JP2019090176A - 路面案内灯装置 - Google Patents

路面案内灯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019090176A
JP2019090176A JP2017217825A JP2017217825A JP2019090176A JP 2019090176 A JP2019090176 A JP 2019090176A JP 2017217825 A JP2017217825 A JP 2017217825A JP 2017217825 A JP2017217825 A JP 2017217825A JP 2019090176 A JP2019090176 A JP 2019090176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road surface
wiring cable
cover body
light
led
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017217825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6799521B2 (ja
Inventor
福井 真男
Masao Fukui
真男 福井
有加里 武田
Yukari Takeda
有加里 武田
良平 山岡
Ryohei Yamaoka
良平 山岡
健次郎 根岸
Kenjiro Negishi
健次郎 根岸
太元 車
Tai Yuan Che
太元 車
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAYAMIZU DENKI KOGYO KK
Ushio Lighting Inc
Obayashi Road Corp
Original Assignee
HAYAMIZU DENKI KOGYO KK
Ushio Lighting Inc
Obayashi Road Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAYAMIZU DENKI KOGYO KK, Ushio Lighting Inc, Obayashi Road Corp filed Critical HAYAMIZU DENKI KOGYO KK
Priority to JP2017217825A priority Critical patent/JP6799521B2/ja
Publication of JP2019090176A publication Critical patent/JP2019090176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6799521B2 publication Critical patent/JP6799521B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Abstract

【課題】撤去可能な状態で設けられ、ドライバーに走行路のラインを容易に視認させることにより、走行路に沿って車両が走行するように誘導する路面案内灯装置を提供する。【解決手段】路面案内灯装置10は、配線ケーブル12と、配線ケーブル12に所定のピッチで取り付けられる複数の点滅照明部11とからなる。点滅照明部11は、配線ケーブル12に連結される基盤部13と、基盤部13の上面側に設置される透光性を有する透光カバー体14と、透光カバー体14の中空内部に設けられる光源部15と、透光カバー体14を覆って設置される、透光窓部18e、18fを開口させた防護カバー体18とを含んで形成される。光源部15は、LED16aが取り付けられたLED基板16と、LED16aからの光を反射させる反射面17aを備えるLED反射台17とを含んでおり、LED16aは、LED反射台17の反射面17aと対向して配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、路面案内灯装置に関し、特に、撤去可能な状態で走行路に沿って路面に敷設され、点滅灯を点滅させて車両の走行を案内する路面案内灯装置に関する。
例えば交通量の少ない夜間に行われることが多い道路工事では、工事区域を区画して車線規制が行われるのが一般的である。車線規制を行うための設置物は、例えば夜間の道路工事の後に撤去することによって、規制していた車線を速やかに開放する必要があることから、例えば夜間に道路工事を行なう際の車線規制の方法として、作業員の手作業によって持ち運ぶことが容易な、内照式のカラーコーン(登録商標)や、高輝度の矢印板、反射式のラバーコーン、自発光デリネータ等を用いた方法が採用されている。
すなわち、例えば高速道路において道路工事を行う場合には、例えば工事区域の数キロから数百メ−トル程度手前に、内照式や高輝度の予告標識を設置すると共に、車線が変更される300m程度の斜めの区間に、例えば30m程度のピッチで内照式のカラーコーンや、高輝度の矢印板を交互に設置し、さらに車線を変更した後の工事区域に沿った直線部の区間に、例えば40m程度のピッチで反射式のラバーコーンや、自発光デリネータを交互に設置する方法が採用されている。
特開2013−159915号公報 特開2013−167136号公報
しかしながら、上記従来の道路工事を行なう際の車線規制の方法では、内照式のカラーコーンや、高輝度の矢印板や、反射式のラバーコーンや、自発光デリネータ等による機能は、車両を運転するドライバーの注意を喚起することに留まっており、特に車線が折れ曲がる部分については、車線規制のラインを把握し難くなることで、ドライバーは無意識にブレーキを踏み易くなり、速度が低下することにより車間距離が縮まることになって、交通渋滞を招く要因になり易い。
一方、例えば道路の側部に沿って、多数の発光手段を、所定の設置間隔をおいて並べて相当の道路延長に亘って設けておき、これらの発光手段を、所定の発光時間や発光切替時間や発光サイクル時間で点滅させることにより、速度が速すぎる車両が速度を抑制するように誘導したり、速度が遅すぎる車両が速度を回復するように誘導したりすることによって、交通障害や交通渋滞を防止できるようにした速度超過・低下防止方法や、車両誘導システムが開発されているが(例えば、特許文献1、特許文献2参照)、これらの方法やシステムでは、多数の発光手段を設置したり制御したりするための、大掛かりな設備を要することになって、例えば夜間の道路工事を行なう際に車線を規制するために、撤去可能な状態で一時的に簡易に設けることは困難である。
