JP2019078190A - スカベンジポンプ - Google Patents

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Abstract

【目的】始動から素早くロータ室,ロータ及び駆動軸等にオイルを到達させ、良好な動作ができるスカベンジポンプを提供すること。【構成】吸入ポート2と吐出ポート3と段差面43を介して直径の異なる軸孔からなる軸受孔部4が設けられたロータ室1を有するハウジング本体A1と、カバー体A2とを有するポンプハウジングAと、ロータ室1に収納される内歯72aを有するアウターロータ72と、外歯71a及び軸支孔部71dを有するインナーロータ71と、その軸支孔部71dに挿入又は固着する駆動軸6とを備えること。軸受孔部4のロータ室1側の開口周縁に前記駆動軸の直径よりもい大なる直径とした段差内周部42が形成され、吐出ポート3の終端部3t寄りの位置と段差内周部42との間を貫通する溝5が形成されること。【選択図】 図1

Description

本発明は、始動直後において短時間で良好な潤滑状態にできる歯車式のオイルポンプの一種であって、始動から素早くロータ室,ロータ及び駆動軸等にオイルを到達させることができるスカベンジポンプに関する。
オイルポンプとして内接歯車型のオイルポンプがよく知られている。また、車両用のオイルポンプにおいて、オイルパンからオイルを吸入し、そのオイルをエンジン各部に送る役目を果たすフィードポンプと、エンジン各部に送られ潤滑などに使用されたオイルをオイルパンに戻す役目を果たすスカベンジポンプについては以前より多くの車両に使用されており、広く知られている。ところで、スカベンジポンプは、車両であれば必ず搭載される訳では無く、エンジン各部に送られたオイルが自然にオイルパンに戻るエンジン構造のような場合では、前記スカベンジポンプは不要なことが多い。
しかし、エンジン各部に送られたオイルが自然にオイルパンに戻らないタイプのエンジンには、オイルを強制的に戻すために前記スカベンジポンプが必要である。スカベンジポンプは、フィードポンプのように、内接歯車が使用されている例が多く存在する。フィードポンプでは、ストレーナがオイルパンのオイル内に完全に埋没されているために、フィードポンプが運搬する物質は、その大部分がオイルであるのに対し、スカベンジポンプが運搬する物質は、エンジン各部を潤滑したオイルが間欠的に戻ってくるために、スカベンジポンプではオイルだけで無く、空気も多く運搬されることになる。
スカベンジポンプの構造は、フィードポンプの構造と類似している点は多いが、その相違点としては、フィードポンプがオイルパンからエンジン各部にオイルを送る役目を果たすのに対し、スカベンジポンプはそのエンジンに送られたオイルをオイルパンに戻すという反対の役割を果たしていることである。さらに、フィードポンプは、略オイルのみを運搬するのに対し、スカベンジポンプではオイルだけで無く空気も運搬するという点に違いがある。
このスカベンジポンプではなく、フィードポンプではあるがオイルポンプの構成を有するものとして、特許文献1が存在している。この特許文献1は、一般的な内接歯車タイプのオイルポンプにおいて、オイルが残留される凹部が吐出ポート部近傍にあって、アウターロータの歯底面よりも中心寄りにロータ室に臨んで設けられたものである。前記凹部は、セル(いわゆる歯間空間)の容積が減少する方向に向かう側(いわゆる吐出側)に設けられ、凹部の周縁にはオイルをせき止める突起部がアウターロータの歯底面よりも中心寄りに形成されている。
特開平9−317423号公報 特開2010−168985号公報 特開昭63−131877号公報
特許文献1では、エンジンの長期間の停止と共にオイルポンプが長時間にわたって停止状態とされた場合、オイルポンプ内のオイルがポンプハウジングの外に垂れて出て行ってしまうため、内部に溜まるオイルがほとんど空の状態になり、エンジンの再始動時においては、オイルポンプはロータを構成するアウターロータの歯と、インナーロータの歯との間、及びロータ室の内面部とアウターロータの側面や外周面との間には、油膜が十分に形成されず、摩耗の進行や摺動抵抗が増加する問題点があった。
