JP2019077064A - バッチ式の混練機、バッチ式の混練機に用いられる羽根部及びバッチ式の混練機における羽根部の交換方法 - Google Patents
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Abstract
Description
混練材料を収容する混合槽と、
ロータ軸を回転駆動する駆動機構とを備え、
前記ロータ軸は、前記駆動機構により駆動される駆動軸と、前記混合槽内の前記混練材料を混練する羽根部とを有し、
前記羽根部と前記駆動軸とを一体回転可能に結合する結合機構と、
前記混合槽内に混練材料を貯留したまま混練し、前記混合槽内の混練材料の混練が完了すると、当該混練材料を前記混合槽から排出する排出機構と、を備え、
前記羽根部は、前記駆動軸から分離可能に構成されている点にある。
前記排出機構は、前記混合槽内の混練材料の混練が完了すると、前記混合槽を前記複数の前記ロータ軸の何れか一方の回転軸心を姿勢変更用の回転軸として反転または前記混合槽の下部のドアを開放させて、前記混合槽の外部に排出するように構成されている点にある。
前記結合機構は、前記駆動軸に対して前記羽根部を前記ロータ軸の軸心方向に沿って結合させる機構である点にある。
前記結合機構は、スプライン結合部を有する点にある。
前記結合機構は、前記ロータ軸の軸心方向に沿って前記スプライン結合部に隣接し、前記駆動軸の環状面と前記羽根部の環状面とが嵌合する嵌合部をさらに有する点にある。
前記駆動軸に、第1受止め部が前記結合機構に対して径方向外方側に設けられており、
前記第1受止め部は、前記ロータ軸の軸心方向における前記羽根部の前記駆動機構側への移動を受止める点にある。
前記羽根部の前記駆動機構側とは反対側の端部を支持する第2受止め部が設けられており、
前記第2受止め部は、前記ロータ軸の軸心方向における前記羽根部の前記駆動機構側とは反対側への移動を受け止める点にある。
前記羽根部は、少なくとも第1羽根及び第2羽根を備え、前記第1羽根と前記第2羽根とは、前記ロータ軸の軸心方向に対する捩れ方向が異なる点にある。
また、羽根部の第1羽根及び第2羽根の捩じれ方向が互いに異なるため、ロータ軸の軸心方向における羽根部から駆動機構側への第1スラスト力と、ロータ軸の軸心方向における羽根部から駆動機構側とは反対側への第2スラスト力とが生じる。ここで、前述の通り、駆動軸において第1受止め部が設けられており、羽根部の端部において第2受止め部が設けられている場合には、第1スラスト力は駆動軸の第1受止め部によって受け止められ、第2スラスト力は羽根部の端部の第2受止め部によって受け止められる。よって、双方向の第1及び第2スラスト力が堅固に受け止められる。そのため、上記のように捩じれ方向の異なる羽根を有する羽根部によって、例えば混練材料の硬度が大きく双方向に大きなスラスト力が生じる場合であっても、バッチ式の混練機において混練材料の混練を効率よく安定に行うことができる。
前記混合槽において、前記ロータ軸の軸心方向における前記駆動機構側に連結される第1側板と、
前記混合槽において、前記駆動機構とは反対側に連結される第2側板と、
をさらに備え、
前記ロータ軸は、前記第1側板、前記混合槽及び前記第2側板を貫通しており、
前記第2側板は前記混合槽から分離可能、又は、前記第2側板及び前記混合槽は前記第1側板から分離可能である点にある。
前記ロータ軸の前記駆動機構側の端部を支持する第1軸受部と、
前記ロータ軸の前記駆動機構とは反対側の端部を支持する第2軸受部と、
をさらに備え、
前記第2軸受部及び前記第2側板を有する第2側板ユニットは、一体として前記混合槽から分離可能である点にある。
