JP2019066232A - 舵角センサの取付構造 - Google Patents

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亘 下村
Wataru Shimomura
亘 下村
宏二 小澤
Koji Ozawa
宏二 小澤
雄介 亀井
Yusuke Kamei
雄介 亀井
義朗 樋口
Yoshiro Higuchi
義朗 樋口
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Abstract

【課題】ステアリングに連動して回転するロールコネクタ等の回転体に舵角センサを取り付ける場合に、不感帯を低減できる構造を提供する。【解決手段】ロールコネクタ2の回転ケース2bに凹部から成る回転体側嵌合部2b1を形成し、舵角センサの3のメインギヤ3aに凸部から成るセンサ側嵌合部3a1を形成し、センサ側嵌合部3a1は軸方向テーパ形状および周方向テーパ形状の両方を成し、軸方向テーパ形状は、回転体側嵌合部2b1にセンサ側嵌合部3a1を嵌合するに連れて回転体側嵌合部2b1とセンサ側嵌合部3a1との隙間が窄まるように傾斜させ、周方向テーパ形状は、ステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開するように傾斜させるとともに、センサ側嵌合部3a1に弾性を持たせることにより、回転体側嵌合部2b1にセンサ側嵌合部3a1を嵌合する際の遊びや偏心を吸収して舵角センサの不感帯を低減する。【選択図】図3

Description

この発明は、ステアリングに連動して回転する回転体に舵角センサを取り付けるための舵角センサの取付構造に関する。
従来、自動車等の車両において、ステアリングホイールの回転を舵角検出回路に伝達するために、ステアリングホイールに連動して回転するロールコネクタに舵角センサを取り付けることが行われている(特許文献1参照)。
ここで、ロールコネクタは円環状の固定ケースとその内側に回転自在に設けられた回転ケースとを備え、ステアリングシャフトの回転軸に連結されたステアリングホイールがロールコネクタの回転ケースと嵌合することで、ロールコネクタの回転ケースがステアリングシャフト(ステアリングホイール)に連動して回転する。一方、舵角センサを構成するリング状のメインギヤがロールコネクタの回転ケースに係合されてステアリングシャフトの回転がメインギヤに伝達され、ロールコネクタの固定ケース内に収納された2個のサブギヤのうち一方がメインギヤに噛合してメインギヤに連動して回転し、この一方のサブギヤの回転が他方のサブギヤに伝達されるように配置されており、両サブギヤの回転に基づいてステアリングシャフト(ステアリングホイール)の回転角度が舵角検出回路により検出される。なお、2個のサブギヤは互いに噛合せずそれぞれメインギヤに噛合する構成もある。
そして、上記したロールコネクタの回転ケースと舵角センサのメインギヤの係合部分は、回転ケースの外側からリング状のメインギヤを装着し、例えばロールコネクタの回転ケースの後端面に形成された複数の凹部それぞれに、舵角センサのメインギヤの内周に形成した複数の凸部それぞれを係合する構造になっている。
特開2015−108592号公報(段落0018〜0021、図3、図4参照)
ところが、上記したロールコネクタへの舵角センサの取付構造の場合、ロールコネクタの回転ケースの回転を舵角センサのメインギヤやサブギヤに伝達するために、ロールコネクタの回転ケース側の凹部と舵角センサのメインギヤ側の凸部との間、舵角センサのメインギヤとこれに噛合するサブギヤとの間、2個のサブギヤ同士の間にそれぞれ必要な遊びが設けられるため、ステアリングホイールが回転してもその回転が舵角検出回路に伝達されないいわゆる「不感帯」が生じ、またこの不感帯は回転ケースと舵角センサのメインギヤとの組付け時の偏心によっても生じ、舵角センサの不感帯の存在とその大小が舵角検出値を利用した車両制御を精度よく行う上で問題になることから、不感帯を極力小さく抑えることが求められている。
本発明は、ステアリングに連動して回転するロールコネクタ等の回転体に舵角センサを取り付ける場合に、不感帯を低減できる構造を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の舵角センサの取付構造は、ステアリングホイールに連動して回転する回転体に舵角センサを取り付けるための舵角センサの取付構造において、前記回転体に形成された凸部および凹部のいずれか一方から成る回転体側嵌合部と、前記舵角センサに形成され前記回転体の前記回転体側嵌合部と嵌合する凹部または凸部のいずれか他方から成るセンサ側嵌合部とを備え、前記回転体側嵌合部および前記センサ側嵌合部のうち一方が、ステアリングシャフトの軸方向に対して傾斜した軸方向テーパ形状を有し、前記軸方向テーパ形状は、前記回転体側嵌合部に前記センサ側嵌合部を嵌合するに連れて前記回転体側嵌合部と前記センサ側嵌合部との隙間が窄まるように傾斜し、前記回転体側嵌合部または前記センサ側嵌合部のどちらかが弾性を有することを特徴としている(請求項1)。