特許文献1の欠点を解消したものが特許文献2である。特許文献2では、吐出ポートの終端部と吸入ポートの始端部との間に位置する間仕切部と、前記ロータとの間の隙間に、ロータの回転と共にオイルが浸入し易く、隙間内に油膜ができる構成としたことによって、ロータとロータ室に対する良好な潤滑を行わせるようにしたものである。しかし、特許文献2では軸受半体部(52)の潤滑は記載されていない。
さらに、特許文献3による構成によっても、同様の効果を期待できる。しかし、特許文献3では、本体1aと主軸3の径方向の隙間に潤滑を改善させる構造は有していない。本発明の目的(技術的課題)は、ポンプ始動時の空気の混入を防止し、オイルを素早くポンプ内部に送り込み、相互に接触する箇所に油膜を形成し、円滑な動作にすることにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、吸入ポートと吐出ポートと段差面を介して直径の異なる軸孔からなる軸受孔部が設けられたロータ室を有するハウジング本体と、カバー体とを有するポンプハウジングと、前記ロータ室に収納される内歯を有するアウターロータと、外歯及び軸支孔部を有するインナーロータと、該インナーロータの前記軸支孔部に挿入又は固着する駆動軸とを備え、前記軸受孔部の前記ロータ室側の開口周縁には前記駆動軸の直径よりも大なる直径とした段差内周部が形成され、前記吐出ポートの終端部寄りの位置と前記段差内周部との間を貫通する溝が形成されてなるスカベンジポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1に記載のスカベンジポンプにおいて、前記インナーロータの軸支孔部の周囲には円筒軸部が形成され、該円筒軸部は前記段差内周部に挿入又は軸支されてなるスカベンジポンプとしたことにより、上記課題を解決した。請求項3の発明を、請求項1に記載のスカベンジポンプにおいて、前記駆動軸は前記軸受孔部に挿入又は軸支されてなるスカベンジポンプとしたことにより、上記課題を解決した。請求項4の発明を、請求項2又は3に記載のスカベンジポンプにおいて、前記段差内周部は、前記ポンプハウジングのハウジング本体側のみに形成されてなるスカベンジポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4の何れか1項に記載のスカベンジポンプにおいて、前記吐出ポートの前記軸受孔部側寄りの内周面で且つ前記終端部の最深位置は最高位置よりも低くしてなるスカベンジポンプとしたことにより、上記課題を解決した。請求項6の発明を、請求項1,2,3,4又は5のいずれか1項に記載のスカベンジポンプにおいて、前記溝は複数形成されてなるスカベンジポンプとしたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、吐出ポートの終端部寄りの位置と段差内周部との間を貫通する溝が形成されたことにより、ポンプ駆動時に吐出ポートから溝を介して段差内周部及び軸受孔部にオイルを送り込み、段差内周部とインナーロータ、或いは軸受孔部と駆動軸との間の潤滑を行い、さらに、ロータ室とインナーロータ及びアウターロータとの間の油膜を形成しロータの回転を円滑にすると共に、ポンプハウジングの外部からの空気の混入を防ぐことができる。
請求項2の発明では、インナーロータの軸支孔部の周囲には円筒軸部が形成され、円筒軸部は段差内周部に挿入又は軸支される構成としたことにより、溝が段差内周部に連通し、オイルを多く貯えることによって、ポンプ内への空気の混入を防ぎ、ポンプ効率を良好に維持できる。また、請求項1の発明と同様に、ポンプハウジング側の段差内周部と、インナーロータ側の円筒軸部との間にもオイルが供給され良好な潤滑状態が得られる。