本発明の実施形態に係るバッチ式の混練機(以下、混練機と略称する)について、図面を参照して説明する。まず、図1〜図3を用いて、混練機10の概略構成を説明する。なお、以下では、図1及び図2等に示す方向、つまり上、下、前、後、右、左にしたがって説明を行う。但し、この向きによって本実施形態が限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、混練機10は、上部の開口から投入される混練材料を収容する混合槽13と、混合槽13内の混練材料を混練する羽根部61を有するロータ軸40と、ロータ軸40を回転駆動する駆動機構Vと、混合槽13内の混練材料を上方側から加圧する加圧蓋19を有する加圧機構Xと、混練が完了した混練材料を混合槽13内から排出する排出機構Yと、運転を制御する制御部(図示せず)とを備えている。
また、本実施形態に係る混練機10は、2本のロータ軸40を有する2軸混練機として構成されている。
なお、混練材料18は特に限定されないが、例えば自動車のタイヤとなる、天然ゴム、イソピレンゴム及びブタジエンゴム等の原料ゴムと、カーボンブラック、シリカ及び酸化亜鉛等の配合剤とが挙げられる。
(2−1)駆動機構
駆動機構Vは、図2及び図4に示すように、2本のロータ軸40のうちの一方の駆動側ロータ軸40aを回転駆動させる動力源となるモータ109と、駆動側ロータ軸40aに連結され、モータ109の回転速度を歯車等で減速させて出力トルクを大きくする減速機107と、モータ109と減速機107との間で動力を伝達するベルト108と、減速機107からの動力により回転駆動される駆動側ロータ軸40aの回転を、他方の従動側ロータ軸40bに伝達するギア機構100とを備える。なお、ギア機構100は、主として、駆動ギア101及び従動ギア103を備える。
なお、図2においては、モータ109、ベルト108及び減速機107等は、図面上小さく示したが、発生させる駆動力等に応じて大型となり、ロータ軸40等と比較した大きさは実際のものとは異なる場合がある。
具体的には、カップリング105には、出力軸106を挿通可能な挿通孔105aの内周面に、外径側に窪むキー溝(図示せず)が形成され、出力軸106の外周面には、内径側に窪むキー溝106aが形成されており、両キー溝に亘ってキー53が配置されている。これにより、カップリング105及び出力軸106が同一回転方向に一体回転可能に連結され、また、カップリング105が出力軸106に対して減速機107側(図4の右側)に移動することが防止されている。
図1に示すように、加圧機構Xは、混合槽13の上部の開口を塞ぐ加圧蓋19と、加圧蓋19を支持する蓋支持部21と、蓋支持部21を介して加圧蓋19を上下駆動させる駆動シリンダ23とを備える。
加圧機構Xは、上部の開口から混合槽13内に混練材料18が投入されると、制御部からの指示により、駆動シリンダ23を駆動し、混合槽13の上部の開口を塞ぐように加圧蓋19を下降させる。制御部の支持により2本のロータ軸40が駆動されて混練材料の混練が終了すると、加圧機構Xは、制御部からの指示により加圧蓋19を上昇させる。
排出機構Yは、混合槽13等を所定の排出位置に旋回させる旋回装置(図示せず)を備えている。混合槽13内において混練材料18は貯留されたまま混練され、その後、混練材料の混練が完了して加圧機構Xが加圧蓋19を上昇させると、排出機構Yは、制御部からの指示により、図1に示すように、駆動側ロータ軸40aを回転軸心として、混合槽13及び従動側ロータ軸40bを回転する。そして、混合槽13が、図1の二点鎖線で示すように開口が下向きになるように姿勢を変更する。これにより、下向きになった開口を介して混合槽内13から混練済みの混練材料18が排出される。
このように、本実施形態では、混合槽13の姿勢を変更して混練材料18を排出する場合、駆動側ロータ軸40aを回転軸心として従動側ロータ軸40bを回転する。このとき、従動側ロータ軸40bは、従動ギア103が駆動ギア101に噛み合いながら、混合槽13の姿勢変更に応じて回動する。よって、混合槽13及び従動側ロータ軸40bの姿勢を変更する場合において、減速機107、ベルト108及びモータ109は所定の位置に固定されたままである。よって、減速機107等の比較的大きな装置が混合槽13等と一体となって回動する場合に比べて、大きな駆動力を要さず、また大きな装置の回動による危険も減らすことができる。
