JP2019076940A - 減圧装置 - Google Patents

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【課題】フィルタ部材の洗浄効果を向上させた減圧装置を提供すること。【解決手段】本発明に係る減圧装置は、鋳造装置に設置された金型のキャビティ内に留まっているガスを吸引し、吸引したガスを通過させるフィルタ部と、フィルタ部に通過させたガスを排気する排気部と、を備えることにより、キャビティ内を減圧する。また、減圧装置は、ガスをキャビティからフィルタ部に導く経路においてガスの流通を遮断する遮断部と、遮断部がガスの流通を遮断している場合に、フィルタ部に空気を送り込み、フィルタ部内の気圧を上昇させるエア圧送部と、フィルタ部内に留まっている油脂成分を排出する排出部と、をさらに備える。【選択図】図1

Description

本発明は減圧装置に関する。
金型のキャビティ内を真空ポンプによって減圧した状態で、アルミニウム等の溶融した金属を金型に供給して製品を形成する真空ダイカスト装置が広く使用されている。かかる真空ダイカスト装置において、真空ポンプはキャビティ内のガスを吸引することによりキャビティ内を減圧する。真空ポンプが吸引するキャビティ内のガスには、金型に塗布した離型剤などの油脂成分が含まれている。真空ダイカスト装置は、真空ポンプに油脂成分が付着することを防止するために、金型と真空ポンプとの間に、フィルタ部材を備えている。
特許文献1には、かかるフィルタ部材を洗浄する方法が提案されている。特許文献1に記載の真空ダイカスト装置は、内部にキャビティを含んだ金型を有するダイカストマシンに対し減圧経路を介して接続され、キャビティ内のガスを吸引する減圧部を備えている。また、減圧経路上におけるダイカストマシンと減圧部との間には、濾過部が設けられている。かかる真空ダイカスト装置の濾過部は、フィルタ部材に対し、キャビティから吸引されたガスが通過する方向と反対方向に気体を圧送して、フィルタ部材を洗浄する洗浄フィルタを有している。かかる真空ダイカスト装置は、このようなフィルタ部材を洗浄する手段により、フィルタ部材に付着した油脂成分を洗浄する。
特開2017−127899号公報
しかしながら、キャビティから吸引されたガスが通過する方向と反対方向に気体を圧送するのみでは、フィルタ部材に付着した油脂成分が充分に洗浄できるとはいえない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、フィルタ部材の洗浄効果を向上させた減圧装置を提供するものである。
本発明にかかる減圧装置は、
鋳造装置に設置された金型のキャビティ内に留まっているガスを吸引し、吸引した前記ガスを通過させるフィルタ部と、前記フィルタ部に通過させた前記ガスを排気する排気部と、を備えることにより、前記キャビティ内を減圧する減圧装置であって、
前記ガスを前記キャビティから前記フィルタ部に導く経路において前記ガスの流通を遮断する遮断部と、
前記遮断部が前記ガスの流通を遮断している場合に、前記フィルタ部に空気を送り込み、前記フィルタ部内の気圧を上昇させるエア圧送部と、
前記フィルタ部内に留まっている油脂成分を排出する排出部と、をさらに備えるものである。
このような構成により、前記キャビティから前記フィルタ部に導く経路を遮断した状態で、前記フィルタ部に空気を送り込み、前記フィルタ部内の気圧ないし気温を上昇させることにより、フィルタ部内に留まっている油脂成分の粘度を低下させ、より効率よく油脂成分を排出することが出来る。
本発明により、フィルタ部材の洗浄効果を向上させた減圧装置を提供することができる。
実施の形態にかかる減圧装置の概略構成を示す構成図である。 減圧装置がガスを排気する場合のフィルタ部周辺の状態を示す図である。 実施の形態にかかる減圧装置のフィルタ部の圧力変化の例を示すグラフである。 減圧装置がフィルタ部にエアを圧送している状態を示す図である。 減圧装置におけるフィルタ部の油脂排出状態を示す図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態1について説明する。
図1は、実施の形態にかかる減圧装置の概略構成を示す構成図である。鋳造装置900は、金型内に設けられたキャビティに溶融したアルミニウムなどの溶湯を流し込み、ダイカスト品を成形するための装置である。鋳造装置900は、いわゆる真空ダイカストによる成形を行う。真空ダイカストは、型締めしたキャビティ内のガスを排出することによりキャビティ内を減圧し、減圧したキャビティ内に溶湯を流し込む手法である。
減圧装置10は、鋳造装置900に接続し、金型のキャビティ内のガスを真空ポンプによって排出することでキャビティ内を減圧する装置である。また、減圧装置10は、減圧装置10が有しているフィルタ部を洗浄する機能を有している。減圧装置10は、第1遮断部20、フィルタ部100、第2遮断部30、排気部40、第3遮断部50、エア圧送部60、ドレン70を主な構成として備えている。減圧装置10は、温度計80と、圧力計90とを備えていてもよい。
