JP2019075541A - 片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置 - Google Patents
片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019075541A JP2019075541A JP2018136724A JP2018136724A JP2019075541A JP 2019075541 A JP2019075541 A JP 2019075541A JP 2018136724 A JP2018136724 A JP 2018136724A JP 2018136724 A JP2018136724 A JP 2018136724A JP 2019075541 A JP2019075541 A JP 2019075541A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support bar
- square pipe
- cassette
- present
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/02—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/67—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/677—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations
- H01L21/67793—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations with orientating and positioning by means of a vibratory bowl or track
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/67—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/677—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations
- H01L21/67703—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations between different workstations
- H01L21/6773—Conveying cassettes, containers or carriers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/67—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
- H01L21/677—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations
- H01L21/67739—Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations into and out of processing chamber
- H01L21/67742—Mechanical parts of transfer devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Robotics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【課題】ディスプレイに用いられるガラス基板を安全に保管及び運搬する産業現場において振動の減衰に無駄に長引く時間を短縮することにより、作業効率の向上はもとより、生産力の増進に大きく寄与することができる片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造を提供する。【解決手段】カセット用サポートバーに用いられる所定の規格を有する四角パイプ10と、四角パイプの表面に接着される接着部材20と、四角パイプの片面と同じ大きさを有するものであって、前記接着部材20の表面に接着可能なように形成されるダンピングプレート30と、を備え、前記四角パイプ10の上面又は下面の表面に前記接着部材20の片面を貼り付け、前記接着部材20の表面に前記ダンピングプレート30を接着する。【選択図】図2
Description
本発明は、片持ち梁状のカセット用サポートバー(Bar)の振動減衰構造に係り、更に詳しくは、フラットパネルディスプレイの製造に用いられるガラス基板を安全に保管及び運搬するのに用いられるカセットに取り付けられるサポートバーの振動を減衰させて、作業時間の削減を図って生産力を増進させることのできる片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造に関する。
一般に、フラットパネルディスプレイの製造に用いられるガラス基板は、外部の僅かな衝撃にも損傷を受ける虞があるため、間隔をあけて収納し得る基板積載用カセットにより保管されたり運搬されたりする。
この種の前記カセットは、四角フレームを組み、フレームの一方の側に多数本の垂直バーを並べて立て、垂直バーには等間隔で複数の層のサポートバーが継合されて前記ガラス基板を積層するように形成される。
このようなタイプのカセットに設けられるサポートバーは、一方の側のみが支持される片持ち梁状であって、長さが1.5〜4.0m以上であり、外部の衝撃により振動が発生するが、特に、積載された基板を取り外すときに、過度な振動が発生すれば、使用可能な振幅(上下lmm以内)に減衰されるまで約30〜40秒かかるため、次の段階の作業が遅滞されてしまうという問題を抱えている。
上述した問題を解消するために、本出願人は、サポートバーを様々な素材から製作する実験を行ったが、満足のいく結果が得られなかった。このため、各物質(物体)には固有の振動数があるということに着目して、両物体の結合により固有振動数を打ち消すことができるものと判断して、様々な素材の四角パイプと、ダンピングプレート薄板及び前記両物質を貼り合わせるのに最も好適な物性を有する接着剤を選択するための研究を重ねた。
上述した問題を解消するための本発明の目的は、四角パイプと、接着部材及びダンピングプレートを備える片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造を提供することである。
本発明の他の目的は、カセット用サポートバーに用いられる所定の規格を有することを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造を提供することである。
本発明の更に他の目的は、四角パイプは、炭素繊維強化樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics;CFRP)、ガラス繊維強化樹脂(Glass Fiber Reinforced Plastics;GFRP)又はCFRP及びGFRPを積層して製作することを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造を提供することである。
本発明の更に他の目的は、四角パイプの一方の側の表面にダンピングプレートを接着するために構成されることを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造を提供することである。
本発明の更に他の目的は、ダンピングプレートは、四角パイプの片面と同じ大きさを有するものであって、接着部材の表面に接着可能なように形成されることを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造を提供することである。
本発明の更に他の目的は、ダンピングプレートは、四角パイプの材質と同種又は類似種の系統、すなわち、四角パイプがCFRP及びGFRPの混合素材、CFRP及びGFRPから製造されれば、ダンピングプレートは、GFRP又はCFRPを材質とする薄膜から形成して貼り合わせてなることを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造を提供することである。
発明の更に他の目的は、製作工程は、四角パイプの上面又は下面の表面に接着部材の片面を貼り付け、前記接着部材の表面に前記ダンピングプレートを接着し、四角パイプは、一方の側の端部にカセットの垂直バーに結合できるように支持端が形成され、前記支持端の両側にはボルト締め付けが行えるように支持孔が貫通して形成されることを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造を提供することである。
このような目的を達成するための本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造は、四角パイプと、接着部材及びダンピングプレートを備えることを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造の四角パイプは、カセット用サポートバーに用いられる所定の規格を有することを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造の四角パイプは、カセット用サポートバーに用いられる所定の規格を有することを特徴とする。
本発明の四角パイプは、炭素繊維強化樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics;CFRP)、ガラス繊維強化樹脂(Glass Fiber Reinforced Plastics;GFRP)又はCFRP及びGFRPを積層して製作することを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造の接着部材は、四角パイプの一方の側の表面にダンピングプレートを接着するために構成されることを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造のダンピングプレートは、四角パイプの片面と同じ大きさを有するものであって、接着部材の表面に接着可能なように形成されることを特徴とする。
本発明のダンピングプレートは、四角パイプの材質と同種又は類似種の系統、すなわち、四角パイプがCFRP及びGFRPの混合素材、CFRP及びGFRPから製造されれば、ダンピングプレートは、GFRP又はCFRPを材質とする薄膜から形成して貼り合わせてなることを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造の製作工程は、四角パイプの上面又は下面の表面に接着部材の片面を貼り付け、前記接着部材の表面に前記ダンピングプレートを接着し、四角パイプは、一方の側の端部にカセットの垂直バーに結合できるように支持端が形成され、前記支持端の両側にはボルト締め付けが行えるように支持孔が貫通して形成されることを特徴とする。
上述したように、本発明に係る片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造は、同じ素材又は異なる素材を貼り合わせて固有振動数を打ち消して10秒以内に基準値に達する片持ち梁状のカセットを製作することにより、製品の性能を向上させることで、製品の品質競争力を備えることができる。
また、本発明に係る片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造は、技術的な構成が簡単であり、しかも、製作し易いのに対し、その効果が非常に高いことから、フラットパネルディスプレイの製造に用いられるガラス基板を安全に保管及び運搬する産業現場において振動に伴い無駄に長引く時間を短縮することにより、作業効率の向上はもとより、生産力の増進に大きく寄与することができる。
本発明は、様々な変更を加えることができ、色々な実施形態を有することができるが、特定の実施形態を図面に例示し、これは、発明について詳細に説明するときに供される。
しかしながら、これは、本発明を特定の実施形態に限定する意図を有するものではなく、本発明の思想及び技術の範囲に含まれるあらゆる変更、均等物ないし代替物を含むものと理解されるべきである。
本発明に用いられた用語や単語は、単に特定の実施形態について説明するために用いられたものであり、本発明を限定しようとする意図を有するものではない。自分の発明を最良の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に踏まえて、本発明の技術的思想に沿う意味及び概念としてのみ解釈されるべきである。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバー(Bar)の振動減衰構造のカセット用サポートバーは、炭素繊維強化樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics;CFRP)、ガラス繊維強化樹脂(Glass Fiber Reinforced Plastics;GFRP)又はCFRP及びGFRPを積層して製作するが、これは、カセット5に片持ち梁状に結合されてディスプレイ用ガラス基板を運搬及び保管するのに用いられる。このような作業中に大型のガラス基板が取り外されれば、カセット用サポートバーには振動が発生することになる。過度な振動が発生すれば、使用可能な振幅(上下1mm以内)に減衰されるまで約30〜40秒かかるため、作業の待機時間が長くなる。
本発明者は、四角パイプ10の素材の多様化に工夫を凝らし、接着部材20もまた様々な範囲の接着強度を有するものを採用し、ダンピングプレート30の素材として前記四角パイプと同種又は異種の素材を適用する実験を通じて、振動の減衰後に停止される時間を所定の要求条件に符合させた。
本発明の具体的な特徴及び利点は、添付図面に基づく以下の説明からなお一層明らかになる筈である。
図1は、本発明に係るカセット用サポートバーの振動減衰構造の分解斜視図であり、図2は、本発明に係るカセット用サポートバーの振動減衰構造の組み合わせ状態の斜視図であり、図3は、従来のカセット用サポートバーの分解斜視図であり、図4は、カセット用サポートバーが組み付けられるカセットの一部を示す斜視図であり、図5は、本発明の<実験例1>の接着部材として用いられる3M社製の300LSE接着剤の接着強度を示す表である。
図1及び図2に示すように、本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造は、四角パイプ10と、接着部材20及びダンピングプレート30を備えてなる。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造の四角パイプ10は、カセット用サポートバーに用いられる所定の規格を有する。
このような本発明の四角パイプ10は、炭素繊維強化樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics;CFRP)、ガラス繊維強化樹脂(Glass Fiber Reinforced Plastics;GFRP)又はCFRP及びGFRPを積層して製作する
このような本発明の四角パイプ10は、1.5〜4.0mの長さを有し、主として上面及び下面の幅が高さよりも広い四角形状を呈しているが、先端部に向かって進むにつれて所定の割合で断面の高さを減らすテーパー状(t2→t1)の構造である場合もある(図3参照)。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造の接着部材20は、前記四角パイプ10の一方の側の表面にダンピングプレート30を接着するために構成される。
このような発明の接着部材20としては、接着強度が75〜126N/100mmの範囲のアクリル系の接着剤を用いることを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバー(Bar)の振動減衰構造のダンピングプレート30は、前記四角パイプ10の片面と同じ大きさを有するものであって、前記接着部材20の表面に接着可能なように形成される。
このような本発明のダンピングプレート30は、四角パイプ10の材質と同種又は類似種の系統、すなわち、四角パイプ10がCFRP及びGFRPの混合素材、CFRP及びGFRPから製造されれば、ダンピングプレート30は、GFRP又はCFRPを材質とする薄膜から形成して貼り合わせてなる。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造の製作工程は、前記四角パイプ10の上面又は下面の表面に前記接着部材20の片面を貼り付け、前記接着部材20の表面に前記ダンピングプレート30を接着してl次的に構成される。上述したようにしてl次的に製作された四角パイプ10は、一方の側の端部にカセット5の垂直バー51に結合可能なように支持端101が形成され、前記支持端101の両側にはボルト締め付けが行えるように支持孔102が貫通して形成される(図4参照)。
<実験例1>
1.実験計画
上述した工程により製作される本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰能を測定する実験を行う。
2.実験方法及びその結果
イ.本発明においては、カセット用サポートバーの四角パイプの素材を、1)CFRP及びGFRPが混合された素材、2)CFRP、3)GFRPの3種に分けて実験を行った。
ロ.四角パイプの長さは、ディスプレイ用ガラス基板が積載できるように3.4mにした。
ハ.ダンピングプレートの素材としては、1)金属、2)非鉄金属、3)GFRP、4)CFRPを用いた。
ニ.接着部材としては、アクリル系接着剤(3M社製、300LSE)を用いた(図5参照)。
前記それぞれの素材から上述した工程により製作されたカセット用サポートバーに振動を与え、振幅が1mm以内に達する時間を測定した。
1.実験計画
上述した工程により製作される本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰能を測定する実験を行う。
2.実験方法及びその結果
イ.本発明においては、カセット用サポートバーの四角パイプの素材を、1)CFRP及びGFRPが混合された素材、2)CFRP、3)GFRPの3種に分けて実験を行った。
ロ.四角パイプの長さは、ディスプレイ用ガラス基板が積載できるように3.4mにした。
ハ.ダンピングプレートの素材としては、1)金属、2)非鉄金属、3)GFRP、4)CFRPを用いた。
ニ.接着部材としては、アクリル系接着剤(3M社製、300LSE)を用いた(図5参照)。
前記それぞれの素材から上述した工程により製作されたカセット用サポートバーに振動を与え、振幅が1mm以内に達する時間を測定した。
前記[表1]から明らかなように、振動時間とは、振幅が1mm以内に達する時間を意味する。本実験は、四角パイプの素材を、ダンピングプレートの種類に応じて、1)CFRP及びGFRPを積層した素材、2)CFRP、3)GFRPとダンピングプレートの素材と同様にして実験を行ったとき、ダンピングプレートを貼り付けなかったか、或いは、金属及び非鉄金属を貼り合わせたとき、振動時間はそれぞれ40〜55及び10〜20秒であり、ダンピングプレートの材質をGFRP又はCFRPにして接着したとき、それぞれ8〜10及び3〜6秒であった。
前記実験の結果、振動減衰の要求条件を満たす素材として、CFRP及びGFRPを混合した素材、CFRP及びGFRP素材を採用した四角パイプに、GFRP製及びCFRP製のダンピングプレートをアクリル系接着剤で接着したときに、優れた結果が得られた。
このような本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造の製作工程をまとめると、次の通りである。
1.段取り工程
イ.四角パイプ
−素材:CFRP+GFRP、CFRP、GFRP
−長さ:3.4m
ロ.ダンピングプレート
−GFRP製又はCFRP製の薄板
ハ.接着部材
−接着強度が75〜126N/100mmの範囲のアクリル系の接着剤
2.貼り合わせ工程
イ.四角パイプの広幅の一方の側面に接着部材を貼り付ける。
ロ.接着部材を貼り付けた個所にダンピングプレート薄膜を貼り合わせる。
3.振動減衰の実験工程
イ.振動試験機(図示せず)で振動を与えて振動が減衰される時間を測定する。
1.段取り工程
イ.四角パイプ
−素材:CFRP+GFRP、CFRP、GFRP
−長さ:3.4m
ロ.ダンピングプレート
−GFRP製又はCFRP製の薄板
ハ.接着部材
−接着強度が75〜126N/100mmの範囲のアクリル系の接着剤
2.貼り合わせ工程
イ.四角パイプの広幅の一方の側面に接着部材を貼り付ける。
ロ.接着部材を貼り付けた個所にダンピングプレート薄膜を貼り合わせる。
3.振動減衰の実験工程
イ.振動試験機(図示せず)で振動を与えて振動が減衰される時間を測定する。
このような本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造は、次のような利点を有している。
まず、本発明に係る片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置は、同種の素材又は異種の素材を貼り合わせて固有振動数を打ち消して10秒以内に基準値に達する片持ち梁状のカセットを製作することにより、製品の性能を向上させることで、製品の品質競争力を備えることができる。
また、本発明に係る片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造は、技術的な構成が簡単であり、しかも、製作し易いのに対し、その効果が非常に高いことから、フラットパネルディスプレイの製造に用いられるガラス基板を安全に保管及び運搬する産業現場において振動に伴い無駄に長引く時間を短縮することにより、作業効率の向上はもとより、生産力の増進に大きく寄与することができる。
本発明は、片持ち梁状のカセット用サポートバー(Bar)の振動減衰装置に係り、更に詳しくは、フラットパネルディスプレイの製造に用いられるガラス基板を安全に保管及び運搬するのに用いられるカセットに取り付けられるサポートバーの振動を減衰させて、作業時間の削減を図って生産力を増進させることのできる片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置に関する。
一般に、フラットパネルディスプレイの製造に用いられるガラス基板は、外部の僅かな衝撃にも損傷を受ける虞があるため、間隔をあけて収納し得る基板積載用カセットにより保管されたり運搬されたりする。
この種の前記カセットは、四角フレームを組み、フレームの一方の側に多数本の垂直バーを並べて立て、垂直バーには等間隔で複数の層のサポートバーが継合されて前記ガラス基板を積層するように形成される。
このようなタイプのカセットに設けられるサポートバーは、一方の側のみが支持される片持ち梁状であって、長さが1.5〜4.0m以上であり、外部の衝撃により振動が発生するが、特に、積載された基板を取り外すときに、過度な振動が発生すれば、使用可能な振幅(上下lmm以内)に減衰されるまで約30〜40秒かかるため、次の段階の作業が無駄に長引いてしまうという問題を抱えている。
上述した問題を解消するために、本出願人は、 サポートバーを様々な素材から製作する実験を行ったが、満足のいく結果が得られなかった。このため、各物質(物体)には固有の振動数があるということに着目して、両物体の結合により固有振動数を打ち消すことができるものと判断して、様々な素材の四角パイプと、ダンピングプレート薄板及び前記両物質を貼り合わせるのに最も好適な物性を有する接着剤を選択するための研究を重ねた。
上述した問題を解消するための本発明の目的は、四角パイプと、接着部材及びダンピングプレートを備える片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置を提供することである。
本発明の他の目的は、カセット用サポートバーに用いられる所定の規格を有することを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、四角パイプは、炭素繊維強化樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics;CFRP)、ガラス繊維強化樹脂(Glass Fiber Reinforced Plastics;GFRP)又はCFRP及びGFRPを積層して製作することを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、四角パイプの一方の側の表面にダンピングプレートを接着するために構成されることを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、ダンピングプレートは、四角パイプの片面と同じ大きさを有するものであって、接着部材の表面に接着可能なように形成されることを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、ダンピングプレートは、四角パイプの材質と同種又は類似種の系統、すなわち、四角パイプがCFRP及びGFRPの混合素材、CFRP及びGFRPから製造されれば、ダンピングプレートは、GFRP又はCFRPを材質とする薄膜から形成して貼り合わせてなることを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、製作工程は、四角パイプの上面又は下面の表面に接着部材の片面を貼り付け、前記接着部材の表面に前記ダンピングプレートを接着し、四角パイプは、一方の側の端部にカセットの垂直バーに結合できるように支持端が形成され、前記支持端の両側にはボルト締め付けが行えるように支持孔が貫通して形成されることを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置を提供することである。
このような目的を達成するための本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置は、四角パイプと、接着部材及びダンピングプレートを備えることを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置の四角パイプは、カセット用サポートバーに用いられる所定の規格を有することを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置の四角パイプは、カセット用サポートバーに用いられる所定の規格を有することを特徴とする。
本発明の四角パイプは、炭素繊維強化樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics;CFRP)、ガラス繊維強化樹脂(Glass Fiber Reinforced Plastics;GFRP)又はCFRP及びGFRPを積層して製作することを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置の接着部材は、四角パイプの一方の側の表面にダンピングプレートを接着するために構成されることを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置のダンピングプレートは、四角パイプの片面と同じ大きさを有するものであって、接着部材の表面に接着可能なように形成されることを特徴とする。
本発明のダンピングプレートは、四角パイプの材質と同種又は類似種の系統、すなわち、四角パイプがCFRP及びGFRPの混合素材、CFRP及びGFRPから製造されれば、ダンピングプレートは、GFRP又はCFRPを材質とする薄膜から形成して貼り合わせてなることを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置の製作工程は、四角パイプの上面又は下面の表面に接着部材の片面を貼り付け、前記接着部材の表面に前記ダンピングプレートを接着し、四角パイプは、一方の側の端部にカセットの垂直バーに結合できるように支持端が形成され、前記支持端の両側にはボルト締め付けが行えるように支持孔が貫通して形成されることを特徴とする。
上述したように、本発明に係る片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置は、同じ素材又は異なる素材を貼り合わせて固有振動数を打ち消して10秒以内に基準値に達する片持ち梁状のカセットを製作することにより、製品の性能を向上させることで、製品の品質競争力を備えることができる。
また、本発明に係る片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置は、技術的な構成が簡単であり、しかも、製作し易いのに対し、その効果が非常に高いことから、フラットパネルディスプレイの製造に用いられるガラス基板を安全に保管及び運搬する産業現場において振動に伴い無駄に長引く時間を短縮することにより、作業効率の向上はもとより、生産力の増進に大きく寄与することができる。
本発明は、様々な変更を加えることができ、色々な実施形態を有することができるが、特定の実施形態を図面に例示し、これは、発明について詳細に説明するときに供される。
しかしながら、これは、本発明を特定の実施形態に限定する意図を有するものではなく、本発明の思想及び技術の範囲に含まれるあらゆる変更、均等物ないし代替物を含むものと理解されるべきである。
本発明に用いられた用語や単語は、単に特定の実施形態について説明するために用いられたものであり、本発明を限定しようとする意図を有するものではない。自分の発明を最良の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に踏まえて、本発明の技術的思想に沿う意味及び概念としてのみ解釈されるべきである。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバー(Bar)の振動減衰装置のカセット用サポートバーは、炭素繊維強化樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics;CFRP)、ガラス繊維強化樹脂(Glass Fiber Reinforced Plastics;GFRP)又はCFRP及びGFRPを積層して製作するが、これは、カセット5に片持ち梁状に結合されてディスプレイ用ガラス基板を運搬及び保管するのに用いられる。このような作業中に大型のガラス基板が取り外されれば、カセット用サポートバーには振動が発生することになる。過度な振動が発生すれば、使用可能な振幅(上下1mm以内)に減衰されるまで約30〜40秒かかるため、作業の待機時間が長くなる。
本発明者は、四角パイプ10の素材の多様化に工夫を凝らし、接着部材20もまた様々な範囲の接着強度を有するものを採用し、ダンピングプレート30の素材として前記四角パイプと同種又は異種の素材を適用する実験を通じて、振動の減衰後に停止される時間を所定の要求条件に符合させた。
本発明の具体的な特徴及び利点は、添付図面に基づく以下の説明からなお一層明らかになる筈である。
