JP2019073819A - 手袋編機 - Google Patents

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卓哉 宮井
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憲夫 小▲高▼
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Abstract

【課題】 方向に関係なく、端糸の処理を行いながら3本胴仕様の手袋を編成可能な手袋編機を提供する。【解決手段】 手袋編機10は、編目抑止杆30、選針ドラムの連続した複数段に同一の長さの選針パターンを設定しなくても、編成効率を低下させない横編機を提供する制御手段34、および一対のルーパーユニット35を備える。編目抑止杆30は、編幅方向に往復移動可能であり、一対の抑糸溝31,32を有する。一対のルーパーユニット35は、構成も作用の方向も図の左右で対称となるように対向し、抑糸溝31,32にそれぞれ対応して備えられ、抑糸溝31,32を作用させて股重ねを行う際に、端糸を処理する。制御手段34による制御で、抑糸溝31,32を作用させる方向に合せて、ルーパーユニット35で端糸の処理を行いながら3本胴仕様の手袋を編成することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、指袋付きの手袋を、編目抑止杆で指袋間の股重ねを行いながら編成する手袋編機に関する。
従来から、5本の指をそれぞれ収容する指袋付きの手袋を、指袋間の股重ねを行いながら作業用編み手袋などとして編成するための手袋編機が用いられている(たとえば、特許文献1参照)。手袋編機は、横編機の一種であり、歯口を挟む前後に針床を備え、前後の針床に併設する編針のフックを歯口に進退させて、手袋の各指袋や胴の部分は、筒状に編地を編成する。編糸は、歯口の上方を編幅方向に往復する給糸口から、移動の一方向は前針床の編針に、他方向は後針床の編針にそれぞれ給糸する。指袋間、または指袋と胴との間では、編目抑止杆(特許文献1では「抑糸杆」と記載)を使用した股重ねが行われる。
図6は、従来からの手袋編機で編成される4本胴仕様の手袋9の形状を簡略化して示す。手袋9は、小指、薬指、中指、人差指および親指をそれぞれ収容する指袋1,2,3,4,5と、4本胴6と、5本胴7とを有する。編成は、指袋1,2,3,4の順に行い、次いで4本胴6を編成してから指袋5を編成し、最後に5本胴7を編成する。指袋1、2,3,4間の指股は、先に編成する指袋1,2,3の編成後に、図の左方から編目抑止杆を作用させて、特許文献1の第1図や第2図と同様に、編成された指袋1,2,3の左端側で2、3目の編目を保持する編針を使用して、次の指袋2,3,4の編成を開始する。たとえば、指袋1の左端側の編目と指袋2の右端側の編目は重なって形成されるので、指股に孔が開かないようにすることができる。4本胴6は、指袋1,2,3,4を合わせて一つの筒状編地として編成し、4本胴6に続いて指袋5を編成する際にも、編目抑止杆を使用して股重ねを行う。以下、本明細書では、胴と指袋との間の股重ねも含めて、指袋間の股重ねと記載する場合がある。
図6の手袋9は、基本的に1本の編糸を使用して編成可能であるけれども、指袋1,2,3や4本胴6を編成した最後の編目から、次の指袋2,3,4,5の編成を開始する編出しの編目まで渡る編糸が生じてしまう。このように、指袋間などで渡る編糸を処理するために、ルーパーユニット(編糸保持切断装置)が用いられる(たとえば、特許文献2参照)。ルーパーユニットは、先の指袋の最後の編目の編成後に、歯口で、図に矢印で示すような作用方向で、左方から処理する部分の近傍に移動し、編糸を捕捉して切断し、生じる端糸を保持して、次の指袋の編成の初期に端糸も編込んで処理することができる。
特公昭61−032420号公報 特公昭48−024421号公報