第1遮断部20は、鋳造装置900と減圧装置10のフィルタ部100との接続部分において、ガスを流通させ、又はガスの流通を遮断する。第1遮断部20は、鋳造装置900のキャビティ内のガスをフィルタ部100に導く経路に設けられている。すなわち、例えば、第1遮断部20は、バルブであって、鋳造装置900と減圧装置10とを接続するパイプに設けられる。第1遮断部20は、鋳造装置900からフィルタ部100へのガスの流れを妨げず、且つ、フィルタ部100から鋳造装置900へのガスの逆流を止める逆止弁であってもよい。
フィルタ部100は、鋳造装置900のキャビティ内から吸引したガスを通過させることにより、ガスに含まれる油脂成分を取り除く。フィルタ部100を通過したガスは、第2遮断部30を経由して、排気部40から外部へ排気される。また、フィルタ部100は、取り除いた油脂成分をドレン70から排出する。さらに、フィルタ部は、第3遮断部50を介してエア圧送部60に接続している。
第2遮断部30は、フィルタ部100と、排気部40との間に設けられ、フィルタ部100と排気部40との間のガスを流通させ、又はガスの流通を遮断する。すなわち、例えば、第2遮断部30は、バルブであって、フィルタ部100と排気部40とを接続するパイプに設けられる。
排気部40は、鋳造装置900に設置された金型のキャビティ内のガスを吸引すると共に、吸引したガスを外部に排気する。排気部40は、いわゆる真空ポンプを主な構成として含んでいる。
第3遮断部50は、フィルタ部100と、エア圧送部60との間に設けられ、フィルタ部100とエア圧送部60との間のガスを流通させ、又はガスの流通を遮断する。すなわち、例えば、第3遮断部50は、バルブであって、フィルタ部100とエア圧送部60とを接続するパイプに設けられる。
エア圧送部60は、外気であるエアを取り込み、取り込んだエアを、開いている第3遮断部50を介してフィルタ部100に送り込む。すなわち、エア圧送部60は、エアコンプレッサを主な構成として含んでいる。
ドレン70は、フィルタ部100に接続し、フィルタ部100に溜まった油脂成分を含むガスを外部へ排出する。すなわち、例えば、ドレン70は、バルブであって、フィルタ部と外気とを接続する部分に設けられる。尚、ドレン70は、油脂成分を排出しやすいように、フィルタ部100の底部に接続するのが好ましい。
尚、上述したように、減圧装置10は、温度計80と、圧力計90とを備えていてもよい。図1に例示した温度計80は、フィルタ部100内の温度を測定する。フィルタ部100内の温度を測定することにより、減圧装置10は、フィルタ部100内のガスの状態を監視する機能を有していてもよい。あるいは、フィルタ部100内の温度を測定することにより、減圧装置10を操作する使用者は、フィルタ部100内のガスの状態を監視することが出来る。例えば、フィルタ部100内の温度を測定することにより、減圧装置10は、ガスに含まれる油脂成分が固体状か液体状かを判定する機能を有していてもよい。その場合、油脂成分が固体状か液体状かを判定することにより、減圧装置10は、フィルタ部100の洗浄を行う場合にドレン70を開くことを決定することができる。
圧力計90は、フィルタ部100と、第2遮断部30との間に設置され、内部に流通するガスの圧力を測定する。フィルタ部100と、第2遮断部30との間に流通するガスの圧力を測定することにより、減圧装置10は、フィルタ部100の圧力損失の変化を監視することが出来る。例えば、ガスの圧力を測定することにより、減圧装置10は、フィルタ部100の洗浄を行うことを決定する機能を有していてもよい。あるいは、減圧装置10を操作する使用者は、フィルタ部100の圧力損失の変化を監視することにより、フィルタ部100の洗浄を行うか否かを決定することが出来る。
次に、図2〜図5を参照しながら、減圧装置10の動作について説明する。
まず、図2を参照しながら、フィルタ部100の詳細及び減圧装置10がキャビティ内のガスを排気する場合の動作について説明する。図2は、減圧装置がガスを排気する場合のフィルタ部周辺の状態を示す図である。
以下に、フィルタ部の詳細について説明する。フィルタ部100は、第1通気口110、フィルタ室120、フィルタ部材130、第2通気口140、及び排出口150を有している。
第1通気口110は、第1遮断部20を経由して鋳造装置900から流れてくるガスをフィルタ室120に導くための通気口である。
フィルタ室120は、フィルタ部材130を設置するための室である。フィルタ室120は、フィルタ部材130により2つの空間に隔てられている。一方の空間は、第1通気口110と、排出口150とを有している。他方の空間は、第2通気口140を有している。
