JP2019076346A - 枕用クッション材 - Google Patents

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【課題】折り畳みやすく、破損が生じにくい枕用クッションを提供する。【解決手段】枕用クッションCは、上面1及び下面2に、ロール状に折り畳まれた際に中心側となる一端側から外周側となる他端側に向かう方向である巻き込み方向を横切る方向に延設され、第1側面5から第2側面6まで貫通する折り畳み用溝7を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、折り畳み可能な枕用クッションに関する。
従来、枕用のクッション材(以下、単に「枕用クッション」という。)として、持ち運びの利便性向上、収納時の省スペース化等を図るため、弾性を有する材料(例えば、ウレタン等)で直方体に形成され、使用者の頭部が載置される上面、又は、上面の反対側に位置する下面を巻き込むように丸めてロール状に折り畳み可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−021230号公報
ところで、一般に、枕用クッションを形成する材料としては、枕としての使用感を良好なものとするために、所定の通気性、硬度、反発弾性等を有するものが用いられる。そこで、特許文献1に記載の枕用クッションでは、通気性を有するオープンセル構造のウレタン等の高密度素材を材料として採用している。
しかし、そのような高密度素材で形成された枕用クッションは、折り畳むという行為については硬度及び反発弾性が高すぎてしまい、折り畳み時の抵抗が大きく、折り畳みにくいという問題があった。
また、枕用クッションは、その用途上、使用状態から収納状態への折り畳みと、収納状態から使用状態への展開とが、繰り返し行われる。そのため、枕用クッションの材料に十分な伸縮性がなかったり、材料が経年劣化によって硬化していたりした場合等には、枕用クッションに、折り畳み時に亀裂等の破損が生じてしまうおそれがあった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、折り畳みやすく、破損が生じにくい枕用クッションを提供することを目的とする。
本発明の枕用クッションは、
弾性を有する材料で直方体に形成され、使用者の頭部が載置される上面、又は、前記上面の反対側に位置する下面を巻き込むように丸めてロール状に折り畳み可能な枕用クッションであって、
前記上面及び前記下面に、ロール状に折り畳まれた際に中心側となる一端側から外周側となる他端側に向かう方向である巻き込み方向を横切る方向に延設され、一方の側面から他方の側面まで貫通する折り畳み用溝が形成されていることを特徴とする。
ここで、「直方体」とは、各面が矩形の平面として形成されたものに限定されるものではなく、枕用クッション材として一般的に用いられている形状が含まれるものとする。例えば、一部に窪みが設けられているもの、平面視又は側面視で台形のもの、上面が湾曲している形状のもの、上面に多数の突起が設けられたもの、側面と上面との境界部が連続的な曲面となっているもの等が含まれる。
このように、本発明の枕用クッションでは、折り畳み時に、ロールの中心側となる面では、折り畳み用溝の壁面同士が近づくように(すなわち、溝の口部が狭くなるように)移動できるようになっている。これにより、その移動距離の分だけ、折り畳み時にその面で発生する押し返す方向の力が低減されるので、折り畳み時の抵抗を抑制することができる。
一方、折り畳み時に、ロールの外側となる面では、折り畳み用溝の壁面同士が離れるように(すなわち、溝の口部が広がるように)移動できるようになっている。これにより、その移動距離の分だけ、折り畳み時にその面に対して加わる引っ張る方向の力が低減されるので、折り畳み時の抵抗を抑制するだけでなく、その面における亀裂等の破損の発生を抑制することができる。
また、この枕用クッションでは、上面及び下面に溝を形成しているので、上面から下面までの肉厚が、その溝周辺において薄くなる。これにより、枕用クッションの材料として通気可能な材料(例えば、ウレタン等)を採用した場合には、その肉厚の薄い部分で従来よりも通気が容易になされるようになる。その結果、使用時に使用者の頭部から発生する熱が拡散されやすくなるので、蒸れにくさの向上を図ることができる。
