである。図3に示されるように、制御部8は、CPU81、ROM82、RAM83、EEPROM84、モータードライバー85等を有している。ROM82は不揮発性の記憶手段、RAM83は揮発性の記憶手段、EEPROM84は不揮発性の記憶手段である。RAM83、EEPROM84は、CPU81が実行する各種の処理の一時記憶メモリーとして使用される。モータードライバー85は、CPU81からの制御信号に基づいてステッピングモーター86,87を駆動制御する。ROM82に所定の制御プログラムが記憶されている。
制御部8は、ROM82に記憶された所定の制御プログラムをCPU81で実行することによって、画像形成装置10を統括的に制御する。具体的に、ROM82には、画像形成を実現するためのプログラム(画像形成処理プログラム)が記憶されている。さらに、ROM82には、現像装置41〜44による現像処理が行われない非現像時に、現像装置41〜44が備える現像ローラー側磁極63Bを後述する第1位置と第2位置との間で移動させる移動制御プログラムが記憶されている。
制御部8は、前記移動制御プログラムに従った各種の演算処理やモータードライバー85を用いた駆動制御をCPU81に実行させる。これにより、非現像時において、後述の現像ローラー側磁極63Bが後述する第1位置と第2位置との間で回転移動される。具体的には、制御部8は、モータードライバー85によってステッピングモーター87を駆動制御することにより、現像ローラー側磁極63Bを後述の第1位置(図4(A)に示される位置)から後述の第2位置(図5(A)に示される位置)に移動させた後に、再び第1位置に移動させる。このように現像ローラー側磁極63Bが移動されることによって、現像装置34内の壁面などに付着したトナーが現像ローラー側磁極63Bの磁力によって共に移動する磁性キャリアによって回収される。このような演算処理や駆動制御を行う制御部8によって、本発明の移動制御部が実現されている。現像ローラー側磁極63Bの動作や、前記第1位置、前記第2位置については後段で詳細に説明する。なお、制御部8は、集積回路(ASIC、DSP)等の電子回路により構成されてもよい。また、制御部8は、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
図2は、画像形成部1が備える現像装置41の構成を示す断面図である。以下、図2を参照して、現像装置41の構成について説明する。なお、他の現像装置42〜44は、現像装置41と同じ構成であるため、その詳細な説明を省略する。
図2に示されるように、現像装置41は、2成分現像剤(以下、単に現像剤ともいう。)が収納される現像容器60を備えている。現像容器60は、現像剤を収容するとともに、現像装置41の筐体としての役割も担う。現像容器60は仕切壁60Aによって第1撹拌室60B及び第2撹拌室60Cに区画されている。第1撹拌室60B及び第2撹拌室60Cには図示しないトナーコンテナから供給されるトナー(正帯電トナー)を磁性キャリアと混合して撹拌し、帯電させるための第1撹拌スクリュー61A及び第2撹拌スクリュー61Bが回転可能に設けられている。
そして、第1撹拌スクリュー61A及び第2撹拌スクリュー61Bによって現像剤が撹拌されつつ軸方向に搬送され、仕切壁60Aに形成された現像剤通過路(不図示)を介して第1撹拌室60B及び第2撹拌室60C間を循環する。
なお、現像容器60には、第1撹拌スクリュー61Aと対面してトナー濃度センサー(不図示)が配置されている。現像装置41では、前記トナー濃度センサーで検知されるトナー濃度に応じて補給装置(不図示)からトナー補給口60Dを介して現像容器60内にトナーが補給される。
現像容器60内に磁気ローラー62及び現像ローラー63が設けられている。磁気ローラー62は、トナーが付着された磁性キャリアがローラー面に保持されるものである。現像ローラー63は、磁気ローラー62に対向して配置されている。具体的には、磁気ローラー62は、第2撹拌スクリュー61Bの上方に配置されている。現像ローラー63は、磁気ローラー62の左斜め上方に、磁気ローラー62と対向するように配置されている。つまり、磁気ローラー62は、現像ローラー63の下方に配置されている。本実施形態では、磁気ローラー62と現像ローラー63とは、その対面位置(対向位置)において所定のギャップを隔てた状態で互いに対向している。現像ローラー63は、現像容器60の開口側(図2の左側)において感光体ドラム11に対向している。つまり、現像ローラー63は、感光体ドラム11の外周面に対向するように配置されている。磁気ローラー62及び現像ローラー63は、図2において時計回転方向へ回転される。
