JP2019087501A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが使用したいモードに応じて急速充電の目標電圧を設定し、最低限動作可能な電圧まで短時間で充電できるようにする。【解決手段】 撮像装置は、電池の電圧を検出可能な電池電圧検出手段と、充電後に使用されるモードを推定し急速充電の目標電圧を設定する目標電圧設定手段と、目標電圧に応じて充電制御を行う充電制御手段とを有し、充電制御手段は、短時間で目標電圧まで充電するために必要な充電電流を設定する。【選択図】 図1

Description

本発明は、電池の充電が可能な撮像装置、その制御方法およびそれらに関するプログラムに関するものである。
近年、電子機器の電池への充電方法として、大電流で充電する急速充電が一般的になりつつある。急速充電を行うことにより、充電に要する時間を短縮できるというメリットがある。デジタルカメラ等の撮像装置においても、使用したい場合に素早く起動できるように短時間で充電を行うことが求められている。
特許文献1には、電池残量に応じて充電電流を変更する方法が記載されている。特許文献2には、所定電圧まで比較的大きな第一の電流値で充電し、それ以降は第一の電流値よりも小さい第二の電流値で充電を行うことで、充電時間を短縮する方法が記載されている。
特開平7−177672号公報 特開2007−97397号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載されている方法では、急速充電(第一の電流値による充電)と通常充電(第二の電流値による充電)との切り替え電圧が一意的に決められてしまう。そのため、USB(Universal Serial Bus)のように複数の供給能力を有する場合、給電能力が低い場合には電流値の大きさが不足し、切り替え電圧まで急速充電を行うことができなくなる可能性がある。
また、ユーザの立場から考えると、電池が切れた状態から最低限動作できる電圧まで充電を行い、短時間でもよいので緊急的に使用したいという場面は多い。例えば、起動できなくなるまで放電した撮像装置において、数十枚でもよいので今すぐに撮影したいという場面が考えられる。このとき、撮像装置のように複数の動作モード(静止画撮影モード、動画撮影モード等)を有する電子機器の場合、使用したい動作モードによって最低限動作させるのに必要な電池残量は異なる。
そこで、本発明は、ユーザが使用したい動作モードに応じて急速充電の目標電圧を設定し、最低限動作可能な電圧まで短時間で充電できるようにすることを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、電池の電圧を検出可能な電池電圧検出手段と、充電後に使用されるモードを推定し急速充電の目標電圧を設定する目標電圧設定手段と、前記目標電圧に応じて充電制御を行う充電制御手段とを有し、前記充電制御手段は、短時間で前記目標電圧まで充電するために必要な充電電流を設定することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが使用したい動作モードに応じて急速充電の目標電圧を設定し、最低限動作可能な電圧まで短時間で充電することができる。
実施形態1および2における撮像装置100の構成要素を説明するためのブロック図である。 実施形態1における充電制御切り替えのタイミングを説明するための図である。 実施形態1における充電電流および電池電圧の変化の様子を説明するための図である。 実施形態2における充電制御切り替えのタイミングを説明するための図である。 実施形態2における充電電流および電池電圧の変化の様子を説明するための図である。 急速充電完了時の通知情報の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は、実施形態1および2における撮像装置100の構成要素を説明するためのブロック図である。
120は撮像装置100全体を制御するシステム制御部である。121は撮像素子であり、レンズ210、絞り211、レンズマウント102および202、シャッター144を介して不図示の被写体の光学像が結像し、その光学像を電気信号に変換する。122はA/D変換部であり、撮像素子121のアナログ信号出力をデジタル信号に変換する。A/D変換部122でA/D変換されたデジタル信号は、メモリ制御部125およびシステム制御部120により制御され、メモリ126に格納される。
119は撮像素子121の露光時間制御部であり、システム制御部からの指示に従い、画素グループ毎の露光時間を変更するための制御信号を撮像素子121に出力する。詳細は後述する。
