JP2019065955A - 継手、配管構造、及び、継手の製造方法 - Google Patents

継手、配管構造、及び、継手の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2軸式の射出成形機を用いた射出成形によって製造可能であって、受口における樹脂管の接着状態を確認することができ、耐火性能が良好に得られる継手を提供する。【解決手段】本発明に係る継手1Aは、3つ以上の開口部5を有する本体2と、開口部5に設けられた受口3と、を備える。本体が積層構造、受口が単層構造で構成され、本体の内層22は、耐火樹脂で形成され、本体の外層23、及び受口は、透明樹脂で形成され、内層と外層とは一体に成形されている。本体の内層は注入痕を有し、継手は注入痕から離れるにつれて厚肉である。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の樹脂が部分的または全体に積層された継手、該継手を備えた配管構造、及び前記継手の製造方法に関する。
建築物等の排水システム(配管構造)には、複数の樹脂管と、樹脂管同士を接続するための樹脂製の継手(以下、単に「継手」ともいう)とで構成されたものが知られている。このような継手は、本体と、樹脂管を内嵌可能に形成された受口と、を備えている。
配管構造の設置エリアでは、少なくとも配管構造に耐火性能が求められる場合がある。このような場合に備え、難燃性を有する樹脂を用いた継手が提案されている。例えば、特許文献1には、ポリ塩化ビニル系樹脂に対して非熱膨張性黒鉛を含む樹脂組成物で構成された継手が開示されている。
特許第4829847号公報
特許文献1に記載されている継手は黒鉛を含む不透明な樹脂で構成されているため、継手の受口と樹脂管との接着状態が受口の外側から確認できない。継手の受口と樹脂管との接着状態を確認できるようにするため、継手に用いる樹脂として、透明樹脂を選択することが考えられる。
ところが、従来の1種類の樹脂だけを射出可能な1軸式の射出成形機を用いて単一の透明樹脂で継手を射出成形すると、受口だけではなく本体も透明になってしまい、継手の耐火性能が得られない。すなわち、単一の材料で継手を射出成形すると、継手の機能が単一の材料の特性によって決まってしまうので、本体のみ、受口のみ、継手全体の各々に異なる機能や優位性を持たせるのは困難であった。そこで、特性の異なる樹脂を部分的に、又は全体に積層させつつ、樹脂を成形する方法として、2軸式の射出成形機を用いる射出成形法がある。
例えば2軸式の射出成形機を用いた射出成形法では、先ず継手の外層を構成する第1樹脂を金型のキャビティ(流路)に注入し、続いて第1樹脂内に、継手の内層を構成する第2樹脂を注入する。第1樹脂として透明樹脂を用い、第2樹脂として耐火樹脂を用い、且つ第2樹脂を本体の部分のみに注入することによって、受口のみを透明にし、本体に耐火性を付与することができる。しかしながら、前述の2軸式の射出成形時に、第2樹脂が注入口(ゲートと呼ばれる場合もある)から離れた位置まで届かず、継手全体として第2樹脂に由来する耐火性能が得られない問題があった。
本発明は、上述の事情を鑑みてなされたものであり、異なる樹脂を用いた射出成形によって製造可能であって、受口における樹脂管の接着状態を確認することができ、耐火性能が良好に得られる継手、該継手を備えた配管構造、及び前記継手の製造方法を提供する。
本発明に係る継手(以下、第1の継手ともいう)は、3つ以上の開口部を有する本体と、前記開口部に設けられた受口と、を備え、前記本体が積層構造、前記受口が単層構造で構成され、前記本体の内層は、耐火樹脂で形成され、前記本体の外層、及び前記受口は、透明樹脂で形成され、前記内層と前記外層とは一体に成形され、前記内層は注入痕を有し、前記注入痕から離れるにつれて厚肉であることを特徴とする。
上述した第1の継手では、本体が耐火樹脂からなる内層を備えるので、耐火性能が得られる。また、本体は、耐火樹脂からなる内層と透明樹脂からなる外層とが一体的に積層された積層構造を有するので、内層を包むように該内層と一体的に外層を積層可能とする2軸式の射出成形機を用いた射出成形によって製造することができる。さらに、受口が透明樹脂からなる単層構造を有することによって、受口が透明になり、受口の径方向外側から、樹脂管と受口との接着状態を確認することができる。
