JP2019083256A - 電子制御ユニット - Google Patents

電子制御ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2019083256A
JP2019083256A JP2017209462A JP2017209462A JP2019083256A JP 2019083256 A JP2019083256 A JP 2019083256A JP 2017209462 A JP2017209462 A JP 2017209462A JP 2017209462 A JP2017209462 A JP 2017209462A JP 2019083256 A JP2019083256 A JP 2019083256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
electronic control
water
breathing hole
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017209462A
Other languages
English (en)
Inventor
川崎 良彦
Yoshihiko Kawasaki
良彦 川崎
雅宏 蜂矢
Masahiro Hachiya
雅宏 蜂矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP2017209462A priority Critical patent/JP2019083256A/ja
Publication of JP2019083256A publication Critical patent/JP2019083256A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】ユニット内の回路基板等への水滴の付着を防止することができる呼吸孔を備える電子制御ユニットを提供すること。【解決手段】電子部品を実装した回路基板3と、上面開口部21と側面開口部22と回路基板3を収容する基板収容部20とが形成された金属製のケーシング2と、ケーシング2の上面開口部21を閉塞する金属製の蓋部材5と、ケーシング2の側面開口部22に配置される少なくとも2つのコネクタ4aを備える樹脂製のコネクタ部4とを有し、ケーシング2、蓋部材5、及びコネクタ部4が、それぞれシール材6を介して結合されている電子制御ユニット1において、コネクタ部4には、ユニット内外を連通する呼吸孔60が隣接するコネクタ4a間に一体成形されており、呼吸孔60の入口60aには、外部へ突出する突部61が形成されている。【選択図】図1

Description

本開示は、自動車等の車両に搭載されている電装品を制御するための電子制御ユニットに関する。
近年、自動車等の車両の電子制御化が進むにつれて搭載される電子制御ユニットの数が増加している。電子制御ユニットは、通常、ケースに覆われており、そのケース内に電子部品を実装した回路基板が収容されているとともに、回路基板と電気的に接続されたターミナルを備えるコネクタ部が設けられている。そして、電子制御ユニットは、ワイヤーハーネスによりコネクタ部を介して電装品に接続される。
ここで、電子制御ユニットに収容されている回路基板等に水滴が付着すると、回路にショートが生じてしまうおそれがある。そのため、電子制御ユニットは、防水構造となっているとともに、ユニット内外を連通する連通部(呼吸孔)が設けられている(特許文献1参照)。
特開2000−50460号公報
しかしながら、上記のような密閉構造の電子制御ユニットでは、例えば、電子制御ユニットに水がかかり急冷された場合などに、電子制御ユニット内の圧力が大気圧よりも低くなる。そうすると、呼吸孔から水を吸い込んでしまって回路基板等に水滴が付着するおそれがあった。
そこで、本開示は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ユニット内の回路基板等への水滴の付着を防止することができる呼吸孔を備える電子制御ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本開示の一形態は、
電子部品を実装した回路基板と、上面開口部と側面開口部と前記回路基板を収容する基板収容部とが形成された金属製のケーシングと、前記ケーシングの前記上面開口部を閉塞する金属製の蓋部材と、前記ケーシングの前記側面開口部に配置される少なくとも2つのコネクタを備える樹脂製のコネクタ部とを有し、前記ケーシング、前記蓋部材、及び前記コネクタ部が、それぞれシール材を介して結合されている電子制御ユニットにおいて、
前記コネクタ部には、ユニット内外を連通する呼吸孔が隣接する前記コネクタ間に一体成形されており、
前記呼吸孔の入口には、外部へ突出する突部が形成されている
ことを特徴とする。
