JP2019088124A - 電気接続箱及びワイヤハーネス - Google Patents
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Description
図1ないし図3において、電気接続箱1は、外部に露出した状態でトラックに搭載される(一例であるものとする)。具体的には、トラックにおけるキャビンと荷台との間の、雨が掛かったり雪が積もったりする部分に搭載される。このような電気接続箱1は、電気ブロック2と、この電気ブロック2を収容するための筐体3とを備えて構成される。また、電気接続箱1は、筐体3の内部に図示しないワイヤハーネスが引き込まれるように構成される(ワイヤハーネスは、この端末等の所定位置に電気接続箱1を備えて自動車に配索される)。
図3において、電気ブロック2は、複数の電気部品が組み付けられる部材として備えられる。また、電気ブロック2は、上記電気部品が所定回路に接続される部材として備えられる。具体的には、リレー4が樹脂製のリレー組み付け部5に組み付けられるとともに、ヒューズ6、7、8が樹脂製のヒューズ組み付け部9、10、11に組み付けられるような部材として備えられる(電気ブロック2の構成は一例である)。
図1ないし図6において、筐体3は、絶縁性を有する樹脂製であって、電気ブロック2が着脱自在に組み付けられるフレーム12と、このフレーム12の上部開口13(開口)を覆うアッパーカバー14(カバー)と、フレーム12の下部開口15を覆うロアカバー16とを備えて構成される。このような筐体3には、固定脚部17、18、19が設けられる。また、筐体3には、図示しないワイヤハーネスが挿通される挿通孔20と、ワイヤハーネスの端末に対する端末収容空間21とが形成される。
図1及び図6において、フレーム12は、樹脂成形品であって、矢印Pの上下方向にのびて高さがある外周壁22と、この外周壁22の内側に配設される内周壁23とを有して、上下が開口する箱形状の部材に形成される。このようなフレーム12の外周壁22には、アッパーカバー14に対するロック部24、25と、同じくアッパーカバー14に対する一対の係止爪26と、ロアカバー16に対するロック部(符号省略)とが設けられる。また、外周壁22には、係止爪26に合わせて一対の係止保護部27が設けられる。さらに、外周壁22には、上記固定脚部17、18が設けられる。一方、内周壁23の内側には、電気ブロック2の組み付け先になる組み付け部28が形成される。この組み付け部28は、カセット式の電気ブロック2の形状に合わせて形成される。フレーム12は、外周壁22及び内周壁23を有することから、これら外周壁22及び内周壁23の部分が二重壁の構造29となるように形成される。
図4ないし図8において、二重壁の構造29は、外周壁22と、内周壁23と、これら外周壁22及び内周壁23を連結する複数の連結リブ30と、外周壁22及び内周壁23の間で複数の連結リブ30により区画形成される隙間31とを備えて構成される。
図4ないし図6において、外周壁22は、フレーム12の周方向に複数の外壁22a、22b、22c…を連続させて略枠状に形成される。このような外周壁22において、上記上部開口13(開口)がある側の端部をここでは外壁端部32と呼ぶことにする。また、複数の外壁22a、22b、22c…のうち、一対の係止爪26が形成される壁を外壁22a(一つの外壁)と呼ぶことにすると、この外壁22aの一対の係止爪26は、外面から外方に突出する部分に形成される。外壁22aの外壁端部32に対応する部分には、フレーム側継ぎ目33が上方に突出するように形成される。
一対の係止爪26は、共に同じ形状であるので、このうちの一つについて図10を参照しながら説明をすると、係止爪26は、平坦で平行な上面34及び下面35を有する。また、係止爪26は、平坦で平行な一対の側面(符号省略)を有する。さらに、係止爪26は、曲面となる突出先端36と、この突出先端36及び上面34を繋ぐテーパ面37とを有する。下面35は、後述する係止部48を係止する係止面として機能する。また、テーパ面37は、後述する叩き入れの際に係止部48を案内する傾斜面として機能する。係止爪26は、係止部48との回転中心(後述する)を考慮して、また、係止部48の弾性変形(後述する)を考慮して突出量が適宜設定される。
