JP2019089393A - 軌道走行車 - Google Patents
軌道走行車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019089393A JP2019089393A JP2017218321A JP2017218321A JP2019089393A JP 2019089393 A JP2019089393 A JP 2019089393A JP 2017218321 A JP2017218321 A JP 2017218321A JP 2017218321 A JP2017218321 A JP 2017218321A JP 2019089393 A JP2019089393 A JP 2019089393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- driver
- main body
- traveling vehicle
- track traveling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
Description
また、本発明に係る軌道走行車は、運転者の好みに応じて前記手すりを当該軌道走行車の走行方向に対し前後または左右に設置できるよう、前記軌道走行車本体の前後左右に前記手すりを着脱可能に装着する手すり装着部が設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る軌道走行車は、前記運転者乗車板には、前記軌道走行車本体の手すり装着部に前記手すりが着脱可能に装着できるよう各手すり装着部に対応する箇所に手すり装着部露出孔が形成されていることも特徴とする。
また、本発明に係る軌道走行車は、前記軌道走行車本体の前側には、当該軌道走行車を前方に走行させるための前方走行用足踏み式スイッチが設けられている一方、前記軌道走行車本体の後側には、当該軌道走行車を後方に走行させるための後方走行用足踏み式スイッチが設けられており、レール上の当該軌道走行車は反転させず、当該軌道走行車上で運転者のみが体を前後に反転して前記前方走行用足踏み式スイッチまたは後方走行用足踏み式スイッチを操作することによって前方または後方に走行できることも特徴とする。
また、本発明に係る軌道走行車は、前記前方走行用足踏み式スイッチと前記後方走行用足踏み式スイッチとは、前記軌道走行車本体の対角線上に設けられていることも特徴とする。
また、本発明に係る軌道走行車は、前記駆動源は、ブレーキ付きのモーターであることも特徴とする。
そのため、本発明に係る軌道走行車によれば、軌道走行車をレールまで運搬する時や、レールから取外してトラックや保管場所等まで運搬する場合には、軌道走行車本体と、運転者乗車板と、手すりとに分解することが可能であるので、一人でも容易に運搬してレール上に設置して使用したり、レールから取外して容易に運搬できると共に、省スペースで保管することができる。
特に、軌道走行車本体、運転者乗車板、手すりの内で、最も重量が重い軌道走行車本体には、運転者の手や腕、肩等が入る大きさの開口部が設けられているため、搬送時に軌道走行車本体から運転者乗車板や手すりを取外し、例えば、開口部に腕や肩等を入れて軌道走行車本体を担ぐと共に、手で運転者乗車板や手すりを持つ等して一人で運搬することができる。
実施形態の軌道走行車1は、図1〜図3に示すように、モーター等の駆動源の回転によってレール上を走行可能なもので、運転者が乗る中央部分には運転者の手や腕、肩等が入る程度の大きさの開口部11αが設けられた軌道走行車本体11と、本体フレーム11aの開口部11αに着脱可能に取り付けられ、運転者が乗る運転者乗車板12と、軌道走行車本体11または運転者乗車板12に着脱可能に装着され、運転者が掴まる2個の手すり13,13等を備える。
軌道走行車本体11は、図4に示すように開口部11αが形成された本体フレーム11aと、本体フレーム11aの例えば前側(図4上、下側)に設けられた駆動部11bと、本体フレーム11aの例えば後側(図4上、上側)に設けられた従動部11cとを有する。なお、駆動部11bが本体フレーム11aの後側に設けられる一方、従動部11cが本体フレーム11aの前側に設けられていても勿論良い。
本体フレーム11aは、アルミやステンレス、鉄等の金属製の丸パイプまたは角パイプ、アングル材、中実材等からなり、図4等に示すように、レールの長手方向の左右両側に設けられる縦フレーム11a1,11a1と、その縦フレーム11a1,11a1の前端部に溶接等して設けられ、駆動部11bを支持するU字形状の駆動部支持フレーム11a2と、その縦フレーム11a1,11a1の後端部に溶接等して設けられ、従動部11cを支持するU字形状の従動部支持フレーム11a3とを有して構成されている。
駆動部11bは、本体フレーム11aの例えば前側(図4上、下側)に設けられもので、左右両側に前輪11b2,11b2が設けられている共に、左右両側の前輪11b2,11b2の内、例えば、図4上、右側の前輪11b2近傍にはスプロケット11b3が設けられ、駆動部支持フレーム11a2にベアリング付き軸受部11b4等を介して回転可能に支持された前輪シャフト11b1と、前輪シャフト11b1に設けられたスプロケット11b3をチェーン11b5等によって回転させるモーター11b6と、そのモーター11b6へ駆動電流を供給するバッテリ11b7等を備えて構成される。
従動部11cは、本体フレーム11cの例えば後側(図4上、上側)に設けられるもので、左右両側に後輪11c2,11c2が設けられ、駆動部支持フレーム11a2にベアリング付き軸受部11c4等を介して回転可能に支持された後輪シャフト11c1等で構成される。