射出成型による製造時に金型のゲート(樹脂の注入箇所)で形成される注入痕が本体の周方向において分岐部の基端から離れた位置(すなわち、分岐部の基端と略反対側)に設けられることによって、分岐部の基端側が厚肉になり、射出成型時に耐火樹脂が厚肉部分に回り込み易くなるので、本体の分岐部が良好に構成される。
また、本発明に係る継手(以下、第2の継手ともいう)は、3つ以上の開口部を有する本体と、前記開口部に設けられた受口と、を備え、前記本体が積層構造、前記受口が単層構造で構成され、前記本体の内層は、耐火樹脂で形成され、前記本体の外層、及び前記受口は、透明樹脂で形成され、前記内層と前記外層とは一体に成形され、前記内層は注入痕と、前記注入痕とは離れた位置で前記外表面に露出する露出部と、を有することを特徴とする。
上述した第2の継手では、本体が耐火樹脂からなる内層を備えるので、耐火性能が得られる。また、本体は、耐火樹脂からなる内層と透明樹脂からなる外層とが一体的に積層された積層構造を有するので、前段で説明した継手と同様に、2軸式の射出成形機を用いた射出成形によって製造することができる。さらに、受口が透明樹脂からなる単層構造を有することによって、受口が透明になり、受口の径方向外側から、樹脂管と受口との接着状態を確認することができる。
注入痕が本体の周方向において分岐部の基端から離れた位置(すなわち、分岐部の基端と略反対側)に設けられ、露出部が分岐部の基端側に設けられることによって、射出成型時に耐火樹脂が露出部に向けて回り込み易くなるので、本体の分岐部が良好に構成される。
本発明に係る配管構造は、上述の継手と、前記継手の受口に嵌められた樹脂管と、を備えることを特徴とする。
上述の配管構造では、継手の本体及び樹脂管が耐火性を有する樹脂で構成されるので、配管構造全体で耐火性能が得られる。
本発明に係る継手の製造方法は、第1の継手を2軸式の射出成形機を用いて製造する方法であって、金型の流路に前記透明樹脂を注入する透明樹脂注入工程と、前記透明樹脂注入工程と同時又は前記透明樹脂注入工程後に、前記流路に前記耐火樹脂を注入する耐火樹脂注入工程と、前記耐火樹脂注入工程後に、前記透明樹脂及び前記耐火樹脂を硬化させて成形する成形工程と、を備え、前記流路の幅は、前記流路と前記金型の外部とを連通するゲートから離れるにつれて大きいことを特徴とする。
第1の継手の製造方法では、前記内層が突出部から離れるにつれて厚肉であるため、第1の継手の形状に合わせて作られた金型において、露出部が形成されるゲートから離れるにつれて、金型の流路の幅が大きい。この金型を用いた透明樹脂注入工程及び耐火樹脂注入工程では、透明樹脂及び耐火樹脂がゲートから離れた流路に到達し易くなる。したがって、透明樹脂及び耐火樹脂を所定の流路に充填し、成形後の継手の本体における耐火樹脂の注入不足や欠損を防ぐことができる。成形後の継手によれば、本体の全域に亘って、耐火樹脂が存在するので、耐火樹脂に由来する耐火性能が良好に得られる。また、成形後の継手は、2軸式の射出成形機を用いた射出成形によって製造可能であり、透明樹脂を用いて受口を単層構造で成形することによって、受口を透明にし、受口の径方向外側から樹脂管と受口との接着状態を確認することができる。
本発明に係る継手の製造方法は、第2の継手を2軸式の射出成形機を用いて製造する方法であって、金型の流路に前記透明樹脂を注入する透明樹脂注入工程と、前記透明樹脂注入工程と同時又は前記透明樹脂注入工程後に、前記流路に前記耐火樹脂を注入する耐火樹脂注入工程と、前記耐火樹脂注入工程後に、前記透明樹脂及び前記耐火樹脂を硬化させて成形する成形工程と、を備え、前記金型は、前記流路と前記金型の外部とを連通するゲートと、前記金型のコアを介して前記ゲートと反対側で前記流路に連通するように形成された樹脂貯留部と、を備え、前記耐火樹脂注入工程では、前記ゲートを通して前記耐火樹脂を前記流路に注入すると共に、前記流路に注入された前記耐火樹脂の一部を前記流路から前記樹脂貯留部に流出させることを特徴とする。