図9ないし図11において、フレーム側継ぎ目33は、後述するカバー側継ぎ目49に挿入される凸状の部分に形成される。フレーム側継ぎ目33は、カバー側継ぎ目49と共に防水構造38を形成する。フレーム側継ぎ目33は、外部からの水分の浸入をし難くする部分として機能する。このようなフレーム側継ぎ目33は、本実施例において、外周壁22の全体にわたって形成される。別な言い方をすれば、外壁端部32の全周にわたって形成される。フレーム側継ぎ目33における引用符号39は先端を示す。また、引用符号40は先端39から連続する外側のテーパ面、引用符号41は先端39から連続する内側のテーパ面を示す。外側のテーパ面40は傾斜面が大きく、一方、内側のテーパ面41は傾斜面が小さく形成される。先端39の位置は、内周壁23の後述する内壁端部42の位置よりも下方の低い位置に配置される(内壁端部42と同じ位置であってもよいが、低い位置の方が防水面で好ましい)。また、先端39の位置は、カバー側継ぎ目49の後述する継ぎ目内壁53の先端59よりも上下方向で高い位置に配置される(継ぎ目内壁53の先端59と同じ位置であってもよいが、高い位置の方が防水面で好ましい)。
図4ないし図6において、内周壁23は、外周壁22の内側に所定の間隔(連結リブ30や隙間31に応じた間隔)で配置される。内周壁23は、フレーム12の周方向に複数の内壁23a、23b、23c…を連続させて形成される。このような内周壁23において、上述の上部開口13(開口)がある側の端部をここでは内壁端部42と呼ぶことにする。また、複数の内壁23a、23b、23c…のうち、外壁22aに対向する壁を内壁23a(一つの内壁)と呼ぶことにすると、この内壁23aの内壁端部42に対応する部分の先端43は、図10に示す如く、フレーム側継ぎ目33の先端39の位置よりも上下方向に高い位置に配置形成される。尚、この高い位置は、フレーム側継ぎ目33が形成される範囲で適用されるものとする。
図1及び図4において、一対の係止保護部27は、係止爪26に合わせて配置形成される。具体的には、係止爪26の左右両側に位置するように配置形成される。一対の係止保護部27は、上下方向に真っ直ぐのびるような突条の形状に形成される。一対の係止保護部27は、係止爪26と後述する係止部48との係止状態62を保護するために(外因によって係止状態62が解除されないように)、係止爪26及び係止部48よりも外側に突出する部分に形成される。尚、一対の係止保護部27の変形例については、図12及び図13を参照しながら後述するものとする。
図1ないし図6において、アッパーカバー14は、上述の上部開口13(開口)に合わせた形状の本体壁44と、高さの低いカバー周壁45とを有して、浅底で蓋形状の部材に形成される。カバー周壁45は、複数の側壁45a、45b、45c…を連続させて形成される。このようなアッパーカバー14には、フレーム12のロック部24、25に対するロック部46、47が形成される。また、アッパーカバー14には、フレーム12の一対の係止爪26に対する一対の係止部48と、カバー側継ぎ目49とが形成される。複数の側壁45a、45b、45c…のうち、外壁22aに対応する壁を側壁45a(一つの側壁)と呼ぶことにすると、この側壁45aに一対の係止部48が配置形成される。側壁45aには、カバー側継ぎ目49も配置形成される。尚、本体壁44は、筐体3を構成する壁のうち最も上に位置する壁になり、そのため天井壁と呼んでもよいものとする。