本発明は、撤去可能な状態で一時的に簡易に設けることができると共に、ドライバーに走行すべき走行路のラインを容易に視認させることを可能にして、所定の走行路に沿って車両が走行するように効果的に誘導することのできる路面案内灯装置を提供することを目的とする。
本発明は、撤去可能な状態で走行路に沿って路面に敷設され、点滅灯を点滅させて、例えば昼間や夜間における車両の走行を案内する路面案内灯装置であって、配線ケーブルと、該配線ケーブルに連結されて、所定のピッチで前記配線ケーブルに沿って取り付けられる複数の点滅照明部とをからなり、該点滅照明部は、上面側に前記配線ケーブルを横断させて前記配線ケーブルに連結される基盤部と、前記配線ケーブルを覆って前記基盤部の上面側に設置される、透光性を有する合成樹脂製の下面が開口面となった透光カバー体と、該透光カバー体の中空内部に設けられる光源部と、前記透光カバー体を覆って前記基盤部の上面側に設置される、前記透光カバー体を臨ませる透光窓部を4方に開口させている金属製の防護カバー体とを含んで形成されており、前記光源部は、複数のLEDが取り付けられたLED基板と、LEDからの光を4方に反射させる反射面を備えるLED反射台とを含んでおり、前記複数のLEDは、前記LED反射台の反射面と対向するように配置されている路面案内灯装置を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明の路面案内灯装置は、前記点滅照明部が、前記配線ケーブルに沿って、1〜6mの等しい所定のピッチで複数取り付けられていることが好ましい。
また、本発明の路面案内灯装置は、前記配線ケーブルに沿って所定のピッチで取り付けられている複数の前記点滅照明部の間隔部分に、前記配線ケーブルを覆うようにして白帯部材が取り付けられていることが好ましい。
さらに、本発明の路面案内灯装置は、前記配線ケーブルの端部に設けられたコネクターを介して、複数連設できるようになっていることが好ましい。
さらにまた、本発明の路面案内灯装置は、複数の前記点滅照明部が、所定の車両の設定走行速度に合わせて順次点滅できるようになっていることが好ましい。
また、本発明の路面案内灯装置は、前記基盤部、前記透光カバー体、前記光源部、及び前記防護カバー体が、正方形状又は略正方形状の平面形状を備えていることが好ましい。
さらに、本発明の路面案内灯装置は、道路工事の工事区域を区画する、車線規制のラインに沿って設置されることが好ましい。
さらにまた、本発明の路面案内灯装置は、車線が折れ曲る部分の前記車線規制のラインに沿って設置されることが好ましい。
本発明の路面案内灯装置によれば、撤去可能な状態で一時的に簡易に設けることができると共に、ドライバーに走行すべき走行路のラインを容易に視認させることを可能にして、所定の走行路に沿って車両が走行するように効果的に誘導することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る路面案内灯装置の部分上面図である。 例えば夜間の道路工事において、車線規制のために本発明の路面案内灯装置が設置される位置を説明する略示平面図である。 点滅照明部の部分の拡大斜視図である。 図3のA−Aに沿った、点滅照明部の部分の断面図である。 点滅照明部の上方から見た分解斜視図である。 点滅照明部の下方から見た分解斜視図である。 基盤部を除いた状態の、点滅照明部の底面図である。 (a)は基盤部の上面図、(b)は基盤部の底面図である。 (a)は透光カバー体の上面図、(b)は透光カバー体の底面図である。 (a)は光源部のLED基板の上面図、(b)は光源部のLED基板の底面図である。 (a)は光源部のLED反射台の上面図、(b)は光源部のLED反射台の底面図である。 (a)は防護カバー体の上面図、(b)は防護カバー体の底面図である。
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係る路面案内灯装置10は、例えば交通量の少ない夜間に道路工事を行なう際に、図2に示すように、好ましくは路肩部分を利用した工事区域50を区画する車線規制を行なうための設置物として、カラーコーンや矢印板等による従来の標識類51と併用して用いられる。本実施形態の路面案内灯装置10は、特にドライバーが車両の速度を無意識に落とし易い区間において、例えば工事区域50を区画する車線規制のライン52に沿って路面に設置されて、車両を運転するドライバーに走行すべき走行路53の、例えば工事区域50との境界部分を容易に視認させることを可能にして、所定の走行路53に沿って、スムーズに車両が走行するように効果的に誘導できるようにする機能を備えている。
そして、本実施形態の路面案内灯装置10は、撤去可能な状態で、車線規制された走行路53の工事区域50との境界部分のライン52や、路肩への拡幅部分のライン52に沿って路面に敷設され(図2参照)、点滅灯である点滅照明部11を点滅させて、夜間における車両の走行を案内する路面案内用の照明装置であって、図1及び図3〜図6に示すように、配線ケーブル12と、配線ケーブル12に連結されて、所定のピッチで配線ケーブル12に沿って取り付けられる複数の点滅照明部11とからなる。点滅照明部11は、上面側に配線ケーブル12を横断させて配線ケーブル12に連結される基盤部13と、配線ケーブル12を覆って基盤部13の上面側に設置される、透光性を有する合成樹脂製の下面が開口面となった透光カバー体14と、透光カバー体14の中空内部に設けられる光源部15と、透光カバー体14を覆って基盤部13の上面側に設置される、透光カバー体14を臨ませる透光窓部18e、18fを4方に開口させている金属製の防護カバー体18とを含んで形成されている。光源部15は、複数のLED16aが取り付けられたLED基板16と、LED16aからの光を4方に向けて反射させる反射面17aを備えるLED反射台17とを含んでおり、複数のLED16aは、LED反射台17の反射面17aと対向するように配置されている。