図1は、本発明に係るカセット用サポートバーの振動減衰装置の分解斜視図であり、図2は、本発明に係るカセット用サポートバーの振動減衰装置の組み合わせ状態の斜視図であり、図3は、従来のカセット用サポートバーの分解斜視図であり、図4は、カセット用サポートバーが組み付けられるカセットの一部を示す斜視図であり、図5は、本発明の<実験例1>の接着部材として用いられる3M社製の300LSE接着剤の接着強度を示す表である。
図1及び図2に示すように、本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置は、四角パイプ10と、接着部材20及びダンピングプレート30を備えてなる。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置の四角パイプ10は、カセット用サポートバーに用いられる所定の規格を有する。
このような本発明の四角パイプ10は、炭素繊維強化樹脂(Carbon Fiber Reinforced Plastics;CFRP)、ガラス繊維強化樹脂(Glass Fiber Reinforced Plastics;GFRP)又はCFRP及びGFRPを積層して製作する。
このような本発明の四角パイプ10は、1.5〜4.0mの長さを有し、主として上面及び下面の幅が高さよりも広い四角形状を呈しているが、先端部に向かって進むにつれて所定の割合で断面の高さを減らすテーパー状(t2→t1)の構造である場合もある(図3参照)。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置の接着部材20は、前記四角パイプ10の一方の側の表面にダンピングプレート30を接着するために構成される。
このような発明の接着部材20としては、接着強度が75〜126N/100mmの範囲のアクリル系の接着剤を用いることを特徴とする。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバー(Bar)の振動減衰装置のダンピングプレート30は、前記四角パイプ10の片面と同じ大きさを有するものであって、前記接着部材20の表面に接着可能なように形成される。
このような本発明のダンピングプレート30は、四角パイプ10の材質と同種又は類似種の系統、すなわち、四角パイプ10がCFRP及びGFRPの混合素材、CFRP及びGFRPから製造されれば、ダンピングプレート30は、GFRP又はCFRPを材質とする薄膜から形成して貼り合わせてなる。
本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置の製作工程は、前記四角パイプ10の上面又は下面の表面に前記接着部材20の片面を貼り付け、前記接着部材20の表面に前記ダンピングプレート30を接着してl次的に構成される。上述したようにしてl次的に製作された四角パイプ10は、一方の側の端部にカセット5の垂直バー51に結合可能なように支持端101が形成され、前記支持端101の両側にはボルト締め付けが行えるように支持孔102が貫通して形成される(図4参照)。
<実験例1>
1.実験計画
上述した工程により製作される本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰能を測定する実験を行う。
2.実験方法及びその結果
イ.本発明においては、カセット用サポートバーの四角パイプの素材を、1)CFRP及びGFRPが混合された素材、2)CFRP、3)GFRPの3種に分けて実験を行った。
ロ.四角パイプの長さは、ディスプレイ用ガラス基板が積載できるように3.4mにした。
ハ.ダンピングプレートの素材としては、1)金属、2)非鉄金属、3)GFRP、4)CFRPを用いた。
ニ.接着部材としては、アクリル系接着剤(3M社製、300LSE)を用いた(図5参照)。
前記それぞれの素材から上述した工程により製作されたカセット用サポートバーの先端部に3kgの撓み荷重用の錘を吊り下げて初期の撓みを与え、吊り下げた紐を切って振動を与え、振幅が1mm以内に達する時間を測定した。
1.実験計画
上述した工程により製作される本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰能を測定する実験を行う。
2.実験方法及びその結果
イ.本発明においては、カセット用サポートバーの四角パイプの素材を、1)CFRP及びGFRPが混合された素材、2)CFRP、3)GFRPの3種に分けて実験を行った。
ロ.四角パイプの長さは、ディスプレイ用ガラス基板が積載できるように3.4mにした。
ハ.ダンピングプレートの素材としては、1)金属、2)非鉄金属、3)GFRP、4)CFRPを用いた。
ニ.接着部材としては、アクリル系接着剤(3M社製、300LSE)を用いた(図5参照)。
前記それぞれの素材から上述した工程により製作されたカセット用サポートバーの先端部に3kgの撓み荷重用の錘を吊り下げて初期の撓みを与え、吊り下げた紐を切って振動を与え、振幅が1mm以内に達する時間を測定した。
前記[表1]から明らかなように、振動時間とは、振幅が1mm以内に達する時間を意味する。本実験は、四角パイプの素材を、ダンピングプレートの種類に応じて、1)CFRP及びGFRPを積層した素材、2)CFRP、3)GFRPとダンピングプレートの素材と同様にして実験を行ったとき、ダンピングプレートを貼り付けなかったか、或いは、金属及び非鉄金属を貼り合わせたとき、振動時間はそれぞれ40〜55及び10〜20秒であり、ダンピングプレートの材質をGFRP又はCFRPにして接着したとき、それぞれ8〜10及び3〜6秒であった。
前記実験の結果、振動減衰の要求条件を満たす素材として、CFRP及びGFRPを混合した素材、CFRP及びGFRP素材を採用した四角パイプに、GFRP製及びCFRP製のダンピングプレートをアクリル系接着剤で接着したときに、優れた結果が得られた。
このような本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置の製作工程をまとめると、次の通りである。
1.段取り工程
イ.四角パイプ
−素材:CFRP+GFRP、CFRP、GFRP
−長さ:3.4m
ロ.ダンピングプレート
−GFRP製又はCFRP製の薄板