第2の継手の製造方法では、第2の継手の形状に合わせて作られた金型が、注入痕の形成位置に対応する流路の部分と金型の外部とを連通するゲートと、露出部の形成位置に対応する流路に連通して形成された樹脂貯留部と、を備える。この金型を用いた耐火樹脂注入工程では、耐火樹脂がゲートから離れた樹脂貯留部に向かって流れ、流路から樹脂貯留部に流出する。成形工程後に、樹脂流出部から流出した耐火樹脂を切除することによって、前段で説明した第1の継手の製造方法と同様に、透明樹脂及び耐火樹脂を所定の流路に充填し、成形後の第2の継手の本体における耐火樹脂の注入不足や欠損を防ぐことができる。したがって、成形後の継手によれば、本体の全域に亘って、耐火樹脂が存在するので、耐火樹脂に由来する耐火性能が良好に得られる。また、成形後の継手は、2軸式の射出成形機を用いた射出成形によって製造可能であり、透明樹脂を用いて受口を単層構造で成形することによって、受口を透明にし、受口の径方向外側から樹脂管と受口との接着状態を確認することができる。
本発明に係る継手、配管構造、及び継手の製造方法によれば、異なる樹脂を用いた射出成形によって、受口における樹脂管の接着状態を確認することができると共に、耐火性能が良好に得られる。
本発明を適用した第1実施形態の継手を備えた配管構造の側面図である。 図1に示す配管構造の部分的な断面図であって、図1に示すJ−J線で矢視した断面図である。 図1に示す継手の製造方法に用いる射出ユニット(射出成形機)の第1例の概略図である。 図1に示す継手の製造方法に用いる射出ユニット(射出成形機)の第2例の概略図である。 図4に示す射出ユニットの別の概略図である。 図1に示す継手の製造方法を説明するための断面図である。 本発明を適用した第2実施形態の継手を備えた配管構造の側面図である。 図4に示す配管構造の断面図であって、図7に示す受け口3A,3Bの中心(軸芯)を通るK方向の平面で切断した断面図である。 図6に示す継手の製造方法を説明するための断面図である。 図7に示す継手の製造方法を説明するための断面図である。
以下、本発明に係る継手、配管構造、及び継手の製造方法の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる図面は模式的なものであり、長さ、幅、及び厚みの比率等は実際のものと同一とは限らず、適宜変更することができる。
(第1実施形態)
[継手及び配管構造]
図1に示すように、本発明を適用した第1実施形態の配管構造90は、樹脂製の継手1Aと、継手1Aの受口3に接続された樹脂管6と、を備える。配管構造90は、例えば建築物の排水システムを構成する。
継手1Aは、本体2と、本体2の3つの開口部5に設けられた受口3と、を備える。本実施形態の継手1Aは、所謂チーズ継手である。本体2は、直管部41と、直管部41の軸方向の途中から該軸方向に対して直交する方向に沿って分岐する分岐部42と、を備える。受口3A,3Bは、直管部41の軸方向の両端の開口部5A,5Bに設けられている。受口3Cは、分岐部42の開口部5Cより先端の内壁に直接形成されている。以下、受口3A,3B,3Cや開口部5A,5B,5Cに共通する構成等の説明時には、これらの受口及び開口部をまとめて受口3、開口部5と記載する。
受口3には、接着剤等を介して樹脂管6の端部が内嵌されている。樹脂管6は、耐火性を有し、例えばポリ塩化ビニル樹脂(PVC)や、PVCの塩素化物である塩素化ポリ塩化ビニル樹脂(CPVC)や、これらに熱膨張性黒鉛、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の耐火剤や難燃剤を配合したPVCよって構成されている。特に、PVCで構成された内層と外層の間に、中間層としてPVC100質量部に対して熱膨張性黒鉛が5〜20質量部配合されたPVCを備えた樹脂管とすることが好ましい。
継手1において、本体2は積層構造で構成され、受口3は単層構造で構成されている。図2に示すように、本体2の内層22は、耐火樹脂M22で構成されている。本体2の内層22を包む外層23、及び受口3は、耐火樹脂M22とは異なる透明樹脂M23で構成されている。内層22と外層23とは、後段で説明する射出成形によって一体に形成される。
耐火樹脂M22及び透明樹脂M23は、継手1Aに付与する機能に合わせて適宜選択される。本実施形態では、受口3の透明性を高め、且つ継手1Aに耐火性を付与する目的で、耐火樹脂M22として、例えば、耐火性に優れたCPVC、水酸化マグネシウムや非熱膨張黒鉛などの耐火剤・難燃剤を配合したPVCを用いることが好ましい。耐火剤・難燃剤を配合した場合、耐火樹脂M22は不透明な樹脂とされる。また、透明樹脂M23として、例えば、透明であって、成形し易いPVCを用いることが好ましい。