なお、混練材料の混練の完了とは、例えば、駆動機構Vにおける駆動電力の積算値が所定値に達した時、目視により混練材料が混練されたと判断した時、及び、混練開始から所定時間経過した時などが含まれる。
駆動側ロータ軸40a及び従動側ロータ軸40bは、それぞれ駆動軸41及び羽根部61を有しているが、これらのロータ軸40は駆動ギア101に連結されるか、従動ギア103に連結されるかが異なるのみでその他の構成は同様であるので、駆動側ロータ軸40aを中心に以下に説明する。
本実施形態の駆動側ロータ軸40aでは、軸心Aに沿う駆動軸41の延長上に羽根部61が隣接して配置されている。すなわち、軸心Aに沿う方向(左右方向)で減速機107側(右側)に駆動軸41が位置し、減速機107とは反対側(左側)に羽根部61が位置するように構成されている。また、羽根部61は軸心Aに沿って駆動軸41から分離可能に構成されている。このとき、羽根部61は、駆動軸41を駆動ギア101、従動ギア103、カップリング105、出力軸106及び減速機107等の駆動機構Vに連結したまま(残したまま)で、駆動軸41から分離可能となっている。
また、羽根部本体17には、後で詳述する羽根15が形成されている。
なお、結合機構120の摩耗を防止するために、受入端部45の内周面及び第1小径部65の外周面に油脂等の潤滑剤を塗布するのが好ましい。
図7に示すように、羽根部本体17の外周面17aには、捩じれ方向が異なる2つの羽根15a、15bが設けられている。図7のVIII−VIII矢視図である図8に示すように、羽根15aは、外周端部111βから、外周端部111αに向かって羽根部本体17の中央部まで延びている。羽根15aは、羽根部本体17の外周面17aから最も突出した頂面15a1と、頂面15a1から外周面17aに向かって広がるように延びる側面15a2及び側面15a3とにより囲まれて形成されている。頂面15a1は、軸心Aに対して角度θaをなす斜め方向に延びており、かつ、外周端部111βから先端に向かうにつれて外周面17aに対して若干捩じれている。また、側面15a2は、頂面15a1から外周面17aに向かって広がるとともに、外周端部111βから先端に向かうにつれて広がりが大きくなる傾斜面で構成されている。側面15a3は、側面15a2と反対側の傾斜面であり、頂面15a1から外周面17aに向かって広がるとともに、外周端部111βから先端に向かうにつれて広がりが小さくなる傾斜面で構成されている。
上述の駆動軸41及び羽根部61を有する駆動側ロータ軸40aは、第1側板ユニット150により駆動軸41の右端部が軸支され、第2側板ユニット160により羽根部61の左端部が軸支される。そして、第1側板ユニット150と第2側板ユニット160とが駆動側ロータ軸40aの両端を支持することで、第1側板ユニット150と第2側板ユニット160との間の混合槽13に、羽根部61の羽根部本体17が収容される。
以下に、第1側板ユニット150、混合槽13及び第2側板ユニット160の構成について説明する。
第1側板35は、混合槽13の混合槽胴部31の右側を覆いつつ、第1軸受部80を支持する。第1側板35は、軸心Aに沿って延びる側板本体35aと、側板本体35aの右端の係止部35bとを有している。また、第1側板35は、2本のロータ軸40を貫通させつつ混合槽胴部31の右側を覆う胴部側壁35dを有している。胴部側壁35dは、側板本体35aの左端から羽根部61に向かって屈曲して形成されており、2本のロータ軸40が貫通可能な2つの開口35eを有している。さらに、第1側板35は、側板本体35aの左端から、2本の羽根部61から離れる外側に向かって折れ曲がっているフランジ35cを有している。