この電子制御ユニットでは、ケーシング、蓋部材、及びコネクタ部が、それぞれシール材を介して結合されて密閉性が確保される一方、コネクタ部に設けられた呼吸孔によりユニット内部の圧力が大気圧と同程度に保たれる。
そして、呼吸孔の入口には、外部へ突出する突部が形成されているため、コネクタ部(電子制御ユニット)の表面を伝わる水(水滴)が呼吸孔を介してユニット内部へ侵入することを防止することができる。また、呼吸孔は、コネクタ部において隣接するコネクタ間の中央付近に設けられているため、コネクタ部が大型化することなく、また、呼吸孔の出口が回路基板に接続する各コネクタに備わる複数のターミナルから比較的離れたところに位置する。そのため、仮にユニット内部に水(水滴)が浸入した場合でも、その水滴がターミナルに付着し難くなっている。さらに、呼吸孔はコネクタ部に一体成形されているため、別途部品を設ける必要がなく、部品点数及び組み付け工数の低減を図ることができ、コスト面でも有利になる。
上記した電子制御ユニットにおいて、
前記呼吸孔は、その出口が前記蓋部材の縁部に形成されている平面部の内壁面に対向配置されるようにL形状をなしている
が好ましい。
このような構成にすることにより、呼吸孔からユニット内部へ水滴が侵入し難くすることができる。また、仮にユニット内部に水が浸入した場合には、ユニット内部に侵入した水(水滴)が蓋部材の平面部の内壁面に付着する。ここで、回路基板の電子部品が発熱するため、蓋部材も比較的高温になっている。そのため、蓋部材の平面部の内壁面に付着した水(水滴)は、短時間で蒸発していく。すなわち、仮に呼吸孔を介してユニット内部に水が浸入した場合、ユニット内部に侵入した水(水滴)は、蓋部材の平面部の内壁面に付着して蒸発するため、回路基板等に付着することがない。従って、呼吸孔を介してユニット内部に水(水滴)が浸入した場合であっても、回路基板等への水(水滴)の付着を防止することができる。
また、上記した電子制御ユニットにおいて、
前記突部の高さは、散水試験(JIS D 0203「散水試験R1」)における放水管1回転当たりの電子制御ユニットの被水量と、その被水した水が前記呼吸孔に向かって流れる流路域となる領域の面積とに基づき算出される、前記呼吸孔に向かって流れる水の水位以上、かつ前記コネクタに嵌合する相手側コネクタが干渉しない高さ以下に設定すればよい。
このような構成にすることにより、想定される最大水位で呼吸孔に向かって水が流れたとしても、突部によって呼吸孔への水の浸入を防ぐことができる。従って、コネクタ部の表面を伝って呼吸孔に向かって流れる水が、突部によって呼吸孔へ侵入することを確実に防止することができる。また、コネクタ間に位置する突出部が、電装品のコネクタ(相手側コネクタ)の接続(結合)時に邪魔になることもない。
そして、上記した電子制御ユニットは、
前記コネクタ部が天方向を向かないように配置されている
ことが好ましい。
このように配置されることにより、水滴が呼吸孔を介してユニット内部により侵入し難くすることができる。
本開示によれば、ユニット内への水滴の侵入を防止することができる呼吸孔を備える電子制御ユニットを提供することができる。
実施形態に係る電子制御ユニットの斜視図である。 実施形態に係る電子制御ユニットの分解斜視図である。 実施形態に係る電子制御ユニットの車両への取付状態を示す図である。 図1におけるA−A断面図である。
本開示に係る実施形態である電子制御ユニットについて、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、電子制御ユニットとして、燃料ポンプを制御する燃料ポンプコントローラ(FPC)を例示して説明する。
<電子制御ユニットの全体構成>
本実施形態の電子制御ユニット1は、図1及び図2に示すように、ケーシング2と、回路基板3と、コネクタ部4と、蓋部材5と、シール材6とを備えている。そして、ケーシング2内に回路基板3が収容され、2つのコネクタ4aを備えるコネクタ部4がケーシング2及び蓋部材5に挟み込まれて、それぞれがシール材6を介して結合され、ケーシング2に対して蓋部材5が固定されている。なお、シール材6は、ユニット組み立て時に液状のものが塗布されて硬化したものである。このような電子制御ユニット1は、車両(ボディ)に対してケーシング2の底部が接触した状態で、コネクタ部4が天方向を向かないように取り付けられており、不図示のワイヤーハーネスによりコネクタ部4を介して、不図示の燃料ポンプに電気的に接続される。なお、本実施形態では、電子制御ユニット1は、図3に示す状態で車両に取り付けられる。
<ケーシングの構成>
ケーシング2は、金属製(本実施形態では、例えばアルミニウム製)の略直方体形状の収容部材であり、基板収容部20と、上面開口部21と、側面開口部22とを備える。基板収容部20は、ケーシング2の内部に回路基板3を収容するための空間である。上面開口部21は、ケーシング2の上面全域に開口しており、その縁部にシール材6が配置(塗布)されるシール材溝21aが設けられている。シール材溝21aは、側面開口部22を除いて縁部全周に形成されている。この上面開口部21は、シール材6を介して蓋部材5により閉塞される。これにより、ケーシング2と蓋部材5との接合部分におけるシール性が確保されている。
