JP4313332B2 - 混練機 - Google Patents

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Description

本発明は、混練機に関し、特に混練済み材料を排出する際に混合槽を反転させる混合槽反転機構の改良に関するものである。
従来、混練機60は、図4に示すように、混合槽3内に2本のロータ2、2が配設され、互いに内側に回転するようにし、かつ混練材料が常に混合槽3の内側(中央側)に移送されるようにロータ2にねじれを加えたロータ翼22(ねじれ翼)を形成している。
また、密閉式混練機の場合には、混合槽3の上部に加圧蓋(図示省略)が配設されている。
そして、この種の混練機60を用いた混練材料の混練は、ロータ2、2の回転によって行い、混練済み材料は、混合槽3を、混合槽反転機構70によって反転させて、外部に排出する。
この混合槽反転機構70は、混合槽3の側面から延設される側板31に、ボルト等の固定手段で固定された中空円筒状のハウジング71と、該ハウジング71の端部に取り付けられた歯車72と、該歯車72に噛合する円筒状のウォームギヤ73とからなる。ウォームギヤ73は、油圧モータや電動機等、ロータ2、2を回転させるための駆動装置とは別の駆動装置(図示省略)に連結されている。
ハウジング71は、外周面を摺動可能に台座74に嵌入し、内周面には、軸受け8を介してロータ2のロータ軸21を回動自在に嵌入する。ハウジング71内に嵌入するロータ軸21は、駆動側のロータ2の、ロータ軸21を回転させるための駆動機構(図示省略)に連結される側(図4に示す右側)とは逆側に配設する。
上記構成において、混練材料の混練時には、ウォームギヤ73は停止した状態で、ロータ2、2を回転させ、混練材料を混練する。そして、混練済み材料を外部に排出するときは、ロータ2、2の回転を停止させ、ウォームギヤ73を回転させることによって歯車72を回転させ、ハウジング71を介し、混合槽3を、図5に示す、一点破線の位置まで反転させ、混練済みの材料を外部に排出する。
しかしながら、従来の混練機では、混合槽を反転させるために、ロータを回転させるための駆動装置とは別の駆動装置を用意し、混合槽の端部に、大がかりな混合槽反転機構を配設する必要があり、装置が大型化し、設備費が高騰するといった問題があった(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−91809号公報
本発明は、上記従来の混練機が有する問題点に鑑み、混合槽の反転用に用いる駆動装置を、ロータ回転用の駆動装置と共用し、混練機のコンパクト化とコストダウンを図ることができる混練機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の混練機は、混練材料を収容する混合槽と、該混合槽に収容された混練材料を混練する並列した2本のロータと、ロータを回転させるための駆動装置とを備え、前記ロータの一方のロータ軸を中心に、前記混合槽を混合槽反転機構によって反転させて、混練済み材料を排出する混練機において、ロータ軸の正逆の回転力を合槽反転機構に伝達する、前記ロータ軸に沿って摺動操作されるロータ軸の正逆の回転力を伝達可能な伝達部材と、混合槽の側板に前記ロータ軸と同心状に設けた、前記伝達部材を摺動操作することによって伝達部材に噛合して従動する従動部材とからなる伝達機構を配設したことを特徴とする。
本発明の混練機によれば、混練済み材料の排出の際に、ロータ軸の回転力を利用し、ロータ軸の正逆の回転力を伝達部材によって混合槽に配設した混合槽反転機構の従動部材に簡易に伝達することによって、混合槽を反転させるから、混合槽の反転に別途専用の駆動装置を設ける必要がなく混練機をコンパクトに、かつ、低コストに製作することができる。
以下、本発明の混練機の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明の混練機の一実施例を示す。
この混練機1は、混練材料を収容する断面が繭形をした混合槽3と、該混合槽3に収容された混練材料を混練する並列した2本のロータ2、2と、該ロータ2、2を回転させるための駆動装置(図示省略)と、混練材料の排出時に混合槽3を反転させるための混合槽反転機構4と、駆動側のロータ軸21の回転力を、前記混合槽反転機構4に伝達するための伝達機構5とを備える。
混合槽3の対向する側壁11間には、ロータ翼22の回転軌跡の外周縁に添うように繭形に成形した周壁12が配設されており、これにより、混合槽1の断面形状を繭形にし、側壁11と周壁12とでチャンバーを形成している。
周壁12は、2本の並列するロータ2の、ロータ翼22の外周面のうち、その底部となる部分と側部となる部分とを囲むように繭形に形成されているが、周壁12の上部は解放されていて、この解放された開口部に、混練する材料によっては加圧蓋(図示省略)が配設されている。
ロータ2は、従来例と同様、混合槽3の側壁11を貫通させて2本のロータ軸21を平行に配設し、かつそれぞれ内側に回転するように、1つの駆動装置で回転させるときには歯車で噛合して連結し、それぞれを独立駆動させるときには単独の駆動装置で回転可能に支持するとともに、この各ロータ軸21に、ロータ軸21の一端から他端側に向けてロータ軸21の略中央までの間に亘って、ねじれを加えたロータ翼22を一体に形成している。