図1及び図2に示すように、軸方向における直管部41の略中央、且つ直管部41の周方向において分岐部42との接続位置とは反対側の位置Gは、3つの受口3A,3B,3Cに対する離間距離が略等しい。位置Gは、少なくとも2つの受口3と略同じ離間距離を有することが好ましい。図2に示すように、内層22は、位置Gに注入痕30を有する。注入痕30は、後段継手の製造方法によって継手1Aが射出成形で製造された際に、ゲートから耐火樹脂M22が注入され際に形成される痕である。注入痕30は、外層23の外表面23aに露出する露出部38であってもよい。注入痕30は、内層22の外周面22aから径方向外側に突出し、先端面38aを外層23に露出させている。なお、注入痕30は内層22の外周面22aに露出せず、外層23で覆われていてもよい。
図2に示すように、継手1Aは、周方向において、注入痕30から離れるにつれて厚肉になっていることが好ましい。例えば、位置Gの継手1Aの厚みT1に対して分岐部42の基端側で二層構造になっている部分の継手1Aの厚みT2は、1.2倍以上2.0倍以下であることが好ましい。厚みT2が厚みT1より大きいので、前段で説明した受口3Cは、分岐部42の先端部の内周面42bに、内周面42bから径方向外側へ凹む凹部45によって形成されている。なお、直管部41及び分岐部42の内層22及び外層23の厚みは略均一になっている。
[継手の製造方法]
次いで、第1実施形態に係る継手の製造方法を説明する。本実施形態の継手の製造方法は、継手1Aを射出成形法により製造する方法である。本実施形態の継手の製造方法は、金型160の流路110(すなわち、キャビティ)に透明樹脂M23を注入する透明樹脂注入工程と、透明樹脂注入工程と同時又は透明樹脂注入工程後に、耐火樹脂M22を注入する耐火樹脂注入工程と、耐火樹脂M22及び透明樹脂M23を硬化させて成形する成形工程と、を備える。
本実施形態の継手の製造方法に用いる射出成形機としては、図3に示す1軸式の射出成形機や、図4及び図5に示す2軸式の射出成形機が挙げられるが、耐火樹脂M22及び透明樹脂M23を同時または順番に射出できるものであれば、特に限定されない。
耐火樹脂M22及び透明樹脂M23を同時に射出できる1軸式の射出成形機として、図3に示す構成を備えた射出ユニット201が挙げられる。射出ユニット201は、耐火樹脂M22用の投入口251と、透明樹脂M23用の投入口261と、を有する。射出ユニット201では、バレル252の延在方向に直交する方向において、耐火樹脂M22の外側(周囲)から透明樹脂M23を射出可能になっている。
耐火樹脂M22及び透明樹脂M23を連続して射出できる2軸式の射出成形機の一例として、図4に示す構成を備えた射出ユニット200が挙げられる。継手1Aの製造を行う際の準備として、図3に示すように、射出ユニット200では、投入口251からバレル252内に注入対象の耐火樹脂M22の樹脂原料を投入する。樹脂原料をバレル252で溶融混練し、バレル252の先端に設けられた計量部258で計量する。一方で、押出ユニット206の投入口261から透明樹脂M23の樹脂原料を押出ユニット206のバレル262内に投入し、溶融状態の透明樹脂M23を得る。
続いて、図5に示すように、押出ユニット206の吐出口263を射出ユニット205 の射出口253に突き合わせ、押出ユニット206の吐出口263に設けられたシャットオフ弁264及び射出ユニット200の射出口253に設けられたシャットオフ弁254 を開放する。押出ユニット206の透明樹脂M23を射出口253から射出ユニット200のバレル252の計量部258内に充填し、計量部258のバレル252の射出口253側に透明樹脂M23を、投入口251側に耐火樹脂M22を充填する。
図6に示すように、本実施形態の継手の製造方法に用いる金型160には、継手1Aの外形と同様の形状を有する流路110と、流路110と金型160の外部とを連通するゲート120が形成されている。流路110の幅は、受口3Cに対応する部分を除き、ゲート120から離れるにつれて大きい。