側面開口部22は、ケーシング2の一側面(4つの側面のうちの1つ)に、側壁2aの一部を残した状態で開口している。そして、側面開口部22の内側に、シール材6が配置されるシール材溝22aが形成されている。このシール材溝22aの両端は、シール材溝21aに繋がっている。この側面開口部22に、シール材6を介してコネクタ部4が配置され、側面開口部22が塞がれている。また、ケーシング2の底部外面には、放熱フィン23が形成されている。これにより、ケーシング2は、回路基板3に実装されている電子部品からの発熱をケーシング2の外部に放熱するためのヒートシンクとしても機能するようになっている。
<回路基板の構成>
回路基板3は、電子制御ユニット1に接続される燃料ポンプを制御するための電子部品が実装されており制御回路を構成している。回路基板3には、図示を省略するが、マイコン、トランジスタ、コイル、コンデンサなどの電子部品が実装されている。このような回路基板3は、ケーシング2の基板収容部20に収容されている。
<コネクタ部の構成>
コネクタ部4は、2つのコネクタ4aと、回路基板3に電気的に接続された複数のターミナル40を備えている。コネクタ部4は、樹脂成形品(本実施形態では、例えばPBT樹脂製)であり、2つのコネクタ4aの間(ほぼ中央の位置)に、ユニット内外を連通する呼吸孔60が一体形成されている。この呼吸孔60により、電子制御ユニット1の内部の圧力が大気圧と同程度に保たれる。
そして、呼吸孔60の入口60aには、外部へ突出する突部61が形成されている。この突部61もコネクタ部4に一体成形されている。また、図4に示すように、呼吸孔60は、その出口60bが蓋部材5の縁部に形成されている平面部53の内壁面に対向配置されるようにL形状をなしている。
このように呼吸孔60及び突部61は、コネクタ部4に一体成形されているため、別途部品を設ける必要がなく、部品点数及び組み付け工数の低減を図ることができ、製品コストを低減することができる。また、呼吸孔60は、コネクタ部4において2つの隣接するコネクタ4a間の中央付近に設けられているため、呼吸孔60を設けることによってコネクタ部4、ひいては電子制御ユニット1が大型化することはない。
このようなコネクタ部4は、ケーシング2の側面開口部22の内側に配置される内壁部41と、側面開口部22の外側に配置されてケーシング2の外面に接触する外壁部42とを備えている。内壁部41と外壁部42の高さはほぼ同じである。そして、内壁部41の先端部は、シール材溝22aに嵌め合わせられている。つまり、シール材6の中に内壁部41の先端部が埋まっている。これにより、コネクタ部4とケーシング2(側面開口部22)との接合部分でのシール性が確保されている。
さらに、コネクタ部4には、その両端部にケーシング2の内側に伸びる基板押さえ部44が形成されている。この基板押さえ部44及び固定ねじ46により、ケーシング2の基板収容部20に収容した回路基板3が所定位置に固定される。
そして、ケーシング2の側面開口部22に配置されたコネクタ部4は、蓋部材5がケーシング2に取り付けられることにより、ケーシング2と蓋部材5とに挟み込まれた状態で、シール材6を介してケーシング2及び蓋部材5に結合されている。なお、コネクタ部4と蓋部材5との結合部分において、コネクタ部4にはシール材6が配置(塗布)されるシール材溝45が形成されており、このシール材溝45に蓋部材5の凸部5aが嵌め合わせられている。これにより、コネクタ部4と蓋部材5との結合部分におけるシール性が確保されている。
また、コネクタ部4には、呼吸孔60の出口60bとシール材溝45との間に溝62が形成されている。この溝62もコネクタ部4に一体形成されている。そして、シール材溝45に充填されたシール材6がシール材溝45から溢れた場合には、その溢れたシール材6が溝62に流れ込むようになっている。そのため、シール材溝45からシール材6が溢れた場合でも、その溢れたシール材6によって出口60bが塞がれないようになっている。
ここで、突部61の高さHについて説明する。突部61の高さHは、電子制御ユニット1の表面を伝わる水(水滴)が、呼吸孔60に侵入することを防止することができる高さに設定されていればよい。具体的には、散水試験(JIS D 0203「散水試験R1」)における放水管1回転当たりの電子制御ユニット1の被水量と、その被水した水が呼吸孔60に向かって流れる部分の面積とに基づき算出される、呼吸孔60に向かって流れる水の水位以上、かつ2つのコネクタ4aにそれぞれ嵌合する相手側コネクタが干渉しない高さ以下に設定されている。例えば、本実施形態では、以下のようにして設定している。なお、散水試験の条件は、試験機:RA−3(スガ試験機製)、雰囲気:常温・常湿、放水条件:水量1.9L/min以上、水圧0.01MPa、試験時間10分である。