また、本発明の舵角センサの取付構造は、ステアリングホイールに連動して回転する回転体に舵角センサを取り付けるための舵角センサの取付構造において、前記回転体に形成された凸部および凹部のいずれか一方から成る回転体側嵌合部と、前記舵角センサに形成され前記回転体の前記回転体側嵌合部と嵌合する凹部または凸部のいずれか他方から成るセンサ側嵌合部とを備え、前記回転体側嵌合部および前記センサ側嵌合部のうち凸部から成る方は、ステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開し、または窄まるように傾斜したテーパ形状を有し、前記回転体側嵌合部および前記センサ側嵌合部のうち凹部から成る方の周方向の幅は、前記回転体側嵌合部および前記センサ側嵌合部のうち凸部のテーパ形状の最大幅以下に設定されているとしてもよい(請求項2)。
請求項1に係る発明によれば、回転体に形成される回転体側嵌合部および舵角センサに形成されるセンサ側嵌合部のうち一方に、ステアリングシャフトの軸方向に対して傾斜した軸方向テーパ形状を形成し、回転体側嵌合部またはセンサ側嵌合部のどちらかに弾性を持たせる。
そのため、回転体側嵌合部に対してセンサ側嵌合部を嵌合したときに、その嵌合部分に弾性を有するばね構造を設けられることになり、このばね構造により遊びを吸収するとともに、回転体に舵角センサを取り付ける場合の偏心を吸収することができ、ステアリングホイールが回転してもその回転が舵角検出回路に伝達されない不感帯を低減することが可能になり、舵角検出値を利用して車両制御を行う際の制御精度の向上を図ることができる。
請求項2に係る発明によれば、回転体側嵌合部およびセンサ側嵌合部のうち凸部から成る方は、ステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開し、または窄まるように傾斜したテーパ形状を有し、回転体側嵌合部およびセンサ側嵌合部のうち凹部から成る方の周方向の幅は、回転体側嵌合部およびセンサ側嵌合部のうち凸部のテーパ形状の最大幅以下に設定されているため、回転体側嵌合部に対してセンサ側嵌合部を嵌合する部分の遊びを吸収するとともに、回転体に舵角センサを取り付ける場合の偏心を吸収することができ、不感帯を低減することができて舵角検出値を利用して車両制御を行う際の制御精度の向上を図ることができる。
本発明の舵角センサの取付構造の第1実施形態の分解斜視図である。 図1の舵角センサの一部の正面図である。 図1の一部の断面図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図3の嵌合前の一部の斜視図である。 第2実施形態の一部の断面を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図5の一部の斜視図である。 第3実施形態の一部の分解状態における断面図である。 図7の斜視図である。 第4実施形態の一部の分解状態における断面図である。 図9の斜視図である。 第5実施形態の一部の分解状態における斜視図である。 図11の嵌合状態の一部の正面図である。 第6実施形態の嵌合状態の一部の正面図である。 第7実施形態の嵌合状態の一部の正面図である。 第8実施形態の嵌合状態の一部の正面図である。 第9実施形態の嵌合状態の一部の正面図である。
<第1実施形態>
本発明に係る舵角センサの取付構造の第1実施形態について、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。
本実施形態における舵角センサの取付構造は、図1に示すように、ステアリングホイール1の回転を舵角検出回路に伝達するために、ステアリングホイール1に連動して回転する回転体であるロールコネクタ2に舵角センサ3を取り付けるものである。
ロールコネクタ2は、円環状の固定ケース2aと、固定ケース2aの内周側に回転自在に設けられた円筒部を有する回転ケース2bとを備え、ステアリングシャフトの回転軸に連結されたステアリングホイール1がロールコネクタ2の回転ケース2bと嵌合されることにより、ロールコネクタ2の回転ケース2bがステアリングシャフト(ステアリングホイール1)に連動して回転する。