請求項3の発明では、前記駆動軸は前記軸受孔部に挿入又は軸支されてなるスカベンジポンプとしたことにより、ポンプハウジング側の軸受孔部と、インナーロータを駆動する駆動軸との間に良好な潤滑状態が得られる。請求項4の発明では、前記段差内周部は、前記ポンプハウジングのハウジング本体側のみに形成されることにより、ポンプハウジングのカバー体側の構成を簡単なものとし、製造工程を少なくしてコストを下げることができる。
請求項5の発明を、吐出ポートの軸受孔部側寄りの内周面で且つ終端部の最深位置は最高位置よりも低くしてなる構成としたことにより、終端部箇所がオイル溜めとしての役目をなし、ポンプ始動時から瞬時に駆動軸の潤滑の役目をなし、油膜を素早く形成できる。請求項6の発明では、溝は複数形成される構成としたことにより、前述した油膜形成をより一層素早くできる。
(A)は本発明における第1実施形態におけるポンプハウジングのハウジング本体の正面図、(B)は(A)の(α)部拡大図、(C)は(B)のY1−Y1矢視拡大断面図、(D)は(C)のX1−X1矢視拡大断面図である。 (A)は本発明における第1実施形態におけるポンプハウジング,インナーロータ及びアウターロータの縦断側面図、(B)は本発明における第1実施形態におけるポンプハウジング,インナーロータ及びアウターロータの分離した状態の縦断側面図、(C)は(B)の(β)部拡大図である。 (A)は本発明の第1実施形態で且つ図1(A)における(α)部箇所において溝によってオイルが吐出ポート終端部から軸受孔部に送られる状態を示す拡大図、(B)は(A)のY2−Y2矢視拡大断面図、(C)は(B)のγ部拡大図、(D)は図1(A)における(γ)部箇所において溝によってオイルがロータ室底面部とロータ側面との間に油膜を形成する行程を示す図である。 (A)は本発明における第2実施形態におけるポンプハウジングのハウジング本体の正面図、(B)は(A)の(δ)部拡大図、(C)は(B)のY3−Y3矢視拡大断面図である。 (A)は本発明の第2実施形態で且つ図4(A)における(δ)部箇所において溝によってオイルが吐出ポート終端部から軸受孔部に送られる状態を示す拡大図、(B)は(A)のY4−Y4矢視拡大断面図、(C)は(B)のε部拡大図、(D)は図4(A)における(δ)部箇所において溝によってオイルがロータ室底面部とロータ側面との間に油膜を形成する行程を示す図である。 (A)は本発明におけるカバー体の平面図、(B)は(A)の(ζ)部拡大図である。 本発明において溝が2個設けられた実施形態のハウジング本体における要部拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の主な構成部品は、図1に示すように、ポンプハウジングA、インナーロータ71、アウターロータ72及び駆動軸6とからなり、内接歯車式ポンプを構成するものである。ポンプハウジングAは、ハウジング本体A1及びカバー体A2とから構成されている〔図2(A),(B)参照〕。ハウジング本体A1は、ポンプハウジングAの主要な部材であり、ロータ室1が形成されている。
該ロータ室1は、底面部11と内周壁面部12とから構成された凹状の室である。
ロータ室1の底面部11には、吸入ポート2と吐出ポート3が形成される〔図1(A)参照〕。吸入ポート2は、吸入孔21と吸入案内路22とを有している。また、吐出ポート3は、内部に吐出孔31を有している。ロータ室1には、アウターロータ72及びインナーロータ71が収納される。また、ロータ室1の底面部11には、軸受孔部4が設けられる。該軸受孔部4は、段差面43を介して複数の直径の異なる同一軸芯上に連続する軸孔(段差内周部42,軸貫通孔44,駆動軸受孔41等)を備えたものであり、特に2つの軸孔から構成されることが多い。前記軸受孔部4には、後述するインナーロータ71に形成された円筒軸部71cが挿入される第1実施形態と、インナーロータ71に円筒軸部71cが形成されず、駆動軸6が挿入軸支される第2実施形態とが存在する。
