JP2019071447A - 粒子除去デバイス、及び粒子除去デバイスを操作する方法 - Google Patents

粒子除去デバイス、及び粒子除去デバイスを操作する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】改良された粒子除去装置、改良されたロードロックチャンバ、改良された真空処理システム、及び真空処理システムにおいてキャリアを洗浄する改善された方法を提供する。【解決手段】キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去デバイス200は、凹部を有し、キャリアの一部が凹部を通って移動することができるように凹部が構成された基体210と、凹部に備えられ、凹部を通って移動する時にキャリアの一部と接触するように構成されているブラシ220とを含む。【選択図】図2A

Description

[0001]本実施形態は、真空処理システムにおいて、又は真空処理システム内部でキャリアを洗浄することに関する。本実施形態は具体的には、粒子除去デバイス、ロードロックチャンバ、及び真空処理システムに関する。
[0002]基板は多くの場合、例えば真空コーティング設備において5×10−4hPaから0.5hPaの範囲内の圧力の高真空条件下でコーティングされる。設備の生産性を向上させ且つ各基板のために全装置を真空に引く必要性、特に高真空区域を回避するために、基板用のロードロック及びアンロードロックが使用される。
[0003]例えば、平坦パネルディスプレイの生産においては、処理システムの機械的構成要素とプロセス自体の両方からの粒子が歩留まり低下の主な要因である。従って、真空プロセス間の汚染を減らしたいという願望は何年にもわたって膨らんできた。汚染は例えば、処理システムのチャンバが適切に真空に引かれていない場合、搬送システム又は処理システムの構成要素がプロセス間に粒子を発生させた場合、処理される基板により、真空に引かれた処理システムの中へ粒子が取り込まれた場合等に発生しうる。従って、操作中の堆積システムにおいては、製品の品質に影響を及ぼす複数の潜在的な汚染粒子源が存在する。
[0004]処理システムにおける構成要素の洗浄及び交換、また連続的な真空ポンピングは、製品の汚染リスクを低減する1つの方法である。しかしながら、上述したように、プロセスはそれでも尚、可能な限り最速で効率的な方法で実施されなければならない。洗浄および交換手法はメンテナンスに時間がかかるため、生産時間には使用できない。
[0005]上記を考慮すると、改良された粒子除去装置、改良されたロードロックチャンバ、改良された真空処理システム、及び真空処理システムにおいてキャリアを洗浄する改善された方法を提供することは有益である。
[0006]一実施形態によれば、キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去装置が提供されている。粒子除去デバイスは、キャリアの一部が凹部を通って移動することができるように構成された凹部を有する基体と、凹部に備えられ、凹部を通って移動したときにキャリアの一部と接触するように構成されているブラシとを含む。
[0007]別の実施形態によれば、キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用のロードロックチャンバが提供されている。ロードロックチャンバは、ロードロックチャンバの空間を形成するロードロック壁と、キャリアをロードロックチャンバの中へロックするように構成され、ロードロック壁の入口壁に設けられた入口と、ロードロックチャンバを真空に引くための真空生成装置と、ロードロックチャンバの入口壁において入口に隣接して位置づけされた粒子除去装置とを含む。粒子除去装置は、キャリアの一部が凹部を通って移動することができるように構成された凹部を有する基体と、凹部に備えられ、凹部を通って移動したときにキャリアの一部と接触するように構成されているブラシとを含む。
[0008]更に別の実施形態によれば、基板を処理するための真空処理システムが提供されている。本システムは、基板を処理するように適合された真空処理チャンバと、基板を大気条件から真空処理チャンバへ移送するように構成されたロードロックチャンバとを含む。ロードロックチャンバは、ロードロックチャンバの空間を形成するロードロック壁と、キャリアをロードロックチャンバの中へロックするように構成され、ロードロック壁の入口壁に設けられた入口と、ロードロックチャンバを真空に引くための真空生成装置と、ロードロックチャンバの入口壁において入口に隣接して位置づけされた粒子除去装置とを含む。粒子除去装置は、キャリアの一部が凹部を通って移動することができるように構成された凹部を有する基体と、凹部に備えられ、凹部を通って移動したときにキャリアの一部と接触するように構成されているブラシとを含む。
[0009]また別の実施形態によれば、基板処理システムにおいてキャリアを洗浄する方法が提供されている。本方法は、キャリアを真空処理システムのロードロックチャンバの中にロックすることと、キャリアがロードロックチャンバの中にロックされている間に、ブラシを用いてキャリアの一部を洗浄することとを含む。
[0010]本発明の上記の特徴を詳細に理解することができるよう、実施形態を参照することによって、上記に簡潔に概説した本発明のより詳細な説明を得ることができる。添付の図面は、本発明の実施形態に関連し、以下の記述において説明される。
本明細書に記載の実施形態に係る粒子除去デバイスを含む真空処理システムの一部を示す図である。 キャリアを洗浄するためのブラシを有する本明細書に記載の実施形態に係る粒子除去デバイスを示す概略図である。 キャリアを洗浄するためのブラシ、ガスノズル及び吸引ポートを有する本明細書に記載の実施形態に係る別の粒子除去デバイスを示す概略図である。 本明細書に記載の実施形態に係るロードロックチャンバの一部を示す図である。 本明細書に記載の実施形態に係る粒子除去デバイスの一部を示す図である。 本明細書に記載の実施形態に係る粒子除去デバイスを示す概略図である。 本明細書に記載の実施形態に係る粒子除去デバイスを示す概略図である。 本明細書に記載の実施形態に係るロードロックチャンバを有する処理システムを示す図である。
[0011]理解を容易にするために、可能な場合には、図に共通する同一の要素を指し示すのに同一の参照番号を使用した。1つの実施形態で開示する要素は、具体的な記述がなくとも、他の実施形態で有益に利用できることが企図されている。
[0012]これより、様々な実施形態を詳細に参照し、それらの1つ又は複数の例を図に示す。概して、個々の実施形態に関する相違のみを説明する。更に、一実施形態の一部として例示又は記載される特徴は、他の実施形態で使用したり、又は他の実施形態と併用したりしてもよく、それによって、更なる実施形態が生み出される。本記載には、そのような変更及び変形が含まれることが意図されている。
[0013]本明細書に記載の実施形態によれば、粒子トラップ又は粒子除去デバイスが提供されている。例えば、粒子トラップ又は粒子除去デバイスは、基体とブラシを含む。ブラシは、真空処理システムにおいて又は真空処理システム内でキャリアを洗浄できる。例えば、ブラシは真空ブラシ、すなわちブラシを用いてキャリアから洗浄された粒子を真空洗浄するための吸引ポートと組み合わされたブラシであってよい。粒子トラップ又は粒子除去デバイスは、基板、例えば平坦パネルディスプレイが製造される基板に粒子が達するのを防止する効果的な方法を提供するのに有益でありうる。
[0014] 通常の実行形態によれば、物理蒸着(PVD)ツール、例えばアプライドマテリアルズ社のAKT Pivot and NewAristoでは、基板キャリアが搬送システム上で移動し、キャリアのロッドがローラ装置上を移動する。システムの操作中に、粒子が基板キャリアのロッドに蓄積する。これら蓄積した粒子は、基板キャリアのロッドによりシステム全体に運ばれて、システムを循環する。最終的に、これらの粒子は、例えばロードロックチャンバ等の真空チャンバの換気中またポンピング中の気流パターン、又は静電気及び/又は動的効果のいずれかのために、平坦パネル基板に達しうる。
[0015]上記を鑑み、粒子トラップ又は粒子除去装置が、少なくともブラシを用いて、具体的にはブラシ、真空吸引配置構成及び/又は洗浄ガス流を供給するためのガス出口(例:ガスノズル)を用いてキャリアのロッドを洗浄するように有益に適合されうる。パネルに粒子が達するのを防止する効果的な方法は、粒子を捕捉する又は除去することである。
[0016]図1に、処理チャンバ124に接続されているロードロックチャンバ122の一実施形態を示す。例えばロードロックチャンバの入口壁に、粒子トラップ又は粒子除去デバイス200が提供されている。ロードロックチャンバ122は、例えばポンプ等の真空生成装置135を含みうる。図1に示す実施形態では、ロードロックチャンバ及び処理チャンバにおいて基板は基本的に垂直に配向されている。(基板がわずかに下方に面して傾いている場合)数度の傾きを有する基板が安定して搬送されうる、又は基板の粒子による汚染が低減されうるように、垂直に配向されている基板が処理システムにおいて垂直、すなわち90°の配向からある程度偏向している場合がある、すなわち基板は垂直の配向から±20°以下、たとえば±10°以下の偏向を有しうることを理解すべきである。
[0017]幾つかの実施形態によれば、本明細書に記載されるロードロックチャンバは、大面積基板用に適合されうる。幾つかの実施形態によれば、大面積基板又は複数の基板を有するそれぞれのキャリアは、少なくとも0.67mのサイズを有し得る。典型的には、サイズは、約0.67m(0.73×0.92m−Gen4.5)以上であってよく、より典型的には、約2mから約9mまで、又は更に12mに及んでもよい。典型的には、本明細書に記載の実施形態に係る構造、システム、チャンバ、放出路(sluices)、及びバルブが提供の対象である基板又はキャリアは、本明細書に記載されるように大面積基板である。例えば、大面積基板又はキャリアは、約0.67mの基板(0.73×0.92m)に相当するGEN4.5、約1.4mの基板(1.1m×1.3m)に相当するGEN5、約4.29mの基板(1.95m×2.2m)に相当するGEN7.5、約5.7mの基板(2.2m×2.5m)に相当するGEN8.5、又は約8.7mの基板(2.85m×3.05m)に相当するGEN10でさえありうる。GEN11及びGEN12などの更に次の世代及び相当する基板面積を同様に実装してもよい。本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせうる幾つかの実施形態によれば、システムは例えば静的堆積を用いたTFTの製造用に構成されうる、又は例えば動的堆積を用いたカラーフィルタの製造用に構成されうる。
[0018]幾つかの実施形態によれば、本明細書に記載されるロードロックチャンバ、それらの構成要素、例えば基板支持又はトラッキングシステム、スリットバルブ又は放出路、又は本明細書に記載される処理チャンバは、基板をハンドリングするように適合されうる。基板は、ガラス基板、又はプラスチックでできた基板、すなわち、例えばディスプレイの製造に使用される基板を含みうる。本明細書に記載の他の実施形態と組み合わされうるいくつかの実施形態によれば、本明細書に記載の実施形態は、ディスプレイ、例えばPVDの製造、すなわちディスプレイ市場向けの大面積基板上のスパッタ堆積に利用されうる。
[0019]上述したように、ロードロックチャンバは例えば真空ポンプ等の真空生成装置を含み得、チャンバの入口壁とチャンバの出口壁にそれぞれ真空密閉バルブを設けることによって、ロードロックチャンバ内の真空を維持するように適合されうる。幾つかの実施形態によれば、本明細書に記載されるロードロックチャンバは、1mbar未満の真空を提供するように適合されている。幾つかの実施形態では、ロードロックチャンバは、通常約0.01mbarと約1mbarの間、更に通常約0.1mbarと約1mbarの間の真空を提供するように適合されている。
[0020]本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせることができる幾つかの実施形態によれば、本明細書に記載される真空処理チャンバは、高真空チャンバとして適合されうる。例えば、処理チャンバは、処理チャンバにおいて真空を生成し維持するためのそれぞれの真空ポンプ、シール、バルブ及び放出路を含みうる。幾つかの実施形態では、処理チャンバは、約10−3mbarを下回る真空を提供するように適合されている。幾つかの実施例では、処理チャンバは、通常約10−12mbarと約10−3mbarの間、更に通常約10−9mbarと約10−5mbarの間の圧力を有する真空を提供するように適合されている。
[0021]図1に示すように、キャリアによって支持される基板は、真空密閉バルブを通してロードロックチャンバ122に最初に提供される。幾つかの実施形態によれば、キャリアはローカルチャンバ122に入る時に粒子除去デバイス200の上を通過する。従って、キャリア、又はキャリアの一部、例えばキャリアのロッドに付着した粒子は、キャリアがロードロックチャンバ122に入る前に除去される。
[0022]真空処理システムの操作において、ロードロックチャンバ122を大気圧から低い気圧へ真空に引くために、ロードロックチャンバ122の入口壁の真空密閉バルブが閉じられうる。基板を真空処理チャンバ124へ移送することができるように、ロードロックチャンバ122を真空に引いた後で、ロードロックチャンバの出口壁の真空密閉バルブが開かれうる。例えば、真空処理チャンバ124にカソード113が設けられうる。
[0023]図2Aに、本明細書に記載される別の実施形態を示すために使用されうる粒子除去デバイス200を示す。粒子除去デバイス200は、基体210及びブラシ220を含む。例えば、基体210は凹部、例えば基体210の上側に凹部を有する。ブラシ220は、基体210の凹部内部に備えられている。キャリアの一部、例えばキャリアのロッドが基体210の凹部を通って移動する時に、ブラシ220によってロッドが払われうる。
[0024]また別の実施形態によれば、図2Bに示すように、ガス出口配置構成又はガスノズル配置構成が追加で設けられうる。例えば、ガスノズル配置構成には、一又は複数のガス出口又はガスノズル231の第1のセットと、一又は複数のガス出口又はガスノズル233の第2のセットとが含まれうる。ガスノズルは、例えばキャリアの一部を洗浄するように構成された空気、乾燥空気、圧縮乾燥空気、又は別のガスが導入されうる導管等の導管に接続されている。
[0025]ガスが基体210の凹部に、及び/又は凹部の下部に下向きに吹き付けられるように、一又は複数のガス出口又はガスノズル231の第1のセットは例えば基体の左側に設けられ得、一又は複数のガス出口又はガスノズル233の第2のセットは例えば基体の右側に設けられうる。基体210の凹部を通って移動するキャリアの一部、例えばキャリアのロッド等は、ガス出口配置構成又はガスノズル配置構成からのガスの流れにさらされる。ガスの流れにさらされることで、例えばキャリアのロッド等のキャリアの一部に付着した粒子が更に除去され得る。幾つかの実施形態によれば、一又は複数のガスノズルのセットの一方又は両方の一又は複数のガスノズルには、例えばキャリアのロッド等のキャリアの一部にガス噴射を向けるためのノズル出口が含まれうる。
[0026]本明細書に記載される他の実施形態と組み合わせることができるまた別の実施形態によれば、真空配置構成又は吸引配置構成240が提供されうる。吸引ポート241は、凹部の開口部と流体連結している。吸引ポート241は、導管243に接続されている。吸引ポート241は、導管243と流体連通している。導管 243は、ポンプに接続されうる。キャリアの一部から放出される粒子は、吸引配置構成240によって真空洗浄されうる。吸引配置構成240は、粒子除去デバイスに蓄積されない粒子及び/又は更に別の粒子が、例えば掃除機と同様の吸引配置構成によって除去されるため有益である。
[0027]図3に、ローカルチャンバの入口壁に装着された粒子除去デバイス200を示す。ブラシ220は、基体210、例えば基体210の凹部等に装着される。幾つかの実施形態によれば、キャリアのロッドが基体210の凹部を通って通過しうるように、基体の凹部は例えば湾曲部を有するくぼんだ形状を有しうる。図3に示すように、一又は複数のガス出口又はガスノズル231の第1のセットは、基体の片側、例えば基体の上部及び/又は凹部の片側に設けられる。一又は複数のガス出口又はガスノズル232の第2のセットは、基体の反対側、例えば基体の上部及び/又は凹部の反対側に設けられる。図3に、吸引配置構成のポンプに連結されうる導管243の一部を更に示す。
[0028]図4に、ロードロックチャンバの一部を示す。ロードロックチャンバは、開口部492を有する入口壁422を有する。開口部492は、真空密閉バルブで閉じられうる。本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせうる幾つかの実施形態によれば、真空密閉バルブは、スリットバルブ、放出路バルブ、及びゲートバルブからなるグループから選択されうる。キャリア40は、開口部492に差しこまれる。図からわかるように、キャリアは、基体210の凹部を通って移動するロッド42を含む。粒子除去デバイス200は、支持体410を有する入口壁422に装着される。一又は複数のガスノズル231の第1のセットと、一又は複数のガスノズル233の第2のセットは、空気又は別のガスをキャリア40のロッド42上に吹き付けるために基体に設けられる。基体の凹部のブラシは更に、キャリア40のロッド42から粒子を除去する。ブラシ、及び/又はガス出口配置構成又はガスノズル配置構成の気流から除去された粒子が、吸引配置構成によって粒子除去装置200から除去され、ポンプは導管243に連結される。
[0029]図5Aに、本開示の幾つかの実施形態に係る粒子除去装置200の断面図を示す。基体210は凹部を有する。ブラシ220は、ブラシがキャリア40のロッド42と接触しうるように、凹部内に備えられる。本明細書に記載の実施形態の任意選択的な変形例によれば、一又は複数のブラシ、例えば1、2、又は3つのブラシが基体の1つの凹部に備えられうる。ブラシは、キャリアを洗浄するために、キャリアのロッドに付着した粒子を払い落とす。ガスノズル配置構成は、一又は複数のガスノズル231の第1のセットと、一又は複数のガスノズル233の第2のセットとを含む。ガスノズル配置構成は更に、ロッド42から粒子を除去する。キャリア又はキャリア40のロッド42から除去された粒子はそれぞれ、ポンプに連結されうる導管243を通って帯電粒子除去デバイス200から除去されうる。粒子は、吸引ポート、導管、及び/又はポンプを含む吸引配置構成によって除去される。
[0030]図5Bに、本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせうるまた別の実施形態を示す。基体は、第1のブラシ220が備えられた第1の凹部を有する。更に、基体は、第2のブラシ220が備えられた第2の凹部を有する。第1の凹部と第2の凹部、又はそれぞれのブラシは、デュアル軌道搬送システム上を移動するキャリアがそれぞれの凹部を通って移動しうるように、互いから間隔を置いて配置される。例えば、図5Bにおいて、右側のブラシはロードロックチャンバのキャリアの入口に関連し得、左側のブラシは、ロードロックチャンバを出るキャリアの出口に関連しうる。ブラシは、基本的に円形の開口部内に備えられる。開口部は、吸引配置構成の吸引開口部として設けられる。ブラシによってキャリアのロッドから除去される粒子は開口部の中へ落ちてよく、ポンプによって導管を通って除去されうる。
[0031]本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせうる幾つかの実施形態によれば、ブラシと開口部は、吸引配置構成の一部である導管の一部として設けられる基体の細長い差込部に沿って移動しうる。開口部とブラシは、デュアル軌道搬送システムの入口軌道の、ロードロックチャンバの入口壁に近い位置に移動しうる。開口部とブラシは、細長い差込部内で、デュアル軌道搬送システムの出口軌道の、ロードロックチャンバの入口壁から離れた位置に移動しうる。
[0032]上記を踏まえ、蓄積した粒子がPVDツールを汚染するのを防止することができるようにするために、本明細書に記載の実施形態に従って、真空処理システムの入口に配置されうるキャリアロッドクリーナーが設けられる。幾つかの実施形態によれば、キャリアのロッドの最上部に空気の流れを供給するノズル配置構成、すなわち空気シャワー又はガスシャワーが設けられうる。例えば、蓄積した粒子を除去するために、複数のノズルによりキャリアのロッドにガス又は空気が吹き付けられる。本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせうる幾つかの実施形態によれば、気流の方向又はガス流の方向は、キャリアロッドの軸に対して基本的に垂直(80°から100°)であってよい。
[0033]本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせうるまた別の実施形態によれば、吸引配置構成、すなわち吸引ポートが設けられうる。例えば、吸引ポートはキャリアのロッドの下であってよい。ノズル配置構成によって、又は空気シャワーによって離れた粒子が、吸引ポート、例えば真空ポートによって引き離される。
[0034]本明細書に記載の他の実施形態と組み合わせうるまた別の実施形態によれば、ブラシを空気シャワーと吸引ポートの間に備えてもよい。ノズル配置構成、すなわち空気シャワーの気流によって除去されない蓄積された粒子は、ブラシによって捕捉される。ブラシは、真空処理システム内でキャリアを移送している、又は移動させている間にキャリアのロッドをこする。一実行形態によれば、基体の凹部に一又は複数のブラシが備えられうる。例えば、ブラシはロッドから除去される粒子をよりよく捕捉することができるように、静電気防止材料を有しうる。
[0035]図6に、本明細書に記載の実施形態に係る処理システム100を示す。処理システムは、第1の真空チャンバ101、第2の真空チャンバ102、第3の真空チャンバ103、及び第4の真空チャンバ121を含む。真空チャンバは、堆積チャンバ又は他の処理チャンバであってよく、真空がチャンバ内部で生成される。図6において、処理システムの外の大気条件から処理システムのチャンバ内の真空条件までの遷移を提供するロードロックチャンバ122が示され得る。ロードロックチャンバ122は、詳しく上述したロードロックチャンバであってよく、例えばロードロックチャンバの内壁に粒子除去装置を含みうる。粒子除去デバイス200は、本明細書に記載のいずれかの実施形態にしたがって実装されうる。本明細書に記載の実施形態によれば、ロードロックチャンバ122と真空チャンバ101、102、103、及び121は、搬送システムによって線形搬送路を介して連結される。
[0036]ロードロックチャンバ122は、例えば移送チャンバ等の別の真空チャンバ121に連結される。移送チャンバは、例えば堆積チャンバ等の別の真空チャンバ101に連結される。図6に示すように、また別の実施形態によれば、堆積チャンバに入る前にキャリア、又は例えばキャリアのロッド等のキャリアの一部が洗浄されるように、移送チャンバに代替的に、又は追加として別の粒子除去装置600が設けられうる。図6に示す粒子除去デバイス600は、真空処理システム内の真空条件で操作可能となるように、ガス放出が十分に低い例えばPEEK、ステンレス鋼及び他の材料等の材料から製造されうる。また別の実行形態によれば、別の真空除去装置600は、例えば真空回転モジュール150等の一又は複数の他の真空チャンバ内に設けられうる。
[0037]本明細書に記載の実施形態によれば、搬送システムは、幾つかの搬送軌道161、163、164を含むデュアル軌道搬送システムを含みうる。図6に示す実施例では、搬送システムは更に、搬送路に沿って基板を回転させることができる回転モジュール150を含む。例えば、ディスプレイの製造において通常使用される大面積基板は、基板処理システム100の線形搬送路に沿って搬送されうる。通常、線形搬送路は、例えばラインに沿って配置された複数のローラ等を有する線形搬送軌道等の搬送軌道161及び163によって提供される。
[0038]通常の実施形態によれば、搬送軌道及び/又は回転軌道は、大面積基板の底部において搬送システム、また基本的に垂直に配向された大面積基板の最上部において例えば磁気案内システム等の案内システムによって提供され得る。
[0039]本明細書に記載される他の実施形態と組み合わせうる異なる実施形態によれば、例えば図6に示す真空チャンバ122、121、101、102、及び103等の真空チャンバのデュアル軌道搬送システム、すなわち第1の搬送路と第2の搬送路を有する搬送システムは、固定デュアル軌道システム、可動単一軌道システム、又は可動デュアル軌道システムによって提供されうる。固定デュアル軌道システムは、第1の搬送軌道及び第2の搬送軌道を含み、第1の搬送軌道と第2の搬送軌道は側方に移動できない、すなわち基板は搬送方向に対して垂直の方向に移動することができない。可動単一軌道システムは、基板が第1の搬送路又は第2の搬送路上に供給されるように、側方、すなわち搬送方向に対して垂直に移動可能な線形搬送路を有することによってデュアル軌道搬送システムを提供し、第1の搬送路と第2の搬送路は互いに離れている。可動デュアル軌道システムは、第1の搬送軌道と第2の搬送軌道を含み、両方の搬送軌道は側方に移動可能である、すなわち両方の搬送軌道は、第1の搬送路から第2の搬送路へ、又はその逆へそれぞれの位置を切り替えることができる。
[0040]本明細書に記載の実施形態に係るロードロックチャンバと、ロードロックチャンバを含む処理システムにより、処理システムにおける汚染を低減することが可能である。本明細書に記載の幾つかの実施形態に係る粒子除去デバイス又は粒子トラップを使用することにより、真空処理システムにおいて粒子を捕捉する簡単で単純な方法が可能になると同時に、例えば既定のガス放出率等の規定の材料特性を有するそれぞれの材料を使用することによって汚染のリスクが低減される。
[0041]上記の記述は、本発明の実施形態を対象としているが、本発明の他の実施形態及び更なる実施形態は、本発明の基本的な範囲を逸脱せずに考案してもよく、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によって定められる。
[0021]図1に示すように、キャリア110によって支持される基板は、真空密閉バルブを通してロードロックチャンバ122に最初に提供される。幾つかの実施形態によれば、キャリアはローカルチャンバ122に入る時に粒子除去デバイス200の上を通過する。従って、キャリア、又はキャリアの一部、例えばキャリアのロッドに付着した粒子は、キャリアがロードロックチャンバ122に入る前に除去される。
[0027]図3に、ローカルチャンバの入口壁に装着された粒子除去デバイス200を示す。ブラシ220は、基体210、例えば基体210の凹部等に装着される。幾つかの実施形態によれば、キャリアのロッドが基体210の凹部を通って通過しうるように、基体の凹部は例えば湾曲部を有するくぼんだ形状を有しうる。図3に示すように、一又は複数のガス出口又はガスノズル231の第1のセットは、基体の片側、例えば基体の上部及び/又は凹部の片側に設けられる。一又は複数のガス出口の第1のセットは、ガスを凹部の下部へと下方に向けるように構成されうる。一又は複数のガス出口又はガスノズル232の第2のセットは、基体の反対側、例えば基体の上部及び/又は凹部の反対側に設けられる。一又は複数のガス出口の第2のセットは、ガスを凹部の下部へと下方に向けるように構成されうる。図3に、吸引配置構成のポンプに連結されうる導管243の一部を更に示す。
[0036]ロードロックチャンバ122は、例えば移送チャンバ等の別の真空チャンバ121に連結される。移送チャンバは、例えば堆積チャンバ等の別の真空チャンバ101に連結される。図6に示すように、また別の実施形態によれば、堆積チャンバに入る前にキャリア、又は例えばキャリアのロッド等のキャリアの一部が洗浄されるように、移送チャンバに代替的に、又は追加として別の粒子除去装置600が設けられうる。図6に示す粒子除去デバイス600は、真空処理システム内の真空条件で操作可能となるように、ガス放出が十分に低い例えばPEEK、ステンレス鋼及び他の材料等の材料から製造されうる。本明細書に記載の実施形態によれば、粒子除去デバイスは、約1.0E−8mbar*l/(s*cm)と約1.0E−6mbar*l/(s*cm)の間の1時間(1h)当たりのガス放出値を有する材料を含みうる。また別の実行形態によれば、別の真空除去装置600は、例えば真空回転モジュール150等の一又は複数の他の真空チャンバ内に設けられうる。
[0041]上記の記述は、本発明の実施形態を対象としているが、本発明の他の実施形態及び更なる実施形態は、本発明の基本的な範囲を逸脱せずに考案してもよく、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によって定められる。
以下、付記を記載する。
[付記1]
キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去デバイスであって、
凹部を有する基体であって、前記キャリアの一部が前記凹部を通って移動しうるように前記凹部が構成された前記基体と、
前記凹部に備えられ、前記凹部を通って移動する時に、前記キャリアの一部と接触するように構成されているブラシと
を備える、粒子除去デバイス。
[付記2]
前記凹部を通って移動する時に前記キャリアの一部上にガスを向けるように構成された一又は複数のガス出口
を更に備える、付記1に記載の粒子除去デバイス。
[付記3]
前記凹部の開口部と流体連結し、ポンプに接続されるように構成されている吸引ポート
を更に備える、付記1又は2に記載の粒子除去デバイス。
[付記4]
前記一又は複数のガス出口が前記基体の上部に設けられ、特に前記凹部の下部へ下向きにガスを向けるように構成されている、付記1から3のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
[付記5]
前記一又は複数のガス出口は、第1のガス出口配置構成と第2のガス出口配置構成とを含み、前記第1のガス出口配置構成は前記基体の一方の側に設けられ、前記第2のガス出口配置構成は第1の側とは反対の前記基体の第2の側に設けられている、付記4に記載の粒子除去デバイス。
[付記6]
前記凹部の前記開口部が前記ブラシの下にある、付記3から5のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
[付記7]
別のキャリアの一部が凹部を通って移動することができるように構成された別の凹部と、
前記別の凹部に備えられた別のブラシと
を更に備え、粒子トラップが、デュアル軌道搬送システムにおいて搬送されるキャリアの粒子を捕捉するように構成されている、付記1から6のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
[付記8]
前記別の凹部が前記基体に設けられている、付記7に記載の粒子除去デバイス。
[付記9]
キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用のロードロックチャンバであって、
ロードロックチャンバの空間を形成するロードロック壁と、
前記ロードロックチャンバの中に前記キャリアをロックするように構成され、前記ロードロック壁の入口壁に設けられた入口と、
前記ロードロックチャンバを真空に引くための真空生成装置と、
キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去デバイスと
を備え、
前記粒子除去デバイスが、
凹部を有する基体であって、前記凹部を通って前記キャリアの一部が移動できるように前記凹部が構成されている基体と、
前記凹部に備えられ、前記凹部を通って移動する時に前記キャリアの一部と接触するように構成されているブラシと
を備える、ロードロックチャンバ。
[付記10]
前記入口における第1の真空密閉バルブと、
前記ロードロック壁の出口壁において前記キャリアを前記ロードロックチャンバの外へ移送するように構成された出口と、
前記ロードロックチャンバを出る前記基板の前記出口における第2の真空密閉バルブと
を更に備える、付記9に記載のロードロックチャンバ。
[付記11]
基板を処理するための真空処理システムであって、
前記基板を処理するように適合された真空処理チャンバと、
前記基板を大気条件から前記真空処理チャンバへ移送するように構成された、付記9又は10に記載のロードロックチャンバと
を備える真空処理システム。
[付記12]
付記1から8のいずれか一項に記載の第2の粒子除去デバイスであって、約1.0E−8mbar*l/(s*cm)と約1.0E−6mbar*l/(s*cm)の間の1時間a1h当たりのガス放出値を有する材料を含み、前記ロードロックチャンバ、前記真空処理チャンバ、又は前記真空処理システムの別の真空チャンバに設けられている前記第2の粒子除去デバイスを更に備える、付記11に記載の真空処理システム。
[付記13]
前記真空処理チャンバの真空が、約10−7mbarと約10−5mbarの間の範囲の圧力を有する超高真空である、付記11又は12のいずれか一項に記載の真空処理システム。
[付記14]
真空処理システムにおいてキャリアを洗浄する方法であって、
前記真空処理システムのロードロックチャンバの中に前記キャリアをロックすることと、
前記キャリアが前記ロードロックチャンバの中にロックされている間に、ブラシを用いて前記キャリアの一部を洗浄することと
を含む方法。
[付記15]
前記キャリアが前記ロードロックチャンバの中にロックされている間に、前記キャリアの一部上にガスの流れを向けることと、
前記キャリアの一部から除去された粒子を真空洗浄することと
を更に含む、付記14に記載の方法。

Claims (15)

  1. キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去デバイスであって、
    凹部を有する基体であって、前記キャリアの一部が前記凹部を通って移動しうるように前記凹部が構成された前記基体と、