特許文献1では、第1図に、作用方向を互いに対向するように形成した一対の抑糸溝を備える編目抑止杆を使用すれば、3本胴仕様の手袋が得られることを開示している。3本胴仕様の手袋は、特許文献1の第2欄第6行から第20行に記載されているように、小指と薬指間の指股部が薬指から人差し指までの指股よりも一段深く食込んでおり、人間の手には4本胴仕様の手袋よりもよくフィットする。ただし特許文献1では、抑糸溝を対向させた編目抑止杆を編幅方向に往復移動させることは、手袋編機の大型化や複雑化を招くので、小指と3本胴との間を襠にする手袋を提案している。編目抑止杆に双方向の抑糸溝を設ける場合は、端糸の処理の問題も生じる。
本発明の目的は、方向に関係なく、端糸の処理を行いながら3本胴仕様の手袋を編成可能な手袋編機を提供することである。
本発明は、歯口を挟んで前後に対向する針床を備え、各針床に臨むキャリッジが編幅方向に往復移動し、歯口に上方から臨む給糸口を編幅方向に往復させて、一方向は前針床の編針に他方向は後針床の編針にそれぞれ給糸しながら、筒状の編地として複数の指袋を有する手袋を編成可能で、指袋間で股重ねを行うための編目抑止杆を備える手袋編機において、
先行して編成した指袋または胴の端部の編目を、編幅の一方または他方から抑えて股重ねを行うための一方側および他方側の抑糸溝をそれぞれ有する編目抑止杆と、
歯口の下方から昇降して編糸を捕捉するルーパーと、捕捉した編糸を切断し、生じる端糸を処理する機構とを含むルーパーユニットであって、一方側および他方側の抑糸溝に対して編幅の一方側または他方側にそれぞれ備えられる一方側のルーパーユニットおよび他方側のルーパーユニットと、
編目抑止杆、一方側のルーパーユニットおよび他方側のルーパーユニットを駆動して、3本の指袋を順次編成した後、3本胴を編成するように制御する制御手段と
を含むことを特徴とする手袋編機である。
また本発明は、前記前後に対向する針床には編針とともに歯口側で開閉する可動シンカーが並設され、前記編幅方向に往復移動するキャリッジには、編針を駆動する編成カムとともに、編成カムの一方側および他方側で可動シンカーを開くシンカーカムが搭載される
ことを特徴とする。
また本発明で、前記給糸口の編成前の待機と編成後の退避は、前記編幅の一方で行い、前記制御手段は、中指、薬指の指袋、3本胴の編成後の小指の指袋の編成に前記一方側の抑糸溝を使用し、4本胴の編成後の親指の指袋の編成に前記他方側の抑糸溝を使用するように制御する
ことを特徴とする。
また本発明で、前記制御手段は、前記3本胴を1コースのみ編成するように制御する
ことを特徴とする。
本発明によれば、三つの指袋から3本胴までは、一方側の抑糸溝を使用して編成し、3本胴または4本胴にもう一つの指袋を追加する際に、他方側の抑糸溝を使用して、3本胴仕様の手袋を編成することができる。一方側の抑糸溝では一方側のルーパーユニット、他方側の抑糸溝では他方側のルーパーユニットをそれぞれ使用することができ、方向に関係なく、端糸の処理を行いながら3本胴仕様の手袋が編成可能となる。
また本発明によれば、一方側または他方側の抑糸溝を使用する場合であっても、対応する側の可動シンカーを開にして、ルーパーユニットのルーパーが昇降する際の障害とならないようにして、編成された指袋の近傍にルーパーユニットを接近させ、端糸の処理を行わせることができる。
また本発明によれば、親指の指袋を編幅の他方側に設けるので、手袋としての編終りの編目を、給糸口が編成後に退避する編幅の一方側に設けることができ、親指から遠く離れて、目立たないようにすることができる。
また本発明によれば、3本胴仕様の手袋であっても、4本胴仕様の手袋と同様な外観にすることができる。
図1は、本発明の実施例1である手袋編機10の主要部分の概略的な構成を簡略化して示す正面図である。 図2は、図1の手袋編機10の簡略化した右側面断面図である。 図3は、図2の編成カム21、シンカーカム22および可動シンカー16の構成をそれぞれ示す配置図、正面図、右側面図である。 図4は、図1の手袋編機10で編成可能な3本胴仕様の手袋の例を示す図である。 図5は、図4(b)に示す3本胴仕様の手袋を、4本胴仕様に近付けた例を示す図である。 図6は、従来からの4本胴仕様の手袋の例を示す図である。