また、本実施形態では、点滅照明部11は、配線ケーブル12に沿って、好ましくは1〜6mの等しい所定のピッチ(本実施形態では、1mの等しいピッチ)で複数取り付けられており(図1参照)、好ましくは複数の点滅照明部11の間隔部分に、配線ケーブル12を覆うようにして白帯部材19が取り付けられている(図1参照)。
さらに、本実施形態では、路面案内灯装置10は、例えば配線ケーブル12に点滅照明部11が2〜10箇所に取り付けられた、3〜11m程度の長さを有するように形成されており、好ましくは配線ケーブル12の端部に設けられたコネクター(図示せず)を介して、複数連設することによって、例えば30〜60m程度の必要な長さで延長するように適宜調整して、路面に敷設して用いることができるようになっている。
本実施形態の路面案内灯装置10を構成する配線ケーブル12は、点滅照明部11に電力を供給することが可能な公知の各種のケーブルを用いることができ、好ましくはAC(Alternating Current)ケーブルを用いることができる。配線ケーブル12は、交流と直流とを変換することができるアダプター等と接続することで、交流電源及び直流電源のどちらからでも電力を取得することが可能である。
配線ケーブル12と共に本実施形態の路面案内灯装置10を構成する点滅照明部11は、上述のように、基盤部13と、透光カバー体14と、光源部15と、防護カバー体18とを含んで構成されており、これらの基盤部13、透光カバー体14、光源部15、及び防護カバー体18は、本実施形態では、図8〜図12にも示すように、正方形状又は略正方形状の平面形状を備えている。
基盤部13は、路面案内灯装置10が路面に敷設された際に路面と接触して載置される部分となる、点滅照明部11の底面部を形成している。基盤部13は、車両として例えば5トントラックが点滅照明部11を踏んだ際の緩衝効果や、路面からの地熱による影響の緩和や、路面に設置された際の滑り止め機能等を鑑みて、適度な可撓性や弾性を備える材質として、例えばNBR(Nitrile Butadiene Rubber)やウレタン等による成形品となっている。基盤部13は、図8(a)、(b)に示すように、例えば一辺部の長さが270mm程度の大きさの、正方形状又は略正方形状の平面形状を備えると共に、表面側の周縁部分から60mm程度の高さで上方に突出して、環状に連続する周壁部13aが形成されている(図8(a)参照)。周壁部13aの内周面には、後述する防護カバー体18の脚部18c,18dと対応させて、角部分や一方の対向する辺部の中央部分に、脚部位置決め用の切欠き凹部13c,13dが形成されている。これらの切欠き凹部13c,13dに脚部18c,18dを嵌め込むようにして取り付けることにより、防護カバー体18が、位置決めされた状態で基盤部13に一体として取り付けられる。
また、基盤部13の上面側には、周壁部13aにおける他方の一対の対向する辺部の中央部分に、挿通スリーブ部13bが各々設けられている。これらの挿通スリーブ部13bに配線ケーブル12が挿通されることにより、配線ケーブル12は、基盤部13上面側に中央部分を横断した状態で設けられると共に、点滅照明部11は、基盤部13を介して配線ケーブル12に各々連結されることになる。基盤部13の中央部分には、上面側に突出して、組立てネジ30a(図5、図6参照)が挿通されるスリーブ突起13eが、対角線上に4箇所に設けられており、これらのスリーブ突起13eの内側を、基盤部13の下面に至るまで貫通して、組立用ホール13fが形成されている。基盤部13には、透光カバー体14や防護カバー体18の内側に入り込んだ水を排除するための水抜き穴13g,13hが、基盤部13の上下を貫通して複数箇所に開口形成されている。
さらに、本実施形態では、基盤部13の下面側に、線状リブ13iが、下方に突出して設けられている(図8(b)参照))。線状リブ13iは、基盤部13の下面側おいて、外周縁部分に沿って一部を断続させて正方形状に設けられていると共に、縦方向中央部分及び横方向中央部分を横断するようにして、一部を断続させて十字形形状に設けられている。さらに、線状リブ13iは、横長の長円形状に形成された各々の水抜き穴13gの外側を囲むようにして、一部を断続させて横長の矩形形状に設けられている。基盤部13の下面側に、線状リブ13iが下方に突出して設けられていることにより、基盤部13の底面を浮かせた状態で路面に載置して、基盤部13を路面に馴染みやすくすることが可能になると共に、路面との摩擦力を高めることが可能になり、また基盤部13の底面が広範囲に亘って摩耗するのを回避することが可能になる。
点滅照明部11の透光カバー体14は、光源部15からの光を透過させることが可能な透光性を有する合成樹脂製として、例えばアクリル、塩化ビニル、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート(PET)等からなる射出成形品であって、好ましくは透明なカバー体となっている。透光カバー体14は、本実施形態では、図9(a)、(b)に示すように、基盤部13よりも一回り小さな、例えば一辺部の長さが240mm程度の大きさの、正方形状又は略正方形状の平面形状を備えると共に、天面部14aと、天面部14aの四方の辺部から外側に向けて斜め下方に延設する斜面部14bとからなる、下面が開口面となった、例えば30mm程度高さを備える透明な函形の立体形状を備えている。
透光カバー体14の天面部14aの中央領域には、これの外周部分よりも一段下がった位置に配置されて、正方形の平面形状を備える陥没天面部14cが、天面部14aに支持されて、天面部14aの一部として設けられている。陥没天面部14cの下面側には、LED基板16とLED反射台17とからなる光源部15が取り付けられる(図4参照)。
また、透光カバー体14の天面部14aには、一方の対向する辺部の各々の中央部分から天面部14aの中心部に向けて切り込まれて、切込みスリット14dが、斜面部14bの下端部から連続して設けられている。この切込みスリット14dには、後述する防護カバー体18の天面部18aから下方に延設して設けられた、後述する第1荷重分散支持プレート18jが挿入されて、当該第1荷重分散支持プレート18jの下端辺部を基盤部13の上面側に当接させることで、例えば防護カバー体18に車両が乗り上げた際に防護カバー体18に負荷される荷重を、後述する第2荷重分散支持プレート18kや、防護カバー体18の脚部18c,18dと共に、分散させた状態で基盤部13やこれの下方の路面に安定して支持させることができるようになっている。