第2側板37は、混合槽13の混合槽胴部31の左側を覆いつつ、第2軸受部90を支持する。第2側板37は、軸心Aに沿って延びる側板本体37aと、側板本体37aの左端の係止部37bとを有している。また、第2側板37は、2本のロータ軸40を貫通させつつ混合槽胴部31の左側を覆う胴部側壁37dを有している。胴部側壁37dは、側板本体35aの右端から羽根部61に向かって屈曲して形成されており、2本のロータ軸40が貫通可能な2つの開口37eを有している。さらに、第2側板37は、側板本体37aの右端から、2本の羽根部61から離れる外側に向かって折れ曲がっているフランジ37cを有している。
混合槽13の混合槽胴部31に羽根部本体17を対応させて、第1側板35の開口35e及び第2側板37の開口37eに羽根部61を貫通させた状態で、混合槽胴部31のフランジ31cと、第1側板35のフランジ35cとがボルト・ナット133により固定されている。同様に、混合槽胴部31のフランジ31bと、第2側板37のフランジ37cとがボルト・ナット131により固定されている。
そして、駆動軸41の受入端部45が有する受入凹部47に、羽根部61の第1小径部65が挿入されることで、羽根部61の第1小径部65及び駆動軸41の受入端部45はともに第1側板35に対応して位置している。
次に、上記のように構成された混練機10でのスラスト力の受止めについて説明する。
上述の通り、羽根部本体17に設けられた羽根15aと羽根15bとは、軸心Aに対して捩じれ方向が異なる。これにより混練材料を効率よく混練できる。
ここで、羽根15aと羽根15bとで捩じれ方向が異なるため、混合槽13内で混練材料を混練することによって羽根部61が混練材料から力を受け、羽根部61から駆動軸41側(左から右側)に向かう第1スラスト力と、羽根部61から駆動軸41とは反対側(右から左側)に向かう第2スラスト力とが生じる。羽根部61から駆動軸41側(左から右側)に向かう第1スラスト力は、駆動軸41の受止め部(第1受止め部)113に加わる。この場合、駆動軸41の受止め部113は、第1スラスト力によって羽根部本体17の溝111aに押圧されることで、ロータ軸40の軸心Aと交差する径方向外方側に押し広げられるように変形する場合がある。上述の通り、駆動軸41の受止め部113は、結合機構120に対して径方向外方側に設けられている。よって、前述のように駆動軸41の受止め部113が変形した場合であっても、結合機構120により結合された羽根部61を駆動軸41から分離する際に、その変形は結合機構120に影響を与えず、羽根部61を駆動軸41から容易に分離できる。
次に、駆動軸41を残した状態で、羽根部61を分離する方法について、図10、図11を用いて説明する。
図10に示すように、まず、羽根部61を駆動軸41と一体に結合したままで、第2側板37から左側の部材である、ダブルナット91、第2軸受部90及び第2側板37を取り外す。これらの部材を取り外せればよく順番は特に限定されないが、例えば、まず、羽根部61の第2先端小径部66aの雄ネジ部67に嵌め込まれたダブルナット91を回転して取り外す。その後、ボルト・ナット131を緩めて、第2側板37を混合槽胴部31から分離する。これにより、第2側板37及び第2軸受部90を含む第2側板ユニット160が混合槽胴部31から分離される。
このとき、第2側板37とともに第2軸受部90が取り外されるため、羽根部61及び駆動軸41を含むロータ軸40が、第1軸受部80を含む第1側板ユニット150により片持ちで支持されている。よって、ロータ軸40の重みを十分に支持するために、複数個のベアリング83によって、羽根部61及び駆動軸41を含むロータ軸40を支持している。
また、上記とは逆の手順で、羽根部61を駆動軸41に結合してもよい。例えば、第2側板ユニット160が混合槽胴部31から分離された状態において、交換用の羽根部61を軸心A方向にそって駆動軸41側に挿入する。その後、第2側板ユニット160を混合槽胴部31にボルト・ナット131により取り付け、ダブルナット91を羽根部61の第2先端小径部66aの雄ネジ部67にはめ込んで締め付ける。これにより、羽根部61を駆動軸41に一体回転可能に結合できる。