一対の係止部48は、共に同じ形状であるので、このうちの一つについて図10を参照しながら説明をすると、係止部48は、軸部50と、一対のアーム部51とを有して四角環形状に形成される。軸部50は、係止爪26に引っ掛けられて回転中心になるような部分に形成される。また、軸部50は、係止爪26の上面34に当たる部分、テーパ面37にて案内される部分、突出先端36を通過する部分、及び、下面35にて係止される部分に形成される。一対のアーム部51は、軸部50と、カバー側継ぎ目49の後述する継ぎ目外壁52とを連結する部分に形成される。尚、本実施例においては、係止部48が形成される側壁45aが弾性変形可能な状態に形成され、恰も係止部48自身が弾性変形するような動きをするものとする(これとは別に、一対のアーム部51に可撓性を持たせて係止部48自身が弾性変形するようにしてもよい)。
図9ないし図11において、カバー側継ぎ目49は、アッパーカバー14が正規に取り付けられた状態で、凸状のフレーム側継ぎ目33が挿入される凹状の部分に形成される。カバー側継ぎ目49は、フレーム側継ぎ目33と共に防水構造38を形成して外部からの水分の浸入をし難くする部分として機能する。このようなカバー側継ぎ目49は、本実施例において、カバー周壁45の全体にわたって形成される。別な言い方をすれば、カバー周壁45の下側全周にわたって形成される。カバー側継ぎ目49は、外壁22aよりも外側に配置形成される継ぎ目外壁52と、この継ぎ目外壁52よりも内側に配置形成される継ぎ目内壁53と、継ぎ目外壁52及び継ぎ目内壁53を連結する連結壁54とを有して上記の如く凹状の部分に形成される。
図10において、継ぎ目外壁52は、連結壁54から外壁22aの外壁端部32に向けて真っ直ぐ下方にのびる第一の壁55と、この第一の壁55の端部から外方へ若干突出するような部分の段部56と、段部56から真っ直ぐ下方にのびる第二の壁57とを有して、フレーム側継ぎ目33の外面、外壁端部32、外壁22aの外面に合わせたような図示形状に形成される。段部56の内面側には、テーパ面58が形成される。このテーパ面58は、フレーム側継ぎ目33における外側のテーパ面40の傾斜に合わせた形状に形成される。段部56は、外壁端部32に当接するような部分に形成される。第二の壁57は、第一の壁55よりも薄肉に形成され、内面が外壁22aの外面に接触、又は、微小な間隔をあけて対向するように形成される。別な言い方をすれば、水分の浸入をし難くする部分に形成される。第二の壁57は、この先端が係止爪26の上面34に対し近づくように形成される。第二の壁57は、後述する叩き入れの際に、具体的には係止部48が係止爪26を乗り越えて弾性復帰した際に、外壁22aの外面を打ち付けて「パチン」というような音を出せる部分に形成される。
図10において、継ぎ目内壁53は、連結壁54から二重壁の構造29の隙間31に向けて真っ直ぐ下方にのびる部分に形成される。内壁端部42は、継ぎ目外壁52の第一の壁55よりも短い長さで形成される。継ぎ目内壁53における引用符号59は先端を示す。また、引用符号60は先端59から連続する外側のテーパ面を示す。外側のテーパ面60は傾斜面が大きく形成される。先端59の位置は、内周壁23の内壁端部42の位置よりも上下方向で低い位置に配置される。また、先端59の位置は、フレーム側継ぎ目33の先端39よりも上下方向で低い位置に配置される(フレーム側継ぎ目33の先端39と同じ位置であってもよいが、低い位置の方が防水面で好ましい)。継ぎ目内壁53は、フレーム側継ぎ目33及び内壁23aのうち、内壁23aに対し近づけた状態に配置形成される。別な言い方をすれば、継ぎ目内壁53は、内壁23aとの間隔を極力狭めるような状態に配置形成される。継ぎ目内壁53は、内壁23aとの間隔を極力狭めることで、この部分からの水分の浸入を阻止することを狙っている。また、継ぎ目内壁53は、上記間隔を狭めることで、フレーム側継ぎ目33の先端39との当接を回避することを狙っている。さらに、継ぎ目内壁53は、上記間隔を狭めることで、逆にフレーム側継ぎ目33との間隔を広げ、カバー側継ぎ目49の引用符号61で示す空間(水分の圧力を緩和させるような空間)から、水分を外壁22aと内壁23aとの間に落とし込み易くすることを狙っている。すなわち、継ぎ目内壁53の配置は、後述する叩き入れを確実に行えるようにしたり、防水性を向上させたりすることを狙っている。