図2に示されるように、現像容器60は左斜め上方に延在している。詳細には、図2において現像容器60の右上側の隔壁60Eは、左斜め上方に延在してから、現像ローラー63の上方付近まで達すると、左方向(感光体ドラム11側)へ水平に延出されている。本実施形態では、隔壁60Eの端部の水平壁60Fは、現像ローラー63の上方において現像ローラー63を覆う位置まで達している。つまり、水平壁60Fは、現像ローラー63の上方に配置されており、現像ローラー63を覆っている。また、隔壁60Eの水平壁60Fと現像ローラー63のローラー面との間には他の部材が設けられておらず、そのため、水平壁60Fと現像ローラー63のローラー面との間には、少なくともトナーや磁性キャリアなどが通過可能なギャップ(隙間)が形成されている。つまり、水平壁60Fは、現像ローラー63のローラー面との間に前記隙間を隔てた位置に設けられている。このような隔壁60Eの水平壁60Fが本発明のカバー部材の一例である。
磁気ローラー62は、非磁性の回転スリーブ62Aと、複数の磁極を有する磁気ローラー側磁極62Bとにより構成されている。回転スリーブ62Aは、現像装置41の図示しないフレームに回転可能に支持されている。磁気ローラー側磁極62Bは、回転スリーブ62Aに内包されている。つまり、磁気ローラー62の内部に磁気ローラー側磁極62Bが設けられている。磁気ローラー側磁極62Bは、回転スリーブ62A内で固定されている。本実施形態では、磁気ローラー側磁極62Bは、主極75(本発明の第1磁力発生部の一例)、規制極(穂切り用磁極)76、搬送極77、剥離極78、及び汲上極79の5極の磁極を有する。各磁極75〜79は、例えば、磁力を発生する永久磁石で構成されている。
主極75は、その磁極面が現像ローラー63側に向けられた状態で磁気ローラー側磁極62Bに取り付けられている。この主極75は、現像ローラー63が備える現像ローラー側磁極63Bとの間で引き合う方向の磁界を形成する。
現像容器60には穂切りブレード65が設けられている。穂切りブレード65は、磁気ローラー62の長手方向(図2の紙面に垂直な方向)に沿って取り付けられている。穂切りブレード65は、磁気ローラー62の回転方向において、現像ローラー63と磁気ローラー62との対向位置よりも上流側に配置されている。穂切りブレード65の先端部と磁気ローラー62のローラー面との間には僅かなギャップ(隙間)が形成されている。
規制極76は、その磁極面が穂切りブレード65側に向けられた状態で磁気ローラー側磁極62Bに取り付けられている。つまり、規制極76と穂切りブレード65とは互いに対向するように配置されている。穂切りブレード65は、例えば、非磁性体或いは磁性体で構成されている。穂切りブレード65に磁気ローラ側磁極62Bの規制極76が対向するため、穂切りブレード65の先端と回転スリーブ62Aとのギャップに引き合う方向の磁界が発生する。この磁界により、穂切りブレード65と回転スリーブ62Aとの間に磁気ブラシが形成される。
現像ローラー63は、円筒状の現像スリーブ63Aと、現像ローラー側磁極63B(本発明の第2磁力発生部の一例)とにより構成されている。現像スリーブ63Aは、現像装置41の図示しないフレームに回転可能に支持されている。現像ローラー側磁極63Bは、現像スリーブ63Aに内包されている。つまり、現像ローラー62の内部に現像ローラー側磁極63Bが設けられている。現像ローラー側磁極63Bは、例えば、磁力を発生する永久磁石で構成されている。現像ローラー側磁極63Bは、後述する第1位置に配置されたときに磁気ローラー62の主極75との間で引き合う方向の磁界を形成するために、主極75とは異なる極性である。
現像ローラー側磁極63Bは、現像スリーブ63Aの内部で移動可能に支持されている。具体的には、現像ローラー側磁極63Bは、中心軸を支軸として図2において回転可能に配置されている。現像ローラー側磁極63Bの中心軸は、現像スリーブ63Aの回転中心と一致している。そのため、現像ローラー側磁極63Bと現像スリーブ63Aとは、同心軸を中心に回転可能である。
図2に示されるように、現像ローラー63には、直流電圧(以下、Vslv(DC)という)及び交流電圧(以下、Vslv(AC)という)を印加する第1バイアス回路70(本発明の電圧印加回路の一例)が接続されている。磁気ローラー62には、直流電圧(以下、Vmag(DC)という)及び交流電圧(以下、Vmag(AC)という)を印加する第2バイアス回路71(本発明の電圧印加回路の一例)が接続されている。第1バイアス回路70及び第2バイアス回路71は共通のグランドに接地されている。