舵角センサ3は、図2に示すように、リング状のメインギヤ3aと、メインギヤ3aに噛合するメインギヤよりも小径の第1サブギヤ3bと、メインギヤ3aよりも小径で第1サブギヤ3bに噛合する第2サブギヤ3cとを備える。
そして、メインギヤ3aがロールコネクタ2の回転ケース2bに係合されてステアリングシャフトの回転がメインギヤ3aに伝達され、メインギヤ3aに連動して第1サブギヤ3bが回転して、この第1サブギヤ3bの回転が第2サブギヤ3cに伝達され、両サブギヤ3b,3cの回転に基づいてステアリングシャフトつまりステアリングホイール1の回転角度が舵角検出回路により検出されるようになっている。なお、第1、第2サブギヤ3b,3cが互いに噛合せず、両サブギヤ3b、3cそれぞれがメインギヤ3aに噛合するものであってもよい。
ところで、上記したように、舵角センサ3のメインギヤ3aはロールコネクタ2の回転ケース2bに係合されるが、その係合部分は、例えば図2に示すように回転ケース2bの外側からリング状のメインギヤ3aを装着したときに、ロールコネクタ2の回転ケース2bの後端面に形成された複数の凹部に、舵角センサ3のメインギヤ3aの内周に形成した複数の凸部が係合する構造になっている。
より具体的には、図3(a),(b)、図4に示すように、ロールコネクタ2の回転ケース2bの後端縁には、複数箇所を切り欠いた凹部から成る回転体側嵌合部2b1が形成され、舵角センサ3のメインギヤ3aの内周であって回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b1それぞれに対応する位置それぞれにメインギヤ3aの中心に向かう凸部および該凸部に一体形成された羽根状部から成るセンサ側嵌合部3a1が形成され、各回転体側嵌合部2b1それぞれにセンサ側嵌合部3a1が嵌合されることにより、ロールコネクタ2の回転ケース2bに舵角センサ3のメインギヤ3aが係合状態で取り付けられる。
このとき、各センサ側嵌合部3a1の羽根状部は、凸部に対しメインギヤ3aの周方向両側に弾性をもって一体形成され、特に図3(b)、図4に示すように、ステアリングシャフトの軸方向に対して傾斜した軸方向テーパ形状を有すると同時に、ステアリングシャフトの周方向に対して傾斜した周方向テーパ形状を有する一方、各回転体側嵌合部2b1は、テーパ形状を有さない。そして、センサ側嵌合部3a1の羽根状部の軸方向テーパ形状は、前方に向かうに連れて窄まり、回転体側嵌合部2b1にセンサ側嵌合部3a1を嵌合するに連れて回転体側嵌合部2b1とセンサ側嵌合部3a1との隙間が窄まるように傾斜し、周方向テーパ形状はステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開するように傾斜している。
したがって、上記した第1実施形態によれば、ロールコネクタ2の回転ケース2bに凹部から成る回転体側嵌合部2b1を形成し、舵角センサの3のメインギヤ3aに凸部から成るセンサ側嵌合部3a1を形成し、センサ側嵌合部3a1は軸方向テーパ形状および周方向テーパ形状の両方を成し、軸方向テーパ形状は、回転体側嵌合部2b1にセンサ側嵌合部3a1を嵌合するに連れて回転体側嵌合部2b1とセンサ側嵌合部3a1との隙間が窄まるように傾斜させ、周方向テーパ形状は、ステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開するように傾斜させるとともに、センサ側嵌合部3a1に弾性を持たせたため、回転体側嵌合部2b1に対してセンサ側嵌合部3a1を嵌合したときに、その嵌合部分に弾性を有するばね構造が設けされることになり、このばね構造により遊びや偏心を吸収することが可能になり、ステアリングホイール1に連動して回転する回転体であるロールコネクタ2に舵角センサ3を取り付ける場合の舵角センサ3の不感帯を低減することができ、舵角検出値を利用して運転補助のための車両制御を行う際の制御精度の向上を図ることができる。
なお、上記した舵角センサ3のメインギヤ3aにおけるセンサ側嵌合部3a1の羽根状部は、軸方向テーパ形状のみまたは周方向テーパ形状のみを有し、ロールコネクタ2の各回転体側嵌合部2b1は、周方向テーパ形状のみまたは軸方向テーパ形状のみを有する構成であってもよい。
