JP2019087888A - 車両用システム - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な種類の車両ごとに、携帯機の位置に応じた処理をより正確に行うことを可能にする。【解決手段】携帯機は、所定の状況においてBCM30から送信されるバースト信号のRSSIを測定し、測定するRSSIを返信し、BCM30の転送処理部322は、RSSIの返信を受けた場合に、このRSSI及び自車の構造情報をセンタに転送させ、センタは、複数の車両についての転送処理部322から転送されるRSSI及び構造情報を収集し、構造情報をもとに分類した車両の分類別の統計から、この分類別のRSSIの代表値を決定する。BCM30の情報取得部321は、センタから、車両の分類別のRSSIの代表値を取得し、携帯機に送信し、携帯機は、送信されてくる代表値をもとに、RSSIの閾値判定に用いる閾値を更新する。【選択図】図4
Description
本開示は、車両用システムに関するものである。
従来、車両と携帯機との間での無線通信を介した照合による認証が成立したことに基づいて、車両の制御を可能にする技術が知られている。例えば、特許文献1には、携帯機との無線通信に応じてユーザ支援機能の動作を制御する車両制御装置が、LF通信電波を送信するとともに、このLF通信電波を受信した携帯機が測定した受信電波強度(つまり、受信信号強度)を取得し、車両に対する携帯機の位置を推定することが開示されている。また、特許文献1には、車両制御装置が、携帯機の位置の時系列の推移から推定した移動状況に基づき、支援作動の制御内容を逐次補正しながら、各車載機器を制御して支援作動を実行することが開示されている。
しかしながら、携帯機が測定する受信信号強度と携帯機の位置との関係は、例えば車両が異なると、車両での送信アンテナの搭載位置,車両形状等が異なることによって変化する。よって、様々な種類の車両ごとに、携帯機の位置に応じた処理をより正確に行うことが可能な閾値,受信信号強度と携帯機の位置との関係等の、受信信号強度についての情報を特定し、携帯機の位置に応じた処理をより正確に行うことが望まれる。
この開示のひとつの目的は、様々な種類の車両ごとに、携帯機の位置に応じた処理をより正確に行うことを可能にする車両用システムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、開示の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本開示の車両用システムは、車両別の、ユーザに携帯される携帯機(2)と車両に搭載されて携帯機と無線通信を行う車載器(30)との組と、車載器と通信可能なセンタ(5)とを含み、車載器は、所定の状況において送信アンテナから信号を送信させる車両側送信部(342)と、センタに情報を転送させる転送処理部(322)と、センタから送信される情報を取得する情報取得部(321)とを備え、携帯機は、所定の状況において車載器から送信される信号を受信する携帯側受信部(21)と、携帯側受信部が受信する信号の受信信号強度を測定する測定部(210)と、測定部で測定する受信信号強度を返信する返信部(22)とを備え、車載器の転送処理部は、返信部から受信信号強度の返信を受けた場合に、この受信信号強度及び自機器を搭載する車両の構造情報をセンタに転送させ、センタは、複数の車両についての転送処理部から転送される受信信号強度及び構造情報を収集し、構造情報をもとに分類した車両の分類別の統計から、この分類別の受信信号強度の代表値を決定する決定部(50)を備え、車載器の情報取得部は、センタから、決定部で決定する分類別の受信信号強度の代表値を取得し、携帯機若しくは車載器は、測定部で測定される受信信号強度をもとにして、携帯機の位置に応じた処理を行うものであって、情報取得部で取得される、自車に対応する分類の代表値をもとに、受信信号強度をもとにする携帯機の位置に応じた処理を補正する。
これによれば、車両別の、所定の状況において車載器が送信アンテナから信号を送信させた際の携帯機での受信信号強度と構造情報とをセンタが収集し、構造情報をもとに分類した車両の分類別の統計から、この分類別の受信信号強度の代表値を決定部で決定する。同じ所定の状況では、車両と携帯機との位置関係が似通ったものとなる可能性が高い。また、車両と携帯機との位置関係が似通っており、且つ、車両の構造情報が似通っていれば、車載器が送信アンテナから信号を送信させた際の携帯機での受信信号強度も似通ったものとなる。よって、決定部で決定する代表値は、構造情報が似通った車両別の、携帯機の位置により正確に対応した受信信号強度となる。車載器の情報取得部は、この代表値を取得し、携帯機若しくは車載器は、情報取得部で取得される、自車に対応する分類の代表値をもとに、受信信号強度をもとにする携帯機の位置に応じた処理を補正するので、携帯機の位置により正確に対応した受信信号強度をもとに、受信信号強度をもとにする携帯機の位置に応じた処理がより正確になるように補正することが可能になる。その結果、様々な種類の車両ごとに、携帯機の位置に応じた処理をより正確に行うことが可能になる。
図面を参照しながら、開示のための複数の実施形態を説明する。なお、説明の便宜上、複数の実施形態の間において、それまでの説明に用いた図に示した部分と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。同一の符号を付した部分については、他の実施形態における説明を参照することができる。
(実施形態1)
<車両用システム1の概略構成>
以下、本開示の実施形態1について図面を用いて説明する。図1に示す車両用システム1は、ユーザに携帯される携帯機2と車両に搭載される車両側ユニット3とを備える認証システム4を複数組と、センタ5とを含んでいる。
<車両用システム1の概略構成>
以下、本開示の実施形態1について図面を用いて説明する。図1に示す車両用システム1は、ユーザに携帯される携帯機2と車両に搭載される車両側ユニット3とを備える認証システム4を複数組と、センタ5とを含んでいる。
認証システム4は、いわゆるスマート機能を有している。スマート機能とは、携帯機2と車両側ユニット3との間で無線通信を介した照合によって認証を行い、認証が成立した場合に、車両の制御を可能にする機能を指している。認証によって可能となる車両の制御の一例としては、ドアの施解錠、走行駆動源の始動等が挙げられる。
携帯機2は、電子キーの機能を有するものであって、所謂Fobであってもよいし、電子キーの機能を有する多機能携帯電話機等であってもよいが、本実施形態ではFobであるものとして以降の説明を行う。車両側ユニット3は、携帯機2と無線通信を行う一方、センタ5と公衆通信網を介して通信を行う。