ところで、折り畳み用溝の壁面の移動は使用者が頭部を載置した際にも生じてしまうので、折り畳み用溝周辺の感触は、若干ながら他の部分とは異なるものとなる。そのため、折り畳み用溝を多数形成した場合、折り畳み溝の壁面同士の間隔が大きい場合等には、上面に使用者の頭部が載置された際に、使用者に違和感を覚えさせるおそれがある。
そこで、本発明の枕用クッションにおいては、
前記上面に、前記折り畳み用溝と、該折り畳み用溝に隣接する位置で、前記巻き込み方向を横切る方向に延設され、一方の側面から他方の側面まで貫通するクッション用溝が形成され、
前記クッション用溝は、口部周辺の壁面の少なくとも一方に、対向する他方の壁面に向かって突出する突条部を有し、
前記突条部と該突条部に対向する壁面との間隔は、前記クッション用溝の底部における対向する壁面同士の間隔よりも狭く、且つ、前記折り畳み用溝の対向する壁面同士の間隔の最小幅よりも狭いことが好ましい。
上記のように構成された枕用クッションの上面に使用者の頭部が載置されると、折り畳み用溝だけでなく、クッション用溝においても壁面の移動が生じる。
ここで、クッション用溝の口部周辺の壁面には、突条部が設けられており、その口部における間隔は、折り畳み用溝の対向する壁面同士の間隔の最小幅よりも狭く構成されている。そのため、突条部とその突条部に対向する壁面との当接、又は、突条部同士の当接により、クッション用溝における壁面の移動は、折り畳み用溝における壁面の移動よりも早い段階で抑制される。
そして、このクッション用溝と折り畳み用溝とは巻き込み方向で隣接して設けられているので、折り畳み用溝の壁面の移動(ひいては、その移動による感触の変化)も、クッション用溝の突条部による移動の抑制によって抑制される。
また、クッション用溝では、突条部の設けられている口部における間隔は、底部における対向する壁面同士の間隔よりも狭く構成されているので、突条部の下方は空隙となっている。そのため、その突条部は、対向する突条部又は壁面に当接した状態でも、上下に容易に移動可能となっている。
これにより、突条部と壁面が当接した状態、又は、突条部同士が当接した状態であっても、クッション用溝周辺では、上下方向の移動の容易さ(クッション性)が十分に確保される。
したがって、上記のように折り畳み用溝とともにクッション用溝を設ける構成とした場合には、折り畳み用溝を設けた場合であっても、使用者に違和感を覚えさせにくくすることができる。
また、本発明の枕用クッションにおいては、クッション用溝を設ける構成の場合、
前記巻き込み方向一端側の側面又は他端側の側面に、前記クッション用溝が形成されていることが好ましい。
使用者が頭部を載置した際に、枕用クッションの上面はある程度沈み込むことになる。このとき、枕用クッションの上面だけでなく、巻き込み方向の一端側の側面又は他端側の側面が、使用者の首部に接触することがある。
そこで、その一端側の側面又は他端側の側面にもクッション用溝を設けると、使用者の頭部に接触し得る部分(上面)と首部に接触する部分(一端部の側面又は他端部の側面)の感触が大きく変わってしまうことを抑制して、使用者に違和感を覚えさせにくくすることができる。
実施形態に係る枕用クッションの斜視図であり、図1Aは上方から見た斜視図、図1Bは下方から見た斜視図。 図1の枕用クッションの形状を示す図であり、図2Aは上面側から見た平面図、図2Bは下面側から見た底面図。 図1の枕用クッションの形状を示す図であり、図3Aは巻き込み方向に交わる方向から見た側面図、図3Bは収納状態で中心側になる一端側から見た図である正面図、図3Cは収納状態で外周側になる他端側から見た図である背面図。 図1の枕用クッションを折り畳みの説明図であり、図4Aは折り畳み途中の状態を示す側面図、図4は折り畳み完了の状態を示す側面図。 図1の枕用クッションを折り畳んだ状態における溝の周辺部の拡大図であり、図5Aは上面の折り畳み用溝の周辺部の拡大側面図、図5Bは上面のクッション用溝の周辺部の拡大側面図、図5Cは下面の折り畳み用溝の周辺部の拡大側面図。 図1の枕用クッションに使用者の頭部が載置された状態における上面の溝の周辺部の拡大図。
以下、図面を参照して、実施形態に係る枕用クッションCについて説明する。