また、ロールコネクタ2の回転ケース2bに形成する回転体側嵌合部2b1が周方向に突出した凸部および羽根状部から成り、舵角センサの3のメインギヤ3aに形成するセンサ側嵌合部3a1が凹部から成る構成であってもよい。このとき、回転体側嵌合部2b1の羽根状部が、ステアリングシャフトの軸方向に対して傾斜した軸方向テーパ形状およびステアリングシャフトの周方向に対して傾斜した周方向テーパ形状の両方を有する一方、舵角センサ3のメインギヤ3a側の凹部がテーパ形状を有しない構成であってもよい。さらに、回転体側嵌合部2b1の羽根状部が、軸方向テーパ形状のみまたは周方向テーパ形状のみを有し、舵角センサ3のメインギヤ3a側の凹部が周方向テーパ形状のみまたは軸方向テーパ形状のみを有する構成であってもよい。ここで、回転体側嵌合部またはセンサ側嵌合部のどちらかが弾性を有していればよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について図5を参照して説明する。なお、図5において、上記した第1実施形態と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、以下では主として第1実施形態と異なる点について説明することとする。
第2実施形態では、図5(a),(b)、図6に示すように、ロールコネクタ2の回転ケース2bに、複数箇所を切り欠いた凹部から成る回転体側嵌合部2b2が形成され、舵角センサ3のメインギヤ3aの内周であって回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b2に対応する位置それぞれに、メインギヤ3aの中心に向かう凸部および該凸部に一体形成された椀状部からなるセンサ側嵌合部3a2が形成され、各回転体側嵌合部2a2それぞれにセンサ側嵌合部3a2が嵌合されることにより、ロールコネクタ2の回転ケース2bに舵角センサ3のメインギヤ3aが係合状態で取り付けられる構造となっている。
このとき、各回転体側嵌合部2b2は、ステアリングシャフトの軸方向に対して傾斜した軸方向テーパ形状を有し、この軸方向テーパ形状は、前方に向かうに連れて窄まり、回転体側嵌合部2b2にセンサ側嵌合部3a2を嵌合するに連れて回転体側嵌合部2b2とセンサ側嵌合部3a2との隙間が窄まるように傾斜している。
また、各センサ側嵌合部3a2の椀状部は、特に図5(b)に示すように、凸部の中央部に弾性を有するお椀型部材が一体形成されて構成され、ステアリングシャフトの周方向に対して傾斜した周方向テーパ形状を有し、この周方向テーパ形状はステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開するように傾斜している。なお、センサが嵌合部3a2の椀状部は、その外周面が湾曲した曲面ではなく、円錐台状の周方向テーパ形状を成していてもよい。
したがって、上記した第2実施形態によれば、第1実施形態と同等の効果を得ることができる。
なお、ロールコネクタ2の回転ケース2bに形成する回転体側嵌合部2b2が周方向に突出した凸部および周方向テーパ形状を有する椀状部から成り、舵角センサ3のメインギヤ3aに形成するセンサ側嵌合部3a2が軸方向テーパ形状を有する凹部から成る構成であってもよい。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について図7、図8を参照して説明する。なお、図7、図8において、上記した第1実施形態と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、以下では主として第1実施形態と異なる点について説明することとする。
第3実施形態では、図7、図8に示すように、ロールコネクタ2の回転ケース2bに、複数箇所を切り欠いた凹部から成る回転体側嵌合部2b3が形成され、舵角センサ3のメインギヤ3aの内周であって回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b3に対応する位置それぞれに、メインギヤ3aの中心に向かう凸部から成るセンサ側嵌合部3a3が形成され、各回転体側嵌合部2a3それぞれにセンサ側嵌合部3a3が嵌合されることにより、ロールコネクタ2の回転ケース2bに舵角センサ3のメインギヤ3aが係合状態で取り付けられる構造となっている。
このとき、各回転体側嵌合部2b3の凹部の内側に、センサ側嵌合部3a3が嵌合する弾性を有する一対の突片21が形成され、各センサ側嵌合部3a3は、メインギヤ3aの中心に向かうほど幅細の横断面台形状に形成され、特に図8に示すように、ステアリングシャフトの軸方向に対して傾斜した軸方向テーパ形状を有する。この軸方向テーパ形状は、前方に向かうに連れて窄まり、回転体側嵌合部2b3にセンサ側嵌合部3a3を嵌合するに連れて回転体側嵌合部2b3とセンサ側嵌合部3a3との隙間が窄まるように傾斜している。
したがって、上記した第3実施形態によれば、第1実施形態と同等の効果を得ることができる。