図4ないし図6において、本実施例では、アッパーカバー14を傾けて行う場合を「正規の取り付け構造」、アッパーカバー14を傾けずに叩き入れにより下方へ移動させて行う場合を「叩き入れの取り付け構造」、と呼ぶものとする。また、係止爪26及び係止部48が形成される側において、図示しないがアッパーカバー14が浮き上がっている状態で叩き入れにより行う場合も「叩き入れの取り付け構造」と呼ぶものとする(浮き上がっている状態は、フレーム12のロック部24にアッパーカバー14のロック部46が先に嵌合してしまうことにより起こる)。先ず、「正規の取り付け構造」について以下に説明をする。
図6、図7、図9、及び図10において、「正規の取り付け構造」では、アッパーカバー14を傾けてアッパーカバー14の係止部48をフレーム12の係止爪26に引っ掛ける。具体的には、係止部48の軸部50を係止爪26の下面35に引っ掛けて、これら係止部48及び係止爪26をアッパーカバー14の回転中心にする。アッパーカバー14を傾けた状態から、フレーム12の上部開口13(開口)を完全に覆うようにアッパーカバー14を回転させてロック完了まで行うと、この時、凸状のフレーム側継ぎ目33が凹状のカバー側継ぎ目49に挿入される。また、この時、継ぎ目外壁52の段部56が外壁22aの外壁端部32に当接する。また、この時、継ぎ目外壁52の第二の壁57が外壁22aの外面に接触又は微小な間隔をあけて対向する。また、この時、継ぎ目内壁53が外壁22aと内壁23aとの間に挿入される。また、この時、継ぎ目内壁53が内壁23aとの間隔を極力狭めるような状態に配置される。以上により、係止爪26と係止部48の部分に係止状態62が形成される。係止状態62が形成されると、フレーム側継ぎ目33とカバー側継ぎ目49の部分には、防水構造38(防水状態)が形成される。
図10において、防水構造38による作用をここで説明すると、例えば高圧洗浄などにより外部から水分が浸入しようとした場合、継ぎ目外壁52の第二の壁57と外壁22aの海面との間の微小な間隔から水分が浸入する。浸入した水分は、上昇して段部56に当たり、この位置で堰き止められるが、アッパーカバー14を押し上げるほどの強い圧力が掛かった場合には、段部56を通過して更に上昇し、空間61で連結壁54や継ぎ目内壁53の基端部に吹き掛かる。尚、空間61により水分の圧力低下が生じる。水分は、空間61を介し外壁22aと内壁23aとの間に落とし込まれ、仮に水分が更に内部へ浸入しようとしても、継ぎ目内壁53が内壁23aとの間隔を極力狭めるような状態に配置されることから、浸入は阻止される。また、継ぎ目内壁53における先端59の位置が、フレーム側継ぎ目33における先端39の位置よりも上下方向で低い位置に配置されることから、この点においても水分の浸入は阻止される。
図6、図8、図10、及び図11において、「叩き入れの取り付け構造」では、上記正規の場合のようなアッパーカバー14の傾け及び回転をせずに、叩き入れによってアッパーカバー14を下方へ移動させて係止状態62を形成する。叩き入れは、アッパーカバー14の本体壁44を上から比較的強めに叩くことであり、このような叩き入れによって先ず係止部48の軸部50が係止爪26の上面34に当たる。この時、係止部48には圧縮の力が加わり、圧縮の力は係止部48周辺の側壁45aに作用して弾性変形を引き起こす。次に、係止部48の軸部50は、係止爪26の上面34からテーパ面37へと摺動し、テーパ面37にて案内された後に突出先端36を通過する。この時、上記弾性変形は元の状態へと弾性復帰をし、この復帰に伴って係止部48の軸部50は係止爪26の下面35にて係止される。すなわち、係止爪26と係止部48の部分に係止状態62が形成される。この時、フレーム側継ぎ目33とカバー側継ぎ目49の部分には、防水構造38(防水状態)が形成される。