第1バイアス回路70及び第2バイアス回路71には電圧可変装置73が接続されている。電圧可変装置73(本発明の電圧可変部の一例)によって、現像ローラー63に印加されるVslv(DC)、Vslv(AC)、及び磁気ローラー62に印加されるVmag(DC)、Vmag(AC)を可変できるようになっている。
前述のように、第1撹拌スクリュー61A及び第2撹拌スクリュー61Bによって、現像剤が撹拌されつつ現像容器60内を循環してトナーを帯電させ、第2撹拌スクリュー61Bによって現像剤が磁気ローラー62に搬送される。穂切りブレード65には磁気ローラー側磁極62Bの規制極76が対向している。そのため、穂切りブレード65と回転スリーブ62Aとの間に磁気ブラシが形成される。磁気ローラー62上の磁気ブラシは穂切りブレード65によって層厚が規制された後、回転スリーブ62Aの回転によって現像ローラー63に対向する位置に移動する。この位置に移動した磁気ブラシは、磁気ローラー側磁極62Bの主極75及び現像ローラー側磁極63Bにより引き合う磁界が付与される。そのため、磁気ブラシは現像ローラー63のローラー面に接触される。これにより、磁気ブラシの磁性キャリアに付着したトナーが現像ローラー62に転移する。また、磁気ローラー62に印加されるVmag(DC)と現像ローラー63に印加されるVslv(DC)との電位差ΔV及び磁界によって、現像ローラー63のローラー面上にトナー薄層が形成される。
なお、現像ローラー63上のトナー層厚は現像剤の抵抗や磁気ローラー62と現像ローラー63との回転速度差等によっても変化するが、電位差ΔVによって制御することができる。電位差ΔVを大きくすると現像ローラー63上のトナー層は厚くなり、電位差ΔVを小さくすると薄くなる。現像時におけるΔVの範囲は一般的に100V〜350V程度が適切である。
磁気ブラシによって現像ローラー63上に形成されたトナー薄層は、現像ローラー63の回転によって感光体ドラム11と現像ローラー63との対向部分に搬送される。現像ローラー63には電圧が印加されているため、感光体ドラム11との間の電位差によってトナーが飛翔し、感光体ドラム11上の静電潜像が現像される。
さらに磁気ローラー62の回転スリーブ62Aが時計回りに回転すると、今度は主極75に隣接する異極性の搬送極77により発生する水平方向(ローラー周方向)の磁界によって、磁気ブラシは現像ローラー63のローラー面から引き離され、現像に用いられずに残ったトナーが現像ローラー63から回転スリーブ62A上に回収される。さらに回転スリーブ62Aが回転すると、磁気ローラー側磁極62Bの剥離極78及びこれと同極性の汲上極79により反発する磁界が付与されるため、トナーは現像容器60内で回転スリーブ62Aから離脱する。そして、第2撹拌スクリュー61Bにより撹拌、搬送された後、再び適正なトナー濃度で均一に帯電された2成分現像剤として汲上極79により再び回転スリーブ62A上に保持されて、磁気ブラシを形成し、穂切りブレード65へ搬送される。
ところで、図2の現像装置41では、現像ローラー63から感光体ドラム11へトナーが飛んで転移するとき、或いは、磁気ローラー62から現像ローラー63にトナーが転移するときに、一部のトナーが現像装置41の内部で飛散する。この飛散したトナーは、現像装置41の現像容器60の内壁に付着して堆積する場合がある。特に、感光体ドラム11と現像ローラー63との対向位置の付近に位置する水平壁60Fには、現像時に飛散したトナーが付着し易い。水平壁60Fに付着して成長した未回収トナーが剥がれて現像スリーブ63Aや感光体ドラム11に落下すると、現像ローラーにおけるトナー層が乱されたり、現像ローラーにおけるトナーの保持量にばらつきが生じたりする。また、像担持体へ過剰なトナーが供給される場合もある。これにより、形成される画像の品質が低下して、画像不良が生じるおそれがある。
そこで、本実施形態の現像装置41では、現像ローラー側磁極63Bは、その磁極面が磁気ローラー62側に向けられた第1位置(図4(A)に示される位置)と、その磁極面が隔壁60Eの水平壁60F側に向けられた第2位置(図5(A)に示される位置)との間で回転可能に構成されている。そして、現像処理が行われない非現像時に、制御部8によってステッピングモーター87が駆動制御されることにより、図4に示されるように、現像ローラー側磁極63Bが前記第1位置(図4(A)参照)から時計回転方向へ回転され(図4(B)参照)、そして回転が継続されることによって前記第2位置(図5(A)参照)に移動され、そして、更に時計回転方向へ回転されることによって再び前記第1位置に戻される(図5(B)参照)。