まず、散水試験における放水管1回転当たりの放水量は、1.9Lの水を放水管が23回転し散水するため、
1900[cc]/23=82.6[cc]
となる。
本実施形態では、図3に示す状態で配置されるため、そのときに上面に位置する部分(図3の太字一点鎖線で囲んだ部分)が被水すると考える。そして、この領域を被水領域とすると、被水表面積が600[mm2]、散水試験機テーブルの被水面積が200000[mm2]であるから、被水面積比(被水表面積/全体表面積)は、
600[mm2]/200000[mm2]=0.003
となる。
従って、放水管1回転当たりの放水により、電子制御ユニット1にかかる水量(被水量)は、
82.6[cc]×0.003=0.25[cc](=0.25[g/cm3])
となる。
そして、この被水量のすべてが、呼吸孔60の上方部分(図3の網掛け部分)に流れると考えると、その場合に流れる水の高さ(最大水位)は、呼吸孔60の上方部分の面積が120[mm2]であるから、
0.25[g/cm3]×1000/120[mm2]=2.1[mm]
となる。
そのため、突部61の高さHを、算出された水位以上の高さに設定することにより、電子制御ユニット1の表面を伝わる水(水滴)が、呼吸孔60に侵入することを防止することができる。そこで、本実施形態の電子制御ユニット1では、突部61の高さHを2.1mmに設定している。そして、実際には、電子制御ユニット1が被水した水の全量が、吸気孔に向かって流れることはないと考えられる。
従って、このようにして突部61の高さを設定することにより、電子制御ユニット1の表面を伝わる水が、呼吸孔60からユニット内部に侵入することを確実に防止することができる。また、突部61が、2つのコネクタ4aのそれぞれに相手方のコネクタ(ハーネス側のコネクタ)を嵌合させる際、それぞれの相手方のコネクタに干渉することもない。
なお、ここで例示した突出部の高さは一例であって、電子制御ユニットの大きさや搭載状態の違いにより、電子制御ユニット1に被水した水が呼吸孔へ浸入するのを防止することができる最適な高さを設定すればよい。
<蓋部材の構成>
蓋部材5は、図1、図4に示すように、側面開口部22にコネクタ部4が配置された状態でケーシング2の上面開口部21を閉塞するものである。この蓋部材5には、縁部に位置する平面部53と、その平面部53から突出した突出部51とが形成されている。そして、平面部53に、コネクタ部4のシール材溝45に嵌め合わせられる凸部5aが形成されている。
<電子制御ユニットの防水機能>
次に、上記の構成を有する電子制御ユニット1の防水機能について説明する。電子制御ユニット1では、ケーシング2とコネクタ部4及び蓋部材5の接合部分はシール材6を介して密閉されている一方、呼吸孔60を介してユニット内外が連通されている。これにより、ケーシング2の内部の圧力が大気圧と同程度に保たれる。そして、呼吸孔60の入口60aに突部61が形成されているため、電子制御ユニット1の表面を伝わる水(水滴)が呼吸孔60を介してユニット内部へ侵入することを防止することができる。
また、呼吸孔60はL形状をなしているため、呼吸孔60からユニット内部へ水滴が侵入し難くなっており防止性が高められている。そして、呼吸孔60が隣接する2つのコネクタ4aのほぼ中央に配置されているため、呼吸孔60の出口60bが回路基板3に接続する各コネクタ4aに備わる複数のターミナル40から比較的離れたところに位置する。そのため、仮にユニット内部に水(水滴)が浸入した場合でも、その水滴がターミナルに付着し難くなっている。
仮に、呼吸孔60を介してユニット内部に水滴が侵入した場合、ユニット内部は負圧になっている考えられるため、出口60bから霧状の水がユニット内部に噴出されることになる。そして、出口60bから噴出された霧状の水は、蓋部材5の平面部53の内壁面に付着する。このとき、回路基板3の電子部品が発熱するため、蓋部材5も比較的高温になっている。そのため、蓋部材5の平面部53の内壁面に付着した霧状の水は、短時間で蒸発していく。すなわち、仮に呼吸孔60を介してユニット内部に水が浸入した場合でも、ユニット内部に侵入した水(水滴)は、蓋部材5の平面部53の内壁面に付着して蒸発するため、回路基板3等に付着することがない。
このように電子制御ユニット1では、呼吸孔60への水滴の侵入を防止しつつ、呼吸孔60からユニット内部へ水滴が侵入したとしても、その水滴が回路基板3等に付着しないようにされている。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本開示を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記の実施形態では、燃料ポンプを制御する燃料ポンプコントローラ(FPC)を例示したが、本開示はこれ以外の電装品を制御するコントローラにも適用することができる。
1 電子制御ユニット