さらに、本実施形態では、透光カバー体14の天面部14aには、他方の対向する辺部の各々の中央部分と、陥没天面部14cの辺部の各々の中央部分とに跨るようにして、スリット孔14eを内部に保持した中空プレート片14fが、下方に延設して設けられている。中空プレート片14fのスリット孔14eには、後述する防護カバー体18の天面部18aから下方に延設して設けられた、第2荷重分散支持プレート18kが挿入されて、当該第2荷重分散支持プレート18kの下端辺部を基盤部13の上面側に当接させることで、例えば防護カバー体18に車両が乗り上げた際に防護カバー体18に負荷される荷重を、第1荷重分散支持プレート18jや、防護カバー体18の脚部18c,18dと共に、分散させた状態で基盤部13やこれの下方の路面に安定して支持させることができるようになっている(図4参照)。
さらにまた、本実施形態では、透光カバー体14の正方形の平面形状を備える陥没天面部14cの下面側の4箇所の角部から下方に突出させて、点滅照明部11を組み立てる際に、基盤部13に形成された組立用ホール13fに挿通された組立てネジ30aを締着させるための、雌ネジスリーブ14gが設けられている。また陥没天面部14cの下面側には、陥没天面部14cの対角線上に4箇所に配置されて、光源部15を陥没天面部14cの下面側に取り付けるための組立てネジ30b(図5、図6参照)を締着させる、雌ネジスリーブ14hが下方に突出して設けられている。透光カバー体14の天面部14aには、陥没天面部14cの対角線の延長線上に配置されて、透光カバー体14と防護カバー体18とを接合一体化する際に組立てネジ30c(図5、図6参照)を締着させる締着孔14iが、4箇所に形成されている。
また、本実施形態では、透光カバー体14の4方の斜面部14bのうち、一方の対向する一対の斜面部14bには、これらの斜面部14bから外側に突出して、後述する防護カバー体18に設けられた第一透光窓部18eと対応する位置に配置される、一対の直角台形状の突出段部14jが、切込みスリット14dが形成された中央部分を挟んだ両側に、各々設けられている。透光カバー体14の他方の対向する一対の斜面部14bには、これらの斜面部14bから外側に突出して、後述する防護カバー体18に設けられた第二透光窓部18fと対応する位置に配置される、等脚台形状の突出段部14kが設けられている。
点滅照明部11の光源部15は、図5及び図6に示すように、LED基板16とLED反射台17とからなる。LED基板16は、例えばガラスエポキシ基板、ガラスコンポジット基板、紙フェノール基板、BTレジン基板、フレキシブルプリント基板、熱可塑性エンジニアリングポリマーを押出成形してなる基板等の公知のプリント基板16bに、複数のLED(発光ダイオード)16aを配置して形成されるものであり、好ましくはその全体にエポキシ樹脂等を用いてモールディング処理が施されていることで、防水機能が備えるようになっている。プリント基板16bは、図10(a)、(b)に示すように、一辺部の長さが100mm程度の大きさの、正方形状又は略正方形状の平面形状を備えており、下面側となる一方の面に、四方の辺部の各々に沿って、複数のLED16aが、一列に並べて取り付けられている。プリント基板16bには、正方形の対角線上に、LED基板16をLED反射台17と共に透光カバー体14の陥没天面部14cの下面側に取り付ける際に、組立てネジ30bが締着される締着孔16cが、対角線上に配置されて4箇所に形成されている。
LED反射台17は、例えばステンレス鋼板をプレス加工して形成される扁平な立体形状を備える板状部材であり、図11(a)、(b)に示すように、一辺部の長さが100mm程度の大きさの、プリント基板16bよりも一回り大きな正方形状又は略正方形状の平面形状を備えている。LED反射台17は、中央部分に配置された一辺部の長さが100mm程度の大きさの正方形の天面部17bと、天面部17bの四方の辺部から、外側に向けて斜め下方になだらかに傾斜して配置された傾斜面部17cとならなり、傾斜面部17cの天面部17bが突出する側の上面が、反射面17aとなっている。LED反射台17には、好ましくはクロムメッキが施されていることで、反射面17aの光反射率を向上させている。LED反射台17の天面部17bには、これの対角線上に、LED反射台17をLED基板16と共に透光カバー体14の陥没天面部14cの下面側に取り付ける際に、組立てネジ30bが締着される締着孔17dが形成されている。
また、LED基板16は、LED反射台17と共に透光カバー体14の陥没天面部14cの下面側に取り付けられた際に、LEDが配置された一方の面を下方に向けてLED反射台17の上に重ねて設置されることで、プリント基板16bの四方の辺部の各々に沿って並べて設けられた複数のLEDは、LED反射台17の四方の反射面17aと、各々対向して配置されるようになっている。これによって、LED反射台17は、LED基板16のLED16aから発光される光を、反射面17aに反射させて、四方に向けて効果的に分散できるようになっている。
点滅照明部11の防護カバー体18は、好ましくはアルミウムによる金属製のダイキャスト製品となっており、図5、図6、及び図12(a)、(b)に示すように、基盤部13よりも一回り小さな、一辺部の長さが250mm程度の大きさの正方形の枠内に収まる、略正方形状の平面形状を備えると共に、例えば50mm程度の高さの立体形状を備えるように形成されている。防護カバー体18がアルミウムによって形成されていることにより、放熱板としての機能を発揮することが可能になる。また防護カバー体18は、正方形状の天面部18aと、天面部18aの四方の辺部から外側に向けて斜め下方に延設する斜面部18bとならなり、斜面部18bは、天面部18aが所定の高さに配置されるように支持する脚部18c,18dと、透光カバー体14を臨ませる透光窓部18e、18fとを含んで形成されるようになっている。
