JP2019087159A - 画像表示装置、料金収受システム、画像表示方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、従来、車種判別のための情報の一つとして車両の車軸数を用いることが知られている。車種判別装置は、走行する車両のタイヤが、車線上に設置された踏板を踏み付けた回数を検出することにより、当該車両の車軸数を取得することができる。しかしながら、車種判別のための情報の一つとして車軸数を用いる場合には、車両の車頭が料金自動収受機に到達する前の段階で、対象とする車両の全てのタイヤが踏板を通過し、当該車両の総車軸数が確定されている必要がある。そのため、上述の料金所においては、通常は、通行する車両の最大車長(例えば18m)を考慮して、車種判別装置と料金自動収受機との間が少なくとも最大車長以上となるように配置されている。
このようにすることで、画像表示装置は、路側に設置されている反射式車両検知器を利用して、走行する車両の側面形状が写された検査画像を取得できる。したがって、路側に専用の路側カメラを新たに設置せずとも、走行する車両の側面形状を確認することができる。
以上より、設置スペース、設置コストの増大を抑制しながらも、監視員に対し、車種区分を特定するための検査画像を提供することができる。
このようにすることで、検査画像を目視確認した監視員は、車種区分の指定操作をそのまま画像表示装置に入力することで、遠隔で料金収受処理を開始させることができ、その作業負担を軽減させることができる。
このように、画像の濃淡を、「時間差」及び「強度」の少なくとも何れか一方と対応させることで、車両の車軸を鮮明に画像化することができる。
このようにすることで、料金収受機による料金収受処理の段階において、画像表示装置によって表示される検査画像を目視して、到来した車両の車種区分を判別することができる。
このようにすることで、画像表示装置20は、対象とする車両(例えば、図1、図2に示す車両A)の車体のうち、車両検知位置X0よりも車線方向手前側(−X方向側)に配される車体後方部分までを検査画像Gとして映し出すことができる。したがって、監視員W1は、車体の側面形状を広範囲に把握することができる。
このようにすることで、最大課金の車種区分に属する車両の最後方車軸に検出光が投光されるため、走行する車両の車軸の全てを検査画像に写すことができる。
このようにすることで、料金収受システムは、一つ又は複数のセンサを通じて車種判別用情報を正しく取得できた場合には、当該車種判別情報に基づいて自動的に車種区分を判別し、収受料金を確定させることができる。
以下、第1の実施形態に係る料金収受システムについて、図1〜図10を参照しながら説明する。
図1、図2は、第1の実施形態に係る料金収受システムの全体構成を示す図である。
図1は、料金収受システム1のうち車線、路側に設置される各種構成部材の側面図を示しており、図2は、同構成部材の上面図を示している。
なお、図1、図2に示す車両Aは、「特大車」(最大課金の車種区分)に属する車両であるものとする。
料金自動収受機10は、後述する各種センサを通じて、到来する車両の車種区分を判別する。車種区分が正しく判別された場合、料金自動収受機10は、その判別結果に応じた支払料金を確定するとともに、到来した車両に対する料金収受処理を開始する。なお、車両の車頭(運転座席付近)が料金収受位置X1に到達したにもかかわらず、車種判別処理が完了していない等の理由で料金収受処理が開始されない場合、当該車両の搭乗者は、料金自動収受機10の操作パネル101に設けられた呼出ボタンを押下して、遠隔監視所Nに待機する監視員W1による操作(料金収受処理の開始)を求めることができる。
また、反射式車両検知器11、12の筐体に配列される投光部及び受光部の対は、高さ方向において、少なくとも、走行する車両の車軸(タイヤ)に向けて検出光を投光可能な範囲を含むように配列されている。
ここで、「進入検知」とは、車両が前進(−X方向側から+X方向側へ走行)して、当該車両の車頭が車線Lの車両検知位置X0に到達したことを検知することである。また、「通過検知」とは、「進入検知」された車両が更に前進して、当該車両の車尾が車両検知位置X0を通過した(車尾抜けした)ことを検知することである。
後述するように、料金自動収受機10は、反射式車両検知器11、12の両方による車両検知信号(後述)の組み合わせに基づいて、上述した「進入検知」、「通過検知」を行う。