なお、以下の説明においては、枕用クッションCをロール状に折り畳んだ際(図4参照)に、中心側となる端部が位置する側を「一端側」、外周側となる端部が位置する側を「他端側」という。また、使用者の頭部が載置される面を「上面」、上面の反対側に位置する面を「下面」という。
また、本実施形態では、本発明の枕用クッションの一例として、上面、一端側の側面及び他端側の側面が連続的な曲面となっている形状のものを用いている。しかし、本発発明の枕用クッションは、弾性を有する材料で直方体に形成されたものであればよく、そのような形状に限定されるものではない。
ここで、「直方体」とは、各面が矩形の平面として形成されたものに限定されるものではなく、枕用クッション材として一般的に用いられている形状が含まれるものとする。例えば、一部に窪みが設けられているもの、平面視又は側面視で台形のもの、上面が湾曲している形状のもの、上面に多数の突起が設けられたもの、側面と上面との境界部のみが連続的な曲面となっているもの等が含まれる。
まず、図1〜図3を参照して、枕用クッションCの形状について説明する。なお、図1〜図4に記載の矢印は、枕用クッションCをロール状に丸めて収納状態にする際に巻き込む方向である巻き込み方向を示す。また、図5に記載の矢印は、折り畳み時に加わる力の方向を示す。また、図6に記載の矢印は、使用時に加わる力の方向を示す。
図1に示すように、枕用クッションCは、略直方体に形成されている。具体的には、図2及び図3に示すように、枕用クッションCは、平面視で矩形であり、使用者の頭部が載置される上面1(図2A参照)と、平面視矩形であり、上面1の反対側に位置する下面2(図2B参照)と、上面1と下面2との間に設けられた4つの端面(図3参照)とで構成された略直方体形状に形成されている。
図1及び図3Aに示すように、上面1の中央の領域は、一端側(図3Aでは左側)の領域よりもわずかに下方に窪んだ形状となっている。また、上面1の他端側(図3Aでは右側)の領域は、一端側の領域よりも高くなるように突出した形状となっている(図1A参照)。使用時には、使用者の首部は、他端側の領域で支持される。一方、下面2は、使用時に設置容易となるように、平坦な形状となっている(図1B参照)。
図3に示すように、4つの端面は、ロール状に折り畳まれた(図4参照)際に中心側となる一端側に位置する一端側端面3と外周側となる他端側に位置する他端側端面4と、一端側端面3と他端側端面4との間に位置する一対の第1側面5及び第2側面6となっている。
図1及び図3Aに示すように、上面1と一端側端面3との境界部分、及び、上面1と他端側端面4との境界部分は、連続的な曲面となるように面取りされている。
図3Aに示すように、上面1には、3つの折り畳み用溝7と3つのクッション用溝8とが、巻き込み方向で略等間隔となるようにして交互に設けられている。
図1A及び図2Aに示すように、折り畳み用溝7及びクッション用溝8は、一端側から他端側に向かう方向である巻き込み方向(図中矢印で示した方向)を横切る方向に延設され、第1側面5から第2側面6まで貫通するように形成されている。
図3Aに示すように、折り畳み用溝7は、底面が湾曲し、対向する壁面が上下方向にまっすぐ延設された、いわゆるU字形状となっている。
また、クッション用溝8は、口部周辺の壁面に、対向する壁面に向かって突出する一対の突条部8aが設けられている。この突条部8a同士の間隔は、クッション用溝8の底部における対向する壁面同士の間隔よりも狭く、且つ、折り畳み用溝7の対向する壁面同士の間隔の最小幅よりも狭くなっている。
図2B及び図3Aに示すように、下面2には、下面2を略3等分するように、2つの折り畳み用溝7が設けられている。
図1及び図3Bに示すように、一端側端面3には、中央部に1つのクッション用溝8が設けられている。
図1及び図3Cに示すように、他端側端面4には、他端側端面4を略3等分するように、2つのクッション用溝8が設けられている。
このような直方体として形成された枕用クッションCは、その材料として通気性及び弾性を有するオープンセル構造のウレタンを採用している。
ところで、枕用クッションCでは、上述のように、上面1に折り畳み用溝7及びクッション用溝8を設けるとともに、下面2に折り畳み用溝7を設けている。そのため、上面1から下面2までの肉厚が、それらの溝周辺において薄くなっている。