123は画像処理部であり、A/D変換部122でA/D変換されたデジタル信号のデータ或いはメモリ制御部125からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。画像処理部123は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路も有する。メモリ126に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ126に書き込むことも可能である。ディスプレイ153およびEVF151の表示画像データを生成し、明るさ調整、コントラスト調整、ガンマ補正、カラーバランス調整等の種々の画像処理を行うことも可能である。124はAE演算部である。AE(自動露出)処理を行うために、撮影画像から露出状態を測定することができる。
125はメモリ制御部である。A/D変換部122、画像処理部123、AE演算部124、AF信号処理部129、露光時間算出部130、顔検出部156、動き量検出部157、ディスプレイ駆動部152、EVF駆動部150、外部着脱メモリ部128とメモリ126間のデータ送受を制御する。A/D変換部122のデータが画像処理部123、メモリ制御部125を介して、或いはA/D変換部122のデータが直接メモリ制御部125を介して、メモリ126に書き込まれる。
126は撮影した静止画像および動画像、再生用表示のための画像のデータを格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や動画像を格納するのに十分な記憶量を有する。なお、メモリ126はシステム制御部120のプログラムスタック領域、ステータス記憶領域、演算用領域、ワーク用領域、画像表示データ用領域が確保されている。各種の演算は、メモリ126の演算用領域を利用し、システム制御部120により実行される。
127は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばフラッシュメモリやEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ127には、撮影状態の保存や、撮像装置100を制御するプログラムが格納されている。128はコンパクトフラッシュやSDカードといった記録媒体に画像ファイル記録や読出を行うための外部着脱メモリ部である。
131は電源部であり、電池、電池検出回路、DC−DCコンバータ等を有し、電池の接続の有無を検出したり、電池の種類を検出したりする。また、検出結果およびカメラ制御部140の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、撮像装置100の各構成要素へ供給する。
161は電池電圧検出部であり、電源部131に含まれている電池の電圧および残量を検出する。162は目標電圧設定部であり、充電後に使用される動作モードを推定し、急速充電の目標電圧を設定する。使用したい動作モードの推定方法は後述する。163は給電能力判定部であり、USBケーブル167を介して撮像装置100と接続される電力供給側の給電能力や規格を判定する。164は充電制御部であり、目標電圧設定部162が設定した目標電圧や給電能力判定部163で判定した供給側の能力に基づき、充電電流や電圧の制御を行う。165および166は撮像装置100とUSBケーブル167を電気的に接続するコネクタである。
なお、電池電圧検出部161、目標電圧設定部162、給電能力判定部163、充電制御部164はカメラ制御部140に含まれる構成であってもよい。
140はカメラ制御部であり、シャッター制御部141、レンズ制御部203、ストロボ発光制御部302との送受信により撮像装置100としての一連の動作を制御する。また、撮像装置100全体の電源制御や、撮像装置100の動作モードの遷移制御を行う。141はシャッター制御部であり、AE演算部124からの露出情報に基づいて、絞り211を制御するレンズ制御部203と連携しながら、シャッター144を制御する。
132、133、134、135、136、137および138は、カメラ制御部140への各種の動作指示を入力するための操作手段である。操作手段は、スイッチやダイヤル、等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。132は再生表示スイッチであり、ディスプレイ153に所定の画像データを表示する再生表示モード操作ができる。外部着脱メモリ部128に格納された画像ファイルを再生表示する場合は、必ずこの再生スイッチ132により操作する。また、再生表示モードにてこの操作が行われた場合には、再生表示モードから静止画撮影モード、動画撮影モード、ライブビュー(以下、LV)撮影モードなどへの切り替えができる。
