JP2019071447A - 粒子除去デバイス、及び粒子除去デバイスを操作する方法 - Google Patents
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Description
以下、付記を記載する。
[付記1]
キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去デバイスであって、
凹部を有する基体であって、前記キャリアの一部が前記凹部を通って移動しうるように前記凹部が構成された前記基体と、
前記凹部に備えられ、前記凹部を通って移動する時に、前記キャリアの一部と接触するように構成されているブラシと
を備える、粒子除去デバイス。
[付記2]
前記凹部を通って移動する時に前記キャリアの一部上にガスを向けるように構成された一又は複数のガス出口
を更に備える、付記1に記載の粒子除去デバイス。
[付記3]
前記凹部の開口部と流体連結し、ポンプに接続されるように構成されている吸引ポート
を更に備える、付記1又は2に記載の粒子除去デバイス。
[付記4]
前記一又は複数のガス出口が前記基体の上部に設けられ、特に前記凹部の下部へ下向きにガスを向けるように構成されている、付記1から3のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
[付記5]
前記一又は複数のガス出口は、第1のガス出口配置構成と第2のガス出口配置構成とを含み、前記第1のガス出口配置構成は前記基体の一方の側に設けられ、前記第2のガス出口配置構成は第1の側とは反対の前記基体の第2の側に設けられている、付記4に記載の粒子除去デバイス。
[付記6]
前記凹部の前記開口部が前記ブラシの下にある、付記3から5のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
[付記7]
別のキャリアの一部が凹部を通って移動することができるように構成された別の凹部と、
前記別の凹部に備えられた別のブラシと
を更に備え、粒子トラップが、デュアル軌道搬送システムにおいて搬送されるキャリアの粒子を捕捉するように構成されている、付記1から6のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
[付記8]
前記別の凹部が前記基体に設けられている、付記7に記載の粒子除去デバイス。
[付記9]
キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用のロードロックチャンバであって、
ロードロックチャンバの空間を形成するロードロック壁と、
前記ロードロックチャンバの中に前記キャリアをロックするように構成され、前記ロードロック壁の入口壁に設けられた入口と、
前記ロードロックチャンバを真空に引くための真空生成装置と、
キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去デバイスと
を備え、
前記粒子除去デバイスが、
凹部を有する基体であって、前記凹部を通って前記キャリアの一部が移動できるように前記凹部が構成されている基体と、
前記凹部に備えられ、前記凹部を通って移動する時に前記キャリアの一部と接触するように構成されているブラシと
を備える、ロードロックチャンバ。
[付記10]
前記入口における第1の真空密閉バルブと、
前記ロードロック壁の出口壁において前記キャリアを前記ロードロックチャンバの外へ移送するように構成された出口と、
前記ロードロックチャンバを出る前記基板の前記出口における第2の真空密閉バルブと
を更に備える、付記9に記載のロードロックチャンバ。
[付記11]
基板を処理するための真空処理システムであって、
前記基板を処理するように適合された真空処理チャンバと、
前記基板を大気条件から前記真空処理チャンバへ移送するように構成された、付記9又は10に記載のロードロックチャンバと
を備える真空処理システム。
[付記12]
付記1から8のいずれか一項に記載の第2の粒子除去デバイスであって、約1.0E−8mbar*l/(s*cm2)と約1.0E−6mbar*l/(s*cm2)の間の1時間a1h当たりのガス放出値を有する材料を含み、前記ロードロックチャンバ、前記真空処理チャンバ、又は前記真空処理システムの別の真空チャンバに設けられている前記第2の粒子除去デバイスを更に備える、付記11に記載の真空処理システム。
[付記13]
前記真空処理チャンバの真空が、約10−7mbarと約10−5mbarの間の範囲の圧力を有する超高真空である、付記11又は12のいずれか一項に記載の真空処理システム。
[付記14]
真空処理システムにおいてキャリアを洗浄する方法であって、
前記真空処理システムのロードロックチャンバの中に前記キャリアをロックすることと、
前記キャリアが前記ロードロックチャンバの中にロックされている間に、ブラシを用いて前記キャリアの一部を洗浄することと
を含む方法。
[付記15]
前記キャリアが前記ロードロックチャンバの中にロックされている間に、前記キャリアの一部上にガスの流れを向けることと、
前記キャリアの一部から除去された粒子を真空洗浄することと
を更に含む、付記14に記載の方法。
Claims (15)
- キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去デバイスであって、
凹部を有する基体であって、前記キャリアの一部が前記凹部を通って移動しうるように前記凹部が構成された前記基体と、
前記凹部に備えられ、前記凹部を通って移動する時に、前記キャリアの一部と接触するように構成されているブラシと
を備える、粒子除去デバイス。 - 前記凹部を通って移動する時に前記キャリアの一部上にガスを向けるように構成された一又は複数のガス出口
を更に備える、請求項1に記載の粒子除去デバイス。 - 前記凹部の開口部と流体連結し、ポンプに接続されるように構成されている吸引ポート
を更に備える、請求項1又は2に記載の粒子除去デバイス。 - 前記一又は複数のガス出口が前記基体の上部に設けられ、特に前記凹部の下部へ下向きにガスを向けるように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
- 前記一又は複数のガス出口は、第1のガス出口配置構成と第2のガス出口配置構成とを含み、前記第1のガス出口配置構成は前記基体の一方の側に設けられ、前記第2のガス出口配置構成は第1の側とは反対の前記基体の第2の側に設けられている、請求項4に記載の粒子除去デバイス。
