JPH0643058B2 - 二軸混練機の駆動装置 - Google Patents

二軸混練機の駆動装置

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JPH0643058B2
JPH0643058B2 JP11935690A JP11935690A JPH0643058B2 JP H0643058 B2 JPH0643058 B2 JP H0643058B2 JP 11935690 A JP11935690 A JP 11935690A JP 11935690 A JP11935690 A JP 11935690A JP H0643058 B2 JPH0643058 B2 JP H0643058B2
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JP
Japan
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rotor
drive shaft
bearing
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kneading
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浩司 上田
一芳 伊牟田
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、二軸混練機の駆動装置に関するものである。
(従来の技術) プラスチック、ゴム等の各種高分子材料や可塑性材料の
混練を行なう際に用いる混練機には、シリンダ本体の混
練室内に、異方向に回転するロータを平行に配置した二
軸混練機がある。
この二軸混練機は、従来、第4図及び第5図に示すよう
に構成されている。即ち、第4図及び第5図において、
1は内部に混練室2を有するシリンダ本体で、軸心方向
に複数個の分割体3により構成されると共に、両端に軸
受ボックス4,5が取付けられている。シリンダ本体1と
軸受ボックス4は軸方向に着脱自在に取付けられてい
る。6は異方向に回転する2本のロータであって、シリ
ンダ本体1の混練室2内に平行に配置されている。各ロ
ータ6にはスクリュー部7と混練翼8とが設けられると
共に、一端に駆動軸9が、他端に軸10が夫々一体に形成
されている。そして、各駆動軸9は夫々2個の軸受11を
介して軸受ボックス4に回転自在に支持され、また各軸
10は軸受12を介して軸受ボックス5に回転自在に支持さ
れており各軸10と軸受12は軸方向に着脱自在な構造とな
っている。なお、各駆動軸9は図外のギャーを介してモ
ータにより駆動されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような混練翼8を有するロータ6の場合、混練時
にロータ6に曲げ応力が発生する。しかし、この曲げ荷
重をロータ6とシリンダ本体1の内壁との接触で持たせ
ることはできず、これがこの種のロータ6を使用する二
軸混練機の宿命である。
つまり前述の如く各ロータ6を両端部で軸受11,12によ
り支持する両端支持構造を採っている。
しかし、両端支持構造を採った場合、従来はロータ6が
駆動軸9を一体に備えているため、次のような課題があ
る。即ち、ロータ6の補修(摩耗部分等)や交換(混練
タイプの異なるものの交換、若しくは寿命がつきたと
き)に際しては、シリンダ本体1及び軸受ボックス5を
軸受ボックス4と切り離し軸方向に移動させて(この
時、軸10と軸受12の結合も軸方向に解放される)混練室
2を開放し、ロータ6を完全に露出させた上で、軸受11
を付けたままで上下に二つ割り状の軸受ボックス4から
取外す必要がある。そのため作業自体が非常に大変であ
り、またカップリング32の芯出し等の高度の熟練を要し
ていた。
本発明は、かかる点に鑑み、両端支持の機能を失うこと
なく、ロータ本体を簡単に補修・交換できるようにする
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、シリンダ本体1の混練室2内に平行に配置さ
れたロータ6の一端の駆動軸9が、シリンダ本体1に取
付けられた軸受ボックス4に軸受11を介して回転自在に
支持されると共に、ロータ6の他端が軸受12を介してシ
リンダ本体1側に回転自在に支持された二軸混練機にお
いて、 各ロータ6がロータ本体13と駆動軸9とに分割され、こ
れらロータ本体13及び駆動軸9の対向端部に、互いにス
プライン嵌合するスプライン嵌合部14と、このスプライ
ン嵌合部14の軸心方向両側のストレート嵌合部15,16と
が設けられものである。
(作用) ロータ本体13と駆動軸9とを分割し、スプライン嵌合部
14を介して駆動軸9によりロータ本体13を駆動するよう
にしているため、ロータ本体13の補修・点検時には、こ
のスプライン嵌合部14を外せば良く、面倒な軸受11部分
を支持する軸受ボックス4を分解する必要がない。
またスプライン嵌合部14の軸心方向両側にストレート嵌
合部15,16があるため、ロータ本体13と駆動軸9とを分
離しているにも拘わらず、ロータに加わる曲げ荷重をス
トレート嵌合部15,16にて支持、伝達出来るので、ロー
