JP5927022B2 - 電動ベッド用マットレス - Google Patents

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Description

本発明は、電動ベッドやリクライニングベッドに適用できるマットレスに関するものである。
従来、特開2001−327367号の少なくとも2層の発泡体層よりなるマットレスであって、第1の発泡体層の上表面に、複数の突部連続的に形成され、かつ、少なくとも1本の線に沿って突条部が形成され、第2の発泡体層の上表面に、前記1本の線と同方向に伸びる複数の突条部が形成され、かつ、この突条部間に形成される溝のうちの少なくとも1本が前記第1の発泡体層の突条部と重なり合うように構成され、この第1の発泡体層の突条部と第2の発泡体層の溝とが重なり合った線に沿ってマットレスが屈曲可能なようになされたマットレスはあった。
しかしながら、全体が発泡体層よりなるものであり、スプリングマットレスと比較した場合、へたり、型崩れが起きやすいクッション体となり、さらに電動ベッドの屈曲位置で曲がりやすくするために、溝を形成するものであるため、その部分の肉厚は薄くなり、耐久度に問題が生じていた。
一方スプリングマットレスにおいて、曲がりやすくする試みとして、特開2002-85203号の連続ばね体の隣接する上下面をヘリカル線により連結して矩形なスプリングシートを形成したものにおいて、電動ベッドの屈曲位置に対応する上面の一か所にヘリカル線除去部を形成し、その下面の二箇所にヘリカル線除去部を形成することにより、マットレスの屈曲部の上面の縮む側と下面の伸びる側で遊び部を作ることで、曲がりやすくするものはあった。
この場合、ヘリカル線除去部において、マットレスの屈曲時において、隣接する連続バネ体がフリーな状態であるため隣接する連続バネ間で絡み合ったりして、マットレスがフラットな状態になった際に、ヘリカル線除去部の連続バネ体が正常な位置に復帰せず、クッション性が損なわれるとともに、隣接する連続バネ同士が擦れ、音が発生しやすいという問題が生じていた。
特開2001−327367号公報 特開2002-85203号公報
電動ベッド用マットレスとして、ポケットコイルシートと発泡体による枠体を組み合わせることにより、曲がりやすく、耐久性のあるマットレスを提供することにある。
請求項1の発明は、発泡体枠(1)内に矩形に形成されたポケットコイルシート(2)を収容し、発泡体枠(1)とポケットコイルシート(2)の上下面に発泡体シート(3)を接着固定されたクッション体(4)全体をキルティング袋体(5)で被覆したものにおいて、該発泡体枠(1)の長手方向の電動ベッドの屈曲部に対応する位置に、縮む方向に力が働く側に大きな切込み溝(6)を一箇所と、伸びる方向に力が働く側に小さな切込み溝(7)(7’)・・・・を少なくとも二箇所を一組として設け、ポケットコイルシート(2)の上下外周に枠線を有していないことを特徴とする電動ベッド用マットレスである。
請求項2の発明は、上記発泡体シート(3)が、発泡体枠(1)の大きな切込み溝(6)及び
小さな切込み溝(7)に対応している位置で分離していることを特徴とする請求項1記載の電動ベッド用マットレスである。
本発明のものは、発泡体枠(1)が長手方向の電動ベッドの屈曲部に対応する位置に、縮む方向に力が働く位置に大きな切込み溝(6)を一箇所と、伸びる方向に力が働く側に小さな切込み溝(7)(7’)・・・・を少なくとも二箇所を一組として設けたことと、該発泡体枠(1)内に上下外周に枠線を有していないポケットコイルシート(2)を収容したものであることにより、発泡体枠(1)自体が電動ベッドの屈曲部で曲がりやすくなり、発泡体枠(1)内に収容された、ポケットコイルシート(2)は袋列内の個々の袋内にコイルスプリングが1個ずつ封入されており、袋列自体は、柔軟性があり、外周に枠線を有していないので、ポケットコイルシート(2)自体は、任意の箇所で屈曲しやすい構造となっており、マットレス全体として、電動ベッドの屈曲部で非常にフィットして曲がり、使用者にリクライニングの際に圧迫感を軽減するとともに、発泡体のみのクッション体に比較して、非常にへたりや型崩れしにくい耐久性に優れたものとる。
また、発泡体シート(3)が、発泡体枠(1)の大きな切込み溝(6)及び、小さな切込み溝(7)に対応している位置で分離していることで、より曲がりやすくなる。
図1は、一実施例における、内部構造を示すために一部を切り欠いた電動ベッド用マットレスの全体斜視図である。 図2は、電動ベッドのリクライニング時の一実施例における、キルティング袋体(5)の一部を切り欠いて示す側面図である。