133はメニュースイッチであり、ディスプレイ153に各種項目一覧を表示する。この表示内容としては撮影に関する状態設定、記録媒体のフォーマット、時計の設定、現像パラメータ設定、およびユーザ機能設定(カスタム機能の設定)がある。
134はモードダイヤルである。モードダイヤル134を操作することにより、ユーザは、撮像装置100の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード、LV撮影モードなどのいずれかに切り替えることができる。
135はレリーズスイッチであり、レリーズボタンの半押し(SW1)および全押し(SW2)で各々ONとなるスイッチである。半押し状態ではAF処理、AE処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュ調光)処理等の動作開始を指示する。全押し状態では、撮像素子121から読み出した信号をA/D変換部122、メモリ制御部125を介してメモリ126に画像データを書き込む撮像処理、画像処理部123やメモリ126での演算を用いた現像処理を行う。
さらに、メモリ126から画像データを読み出し、画像処理部123で圧縮を行い、外部着脱メモリ部128に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
136は各種ボタンスイッチからなる操作部であり、セット、マクロ、ページ送り、フラッシュ設定、メニュー移動、ホワイトバランス選択、撮影画質選択、露出補正、日付/時間設定ができる。さらに、4方向スイッチ、再生画像のズーム倍率変更スイッチ、撮影直後に撮影画像を自動再生するクイックレビューON/OFFスイッチ、再生画像を消去するスイッチがある。ディスプレイ153およびEVF151の画像表示ON/OFFスイッチも兼ねている。
また、JPEGおよびMPEG圧縮の各圧縮率と、撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録するCCDRAWモードとを選択する圧縮モードスイッチがある。その他、レリーズスイッチ半押し状態でAFの合焦状態を保ち続けるワンショットAFモードと連続してAF動作を続けるサーボAFモードとを設定するAFモード設定スイッチ等がある。
137は電子ダイヤルであり、シャッタースピード、絞り値、露出等を設定することができる。138は電源スイッチであり、撮像装置100の電源オン、電源オフを切り替えることができる。また、撮像装置100に接続されたレンズユニット200、ストロボユニット300、記録媒体等の各種付属装置の電源オン、電源オフも合わせて切り替えることができる。
139はタイマーであり、時計機能、カレンダー機能、タイマーカウンター機能、アラーム機能があり、スリープモードへの移行時間や、アラーム通知等のシステム管理に用いられる。
150はEVF駆動部であり、EVF151を駆動するための駆動タイミング信号を供給する。また、EVF151の駆動電圧を生成するための昇圧手段および降圧手段を内蔵しており、種々の駆動電圧を生成し、上述の駆動タイミング信号に同期してEVF151に印加する。
151はEVFであり、有機EL型や液晶型等により構成される。例えば有機EL型の場合、薄膜トランジスタアクティブマトリクス駆動方式の有機ELパネルを内蔵する。有機ELパネルの1つの表示素子はRGB3つの有機EL素子で構成されており、有機EL素子に電圧を加えることで発光する。EVF駆動部150から各有機EL素子に印加される電圧を調整することにより、各色の発光量を制御することが可能であり、所望の画像を階調表示することができる。
ディスプレイ153と同様に、システム制御部120の指示により、メニュー画面、画像ファイル、ライブビュー表示等が可能である。ディスプレイ153およびEVF151は、操作ボタン136等により各々の表示を独立にON/OFF制御することが可能であり、同時に表示することも当然のことながら可能である。
152はディスプレイ駆動部であり、ディスプレイ153を駆動するための駆動タイミング信号を供給する。153はディスプレイであり、有機EL型や液晶ディスプレイ型等により構成される。154はバックライト照明であり、LEDや蛍光管、有機EL等の光源および光を面発光にするための導光板、反射板、拡散板から構成されている。ディスプレイ153の背面に固定されており、ディスプレイ153を背面から投光する。ディスプレイ153には、AF枠や、撮像装置100の設定状態を示すアイコンなどを表示することができる。