センタ5は、車両の外部に設置された例えばサーバ装置である。センタ5は、公衆通信網に接続されており、複数の車両でそれぞれ用いられる車両側ユニット3から情報を収集したり、車両側ユニット3に情報を配信したりする。センタ5は、1つのサーバ装置からなるものであってもよいし、複数のサーバ装置からなっているものであってもよい。センタ5は、クラウドと言い換えることもできる。
<携帯機2の概略構成>
まず、図2を用いて、携帯機2の概略的な構成の一例について説明を行う。図2に示すように、携帯機2は、携帯側制御部20、LF受信部21、及びRF送信部22を備えている。
まず、図2を用いて、携帯機2の概略的な構成の一例について説明を行う。図2に示すように、携帯機2は、携帯側制御部20、LF受信部21、及びRF送信部22を備えている。
LF受信部21は、受信アンテナを介して、LF(Low Frequency)帯の電波にて車両側ユニット3のうちの後述するLFアンテナ31から送信されてくる信号を受信する。LF受信部21が携帯側受信部に相当する。LF帯とは、例えば30kHz〜300kHzの低周波の周波数帯である。LFアンテナ31から送信されてくる信号には、照合のためのコードの送信を要求するチャレンジ信号,このチャレンジ信号に続く受信信号強度(以下、RSSI)測定用のバースト信号がある。チャレンジ信号は、暗号通信のための信号であって、乱数からなるコードの信号である。また、LFアンテナ31から送信されてくる信号には、携帯機2で用いる閾値の更新用の情報を含む信号(以下、更新用信号)がある。LF受信部21で受信した信号は、携帯側制御部20に出力される。
また、LF受信部21は、RSSI測定回路210を有している。RSSI測定回路210が測定部に相当する。RSSI測定回路210は、RSSIを測定する回路であって、LF受信部21で受信するバースト信号のRSSIを測定し、測定したRSSIを携帯側制御部20に出力する。
RF送信部22は、信号をLF受信部21で受信した場合に、これに応答するレスポンス信号をRF(Radio Frequency)帯の電波にのせて送信アンテナから返信させる。RF送信部22は、チャレンジ信号をLF受信部21で受信した場合には、照合のためのコードを含むレスポンス信号をRF帯の電波にのせて送信アンテナから返信させる。このRF送信部22が返信部に相当する。RF帯とは、例えば300Hz〜3THzの高周波の周波数帯である。例えば、照合のためのコードとは、LF受信部21で受信したチャレンジ信号のコードを、共通鍵暗号方式で用いる秘密鍵及び暗号化アルゴリズムで暗号化した暗号化コードである。また、RF送信部22は、RSSI測定回路210でバースト信号のRSSIを測定した場合には、このバースト信号に先だって受信した信号に対するレスポンス信号に、測定したこのRSSIを含ませて返信させる。
携帯側制御部20は、プロセッサ,メモリ等よりなるIC,マイクロコンピュータ等であって、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで各種の処理を実行する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)である。また、非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリなどによって実現される。
携帯側制御部20は、LF受信部21でチャレンジ信号を受信した場合には、チャレンジ信号のコードを共通鍵暗号方式で用いる秘密鍵及び暗号化アルゴリズムで暗号化し、暗号化した暗号化コードを含むレスポンス信号を、RF送信部22から返信させる。また、携帯側制御部20は、バースト信号のRSSIをRSSI測定回路210で測定した結果が、設定されている閾値よりも大きいか否かの閾値判定を行う。そして、RSSIが閾値よりも大きいか否かに応じた情報(以下、閾値判定情報)を、RF送信部22から返信させるレスポンス信号に含ませる。よって、この携帯側制御部20が位置別処理部に相当する。
なお、チャレンジ信号に携帯機2側でも照合を行うためのコードが含まれる構成を採用している場合には、携帯側制御部20は、このコードとメモリに記憶された正規のコードとの照合が成立することを、レスポンス信号を返信する条件としてもよい。
<センタ5の概略構成>
続いて、図3を用いて、センタ5の概略的な構成の一例について説明を行う。図3に示すように、センタ5は、センタ側制御部50、収集部51、記憶装置52、及び配信部53を備えている。
続いて、図3を用いて、センタ5の概略的な構成の一例について説明を行う。図3に示すように、センタ5は、センタ側制御部50、収集部51、記憶装置52、及び配信部53を備えている。
収集部51は、複数台の車両に搭載される各車両側ユニット3から転送される情報を収集する。車両側ユニット3から転送される情報としては、携帯機2のRSSI情報、及び車両の構造情報の組がある。携帯機2のRSSI情報とは、所定の状況において車両側ユニット3のうちのLFアンテナ31から送信されたバースト信号を携帯機2で受信した際に携帯機2で測定されたRSSIの情報であって、複数のLFアンテナ31からバースト信号を順番に送信させる構成である場合には、LFアンテナ31別のRSSIの情報であることが好ましい。また、車両の構造情報とは、車両でのLFアンテナ31の搭載位置に影響を及ぼす車両の構造の情報であればよく、例えば車長,車幅,車高といった車両の大きさの情報であったり、車両でのLFアンテナ31の搭載位置の情報であったりすればよい。
記憶装置52は、ハードディスクドライブ等の大容量の記憶装置とすればよい。配信部53は、車両側ユニット3へ情報を配信する。センタ側制御部50は、プロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで各種の処理を実行する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)である。また、非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリ又は磁気ディスクなどによって実現される。
センタ側制御部50は、収集部51で収集する携帯機2のRSSI情報を分類別に記憶装置52に記憶することで蓄積する。RSSI情報を分類する分類は、構造情報をもとにする分類であって、構造情報の似通ったもの同士が同じとなる分類とする。例えば、構造情報が車両の大きさである場合には、車両の大きさ別に複数の分類に分けられることになる。センタ側制御部50は、収集部51で収集する携帯機2のRSSI情報を、組となる車両の構造情報をもとにして、この分類別に記憶装置52に記憶する。また、センタ側制御部50は、RSSI情報がLFアンテナ31別のRSSIの情報である場合には、上述した分類別且つLFアンテナ31別にRSSIを記憶装置52に記憶する。RSSI情報がLFアンテナ31別のRSSIの情報でない場合には、上述した分類別にRSSIを記憶装置52に記憶する。