すなわち、防護カバー体18の斜面部18bは、天面部18aの4箇所の角部部分の下方に配置される、外側に向けて斜め下方に延設する角部脚部18cと、天面部18aの一方の対向する一対の辺部の各々の中間部分の下方に配置される、外側に向けて斜め下方に延設する中間部脚部18dとを有している。これによって、防護カバー体18の斜面部18bには、中間部脚部18dが延設する、天面部18aの一方の対向する一対の辺部の各々の下方領域に、直角台形状に切り欠かれた一対の第一透光窓部18eが、中間部脚部18dの両側に配置されて両側の角部脚部18cとの間の部分に各々形成されることになる。また防護カバー体18の斜面部18bには、天面部18aの他方の対向する一対の辺部の各々の下方領域に、等脚台形状に切り欠かれた第二透光窓部18fが、両側の角部脚部18cの間の部分に各々形成されることになる。
点滅照明部11が組み立てられた際に、天面部18aの一方の対向する一対の辺部の下方領域に形成された第一透光窓部18eには、透光カバー体14の斜面部14bに設けられた直角台形状の突出段部14jが、各々嵌め込まれるようにして臨んで配置されると共に、天面部18aの他方の対向する一対の辺部の下方領域に形成された第二透光窓部18fには、透光カバー体14の斜面部14bに設けられた等脚台形状の突出段部14kが、各々嵌め込まれるようにして臨んで配置されることになる。
本実施形態では、防護カバー体18は、好ましくはその外周面の全体が、黄色をベース色として着色されており、好ましくは光反射塗料を用いて着色されることにより、夜間でも視認し易い形態となっている。また防護カバー体18の天面部18aには、例えば黒色の帯状マット18gが、ベース色の黄色と共に縞模様を形成するように、斜めに延設すると共に間隔をおいて平行に配置されて、複数取り付けられており、これによって防護カバー体18は、注意を喚起し易い形態となっている。
また、本実施形態では、防護カバー体18の内側には、天面部18aの下面側から下方に突出して、平面形状が正方形の位置決め枠部18hが、中央部分に設けられていると共に、位置決め枠部18hの対角線の延長線上に4箇所に配置されて、透光カバー体14と防護カバー体18とを接合一体化する際に組立てネジ30c(図5、図6参照)を締着させる雌ネジスリーブ18iが設けられている。透光カバー体14と防護カバー体18とを接合一体化する際に、位置決め枠部18hは、透光カバー体14の陥没天面部14cに嵌め込まれるようにして装着されることで、透光カバー体14に対して防護カバー体18を、精度良く安定した状態で位置決めすることが可能になる。
さらに、本実施形態では、防護カバー体18の内側には、天面部18aから下方に延設して、第1荷重分散支持プレート18jや第2荷重分散支持プレート18kが、下端辺部を、角部脚部18cや中間部脚部18dの下端辺部と同様の高さ位置に配置して設けられている。第1荷重分散支持プレート18jは、正方形状の天面部18aの一方の一対の対向する辺部の中間部と、中間部脚部18dの内側面との間に跨るようにして各々設けられている。第2荷重分散支持プレート18kは、正方形状の天面部18aの他方の一対の対向する辺部の中間部と、他方の一対の対向する斜面部18bの内側面との間に跨るようにして各々設けられている。
また、透光カバー体14と防護カバー体18とを接合一体化して、点滅照明部11が組み立てられた際に、第1荷重分散支持プレート18jは、上述のように、透光カバー体14の天面部14aから斜面部14bの下端部まで切り込まれた切込みスリット14dに挿入されて、下端辺部が基盤部13の上面側に当接する。また第2荷重分散支持プレート18kは、透光カバー体14の天面部14aから下方に延設して設けられた、中空プレート片14fのスリット孔14eに挿入されて、下端辺部が基盤部13の上面側に当接する。
これらによって、例えば防護カバー体18に車両が乗り上げた際に防護カバー体18に負荷される荷重を、角部脚部18cや中間部脚部18dに加えて、第1荷重分散支持プレート18jや第2荷重分散支持プレート18kで支持して、基盤部13の全体に荷重を分散させることで、基盤部13を介して下方の路面に、安定した状態で効率良く支持させることが可能になる。
本実施形態の路面案内灯装置10を形成するには、図4〜図7に示すように、第1荷重分散支持プレート18jを切込みスリット14dに挿入すると共に、第2荷重分散支持プレート18kを中空プレート片14fのスリット孔14eに挿入し、さらに位置決め枠部18hを陥没天面部14cに嵌め込んで位置決めした状態で、締着孔14iを介して4箇所の雌ネジスリーブ18iに組立てネジ30cを螺着して締着することにより、防護カバー体18と透光カバー体14とを接合一体化する。
次に、透光カバー体14の下端の開口面から、LED基板16とLED反射台17とからなる光源部15を、透光カバー体14の中空内部に取り付ける。すなわち、LED基板16を、LED16aが取り付けられた面を下方に向けてLED反射台17の上に重ね合わせると共に、LED基板16及びLED反射台17の締着孔16c,17dを、透光カバー体14に設けられた雌ネジスリーブ14hに合致させ、これらの締着孔16c,17dを介して4箇所の雌ネジスリーブ14hに組立てネジ30bを螺着して締着することにより、光源部15を透光カバー体14の中空内部に取り付ける。
しかる後に、配線ケーブル12に沿って、両側の一対の挿通スリーブ部13bに当該配線ケーブル12を挿通させることで横断させて、当該配線ケーブル12に連結されることによって、好ましくは1mのピッチで取り付けられている複数の基盤部13の各々に、透光カバー体14及び光源部15が組み付けられた防護カバー体18を、一体として取り付ける。
すなわち、防護カバー体18の角部脚部18cを、基盤部13の周壁部13aの角部分に形成された角部切欠き凹部13cに、嵌め込むようにして装着すると共に、防護カバー体18の中間部脚部18dを、基盤部13の周壁部13aの一方の対向する辺部の中間部分に形成された中間部切欠き凹部13dに、嵌め込むようにして装着することで、防護カバー体18を基盤部13に位置決めする。防護カバー体18を基盤部13に位置決めしたら、基盤部13の下面側から、防護カバー体18と一体となった透光カバー体14の陥没天面部14cの雌ネジスリーブ14gと合致した、基盤部13のスリーブ突起13eによる組立用ホール13fを介して、組立てネジ30aを雌ネジスリーブ14gに締着することによって、防護カバー体18を、透光カバー体14や光源部15と共に、各々の基盤部13に一体として取り付けることにより、複数の点滅照明部11を各々組み立てる。