155はタッチパネルであり、ディスプレイ153の上に設置されている。タッチ検出方式としては、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式方式等が使用される。
102および202はレンズマウントであり、撮像装置100をレンズユニット200と接続するためのインターフェイスである。101および201は撮像装置100をレンズユニット200と電気的に接続するコネクタであり、カメラ制御部140により制御される。111および301はアクセサリシューであり、撮像装置100をストロボユニット300と接続するためのインターフェイスである。
200は交換レンズタイプのレンズユニットであり、不図示の被写体の光学像をレンズ210から、絞り211、レンズマウント202および102、シャッター144を介して導き、撮像素子121上に結像することができる。
203はレンズユニット200全体を制御するレンズ制御部である。レンズ制御部203は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリやレンズユニット200固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各設定値等を保持する不揮発メモリの機能も有する。レンズ制御部203は、AF信号処理部129より測定された画像の合焦状態に応じて、レンズ210のフォーカシングを制御し、撮像素子121に入射する被写体像の結像位置を変更することでAF動作を行うことが可能である。また、レンズ制御部203は絞り211の制御や、レンズ210のズーミングを制御する機能も兼ね備える。
300はアクセサリシュー111に接続するストロボユニットである。301はアクセサリシュー111内において、ストロボユニット300と撮像装置100と電気的に接続するインターフェイスである。302はストロボユニット300全体を制御するストロボ発光制御部であり、不図示のキセノン管等の発光部に対し、AE演算部124らの露出情報に基づいて発光量や発光タイミングを制御することでEF制御を行う。
次に、図2、図3(a)、図3(b)および図3(c)を参照して、実施形態1における撮像装置100の充電制御について説明する。
図2は、充電制御切り替えのタイミングを説明するための図である。ここでは、説明の簡略化のため、撮像装置100の動作モードとして、静止画撮影モード、動画撮影モードおよびLV撮影モードの3つを挙げるが、さらに多くの動作モードが使用可能であってもよい。また、実施形態1においては、供給側の給電能力は7.5Wであるとする。
図2の縦軸は目標電圧設定部162によって充電後にユーザが使用すると推定された動作モードを示し、横軸は電池電圧検出部161において検出される電池電圧を示す。図中のCC1は第一の電流値による定電流充電期間を示す。CC2は第一の電流値より小さい第二の電流値による定電流充電期間を示す。CVは定電圧充電期間を示す。500は電池の禁止電圧、501はCC2とCVの切り替え電圧、502は満充電時の電圧である。
目標電圧設定部162が行う、充電後に使用される動作モードの推定方法の例を以下に述べる。
(1)前回の使用時に電池が切れる直前まで動作していた動作モードが充電後に再度使用されると推定する。
(2)モードダイヤル134で設定されている動作モードが充電後に使用されると推定する。
(3)ユーザの使用頻度が高い動作モードが充電後に使用されると推定する。
目標電圧設定部162は、推定した動作モードに応じて最低限動作可能な電圧を算出し、その電圧を急速充電の目標電圧として設定する。これは、動作モードによって消費電力が異なり、最低限動作させるために必要な電池電圧が異なるためである。
充電制御部164は、上述の目標電圧と給電能力判定部163で判定された供給側の給電能力に応じて、CC1およびCC2期間の充電電流を設定する。さらに、CC1、CC2、CVの切り替えも充電制御部164で行う。
また、503は充電後に静止画撮影モードが使用されると推定された際の急速充電の目標電圧V1(CC1とCC2の切り替え電圧)である。504は充電後に動画撮影モードが使用されると推定された際の急速充電の目標電圧V2である。505は充電後にLV撮影モードが使用されると推定された際の急速充電の目標電圧V3である。V1、V2およびV3はそれぞれ各動作モードが最低限動作可能となる電圧であるため、比較的低い電圧レベルである。