継手1Aの製造を行う際に先ず、透明樹脂注入工程において、射出ユニット201の射出口253を金型160のゲート120の樹脂流入口120eに接続し、樹脂流入口120eから流路110に溶融状態の透明樹脂M23を注入する。
透明樹脂注入工程と同時に耐火樹脂注入工程では、図6に示すように、射出ユニット201の射出口253から流路110に溶融状態の耐火樹脂M23を注入し、流路110内の透明樹脂M23の内部に溶融状態の耐火樹脂M22を注入する。前段で説明したように、流路110の幅は、ゲート120から離れるにつれて大きくなるので、溶融状態の耐火樹脂M22及び透明樹脂M23の拡散作用によって、ゲート120から離れた流路110内に耐火樹脂M22及び透明樹脂M23(特に、耐火樹脂M22)が到達する。なお、耐火樹脂M22を注入した後、さらに、樹脂流入口120eから流路110に溶融状態の透明樹脂M23を注入してもよい。これにより、ゲート120内に残留していた流路110に注入すべき耐火樹脂M22が流路110内に導入され、先に注入した透明樹脂M23も流路110の末端まで完全に導入することができる。
なお、図7に例示するように、透明樹脂注入工程後に耐火樹脂注入工程を行い、流路110内の透明樹脂M23の内部に溶融状態の耐火樹脂M22を注入してもよい。
次に、耐火樹脂M22及び透明樹脂M23に合う条件(成形温度、成形時間等)で耐火樹脂M22及び透明樹脂M23を硬化させ、継手1Aの内層22及び外層23を一体に成形する。ゲート120で硬化され、成形体において外層23の外表面から突出する部分は切除する。これにより、外層23の表面にはゲート120の切除跡であるゲート痕が形成され、ゲート痕には注入痕30が形成される。なお、上述の様に、耐火樹脂M22を注入した後、さらに、樹脂流入口120eから流路110に溶融状態の透明樹脂M23を注入した場合、ゲート120は透明樹脂M23で構成されるため、透明樹脂M23からなるゲート痕が形成される。
上述の各工程を経て、継手1Aが完成する。
以上説明した第1実施形態の継手1Aでは、本体2が耐火樹脂M22からなる内層22を備えるので、耐火性能が得られる。また、本体2は、耐火樹脂M22からなる内層22が透明樹脂M23からなる外層23によって一体的に包まれた積層構造を有しており、2軸式の射出成形機を用いた射出成形によって製造可能である。さらに、受口3が透明樹脂M23からなる単層構造で構成されることによって、受口3が透明になり、受口3の径方向外側から、樹脂管6と受口3との接着状態を容易に確認することができる。
第1実施形態の配管構造90は、継手1Aを備え、継手1Aの受口3に耐火性を有する樹脂管6が嵌入されているので、配管構造90全体で耐火性能が得られる。
第1実施形態の継手の製造方法では、継手1Aの形状に合わせて作られた金型160において、ゲート120から離れるにつれて流路110の幅が大きくなっている。金型160と2軸式の射出成形機200を用いて、透明樹脂注入工程において、流路110に透明樹脂M23を注入すると、透明樹脂M23がゲート120から離れた流路110に到達し易くなる。また、耐火樹脂注入工程において、透明樹脂M23の内側に耐火樹脂M22を注入すると、注入された耐火樹脂M22もゲート120から離れた流路110に到達し易くなる。したがって、耐火樹脂M22及び透明樹脂M23を流路110に充填し、流路110の端部まで行き渡らせることができる。このことによって、本体2における耐火樹脂M22の注入不足及び成形時の欠損を防ぐことができる。本体2の全体に亘って、透明樹脂M23の内部に耐火樹脂M22が存在するので、射出成形後の継手1Aの本体2では耐火樹脂M22に由来する耐火性能が良好に得られる。また、継手1Aは、2軸式の射出成形機を用いた射出成形によって製造可能であり、透明樹脂M23を用いて受口3を成形するので、受口3を透明にし、受口3の径方向外側から樹脂管6と受口3との接着状態を確認することができる。
特に、耐火樹脂注入工程において、耐火樹脂M22が流路110の所定の位置まで到達することによって、継手1Aの直管部41と分岐部42との接続部43(図1参照)にも確実に耐火樹脂M22が存在する。このことによって、直管部41と分岐部42との境界を明確に形成することができる。
(第2実施形態)