まず、第1実施形態は、インナーロータ71の一方の側面に直径中心を同一とした扁平円筒形状の円筒軸部71cが形成される。円筒軸部71cは、インローと呼ばれることもある。そして、円筒軸部71cは、インナーロータ71を適正に回転させる回転軸の役目をなす。ハウジング本体A1側における軸受孔部4は、インナーロータ71の円筒軸部71cが挿入される第1実施形態では、前記軸受孔部4に実際に円筒軸部71cを軸支する段差内周部42が形成される。該段差内周部42は、インナーロータ71の円筒軸部71cの軸受孔となり、インナーロータ軸受部42と称しても良い。段差内周部(インナーロータ軸受部)42の軸方向端に軸方向に直交する段差面43を介してさらに小径となる軸貫通孔44が形成されている。前記段差面43は、インナーロータ71に装着される駆動軸6の軸方向に沿う軸線に対して直交する端面のことである。
段差内周部42は、前記軸受孔部4を構成する貫通孔であり、該軸受孔部4のロータ室1側における開口周縁に形成されている。段差内周部42の直径は、駆動軸6の直径よりも大なる直径を有している。具体的には、段差内周部42の内周と駆動軸6の外周との間には、所定の間隔を有する隙間が形成される。また、段差内周部42は、軸貫通孔44の直径よりも大なる直径としたものである。つまり、段差内周部42は、軸受孔部4内で最も直径の大きな部分である。軸貫通孔44には、駆動軸6が貫通すると共に、該駆動軸6は軸貫通孔44の内周面とは非接触となる構成である。つまり、軸貫通孔44の内周と、駆動軸6の外周との間には隙間を有している。また、前記段差面43は、インナーロータ71の円筒軸部71cの軸方向端部と近接且つ接触しない位置にある。
段差内周部42の直径の大きさは、円筒軸部71cとの間にオイルがしみこむクリアランス(隙間)cが形成される程度が好ましい。つまり、段差内周部42は、前記クリアランスcを形成する役目をなすものである。また、軸受孔部4において、前記軸貫通孔44及び段差面43は形成されず、段差内周部42のみが形成されることもある。
吸入ポート2及び吐出ポート3は、軸受孔部4の直径中心位置を直径中心Pとして略弧状に形成された溝状体である。また、吸入ポート2と吐出ポート3とは、本発明の実施形態では、前記直径中心Pを径方向に通過する直線によって、線対称となる形状とした。この線対称の基準となる直線を対称基準線Lpと称する。しかし、吸入ポート2及び吐出ポート3は、対称基準線Lpに対して略線対称とし、相互に多少の形状の相異或いはサイズの相異があってもかまわない。具体的には、吸入ポート2の配置角度の方が吐出ポート3の配置角度よりも大きい。つまり、ポンプの仕様に基づいて、吸入ポート2及び吐出ポート3の形状が決定されるものである。
吸入ポート2と吐出ポート3の何れについても、インナーロータ71とアウターロータ72の回転方向において、歯(外歯71a及び内歯72a)及び歯と歯の間の空間であるセルSが入ってくる側を、吸入ポート2と吐出ポート3における始端部2s及び始端部3sと称し、歯(外歯71a及び内歯72a)及びセルSが出てゆく側を吸入ポート2と吐出ポート3における終端部2t及び終端部3tと称する〔図1(A)参照〕。そして、吸入ポート2の始端部2sと、吐出ポート3の終端部3tとの間の底面部11の領域は第1シールランド11aと称され、吸入ポート2の終端部2tと吐出ポート3の始端部3sとの間の底面部11の領域は第2シールランド11bと称される。
第1シールランド11aでは、インナーロータ71とアウターロータ72とは最深噛合いの状態で第1シールランド11a上を吐出ポート3の終端部3tから吸入ポート2の始端部2sに向かって移動する。また、第2シールランド11bでは吸入ポート2の終端部2tから吐出ポート3の始端部3sに向かってインナーロータ71の外歯71aと、アウターロータ72の内歯72aとが略最大空間となるセルSが移動する。
インナーロータ71と、該インナーロータ71の歯数よりも1枚多いアウターロータ72はそれぞれの中心位置がずれるように偏心配置され、ポンプハウジングAのロータ室1に収納される。インナーロータ71は、外周側に複数の外歯71a,71a,…と、アウターロータ72の内周側の複数の内歯72a,72a,…とが噛み合う。