これらによって、好ましくは1mの等しいピッチで、組み立てられた点滅照明部11が配線ケーブル12に沿って取り付けられた、本実施形態の路面案内灯装置10が形成される。形成された路面案内灯装置10は、例えば配線ケーブル12に点滅照明部11が2〜10箇所に取り付けられた、3〜11m程度の長さを有するように形成されており、好ましくは配線ケーブル12の端部に設けられたコネクター(図示せず)を介して、複数連設することによって、例えば5〜30m程度の必要な長さで延長するように適宜調整して、路面に敷設して使用されることになる。
また、本実施形態では、図1に示すように、配線ケーブル12に沿って、好ましくは1mの等しいピッチで取り付けられた点滅照明部11の間隔部分に、配線ケーブル12を覆うようにして、白帯部材19が取り付けられている。白帯部材19は、例えば可撓性を有するエラストマー等からなる帯状の成形品であって、50〜150mm程度の幅を有するように形成されると共に、少なくともその上面が、好ましくは光反射塗料を用いて、白色に着色されている。白帯部材19は、路面に接地させるための平坦な底面を備えると共に、内部に配線ケーブル12を収納するための貫通孔や切り込みが、長手方向に沿って全長に亘って形成されている。これらの貫通孔や切り込みに配線ケーブル12を納めることで配線ケーブル12を覆うようにして、点滅照明部11の間隔部分に、白線を形成できるようになっている。
点滅照明部11の間隔部分に白帯部材19が取り付けられていることにより、車両が走行すべき走行路のラインを、ドライバーにさらに容易に視認させることが可能になる。
本実施形態では、路面案内灯装置10は、図1に示すように、好ましくは路肩部分を利用した工事区域50を区画する車線規制を行なうための設置物として、カラーコーンや矢印板等による従来の標識類51と併用して、撤去可能な状態で走行路53に沿って路面に敷設されて用いられる。より具体的には、本実施形態では、路面案内灯装置10は、中央分離帯に近い右路肩部分を利用した工事区域50を区画するための車線規制のラインに沿って、右路肩部分から追越車線側に車線が折れ曲る部分を挟んだ領域に、例えば30〜60mの延長で連続して設置されると共に、工事区域50の開始部分から走行車線側に車線が折れ曲る部分を挟んだ領域に、例えば30〜60mの延長となるように連続して設置されて用いられる。また、路面案内灯装置10は、工事区域50が設けられる右路肩部分とは反対側の左路肩部分に走行路53が形成されるように規制するための車線規制のラインに沿って、走行車線から左路肩部分側に車線が折れ曲る部分を挟んだ領域から、左路肩部分に沿うように折れ曲がる領域まで連続して、例えば30〜60mの延長となるように連続して設置されて用いられる。
そして、上述の構成を備える本実施形態の路面案内灯装置10によれば、車線規制のラインに沿って、撤去可能な状態で一時的に簡易に設けることが可能になると共に、ドライバーに走行すべき走行路のラインを容易に視認させるようにして、所定の走行路に沿って車両が走行するように効果的に誘導することが可能になる。
すなわち、本実施形態の路面案内灯装置10によれば、配線ケーブル12と、配線ケーブル12に沿って取り付けられる複数の点滅照明部11とからなり、点滅照明部11は、配線ケーブル12に連結される基盤部13と、基盤部13の上面側に設置される、中空内部に光源部15が設けられる透光性を有する透光カバー体14と、基盤部13の上面側に設置される、透光窓部18e、18fを四方に開口させている防護カバー体18とを含んで形成されており、作業員による手作業によって、持ち運び及び設置が容易な簡易な構成を備えているので、設置すべき車線規制のラインに沿って、撤去可能な状態で一時的に容易に設けることが可能になる。
また、路面案内灯装置10の点滅照明部11は、光源部15からの光を四方に透光させることが可能な状態で、路面に載置して設置されているので、あらゆる方向に注意を喚起することが可能になると共に、道路の側壁部等の高い位置に点滅照明部が設置されている場合と比較して、路面に設置されていることで、正面を注視しているドライバーの視線に点滅照明部11が自然に入り易くなり、注意を喚起し易くなることで、ドライバーに走行すべき走行路のラインを容易に視認させることが可能になって、所定の走行路に沿って車両が走行するように、より効果的に誘導することが可能なる。
さらに、路面案内灯装置10の透光カバー体14及び光源部15は、堅牢な防護カバー体18によって覆われて、路面に設置されているので、例えば路面案内灯装置10の上に車両が乗り上げた場合でも、透光カバー体14や光源部15を強固に保護して、その機能を保持することが可能なる。
さらにまた、本実施形態では、例えば複数のLED16aが取り付けられた光源部15の、プリント基板16bによるLED基板16に、好ましくは所定の回路を組み込んでおくことにより、例えばリーモーコントローラからの遠隔操作によって、点滅照明部11の発光時間や発光切替時間や発光サイクル時間等を、適宜調整することが可能になる。
また、LED基板16に所定の回路を組み込んでおくことにより、複数の点滅照明部11を、所定の車両の設定走行速度に合わせて順次点滅できるようにすることもできる。これによって、走行路53を走行する車両が、設定された所定の速度で走行するように、効果的に誘導することが可能になる。
特に、車線規制された走行路の折れ曲がり部分を車両が通過する際には、ドライバーは無意識にブレーキを踏み易くなり、速度が低下することにより車間距離が縮まることになって、交通渋滞を招く要因になり易いが、このような折れ曲がり部分に設置された、路面案内灯装置10の複数の点滅照明部11を、所定の車両の設定走行速度に合わせて順次点滅させることにより、車両が走行路の折れ曲がり部分を、適切な速度で通過するように誘導して、交通渋滞を効果的に緩和することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、透光カバー体や光源部や防護カバー体は、正方形状や略正方形状の平面形状を備えている必要は必ずしも無く、円形状や八角形状等、その他の種々の平面形状を備えていても良い。路面案内灯装置は、道路工事の工事区域を区画する、車線規制のラインに沿って設置される必要は必ずしも無く、その他の種々の車線規制のラインに沿って設置して、車両の走行を案内することもできる。例えば、駐車場において、夜間に駐車スペースの側辺部に沿って路面に設置して、車両が所定の駐車スペースに走行移動するように誘導することもできる。路面案内灯装置は、夜間のみならず、昼間に路面に設置して用いることもできる。