図1において、ロアカバー16は、底壁63と、高さの低い周壁64とを有して、浅底で蓋形状の部材に形成される。このようなロアカバー16には、フレーム12に対するロック部(符号省略)が設けられる。また、ロアカバー16には、固定脚部19も設けられる。尚、本実施例では形状が異なるが、ロアカバー16とフレーム12との間に、上述の係止状態62(図10参照)の形成や、防水構造38(図10参照)を採用してもよいものとする。
以上、図1ないし図11を参照しながら説明してきたように、本発明の一実施形態である電気接続箱1によれば、カバー側継ぎ目49を構成する継ぎ目内壁53をフレーム12の内周壁23に対し近づけた状態に配置形成することから、外部から浸入した水分を内周壁23の内側の電気ブロック2まで到達させ難くすることができる。また、上記近づけた状態に継ぎ目内壁53を配置形成することから、アッパーカバー14の浮き上がりを解消するための叩き入れをする際に、この叩き入れに影響するような当たり(当接)を起こらせないようにすることができる。従って、本発明によれば、防水構造38及び叩き入れ構造をより良くすることができる。
図12及び図13を参照しながら係止保護部27の変形例について説明をする。図12は一対の係止保護部27の変形例を示す電気接続箱1の斜視図、図13は図12の一対の係止保護部27の拡大図である。
Claims (6)
- 複数の電気部品を収容するための筐体を備え、
該筐体は、前記複数の電気部品の取り付け先になるフレームと、該フレームの開口を覆うカバーとを備え、
前記フレームは、該フレームの周方向に複数の外壁を連続させて形成される外周壁と、該外周壁の内側に所定の間隔で配置され且つ複数の内壁を連続させて形成される内周壁とを有し、
前記外周壁の外壁端部及び前記内周壁の内壁端部がある側には、前記カバーにて覆われる前記開口が形成され、
前記複数の外壁のうち一つの外壁には、該一つの外壁の外面から外方に突出する係止爪が形成されるとともに、前記外壁端部に対応する部分に凸状のフレーム側継ぎ目が形成され、
前記カバーは、前記開口に合わせた形状の本体壁と、複数の側壁を連続させて形成されるカバー周壁とを有し、
前記複数の側壁のうち前記一つの外壁に対応する一つの側壁には、前記カバーが前記開口を覆った時に前記フレーム側継ぎ目が挿入される凹状のカバー側継ぎ目が形成され、
該カバー側継ぎ目は、前記一つの外壁よりも外側に配置形成される継ぎ目外壁と、該継ぎ目外壁よりも内側に配置形成される継ぎ目内壁と、前記継ぎ目外壁及び前記継ぎ目内壁を連結する連結壁とを有し、
前記継ぎ目外壁には、前記係止爪に引っ掛けられて係止状態になる、又は、前記本体壁を叩きつけた時に前記係止爪にて弾性変形して該係止爪と係止状態になる、係止部が形成され、
前記継ぎ目内壁は、前記フレーム側継ぎ目よりも、前記複数の内壁のうち前記一つの外壁に対向する一つの内壁に対し近づけた状態に配置形成される
ことを特徴とする電気接続箱。 - 請求項1に記載の電気接続箱において、
前記一つの内壁は、前記内壁端部に対応する部分が前記フレーム側継ぎ目の先端よりも前記本体壁の側に延在する形状に形成される
ことを特徴とする電気接続箱。 - 請求項1又は2に記載の電気接続箱において、
前記継ぎ目内壁は、該継ぎ目内壁の先端が前記フレーム側継ぎ目の前記先端よりも前記本体壁から離れる側に位置する形状に形成される
ことを特徴とする電気接続箱。 - 請求項3に記載の電気接続箱において、
前記継ぎ目内壁は、前記係止部及び/又はこの周辺が前記弾性変形する際に、前記フレーム側継ぎ目の前記先端に対し当接しない長さに形成される
ことを特徴とする電気接続箱。 - 請求項1、2、3又は4に記載の電気接続箱において、
前記一つの外壁の前記外面には、前記係止爪の両側に配置されて前記係止状態を保護する一対の係止保護部が突出形成され、
該一対の係止保護部には、前記係止爪に向けて前記係止部を案内する案内部が形成される
ことを特徴とする電気接続箱。 - 端末に請求項1、2、3、4又は5に記載の電気接続箱を備えて自動車に配索される
ことを特徴とするワイヤハーネス。
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