本発明では、インナーロータ71及びアウターロータ72の回転方向をロータ回転方向と称し、該ロータ回転方向はハウジング本体A1の開口面より見て、前記軸受孔部4の直
径中心Pを中心として時計回りとする。したがって、インナーロータ71及びアウターロータ72によって構成されるセルSは、ロータ回転方向と同方向に回転し、吸入ポート2の始端部2sから終端部2tに沿って移動し、さらに、吐出ポート3の始端部3sから終端部3tに沿って、時計回り方向に移動し、ポンプ駆動時は、この動作が連続する〔図1(A),(B)参照〕。
本発明のスカベンジポンプが使用される状態は、ポンプハウジングAの軸受孔部4の軸線が水平状となるように使用される。つまり、ロータ室1の底面部11及び該ロータ室1に収納されるインナーロータ71及びアウターロータ72は、それぞれの径方向が垂直面に沿うようにして設置されることが適正となる〔図1(C)参照〕。
また、吸入ポート2と吐出ポート3は、前述したように、軸受孔部4の直径中心Pを通過する対称基準線Lpに対して線対称(略線対称を含む)となる位置関係及び形状である。該対称基準線Lpは、本発明のスカベンジポンプが適正に設置された状態で、軸受孔部4の直径中心Pを通過する垂直線Lvに対して90度未満ロータ回転方向に傾いている構成とすることが多い〔図1(A)参照〕。
つまり、吐出ポート3の終端部3tと吸入ポート2の始端部2sの位置が垂直線Lvよりも90度未満ロータ回転方向に傾いた位置にある。さらに具体的には、吐出ポート3の終端部3tと吸入ポート2の始端部2sの位置が前記垂直線Lvと、直径中心Pを通過する水平線Lhとの間に位置するものである。また、前記対称基準線Lpは、水平線Lhと一致させ、吸入ポート2と吐出ポート3とは、上下対称とする構成としてもよい。
次に、前記吐出ポート3において、溝幅(径)方向の内周側、換言すると軸受孔部4寄りの周側面側となる側面を内周面3aと称する〔図1(A),(B),(C)等参照〕。そして、前記吐出ポート3の前記軸受孔部4側寄りの内周面3aで且つ前記終端部3tの最深(位置が低い)位置qsは、前記内周面3aの最高位置qtよりも低くなる〔図1(A),(B)参照〕。ここで、最深位置qsとは吐出ポート3全体の範囲に亘るものではなく、吐出ポート3の終端部3t及びその付近に限定されるものである。最高位置qtは、垂直線Lvと重なる。
そして、内周面3aの最高位置qtから最深位置qsに向かって、弧状に垂れ下がる形状となっている〔図1(B)参照〕。本発明のスカベンジポンプを所定箇所に適正に設置された状態で、吐出ポート3の最高位置qtから最深位置qsの間は、オイルの溜り部としての役目をなし、常時オイルを溜めておけるものである。ただし、前記対称基準線Lpを、垂直線Lvと一致させて、吸入ポート2と吐出ポート3とは、左右対称とする構成とした場合には、オイルの溜り部は形成されない。
次に、吐出ポート3の終端部3t寄りの位置と軸受孔部4との間には、両方に亘って径方向に貫通する溝5が形成されている(図1乃至図3参照)。さらに、具体的には、溝5は、軸受孔部4の段差内周部42に連通する。溝5が形成されるのはロータ室1の底面部11の表面となる。溝5は、該溝5が形成されている箇所の吐出ポート3の軸方向の深さよりも浅く形成されている〔図1(C)参照〕。具体的には、溝5の深さは、吐出ポート3の深さの略1/3〜半分程度であり、約1mm程度である。溝5の断面形状は略半円状である〔図1(D)参照〕。
溝5は、以下に述べる役目をなすものである。該溝5が形成される箇所は、ポンプ駆動時に吐出ポート3の終端部3tにおいて、インナーロータ71とアウターロータ72によって構成されるセルSが最高圧力付近の箇所であり、セルS内のオイルが周囲に高い圧力で押し出されることになる〔図3(A)参照〕。ここで、図3において、オイルの移動または圧力の伝播を矢印にて示している。