携帯機2のRSSI情報とは、所定の状況において車両側ユニット3のうちのLFアンテナ31から送信されたバースト信号を携帯機2で受信した際に携帯機2で測定されたRSSIの情報である。同じ所定の状況では、車両側ユニット3を搭載する車両と携帯機2との位置関係が似通ったものとなる可能性が高い。よって、センタ側制御部50は、車両側ユニット3を搭載する車両と携帯機2との位置関係が似通っており、且つ、車両の構造情報が似通ったRSSIを同じ分類として記憶装置52に記憶する。
また、センタ側制御部50は、車両の構造情報をもとに分類して記憶装置52に記憶した分類別にRSSIの統計をとり、この分類別のRSSIの代表値を決定する。よって、このセンタ側制御部50が決定部に相当する。代表値は、例えば平均値であってもよいし、中央値であってもよいし、最頻値であってもよい。記憶装置52に記憶した分類別のRSSIは、車両側ユニット3を搭載する車両と携帯機2との位置関係が似通っており、且つ、車両の構造情報が似通ったRSSIの集合であるので、決定する代表値は、車両の構造情報が似通った車両の分類別の、前述した所定の状況における携帯機2の位置により正確に対応したRSSIの値となる。そして、配信部53が、センタ側制御部50で決定した車両の分類別の代表値を、車両側ユニット3へ配信する。
<車両側ユニット3の概略構成>
続いて、図4を用いて、車両側ユニット3の概略的な構成の一例について説明を行う。図4に示すように、車両側ユニット3は、BCM(Body Control Module)30、LFアンテナ31、RFレシーバ32、通信モジュール33、及びスイッチ(以下、SW)34を含んでいる。
続いて、図4を用いて、車両側ユニット3の概略的な構成の一例について説明を行う。図4に示すように、車両側ユニット3は、BCM(Body Control Module)30、LFアンテナ31、RFレシーバ32、通信モジュール33、及びスイッチ(以下、SW)34を含んでいる。
LFアンテナ31は、LF帯の電波にて信号を送信する送信アンテナである。LFアンテナ31は、車両に複数設けられる構成とすればよい。例えば、LFアンテナ31は、運転席(つまり、D席)のドア付近,助手席(つまり、P席)のドア付近,トランクルームドア付近,車室内等に設けられる構成とすればよい。RFレシーバ32は、RF帯の電波にて携帯機2側から送信されてくる信号を受信する。
通信モジュール33は、センタ5から公衆通信網を介して配信される情報を受信(つまり、ダウンロード)したり、センタ5へ通信網を介して情報を転送(つまり、アップロード)したりする。通信モジュール33としては、DCM(Data Communication Module)といったテレマティクス通信に用いられる車載通信モジュールを用いる構成とすればよい。より具体的には、通信モジュール33は、BCM30から出力されてくる携帯機2のRSSI情報及び自車の構造情報をセンタ5にアップロードする。また、通信モジュール33は、センタ5で決定された車両の分類別の代表値をダウンロードし、BCM30に出力する。
なお、通信モジュール33は、自車に対応する分類の代表値に絞って取得する構成としてもよい。一例としては、通信モジュール33は、代表値の要求とともに自車の構造情報をセンタ5へ送信することで、センタ側制御部50で自車に対応する分類の代表値に絞らせ、自車に対応する分類の代表値に絞って取得する構成とすればよい。これによれば、代表値を取得する際の通信量を低減でき、代表値を取得するための通信コストを抑えることが可能になる。
SW34は、BCM30での認証に関連するスイッチ群である。SW34としては、D席前方に設けられた、車両の走行駆動源の始動を要求するためのプッシュSW,車両ドアのアウタードアハンドルに設けられたドアハンドルSW,車両のリアバンパに設けられたリアバンパSW等がある。
BCM30は、プロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで車両での認証に関する各種の処理を実行する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)である。また、非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリ又は磁気ディスクなどによって実現される。このBCM30が車載器に相当する。
<BCM30の概略構成>
次に、図4を用いて、BCM30の概略的な構成の一例について説明を行う。図4に示すように、BCM30は、マイコン300、LINドライバ310、CAN(登録商標)ドライバ320、SW入力回路330、及びLFドライバIC340を備えている。
次に、図4を用いて、BCM30の概略的な構成の一例について説明を行う。図4に示すように、BCM30は、マイコン300、LINドライバ310、CAN(登録商標)ドライバ320、SW入力回路330、及びLFドライバIC340を備えている。
BCM30は、通信プロトコルとしてCAN(登録商標)を用いて通信を行う伝送路であるCANバスと、通信プロトコルとしてLINを用いて通信を行う伝送路であるLINバスとにそれぞれ接続されるものとする。以下では、BCM30が、ドアロックモータ等のアクチュエータ,RFレシーバ32等と情報のやり取りを行う伝送路をLINバスとする。また、BCM30が、通信モジュール33,車両の走行駆動源を制御するパワーユニットECU等の他の電子制御装置との情報のやり取りに用いる伝送路をCANバスとする。
LINドライバ310は、LINバスに情報を出力したり、LINバスに出力された情報を取得してマイコン300に出力したりするものである。LINドライバ310は、RFレシーバ32で取得したレスポンス信号に含まれる暗号化コード及び携帯機2で測定されたRSSIをRFレシーバ32から取得する。他にも、LINドライバ310は、マイコン300から出力される、車両のドアの施解錠を制御するための駆動信号をドアロックモータに出力したりする。
CANドライバ320は、機能ブロックとして情報取得部321と転送処理部322とを有し、CANバスに出力された情報を情報取得部321によって取得してマイコン300に出力したり、転送処理部322によってCANバスに情報を出力したりする。より具体的には、情報取得部321は、通信モジュール33でセンタ5からダウンロードした代表値を通信モジュール33から取得したり、他のECUから出力された車速等の車両状態に関するセンシング結果を取得したりする。また、転送処理部322は、マイコン300から出力される携帯機2のRSSI情報及び自車の構造情報を通信モジュール33に出力してセンタ5へアップロードさせたり、マイコン300から出力される始動許可信号をパワーユニットECUに出力したりする。SW入力回路330は、SW34からの信号が入力される回路であって、入力された信号をマイコン300に出力する。