運転者乗車板12は、図5(a),(b)に示すように、本体フレーム11aの開口部11αを塞ぐように本体フレーム11aの上に着脱可能に取り付けられて運転者が乗る厚さ3mm程度の鋼板で構成されており、図2等に示すように開口部11αを覆うものの、駆動部11bや従動部11cの上方まで覆わない程度の大きさの8角形に形成されている。
2本の手すり13は、図6(a)〜(c)に示すように、水平方向に延びる横棒部13aの両側に鉛直方向に延びる縦棒部13b,13bが設けられたコ字形状に形成されており、本体フレーム11aの前後左右に縦棒部13b,13b間の間隔である約80cm程度の間隔で設けられた前後方向手すり装着部11a6,11a6および左右方向手すり装着部11a7,11a7に着脱自在に装着されるように構成されている。尚、縦棒部13b,13bの基部(下部)側面および前後方向手すり装着部11a6,11a6および左右方向手すり装着部11a7,11a7側面には、ピン孔(図示せず。)等が設けられていて、ピン(図示せず。)等によって抜け止めできるように構成されていても良い。
次に、以上のように構成された実施形態1の軌道走行車1の特徴や動作について説明する。
まず、トラック等で搬送してきた軌道走行車1をレールRまで搬送する場合、実施形態1の軌道走行車1は、図3に示すような軌道走行車本体11と、図4に示す運転者乗車板12と、図5に示す2本の手すり13,13とに分解して搬送することができるので、一人でも容易に運搬してレールRまで搬送することができる。
(1)実施形態1の軌道走行車1を組み立て
分解状態の軌道走行車1を組み立てる場合、まず軌道走行車本体11の本体フレーム11aの上に運転者乗車板12を載せる。尚、必要ある場合は、予め軌道走行車本体11の前輪11b2,11b2および後輪11c2,11c2をレールR,Rの上に載せてから運転者乗車板12を載せる。
次に、運転者の好みに応じて2本の手すり13の縦棒部13b,13bを本体フレーム11a前後両側の前後方向手すり装着部11a6,11a6、または本体フレーム11a左右両側の左右方向手すり装着部11a7,11a7に装着するが、この場合、ここでは、図1〜図3や、図7(a),(b)に示すように、2本の手すり13,13それぞれの縦棒部13b,13bを本体フレーム11a前後両側の前後方向手すり装着部11a6,11a6に装着する。
これに対し、運転者が2本の手すり13,13を本体フレーム11a前後両側の前後方向手すり装着部11a6,11a6よりも、本体フレーム11a左右両側の左右方向手すり装着部11a7,11a7に装着する方を望む場合、図8に示すように、2本の手すり13,13それぞれの縦棒部13b,13bを本体フレーム11a左右両側の左右方向手すり装着部11a7,11a7に装着して、運転者は必要あれば両手または片手で左右両側の手すり13,13に掴まって、右足で前方走行用足踏み式スイッチ11a4や後方走行用足踏み式スイッチ11a5をオンまたはオフ操作しながら前方や後方に走行することも可能である。
以上説明したように、実施形態の軌道走行車1によれば、モーター11b6等の駆動源の回転によってレールR上を自走すると共に、運転者の手や腕、肩等が入る大きさの開口部11αが設けられた本体フレーム11aを有する軌道走行車本体11と、開口部11αを塞ぐように軌道走行車本体11の本体フレーム11aに着脱可能に取り付けられ、運転者が乗る運転者乗車板12と、軌道走行車本体11または運転者乗車板12に着脱可能に装着され、運転者が掴まる2本の手すり12,13とを有する。
11 軌道走行車本体
11α 開口部
11a 本体フレーム
11a1,11a1 縦フレーム
11a2 駆動部支持フレーム
11a3 従動部支持フレーム
11a4 前方走行用足踏み式スイッチ
11a5 後方走行用足踏み式スイッチ
11a6,11a6 前後方向手すり装着部
11a7,11a7 左右方向手すり装着部
11b 駆動部
11b1 前輪シャフト
11b2,11b2 前輪
11b3 スプロケット
11b4 ベアリング付き軸受部
11b5 チェーン
11b6 モーター
11b7 バッテリ
11c 従動部
11c1 後輪シャフト
11c2,11c2 後輪
11c4 ベアリング付き軸受部
12 運転者乗車板
12b,12a 足踏み式スイッチ露出孔
12c,12c 前後方向手すり装着部露出孔
12d,12d 左右方向手すり装着部露出孔
13 手すり
13a 横棒部
13b,13b 縦棒部
R レール
Claims (6)
- レール上を走行する軌道走行車であって、
モーター等の駆動源の回転によってレール上を自走すると共に、運転者や作業者の手や腕、肩等が入る程度の大きさの開口部が設けられた軌道走行車本体と、
前記開口部を塞ぐように前記軌道走行車本体に着脱可能に取り付けられ、運転者が乗る運転者乗車板と、
前記軌道走行車本体または前記運転者乗車板に着脱可能に装着され、運転者が掴まる手すりとを有することを特徴とする軌道走行車。 - 請求項1記載の軌道走行車において、
運転者の好みに応じて前記手すりを当該軌道走行車の走行方向に対し前後または左右に設置できるよう、前記軌道走行車本体の前後左右に前記手すりを着脱可能に装着する手すり装着部が設けられていることを特徴とする軌道走行車。 - 請求項2記載の軌道走行車において、
前記運転者乗車板には、
前記軌道走行車本体の手すり装着部に前記手すりが着脱可能に装着できるよう各手すり装着部に対応する箇所に手すり装着部露出孔が形成されていることを特徴とする軌道走行車。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載の軌道走行車において、