電動ベッド用マットレスとして、発泡体枠(1)とポケットコイルシート(2)を組み合わせ、該発泡体枠(1)の長手方向の電動ベッドの屈曲部に対応する位置に、縮む方向に力が働く側に大きな切込み溝(6)を一箇所と、伸びる方向に力が働く側に小さな切込み溝(7)(7’)・・・・を少なくとも二箇所を一組として設けることで、リクライニングの際に電動ベッドフレームの屈曲に沿って曲がりやすいマットレスとした。
図1は、本発明の一実施例における、電動ベッド用マットレスの全体斜視図で内部構造を示すために一部を切り欠いて示したもので、発泡体枠(1)は、柔軟性、曲がりやすさを考慮して、軟質ウレタンフォームを使用したものであるが、特に限定するものではなく、別の発泡素材のものでもかまわない。
図1に示すように、キルティング袋体(5)は、表生地(12)と詰物(13)と裏地(14)を一体にキルティング加工してものである。
図2に示すように、電動ベッドが屈曲する際に、屈曲点A(9)、屈曲点B(10)、屈曲点C(11)において、載置されたマットレスに、屈曲点A(9)ではマットレスの上面側で矢印のように、縮む方向に力から働き、下面側では、伸びる方向に力が働く、屈曲点B(10)においても同様にマットレスの上面側で縮む方向に、下面側で伸びる方向に力が働く、一方屈曲点C(11)においては、逆にマットレス上面側で、伸びる方向に、下面側で縮む方向に力が働く。
電動ベッドの各屈曲点での力の働きに対応するように、図1に示すように、発泡体枠(1)の長手方向枠(8)の部分に電動ベッドの屈曲点A(9)に対応する箇所では、上側に大きな切込み溝(6)を1個、下側に小さな切込み溝(7)を2個設けているが、下側の切込み溝(7)についてはさらに小さな溝として、複数個設けたものでもかまわない。
電動ベッド屈曲点B(10)に対応する長手方向枠(8)(8’)の箇所においても同様に上側に大きな切込み溝(6)を1個、下側に小さな切込み溝(7)を2個設けている。
また、電動ベッド屈曲点C(11)に対応する長手方向枠(8)(8’)の箇所においては、逆に上側に小さな切込み溝(7)を2個、下側に大きな切込み溝(6)を1個設けている。
図1に示しているように、発泡体枠(1)内に収容しているポケットコイルシート(2)は不織布よりなる連続する袋列内にそれぞれコイルスプリングを封入してある、このコイルスプリングの形状としては、樽型のものが好ましい、該袋列同士をホットメルト接着することで、矩形なポケットコイルシート(2)に形成したものである。
通常ポケットコイルマットレスとして使用されるポケットコイルシートには型崩れを防止し、耐久性を持たすために、ポケットコイルシートの上下面外周に枠線を固定したものであるが、本実施例のものは、発泡体枠(1)内にポケットコイルシート(2)を収容するものなので、枠線を無くしても型崩れの心配がなく、ポケットコイルシート(2)自体に柔軟性があり、任意の箇所で曲がりやすい構造体となっている。
発泡体シート(3)は、発泡体枠(1)の大きな切込み溝(6)及び小さな切込み溝(7)に対応する位置で分離しているもので、ポケットコイルシート(2)と発泡体枠(1)の上下面に接着固定したものである。
発泡体枠(1)には切込み溝を有したものであるため、補強のために、周囲を不織布等の補強材を接着したものでもかまわない。
本発明のものは、屈曲部を有するソファーベッドやリクライニングチェアーのクッション構造体にも適用できる。
1 発泡体枠
2 ポケットコイルシート
3 発泡体シート
4 クッション体
5 キルティング袋体
6 大きな切込み溝
7 小さな切込み溝

Claims (2)

  1. 発泡体枠内に矩形に形成されたポケットコイルシートを収容し、発泡体枠とポケットコイルシートの上下面に発泡体シートを接着固定されたクッション体全体をキルティング袋体で被覆したものにおいて、該発泡体枠の長手方向の電動ベッドの屈曲部に対応する位置に、縮む方向に力が働く側に大きな切込み溝を一箇所と、伸びる方向に力が働く側に小さな切込み溝を少なくとも二箇所を一組として設け、ポケットコイルシートの外周上下に枠線を有していないことを特徴とする電動ベッド用マットレスである。
  2. 上記発泡体シートが、発泡体枠の大きな切込み溝及び小さな切込み溝に対応している位置で分離していることを特徴とする請求項1記載の電動ベッド用マットレスである。
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