LFドライバIC340は、LFアンテナ31から信号を送信させるICであって、マイコン300からの要求に従って、信号をLFアンテナ31から送信させる。LFドライバIC340は、図4に示すように、IC側通信インターフェース(以下、IF)IF341、LFドライバ342、及びLF制御部343を、機能ブロックとして備えている。
IC側通信IF341は、LFドライバIC340とマイコン300との間でのシリアル通信のためのIFである。LFドライバ342は、LF制御部343による制御に従って、LFアンテナ31に信号を送信するための駆動電流を出力することで、LFアンテナ31から信号を送信させる。このLFドライバ342が車両側送信部に相当する。LF制御部343は、IC側通信IF341を介して、マイコン300から信号の送信の要求を受けた場合に、LFドライバ342を制御して、要求を受けた信号をLFアンテナ31から送信させる。
マイコン300は、LFドライバIC340に信号の送信を要求したり、自車の制御についての認証を行ったり、携帯機2のRSSI情報を通信モジュール33に出力してセンタ5へアップロードさせたりする。マイコン300の詳細については、以下で述べる。
<マイコン300の概略構成>
ここで、図4を用いて、マイコン300の概略的な構成の一例について説明を行う。図4に示すように、マイコン300は、LINIF301、CANIF302、マイコン側通信IF303、SW入力IF304、車両状態判定部305、記憶部306、要求部307、及び照合部308を、機能ブロックとして備える。
ここで、図4を用いて、マイコン300の概略的な構成の一例について説明を行う。図4に示すように、マイコン300は、LINIF301、CANIF302、マイコン側通信IF303、SW入力IF304、車両状態判定部305、記憶部306、要求部307、及び照合部308を、機能ブロックとして備える。
LINIF301は、LINドライバ310とマイコン300との間での通信のためのIFである。CANIF302は、CANドライバ320とマイコン300との間での通信のためのIFである。マイコン側通信IF303は、マイコン300とLFドライバIC340との間でのシリアル通信のためのIFである。SW入力IF304は、SW入力回路330とマイコン300との間での通信のためのIFである。
車両状態判定部305は、CANIF302を介してCANドライバ320から取得する、車両状態に関するセンシング結果をもとに、車両の状態を判定する。例えば、車速センサで検出する車速,シフトポジションセンサで検出するシフトポジション,パーキングブレーキスイッチの信号等をもとに、車両が駐車中か否か判定する。他にも、パワーユニットECUの信号をもとに、自車の走行駆動源の始動の有無を判定する。
記憶部306は、例えば電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであって、認証のための情報が記憶されている。認証のための情報は、例えば共通鍵暗号方式で用いる秘密鍵とすればよい。また、記憶部306には、情報取得部321で取得した代表値が、CANIF302及び照合部308を介して記憶される。
要求部307は、SW入力回路330を介して取得する信号,車両状態判定部305で判定する車両状態に応じて、所定の状況において、マイコン側通信IF303を介し、LFドライバIC340に、チャレンジ信号及びそれに続くバースト信号の送信を要求する。また、要求部307は、記憶部に記憶されている代表値を含む更新用信号の送信を要求する。この代表値が、前述した携帯機2で用いる閾値の更新用の情報に相当する。
上述の所定の状況の一例としては、車室外照合が挙げられる。車室外照合は、車両状態判定部305で自車が駐車していると判定しており、且つ、SW34のうちのドアハンドルSWが操作されたことを示す信号を取得した場合に実施される。車室外照合では、要求部307が、通信範囲が車室外に拡がるLFアンテナ31からチャレンジ信号及びそれに続くバースト信号を送信させるようLFドライバIC340に要求する。なお、通信範囲が車室外に拡がるLFアンテナ31が複数存在する場合には、例えば予め定められた送信順に、各LFアンテナ31から、チャレンジ信号及びそれに続くバースト信号を送信させるようLFドライバIC340に要求すればよい。
また、上述の所定の状況の他の例としては、車室内照合が挙げられる。車室内照合は、車両状態判定部305で自車が駐車していると判定しており、且つ、SW34のうちのプッシュSWが操作されたことを示す信号を取得した場合に実施される。車室内照合では、要求部307が、通信範囲が車室内に限られたLFアンテナ31からチャレンジ信号及びそれに続くバースト信号を送信させるようLFドライバIC340に要求する。なお、通信範囲が車室内に限られたLFアンテナ31が複数存在する場合には、例えばいずれかのLFアンテナ31からチャレンジ信号を送信させた後、予め定められた送信順に、各LFアンテナ31からそれに続くバースト信号を送信するようLFドライバIC340に要求すればよい。
なお、車室外照合と車室内照合とのいずれをも所定の状況とする場合には、マイコン300は、RSSI情報をCANドライバ320及び通信モジュール33を介してセンタ5に送信する場合に、車室外照合と車室内照合とのいずれにおいて携帯機2から返信されたものかを区別する情報も含むRSSI情報をセンタ5に送信すればよい。この場合、センタ5のセンタ側制御部50は、収集部51で収集する携帯機2のRSSIを、車室外照合時と車室内照合時とで区別して分類する構成とすればよい。
車室外照合では、携帯機2を携帯するユーザがアウタードアハンドルに設けられたドアハンドルSWを操作できる距離がおおよそ定まっているので、車室外照合における携帯機2と車両側ユニット3を搭載する車両との位置関係は、車両の構造情報が似通った車両同士では似通うことになる。よって、車室外照合においてLFアンテナ31から送信したチャレンジ信号の携帯機2でのRSSIは、車両の構造情報が似通った車両同士では似通うことになる。車室内照合では、携帯機2を携帯するユーザがプッシュSWを操作する距離は、運転席に着座してプッシュSWを操作することが通常であるため、おおよそ定まっている。よって、車室内照合における携帯機2と車両側ユニット3を搭載する車両との位置関係は、車両の構造情報が似通った車両同士では似通うことになる。よって、車室内照合においてLFアンテナ31から送信したチャレンジ信号の携帯機2でのRSSIは、車両の構造情報が似通った車両同士では似通うことになる。
また、要求部307は、LFドライバIC340に、記憶部306に記憶されている代表値を含む更新用信号の送信を要求する。要求部307は、携帯機2との通信を確実に行うことができるように、車両の走行駆動源の始動時に、更新用信号の送信を要求することが好ましい。これにより、車両の走行駆動源の始動時に、更新用信号がLFアンテナ31から送信されることになる。