フィルタ部材130は、ガスを通過させ油脂成分を取り除くための部材である。フィルタ部材130は、例えば、網目状、繊維状、又は多孔質の金属等である。すなわち、フィルタ部材130は、ガスに含まれる油脂成分をフィルタ部材130自身に付着させると共に、油脂成分が除去されたガスを通過させる。
第2通気口140は、フィルタ部材130を通過したガスを排気する排気部40にガスを送り出す。また、第2通気口140は、エア圧送部60から送られてくるエアをフィルタ室120に導く。
排出口150は、フィルタ室120のガス及び油脂成分をフィルタ室120から排出するための穴である。排出口150は、ドレン70に接続している。尚、排出口150は、油脂成分を排出しやすいように、フィルタ部100の底部に設けるのが好ましい。すなわち、排出口150及びドレン70は、フィルタ部の油脂成分を外部へ排出する排出部である。
次に、減圧装置10がキャビティ内のガスを排気する場合の動作について説明する。
真空ダイカストを行う場合、鋳造装置900は、金型を閉じて閉じた空間であるキャビティを形成する。減圧装置10は、キャビティ内のガスを排出してキャビティ内を減圧する。キャビティ内の空間は、空気と、金型に塗布された離型剤や潤滑剤が含まれている。真空ダイカストを行うに際して、金型は予め設定された温度に暖められる。そのため、キャビティ内の空気は、離型剤や潤滑剤から揮発した油脂成分を含んだガスとなる。
キャビティ内のガスを排出するため、第1遮断部20及び第2遮断部30は、ガスの流通を妨げないように、いずれも開いた状態に設定される。また、第3遮断部50は、エア圧送部60とフィルタ部100とのガスの流通を遮断するために、閉じた状態に設定される。その上で、排気部40は、ポンプを起動させてキャビティ内のガスを吸引する。
排気部40が起動することにより、鋳造装置900のキャビティ内のガスが、フィルタ部100の第1通気口110からフィルタ室120に流入する。フィルタ室120に流入したガスは、油脂成分F0を含んでいる。フィルタ室120に流入したガスは、フィルタ部材130を通過する。フィルタ部材130を通過する際、ガスに含まれる油脂成分F0はフィルタ部材130に付着する。そして、油脂成分F0が除去されたガスは、フィルタ室120の第2通気口140から第2遮断部30を経由して排気部40に導かれる。排気部40に導かれたガスは、外部に排気される。
キャビティ内のガスが吸引されることにより、キャビティ内の圧力が予め設定された値を下回った場合、排気部40は動作を停止する。そして、鋳造装置900は、溶湯をキャビティに注入する。鋳造装置900は、キャビティに注入した溶湯を冷却し、金型を開き、溶湯が冷え固まることにより製造されたダイカスト品を取り出す。
このように、減圧装置10は、ダイカスト品を製造する際に、キャビティ内のガスを吸引して排気する。つまり、フィルタ部材130は、ダイカスト品を製造する度にガスから除去された油脂成分が付着する。したがって、真空ダイカストを繰り返すと、フィルタ部材130は、目詰まりを起こす。そして、フィルタ部100の圧力損失が大きくなる。その結果、減圧装置10の効率が低下し、キャビティ内のガスを十分に吸引することが困難となるおそれがある。そのため、減圧装置10は、フィルタ部材130を洗浄することができる構成となっている。
次に、図3を参照しながら、減圧装置10におけるフィルタ部材130を洗浄する際の条件について説明する。図3は、実施の形態にかかる減圧装置のフィルタ部の圧力変化の例を示すグラフである。
図3に示したグラフは、真空ダイカストを行う際のフィルタ室120内の気圧の変化を例示したものである。グラフの横軸は時間を示している。グラフの縦軸は、圧力を示している。2点鎖線で示した曲線p1は、減圧装置10が正常に動作している場合を示している。実線で示した曲線p2は、減圧装置10が正常に動作していない場合を示している。
まず、初期状態として、減圧装置10が起動する前は、フィルタ室120内の圧力は、圧力v0である。圧力v0は、鋳造装置900及び減圧装置10が設置されている場所における大気圧に等しい。
真空ダイカストを行うに際し、時刻t0において、減圧装置10は、排気部40を起動させる。排気部40を起動させることにより、フィルタ室120内の圧力は徐々に低下する。ここで示す例においては、正常な動作をしている減圧装置10は、時刻t1において、圧力v1以下になっている。つまり、正常な動作をしている減圧装置10は、予め設定された時間内に、予め設定された真空度を維持している。一方、正常な動作をしていない減圧装置10は、時刻t1において、圧力v1より高い値を示している。つまり、正常な動作をしていない減圧装置10は、予め設定された時間内に、予め設定された真空度を維持していない。すなわち、減圧装置10は、キャビティ内のガスを十分に吸引していないため、キャビティ内が充分に減圧されていない。