以下、図1から図3で、本発明の一実施例である手袋編機10の主要部分の概略的な構成をについて説明する。図4および図5は、手袋編機10で編成可能な手袋の例を示す。説明の便宜上、説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載される参照符を付して言及する場合がある。
図1および図2は、手袋編機10の主要部分の概略的な構成を示す。一方の図に記載されていても、他方の図では対応する部分の図示を省略している場合がある。手袋編機10は、前針床11および後針床12を有する。前針床11および後針床12は、歯口13を挟んで対向する。前針床11および後針床12には、先端のフック14aが歯口13に進退して編地を編成する編針14がそれぞれ設けられる。編針14は、図1の横方向で図2の紙面に垂直な方向に並設される針溝に収容される。なお、図1は図2の歯口13から後針床12を見る状態を示す。歯口13の上方からは、給糸口が編幅方向に移動しながら編糸をフック14aに給糸して手袋の編地が編成されるけれども、給糸口の図示は省略する。
編針14は、基端側がニードルジャック15に接続される。編針14およびニードルジャック15には、編針14が歯口13に対して進退するように駆動するためのバット14b,15bがそれぞれ設けられる。ニードルジャック15は、図示を省略している選針機構の作用で、バット15bが針溝に対して出没するように制御され、バット15bが針溝から浮上する方向に突出すると選針状態となる。前針床11および後針床12が歯口13に臨む部分の針溝間には、可動シンカー16が配置される。可動シンカー16は、シンカー床17に並設するシンカー溝に収容され、先端を上方から歯口13に進退させることができ、編針14のフック14aが歯口13から後退して編糸を引込む際に、シンカーループを形成するなどの機能を有する。
選針状態のバット15bは、キャリッジ20に搭載される編成カム21の作用を受ける。キャリッジ20は、前針床11および後針床12で針溝が並設されている表面に臨み、紙面に垂直な方向に往復するように移動する。シンカー床17は、前針床11および後針床12でそれぞれ支持されるけれども、前針床11側のみ示し、後針床12側は図示を省略する。前針床11および後針床12の可動シンカー16は、キャリッジ20に取付けられるシンカーカム22の作用を受けて歯口13に進退する。
前針床11および後針床12が歯口13に臨む端部には、編目抑止杆30がそれぞれ配置される。編目抑止杆30は、編幅方向に往復移動可能であり、一対の抑糸溝31,32を有する。図1では、左方を一方側、右方を他方側とする。抑糸溝31,32の作用は、特許文献1と同様である。編目抑止杆30は、コントローラーなどの制御手段34で移動や動作がそれぞれ制御される。
制御手段34は、歯口13の下方に配置する一対のルーパーユニット35も制御する。ルーパーユニット35は、特許文献2に開示されている構成および機能を有し、歯口13の下方から中心線13aに平行に昇降して編糸を上端のフック36aで捕捉するルーパー36と、捕捉した編糸を切断し、生じる端糸を処理する機構とを含む。端糸を処理する機構では、編糸の切断は鋏37で行い、切断した端糸は板ばね38で保持する。ルーパーユニット35は、編幅方向に延びるように設置される案内軸35a,35bに沿って往復移動する。案内軸35a,35bは、ルーパー36や鋏37の駆動も行う。ルーパーユニット35には、空気ノズル39も備えられ、板ばね38で保持する端糸を次の指袋などに編込む際に、空気流を発生させて端糸を編針14のフック14aに導く。一方側および他方側のルーパーユニット35は、構成も作用の方向も図の左右で対称となるように対向し、一方側および他方側の抑糸溝31,32にそれぞれ対応して備えられる。