なお、要求部307で更新用信号の送信を要求するタイミングは、携帯機2との通信を確実に行うことができるタイミングであればよく、車両の走行中であっても、走行駆動源の始動後の走行駆動源の停止時であってもよい。更新用信号の送信については、例えば通信範囲が車室内に限られた1本のLFアンテナ31から送信を行わせる構成としてもよいし、通信範囲が車室内に限られた複数本のLFアンテナ31から予め定められた送信順に送信を行わせる構成としてもよい。また、要求部307で更新用信号及びそれに続くバースト信号の送信を要求するタイミングは、携帯機2との通信を行うことのできる可能性のあるタイミングであってもよく、車室外照合後等であってもよい。この場合、更新用信号の送信については、例えば通信範囲が車室外に限られた複数本のLFアンテナ31から予め定められた送信順に送信を行わせる構成とすればよい。
更新用信号を受信した携帯機2では、更新用信号に含まれる代表値をもとに、RSSIが閾値よりも大きいか否かを判定するための閾値を更新する。例えば、車室外照合時の代表値を新たな閾値として更新したり、車室内照合時の代表値を新たな閾値として更新したりすればよい。また、車室外照合時の代表値に一定値を加算した値を新たな閾値として更新したり、車室内照合時の代表値から一定値を差し引いた値を新たな閾値として更新したりしてもよい。他にも、車室外照合時の代表値と車室内照合時の代表値との平均値を新たな閾値として更新する等、車室外照合時の代表値と車室内照合時の代表値とをもとに閾値を更新する構成としてもよい。
照合部308は、LINIF301を介して取得した、RFレシーバ32で取得したレスポンス信号の暗号化コードと、LFアンテナ31から送信したチャレンジ信号のコードを記憶部306に記憶されている秘密鍵で暗号化して得られる暗号化コードとを照合する。例えば、照合部308は、車室外照合が成立した場合に、認証を成立させて、車両のドアの施解錠を制御するための駆動信号を、LINIF301及びLINドライバ310を介してドアロックモータに出力し、車両のドアの施解錠を行わせる。
また、照合部308は、車室内照合が成立し、且つ、RSSIが閾値よりも大きいことを示す閾値判定情報がRFレシーバ32で取得したレスポンス信号に含まれていた場合には、認証を成立させて、始動許可信号をCANIF302及びCANドライバ320を介してパワーユニットECUに出力し、車両の走行駆動源を始動させる。これによれば、第3者が中継器を用いて、LFアンテナ31から送信されたチャレンジ信号を遠くまで飛ばし、BCM30と携帯機2との無線通信を間接的に実現させて車室内照合を成立させた場合であっても、閾値判定情報によって認証が成立することを防ぐことが可能になる。
なお、車室外照合時の代表値をもとに、車室外照合時のRSSIとして適切な範囲を判定するための閾値を携帯機2で更新する構成としてもよい。この場合には、照合部308は、車室外照合が成立し、且つ、RSSIが適切な閾値範囲内であることを示す閾値判定情報がRFレシーバ32で取得したレスポンス信号に含まれていた場合に、認証を成立させる構成とすればよい。
また、照合部308は、RFレシーバ32で取得したレスポンス信号に含まれるRSSIを少なくとも含むRSSI情報と、自車の構造情報とを、CANIF302を介してCANドライバ320に出力する。RSSI情報には、どのLFアンテナ31から送信されたバースト信号に対して携帯機2から返信されたものかを区別する情報,車室外照合と車室内照合とのいずれにおいて携帯機2から返信されたものかを区別する情報等を含む構成としてもよい。また、自車の構造情報については、記憶部306に予め記憶されている情報を読み出して出力する構成とすればよい。さらに、照合部308は、要求部307が更新用信号の送信を要求する場合に、記憶部306に記憶されている代表値を読み出して要求部307に出力する。
<BCM30での車両側RSSI関連処理>
ここで、図5のフローチャートを用いて、BCM30での携帯機2からのRSSIの取得、及びRSSIの代表値の送信に関連する処理(以下、車両側RSSI関連処理)の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、例えば車両状態判定部305で自車の駐車を判定しており、且つ、PEPS(Passive Entry Passive Start)操作を検出した場合(つまり、車室内照合を行う場合)に、開始する構成とすればよい。PEPS操作としては、SW34のうちのドアハンドルSW,リアバンパSW,プッシュSWの操作があり、これらの操作の検出は、SW入力回路330を介してマイコン300に入力される信号をもとにマイコン300が行う構成とすればよい。以下では、PEPS操作としてプッシュSWの操作を検出した場合を例に挙げて説明を行う。
ここで、図5のフローチャートを用いて、BCM30での携帯機2からのRSSIの取得、及びRSSIの代表値の送信に関連する処理(以下、車両側RSSI関連処理)の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、例えば車両状態判定部305で自車の駐車を判定しており、且つ、PEPS(Passive Entry Passive Start)操作を検出した場合(つまり、車室内照合を行う場合)に、開始する構成とすればよい。PEPS操作としては、SW34のうちのドアハンドルSW,リアバンパSW,プッシュSWの操作があり、これらの操作の検出は、SW入力回路330を介してマイコン300に入力される信号をもとにマイコン300が行う構成とすればよい。以下では、PEPS操作としてプッシュSWの操作を検出した場合を例に挙げて説明を行う。
まず、ステップS1では、要求部307がLFドライバIC340にチャレンジ信号及びそれに続くバースト信号の送信を要求し、LFドライバIC340によってLFアンテナ31からチャレンジ信号及びそれに続くバースト信号が送信される。ステップS2では、チャレンジ信号の送信に対する携帯機2からのレスポンス信号をRFレシーバ32で受信した場合(S2でYES)には、ステップS3に移る。一方、レスポンス信号を受信していない場合(S2でNO)には、S1に戻って処理を繰り返す。レスポンス信号をRFレシーバ32で受信したか否かは、LINドライバ310を介してレスポンス信号を取得したか否かに応じてマイコン300が判別すればよい。
ステップS3では、RFレシーバ32で受信したレスポンス信号から、マイコン300の照合部308がLINIF301を介して、レスポンス信号に含まれるRSSIを取得する。ステップS4では、照合部308が、S3で取得したRSSIを含むRSSI情報と、自車の構造情報とを、CANIF302及びCANドライバ320を介して通信モジュール33に出力する。通信モジュール33に出力されたRSSI情報及び自車の構造情報は、センタ5へアップロードされる。センタ5では、複数の車両から収集したRSSI情報及び構造情報から、構造情報をもとに分類した車両の分類別のRSSIの代表値を決定する。そして、通信モジュール33は、センタ5で決定されたこの代表値をダウンロードする。