セルSから押し出されたオイルは、吐出ポート3内に流出されると共にその一部は溝5に移動する〔図3(A)参照〕。オイルは、溝5を移動し、軸受孔部4の内周面に案内され到達する。該軸受孔部4の段差内周部42には、インナーロータ71の円筒軸部71cが挿入される。前記段差内周部42の内周面と、前記円筒軸部71cの外周面との間に数十μmのクリアランス(隙間)cを有しており、該クリアランスcにオイルが送り込まれ円筒軸部71cの回転を円滑にする潤滑油及び空気混入防止としての役目をなす〔図3(A),(B)参照〕。前記クリアランスcは、およそ約20μm乃至50μm程度である。
さらに、溝5の開口面は、直接、インナーロータ71の軸方向の両側面の一方と対面している〔図1(C),図3(B)参照〕。そこで、インナーロータ71が駆動軸6にて回転されることによって、該インナーロータ71の側面が溝5内のオイルの一部を溝5外にはじき出すように作用し、オイルをインナーロータ71の側面と、ロータ室1の底面部11との間ににじみ出させることになる〔図3(C)参照〕。
このにじみ出たオイルは、ロータ室1の底面部11と、インナーロータ71の側面との間に油膜kを形成することとなる。該油膜kによって、ロータ室1の底面部11と、インナーロータ71の側面との間にシール状態を構成することとなり、ポンプ駆動中にポンプハウジングAの外部の空気が例えば軸受孔部4から吸入ポート2に混じり込むことを防止できる。これによって、吸入ポート2への空気の混入を減らし、より一層吸い込み性能を向上させることができる。さらに、油膜によって、インナーロータ71及びアウターロータ72の回転を円滑にする潤滑油及び空気混入防止としての役目もなす。
また、前記吐出ポート3において、終端部3tの最深位置qsは、内周面3aの最高位置qtよりも低くなる構成とした場合には、吐出ポート3にオイルの溜り部が構成されることになる。オイルの溜り部には、オイルが常時溜まる構成となるので、溝5内にもオイルが充填された状態であり、ポンプ始動と同時に油膜kを生じさせ、且つインナーロータ71の円筒軸部71cとの間にもオイルを供給し、潤滑を行うことができる。
溝5には、複数の実施形態が存在し、その第1実施形態としては、直線状に形成されたものである〔図1(B),図3(A)等参照〕。この実施形態では、吐出ポート3の終端部3tと軸受孔部4とを最短距離で連結することができ、スカベンジポンプが始動後の最短時間でオイルを軸受孔部4と駆動軸6との間に送り出すことができる。
溝5が2個以上形成される第2実施形態も存在する(図7参照)。これによって、軸受孔部4に送り出すオイル量も増え、軸受孔部4の内周側面と駆動軸6の外周側面のクリアランスcにオイルを多く充填でき、駆動軸6に対して良好に潤滑状態を維持及び空気の混入を防止できる。
前記インナーロータ71は、具体的にはトロコイド形,楕円形,高次曲線形等の歯形を有するものである。インナーロータ71には、複数の外歯71a,71a,…が形成され、前記アウターロータ72には複数の内歯72a,72a,…が形成され、外歯71aと内歯72aとが噛み合いつつインナーロータ71が回転することによってアウターロータ72が回転する。そして、前記第2シールランド11bにおいては、外歯71aと内歯72aとが閉鎖された空間すなわち、セル(歯間空間)Sを構成して、吸入ポート2から吐出ポート3へオイルを搬送する。
前記インナーロータ71は、直径中心の位置に軸支孔部71dが形成されている。該軸支孔部71dには、前記駆動軸6が装着される。軸支孔部71dの周囲には、円筒軸部71cが形成されている。該円筒軸部71cは、略円筒環形状に形成され、前記軸受孔部4の段差内周部42に挿入され、回動するように軸支される。ポンプ駆動中において、オイルが溝5を介して前記段差内周部42と円筒軸部71cとの間に充填され、インナーロータ71の回転における潤滑及び空気の混入を防止する役目をなす。
また、カバー体A2は、ハウジング本体A1と略同等の平面形状を有しており、該ハウジング本体A1に設けられている吸入ポート2,吐出ポート3及び軸受孔部4のそれぞれに