このような回転移動の過程において、現像ローラー側磁極63Bは、前記第1位置から時計回転方向へ移動する際に、現像ローラー63と磁気ローラー62との対向位置に存在する磁気ブラシに含まれる磁性キャリアを磁力によって現像スリーブ63Bのローラー面に吸着させる。そして、現像ローラー側磁極63Bは、現像スリーブ63Bのローラー面に磁性キャリアを吸着させた状態で、前記第1位置から前記第2位置まで回転する。これにより、磁性キャリアは、現像ローラー側磁極63Bの回転に伴って、現像スリーブ63Bのローラー面に沿って時計回転方向へ運ばれる(図4(B)参照)。そして、現像ローラー側磁極63Bの回転とともに磁性キャリアが水平壁60Fの下方に到達すると、図5(A)に示されるように、磁性キャリアは水平壁60Fに付着した未回収トナーに接触する。このとき、未回収トナーが磁性キャリアに付着して回収される。そして、現像ローラー側磁極63Bが更に時計回転方向へ回転されると、図5(B)に示されるように、未回収トナーとともに磁性キャリアが磁気ローラー62へ向けて運ばれる。
このように、現像装置41において、非現像時に現像ローラー側磁極63Bが回転移動されるため、隔壁60Eの水平壁60Fに付着して未回収トナーを確実に回収することが可能となる。その結果、水平壁60Fに付着したトナーが落下して画像不良を引き起こすことが防止される。このように未回収トナーが回収された後に現像処理が行われることにより、濃度のばらつきの無い安定したトナー像を感光体ドラム11に現像することができる。
なお、上述の実施形態では、現像ローラー側磁極63Bだけを回転させる例について説明したが、現像ローラー側磁極63Bが前記第1位置から前記第2位置へ向けて時計回転方向へ回転されるときに、現像スリーブ63Aを同じタイミングで現像ローラー側磁極63Bの回転方向と同じ方向(時計回転方向)へ回転させてもよい。これにより、現像スリーブ63Aのローラー面上を磁性キャリアが滑ることなく運ばれる。そのため、より多くの磁性キャリアを水平壁60Fまで運ぶことができる。なお、現像ローラー側磁極63Bの回転速度を現像スリーブ63Aの回転速度よりもやや遅く設定してもかまわない。
また、上述の実施形態では、現像ローラー側磁極63Bを時計回転方向へ回転移動させる例について説明したが、例えば、現像ローラー側磁極63Bを前記第1位置から前記第2位置へ向けて反時計回転方向へ回転移動させてもよい。この場合、前記第2位置に到達した現像ローラー側磁極63Bを引き続き更に反時計回転方向へ回転移動させて、感光体ドラム11との対向位置を通過して再び前記第1位置に戻すようにしてもよい。しかしながら、水平壁60Fの通過時に回収したトナーが感光体ドラム11との対向位置を通過する際に感光体ドラム11に転移することを回避するために、前記第2位置に到達した現像ローラー側磁極63Bを反対方向(時計回転方向)へ回転移動させて、前記第2位置から前記第1位置に現像ローラー側磁極63Bを戻すようにしてもよい。
また、現像ローラー側磁極63Bの回転移動の方向を時計回転方向と反時計回転方向とに切り替えて、現像ローラー側磁極63Bを回転移動させてもよい。例えば、通常は現像ローラー側磁極63Bを予め定められた一方向(時計回転方向)へ回転移動させて未回収トナーを回収し、トナー回収動作が予め定められた回数実行された場合に、現像ローラー側磁極63Bを反対の方向(反時計回転方向)へ回転移動させて未回収トナーを回収するようにしてもよい。
また、前記第1位置に戻された現像ローラー側磁極63Bは、現像スリーブ63Aのローラー面に磁性キャリアを吸着させている。この場合、この磁性キャリアとともに未回収トナーを現像容器60に運ぶ必要がある。そのため、現像ローラー側磁極63Bが前記第1位置に戻されるタイミングで、磁性ローラー62を現像時に回転される方向、つまり、図2において時計回転方向へ回転させてもよい。これにより、水平壁60Fに付着していたトナーを回収するとともに、そのトナーを撹拌スクリュー61A,61Bで撹拌させることにより、再び均一な電荷が帯電されたトナーとして利用することが可能となる。