なお、交換には、修理及び点検等も含まれる。
(1)上記実施形態では、ロータ軸40が、駆動軸41の軸心A延長上に羽根部61が隣接した状態で一体回転可能に結合されて構成されており、羽根部61は駆動軸41を残したままで駆動軸41から分離可能である。しかし、羽根部61が駆動軸41と分離して取り外し可能及び一体回転可能に結合であれば、上記構成に限定されず、図12に示すように羽根部本体17(羽根部61)が駆動軸41の外周に取り付けられる他の構成であってもよい。以下では、図12の構成を説明するが、上記実施形態と同様の構成は説明を省略するか簡略化する。
スプライン結合部120bは、駆動軸41の外周面と羽根部61の内周面とをスプライン結合させて駆動軸41と羽根部61とを一体回転させる機構である。スプライン結合部120bの詳細については、上記実施形態と同様の構成である。
また、駆動ギア101から第2軸受部90側(右から左側)に向かう第2スラスト力は、カラー151により受け止められる。つまり、第2スラスト力は、カラー151に伝わり、第2軸受部90及びダブルナット91に伝わることで受け止められる。
しかし、駆動軸41を駆動機構Vに取り付けたまま羽根部61を駆動軸41から分離できればよく、羽根部61と駆動軸41との分離位置は、第1側板35に対応する部分に限定されない。例えば、図13に示すように、羽根部61と駆動軸41との分離位置は、混合槽13、第1側板35及び第2側板37の外部であってもよい。
図13では、一例として、羽根部61の第1小径部65と駆動軸41の受入端部45とが、駆動ギア101に対して左側近傍で且つ第1側板ユニット150の右側近傍において、結合機構120により結合される構成を示す。この結合機構120が設けられた部分において、羽根部61は駆動軸41から分離可能である。羽根部61と駆動軸41との分離位置が異なるのみでその他の構成は上記実施形態と同様である。
13 :混合槽
15 :羽根
15a :羽根
15b :羽根
16 :空間
17 :羽根部本体
17a :外周面
18 :混練材料
19 :加圧蓋
21 :蓋支持部
23 :駆動シリンダ
31 :混合槽胴部
31a :胴部本体
31b :フランジ
31c :フランジ
35 :第1側板
35a :側板本体
35b :係止部
35c :フランジ
35d :胴部側壁
35e :開口
37 :第2側板
37a :側板本体
37b :係止部
37c :フランジ
37d :胴部側壁
37e :開口
40 :ロータ軸
40a :駆動側ロータ軸
40b :従動側ロータ軸
41 :駆動軸
43 :駆動軸本体
45 :受入端部
47 :受入凹部
49 :メカニカルシール
51 :キー
51a :キー溝
52 :キー
52a :キー溝
53 :キー
55 :オイルシール
57 :空間
58 :空間
58a :隙間
59 :オイルシール
61 :羽根部
65 :第1小径部
66 :第2小径部
66a :第2先端小径部
66b :第2中間小径部
67 :雄ネジ部
70 :オイルシール
71 :空間
72 :空間
73 :オイルシール
80 :第1軸受部
83 :ベアリング
83a :端部
83b :端部
83c :端部
83d :端部
86 :係止段部
87 :第1支持部
88 :カラー
89 :第2支持部
89a :側板受け部
89b :ベアリング受部
90 :第2軸受部
91 :ダブルナット
93 :ベアリング
93a :端部
93b :端部
93c :端部
93d :端部
95 :カラー
96 :係止段部
97 :第1支持部
99 :第2支持部
99a :側板受け部
99b :角部
100 :ギア機構
101 :駆動ギア
101a :挿通孔
102a :ナット
102b :ナット
103 :従動ギア