対応する位置に、カバー側吸入ポート81,カバー側吐出ポート82及びカバー側軸受孔部83を有している。カバー側吸入ポート81,カバー側吐出ポート82は、吸入ポート2及び吐出ポート3と同等形状である。そして、必要に応じて、ハウジング本体A1側に
設けられた溝5に相当するカバー側溝84がカバー体A2に形成されることもある。
カバー体A2のカバー側溝84は、図3(B)及び図5(B)に示すように、インナー
ロータ71の側面に形成された円周溝71bと連通するように形成されている。そして、該円周溝71bにオイルを行き渡らせることで、カバー体A2の側でも吸入ポート2への
空気の混入を減らす。本実施形態では、カバー体A2には、前記段差内周部42に相当す
る部位は存在しないことから、カバー側溝84はカバー側軸受孔部83までは届かず、貫通しない。但し、カバー体A2に段差内周部42に相当する部位が設けられるならば、カ
バー側溝84は、カバー側軸受孔部83まで貫通させる。
また、本発明の第2実施形態では、円筒軸部71cが設けられないタイプのインナーロータ71が使用される。ハウジング本体A1の軸受孔部4は、前記段差面43を介して前記段差内周部42と駆動軸受孔41とから構成される。この第2実施形態でも、段差内周部42の直径は、駆動軸受孔41の直径よりも大きい。インナーロータ71に装着された駆動軸6は、前記軸受孔部4の駆動軸受孔41に軸支される。つまり、該駆動軸受孔41は、駆動軸6の軸受部となる。この第2実施形態では、駆動軸6が駆動軸受孔41に回転自在に軸支されるものであり、段差内周部42の内周と、駆動軸6の外周との間にクリアランスcが生じる構成となる。そして、前記溝5から供給されるオイルは、段差内周部42と駆動軸6との間のクリアランスcに充填され、潤滑及び吸入ポート2への空気の混入防止の役目をなす(図5参照)。
A…ポンプハウジング、A1…ハウジング本体、A2…カバー体、1…ロータ室、
2…吸入ポート、3…吐出ポート、4…軸受孔部、42…段差内周部、5…溝、
6…駆動軸、71…インナーロータ、71a…外歯、71c…円筒軸部、
71d…軸支孔部、72…アウターロータ、72a…内歯、qs…最深位置、
qt…最高位置。

Claims (6)

  1. 吸入ポートと吐出ポートと段差面を介して直径の異なる軸孔からなる軸受孔部が設けられたロータ室を有するハウジング本体と、カバー体とを有するポンプハウジングと、前記ロータ室に収納される内歯を有するアウターロータと、外歯及び軸支孔部を有するインナーロータと、該インナーロータの前記軸支孔部に挿入又は固着する駆動軸とを備え、前記軸受孔部の前記ロータ室側の開口周縁には前記駆動軸の直径よりも大なる直径とした段差内周部が形成され、前記吐出ポートの終端部寄りの位置と前記段差内周部との間を貫通する溝が形成されてなることを特徴とするスカベンジポンプ。
  2. 請求項1に記載のスカベンジポンプにおいて、前記インナーロータの軸支孔部の周囲には円筒軸部が形成され、該円筒軸部は前記段差内周部に挿入又は軸支されてなることを特徴とするスカベンジポンプ。
  3. 請求項1に記載のスカベンジポンプにおいて、前記駆動軸は前記軸受孔部に挿入又は軸支されてなることを特徴とするスカベンジポンプ。
  4. 請求項2又は3に記載のスカベンジポンプにおいて、前記段差内周部は、前記ポンプハウジングのハウジング本体側のみに形成されてなることを特徴とするスカベンジポンプ。
  5. 請求項1,2,3又は4の何れか1項に記載のスカベンジポンプにおいて、前記吐出ポートの前記軸受孔部側寄りの内周面で且つ前記終端部の最深位置は最高位置よりも低くしてなることを特徴とするスカベンジポンプ。
  6. 請求項1,2,3,4又は5のいずれか1項に記載のスカベンジポンプにおいて、前記溝は複数形成されてなることを特徴とするスカベンジポンプ。
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