反射式車両検知器12の投光部は、路側(アイランドI)から車線Lに向けて、アイランドI上における反射式車両検知器12の設置位置よりも車線方向手前側(−X方向側)に向けて検出光P2を投光する。本実施形態においては、反射式車両検知器12は、「特大車」に属する車両Aの車頭A1が料金収受位置X1に到達した際に当該車両Aの最後方車軸TEが配される位置よりも車線方向手前側(−X方向側)に検出光P2を投光可能なように設置されている(図1、図2参照)。ここで、車両の最大車長が18メートルであったとすると、反射式車両検知器12は、好ましくは、車長18メートルの車両Aの車頭A1が料金収受位置X1に到達した際に当該車両Aの車尾A2が配される位置よりも車線方向手前側(−X方向側)に検出光P2が投光されるように設置されてよい。このようにすることで、画像表示装置20は、料金所に到来するあらゆる車両Aについて、検出光P2を通じて、車尾A2を含む検査画像を生成することができる。
なお、反射式車両検知器11、12は、所定のサンプリング周期(数ミリ秒オーダ)で検出光P1、P2の投光と、当該検出光P1、P2の反射光の検出とを繰り返す。
踏板14は、車線L上の車両検知位置X0において車線幅方向(±Y方向)に延在して設置される。踏板14は、押圧センサであって、車両検知位置X0における車両の車軸(タイヤ)による踏み付けを検知する。料金自動収受機10は、踏板14と同じ位置(車両検知位置X0)で車両を検知可能な反射式車両検知器11の車両検知信号と組み合わせて、走行する車両の車軸数を特定する。
なお、上述したナンバープレート読取機13及び踏板14は、車線L、路側(アイランドI)に設置され、車種判別用情報を取得するためのセンサの一態様である。ここで、本実施形態の場合、「車種判別用情報」とは、ナンバープレート読取機13を通じて取得される「NP情報」であり、また、踏板14を通じて取得される「車軸数」である。ただし、他の実施形態においては、車種判別用情報を取得するためのセンサは、ナンバープレート読取機13、踏板14に限定されない。他の実施形態に係る料金収受システム1は、「種判別用情報を取得するためのセンサ」として、更に、「車高」を取得するための車高検知器、「車長」を取得するための車長検知器を備える態様であってもよい。この場合、「車高」、「車長」も「車種判別用情報」に含まれる。また、踏板14が、車線幅方向(±Y方向)における踏み付け位置を検出可能の場合、当該踏板14を通じて取得可能な「車幅」(トレッド幅)も「車種判別用情報」に含まれる。
画像表示装置20の機能の詳細については後述する。
図3は、反射式車両検知器12から投光される検出光P2、及び、当該検出光P2が車両Aの車体側面で反射してなる反射光の様子を模式的に図示している。
検出光P2が車両Aの車体側面に投光されると、車体側面に対する検出光P2の入射角と等しい反射角で出射される正反射光P21と、全方位に向けて出射される乱反射光P22と、が生じる。正反射光P21は、光強度が高いものの、反射式車両検知器12には戻らない。したがって、反射式車両検知器12は、正反射光P21を検出できない。他方、乱反射光P22は、光強度が低いものの、全方位に出射される。反射式車両検知器12は、乱反射光P22のうち、反射式車両検知器12に戻ってくる乱反射光P22の一部(乱反射光P22a)を検出可能なように、受光部の感度が調整されている。即ち、反射式車両検知器12は、車線幅方向(±Y方向)に対し鋭角に傾斜する方向に検出光P2を投光しながらも、走行する車両の車体による反射光(乱反射光P22a)を検出することができる。
図4は、第1の実施形態に係る料金自動収受機の機能構成を示す図である。
図4に示すように、料金自動収受機10は、CPU100と、操作パネル101と、表示パネル102と、メモリ103と、接続インタフェース104とを有してなる。
操作パネル101は、料金自動収受機10に到来した車両の搭乗者から料金収受処理(金銭の投入、クレジットカードの挿入)を受け付けるユーザインタフェースである。操作パネル101には、上述したように、遠隔監視所Nに待機する監視員W1と通話を行うための呼出ボタンが設けられている。
表示パネル102は、料金自動収受機10に設けられたディスプレイパネルである。表示パネル102は、例えば、車両の搭乗者に対し、料金収受処理に係る操作の指示、支払うべき金額等を表示する。
メモリ103は、CPU100のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリ(RAM)である。
接続インタフェース104は、他の構成機器(反射式車両検知器11、12、ナンバープレート読取機13、踏板14及び画像表示装置20)と通信を行うために用いられる通信ケーブルを接続するためのインタフェースである。なお、接続インタフェース104は、通信ケーブルを介した有線接続に限定されず、他の構成機器との間で無線接続を実現するものであってもよい。