前記軌道走行車本体の前側には、当該軌道走行車を前方に走行させるための前方走行用足踏み式スイッチが設けられている一方、前記軌道走行車本体の後側には、当該軌道走行車を後方に走行させるための後方走行用足踏み式スイッチが設けられており、
レール上の当該軌道走行車は反転させず、当該軌道走行車上で運転者のみが体を前後に反転して前記前方走行用足踏み式スイッチまたは後方走行用足踏み式スイッチを操作することによって前方または後方に走行できることを特徴とする軌道走行車。 - 請求項4記載の軌道走行車において、
前記前方走行用足踏み式スイッチと前記後方走行用足踏み式スイッチとは、前記軌道走行車本体の対角線上に設けられていることを特徴とする軌道走行車。 - 請求項1〜請求項5のいずれか一の請求項に記載の軌道走行車において、
前記駆動源は、ブレーキ付きのモーターであることを特徴とする軌道走行車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017218321A JP6788248B2 (ja) | 2017-11-13 | 2017-11-13 | 軌道走行車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017218321A JP6788248B2 (ja) | 2017-11-13 | 2017-11-13 | 軌道走行車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019089393A true JP2019089393A (ja) | 2019-06-13 |
JP6788248B2 JP6788248B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=66835722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017218321A Active JP6788248B2 (ja) | 2017-11-13 | 2017-11-13 | 軌道走行車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6788248B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110966505A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-04-07 | 成都蓉视通科技有限公司 | 一种基于光电检测式充电电路的直驱式轨道行走装置 |
-
2017
- 2017-11-13 JP JP2017218321A patent/JP6788248B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110966505A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-04-07 | 成都蓉视通科技有限公司 | 一种基于光电检测式充电电路的直驱式轨道行走装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6788248B2 (ja) | 2020-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5390007B2 (ja) | 走行車輌 | |
TW200827216A (en) | Bogie structure of railroad vehicle | |
JP5419513B2 (ja) | 電動車両の動力伝達装置 | |
JP7106473B2 (ja) | 電動作業車 | |
JP4708047B2 (ja) | 軌陸兼用移動車装置 | |
JP2019089393A (ja) | 軌道走行車 | |
WO2020165965A1 (ja) | 鞍乗り型電動車両 | |
KR200432629Y1 (ko) | 간이 탑승장치 | |
JP2020150630A (ja) | 電動作業車 | |
JP2004276676A (ja) | 軌道走行用バイク | |
JP2011011637A (ja) | 折畳み式電動リヤカー | |
EP4206064A1 (en) | Vehicle | |
JP2012056444A (ja) | 歩行型運搬車 | |
JP2003127956A (ja) | 鞍乗型車両における車体構造 | |
JP3168005U (ja) | 走行車輌 | |
JP3131612U (ja) | 手持式ハンドル付きの二輪車 | |
JP5893199B1 (ja) | 走行台車 | |
JP6275017B2 (ja) | 車両 | |
JP7294589B2 (ja) | 運搬用台車 | |
JP6283262B2 (ja) | 電動補助車両用台車 | |
JP4129905B2 (ja) | 鞍乗型車両における車両構成部品の収納構造 | |
JP4786574B2 (ja) | トレーラ | |
JP3189485U (ja) | 二輪車用運搬台車 | |
JP2004034773A (ja) | バイク牽引具 | |
JP2001070358A (ja) | 車椅子用補助動力装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201021 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6788248 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |