JP2019073043A - 車両リアドア用カメラ洗浄装置 - Google Patents

車両リアドア用カメラ洗浄装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019073043A
JP2019073043A JP2017198200A JP2017198200A JP2019073043A JP 2019073043 A JP2019073043 A JP 2019073043A JP 2017198200 A JP2017198200 A JP 2017198200A JP 2017198200 A JP2017198200 A JP 2017198200A JP 2019073043 A JP2019073043 A JP 2019073043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
lens
garnish
injection nozzle
rear door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017198200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6836194B2 (ja
Inventor
昌彦 尾沼
Masahiko Onuma
昌彦 尾沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017198200A priority Critical patent/JP6836194B2/ja
Priority to EP18178291.3A priority patent/EP3470278B1/en
Priority to US16/012,232 priority patent/US10661762B2/en
Priority to CN201810706837.6A priority patent/CN109660702B/zh
Publication of JP2019073043A publication Critical patent/JP2019073043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6836194B2 publication Critical patent/JP6836194B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/56Cleaning windscreens, windows or optical devices specially adapted for cleaning other parts or devices than front windows or windscreens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/02Cleaning by the force of jets or sprays
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/04External Ornamental or guard strips; Ornamental inscriptive devices thereon
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/52Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0006Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means to keep optical surfaces clean, e.g. by preventing or removing dirt, stains, contamination, condensation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

【課題】噴射ノズルによってリアドアの美観が損なわれることを防止する。【解決手段】車両の後方に位置する被写体を撮像可能なカメラ25が固定され且つ車両のリアドア13の外面を構成するアウタパネル15に、カメラ25のレンズ27より上方に位置するように固定された、レンズ27に向けて洗浄水を拡散させながら噴射可能な噴射ノズル30と、アウタパネル15の後方に位置するようにアウタパネル15に固定されたガーニッシュ21と、を備え、アウタパネル15とガーニッシュ21との間に噴射ノズル30が配設される。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のリアドアに設けられたカメラのレンズを洗浄するための車両リアドア用カメラ洗浄装置に関する。
特許文献1は車両リアドア用カメラ洗浄装置を開示している。即ち、特許文献1に開示された車両のリアドア(バックドア)のアウタパネルにはカメラが固定されている。カメラは、リアドアに固定されたカメラケースと、カメラケースに支持され且つカメラケースの後面において露出するレンズと、カメラケースと一体化し且つカメラケースの後面において開口する噴射ノズルと、を備えている。
リアドアの後方に位置する被写体によって反射された撮影光束がレンズに入射すると、例えば車内に設けられたディスプレイに被写体が表示される。
カメラケースの内部には、一端が噴射ノズルに接続され且つ他端がポンプを介して洗浄水用タンクに接続された洗浄水用流路が形成されている。例えばレンズの表面に異物が付着したときにポンプが作動すると、洗浄水タンク内の洗浄水が高圧化されながら洗浄水用流路を介して噴射ノズルに供給される。すると、高圧の洗浄水が噴射ノズルから外部に噴射される。その結果、噴射された洗浄水の一部がカメラのレンズに向かうので、洗浄水によってレンズから異物が除去される。
特開2013−100077
しかしながら特許文献1では、洗浄水が噴射ノズルから拡散されながら噴射される。即ち、噴射ノズルは、洗浄水の噴射方向を精度よく制御できない。そのため、噴射ノズルから噴射された洗浄水の一部のみがレンズに向かう。換言すると、噴射された洗浄水の残部は、例えば車両のレンズとは異なる部位に向けて噴射される。そのため、特許文献1では洗浄水が有効に利用されていない。
さらに噴射ノズルはアウタパネルの外面(後面)において後方に露出している。そのため噴射ノズルによってリアドアの美観が損なわれていた。
本発明は上述した課題に対処するためになされたものである。即ち、本発明の目的の一つは、噴射ノズルから噴射された洗浄水によってカメラのレンズを効率よく洗浄でき、且つ、噴射ノズルによってリアドアの美観が損なわれることを防止できる車両リアドア用カメラ洗浄装置を提供することにある。
本発明の車両リアドア用カメラ洗浄装置は、
車両(10)の後方に位置する被写体を撮像可能なカメラ(25、55)が固定され且つ前記車両のリアドア(13)の外面を構成するアウタパネル(15)に、前記カメラのレンズ(27)より上方に位置するように固定された、前記レンズに向けて洗浄水を拡散させながら噴射可能な噴射ノズル(30、56)と、
前記アウタパネルの後方に位置するように前記アウタパネルに固定されたガーニッシュ(20)と、
を備え、
前記アウタパネルと前記ガーニッシュとの間に前記噴射ノズルが配設される。
本発明の車両リアドア用カメラ洗浄装置によれば、洗浄水が噴射ノズルから拡散されながら噴射されると、噴射された洗浄水の一部はレンズに直接到達する。さらに、噴射された洗浄水の残部の一部は、ガーニッシュによって反射された後にレンズに到達する。そのため、洗浄水が拡散されながら噴射ノズルから噴射されるにも拘わらず、噴射された洗浄水全体に対するレンズに到達する洗浄水の割合が高くなる。換言すると、噴射ノズルから噴射された洗浄水によってカメラのレンズを効率よく洗浄できる。
さらに本発明の車両リアドア用カメラ洗浄装置によれば、噴射ノズルの後方への露出がガーニッシュによって防止される。そのため、噴射ノズルによってリアドアの美観が損なわれることが防止される。
本発明装置の一態様において、前記ガーニッシュの下端部(21)の前面が前記噴射ノズルと対向し且つ前記下端部を下方に延長した仮想延長線(IL)上に前記レンズが位置するように前記ガーニッシュの形状が設定される。
本発明をこの態様で実施すると、噴射ノズルから噴射され且つガーニッシュの下端部の内面に当たった洗浄水がレンズに到達し易くなる。そのため、噴射ノズルから噴射された洗浄水によってカメラのレンズをより効率よく洗浄できる。
上記説明においては、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態に対応する発明の構成に対し、その実施形態で用いた名称及び/又は符号を括弧書きで添えている。しかしながら、本発明の各構成要素は、前記符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。本発明の他の目的、他の特徴及び付随する利点は、以下の図面を参照しつつ記述される本発明の実施形態についての説明から容易に理解されるであろう。
本発明の実施形態に係るカメラ洗浄装置を備える車両の背面図である。 車両の模式的な平面図である。 図1のIII−III矢線に沿うリアドアの断面図である。 洗浄水が噴射ノズルから噴射されたときのリアドアの断面図である。 洗浄ノズルとガーニッシュとの間の空間に洗浄水が溜まったときの図4と同様の断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るリアドア用カメラ洗浄装置について添付図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示す車両10は、車体11と、4つの車輪12(図1に左右の後輪のみ図示)と、を備えている。車体11の背面には背面開口部11aが形成されている。背面開口部11aにはリアドア13(バックドア)が設けられている。
リアドア13は、リアドア13の下半部を構成する本体部14と、リアドア13の上半部を構成するドアサッシュ17と、本体部14とドアサッシュ17との間に形成された開口部に設けられたリアウィンド18と、を備えている。さらに図3乃至図5に示すように本体部14は、その車外側部(後部)を構成する金属製のアウタパネル15と、アウタパネル15の直前に位置する金属製のインナパネル16と、を有している。図3に示すように、アウタパネル15とインナパネル16の一部同士はボルト19によって固定されている。さらに図1及び図3乃至図5に示すように、アウタパネル15の外面(後面)には車幅方向(左右方向)に延びるガーニッシュ20の上縁部が固定されている。ガーニッシュ20の上縁部を除く部位とアウタパネル15との間には空間が形成されている。ガーニッシュ20の下端部21は、側面視において上下方向に対して傾斜するように加工されている。さらにガーニッシュ20がボルト19の直後に位置しているので、ボルト19の後方への露出がガーニッシュ20によって防止されている。さらに図1に示すように、アウタパネル15には、ワイパー22の基端部が回転可能に支持されている。
図1乃至図5に示すように、アウタパネル15の外面にはリアカメラ25が固定されている。リアカメラ25は、アウタパネル15に固定されたカメラケース26と、カメラケース26の後端部に固定されたレンズ27と、カメラケース26に内蔵された撮像素子(図示略)と、を備えている。図3に示すように、車両10(リアドア13)の後方に位置する被写体(図示略)によって反射された撮影光束がレンズ27に入射すると、レンズ27を透過した撮影光束が撮像素子によって受光される。すると撮像素子が撮像データを画像処理装置(図示略)に送信し、画像処理装置が撮像データを画像処理する。この画像処理装置は、図2に示す制御装置40を介して、インストルメントパネル(図示略)に固定されたディスプレイ41に接続されている。そのため、画像処理装置によって画像処理された被写体を表す画像がディスプレイ41に表示される。即ち、リアカメラ25は電子インナーミラーとして利用される。換言すると、リアカメラ25は電子インナーミラー用のカメラとして適している。なお、図3に示すように、レンズ27の光軸27OAと水平方向とがなす角度θ1は比較的小さい(換言すると、後述するリアカメラ55の光軸と水平方向とがなす角度より小さい)。即ち、リアカメラ25は、リアドア13の後方の風景(例えば、道路)、並びにリアドア13の後方に位置する人物及び物等を撮影する。
図3乃至図5に示すように、リアカメラ25の直後にはガーニッシュ20が位置し、且つ、ガーニッシュ20の下端部21がレンズ27の上部と前後方向に対向する。しかし、リアカメラ25のレンズ27に入射する撮影光束の断面形状はレンズ27の画角によって規定され、且つ、図3に示すようにガーニッシュ20の下端部21は撮影光束より上方に位置する。そのため、ガーニッシュ20(下端部21)がディスプレイ41に表示されることはない。
さらに側面視において、下端部21を下方(前方)に延長した仮想延長線IL上にレンズ27が位置する。
図1乃至図5に示すようにアウタパネル15の外面にはカメラ用噴射ノズル30が固定されている。図3乃至図5に示すように、カメラ用噴射ノズル30の下面の後端部には噴射口31が形成されている。カメラ用噴射ノズル30はリアカメラ25の直上に位置する。即ち、カメラ用噴射ノズル30の噴射口31は、リアカメラ25のレンズ27より上方に位置する。
さらにカメラ用噴射ノズル30の直後にガーニッシュ20が位置し、且つ、噴射口31と下端部21とが微小隙間を形成しながら対向する。そのためカメラ用噴射ノズル30の後方への露出がガーニッシュ20によって防止される。そのためカメラ用噴射ノズル30によってリアドア13(及び車両10)の美観が損なわれることがない。
図2乃至図5に示すように、カメラ用噴射ノズル30には第1分岐チューブ37aの一端が接続されている。第1分岐チューブ37aは図2に示す送水用チューブ37の一部であり、送水用チューブ37の第1分岐チューブ37aと反対側の端部は電動ポンプ38を介して洗浄水タンク39に接続されている。洗浄水タンク39には洗浄水が充填されている。さらに制御装置40には、インストルメントパネルに固定された洗浄スイッチ42が接続されている。
さらに図1及び図2に示すように、ドアサッシュ17の外面の上部にはウィンド用噴射ノズル35が固定されている。ウィンド用噴射ノズル35の下面には噴射口36が形成されており、噴射口36はリアウィンド18の外面と対向している。図2に示すように、ウィンド用噴射ノズル35には第2分岐チューブ37bの一端が接続されている。第2分岐チューブ37bは送水用チューブ37の一部である。
本実施形態では、ガーニッシュ20、カメラ用噴射ノズル30、送水用チューブ37、電動ポンプ38、洗浄水タンク39、制御装置40、及び洗浄スイッチ42がカメラ洗浄装置50の構成要素である。
例えば、リアウィンド18又はレンズ27の表面に異物が付着したときに、車両10の車内にいる乗員が手で洗浄スイッチ42を押すと、それまでOFF位置に位置していた洗浄スイッチ42がON位置に移動する。すると洗浄スイッチ42がON位置に位置する間、制御装置40が電動ポンプ38に対して作動信号(電気信号)を送信し続ける。作動信号を受けた電動ポンプ38は洗浄水タンク39内の洗浄水に圧力を与えて、洗浄水タンク39内の洗浄水を送水用チューブ37側へ送る。すると、洗浄水タンク39から送水用チューブ37へ流れた洗浄水が、第1分岐チューブ37a及び第2分岐チューブ37bにそれぞれ流れる。そのため、カメラ用噴射ノズル30の噴射口31及びウィンド用噴射ノズル35の噴射口36から洗浄水がそれぞれ拡散しながら噴射される。
ウィンド用噴射ノズル35の噴射口36から噴射された洗浄水はリアウィンド18の外面に付着する。洗浄水がリアウィンド18の外面に付着した状態で、ワイパー用モータ(図示略)の動力を利用してワイパー22を回転させると、ワイパー22によってリアウィンド18の外面に付着していた異物が除去される。
一方、カメラ用噴射ノズル30の噴射口31から噴射された洗浄水は、図4に示すように拡散されながら下方へ向かう。すると噴射された高圧の洗浄水の一部W1はレンズ27に直接到達する。さらに噴射された高圧の洗浄水の残部の一部W2は、ガーニッシュ20の下端部21の内面によって反射される。上述したように、下端部21を下方(前方)に延長した仮想延長線IL上にレンズ27が位置するので、ガーニッシュ20の下端部21によって反射された洗浄水W2はレンズ27に到達する。従って、これらの高圧の洗浄水W1、W2によってレンズ27の表面から異物が除去される。
さらに図5に示すように、下端部21の内面(前面)とカメラ用噴射ノズル30の噴射口31との間の空間に洗浄水の一部W3が一時的に溜まる。この洗浄水W3はある程度の水圧を有している。洗浄水W3は、下端部21の内面に沿ってレンズ27へ向かい且つレンズ27の表面の異物を除去しながらレンズ27の下方へ落下する。
このように洗浄水W1のみならず、洗浄水W2及び洗浄水W3によっても、レンズ27から異物が除去される。即ち、洗浄水が拡散されながらカメラ用噴射ノズル30の噴射口31から噴射されるにも拘わらず、噴射された洗浄水全体に対するレンズ27に到達する洗浄水の割合が高くなる。換言すると、カメラ用噴射ノズル30から噴射された洗浄水によってレンズ27の表面の異物が効率よく洗浄される。
乗員が手を洗浄スイッチ42から離すと、洗浄スイッチ42は自動的にOFF位置に復帰する。すると制御装置40が電動ポンプ38に対して作動信号の送信を停止するので電動ポンプ38が停止する。そのため、洗浄水はカメラ用噴射ノズル30及びウィンド用噴射ノズル35から噴射されなくなる。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、図1及び図2に仮想線で示す示すように、アウタパネル15の外面に、リアカメラ25とは異なるリアカメラ55及びリアカメラ55の直上に位置するカメラ用噴射ノズル56を固定してもよい。この変形例では、ガーニッシュ20、カメラ用噴射ノズル30、送水用チューブ37、電動ポンプ38、洗浄水タンク39、制御装置40、洗浄スイッチ42、及びカメラ用噴射ノズル56がカメラ洗浄装置50の構成要素である。
このリアカメラ55の構造はリアカメラ25と同一であり且つリアカメラ55は前記画像処理装置に接続されている。但し、リアカメラ55のレンズの光軸と水平方向とがなく角度はθ1より大きい。そのため、リアカメラ55は、例えば、リアドア13から短距離離れた領域(例えば、リアドア13から1m乃至2m離れた領域)の地面(路面)を撮影する。そして、リアカメラ55が撮影した画像はディスプレイ41に表示される。即ち、リアカメラ55は駐車用バックカメラとして利用される。換言すると、リアカメラ55は駐車用バックカメラ用のカメラとして適している。なお、リアカメラ55のレンズとしては、例えば広角レンズ又は魚眼レンズを利用可能である。さらにリアカメラ55の直後にはガーニッシュ20が位置し、且つ、ガーニッシュ20の下端部21がリアカメラ55のレンズの上部と前後方向に対向する。但し、リアカメラ55のレンズに入射する撮影光束より上方にガーニッシュ20の下端部21が位置する。
カメラ用噴射ノズル56の構造はカメラ用噴射ノズル30と同一である。そしてカメラ用噴射ノズル56には、送水用チューブ37の一部である第3分岐チューブ37cの一端が接続されている。カメラ用噴射ノズル56の直後にガーニッシュ20が位置し、且つ、カメラ用噴射ノズル56の噴射口と下端部21とが微小隙間を形成しながら対向する。そのためカメラ用噴射ノズル56の後方への露出がガーニッシュ20によって防止される。そのためカメラ用噴射ノズル56によってリアドア13(及び車両10)の美観が損なわれることがない。
そしてこの変形例では、カメラ用噴射ノズル56から噴射される洗浄水によって、リアカメラ55のレンズに付着した異物が効率よく洗浄される。
また、カメラ洗浄装置が、リアカメラ25のレンズ27及び/又はリアカメラ55のレンズに異物が付着したときにこの異物を検出する検出手段を備え、且つ、検出手段が異物を検出したときに電動ポンプ38を自動的に動作させてもよい。この変形例によれば、リアカメラ25のレンズ27及び/又はリアカメラ55のレンズに異物が付着したときに、リアカメラ25のレンズ27及び/又はリアカメラ55のレンズに付着した異物が洗浄水によって自動的に除去される。
例えば、送水用チューブ37上に切換え弁を設けることにより、第1分岐チューブ37a、第2分岐チューブ37b、及び第3分岐チューブ37cのそれぞれに洗浄水を選択的に送水できるようにしてもよい。
さらにリアカメラ25とカメラ用噴射ノズル30とを一体化してもよい。
同様に、リアカメラ55とカメラ用噴射ノズル56とを一体化してもよい。
リアカメラ25とリアカメラ55の一方のみをリアドア13に設けてもよい。
さらに、リアカメラ25の機能及びリアカメラ55の機能を備える1つのカメラをリアドア13に設けてもよい。このカメラはレンズの画角(焦点距離)を調整可能である。そのため、このカメラの画角(焦点距離)を調整することにより、このカメラはリアカメラ25が撮影可能な範囲に位置する被写体及びリアカメラ55が撮影可能な範囲に位置する被写体を選択的に撮影できる。
リアカメラ25、リアカメラ55、及び/又は(リアカメラ25の機能及びリアカメラ55の機能を備える)上記カメラのレンズに入射する撮影光束が、ガーニッシュ20の一部によって反射された反射光を含んでいてもよい。但し、この場合は、画像処理装置が、撮像データを処理することにより、ディスプレイ41にガーニッシュ20が表示されないようにするのが好ましい。
さらにカメラ用噴射ノズル30が、圧縮空気をカメラ用噴射ノズル30の外部に噴射するためのエア噴射口を備えてもよい。このようにすれば、カメラ用噴射ノズル30から噴射された洗浄水がレンズ27の表面上に残留したときに、この残留した洗浄水を圧縮空気によって除去できる。
同様に、カメラ用噴射ノズル56が、圧縮空気をカメラ用噴射ノズル56の外部に噴射するためのエア噴射口を備えてもよい。このようにすれば、カメラ用噴射ノズル56から噴射された洗浄水がリアカメラ55のレンズの表面上に残留したときに、この残留した洗浄水を圧縮空気によって除去できる。
13・・・リアドア、15・・・アウタパネル、20・・・ガーニッシュ、21・・・下端部、25・・・リアカメラ、26・・・カメラケース、27・・・レンズ、30・・・カメラ用噴射ノズル、35・・・ウィンド用噴射ノズル、39・・・洗浄水タンク、40・・・制御装置、41・・・ディスプレイ、42・・・洗浄スイッチ、50・・・カメラ洗浄装置、55・・・リアカメラ、56・・・カメラ用噴射ノズル。

Claims (2)

  1. 車両の後方に位置する被写体を撮像可能なカメラが固定され且つ前記車両のリアドアの外面を構成するアウタパネルに、前記カメラのレンズより上方に位置するように固定された、前記レンズに向けて洗浄水を拡散させながら噴射可能な噴射ノズルと、
    前記アウタパネルの後方に位置するように前記アウタパネルに固定されたガーニッシュと、
    を備え、
    前記アウタパネルと前記ガーニッシュとの間に前記噴射ノズルが配設された、
    車両リアドア用カメラ洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の車両リアドア用カメラ洗浄装置において、
    前記ガーニッシュの下端部の前面が前記噴射ノズルと対向し且つ前記下端部を下方に延長した仮想延長線上に前記レンズが位置するように前記ガーニッシュの形状が設定された、
    車両リアドア用カメラ洗浄装置。
JP2017198200A 2017-10-12 2017-10-12 車両リアドア用カメラ洗浄装置 Active JP6836194B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017198200A JP6836194B2 (ja) 2017-10-12 2017-10-12 車両リアドア用カメラ洗浄装置
EP18178291.3A EP3470278B1 (en) 2017-10-12 2018-06-18 Vehicle
US16/012,232 US10661762B2 (en) 2017-10-12 2018-06-19 Camera cleaning device
CN201810706837.6A CN109660702B (zh) 2017-10-12 2018-07-02 照相机清洁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017198200A JP6836194B2 (ja) 2017-10-12 2017-10-12 車両リアドア用カメラ洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019073043A true JP2019073043A (ja) 2019-05-16
JP6836194B2 JP6836194B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=62705499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017198200A Active JP6836194B2 (ja) 2017-10-12 2017-10-12 車両リアドア用カメラ洗浄装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10661762B2 (ja)
EP (1) EP3470278B1 (ja)
JP (1) JP6836194B2 (ja)
CN (1) CN109660702B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021079758A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7356410B2 (ja) * 2018-03-07 2023-10-04 株式会社小糸製作所 車両用のクリーナ付きセンサシステム
US11279325B2 (en) * 2019-06-24 2022-03-22 Ford Global Technologies, Llc Sensor cleaning
DE102019209381A1 (de) * 2019-06-27 2020-12-31 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zum Schutz eines Sensorfensters
CN112383682B (zh) * 2020-10-28 2022-03-22 安徽华铭达科技有限公司 一种全景摄像头
CN112702573B8 (zh) * 2020-12-23 2022-11-15 广西安正智能科技有限公司 一种具有自动清理保护玻璃功能的监控设备
CN113928223A (zh) * 2021-10-28 2022-01-14 新乡北方车辆仪表有限公司 一种特种车辆用自适应清洁型光电观察镜的设计方法
CN114809801A (zh) * 2022-05-11 2022-07-29 赵静波 一种土木工程安全管理系统及其管理监测方法
CN114951069B (zh) * 2022-06-05 2023-04-07 杨晓东 一种岩石工程地洞测量设备及其使用方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195360A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Daikyonishikawa Corp 車両用ウォッシャノズル
JP2013006481A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Asmo Co Ltd 車載カメラ用ウォッシャノズル及び車載カメラ洗浄システム
JP2016215839A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 アスモ株式会社 車載光学センサ取付ブラケット、及び車載光学センサユニット

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110292212A1 (en) * 2010-05-27 2011-12-01 Asmo Co., Ltd. Washer nozzle for vehicle mounted camera, vehicle mounted camera, and washer device for vehicle
JP5494743B2 (ja) 2011-10-14 2014-05-21 株式会社デンソー カメラ洗浄装置
US20130146577A1 (en) * 2011-12-08 2013-06-13 Continental Automotive Systems, Inc. Vehicle mounted optical and sensor cleaning system
RU2582478C1 (ru) * 2012-07-27 2016-04-27 Ниссан Мотор Ко., Лтд. Установленное на транспортном средстве устройство камеры
WO2017002878A1 (ja) * 2015-06-30 2017-01-05 株式会社小糸製作所 異物除去装置および当該異物除去装置を備える車両
JP2017092752A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 トヨタ自動車株式会社 撮像システム
CN105872343A (zh) * 2016-06-29 2016-08-17 胡振强 振动自除尘监控器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195360A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Daikyonishikawa Corp 車両用ウォッシャノズル
JP2013006481A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Asmo Co Ltd 車載カメラ用ウォッシャノズル及び車載カメラ洗浄システム
JP2016215839A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 アスモ株式会社 車載光学センサ取付ブラケット、及び車載光学センサユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021079758A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6836194B2 (ja) 2021-02-24
US20190111895A1 (en) 2019-04-18
CN109660702B (zh) 2020-12-15
CN109660702A (zh) 2019-04-19
US10661762B2 (en) 2020-05-26
EP3470278B1 (en) 2020-11-04
EP3470278A1 (en) 2019-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019073043A (ja) 車両リアドア用カメラ洗浄装置
JP7358595B2 (ja) 車両用クリーナシステムおよび車両用クリーナシステムを備える車両
US11472375B2 (en) Integrated multi image sensor and lens washing nozzle assembly and method for simultaneously cleaning a plurality of image sensors
US11034337B2 (en) Air and fluid cleaning system and method for cleaning vehicle vision devices
JP5803831B2 (ja) 車載光学センサ用洗浄装置
JP6263316B2 (ja) 統合された車載型の車両視界と洗浄のシステム
CN106660525B (zh) 紧凑低轮廓喷嘴组合件和远程控制的图像传感器清洗系统
WO2018135469A1 (ja) 車両用クリーナシステムおよび車両用クリーナシステムを備える車両
US11535201B2 (en) License plate lamp unit and vehicle provided with license plate lamp unit
JP7021590B2 (ja) 車両用受発信装置
WO2012138455A1 (en) Integrated automotive system, nozzle assembly and remote control method for cleaning an image sensor's lens
JP2004182080A (ja) 赤外線カメラ搭載車両および赤外線カメラシステム
JP6822349B2 (ja) 車載センサ洗浄装置
JP2013154771A (ja) 車載カメラ装置
JP2018184023A (ja) 車載カメラ洗浄装置
CN110271516A (zh) 车辆系统
JP7343491B2 (ja) 車両用アウターミラー装置及び車両用アウターミラーシステム
KR20150126148A (ko) 자동 세척 기능을 갖춘 차량 카메라 장치
JP2019147449A (ja) 車両用洗浄機能付カメラユニット
JP2020152338A (ja) センサ洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210119

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6836194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151