CPU100は、所定のプログラムに従って実行することで、車種判別処理部1001、料金収受処理部1002、光軸情報記録部1003、光軸情報送信部1004、及び、進入通過検知部1005としての機能を発揮する。
なお、車種判別処理部1001は、反射式車両検知器11による車両検知信号の“ON”期間中(即ち、車両が車両検知位置X0を通過中)に、踏板14による踏み付け検知した回数を、当該車両の「車軸数」として取得する。したがって、車種判別処理部1001は、対象とする車両の車尾が車両検知位置X0を通過した(「通過検知」と判定された)時点で初めて、当該車両についての「車軸数」を取得(確定)することができる。
また、料金収受処理部1002は、料金支払いの受け付けを開始する前に、操作パネル101の呼出ボタンの押下を受け付けた場合には、当該呼出ボタン押下の検知信号を画像表示装置20に送信する。
光軸情報送信部1004は、蓄積された光軸情報を画像表示装置20に向けて送信する。
「光軸情報」とは、反射式車両検知器12から投光される検出光P2の反射光(図3に示す乱反射光P22a)の検出結果に基づく情報であって、具体的には、各投光部から検出光P2を投光してから、対応する受光部でその反射光を受光するまでの時間差Δtである。光軸情報の詳細については後述する。
具体的には、反射式車両検知器12による車両検知信号が“ON”となった直後に、反射式車両検知器11による車両検知信号が“ON”となった場合、前進により車両の車頭が車両検知位置X0に到達したと判断できる。この場合、進入通過検知部1005は、「前進により車両が車両検知位置X0に進入した(進入検知)」と判定する。
また、反射式車両検知器12による車両検知信号が“OFF”となった直後に、反射式車両検知器11による車両検知信号が“OFF”となった場合、前進により車両の車尾が車両検知位置X0を通過した(“車尾抜け”した)と判断できる。この場合、進入通過検知部1005は、「前進により車両が車両検知位置X0を通過した(通過検知)」と判定する。
ここで、反射式車両検知器11、12が出力する「車両検知信号」とは、それぞれ、検出光P1、P2を投光した先に車両が存在するか否かの判定結果を示す信号である。具体的には、車両検知信号は、複数の光軸(例えば、5本以上の光軸)で反射光を検出した場合に“ON”(車両が存在する)を示す。また、車両検知信号は、一旦“ON”となった後に、全ての光軸で反射光を検出しなくなった場合に“OFF”(車両が存在しない)を示す。
図5は、第1の実施形態に係る画像表示装置の機能構成を示す図である。
図5に示すように、画像表示装置20は、CPU200と、モニタ201と、入力機器202と、メモリ203と、接続インタフェース204と、を有してなる。
モニタ201は、例えば、液晶ディスプレイモニタ等であって、監視員W1に向けて画像(後述する「検査画像」)を表示する。
入力機器202は、例えば、マウス、キーボード、タッチセンサの他、これらに類するユーザインタフェースである。監視員W1は、入力機器202を操作することで、到来した車両の車種区分を指定する操作(監視員W1の判断に基づく車種区分の指定処理)を行う。
メモリ203は、CPU200のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリ(RAM)である。
接続インタフェース204は、他の構成機器(料金自動収受機10)と通信を行うために用いられる通信ケーブルを接続するためのインタフェースである。なお、接続インタフェース204は、通信ケーブルを介した有線接続に限定されず、他の構成機器との間で無線接続を実現するものであってもよい。
CPU200は、所定のプログラムに従って実行することで、光軸情報取得部2001、画像表示部2002、及び、車種区分情報送信部2003としての機能を発揮する。
画像表示部2002は、複数の反射光の検出結果(光軸情報)の時系列に基づいて検査画像を生成し、モニタ201に表示させる。
車種区分情報送信部2003は、監視員W1による車種区分の指定を受け付けるとともに、指定された車種区分を示す情報を料金自動収受機10に向けて送信する。
図6は、第1の実施形態に係る料金自動収受機の第1の処理フローを示す図である。
図6に示す処理フローは、料金自動収受機10の処理のうち、車種判別処理、及び、当該車種判別処理に応じた料金収受処理を行う処理フローである。料金自動収受機10は、車線Lの稼働中において、図6に示す処理フローを定常的に繰り返し実行する。