また、現像ローラー側磁極63Bを前記第1位置から回転移動させる前に、現像ローラー63と磁気ローラー62との間に存在する磁性キャリアを増やす処理が実行されてもよい。かかる処理としては、例えば、磁気ローラー62の電位よりも現像ローラー63の電位を大きくすることが考えられる。或いは、図2に示されるように、現像時において現像ローラー側磁極63Bが前記第1位置から前記第2位置側へ所定距離を隔てた第3位置(図2に示される位置)に配置されていた場合は、非現像時に、現像ローラー側磁極63Bを前記第3位置から前記第1位置に移動させて、現像ローラー63と磁気ローラー62との間の磁界の強さを大きくすることが考えられる。このように、現像ローラー63と磁気ローラー62との間に磁性キャリアを多く存在させることにより、現像ローラー側磁極63Bは、水平壁60Fにより多くの磁性キャリアを運ぶことが可能となり、より多くの未回収トナーを回収することができる。
また、現像ローラー側磁極63Bが前記第2位置に到達したときに、水平壁60Fとの間で大きな磁界を形成する構成を採用することが考えられる。具体的には、図6に示されるように、水平壁60Fにおける現像ローラー63との対向面に、磁性体90を設ける構成とする。磁性体90に代えて、現像ローラー側磁極63Bとは異なる極性の磁極(本発明の第3磁力発生部の一例)を設けてもよい。このように、現像ローラー側磁極63Bと水平壁60Fとの間の磁界を大きくすることにより、水平壁60Fに到達した磁性キャリアが磁界によって水平壁60Fに接触するため、水平壁60Fに付着したトナーをより多くより確実に吸着して回収することができる。
なお、上述の実施形態では、水平壁60Fに付着したトナーの回収について説明したが、もちろん、水平壁60Fに付着したトナーの回収に限られず、隔壁60Eやその他の壁面に付着したトナーの回収にも本発明は適用可能である。
また、本発明は、図1に示したタンデム式の画像形成装置10に限らず、デジタル或いはアナログ方式のモノクロ複写機、モノクロプリンター及びロータリー現像式のカラープリンター及びカラー複写機、ファクシミリなどのように、磁性キャリアとトナーとから成る2成分現像剤を使用して、現像ローラー63に帯電したトナーのみを保持させて像担持体上の静電潜像を現像する現像装置を備えた種々の画像形成装置に適用可能である。もちろん、画像形成装置10に限られず、本発明は、現像装置41単体として実現されてもよい。
本開示の範囲は、請求項の記載に先行する詳細な説明ではなく、添付の請求項の記載により定義されるので、本明細書に記載の実施形態は、例示に過ぎず、かつ非限定的であると理解されたい。従って、特許請求の範囲から逸脱しない変更の全て、または均等物が、請求の範囲に含まれる。
8:制御部
10:画像形成装置
11〜14:感光体ドラム
41〜44:現像装置
62:磁気ローラー
62B:磁気ローラー側磁極
63:現像ローラー
63B:現像ローラー側磁極
60E:隔壁
60F:水平壁

Claims (9)

  1. トナー及び磁性キャリアを含む現像剤が底部に収容される筐体と、
    前記筐体に設けられ、トナーが付着された磁性キャリアがローラー面に保持される磁気ローラーと、
    前記筐体内において前記磁気ローラーの上方に設けられ、前記磁気ローラーに対向して配置された現像ローラーと、
    前記筐体と一体に構成され、前記現像ローラーの上方において前記現像ローラーのローラー面との間に所定の隙間を隔てて設けられ、前記現像ローラーのローラー面を覆うカバー部材と、
    磁極面が前記現像ローラー側に向けられた状態で前記磁気ローラーの内部に設けられた第1磁力発生部と、
    前記第1磁力発生部とは異なる極性であって、前記現像ローラーの内部において磁極面が前記磁気ローラー側に向けられた第1位置と磁極面が前記カバー部材側に向けられた第2位置との間で移動可能に設けられた第2磁力発生部と、
    前記第2磁力発生部を前記第1位置から前記第2位置に移動させた後に再び前記第1位置に移動させる移動制御部と、を具備し、
    前記移動制御部は、現像時に前記第2磁力発生部を前記第1位置から前記第2位置側へ所定距離を隔てた第3位置に配置させ、非現像時に前記第2磁力発生部を前記第3位置から前記第1位置に移動させ、更に前記第1位置から前記第2位置に移動させた後に、再び前記第1位置に移動させるものであり、