図3は、図2のシンカーカム22、可動シンカー16および編成カム21の構成をそれぞれ示し、図では上方が歯口13側となり、前針床11側のキャリッジ20に配置される。後針床12のキャリッジ20には、水平線に対して線対称であり、上下方向が反転して対向するように、シンカーカム22および編成カム21が配置される。(a)に示すシンカーカム22は、(b)に示す可動シンカー16の先端部16aを歯口13に進退させる。先端部16aが歯口13から上方に退避すると、可動シンカー16は開になり、先端部16aが歯口13に上方から進出すると、可動シンカー16は閉になる。シンカーカム22には、可動シンカー16の上昇押圧部16bを押圧して、可動シンカー16を開にする凸部22a,22b,22c,22d,22eが設けられている。凸部22b,22c,22d,22eは、(c)に位相を合わせて示す編成カム21との関係で、可動シンカー16を開にするために従来から設けられている。本実施例では、新たに凸部22aを設けている。凸部22aは、キャリッジ20を右行させた後で、図1の他方側のルーパーユニット35を編成した編地に接近させるために設ける。前後の凸部22aによって、編成した指袋などの右側で、右方から左方にルーパーユニット35を移動して、歯口13の下方からルーパー36を上昇させて編糸をフック36aに捕捉させる際に、干渉しないように、前後の針床11,12に可動シンカー16の先端部16aをそれぞれ歯口13から退避させることができる。図1の一方側のルーパーユニット35に対しては、従来から設けられている凸部22eを利用して可動シンカー16を開にする。
なお、図3(c)には、キャリッジ20が左行する場合に、編針14およびニードルジャック15のバット14b,15bが相対的に移動する軌跡も対応して示す。ただし、バット15bは選針状態であり編成カム21の作用で、編針14で編目形成を行う。バット15bが選針状態でなければ、軌跡は平坦な状態で移行する。キャリッジ20が右行する場合も、バット15bの軌跡は平坦な状態となる。基本的な平編みの編成動作では、バット14bには編成カム21が作用しないので、バット15bが受ける作用に従う。図3(a)の凸部22b,22c,22dは、編成カム21の編針14に対する作用に関連して、可動シンカー16を開にするために設けられている。
図4は、図1の手袋編機10で編成可能な3本胴仕様の手袋の例を示す。(a)に示す手袋40は、薬指から人差指までの3本の指袋42,43,44、3本胴46、小指の指袋41、4本胴47、親指の指袋45、5本胴48を順次編成する。指袋42,43間、指袋43,44間、4本胴47と指袋45との間は、一方側の抑糸溝31を作用させ、一方側のルーパーユニット35を使用して編成する。3本胴46と指袋41との間は、他方側の抑糸溝32を作用させ、他方側のルーパーユニット35を使用して編成する。(b)に示す手袋50は、人差指から薬指までの3本の指袋54,53,52、3本胴56、小指の指袋51、4本胴57、親指の指袋55、5本胴58を順次編成する。指袋54,53間、指袋53,52間、3本胴56と指袋51との間は、一方側の抑糸溝31を作用させ、一方側のルーパーユニット35を使用して編成する。4本胴57と指袋51との間は、他方側の抑糸溝32を作用させ、他方側のルーパーユニット35を使用して編成する。これらの手袋40,50は、制御手段34の制御で、切替えて編成することができる。
