JP2019069812A - 紙器・ダンボール箱の開封用ジッパー - Google Patents

紙器・ダンボール箱の開封用ジッパー Download PDF

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Toshinaga Urabe
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【課題】波型より簡単に製作できるジッパーを提供することにある。【解決手段】紙器、ダンボール箱の開封用ジッパーにおいて、2本の直線のクランク状の帯片の直線部にニック1を刻切したもの。【選択図】図5

Description

本発明は紙器・ダンボール箱を消費者が開封するのに、胴体、蓋に形成されている開封用ジッパーに関するものである。
現在、紙器・ダンボール箱の開封に際して、ナイフなどを使用しないで、簡単に開封するために、図7のような胴体、蓋に「ジッパー」という機能がついている。一般的で一番簡単な方法は抜型に2本の平行の溝を切削し、合板より上の部分の刃を「への字型」に切削し、45度に折り曲げたものが一般的であった。しかし、この方法は簡単に製作可能であるが、折り曲げられた45度の部分が合板の宙に浮いている状態なので、その部分が不完全な打ち抜きになった。また折り曲げた部分は1/√2になり、間隔2広くなるので切断しずらくなる。そこで最近では図1のように45度の折辺の先端が真下に来るように1個、1個折り曲げた45度辺を埋め込む方法になっている。抜型製作に時間がかかる。
しかしながら、それでも消費者が開封時に帯状の長辺が途中で切れ、困惑するのである。そこで切目の間隔を短くすると、開封には便利であるが、箱の強度が劣化して、輸送時に箱が破損する場合があり、その匙加減が非常にむつかしいのである。また直線状2列だとグルアーで貼合するときにジッパー部で折れてしまい、貼合できないことがある。
一方、この方式と異なるジッパーが出現したが普及していない。特許文献1の「波刃」に「ニック」をつける方法である。図8、図2に図示されている。米国で発明されたが、日本でも特許文献2、特許文献3が発明されたが普及していない。これらの発明は先にあげた「45度ジッパー」に比較して多くの長所を持っている。それは「両方向から開封可能」、ニック以外の部分はすでに完全に紙素材が切断しているので「100%確実に切断」できる。分厚い「ダンボール」にも最適。特に「紙繊維と直角方向」でも開封時に途中で切断しない。また図7のような「斜めのジッパー」にも最適である。切断跡も45度ジッパーよりきれいである。
しかし、この偉大な発明も普及していない。私が特許文献2の発明者・武井綱吉氏に直接確認したところ、自動曲機の普及した現在でも抜型に「波形」を製作することが大変だと言われた。レーザーで波形を切削した溝に合う波型自身を自動曲機で曲げることに時間もかかるが、曲げた波形を完全に合致させるのが大変であるとのことであった。しばしば徹夜仕事になったとのことであった。
USP3004697号 特開平10−81326号 特開2006−36340号
本発明は「両方向から開封可能なジッパー」「抜型製作が容易なジッパー」「確実に途中で切断することなしに開封できるジッパー」「開封後の切断線が美称的にきれいなジッパー」「グルアーに掛けた時に引っかからない形状のジッパー」「輸送時には切断せず、開封時には簡単に開封できるジッパー」の効果を持ち、波型より簡単に製作できるジッパーを提供することにある。
発明を解決するための手段
図2、図7は公知の曲線のジッパーである。図2では曲線の山部と谷部の間にニック1が刻切されている。図3はこれと同じピッチに対応した発明の実施例である。本発明は公知の図2の曲線をショートカットさせて直線としたものである。形状としては「ジグザク」状になる。これにより製作が簡単になる。図4は理解を簡単にするために図2と図3を重ねて描画した。これは同じ効果であるが、製作時間が円弧の場合は直線ジグザグの場合に比べて10−20倍以上の時間がかかる。なぜ波型が時間がかかるかと言えば自動曲機で円弧を曲げる場合、刃材を1mm送り、回転曲げツールで叩き、「多角形円弧/ポリライン円弧」で円弧を製作するからである。その世界で最初の自動曲機は特開昭63−309328号の方法である。
図5は本発明の他の実施例である。「クランク」状の直線である。図3の実施例に比較して鋭利でないので、手にやさしい。
図6は本発明の他の実施例である。全ての直線部分にニック1が敷設されている。また、本実施例は直線片のジッパーでなく、傾斜のジッパーである。このジッパーは紙器、ダンボール箱に適用されたとき、紙の繊維、ダンボール箱の段目に影響されることなく、100%確実に切断できる。したがって、ニック1は直線に選択的に付設設計される。
発明の効果
本発明は以上の構成をなしているので、
a.「両方向から開封可能なジッパー」
b.「抜型製作が容易なジッパー」
c.「確実に途中で切断することなしに開封できるジッパー」
d.「開封後の切断線が美称的にきれいなジッパー」
e.「グルアーに掛けた時に引っかからない形状のジッパー」
f.「輸送時には切断せず、開封時には簡単に開封できるジッパー」
の効果を持つ。
公知の一般的なジッパーの平面図。 公知の波型ジッパーの平面図。 本発明の「ジグザグ」のジッパーの平面図。 公知のジッパーと本発明のジッパーを重ねた平面図。 本発明の「クランク」のジッパーの平面図。 本発明の「クランク」で傾斜ジッパーの平面図。 公知のUSP3004697号波型ジッパーの平面図。
ジッパーのニック1
ジッパーの隙間2

Claims (2)

  1. 紙器、ダンボール箱の開封用ジッパーにおいて、2本の直線のジグザク状の帯片の直線部にニック1を刻切したもの。
  2. 紙器、ダンボール箱の開封用ジッパーにおいて、2本の直線のクランク状の帯片の直線部にニック1を刻切したもの。
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WO2020203641A1 (ja) 2019-04-01 2020-10-08 株式会社小糸製作所 車両用灯具

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