フィルタ部材130に油脂成分F0が付着し続けると、フィルタ部材130が目詰まりを起こし、フィルタ部100の圧力損失が大きくなる。すると、図3において説明したように、減圧装置10の効率が低下するおそれがある。つまり、減圧装置10は、フィルタ室120内の圧力を監視することにより、フィルタ部材130の洗浄を行うか否かを決定することができる。
次に、図4を参照しながら、フィルタ部材130から油脂成分を除去する状態について説明する。図4は、減圧装置がフィルタ部にエアを圧送している状態を示す図である。
減圧装置10は、フィルタ部材130を洗浄する場合、第1遮断部20及び第2遮断部30を閉じた状態にする。そして、減圧装置10は、第3遮断部50を開いた状態にする。その上で、減圧装置10は、エア圧送部60を起動させて、外気であるエアを取り込み、取り込んだエアを、開いている第3遮断部50を介してフィルタ部100に送り込む。
エア圧送部60がエアを送り込むことにより、フィルタ室120の気圧は、高くなる。フィルタ室120内の気圧が高くなることにより、フィルタ部材130に付着していた油脂成分F0の粘度は、低下する。粘度が低下することにより、油脂成分F0の排出は、容易になる。
また、エア圧送部60がエアを送り込むことにより、フィルタ室120の気圧は、高くなる。一定の容積を有するフィルタ室120の気圧が高くなると、ボイル・シャルルの法則により、フィルタ室120内の気体の温度は上昇する。フィルタ室120内の気温が上昇することにより、フィルタ部材130に付着している油脂成分F0の粘度は、低下する。粘度が低下することにより、油脂成分F0の排出は、容易になる。
このようにして粘度が低下すると、フィルタ部材130に付着していた油脂成分F0は、重力によりフィルタ室120の底部に流れ易くなる。尚、エア圧送部60がフィルタ室120にエアを送り込むことにより、油脂成分F0の粘度を低下させる場合に、油脂成分F0が固体状から液体状に変化する程度にエアを送り込むとよい。
次に、図5を参照しながら油脂成分F0を排出する動作について説明する。図5は、減圧装置におけるフィルタ部の油脂排出状態を示す図である。図4に説明したように、フィルタ室120にエアを送り込み、フィルタ室120の圧力が予め設定された値より高くなると、減圧装置10は、ドレン70を開いた状態にする。ドレン70が開くことにより、フィルタ室120のガス及び油脂成分F0は、排出口150を介してドレン70に導かれ、さらにフィルタ部100の外へ排出される。
尚、ドレン70は、例えば、予め設定された圧力になると開くように弾性部材により付勢されていてもよい。また、圧力計と連動し、フィルタ室120内の圧力が予め設定された値より高くなると、ソレノイド等により開く状態に操作される機構を有していてもよい。また、ドレン70は、フィルタ室120内の圧力に代えて、フィルタ室120内の気温に連動する機構を有していてもよい。
このように、キャビティからフィルタ部100に導く経路を遮断した状態で、フィルタ部100に空気を送り込み、フィルタ部100内の気圧ないし気温を上昇させることにより、フィルタ部100内に留まっている油脂成分F0の粘度を低下させ、より効率よく油脂成分を排出することが出来る。そのため、減圧装置10は、フィルタ部材130に付着していた油脂成分F0を効率よく排出し、フィルタ部材130を洗浄することができる。
以上に説明した本実施の形態により、フィルタ部材の洗浄効果を向上させた減圧装置を提供することができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 減圧装置
20 第1遮断部
30 第2遮断部
40 排気部
50 第3遮断部
60 エア圧送部
70 ドレン
80 温度計
90 圧力計
100 フィルタ部
110 第1通気口
120 フィルタ室
130 フィルタ部材
140 第2通気口
150 排出口
900 鋳造装置
F0 油脂成分

Claims (1)

  1. 鋳造装置に設置された金型のキャビティ内に留まっているガスを吸引し、吸引した前記ガスを通過させるフィルタ部と、前記フィルタ部に通過させた前記ガスを排気する排気部と、を備えることにより、前記キャビティ内を減圧する減圧装置であって、
    前記ガスを前記キャビティから前記フィルタ部に導く経路において前記ガスの流通を遮断する遮断部と、
    前記遮断部が前記ガスの流通を遮断している場合に、前記フィルタ部に空気を送り込み、前記フィルタ部内の気圧を上昇させるエア圧送部と、
    前記フィルタ部内に留まっている油脂成分を排出する排出部と、をさらに備える、減圧装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115138822A (zh) * 2021-03-29 2022-10-04 本田技研工业株式会社 铸造模具用抽气装置

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