2 ケーシング
3 回路基板
4 コネクタ部
5 蓋部材
53 平面部
60 呼吸孔
60a 入口
60b 出口
61 突部

Claims (4)

  1. 電子部品を実装した回路基板と、上面開口部と側面開口部と前記回路基板を収容する基板収容部とが形成された金属製のケーシングと、前記ケーシングの前記上面開口部を閉塞する金属製の蓋部材と、前記ケーシングの前記側面開口部に配置される少なくとも2つのコネクタを備える樹脂製のコネクタ部とを有し、前記ケーシング、前記蓋部材、及び前記コネクタ部が、それぞれシール材を介して結合されている電子制御ユニットにおいて、
    前記コネクタ部には、ユニット内外を連通する呼吸孔が隣接する前記コネクタ間に一体成形されており、
    前記呼吸孔の入口には、外部へ突出する突部が形成されている
    ことを特徴とする電子制御ユニット。
  2. 請求項1に記載する電子制御ユニットにおいて、
    前記呼吸孔は、その出口が前記蓋部材の縁部に形成されている平面部の内壁面に対向配置されるようにL形状をなしている
    ことを特徴とする電子制御ユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する電子制御ユニットにおいて、
    前記突部の高さは、散水試験(JIS D 0203「散水試験R1」)における放水管1回転当たりの電子制御ユニットの被水量と、その被水した水が前記呼吸孔に向かって流れる流路域となる領域の面積とに基づき算出される、前記呼吸孔に向かって流れる水の水位以上、かつ前記コネクタに嵌合する相手側コネクタが干渉しない高さ以下に設定されている
    ことを特徴とする電子制御ユニット。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する電子制御ユニットにおいて、
    前記コネクタ部が天方向を向かないように配置されている
    ことを特徴とする電子制御ユニット。
JP2017209462A 2017-10-30 2017-10-30 電子制御ユニット Pending JP2019083256A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017209462A JP2019083256A (ja) 2017-10-30 2017-10-30 電子制御ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017209462A JP2019083256A (ja) 2017-10-30 2017-10-30 電子制御ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019083256A true JP2019083256A (ja) 2019-05-30

Family

ID=66669687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017209462A Pending JP2019083256A (ja) 2017-10-30 2017-10-30 電子制御ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019083256A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021095453A1 (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 日立Astemo株式会社 電子装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0682884U (ja) * 1993-04-28 1994-11-25 富士通テン株式会社 筐 体
JPH0714677U (ja) * 1993-07-31 1995-03-10 アイコム株式会社 電子機器の筐体の通気孔
JP2000138469A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Fujitsu Ten Ltd 呼吸孔の防水構造
JP2001007560A (ja) * 1999-06-21 2001-01-12 West Electric Co Ltd 防水型電子機器
JP2001237568A (ja) * 2000-02-21 2001-08-31 Tdk Corp 通気膜を使用した防水通気筐体
US20130109209A1 (en) * 2010-06-30 2013-05-02 Ifm Electronic Gmbh Housing for an electronic circuit