ステップS5では、照合部308が、CANIF302及びCANドライバ320を介して通信モジュール33から代表値を取得する。照合部308は、取得した代表値を記憶部306に記憶する。ステップS6では、自車の走行駆動源が始動した場合(S6でYES)には、ステップS7に移る。一方、自車の走行駆動源が始動していない場合(S6でNO)には、S6の処理を繰り返す。自車の走行駆動源が始動したか否かは、CANIF302及びCANドライバ320を介して取得するパワーユニットECUの信号からマイコン300が判別すればよい。
ステップS7では、要求部307がLFドライバIC340に更新用信号の送信を要求し、LFドライバIC340によってLFアンテナ31から更新用信号が送信される。ステップS8では、更新用信号の送信に対する携帯機2からのレスポンス信号をRFレシーバ32で受信した場合(S8でYES)には、車両側RSSI関連処理を終了する。一方、レスポンス信号を受信していない場合(S8でNO)には、S7に戻って処理を繰り返す。
なお、ここでは、自車の走行駆動源が始動した場合にLFアンテナ31から更新用信号を送信させる構成を示したが、自車の走行駆動源が始動したことに加え、車室内照合が行われたことを、LFアンテナ31から更新用信号を送信させる条件としてもよい。また、車室内照合を行う場合に、図5のフローチャートを開始する構成を示したが、車室外照合を行う場合に、図5のフローチャートを開始する構成としてもよい。
<携帯機2での携帯側RSSI関連処理>
続いて、図6のフローチャートを用いて、携帯機2でのRSSIの測定及び閾値の更新に関連する処理(以下、携帯側RSSI関連処理)の流れの一例について説明を行う。図6のフローチャートは、例えば携帯機2の電源がオンになった場合に開始する構成とすればよい。
続いて、図6のフローチャートを用いて、携帯機2でのRSSIの測定及び閾値の更新に関連する処理(以下、携帯側RSSI関連処理)の流れの一例について説明を行う。図6のフローチャートは、例えば携帯機2の電源がオンになった場合に開始する構成とすればよい。
まず、ステップS21では、LF受信部21がLFアンテナ31から送信されるチャレンジ信号を受信した場合(S21でYES)には、ステップS22に移る。一方、LF受信部21がチャレンジ信号を受信していない場合(S21でNO)には、ステップS25に移る。
ステップS22では、RSSI測定回路210が、S1で受信したチャレンジ信号に続いてLF受信部21で受信するバースト信号のRSSIを測定する。ステップS23では、携帯側制御部20が、S22で測定したRSSIが設定されている閾値よりも大きいか否かの閾値判定を行う。閾値は、携帯機2が車両の車室内外のいずれに位置するかを区別するための閾値であって、閾値判定が、RSSIをもとにする携帯機2の位置に応じた処理に相当する。
ステップS24では、RF送信部22が、S22で測定したRSSIとS23での閾値判定で得られた閾値判定情報とを含むレスポンス信号を返信し、S21に戻って処理を繰り返す。ステップS25では、LF受信部21がLFアンテナ31から送信される更新用信号を受信した場合(S25でYES)には、ステップS26に移る。一方、LF受信部21が更新用信号を受信していない場合(S25でNO)には、S21に戻って処理を繰り返す。
ステップS26では、携帯側制御部20が、S25で受信した更新用信号に含まれる代表値をもとに、判定に用いる閾値を更新する。ステップS27では、RF送信部22が、レスポンス信号を返信し、S21に戻って処理を繰り返す。なお、S26で判定に用いる閾値が更新された場合、それ以降のS23の処理では、S26で更新された閾値を用いて閾値判定が行われることになる。
ここでは、更新用信号に続いてバースト信号がLFアンテナ31から送信されてこない場合の例を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、更新用信号に続いてバースト信号がLFアンテナ31から送信されてくる場合には、バースト信号のRSSIをRSSI測定回路210で測定したり、測定したRSSIを用いて閾値判定したり、測定したこのRSSIをレスポンス信号に含ませて返信したりしてもよい。
<実施形態1のまとめ>
実施形態1の構成によれば、前述したように、センタ5で決定する代表値は、車両の構造情報が似通った車両の分類別の、車室内照合時,車室外照合時等の所定の状況における携帯機2の位置により正確に対応したRSSIの値となる。BCM30の情報取得部321は、この代表値を取得し、携帯機2は、情報取得部321で取得される、自機器が無線通信を行う車両に対応する分類の代表値をもとに、閾値判定に用いる閾値を更新するので、携帯機2が車両の車室内外のいずれに位置するかを区別するための閾値判定がより正確になるように補正することが可能になる。その結果、様々な種類の車両ごとに、携帯機2の位置に応じた処理をより正確に行うことが可能になる。
実施形態1の構成によれば、前述したように、センタ5で決定する代表値は、車両の構造情報が似通った車両の分類別の、車室内照合時,車室外照合時等の所定の状況における携帯機2の位置により正確に対応したRSSIの値となる。BCM30の情報取得部321は、この代表値を取得し、携帯機2は、情報取得部321で取得される、自機器が無線通信を行う車両に対応する分類の代表値をもとに、閾値判定に用いる閾値を更新するので、携帯機2が車両の車室内外のいずれに位置するかを区別するための閾値判定がより正確になるように補正することが可能になる。その結果、様々な種類の車両ごとに、携帯機2の位置に応じた処理をより正確に行うことが可能になる。
また、実施形態1の構成によれば、携帯機2は、自機器が無線通信を行う車両に対応する分類の代表値を、自機器が無線通信を行う車両に搭載されたBCM30からこの無線通信を介して取得するので、センタ5で決定する代表値のうちの自機器が無線通信を行う車両に対応する分類の代表値により容易に絞って取得することが可能になる。
(実施形態2)
実施形態1では、携帯機2のRSSIを構造情報別,LFアンテナ31別,所定の状況別に分類して分類別に代表値を決定する構成を示したが、さらに地域別に分類して分類別に代表値を決定する構成(以下、実施形態2)としてもよい。
実施形態1では、携帯機2のRSSIを構造情報別,LFアンテナ31別,所定の状況別に分類して分類別に代表値を決定する構成を示したが、さらに地域別に分類して分類別に代表値を決定する構成(以下、実施形態2)としてもよい。