    前記第2磁力発生部は、前記非現像時に前記第3位置から前記第1位置に移動したときに前記第1磁力発生部との間に生じる磁力によって前記磁性キャリアを前記現像ローラーのローラー面に吸着し、前記磁性キャリアを前記現像ローラーのローラー面に吸着させた状態で前記第1位置と前記第2位置との間を移動し、その移動時に前記現像ローラーのローラー面に吸着された前記磁性キャリアが前記所定の隙間を通過することによって前記カバー部材に付着した未回収トナーを回収する現像装置。
  2. 前記カバー部材における前記現像ローラーのローラー面との対向面に、磁性体が設けられている請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記カバー部材における前記現像ローラーのローラー面との対向面に、前記第2磁力発生部とは異なる極性の第3磁力発生部が設けられている請求項に記載の現像装置。
  4. 前記第2磁力発生部は、前記現像ローラーの回転軸を中心に前記第1位置と前記第2位置との間で回転移動可能に支持され、
    前記移動制御部は、前記第2磁力発生部を一方向へ回転移動させることにより前記第1位置から前記第2位置を経て再び前記第1位置に移動させる請求項1からのいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記第2磁力発生部は、前記現像ローラーの回転軸を中心に前記第1位置と前記第2位置との間で回転移動可能に支持され、
    前記移動制御部は、前記第2磁力発生部を一方向へ回転移動させることにより前記第1位置から前記第2位置に移動させ、前記第2磁力発生部を反対方向へ回転移動させることにより前記第2位置から前記第1位置に移動させる請求項1に記載の現像装置。
  6. 前記現像ローラーは、画像形成装置が備える像担持体に前記現像ローラーのローラー面が対向するように配置されており、
    前記移動制御部は、前記非現像時に、前記像担持体との対向位置を通らないように前記第1位置と前記第2位置との間で前記第2磁力発生部を移動させる請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記移動制御部は、前記第2磁力発生部を移動させるとともに前記現像ローラーを前記第2磁力発生部の移動方向と同方向へ回転させる請求項1からのいずれかに記載の現像装置。
  8. 請求項1からのいずれかに記載の現像装置を備えた画像形成装置。
  9. トナー及び磁性キャリアを含む現像剤が底部に収容される筐体と、
    前記筐体に設けられ、トナーが付着された磁性キャリアがローラー面に保持される磁気ローラーと、
    前記筐体内において前記磁気ローラーの上方に設けられ、前記磁気ローラーに対向して配置された現像ローラーと、
    前記筐体と一体に構成され、前記現像ローラーの上方において前記現像ローラーのローラー面との間に所定の隙間を隔てて設けられ、前記現像ローラーのローラー面を覆うカバー部材と、
    磁極面が前記現像ローラー側に向けられた状態で前記磁気ローラーの内部に設けられた第1磁力発生部と、
    前記第1磁力発生部とは異なる極性であって、前記現像ローラーの内部において磁極面が前記磁気ローラー側に向けられた第1位置と磁極面が前記カバー部材側に向けられた第2位置との間で移動可能に設けられた第2磁力発生部と、
    非現像時に前記第2磁力発生部を前記第1位置から前記第2位置に移動させた後に再び前記第1位置に移動させる移動制御部と、
    現像時に前記磁気ローラー及び前記現像ローラーそれぞれに電圧を印加して前記磁気ローラーと前記現像ローラーとの間に所定の電位差を生じさせる電圧印加回路と、
    非現像時に前記移動制御部によって前記第2磁力発生部が前記第1位置から前記第2位置に移動される前に、前記現像ローラーの電位が前記磁気ローラーの電位よりも大きくなるように前記電圧印加回路による印加電圧を変更することによって、前記磁気ローラーと前記現像ローラーとの間に存在する前記磁性キャリアを増やす処理を行う電圧可変部と、を備え、
    前記第2磁力発生部は、前記第1位置において前記磁気ローラーと前記現像ローラーとの間に存在する前記磁性キャリアを磁力によって前記現像ローラーのローラー面に吸着し、前記磁性キャリアを前記現像ローラーのローラー面に吸着させた状態で前記第1位置と前記第2位置との間を移動し、その移動時に前記現像ローラーのローラー面に吸着された前記磁性キャリアが前記所定の隙間を通過することによって前記カバー部材に付着した未回収トナーを回収する画像形成装置。
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