なお、ロールコネクタ2の回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b3それぞれにおける一対の突片21を回転ケース2bの周方向に向かって拡開するように形成して、各回転体側嵌合部2b3が周方向テーパ形状を有し、舵角センサ3のメインギヤ3aにおける各センサ側嵌合部3a3の凸部が中心に向かって一定幅で形成されて軸方向テーパ形状のみを有するようにしてもよい。このとき、各センサ側嵌合部3a3の凸部は軸方向テーパ形状のみを有する。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について図9、図10を参照して説明する。なお、図9、図10において、上記した第1実施形態と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、以下では主として第1実施形態と異なる点について説明することとする。
第4実施形態では、図9、図10に示すように、ロールコネクタ2の回転ケース2bに、複数箇所を切り欠いた凹部から成る回転体側嵌合部2b4が形成され、舵角センサ3のメインギヤ3aの内周であって回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b4に対応する位置それぞれに、メインギヤ3aの中心に向かう凸部から成るセンサ側嵌合部3a4が形成され、各回転体側嵌合部2a4それぞれにセンサ側嵌合部3a4が嵌合されることにより、ロールコネクタ2の回転ケース2bに舵角センサ3のメインギヤ3aが係合状態で取り付けられる構造となっている。
このとき、各回転体側嵌合部2b4の凹部の内側に、センサ側嵌合部3a4が嵌合する弾性を有する一対の突片22が形成され、各回転体側嵌合部2b4それぞれにおける一対の突片22は、回転ケース2bの軸方向に向かって傾斜した軸方向テーパ形状を有する。上記した各回転体側嵌合部2b4それぞれにおける一対の突片22の軸方向テーパ形状は、前方に向かうに連れて窄まり、回転体側嵌合部2b4にセンサ側嵌合部3a4を嵌合するに連れて回転体側嵌合部2b4とセンサ側嵌合部3a4との隙間が窄まるように傾斜している。
したがって、上記した第4実施形態によれば、第1実施形態と同等の効果を得ることができる。
なお、ロールコネクタ2の回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b4それぞれにおける一対の突片22を回転ケース2bの周方向に向かって拡開するように形成して、各回転体側嵌合部2b3が軸方向テーパ形状に加えて周方向テーパ形状をも有するようにし、舵角センサ3のメインギヤ3aにおける各センサ側嵌合部3a3の凸部が中心に向かって一定幅で形成されてテーパ形状を有しないようにしてもよい。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態について図11、図12を参照して説明する。なお、図11、図12において、上記した第1実施形態と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、以下では主として第1実施形態と異なる点について説明することとする。
図11は回転体であるロールコネクタ2および舵角センサ3を示しており、ロールコネクタ2の回転ケース2bの後端縁に、複数箇所(本実施形態では4箇所)を切り欠いた凹部から成る回転体側嵌合部2b5を形成し、舵角センサ3のメインギヤ3aの内周であって回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b5それぞれに対応する位置それぞれにメインギヤ3aの中心に向かう凸部から成るセンサ側嵌合部3a5を形成し、各回転体側嵌合部2b5それぞれにセンサ側嵌合部3a5を嵌合することによって、ロールコネクタ2の回転ケース2bに舵角センサ3のメインギヤ3aを係合状態で取り付けられるようになっている。
このとき、舵角センサ3のメインギヤ3aの各センサ側嵌合部3a5の凸部は、特にステアリングシャフトの軸方向に垂直での断面を示す図12に示すようにステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開して形成され、ロールコネクタ2の回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b5の凹部は、嵌合状態のセンサ側嵌合部3a5の傾斜面と交差するように傾斜なく形成されている。そして、図12に示す各回転体側嵌合部2b5の凹部の周方向の幅W1は、センサ側嵌合部3a5の凸部のテーパ形状の最大幅W2以下(W1≦W2)、好ましくは最大幅W2未満に設定されている。