料金自動収受機10の進入通過検知部1005は、反射式車両検知器11、12の両方による車両検知信号のON/OFFの推移を監視して、上述した「進入検知」の条件を満たすか否かを判定する(ステップS01)。車両検知信号のON/OFFの推移が「進入検知」の条件を満たしていない場合(ステップS01:NO)、「進入検知」がなされるまでステップS01の処理を繰り返す。
続いて、車種判別処理部1001は、踏板14の踏み付け回数を計数する(ステップS03)。
更に、車種判別処理部1001は、搭乗者による呼出ボタンの押下がなされたか否かを判定する(ステップS04)。
呼出ボタンが押下されていない場合(ステップS04:NO)、進入通過検知部1005は、反射式車両検知器11、12の両方による車両検知信号のON/OFFの推移を監視して、上述した「通過検知」の条件を満たすか否かを判定する(ステップS05)。車両検知信号のON/OFFの推移が「通過検知」の条件を満たしていない場合(ステップS05:NO)、車種判別処理部1001は、「通過検知」と判定されるまでステップS03、ステップS04の処理を繰り返す。
進入通過検知部1005が「通過検知」と判定した場合(ステップS05:YES)、ステップS03で計数された踏み付け回数を、到来した車両の「車軸数」として特定できる。車種判別処理部1001は、ステップS02で取得した「NP情報」と、「車軸数」とを用いて到来した車両の車種判別処理を行う(ステップS06)。
ステップS06で車種判別処理が完了すると、料金自動収受機10の料金収受処理部1002は、車種区分の判別結果に応じた支払料金を特定するとともに、当該料金の提示、収受処理を開始する(ステップS07)。
しかし、走行する車両の車長が長い場合、当該車両(図1、図2に示す車両A)の車頭A1が料金収受位置X1に到達した場合であっても、当該車両Aの車尾A2が車両検知位置X0を通過していない(ステップS05で「通過検知」しない)。そのため、車両Aの車頭A1が料金収受位置X1に到達したにもかかわらず、車種判別処理(ステップS06)、及び、料金収受処理(ステップS07)が開始されない。この場合、車両Aの搭乗者は、料金自動収受機10の操作パネル101に設置された呼出ボタンを押下する。
監視員W1によって指定された車種区分を受け付けると、料金収受処理部1002は、当該車種区分に応じた支払料金を特定するとともに、当該料金の提示、収受処理を開始する(ステップS07)。
図7は、第1の実施形態に係る料金自動収受機の第2の処理フローを示す図である。
また、図8は、第1の実施形態に係る光軸情報の詳細を示す図である。
図7に示す処理フローは、料金自動収受機10の処理のうち、反射式車両検知器12を通じて得られる光軸情報を取得するための処理フローである。
ここで、光軸情報は、例えば、図8に示すようなデータ構造を有してなる。光軸情報は、反射式車両検知器12(図1、図2参照)が検出光P2を周期的に投光した各時刻である時刻t0、t1、t2、・・別に、光軸の識別番号である“光軸ID”と、各投光部から検出光P2が投光されてから、受光部で受光するまでの時間差“Δt”とを関連付けてなる。光軸情報記録部1003は、ステップS11の判定処理に際し、各時刻に取得された光軸情報の時間差Δtに所定の定数(光速)を乗じて、距離(計測距離)に換算する。
計測距離が判定閾値以下となった場合(ステップS11:YES)、車両検知位置X0には到達していなくとも、その車線方向手前側(検出光P2の投光先)には車両が到来したと判断される。したがって、光軸情報記録部1003は、以降に取得される光軸情報を内部メモリ(メモリ103(図4))等に記録し、蓄積する(ステップS12)。
進入通過検知部1005が「通過検知」と判定していない場合(ステップS13:NO)、光軸情報記録部1003は、更に、操作パネル101の呼出ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS14)。なお、図7のステップS14の処理は、図6のステップS04の処理に対応する。
操作パネル101の呼出ボタンが押下されていない場合(ステップS14:NO)、車両は、少なくとも、検出光P2が投光された位置から料金収受位置X1に向かって走行中(移動中)と判断できるので、光軸情報記録部1003は、反射式車両検知器12を通じて光軸情報の記録、蓄積処理(ステップS12)を繰り返し行う。
図9は、第1の実施形態に係る画像表示装置の処理フローを示す図である。