- 前記凹部の前記開口部が前記ブラシの下にある、請求項3から5のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。
- 別のキャリアの一部が凹部を通って移動することができるように構成された別の凹部と、
前記別の凹部に備えられた別のブラシと
を更に備え、粒子トラップが、デュアル軌道搬送システムにおいて搬送されるキャリアの粒子を捕捉するように構成されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の粒子除去デバイス。 - 前記別の凹部が前記基体に設けられている、請求項7に記載の粒子除去デバイス。
- キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用のロードロックチャンバであって、
ロードロックチャンバの空間を形成するロードロック壁と、
前記ロードロックチャンバの中に前記キャリアをロックするように構成され、前記ロードロック壁の入口壁に設けられた入口と、
前記ロードロックチャンバを真空に引くための真空生成装置と、
キャリアに支持された基板を処理するための真空処理システム用の粒子除去デバイスと
を備え、
前記粒子除去デバイスが、
凹部を有する基体であって、前記凹部を通って前記キャリアの一部が移動できるように前記凹部が構成されている基体と、
前記凹部に備えられ、前記凹部を通って移動する時に前記キャリアの一部と接触するように構成されているブラシと
を備える、ロードロックチャンバ。 - 前記入口における第1の真空密閉バルブと、
前記ロードロック壁の出口壁において前記キャリアを前記ロードロックチャンバの外へ移送するように構成された出口と、
前記ロードロックチャンバを出る前記基板の前記出口における第2の真空密閉バルブと
を更に備える、請求項9に記載のロードロックチャンバ。 - 基板を処理するための真空処理システムであって、
前記基板を処理するように適合された真空処理チャンバと、
前記基板を大気条件から前記真空処理チャンバへ移送するように構成された、請求項9又は10に記載のロードロックチャンバと
を備える真空処理システム。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の第2の粒子除去デバイスであって、約1.0E−8mbar*l/(s*cm2)と約1.0E−6mbar*l/(s*cm2)の間の1時間a1h当たりのガス放出値を有する材料を含み、前記ロードロックチャンバ、前記真空処理チャンバ、又は前記真空処理システムの別の真空チャンバに設けられている前記第2の粒子除去デバイスを更に備える、請求項11に記載の真空処理システム。
- 前記真空処理チャンバの真空が、約10−7mbarと約10−5mbarの間の範囲の圧力を有する超高真空である、請求項11又は12のいずれか一項に記載の真空処理システム。
- 真空処理システムにおいてキャリアを洗浄する方法であって、
前記真空処理システムのロードロックチャンバの中に前記キャリアをロックすることと、
前記キャリアが前記ロードロックチャンバの中にロックされている間に、ブラシを用いて前記キャリアの一部を洗浄することと
を含む方法。 - 前記キャリアが前記ロードロックチャンバの中にロックされている間に、前記キャリアの一部上にガスの流れを向けることと、
前記キャリアの一部から除去された粒子を真空洗浄することと
を更に含む、請求項14に記載の方法。
Priority Applications (1)
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JP2018237391A JP2019071447A (ja) | 2018-12-19 | 2018-12-19 | 粒子除去デバイス、及び粒子除去デバイスを操作する方法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016567808A Division JP2017520112A (ja) | 2014-05-15 | 2014-05-15 | 粒子除去デバイス、及び粒子除去デバイスを操作する方法 |
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ID=66441345
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JP2018237391A Pending JP2019071447A (ja) | 2018-12-19 | 2018-12-19 | 粒子除去デバイス、及び粒子除去デバイスを操作する方法 |
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---|---|
JP (1) | JP2019071447A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112420555A (zh) * | 2019-08-23 | 2021-02-26 | 细美事有限公司 | 传送单元和包括该传送单元的基板处理装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007204823A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 成膜装置 |
JP2010067700A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Sharp Corp | 基板カセット搬送装置および基板カセット搬入出装置 |
WO2012140801A1 (ja) * | 2011-04-15 | 2012-10-18 | 株式会社アルバック | 被処理体の搬送機構 |
WO2012160853A1 (ja) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | 村田機械株式会社 | コンベア装置 |
-
2018
- 2018-12-19 JP JP2018237391A patent/JP2019071447A/ja active Pending
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