したがって、上記した第5実施形態によれば、舵角センサ3のメインギヤ3aの凸部から成る各センサ側嵌合部3a5が、ステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開して傾斜したテーパ形状を有し、ロールコネクタ2の回転ケース2bの凹部から成る各回転体側嵌合部2b5の周方向の幅W1を、回転体側嵌合部2b5のテーパ形状の最大幅W2以下に設定したため、回転体側嵌合部2b5に対してセンサ側嵌合部3a5を嵌合したときに、その嵌合部分の遊び、および、ロールコネクタ2とメインギヤ3aとの偏心を吸収することができ、ステアリングホイールが回転してもその回転が舵角検出回路に伝達されない不感帯を低減することが可能になり、舵角検出値を利用して車両制御を行う際の制御精度の向上を図ることができる。
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態について図13を参照して説明する。なお、図13において、上記した第5実施形態と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、以下では主として第5実施形態と異なる点について説明することとする。
第6実施形態では、図13に示すように、ロールコネクタ2の回転ケース2bの後端縁に、複数箇所(本実施形態では4箇所)を切り欠いた凹部から成る回転体側嵌合部2b5が形成され、舵角センサ3のメインギヤ3aの内周であって回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b6それぞれに対応する位置それぞれに、メインギヤ3aの中心に向かう凸部から成るセンサ側嵌合部3a6が形成され、各回転体側嵌合部2b6の凹部が、ステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開する傾斜面を成して嵌合状態のセンサ側嵌合部3a5の傾斜面に沿うように形成されている。
このとき、ステアリングシャフトの軸方向に垂直での断面を示す図13に示す各センサ側嵌合部3a6の凹部の周方向の最大幅W3は、回転体側嵌合部2b5の凸部のテーパ形状の最大幅W2以下(W3≦W2)、好ましくは最大幅W2未満に設定されている。
したがって、上記した第6実施形態によれば、第5実施形態と同等の効果を得ることができる。
<第7実施形態>
次に、本発明の第7実施形態について図14を参照して説明する。なお、図14において、上記した第5実施形態と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、以下では主として第5実施形態と異なる点について説明することとする。
第7実施形態では、ステアリングシャフトの軸方向に垂直での断面を示す図14に示すように、ロールコネクタ2の回転ケース2bの後端縁に、複数箇所(本実施形態では4箇所)を切り欠いた凹部から成る回転体側嵌合部2b7が形成され、舵角センサ3のメインギヤ3aの内周であって回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b7それぞれに対応する位置それぞれに、メインギヤ3aの中心に向かう凸部から成るセンサ側嵌合部3a7が形成され、この各回転体側嵌合部2b7の凹部は、嵌合状態のセンサ側嵌合部3a5の傾斜面と交差するように傾斜なく形成されている。そして、舵角センサ3のメインギヤ3aのセンサ側嵌合部3a7の凸部は、ステアリングシャフトの周の外方に向かって窄まるテーパ形状に形成されている。
ところで、図14に示す各回転体側嵌合部2b7の凹部の周方向の幅W4は、センサ側嵌合部3a7の凸部のテーパ形状の最大幅W5以下(W4≦W5)、好ましくは最大幅W5未満に設定されている。
したがって、上記した第7実施形態によれば、第5実施形態と同等の効果を得ることができる。
<第8実施形態>
次に、本発明の第8実施形態について図15を参照して説明する。なお、図15において、上記した第5実施形態と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、以下では主として第5実施形態と異なる点について説明することとする。
第8実施形態では、ステアリングシャフトの軸方向に垂直での断面を示す図15に示すように、ロールコネクタ2の回転ケース2bの後端縁の複数箇所(本実施形態では4箇所)に、凸部から成る回転体側嵌合部2b8が形成され、舵角センサ3のメインギヤ3aの内周であって回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b8それぞれに対応する位置それぞれに、凹部から成るセンサ側嵌合部3a8が形成されている。そして、ロールコネクタ2の回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b8の凸部は、ステアリングシャフトの周の外方に向かって窄まるテーパ形状に形成されている。