    前記凹部に備えられ、前記凹部を通って移動する時に、前記キャリアの一部と接触するように構成されているブラシと
    を備える、粒子除去デバイス。
  2. 前記凹部を通って移動する時に前記キャリアの一部上にガスを向けるように構成された一又は複数のガス出口
    を更に備える、請求項1に記載の粒子除去デバイス。
  3. 前記凹部の開口部と流体連結し、ポンプに接続されるように構成されている吸引ポート
    を更に備える、請求項1又は2に記載の粒子除去デバイス。
  4. 前記一又は複数のガス出口が前記基体の上部に設けられ、特に前記凹部の下部へ下向きにガスを向けるように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
  5. 前記一又は複数のガス出口は、第1のガス出口配置構成と第2のガス出口配置構成とを含み、前記第1のガス出口配置構成は前記基体の一方の側に設けられ、前記第2のガス出口配置構成は第1の側とは反対の前記基体の第2の側に設けられている、請求項4に記載の粒子除去デバイス。
  6. 前記凹部の前記開口部が前記ブラシの下にある、請求項3から5のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
  7. 別のキャリアの一部が凹部を通って移動することができるように構成された別の凹部と、
    前記別の凹部に備えられた別のブラシと
    を更に備え、粒子トラップが、デュアル軌道搬送システムにおいて搬送されるキャリアの粒子を捕捉するように構成されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
  8. 前記別の凹部が前記基体に設けられている、請求項7に記載の粒子除去デバイス。
  9. キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用のロードロックチャンバであって、
    ロードロックチャンバの空間を形成するロードロック壁と、
    前記ロードロックチャンバの中に前記キャリアをロックするように構成され、前記ロードロック壁の入口壁に設けられた入口と、
    前記ロードロックチャンバを真空に引くための真空生成装置と、
    キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去デバイスと
    を備え、
    前記粒子除去デバイスが、
    凹部を有する基体であって、前記凹部を通って前記キャリアの一部が移動できるように前記凹部が構成されている基体と、
    前記凹部に備えられ、前記凹部を通って移動する時に前記キャリアの一部と接触するように構成されているブラシと
    を備える、ロードロックチャンバ。
  10. 前記入口における第1の真空密閉バルブと、
    前記ロードロック壁の出口壁において前記キャリアを前記ロードロックチャンバの外へ移送するように構成された出口と、
    前記ロードロックチャンバを出る前記基板の前記出口における第2の真空密閉バルブと
    を更に備える、請求項9に記載のロードロックチャンバ。
  11. 基板を処理するための真空処理システムであって、
    前記基板を処理するように適合された真空処理チャンバと、
    前記基板を大気条件から前記真空処理チャンバへ移送するように構成された、請求項9又は10に記載のロードロックチャンバと
    を備える真空処理システム。
  12. 請求項1から8のいずれか一項に記載の第2の粒子除去デバイスであって、約1.0E−8mbar*l/(s*cm)と約1.0E−6mbar*l/(s*cm)の間の1時間a1h当たりのガス放出値を有する材料を含み、前記ロードロックチャンバ、前記真空処理チャンバ、又は前記真空処理システムの別の真空チャンバに設けられている前記第2の粒子除去デバイスを更に備える、請求項11に記載の真空処理システム。
  13. 前記真空処理チャンバの真空が、約10−7mbarと約10−5mbarの間の範囲の圧力を有する超高真空である、請求項11又は12のいずれか一項に記載の真空処理システム。
  14. 真空処理システムにおいてキャリアを洗浄する方法であって、
    前記真空処理システムのロードロックチャンバの中に前記キャリアをロックすることと、
    前記キャリアが前記ロードロックチャンバの中にロックされている間に、ブラシを用いて前記キャリアの一部を洗浄することと
    を含む方法。
  15. 前記キャリアが前記ロードロックチャンバの中にロックされている間に、前記キャリアの一部上にガスの流れを向けることと、
    前記キャリアの一部から除去された粒子を真空洗浄することと
    を更に含む、請求項14に記載の方法。
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