103a :挿通孔
105 :カップリング
105a :挿通孔
105b :大径部
106 :出力軸
106a :キー溝
107 :減速機
108 :ベルト
109 :モータ
111 :外周端部
111a :溝
111α :外周端部
111β :外周端部
113 :受止め部
120 :結合機構
120a :嵌合部
120a1 :外周環状面
120a2 :内周環状面
120b :スプライン結合部
131 :ナット
133 :ナット
150 :第1側板ユニット
160 :第2側板ユニット
A :軸心
S :スペース
V :駆動機構
X :加圧機構
Y :排出機構
Claims (12)
- 混練材料を収容する混合槽と、
ロータ軸を回転駆動する駆動機構とを備え、
前記ロータ軸は、前記駆動機構により駆動される駆動軸と、前記混合槽内の前記混練材料を混練する羽根部とを有し、
前記羽根部と前記駆動軸とを一体回転可能に結合する結合機構と、
前記混合槽内に混練材料を貯留したまま混練し、前記混合槽内の混練材料の混練が完了すると、当該混練材料を前記混合槽から排出する排出機構と、を備え、
前記羽根部は、前記駆動軸から分離可能に構成されている、バッチ式の混練機。 - 前記排出機構は、前記混合槽内の混練材料の混練が完了すると、前記混合槽を前記複数の前記ロータ軸の何れか一方の回転軸心を姿勢変更用の回転軸として反転または前記混合槽の下部のドアを開放させて、前記混合槽の外部に排出するように構成されている、請求項1に記載のバッチ式の混練機。
- 前記結合機構は、前記駆動軸に対して前記羽根部を前記ロータ軸の軸心方向に沿って結合させる機構である、請求項1又は2に記載のバッチ式の混練機。
- 前記結合機構は、スプライン結合部を有する、請求項1〜3の何れか一項に記載のバッチ式の混練機。
- 前記結合機構は、前記ロータ軸の軸心方向に沿って前記スプライン結合部に隣接し、前記駆動軸の環状面と前記羽根部の環状面とが嵌合する嵌合部をさらに有する、請求項4に記載のバッチ式の混練機。
- 前記駆動軸に、第1受止め部が前記結合機構に対して径方向外方側に設けられており、
前記第1受止め部は、前記ロータ軸の軸心方向における前記羽根部の前記駆動機構側への移動を受止める、請求項1〜5の何れか一項に記載のバッチ式の混練機。 - 前記羽根部の前記駆動機構側とは反対側の端部を支持する第2受止め部が設けられており、
前記第2受止め部は、前記ロータ軸の軸心方向における前記羽根部の前記駆動機構側とは反対側への移動を受け止める、請求項6に記載のバッチ式の混練機。 - 前記羽根部は、少なくとも第1羽根及び第2羽根を備え、前記第1羽根と前記第2羽根とは、前記ロータ軸の軸心方向に対する捩れ方向が異なる、請求項1〜7の何れか一項に記載のバッチ式の混練機。
- 前記混合槽において、前記ロータ軸の軸心方向における前記駆動機構側に連結される第1側板と、
前記混合槽において、前記駆動機構とは反対側に連結される第2側板と、
をさらに備え、
前記ロータ軸は、前記第1側板、前記混合槽及び前記第2側板を貫通しており、
前記第2側板は前記混合槽から分離可能、又は、前記第2側板及び前記混合槽は前記第1側板から分離可能である、請求項1〜8の何れか一項に記載のバッチ式の混練機。 - 前記ロータ軸の前記駆動機構側の端部を支持する第1軸受部と、
前記ロータ軸の前記駆動機構とは反対側の端部を支持する第2軸受部と、
をさらに備え、
前記第2軸受部及び前記第2側板を有する第2側板ユニットは、一体として前記混合槽から分離可能である、請求項9に記載のバッチ式の混練機。 - 請求項1〜10の何れか一項に記載のバッチ式の混練機に用いられる羽根部。
- 請求項1〜10の何れか一項に記載のバッチ式の混練機における羽根部の交換方法であって、
前記駆動軸を残した状態で、前記羽根部を分離する、羽根部の交換方法。
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