ところで、図15に示すセンサ側嵌合部3a8の凹部の周方向の幅W6は、回転体側嵌合部2b8の凸部のテーパ形状の最大幅W7以下(W6≦W7)、好ましくは最大幅W7未満に設定されている。
したがって、上記した第8実施形態によれば、第5実施形態と同等の効果を得ることができる。
<第9実施形態>
次に、本発明の第9実施形態について図16を参照して説明する。なお、図16において、上記した第5実施形態と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、以下では主として第5実施形態と異なる点について説明することとする。
第9実施形態では、ステアリングシャフトの軸方向に垂直での断面を示す図16に示すように、ロールコネクタ2の回転ケース2bの後端縁の複数箇所(本実施形態では4箇所)に、凸部から成る回転体側嵌合部2b9が形成され、舵角センサ3のメインギヤ3aの外周に歯が形成されていない部分の内周であって回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b9それぞれに対応する位置それぞれに、凹部から成るセンサ側嵌合部3a9が形成されている。そして、ロールコネクタ2の回転ケース2bの各回転体側嵌合部2b9の凸部は、ステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開するテーパ形状に形成されている。
ところで、図16に示すセンサ側嵌合部3a9の凹部の周方向の幅W8は、回転体側嵌合部2b8の凸部のテーパ形状の最大幅W9以下(W8≦W9)、好ましくは最大幅W9未満に設定されている。
したがって、上記した第9実施形態によれば、第5実施形態と同等の効果を得ることができる。
なお、第5ないし第9実施形態において、回転体側嵌合部2b5〜2b9およびセンサ側嵌合部3a5〜3a9は、上記したような4箇所に形成する場合に限らず、3箇所や5箇所以上に形成してもよいのは勿論であるが、2箇所では不十分で好ましくは3箇所以上であるのがよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。例えば、回転体は、上記したロールコネクタ2に限定されるものではない。
また、上記した第4実施形態では、各回転体側嵌合部2b4それぞれにおける一対の突片22は、回転ケース2bの軸方向に向かって傾斜した軸方向テーパ形状を有するが、このとき突片22が成す軸方向テーパ形状は湾曲した曲面を成しいてもよく、或いは湾曲してなくてもよい。
そして、本発明は、ステアリングホイールに連動して回転する回転体に舵角センサを取り付ける部分に適用することができる。
1 …ステアリングホイール
2 …ロールコネクタ(回転体)
2b1〜2b9 …回転体側嵌合部
3 …舵角センサ
3a1〜3a9 …センサ側嵌合部

Claims (2)

  1. ステアリングホイールに連動して回転する回転体に舵角センサを取り付けるための舵角センサの取付構造において、
    前記回転体に形成された凸部および凹部のいずれか一方から成る回転体側嵌合部と、
    前記舵角センサに形成され前記回転体の前記回転体側嵌合部と嵌合する凹部または凸部のいずれか他方から成るセンサ側嵌合部とを備え、
    前記回転体側嵌合部および前記センサ側嵌合部のうち一方が、ステアリングシャフトの軸方向に対して傾斜した軸方向テーパ形状を有し、
    前記軸方向テーパ形状は、前記回転体側嵌合部に前記センサ側嵌合部を嵌合するに連れて前記回転体側嵌合部と前記センサ側嵌合部との隙間が窄まるように傾斜し、
    前記回転体側嵌合部または前記センサ側嵌合部のどちらかが弾性を有することを特徴とする舵角センサの取付構造。
  2. ステアリングホイールに連動して回転する回転体に舵角センサを取り付けるための舵角センサの取付構造において、
    前記回転体に形成された凸部および凹部のいずれか一方から成る回転体側嵌合部と、
    前記舵角センサに形成され前記回転体の前記回転体側嵌合部と嵌合する凹部または凸部のいずれか他方から成るセンサ側嵌合部とを備え、
    前記回転体側嵌合部および前記センサ側嵌合部のうち凸部から成る方は、ステアリングシャフトの周の外方に向かって拡開し、または窄まるように傾斜したテーパ形状を有し、
    前記回転体側嵌合部および前記センサ側嵌合部のうち凹部から成る方の周方向の幅は、前記回転体側嵌合部および前記センサ側嵌合部のうち凸部のテーパ形状の最大幅以下に設定されていることを特徴とする舵角センサの取付構造。
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