これにより、その肉厚の薄い部分では、従来よりも通気が容易になされるようになっている。その結果、枕用クッションCでは、上面及び下面の両方に溝の設けられていない従来の枕用クッションに比べ、使用時に使用者の頭部から発生する熱が拡散されやすくなっており、ひいては、蒸れにくさが向上している。
次に、図4〜図6を参照して、枕用クッションCの折り畳みの際の状態、並びに、折り畳み用溝7及びクッション用溝8の状態について説明する。
図4Aに示すように、枕用クッションCを折り畳む際には、一端側端面3を持ち上げるようにして(すなわち、上面1を巻き込むようにして)丸める。これにより、図4Bに示すように、枕用クッションCは、ロール状に丸められた収納状態となる。この収納状態で、枕用クッションCは、円筒形のカバー(不図示)に収納される。
図5A及び図5Bに示すように、この折り畳み時に、ロールの中心側となる面である上面1では、その上面1に設けられた折り畳み用溝7の壁面同士、及び、クッション用溝8の壁面同士が近づくように(すなわち、溝の口部が狭くなるように)移動する。これにより、その移動距離の分だけ、折り畳み時に上面1で発生する押し返す方向の力が低減されるので、折り畳み時の抵抗が抑制される。
一方、図5Cに示すように、折り畳み時に、ロールの外側となる面では、折り畳み用溝7の壁面同士が離れるように(すなわち、溝の口部が広がるように)移動する。これにより、その移動距離の分だけ、折り畳み時に上面1に対して加わる引っ張る方向の力が低減されるので、折り畳み時の抵抗を抑制するだけでなく、上面1における亀裂等の破損の発生が抑制される。
ところで、図6Aに示すように、折り畳み用溝7の壁面の移動は使用者が頭部を載置した際にも生じてしまうので、上面1の折り畳み用溝7周辺の感触は、若干ながら他の部分とは異なるものとなる。そのため、上面1に折り畳み用溝7のみが形成されていると、使用者の頭部が載置された際に、使用者に違和感を覚えさせるおそれがある。
そこで、枕用クッションCでは、上面1には折り畳み用溝7だけではなく、クッション用溝8が設けられている。
図6Bに示すように、クッション用溝8においても、枕用クッションCの上面1に使用者の頭部が載置された際には、折り畳み用溝7と同様に、壁面の移動が生じる。
しかし、クッション用溝8の口部周辺の壁面には、突条部8aが設けられており、その口部における間隔(すなわち、クッション用溝8の壁面同士の間隔のうちの最小幅)は、折り畳み用溝7の対向する壁面同士の間隔の最小幅よりも狭く構成されている。そのため、突条部8a同士の当接により、クッション用溝8における壁面の移動は、折り畳み用溝7における壁面の移動よりも早い段階で抑制される。
そして、このクッション用溝8と折り畳み用溝7とは巻き込み方向で交互に設けられているので(すなわち、隣接して設けられているので)、折り畳み用溝7の壁面の移動(ひいては、その移動による感触の変化)も、クッション用溝8の突条部8aによる移動の抑制によって抑制される。
また、クッション用溝8では、突条部8aの設けられている口部における間隔は、底部における対向する壁面同士の間隔よりも狭く構成されているので、突条部8aの下方は空隙となっている。そのため、その突条部8aは、対向する突条部8aに当接した状態でも、上下に容易に移動可能となっている。
これにより、突条部8a同士が当接した状態であっても、クッション用溝8周辺では、上下方向の移動の容易さ(クッション性)が十分に確保される。
なお、枕用クッションCの一端側端面3及び他端側端面4には、折り畳み用溝7が設けられていない。これは一端側端面3及び他端側端面4の伸縮のしやすさは、上面1及び下面2の伸縮のしやすさに比べ、折り畳み時の抵抗に与える影響が小さいためである。
一方、一端側端面3及び他端側端面4には、クッション用溝8は設けられている。これは、使用者が頭部を載置した際に、枕用クッションCの上面1はある程度沈み込むことになるので、上面1だけでなく、一端側端面3及び他端側端面4の少なくとも一方にも、使用者の首部に接触することがあるためである。
これにより、枕用クッションCでは、一端側端面3及び他端側端面4にもクッション用溝8を設けて、使用者の頭部に接触し得る部分(上面1)と首部に接触する部分(一端側端面3及び他端側端面4)の感触が大きく変わってしまうことを抑制して、使用者に違和感を覚えさせにくくしている。