従来から、手袋編機では、編幅の左方に、給糸口を編成前に待機させ、編成後に退避させ、指袋や胴などの筒状の編地は、キャリッジ20とともに給糸口を右行させて、後針床12で編地を編成し、キャリッジ20を反転して左行させると、前針床11で編地を編成することを繰り返して形成する。同様な条件に従うと、図4(b)の手袋50に対し。制御手段34は、中指、薬指の指袋53,52、3本胴56の編成後の小指の指袋51の編成に前記一方側の抑糸溝31を使用し、4本胴57の編成後の親指の指袋55の編成に他方側の抑糸溝32を使用するように制御する。一方側のルーパーユニット35と抑糸溝31は、キャリッジ20が左方に抜けた位置で停止してシンカーカム22の凸部22eが可動シンカー16を開にしている状態で、左方から作用させるように使用する。4本胴57の編成後の親指の指袋51の編成に他方側のルーパーユニット35と抑糸溝32を使用するときは、キャリッジ20が右方に抜けた位置で停止して、シンカーカム22の凸部22aが可動シンカー16を開にしている状態で、右方から作用させるように制御する。親指の指袋51は編幅の他方側に設けられるので、手袋としての編終りの編目59を、編成後に給糸口が退避する一方側に設けることができ、編終りの編目59で行う端糸処理の位置が親指から遠く離れて、目立たないようにすることができる。
図5は、図4(a)に示す3本胴仕様の手袋40を、4本胴仕様に近付けた手袋49の例を示す。手袋49では、3本胴46aを1コースのみ編成するので、外観は図6に示す4本胴仕様の手袋9に近くなる。なお、図4(b)に示す手袋50でも3本胴56を1コースのみ編成すれば、外観が図6の4本指仕様に近くても、編終りの編目59を親指から離して目立たないようにすることができる。
10 手袋編機
11 前針床
12 後針床
13 歯口
14 編針
14a フック
14b,15b バット
15 ニードルジャック
16 可動シンカー
16a 先端部
16b 上昇押圧部
20 キャリッジ
21 編成カム
22 シンカーカム
30 編目抑止杆
31,32 抑糸溝
34 制御手段
35 ルーパーユニット
36 ルーパー
37 鋏
38 板ばね
39 空気ノズル
40,49,50 手袋
41,42,43,44,45,51,52,53,54,55 指袋
46,46a,56 3本胴
47,57 4本胴
48,58 5本胴

Claims (4)

  1. 歯口を挟んで前後に対向する針床を備え、各針床に臨むキャリッジが編幅方向に往復移動し、歯口に上方から臨む給糸口を編幅方向に往復させて、一方向は前針床の編針に他方向は後針床の編針にそれぞれ給糸しながら、筒状の編地として複数の指袋を有する手袋を編成可能で、指袋間で股重ねを行うための編目抑止杆を備える手袋編機において、
    先行して編成した指袋または胴の端部の編目を、編幅の一方または他方から抑えて股重ねを行うための一方側および他方側の抑糸溝をそれぞれ有する編目抑止杆と、
    歯口の下方から昇降して編糸を捕捉するルーパーと、捕捉した編糸を切断し、生じる端糸を処理する機構とを含むルーパーユニットであって、一方側および他方側の抑糸溝に対して編幅の一方側または他方側にそれぞれ備えられる一方側のルーパーユニットおよび他方側のルーパーユニットと、
    編目抑止杆、一方側のルーパーユニットおよび他方側のルーパーユニットを駆動して、3本の指袋を順次編成した後、3本胴を編成するように制御する制御手段と
    を含むことを特徴とする手袋編機。
  2. 前記前後に対向する針床には編針とともに歯口側で開閉する可動シンカーが並設され、前記編幅方向に往復移動するキャリッジには、編針を駆動する編成カムとともに、編成カムの一方側および他方側で可動シンカーを開くシンカーカムが搭載される
    ことを特徴とする請求項1記載の手袋編機。
  3. 前記給糸口の編成前の待機と編成後の退避は、前記編幅の一方で行い、前記制御手段は、中指、薬指の指袋、3本胴の編成後の小指の指袋の編成に前記一方側の抑糸溝を使用し、4本胴の編成後の親指の指袋の編成に前記他方側の抑糸溝を使用するように制御する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の手袋編機。
  4. 前記制御手段は、前記3本胴を1コースのみ編成するように制御する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の手袋編機。
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