実施形態2を採用する場合、BCM30のマイコン300は、RSSI情報をCANドライバ320及び通信モジュール33を介してセンタ5に送信する場合に、RSSI情報及び自車の構造情報に加え、自車の位置情報もセンタ5に送信すればよい。自車の位置情報は、自車の属する地域を区別することが可能な情報であればよく、例えば自車で用いられるロケータで測位した自車の測位位置であってもよいし、予め自車のメモリに記憶されている自車の販売地域のコード等であってもよい。
ここで、実施形態2を採用する場合の例について、図7を用いて説明を行う。所定の状況が車室内照合である場合等であってもよいが、図7では、所定の状況が車室外照合である場合を例に挙げて説明を行う。図7では、それぞれ地域の異なるD国,E国,F国で同じ種類の車両Aが使用される場合を例に挙げて説明を行う。
図7の例において、車両AのBCM30は、車室外照合を行う場合に、LFアンテナ31からチャレンジ信号に続いてバースト信号を送信させ、携帯機2でこのバースト信号のRSSIを測定し、測定したRSSIを含むレスポンス信号を返信する。BCM30は、携帯機2で測定したRSSIを返信されたレスポンス信号から取得し、取得したRSSIを含むRSSI情報と車両の構造情報と自車の位置情報とを、通信モジュール33を介してセンタ5に送る。
センタ5のセンタ側制御部50では、各地域の車両Aから収集したRSSI情報、構造情報、及び位置情報をもとに、RSSI情報を、構造情報をもとにする分類別及び地域別に記憶装置52に記憶する。ここで言うところの地域とは、位置情報によって区別されるものとする。なお、地域は、国単位であってもよいし、国よりも小さな単位であってもよいし、国よりも大きな単位であってもよい。センタ側制御部50は、車両の構造情報をもとにした分類及び地域別に、記憶装置52に記憶したRSSIの統計をとり、この分類別及び地域別のRSSIの代表値を決定する。そして、通信モジュール33は、センタ5で決定されたこの代表値をダウンロードし、BCM30が自車に対応する分類及び地域の代表値を携帯機2に送信し、携帯機2がこの代表値をもとに閾値判定に用いる閾値を更新する。
図7に示すように、同じ種類の車両であっても地域が異なると、ユーザの体格の傾向が異なるため、携帯機2を携帯するユーザがアウタードアハンドルに設けられたドアハンドルSWを操作できる距離が地域によって異なる。よって、車室外照合における携帯機2と車両側ユニット3を搭載する車両との位置関係は、地域によって傾向が異なる。また、同じ種類の車両であっても地域が異なると、駐車スペースの広さ及び間隔が異なるため、携帯機2を携帯するユーザがアウタードアハンドルに設けられたドアハンドルSWを操作できる距離が地域によって異なる。よって、車室外照合における携帯機2と車両側ユニット3を搭載する車両との位置関係は、地域によって傾向が異なる。
これに対して、実施形態2の構成によれば、地域別のRSSIの代表値を決定し、携帯機2がこの代表値をもとに閾値判定に用いる閾値を更新することになる。よって、携帯機2が車室内外のいずれかに位置するかを地域別の傾向に応じてより正確に判別可能な閾値に更新することがより容易に可能になる。その結果、様々な種類の車両及び地域ごとに、携帯機の位置に応じた処理をより正確に行うことが可能になる閾値をより容易に設定することができるようになる。
(実施形態3)
実施形態1では、所定の状況として、車室外照合及び車室内照合を例に挙げたが、必ずしもこれに限らない。例えば、所定の状況は、車両の出荷前の工場での特定の検査時としてもよい。
実施形態1では、所定の状況として、車室外照合及び車室内照合を例に挙げたが、必ずしもこれに限らない。例えば、所定の状況は、車両の出荷前の工場での特定の検査時としてもよい。
この特定の検査時について、図8を用いて説明を行う。図8では、D国の工場で車両Aを製造し、E国の工場で車両Bを製造し、F国の工場で車両Cを製造する場合を例に挙げて説明を行う。なお、車両A〜Cは、それぞれ種類の異なる車両であるものとする。
特定の検査時とは、図7に示すように、車両A〜Cの車室内外の境界付近に携帯機2を位置させて、各車両のLFアンテナ31からバースト信号を送信させ、携帯機2でこのバースト信号のRSSIを測定させることを示す。
特定の検査後は、実施形態1で述べたのと同様に、携帯機2で測定したRSSIをBCM30が取得し、取得したRSSIを含むRSSI情報と自車の構造情報とを、通信モジュール33を介してセンタ5に送る。センタ5では、車両A〜Cから収集したRSSI情報及び構造情報から、構造情報をもとに分類した車両A〜Cの分類別のRSSIの代表値を決定する。そして、通信モジュール33は、センタ5で決定されたこの代表値をダウンロードし、BCM30が自車に対応する分類の代表値を携帯機2に送信し、携帯機2がこの代表値をもとに閾値判定に用いる閾値を更新する。
この特定の検査によれば、同じ種類の車両については、携帯機2が車室内外の境界付近に位置する場合のRSSIとして似通った値が測定されることになる。よって、センタ5で決定される車両の分類別のRSSIの代表値は、携帯機2が車室内外のいずれかに位置するかをより正確に判別可能な値となる。携帯機2は、この代表値をもとに閾値判定に用いる閾値を更新するので、携帯機2の位置に応じた処理をより正確に行うことが可能になる閾値をより容易に設定することができる。その結果、様々な種類の車両ごとに、携帯機の位置に応じた処理をより正確に行うことが可能になる閾値をより容易に設定することができるようになる。
(実施形態4)
前述の実施形態では、センタ5で決定された代表値をもとに携帯機2で閾値判定に用いる閾値を更新する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、携帯機2から送信されたRSSIをもとにBCM30で閾値判定を行う構成とし、センタ5で決定された代表値をもとに、BCM30でのこの閾値判定に用いる閾値を更新する構成としてもよい。この場合、センタ5で決定された代表値をBCM30がLFアンテナ31から携帯機2に送信させる構成は省略すればよい。
前述の実施形態では、センタ5で決定された代表値をもとに携帯機2で閾値判定に用いる閾値を更新する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、携帯機2から送信されたRSSIをもとにBCM30で閾値判定を行う構成とし、センタ5で決定された代表値をもとに、BCM30でのこの閾値判定に用いる閾値を更新する構成としてもよい。この場合、センタ5で決定された代表値をBCM30がLFアンテナ31から携帯機2に送信させる構成は省略すればよい。
(実施形態5)
前述の実施形態では、RSSIをもとにする携帯機2の位置に応じた処理として、携帯機2が車両の車室内外のいずれに位置するかを区別するための閾値判定を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、RSSIをもとにする携帯機2の位置に応じた処理として、車両からの携帯機2の距離とRSSIとの予め設定される対応関係に従い、携帯機2から受信したRSSIに応じて、車両からの携帯機2の距離をBCM30で特定する構成としてもよい。この場合、BCM30は、センタ5で決定された代表値をもとに、車両からの携帯機2の距離とRSSIとの対応関係を補正する構成とすればよい。