ハ.接着部材
−接着強度が75〜126N/100mmの範囲のアクリル系の接着剤
2.貼り合わせ工程
イ.四角パイプの広幅の一方の側面に接着部材を貼り付ける。
ロ.接着部材を貼り付けた個所にダンピングプレート薄膜を貼り合わせる。
3.振動減衰の実験工程
イ.振動試験機(図示せず)で振動を与えて振動が減衰される時間を測定する。
1.段取り工程
イ.四角パイプ
−素材:CFRP+GFRP、CFRP、GFRP
−長さ:3.4m
ロ.ダンピングプレート
−GFRP製又はCFRP製の薄板
ハ.接着部材
−接着強度が75〜126N/100mmの範囲のアクリル系の接着剤
2.貼り合わせ工程
イ.四角パイプの広幅の一方の側面に接着部材を貼り付ける。
ロ.接着部材を貼り付けた個所にダンピングプレート薄膜を貼り合わせる。
3.振動減衰の実験工程
イ.振動試験機(図示せず)で振動を与えて振動が減衰される時間を測定する。
このような本発明の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置は、次のような利点を有している。
まず、本発明に係る片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置は、同種の素材又は異種の素材を貼り合わせて固有振動数を打ち消して10秒以内に基準値に達する片持ち梁状のカセットを製作することにより、製品の性能を向上させることで、製品の品質競争力を備えることができる。
また、本発明に係る片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置は、技術的な構成が簡単であり、しかも、製作し易いのに対し、その効果が非常に高いことから、フラットパネルディスプレイの製造に用いられるガラス基板を安全に保管及び運搬する産業現場において振動に伴い無駄に長引く時間を短縮することにより、作業効率の向上はもとより、生産力の増進に大きく寄与することができる。
1 サポート(片持ち梁)バー
10 四角パイプ
101 支持端
102 支持孔
103 直線部
104 テーパー部
20 接着部材
30 ダンピングプレート
5 カセット
51 垂直バー
10 四角パイプ
101 支持端
102 支持孔
103 直線部
104 テーパー部
20 接着部材
30 ダンピングプレート
5 カセット
51 垂直バー
Claims (4)
- 片持ち梁状のカセット用サポートバー(Bar)の振動を減衰させる構造において、
所定の規格を有し、前記カセット用サポートバーに用いられる四角パイプ(10)と、
前記四角パイプ(10)の表面に接着される接着部材(20)と、
前記四角パイプ(10)の片面と同じ大きさを有するものであって、前記接着部材(20)の表面に接着可能なように形成されるダンピングプレート(30)と、
を備え、
前記四角パイプ(10)の上面又は下面の表面に前記接着部材(20)の片面を貼り付け、前記接着部材(20)の表面に前記ダンピングプレート(30)を接着してなることを特徴とする片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造。 - 前記接着部材(20)は、接着強度が75〜126N/100mmの範囲のアクリル系の接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造。
- 前記ダンピングプレート(30)は、四角パイプ(10)の材質と同種又は類似種の系統の薄膜から形成されることを特徴とする請求項1に記載の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造。
- 前記片持ち梁状のカセット用サポートバーは、10秒以内に1mm未満の振幅で振動が減衰されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれか一項に記載の片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020170129687A KR101859153B1 (ko) | 2017-10-11 | 2017-10-11 | 외팔보 형태로 된 카세트용 서포트바의 진동감쇠장치 |
KR10-2017-0129687 | 2017-10-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019075541A true JP2019075541A (ja) | 2019-05-16 |
Family
ID=62452107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018136724A Pending JP2019075541A (ja) | 2017-10-11 | 2018-07-20 | 片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019075541A (ja) |
KR (1) | KR101859153B1 (ja) |
CN (1) | CN109654158A (ja) |
TW (1) | TWI668792B (ja) |
WO (1) | WO2019074142A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI727735B (zh) * | 2020-04-10 | 2021-05-11 | 中勤實業股份有限公司 | 懸臂、其減振結構以及具有該懸臂之卡匣 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005340480A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Nippon Oil Corp | 基板カセット用サポートバー |
JP4029104B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2008-01-09 | 新日本石油株式会社 | 楕円状支持部材 |
KR100804313B1 (ko) | 2006-02-23 | 2008-02-18 | (주)넥스컴스 | 엘씨디 기판 적재 카세트용 서포트바 |