また、図10は、第1の実施形態に係る画像表示装置が表示する画像の例を示す図である。
呼出ボタンが押下されたことを示す検知信号を受信していない場合(ステップS21:NO)、当該検知信号が受信されるまで待ち受ける。
具体的には、画像表示部2002は、図10に示すような、車両の車体側面の形状が写された検査画像Gを生成する。即ち、画像表示部2002は、光軸情報(図8)の各光軸ID(00、01、・・)で示される光軸の設置高さ(光軸高さ)を、検査画像Gを構成する画素の縦方向の配列に対応させる。また、画像表示部2002は、各光軸情報(図8)の取得時刻(時刻t0、t1、・・)を、検査画像Gを構成する画素の横方向の配列に対応させる。そして、画像表示部2002は、上記のようにマトリクス状に配列される各画素の濃度を、光軸情報(図8)の取得時刻(時刻t0、t1、・・)別、及び、各光軸ID(00、01、・・)別に示される時間差Δtに対応させる。画像表示部2002は、以上のようにして生成した検査画像Gをモニタ201に表示させる。なお、画像表示部2002は、生成した検査画像Gに併せて、ナンバープレート読取機13を通じて取得されたNP情報をモニタ201に表示してもよい。これにより、監視員W1は、モニタ201から検査画像G、NP情報の両方を視認することができ、車両Aの車種区分をより正しく判断することができる。
ここで、監視員W1は、モニタ201に表示された検査画像Gを目視して、当該検査画像Gに示される車体側面の形状(特に車軸数)を確認する。監視員W1は、確認した車軸数に応じて、対象とする車両の車種区分を特定する。例えば、検査画像Gから確認される車軸数が4軸以下の場合、監視員W1は、当該車両を「大型車」と判断し、入力機器202を用いて「大型車」を指定する入力操作を行う。また、検査画像Gから確認される車軸数が5軸以上の場合、監視員W1は、当該車両を「特大車」と判断し、入力機器202を用いて「特大車」を指定する入力操作を行う。
車種区分情報送信部2003は、入力操作により監視員W1が指定した車種区分を料金自動収受機10に送信する(ステップS25)。料金自動収受機10は、監視員W1により指定された車種区分を受信すると、当該車種区分に応じた料金収受処理を実行する(図6のステップS07)。
以上のとおり、第1の実施形態に係る料金収受システム1によれば、画像表示装置20は、走行する車両(車両A)の車種区分を特定するために、当該車両の側面形状が写された検査画像を表示させる。具体的には、画像表示装置20は、反射式車両検知器12を通じて取得される、複数の反射光の検出結果(図8に示す光軸情報)を取得する光軸情報取得部2001と、複数の反射光の検出結果の時系列に基づいて検査画像G(図10参照)を生成し、モニタに表示させる画像表示部2002と、を備える。
このようにすることで、画像表示装置20は、従来、路側に設置されている反射式車両検知器(反射式車両検知器12)を利用して、走行する車両の側面形状が写された検査画像Gを取得できる。したがって、画像表示装置20によれば、アイランドIに専用の路側カメラを新たに設置せずとも、走行する車両の側面形状を確認することができる。
以上より、第1の実施形態に係る料金収受システム1によれば、設置スペース、設置コストの増大を抑制しながらも、監視員に対し、車種区分を特定するための検査画像を提供することができる。
これにより、検査画像Gを目視確認した監視員W1は、車種区分の指定操作をそのまま画像表示装置20に入力することで、遠隔で料金収受処理を開始させることができ、監視員W1の作業負担を軽減させることができる。
ここで、通常の車両における車軸は、その車体側面において、特に凹凸が顕著な部分である。したがって、画像の濃淡を時間差Δt(即ち、計測距離)と対応させることで、車両の車軸を鮮明に画像化することができる。
このようにすることで、画像表示装置20は、対象とする車両(例えば、図1、図2に示す車両A)の車体のうち、車両検知位置X0よりも車線方向手前側(−X方向側)に配される車体後方部分までを検査画像Gとして映し出すことができる。したがって、監視員W1は、車体の側面形状を広範囲に把握することができる。
このように、「特大車」に属する車両の最後方車軸TEに検出光P2が投光されることで、走行する車両の車軸の全てを検査画像Gに写すことができるので、車両の車軸数を精度良く把握することができる。
これにより、料金収受システム1は、複数のセンサ(ナンバープレート読取機13、踏板14)を通じて車種判別用情報(NP情報、車軸数)を正しく取得できた場合には、当該車種判別情報に基づいて自動的に車種区分を判別し、収受料金を確定させることができる。