次に、図3(a)、図3(b)および図3(c)を参照して、各動作モードにおける電池電圧と充電電流の変化の様子を説明する。図3(a)、図3(b)および図3(c)に示す符号のうち、図2に示す符号と同じものについては、図2で説明したものと同じであるため、それらの説明を省略する。図3(a)、図3(b)および図3(c)では、満充電時の電圧が8Vの電池を例に挙げる。グラフの横軸は充電開始からの経過時間を示しており、縦軸は電池電圧と充電電流を示している。また、グラフの左側に電圧の目盛りが示され、右側に電流の目盛りが示されている。
図3(a)は充電後に静止画撮影モードが使用されると推定された場合の波形である。50は電池電圧の変化を示す波形であり、51は充電電流の変化を示す。時間0〜t11はCC1期間であり、充電制御部164は第一の電流値(実施形態1では1100mA)で定電流充電を行う。電池電圧は時間t11で目標電圧V1に到達し、この時点で静止画撮影モードが最低限使用可能になる。CC1の期間は、V1という低い電圧まで充電できればよいので、充電電流を大きくすることができ、短時間で充電可能である。
また、電池電圧がV1に達した段階で、撮像装置100はユーザに対してその旨を通知する。このとき、図6(a)に示すような通知情報をディスプレイ153に表示してもよい。目標電圧V1に到達後も充電を継続する場合は、次のステップであるCC2に進む。
時間t11〜t12はCC2期間であり、充電制御部164は第一の電流値よりも小さな第二の電流値(実施形態1では750mA)で定電流充電を行う。電池電圧が高くなるに従って、充電に必要な電圧も高くなるため、CC2では充電電流をCC1よりも小さくしている。
時間t12以降はCV期間であり、充電制御部164は定電圧充電を行う。図で示したようにCVでは徐々に充電電流が減少していき、終始電流(実施形態1では約50mA)まで下がったら満充電と判定し充電を完了する。
図3(b)は充電後に動画撮影モードが使用されると推定された場合の波形である。52は電池電圧の変化を示す波形であり、53は充電電流の変化を示す。時間0〜t21はCC1期間であり、充電制御部164は第一の電流値(実施形態1では1000mA)で定電流充電を行う。急速充電の目標電圧V2がV1より大きいため、第一の電流値を図3(a)よりも小さく設定し、給電能力の範囲内に収まるように制御している。また、図3(a)と同様に、V2に達した段階で、撮像装置100はユーザに対してその旨を通知する。
時間t21〜t22はCC2期間であり、時間t22以降はCV期間である。それぞれ図3(a)のCC2、CVと同様の制御となるため、説明は省略する。
図3(c)は充電後にLV撮影モードが使用されると推定された場合の波形である。54は電池電圧の変化を示す波形であり、55は充電電流の変化を示す。時間0〜t31はCC1期間であり、充電制御部164は第一の電流値(実施形態1では900mA)で定電流充電を行う。急速充電の目標電圧V3がV2より大きいため、第一の電流値を図3(b)よりも小さく設定し、給電能力の範囲内に収まるように制御している。また、図3(a)および図3(b)と同様に、V3に達した段階で、撮像装置100はユーザに対してその旨を通知する。
時間t31〜t32はCC2期間であり、時間t32以降はCV期間である。それぞれ図3(a)のCC2、CVと同様の制御となるため、説明は省略する。
動作モード毎の消費電力の大きさ、目標電圧の大きさ、充電電流の大きさ、使用可能となるまでの時間は以下のようになる。
・使用時の消費電力の大きさ:静止画撮影モード<動画撮影モード<LV撮影モード
・目標電圧の大きさ:静止画撮影モード(V1)<動画撮影モード(V2)<LV撮影モード(V3)
・CC1期間の充電電流の大きさ:静止画撮影モード>動画撮影モード>LV撮影モード
・使用可能となるまでの時間:静止画撮影モード(t11)<動画撮影モード(t21)<LV撮影モード(t31)
このように、使用時の消費電力が大きい動作モードほど目標電圧設定部162は目標電圧を高く設定する。これにより、各動作モードを最低限使用可能な電圧まで急速充電することができる。また、静止画撮影モードのように比較的消費電力が低いモードに関しては、より短時間で動作可能な電圧まで充電することができる。
以上説明したように、実施形態1の撮像装置100によれば、ユーザが使用したいモードに応じて適切な充電電流で急速充電を行うことができ、希望するモードを緊急的に使用できる電圧まで短時間で充電することができる。
[実施形態2]
以下、図4、図5(a)、図5(b)および図5(c)を参照して、実施形態2における撮像装置100およびその充電制御方法について説明する。なお、実施形態2における撮像装置100の構成要素は実施形態1における撮像装置100の構成要素と同様であるため、それらの説明を省略する。