JP2014057015A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2015022883A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 株式会社デンソー コネクタ、およびそれを用いた電子装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0682884U (ja) * 1993-04-28 1994-11-25 富士通テン株式会社 筐 体
JPH0714677U (ja) * 1993-07-31 1995-03-10 アイコム株式会社 電子機器の筐体の通気孔
JP2000138469A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Fujitsu Ten Ltd 呼吸孔の防水構造
JP2001007560A (ja) * 1999-06-21 2001-01-12 West Electric Co Ltd 防水型電子機器
JP2001237568A (ja) * 2000-02-21 2001-08-31 Tdk Corp 通気膜を使用した防水通気筐体
US20130109209A1 (en) * 2010-06-30 2013-05-02 Ifm Electronic Gmbh Housing for an electronic circuit
JP2014057015A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2015022883A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 株式会社デンソー コネクタ、およびそれを用いた電子装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021095453A1 (ja) * 2019-11-12 2021-05-20 日立Astemo株式会社 電子装置
JPWO2021095453A1 (ja) * 2019-11-12 2021-05-20
CN114631234A (zh) * 2019-11-12 2022-06-14 日立安斯泰莫株式会社 电子装置
JP7322174B2 (ja) 2019-11-12 2023-08-07 日立Astemo株式会社 電子装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6023524B2 (ja) 電子制御装置
JP5434669B2 (ja) 防水用筐体及び防水装置
US20190380220A1 (en) Waterproof electronic device and production method of waterproof electronic device
EP2061292B1 (en) Electronic control apparatus
US6964575B1 (en) Sealed electronic module with seal-in-place connector header
US6548972B2 (en) Control unit and method of manufacturing the same
CN107026358B (zh) 防水型控制装置
US10356921B2 (en) Electronic component unit, wire harness, and ventilator waterproofing structure
US20090298311A1 (en) Electrical junction box
KR101543100B1 (ko) 컨트롤러 일체형 연료펌프 모듈
US10699917B2 (en) Resin-sealed vehicle-mounted control device
JP2003063325A (ja) 電動パワステコントローラ用ケース
JP6009604B1 (ja) 電気接続箱
JP2017004698A (ja) 電子装置
US20180020561A1 (en) Protecting cover and electronic device assembly
JP2011187666A (ja) 車載用防水装置の固定構造
JP2019083256A (ja) 電子制御ユニット
JP5610040B2 (ja) 防水用筐体及び防水装置
JP6884088B2 (ja) 電子制御ユニット
US9480143B2 (en) Motor control device
JP4783054B2 (ja) スイッチングユニット
KR101836970B1 (ko) 전자 제어 장치의 제조 방법
JP2019041559A (ja) 電子制御ユニット
US20220408572A1 (en) Electronic device
JP2003087933A (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220301