次に、第2の実施形態に係る料金収受システムについて、図11を参照しながら説明する。第2の実施形態に係る料金収受システムの機能構成については、第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。
図11は、第2の実施形態に係る料金収受システムの全体構成を示す図である。
図11は、料金収受システム1のうち車線、路側に設置される各種構成部材の上面図を示している。
また、車線Lの入口付近に設置される反射式車両検知器12は、第1の実施形態で説明した反射式車両検知器12と同様の態様とされる。即ち、反射式車両検知器12は、高さ方向に配列される複数の検出光P2を路側から車線に向けて投光するとともにその反射光を検出する。
上記機能を具備する料金収受機10aは、反射式車両検知器12を通じて取得された光軸情報(図8参照)を逐次記録するとともに、その時系列に基づいて検査画像G(図10参照)を生成し、モニタに表示させる。
第2の実施形態に係る料金収受システム1によれば、例えば、有人ブースMから、「特大車」に属する車両Aの車体形状(特に、車尾A2付近における車軸の存在)を目視で直接確認できない場合において、収受員W2は、料金収受機10aのモニタに表示された検査画像Gを目視することで、車両Aの車体の側面形状(車軸数)を確認することができる。このように、第2の実施形態に係る料金収受システム1は、料金収受機10aに表示された検査画像Gを通じて、収受員W2の車種区分の判断業務を支援することができる。
次に、第3の実施形態に係る料金収受システムについて、図12を参照しながら説明する。第3の実施形態に係る料金収受システムの全体構成、機能構成については、第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。
図12は、第3の実施形態に係る光軸情報の詳細を示す図である。
第3の実施形態に係る料金自動収受機10(光軸情報記録部1003)は、反射式車両検知器12を通じて得られる光軸情報として、検出光P2を投光してからその反射光を受光するまでの時間差(時間差Δt)に加え、更に、その反射光の強度(光量)を取得する。
具体的には、画像表示部2002は、第1の実施形態と同様に、マトリクス状に配列される各画素の濃度を、光軸情報(図12)の取得時刻(時刻t0、t1、・・)別、及び、各光軸ID(00、01、・・)別に示される「時間差Δt」に対応させてなる第1の検査画像を生成する。
更に、画像表示部2002は、マトリクス状に配列される各画素の濃度を、光軸情報(図12)の取得時刻(時刻t0、t1、・・)別、及び、各光軸ID(00、01、・・)別に示される「強度」に対応させてなる第2の検査画像を生成する。
以上のように、第3の実施形態に係る画像表示装置20(画像表示部2002)は、光軸情報として取得された、検出光を投光してから反射光を受光するまでの時間差Δtと、前記反射光の強度と、の両方の時系列に基づいて検査画像を生成する。
ここで、一般に、車両のタイヤは黒色であるため、当該タイヤに投光された検出光P2の反射光(乱反射光P22a)の強度は、タイヤ以外の車体に投光された検出光P2の反射光の強度に比べて小さくなる。したがって、画像の濃淡を反射光の強度と対応させることで、車両の車軸を一層鮮明に画像化することができる。
また、他の実施形態に係る画像表示部2002は、第2の検査画像のみをモニタ201に表示する態様であってもよい。
以上、第1〜第3の実施形態に係る料金収受システム1について詳細に説明したが、料金収受システム1の具体的な態様は、上述のものに限定されることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を加えることは可能である。
他の実施形態に係る反射式車両検知器11、12は、1光軸(1組の投光部、受光部の対)のみを具備し、当該1光軸を回転機構により回転させながら複数方向に投光するレーザスキャナであってもよい。この場合、光軸情報(図8)に示される各光軸IDは、レーザスキャナから投光される検出光の投光角度別に割り当てられてもよい。また、この場合、画像表示装置20は、ある光軸についての投光角度θと、当該光軸(検出光)の反射位置までの距離(計測距離r)とに基づいて、反射位置の高さ方向(±Z方向)の座標値(Z)を特定するとともに、光軸別に特定した高さ方向の座標値(Z)を、検査画像Gを構成する画素の縦方向の配列に対応させてもよい。このようにすることで、反射式車両検知器11、12として上記のようなレーザスキャナを用いた場合であっても、車両Aの側面画像に近い検査画像を生成することができる。