前述の実施形態では、RSSIをもとにする携帯機2の位置に応じた処理として、携帯機2が車両の車室内外のいずれに位置するかを区別するための閾値判定を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、RSSIをもとにする携帯機2の位置に応じた処理として、車両からの携帯機2の距離とRSSIとの予め設定される対応関係に従い、携帯機2から受信したRSSIに応じて、車両からの携帯機2の距離をBCM30で特定する構成としてもよい。この場合、BCM30は、センタ5で決定された代表値をもとに、車両からの携帯機2の距離とRSSIとの対応関係を補正する構成とすればよい。
より詳しくは、所定の状況別に、想定される車両からの携帯機2の距離(以下、想定距離)をBCM30の不揮発性メモリに予め記憶しておく。そして、予め設定済みの対応関係に対する、センタ5で決定された代表値と想定距離との対応関係のずれ分だけ、予め設定済みの対応関係を補正すればよい。
なお、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
1 車両用システム、2 携帯機、3 車両側ユニット、4 認証システム、20 携帯側制御部(位置別処理部)、21 LF受信部(携帯側受信部)、22 RF送信部(返信部)、30 BCM(車載器)、31 LFアンテナ(送信アンテナ)、32 RFレシーバ、33 通信モジュール、34 SW、50 センタ側制御部(決定部)、51 収集部、52 記憶装置、53 配信部、210 RSSI測定回路(測定部)、300 マイコン、
305 車両状態判定部、306 記憶部、307 要求部、308 照合部、320 CANドライバ、321 情報取得部、322 転送処理部、340 LFドライバIC、342 LFドライバ(車両側送信部)、343 LF制御部
305 車両状態判定部、306 記憶部、307 要求部、308 照合部、320 CANドライバ、321 情報取得部、322 転送処理部、340 LFドライバIC、342 LFドライバ(車両側送信部)、343 LF制御部
Claims (6)
- 車両別の、ユーザに携帯される携帯機(2)と前記車両に搭載されて前記携帯機と無線通信を行う車載器(30)との組と、
前記車載器と通信可能なセンタ(5)とを含み、
前記車載器は、
所定の状況において送信アンテナから信号を送信させる車両側送信部(342)と、
前記センタに情報を転送させる転送処理部(322)と、
前記センタから送信される情報を取得する情報取得部(321)とを備え、
前記携帯機は、
前記所定の状況において前記車載器から送信される前記信号を受信する携帯側受信部(21)と、
前記携帯側受信部が受信する前記信号の受信信号強度を測定する測定部(210)と、
前記測定部で測定する前記受信信号強度を返信する返信部(22)とを備え、
前記車載器の前記転送処理部は、前記返信部から前記受信信号強度の返信を受けた場合に、この受信信号強度及び自機器を搭載する前記車両の構造情報を前記センタに転送させ、
前記センタは、
複数の車両についての前記転送処理部から転送される前記受信信号強度及び前記構造情報を収集し、前記構造情報をもとに分類した前記車両の分類別の統計から、この分類別の前記受信信号強度の代表値を決定する決定部(50)を備え、
前記車載器の前記情報取得部は、前記センタから、前記決定部で決定する前記分類別の前記受信信号強度の代表値を取得し、
前記携帯機若しくは前記車載器は、
前記測定部で測定される前記受信信号強度をもとにして、前記携帯機の位置に応じた処理を行うものであって、前記情報取得部で取得される、自車に対応する前記分類の代表値をもとに、前記受信信号強度をもとにする前記携帯機の位置に応じた処理を補正する車両用システム。 - 前記車載器の前記転送処理部は、前記返信部から前記受信信号強度の返信を受けた場合に、この受信信号強度、自機器を搭載する前記車両の構造情報、及びその車両の位置情報を前記センタに転送させ、
前記センタの前記決定部は、複数の車両についての前記転送処理部から転送される前記受信信号強度、前記構造情報、及び前記位置情報を収集し、前記構造情報及び前記位置情報をもとに分類した前記車両の分類及び地域別の統計から、この分類及び地域別の前記受信信号強度の代表値を決定し、
前記車載器の前記情報取得部は、前記センタから、前記決定部で決定する前記分類及び前記地域別の前記受信信号強度の代表値を取得し、
前記携帯機若しくは前記車載器は、
前記情報取得部で取得される、自車に対応する前記分類及び前記地域別の代表値をもとに、前記受信信号強度をもとにする前記携帯機の位置に応じた処理を補正する請求項1に記載の車両用システム。 - 前記車両側送信部は、前記情報取得部で前記センタから取得する、自車に対応する前記分類の代表値も送信させるものであって、
前記携帯機は、
前記測定部で測定される前記受信信号強度が閾値よりも大きいか否かをもとにして前記携帯機の位置に応じた処理を行う位置別処理部(20)と、
前記携帯側受信部で受信する、前記車両側送信部から送信される前記代表値に従って前記閾値を補正することで、前記受信信号強度をもとにする前記携帯機の位置に応じた処理を補正する請求項1又は2に記載の車両用システム。 - 前記車両側送信部は、前記情報取得部で前記センタから取得する、自車に対応する前記分類の代表値を、自車の走行駆動源の始動時に送信させる請求項3に記載の車両用システム。
- 前記車載器は、前記携帯機と前記車載器との組の間での無線通信を介した照合による認証が成立したことに基づいて、自車の制御を可能にするものであって、
前記車両側送信部は、前記所定の状況として、所定の前記照合のタイミングにおいて、前記送信アンテナから、その照合のための信号の送信に続いて前記受信信号強度の測定用の信号を送信し、
前記測定部は、前記所定の照合のタイミングにおいて前記携帯側受信部が受信する前記受信信号強度の測定用の信号の受信信号強度を測定し、
前記位置別処理部は、前記測定部で測定される前記受信信号強度が閾値よりも大きいか否かをもとに、前記携帯機の位置に応じた、前記照合のための返信の内容の決定の処理を行う請求項3又は4に記載の車両用システム。 - 前記車載器の前記転送処理部は、自機器を搭載する前記車両の構造情報として、少なくともその車両の大きさ及び前記送信アンテナの搭載位置のいずれかを前記センタに転送させる請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用システム。
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