図4は、充電制御切り替えのタイミングを説明するための図である。ここでは例として、給電能力が15W、7.5Wおよび2.5Wの3パターンを示す。また、実施形態2においては充電後に静止画撮影モードが使用されると推定された場合を挙げる。図4の縦軸は供給側の給電能力を示し、横軸は電池電圧を示す。図中のCC1は第一の電流値による定電流充電期間を示す。CC2は第一の電流値より小さい第二の電流値による定電流充電期間を示す。CVは定電圧充電期間を示す。また、図2と同様に500は電池の禁止電圧、501はCC2およびとCVの切り替え電圧、502は満充電時の電圧を示す。
実施形態2において、撮像装置100は各動作モードに対して急速充電の目標電圧を二段階(第一の目標電圧、第二の目標電圧)有し、充電制御部164は給電能力判定部163が判定した供給側の給電能力に応じてどちらの段階まで急速充電を行うかを切り替える。第一の目標電圧は、実施形態1でも説明した最低限動作させるのに必要な電池電圧である。第二の目標電圧は、第一の目標電圧よりも高い電圧である。このため、第二の目標電圧まで充電すると、静止画撮影時の撮影可能枚数や動画撮影時の記録可能時間が多くなる。
なお、ここでは一例として二段階としているが、第三の目標電圧または第四の目標電圧のように複数段階設定可能であってもよい。図4において、503は第一の目標電圧V1を示し、510は第二の目標電圧V4を示す。実施形態2においては、供給側の給電能力が高い場合(15W)は第二の目標電圧V4まで急速充電を行い、給電能力が低い場合(7.5W、2.5W)は第一の目標電圧V1まで急速充電を行う。
次に、図5(a)、図5(b)および図5(c)を参照して、各給電能力における電池電圧と充電電流の変化の様子を説明する。図5(a)、図5(b)および図5(c)に示す符号のうち、図4に示す符号と同じものについては、図4で説明したものと同じであるため、それらの説明を省略する。図5(a)、図5(b)および図5(c)では、図3(a)、図3(b)および図3(c)と同様に満充電時の電圧が8Vの電池を例に挙げる。グラフの横軸は充電開始からの経過時間を示しており、縦軸は電池電圧と充電電流を示している。また、グラフの左側に電圧の目盛りが示され、右側に電流の目盛りが示されている。
図5(a)は図3(a)と同じ図であり、給電能力が7.5Wの場合の波形である。説明は実施形態1において記述済みであるため、ここでは省略する。
図5(b)は給電能力が15Wの場合の波形である。56は電池電圧の変化を示す波形であり、57は充電電流の変化を示す。このときは給電能力が高いため、第二の目標電圧V4まで急速充電を行う。時間0〜t41はCC1期間であり、第一の電流値(1100mA)で定電流充電を行う。電池電圧は時間t11(<t41)において第一の目標電圧V1に到達し、静止画撮影モードが最低限使用可能となる。撮像装置100はこのタイミングでユーザに対して使用可能である旨を通知する。
このとき、図6(b)に示すような通知情報をディスプレイ153に表示してもよい。充電が継続される場合は、そのまま第一の電流値で継続し、時間t41において第二の目標電圧V4に到達した段階で、再度ユーザに通知をする。充電を続行する場合は次のステップであるCC2に進む。このように、給電能力に応じて急速充電の目標電圧を変更することで、給電能力が高い場合にはより高い電圧まで急速充電を行うことができる。また、電池電圧が第一の目標電圧に達した場合に通知をすることにより、ユーザが最低限使用可能となったタイミングを見逃すこともない。
時間t41〜t42はCC2期間であり、時間t42以降はCV期間である。それぞれ図3(a)のCC2、CVと同様の制御となるため、説明は省略する。
図5(c)は給電能力が2.5Wの場合の波形である。58は電池電圧の変化を示す波形であり、59は充電電流の変化を示す。このときは給電能力が低いため、図5(a)と同様に第一の目標電圧V1まで急速充電を行う。時間0〜t51はCC1期間であり、第一の電流値(350mA)で定電流充電を行う。このように給電能力が低い場合にも充電電流を極力大きくすることで、最低限動作可能な電圧までの充電時間を従来よりも短縮する。
時間t51〜t52はCC2期間であり、時間t52以降はCV期間である。それぞれ図3(a)のCC2、CVと同様の制御となるため、説明は省略する。
以上説明したように、実施形態2の撮像装置100によれば、供給側の給電能力に応じて急速充電の目標電圧を変更し、給電能力が低い場合にも短時間で最低限動作可能な電圧まで充電することができる。また、実施形態2の撮像装置100によれば、給電能力が高い場合にはより高い電圧まで急速充電を行うことができる。