JP2007281252A (ja) | 2006-04-07 | 2007-10-25 | E I Du Pont De Nemours & Co | 基板カセット |
JP2007281251A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | E I Du Pont De Nemours & Co | サポートバーおよび基板カセット |
US20080247857A1 (en) * | 2007-04-05 | 2008-10-09 | Ichiro Yuasa | End effector and robot for transporting substrate |
JP5189843B2 (ja) * | 2008-01-04 | 2013-04-24 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | Cfrp製搬送用部材及びそれを用いたロボットハンド |
JP5495731B2 (ja) * | 2009-11-20 | 2014-05-21 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | サポートバー及び基板収納カセット |
KR101073376B1 (ko) * | 2011-04-01 | 2011-10-13 | (주)상아프론테크 | 유리기판용 적재카세트 |
KR101300688B1 (ko) | 2011-05-04 | 2013-08-26 | (주)케이엠 | 기판적재 카세트용 서포트바 및 그 제조방법 |
KR101515005B1 (ko) | 2014-02-27 | 2015-07-02 | (주)상아프론테크 | 기판 적재용 카세트의 서포트바 및 이 서포트바의 제조 방법 |
KR101638747B1 (ko) | 2015-10-30 | 2016-07-11 | (주) 하이테크시스템 | 글라스 적재 카세트용 서포트바 및 그 제조방법 |
-
2017
- 2017-10-11 KR KR1020170129687A patent/KR101859153B1/ko active IP Right Grant
- 2017-10-18 WO PCT/KR2017/011517 patent/WO2019074142A1/ko active Application Filing
-
2018
- 2018-07-02 CN CN201810708118.8A patent/CN109654158A/zh active Pending
- 2018-07-04 TW TW107123188A patent/TWI668792B/zh active
- 2018-07-20 JP JP2018136724A patent/JP2019075541A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201916229A (zh) | 2019-04-16 |
TWI668792B (zh) | 2019-08-11 |
CN109654158A (zh) | 2019-04-19 |
WO2019074142A1 (ko) | 2019-04-18 |
KR101859153B1 (ko) | 2018-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005340480A (ja) | 基板カセット用サポートバー | |
TWI468272B (zh) | 碳纖維強化塑膠製搬送用構件及利用此搬送用構件之機械手 | |
JP4029104B2 (ja) | 楕円状支持部材 | |
JP2007281252A (ja) | 基板カセット | |
JP2007281251A (ja) | サポートバーおよび基板カセット | |
US11518578B2 (en) | Package structure | |
JP6932926B2 (ja) | 筐体 | |
JP2006062747A (ja) | 基板積載用カセット | |
JP4980712B2 (ja) | ロボットハンド部材、その製造方法及びロボットハンド | |
JP2019075541A (ja) | 片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰装置 | |
JP2008279590A (ja) | 搬送用ロボットハンド | |
KR101307627B1 (ko) | Cfrp 제 반송용 부재 및 그것을 사용한 로봇 핸드 | |
JP3236893U (ja) | 片持ち梁状のカセット用サポートバーの振動減衰構造 | |
JP6728607B2 (ja) | 電子機器筐体 | |
JP5778600B2 (ja) | ロボットハンド用フレーム、及びロボットハンド | |
JP2009078422A (ja) | 制振性繊維強化複合材料 | |
KR102517763B1 (ko) | 금속재 허니콤 패널의 제조방법 및 이에 의해 제조된 금속재 허니콤 패널 | |
JP2016070389A (ja) | 制振構造体及び制振材 | |
KR100447964B1 (ko) | 기판 적재용 카세트 | |
CN208979359U (zh) | 玻璃装载用匣盒的支撑杆减振装置 | |
JP2009184053A (ja) | ロボットハンド用フォーク | |
KR20140125270A (ko) | 지지대용 빔 및 이를 적용한 기판처리장치 | |
JP6144084B2 (ja) | 支持部材 | |
JP2005054541A (ja) | 炭素繊維強化プラスチック製梁部材および炭素繊維により補強した梁部材 | |
KR20190132007A (ko) | 그라스 적재용 카세트의 서포트 바 진동 감쇄장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180720 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180723 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181022 |