10 路面案内灯装置
11 点滅照明部
11a 側縁部分
12 配線ケーブル
13 基盤部
13a 周壁部
13b 挿通スリーブ部
13c 切欠き凹部
13d 切欠き凹部
13e スリーブ突起
13f 組立用ホール
13g,13h 水抜き穴
13i 線状リブ
14 透光カバー体
14a 天面部
14b 斜面部
14c 陥没天面部
14d 切込みスリット
14e スリット孔
14f 中空プレート片
14g,14h 雌ネジスリーブ
14i 締着孔
14j,14k 突出段部
15 光源部
16 LED基板
16a LED
16b プリント基板
16c 締着孔
17 LED反射台
17a 反射面
17b 天面部
17c 傾斜面部
17d 締着孔
18 防護カバー体
18a 天面部
18b 斜面部
18c 角部脚部
18d 中間部脚部
18e 第一透光窓部
18f 第二透光窓部
18g 帯状マット
18h 位置決め枠部
18i 雌ネジスリーブ
18j 第1荷重分散支持プレート
18k 第2荷重分散支持プレート
19 白帯部材
50 工事区域
51 標識類
52 車線規制のライン
53 走行路

Claims (8)

  1. 撤去可能な状態で走行路に沿って路面に敷設され、点滅灯を点滅させて車両の走行を案内する路面案内灯装置であって、
    配線ケーブルと、該配線ケーブルに連結されて、所定のピッチで前記配線ケーブルに沿って取り付けられる複数の点滅照明部とをからなり、
    該点滅照明部は、上面側に前記配線ケーブルを横断させて前記配線ケーブルに連結される基盤部と、前記配線ケーブルを覆って前記基盤部の上面側に設置される、透光性を有する合成樹脂製の下面が開口面となった透光カバー体と、該透光カバー体の中空内部に設けられる光源部と、前記透光カバー体を覆って前記基盤部の上面側に設置される、前記透光カバー体を臨ませる透光窓部を4方に開口させている金属製の防護カバー体とを含んで形成されており、
    前記光源部は、複数のLEDが取り付けられたLED基板と、LEDからの光を4方に反射させる反射面を備えるLED反射台とを含んでおり、前記複数のLEDは、前記LED反射台の反射面と対向するように配置されている路面案内灯装置。
  2. 前記点滅照明部は、前記配線ケーブルに沿って、1〜6mの等しい所定のピッチで複数取り付けられている請求項1記載の路面案内灯装置。
  3. 前記配線ケーブルに沿って所定のピッチで取り付けられている複数の前記点滅照明部の間隔部分に、前記配線ケーブルを覆うようにして白帯部材が取り付けられている請求項1又は2記載の路面案内灯装置。
  4. 前記配線ケーブルの端部に設けられたコネクターを介して、複数連設できるようになっている請求項1〜3のいずれか1項記載の路面案内灯装置。
  5. 複数の前記点滅照明部は、所定の車両の設定走行速度に合わせて順次点滅できるようになっている請求項1〜4のいずれか1項記載の路面案内灯装置。
  6. 前記基盤部、前記透光カバー体、前記光源部、及び前記防護カバー体は、正方形状又は略正方形状の平面形状を備えている請求項1〜5のいずれか1項記載の路面案内灯装置。
  7. 道路工事の工事区域を区画する、車線規制のラインに沿って設置される請求項1〜6のいずれか1項記載の路面案内灯装置。
  8. 車線が折れ曲る部分の前記車線規制のラインに沿って設置される請求項7記載の路面案内灯装置。
JP2017217825A 2017-11-10 2017-11-10 路面案内灯装置 Active JP6799521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017217825A JP6799521B2 (ja) 2017-11-10 2017-11-10 路面案内灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017217825A JP6799521B2 (ja) 2017-11-10 2017-11-10 路面案内灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019090176A true JP2019090176A (ja) 2019-06-13
JP6799521B2 JP6799521B2 (ja) 2020-12-16

Family

ID=66836047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017217825A Active JP6799521B2 (ja) 2017-11-10 2017-11-10 路面案内灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6799521B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021173003A (ja) * 2020-04-21 2021-11-01 大林道路株式会社 発炎筒代替発光装置
KR20230000261U (ko) * 2021-07-26 2023-02-02 도로교통공단 이동식 차량 시선유도 및 진입방지 장치

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61191708A (ja) * 1985-02-21 1986-08-26 保安工業株式会社 視線誘導装置施工方法
JPS623813U (ja) * 1985-06-18 1987-01-10
JPH0646015U (ja) * 1992-11-21 1994-06-24 恒彦 柴崎 発光式路面表示具
JPH08144230A (ja) * 1994-11-18 1996-06-04 Keiichi Osawa 連結式工事用保安照明器具のコネクターおよび単管ス タンド用ライトバー
JPH09273125A (ja) * 1996-04-09 1997-10-21 Hitachi Cable Ltd 工事区間車両侵入検知方法
US20050094387A1 (en) * 2003-11-03 2005-05-05 Perry Coman Portable radial projection light source arrangement