そして、両ロータ2は、ロータ翼22が回転方向に互いに90°或いは任意の角度に位相をずらせた状態で、駆動装置(図示省略)により両ロータ2が同速度で、或いは異速度で、回転するようになっている。
混合槽反転機構4は、従来例と同様、混合槽3の側面から延設される側板31に、ボルト等の固定手段で固定された中空円筒状のハウジング41からなる。
ハウジング41は、外周面を摺動可能に台座42に嵌入し、内周面には、軸受け8を介してロータ2のロータ軸21を回動自在に嵌入する。ハウジング41内に嵌入するロータ軸21は、駆動側のロータ軸21の、ロータ軸21を回転させる駆動機構(図示省略)に連結される側(図4に示す右側)とは逆側に配設する。
伝達機構5は、前記混合槽反転機構4の、ハウジング41の固定端とは逆の端部に、ボルト等の固定手段で、ハウジング41と同心に取り付けた従動部材52と、駆動側のロータ軸21に、キー55を介して、ロータ軸21の回転力を伝達可能に、かつ、ロータ軸21周面を摺動可能に取り付けた伝達部材51とからなる。伝達部材51とロータ軸21との連結は、キー55を用いるほか、ロータ軸21上の伝達部材51の摺動範囲をスプライン軸としたり、角軸(四角軸、六角軸)としてもよい。
伝達部材51は、図に示すように、摺動筒51cの一端に鍔部51bを形成し、他端部に外歯車G1を形成する。
従動部材52は、中空の円盤部材からなり、内周面に、前記外歯車G1に噛合する内歯車G2を形成する。
そして、伝達部材51の鍔部51bを、移動部材53の二股部53aで挟持し、シリンダ或いはレバーなどの移動機構54によって、移動部材53をロータ軸21の軸芯方向へ移動させる。これにより、伝達部材51を、ロータ軸21周面を伝って軸芯方向に摺動し、従動部材52に噛合させることができる。
また、伝達部材51と従動部材52は、両者でいわゆるクラッチを構成してもよい。
かくして、本実施例の混練機1は、通常の混練作業の際には、図2(a)に示すように伝達部材51と、従動部材52とを離反させておき、ロータ軸21が回転し、ロータ翼22によって混練材料は混練されるも、ロータ軸21の回転力が、混合槽3の側面に設けた混合槽反転機構4に伝わることはない。また、鍔部51bと、移動部材53の二股部53aとは、図2(a)に示すようにロータ軸21の軸方向には係合されるが、回転方向には縁切れされているからロータ軸21の回転に負荷をかけることもない。
そして、混練作業が終了し、混練済み材料を外部に排出するときは、ロータ2、2の回転を停止させ、移動機構54によって、移動部材53をロータ軸21の軸芯方向(図例右側)に移動させ、伝達部材51を、従動部材52に噛合させる。
伝達部材51と従動部材52が噛合した状態で、駆動装置(図示せず)を作動させてロータ軸21を、図3に示す矢符方向に回転させる。ロータ軸21と混合槽3とが一体化されているのでこれにより、ロータ軸21の回転力が、混合槽3に配設した混合槽反転機構4に伝達され、混合槽3を、図5に示す、一点破線の位置(材料排出位置)まで反転させる。
混合槽3が、材料排出位置にきたとき、ロータ軸21の回転を止め、固定部材(図示省略)によって混合槽3を、材料排出位置で固定する。
そして、伝達部材51と、従動部材52とを離反させ、ロータ軸21を回転させることによって混練済みの材料を外部に排出する。
混合槽3を元の姿勢に復元させるには上記と逆の手順を行う。復元後の混合槽の固定は任意でよい。
以上、本発明の混練機について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の混練機は、ロータ軸の回転力を混練材料の排出に際して混合槽を反転させるときに利用するという特性を有していることから、装置全体をコンパクト化することができ、設置場所の狭い場所においても、好適に用いることができる。
本発明の混練機の実施例を示す部分断面の正面図である。 同混練機の伝達機構を説明する部分断面の正面図で、(a)は混練時の位置を、(b)は混合槽反転時の位置を、それぞれ示す。 伝達機構の側面図である。 従来の混練機を示す部分断面の正面図である。 図1及び図4のX−X断面図である。
1 混練機
2 ロータ
21 ロータ軸
22 ロータ翼
3 混合槽
4 混合槽反転機構
5 伝達機構
51 伝達部材
52 従動部材

Claims (1)

  1. 混練材料を収容する混合槽と、該混合槽に収容された混練材料を混練する並列した2本のロータと、ロータを回転させるための駆動装置とを備え、前記ロータの一方のロータ軸を中心に、前記混合槽を混合槽反転機構によって反転させて、混練済み材料を排出する混練機において、ロータ軸の正逆の回転力を合槽反転機構に伝達する、前記ロータ軸に沿って摺動操作されるロータ軸の正逆の回転力を伝達可能な伝達部材と、混合槽の側板に前記ロータ軸と同心状に設けた、前記伝達部材を摺動操作することによって伝達部材に噛合して従動する従動部材とからなる伝達機構を配設したことを特徴とする混練機。
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