以上説明したように、枕用クッションCでは、上面1に折り畳み用溝7及びクッション用溝8を設けるだけでなく、下面2にも折り畳み用溝7を設けているので、折り畳み時の抵抗が抑制されるとともに、亀裂等の破損の発生が抑制されている。
また、枕用クッションCでは、上面1に3つの折り畳み用溝7と3つのクッション用溝8とが巻き込み方向で略等間隔となるようにして交互に設けられているので、折り畳み用溝7を設けたことによる感触の変化が抑制され、使用者が違和感を覚えにくい。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態においては、枕用クッションCを収納状態にする際には、上面1を巻き込むようにして、一端側端部3側から折り畳まれる。しかし。本発明の枕用クッションの折り畳み方はそのようなものに限定されるものではなく、下面を巻き込むようにして折り畳んでもよいし、他端側から(例えば、図1〜図4において矢印で示した巻き込み方向とは逆方向に)折り畳んでもよい。
また、上記実施形態においては、枕用クッションの上面1に3つの折り畳み用溝7及び3つのクッション用溝8を設けるとともに、下面2に2つの折り畳み用溝7を設け、それらを巻き込み方向で交互に配置している。しかし、本発明の枕用クッションにおける溝の数及び種類は、このような構成に限定されるものではない。
例えば、クッション用溝を省略してもよい。また、下面に1つだけ又は3つ以上の折り畳み溝を設けたり、上面に2つ以下又は4つ以上の折り畳み溝及びクッション用溝を設けたりしてもよい。
さらに、折り畳み用溝とクッション用溝とは隣接して設けられていればよいので、1つの折り畳み用溝を挟むようにして2つのクッション用溝を設けてもよいし、逆に2つの折り畳み用溝の間に1つのクッション用溝を設けてもよい。
また、上記実施形態においては、折り畳み用溝7をU字形状とし、クッション用溝8を口部周辺の壁部の両方に突条部8aを設けた形状としている。しかし、本発明の溝の形状はそのような構成に限定されるものではない。例えば、折り畳み用溝をV字形状やコの字形状としてもよい。クッション用溝の突条部を一方の壁部にのみ設けてもよい。
また、上記実施形態においては、枕用クッションCを形成する素材として、オープンセル構造のウレタンを採用している。しかし、本発明の枕用クッションの素材はそのようなウレタンに限定されるものではなく、弾性を有する材料であればよい。例えば、綿を押し固めたシート等であってもよい。
1…上面、2…下面、3…一端側端面、4…他端側端面、5…第1側面、6…第2側面、7…折り畳み用溝、8…クッション用溝、8a…突条部、C…枕用クッション。

Claims (3)

  1. 弾性を有する材料で直方体に形成され、使用者の頭部が載置される上面、又は、前記上面の反対側に位置する下面を巻き込むように丸めてロール状に折り畳み可能な枕用クッションであって、
    前記上面及び前記下面に、ロール状に折り畳まれた際に中心側となる一端側から外周側となる他端側に向かう方向である巻き込み方向を横切る方向に延設され、一方の側面から他方の側面まで貫通する折り畳み用溝が形成されていることを特徴とする枕用クッション。
  2. 請求項1に記載の枕用クッションにおいて、
    前記上面に、前記折り畳み用溝と、該折り畳み用溝に隣接する位置で、前記巻き込み方向を横切る方向に延設され、一方の側面から他方の側面まで貫通するクッション用溝が形成され、
    前記クッション用溝は、口部周辺の壁面の少なくとも一方に、対向する他方の壁面に向かって突出する突条部を有し、
    前記突条部と該突条部に対向する壁面との間隔は、前記クッション用溝の底部における対向する壁面同士の間隔よりも狭く、且つ、前記折り畳み用溝の対向する壁面同士の間隔の最小幅よりも狭いことを特徴とする枕用クッション。
  3. 請求項2に記載の枕用クッションにおいて、
    前記巻き込み方向一端側の側面又は他端側の側面に、前記クッション用溝が形成されていることを特徴とする枕用クッション。
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