タ6の両端支持も確保できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図乃至第3図において、各ロータ6はロータ本体13
と駆動軸9とに分割されている。そして、これらロータ
本体13及び駆動軸9の対向端部は、スプライン嵌合部14
と、このスプライン嵌合部14の軸心方向両側のストレー
ト嵌合部15,16を介して嵌脱自在に連結されている。即
ち、各ロータ本体13の一端には、有底状の筒状部17が一
体に設けられ、この筒状部17内には、第3図に示すよう
に、小径のストレート孔18、中径のスプライン孔19及び
大径のストレート孔20が内部から順次形成されている。
一方、駆動軸9には、小径のストレート孔18に嵌合する
小径のストレート軸部21、中径のスプライン孔19に嵌合
する中径のスプライン軸部22、大径のストレート孔20に
嵌合する大径のストレート軸部23が夫々軸方向に一体に
設けられている。またロータ本体13の筒状部17は、軸受
ボックス4にボルト24で固定されたケース25内に嵌脱自
在に遊嵌されかつシールされている。ケース25はシリン
ダ本体1の凹部26内に嵌込まれている。27はストッパー
で、筒状部17の周溝28に対して嵌脱自在であり、混練室
2を開放する際にロータ本体13が抜けないように、ボル
ト29でケース25に取付けて使用するためのものである。
なお、30はスラスト荷重受け部で、駆動軸9の端面に形
成されている。
上記構成において、混練機の運転時には各駆動軸9から
スプライン嵌合部14を介して各ロータ本体13にトルクを
伝達し、各ロータ本体13を軸心廻りに回転させる。この
時、各ロータ本体13に曲げ荷重がかかるが、これはスプ
ライン嵌合部14の両側のストレート嵌合部15,16で受け
る。従って、ロータ6を確実に軸受11,12により両端支
持できる。また、被混練物から混練翼8及びスクリュー
部7を介してロータ本体13にかかるスラスト荷重は、ス
ラスト荷重受け部30で受ける。
清掃時等で混練室2を開放する際には、ストッパー27を
ボルト29でケース25に固定し、各ロータ本体13が抜けな
いように係止しておく。なお、運転中は軸端のバネによ
る圧力と、被混練物によるスラスト力とが働くので、ス
トッパー27は不要である。
ロータ本体13の補修、交換の際には、ロック部材31によ
るシリンダ本体1と軸受ボックス4との結合を解除し、
シリンダ本体1と軸受ボックス4とを分離する。この
時、各ロータ本体13と各駆動軸9とが分割されているの
で、軸受ボックス4の軸受部分を分解する必要がなく、
簡単にロータ交換ができる。
また、各ロータ本体13を予備ロータと交換する際、それ
には、軸受部分が不要であり、コンパクト化によるコス
トの低減が可能である。更に軸受ボックス4側のオイル
シール等は交換が容易になり、切断しなくても取付けが
可能となる。
なお、本実施例は、スクリュ部7と混練翼部8が軸方向
に2段に配置された構造の混練機であるが(第1図)ス
クリュ部7と混練翼8が各1ケずつの1段構造のもの、
あるいは、スクリュ部7混練部8、スクリュ部7が軸方
向に配置された構造の混練機においても適用できること
は言うまでもない。
(発明の効果) 本発明によれば、各ロータ6がロータ本体13と駆動軸9
とに分割され、これらロータ本体13及び駆動軸9の対向
端部に、互いにスプライン嵌合するスプライン嵌合部14
と、このスプライン嵌合部14の軸心方向両側のストレー
ト嵌合部15,16とが設けられているので、従来に比べて
ロータ本体13を簡単に補修・交換できると共に、両端支
持の機能を失うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部切欠き平面図、第
2図は同第1図のII-II矢視図、第3図は同嵌合部の一
部切欠き側面図、第4図は従来例を示す一部切欠き平面
図、第5図は同第4図のV−V矢視図である。 1……シリンダ本体、2……混練室、4……軸受ボック
ス、6……ロータ、9……駆動軸、11,12……軸受、13
……ロータ本体、14……スプライン嵌合部、15,16……
ストレート嵌合部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ本体(1)の混練機(2)内に平行に配
    置されたロータ(6)の一端の駆動軸(9)が、シリンダ本体
    (1)に取付けられた軸受ボックス(4)に軸受(11)を介して
    回転自在に支持されると共に、ロータ(6)の他端が軸受
    (12)を介してシリンダ本体(1)側に回転自在に支持され
    た二軸混練機において、 各ロータ(6)がロータ本体(13)と駆動軸(9)とに分割さ
    れ、これらロータ本体(13)及び駆動軸(9)の対向端部
    に、互いにスプライン嵌合するスプライン嵌合部(14)
    と、このスプライン嵌合部(14)の軸心方向両側のストレ
    ート嵌合部(15)(16)とが設けられたことを特徴とする二
    軸混練機の駆動装置。
JP11935690A 1990-05-08 1990-05-08 二軸混練機の駆動装置 Expired - Fee Related JPH0643058B2 (ja)

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