[実施形態3]
実施形態1および2で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(central processing unit)、プロセッサなどがプログラムを用いて実現することもできる。以下、実施形態3では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(central processing unit)、プロセッサなどを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態3では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、実施形態1および2で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
実施形態1および2で説明した様々な機能、処理または方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態3におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどの少なくとも1つを含む。実施形態3におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non−transitoryな記憶媒体である。
なお、本発明の実施形態は上述の実施形態1、2または3に限定されるものではない。発明の要旨を逸脱しない範囲で変更または修正された実施形態1、2または3も本発明の実施形態に含まれる。
100 撮像装置
161 電池電圧検出部
162 目標電圧設定部
163 給電能力判定部
164 充電制御部

Claims (8)

  1. 電池の電圧を検出可能な電池電圧検出手段と、
    充電後に使用されるモードを推定し急速充電の目標電圧を設定する目標電圧設定手段と、
    前記目標電圧に応じて充電制御を行う充電制御手段と
    を有し、
    前記充電制御手段は、短時間で前記目標電圧まで充電するために必要な充電電流を設定することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記充電制御手段は、前記目標電圧までは第一の充電電流で定電流充電を行い、前記目標電圧から所定電圧までは前記第一の充電電流よりも小さい第二の充電電流で定電流充電を行い、前記所定電圧に到達した後は定電圧充電を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 供給側の給電能力を判定する給電能力判定手段をさらに有し、
    前記目標電圧設定手段は、供給側の給電能力が第一の給電能力であると判定された場合には、前記目標電圧設定手段は第一の目標電圧に設定し、供給側の給電能力が第一の給電能力よりも大きい第二の給電能力であると判定された場合には、前記第一の目標電圧よりも大きい第二の目標電圧に設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 電池電圧が前記目標電圧に到達した際に、ユーザに急速充電が完了したことを通知するか、撮影可能枚数または動画記録可能時間を通知することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 電池電圧が前記目標電圧に到達した際に、ユーザに満充電まで充電を継続した場合の充電時間を通知することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記目標電圧設定手段は、前回の使用時に電池が切れる直前まで動作していた動作モードが充電後に再度使用されると推定し、急速充電の目標電圧を設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置の動作モードを設定することができるモード設定部をさらに有し、
    前記目標電圧設定手段は、前記モード設定部で設定されている動作モードが充電後に使用されると推定し、急速充電の目標電圧を設定することを特徴とする撮像装置。
  8. 前記目標電圧設定手段は、ユーザの使用頻度が高い動作モードが充電後に使用されると推定し、急速充電の目標電圧を設定することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
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