JP3132397U (ja) * 2007-03-27 2007-06-07 ユニマテック株式会社 発光式道路鋲
JP2009127207A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Stanley Electric Co Ltd 路面設置型灯具
JP3165448U (ja) * 2010-11-02 2011-01-20 株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟 連動矢印板装置
JP2013159915A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Central Nippon Expressway Co Ltd 速度超過・低下防止方法
JP2013167136A (ja) * 2012-02-17 2013-08-29 Nagoya Electric Works Co Ltd 車両誘導システム、および、車両誘導方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61191708A (ja) * 1985-02-21 1986-08-26 保安工業株式会社 視線誘導装置施工方法
JPS623813U (ja) * 1985-06-18 1987-01-10
JPH0646015U (ja) * 1992-11-21 1994-06-24 恒彦 柴崎 発光式路面表示具
JPH08144230A (ja) * 1994-11-18 1996-06-04 Keiichi Osawa 連結式工事用保安照明器具のコネクターおよび単管ス タンド用ライトバー
JPH09273125A (ja) * 1996-04-09 1997-10-21 Hitachi Cable Ltd 工事区間車両侵入検知方法
US20050094387A1 (en) * 2003-11-03 2005-05-05 Perry Coman Portable radial projection light source arrangement
JP3132397U (ja) * 2007-03-27 2007-06-07 ユニマテック株式会社 発光式道路鋲
JP2009127207A (ja) * 2007-11-20 2009-06-11 Stanley Electric Co Ltd 路面設置型灯具
JP3165448U (ja) * 2010-11-02 2011-01-20 株式会社ネクスコ・エンジニアリング新潟 連動矢印板装置
JP2013159915A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Central Nippon Expressway Co Ltd 速度超過・低下防止方法
JP2013167136A (ja) * 2012-02-17 2013-08-29 Nagoya Electric Works Co Ltd 車両誘導システム、および、車両誘導方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021173003A (ja) * 2020-04-21 2021-11-01 大林道路株式会社 発炎筒代替発光装置
JP7401055B2 (ja) 2020-04-21 2023-12-19 大林道路株式会社 発炎筒代替発光装置
KR20230000261U (ko) * 2021-07-26 2023-02-02 도로교통공단 이동식 차량 시선유도 및 진입방지 장치
KR200496510Y1 (ko) * 2021-07-26 2023-02-14 도로교통공단 이동식 차량 시선유도 및 진입방지 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6799521B2 (ja) 2020-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20050105954A (ko) 발광 다이오드를 이용한 횡단보도 도로경계석의 변색유도등
AU2016203306A1 (en) Light fixture
JPH0260805B2 (ja)
US9262917B2 (en) Safety directional indicator
JP2019090176A (ja) 路面案内灯装置
US20060061487A1 (en) Illuminated portable traffic control sign
KR100819181B1 (ko) 조명 기능이 구비된 횡단보도 안전표지판
JP5005519B2 (ja) 道路用発光器
JP2006265989A (ja) 交通安全システム
US20150251592A1 (en) Corner light assembly for emergency vehicle
KR101047904B1 (ko) 표지판
KR101885882B1 (ko) 도로용 중앙분리대의 시인장치
KR20170019841A (ko) 횡단보도 표시장치
KR102515370B1 (ko) 횡단보도 조명장치
KR20150137355A (ko) 보행자 신호 연동형 횡단보도 안전 유도시스템
KR101275514B1 (ko) 횡단보도용 조명장치
KR200425808Y1 (ko) 다기능복합신호등
KR100826612B1 (ko) 차도용 조명등기구
KR102433056B1 (ko) 횡단보도용 보행자 신호등
WO2020222124A1 (en) Road obstacle warning system
KR200482744Y1 (ko) 실내 주차장 조명장치
KR20150074500A (ko) 주파수 제어형 발광다이오드 경관 조명기구
JP4216064B2 (ja) 道路標示の方法及びシステム並びにそれらに用いる装置
KR100805235B1 (ko) 도로 안전관리 시스템 및 그 제어방법
CN214783389U (zh) 一种人行横道发光指示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6799521

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250