即ち、他の実施形態においては、反射式車両検知器12は、車線方向(±X方向)に垂直な方向に検出光P2を投光する態様であってもよい。このような態様であっても、料金収受システム1は、少なくとも、車両Aの車体に検出光P2が投光された範囲内で検査画像Gを生成し、監視員W1(収受員W2)に対して提示することで、車種区分の判断業務を支援することは可能である。
また、料金自動収受機10及び画像表示装置20は、それぞれの機能を全て具備する1台のコンピュータで構成されていても良いし、その機能の一部ずつを具備し、互いに通信可能に接続された複数のコンピュータで構成されていてもよい。
10 料金自動収受機(料金収受機)
100 CPU
1001 車種判別処理部
1002 料金収受処理部
1003 光軸情報記録部
1004 光軸情報送信部
1005 進入通過検知部
101 操作パネル
102 表示パネル
103 メモリ
104 接続インタフェース
11 反射式車両検知器
12 反射式車両検知器
13 ナンバープレート読取機
14 踏板
20 画像表示装置
200 CPU
2001 光軸情報取得部
2002 画像表示部
2003 車種区分情報送信部
201 モニタ
202 入力機器
203 メモリ
204 接続インタフェース
10a 料金収受機
Claims (9)
- 検査画像を表示させる画像表示装置であって、
高さ方向に配列される複数の検出光を路側から車線に向けて投光するとともに複数の前記検出光のそれぞれに対応する反射光を検出可能な反射式車両検知器を通じて取得される、複数の前記反射光の検出結果を取得する光軸情報取得部と、
複数の前記反射光の検出結果の時系列に基づいて検査画像を生成し、モニタに表示させる画像表示部と、
を備える画像表示装置。 - 監視員による車種区分の指定を受け付けるとともに、指定された前記車種区分を示す情報を送信する車種区分情報送信部を更に備える
請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記画像表示部は、
前記反射光の検出結果である、前記検出光を投光してから前記反射光を受光するまでの時間差と、前記反射光の強度と、の少なくとも何れか一方の時系列に基づいて前記検査画像を生成する
請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。 - 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像表示装置と、
前記反射式車両検知器と、
前記反射式車両検知器よりも車線方向奥側に設置され、前記車種区分に応じた料金の収受を行う料金収受機と、
を備える料金収受システム。 - 前記反射式車両検知器は、
路側における設置位置よりも車線方向手前側に向けて前記検出光を投光する
請求項4に記載の料金収受システム。 - 前記反射式車両検知器は、
最大課金の車種区分に属する車両の車頭が車線方向における前記料金収受機の設置位置に到達した際に、前記車両の車体のうち、当該車両の最後方車軸よりも車線方向手前側に前記検出光を投光可能なように設置されている
請求項4又は請求項5に記載の料金収受システム。 - 車線又は路側に設置され、車種判別用情報を取得するための1つ又は複数のセンサと、
前記車種判別用情報に基づいて前記車線を走行する車両の車種区分を判別する車種判別処理部と、
を更に備える請求項4から請求項6の何れか一項に記載の料金収受システム。 - 検査画像を表示させる画像表示方法であって、
高さ方向に配列される複数の検出光を路側から車線に向けて投光するとともに複数の前記検出光のそれぞれに対応する反射光を検出可能な反射式車両検知器から複数の前記反射光の検出結果を取得する光軸情報取得ステップと、
複数の前記反射光の検出結果の時系列に基づいて検査画像を生成し、モニタに表示させる画像表示ステップと、
を有する画像表示方法。 - コンピュータを、検査画像を表示させる画像表示装置として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
高さ方向に配列される複数の検出光を路側から車線に向けて投光するとともに複数の前記検出光のそれぞれに対応する反射光を検出可能な反射式車両検知器から複数の前記反射光の検出結果を取得する光軸情報取得部、
複数の前記反射光の検出結果の時系列に基づいて検査画像を生成し、モニタに表示させる画像表示部、
として機能させるプログラム。
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