次いで、本発明を適用した第2実施形態の継手、配管構造、継手の製造方法について説明する。第2実施形態では、上述した第1実施形態と共通する構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4に示すように、第2実施形態の継手1Bでは、直管部41の軸方向と分岐部42の軸方向とのなす角が90度より小さい。本実施形態の継手1Bは、直管部41と分岐部42との接続管部が曲管となった所謂LT型と呼ばれるタイプの継手である。本実施形態の継手1Bでは、分岐部42の先端の開口部5Cにも受口3Cが設けられている。また、本実施形態では、位置Gから離れている分岐部42側の内層22及び継手1Bの肉厚は厚くなっておらず、直管部41及び分岐部42の内層22及び外層23の厚みは略均一になっている。なお、位置Gから離れている分岐部42側の内層22及び継手1Bを、第1実施形態と同様に厚肉としてもよい。
図8及び図9に示すように、第2実施形態の継手1Bでは、内層22は、位置Gの注入痕30と、注入痕30から離れた位置Pで外表面23aに露出する露出部37と、を備えている。露出部37の位置Pは、位置Gとの離間距離が大きい方が好ましく、本実施形態では、継手1Bの分岐部42の周方向において受口3Aに近い側であって、分岐部42の先端側であり、直管部41の軸方向から見て注入痕30とは反対側の位置が好ましい。露出部37の大きさは、耐火樹脂M22の粘性等を考慮して適切に設定されている。
なお、露出部37は、内層22が露出していなくてもよい。この場合、樹脂貯留部150、および樹脂貯留部150と継手1Bの外層23とを接続する箇所は透明樹脂M23のみが流出しており、耐火樹脂M22は継手1Bの外層の内部に収まっている。
また、第1実施形態と同様に注入痕30は内層22が露出して露出部36を形成してもよく、露出していなくてもよい。
第2実施形態の配管構造95は、第1実施形態の配管構造90の継手1Aを本実施形態の継手1Bに変更し、継手1Bの各々の受口3に配管構造90と同様の樹脂管4が嵌入されたものである。
次いで、第2実施形態に係る継手の製造方法を説明する。本実施形態の継手の製造方法は、第1実施形態と同様の射出ユニット(射出成形機)201,200を用いて継手1Bを射出成形法により製造する方法である。本実施形態の継手の製造方法は、金型250の流路110に透明樹脂M23を注入する透明樹脂注入工程と、透明樹脂注入工程と同時又は透明樹脂注入工程後に、耐火樹脂M22を注入する耐火樹脂注入工程と、耐火樹脂注入工程後に、耐火樹脂M22及び透明樹脂M23を硬化させ、これらの樹脂を成形する成形工程と、を備える。
図10に示すように、本実施形態の継手の製造方法に用いる金型170には、継手1Bの形状と同様に形成された流路110(キャビティ)と、流路110と金型170の外部とを連通するゲート120と、流路110の外側の金型170内に形成された樹脂貯留部150が形成されている。樹脂貯留部150は、ゲート120とは離れており、図8ではコア100を挟んでゲート120と反対側に形成されている。すなわち、樹脂貯留部150は、継手1Bの露出部37の形成された位置Pに対応する位置に形成されている。
先ず、透明樹脂注入工程では、射出ユニット201の射出口253を金型170のゲート120の樹脂流入口120eに接続し、樹脂流入口120eから流路110に、溶融状態の透明樹脂M23を注入する。
次に、耐火樹脂注入工程では、図10に示すように、射出成形機201の樹脂注入口210から流路110内の透明樹脂M23の内部に溶融状態の耐火樹脂M22を注入する。耐火樹脂M22により、先に流路110内に注入された透明樹脂M23は流路110への末端や壁面へと押しやられ、継手1Bの受口3や外層3を形成する。このとき、耐火樹脂M22として内層22として必要な量以上を注入することで、流路110に注入された耐火樹脂M22の一部が流路110から樹脂貯留部150に流出する。これは、流路110の末端となる各受口3よりも樹脂貯留部150が樹脂流入口120eに近いため、先に注入された透明樹脂M23により受口3を構成する流路110が満たされ、後で注入される過剰量の耐火樹脂M22は透明樹脂で満たされていない樹脂貯留部150に流出するためである。
なお、耐火樹脂M22として過剰量を注入したが、樹脂貯留部150に流出しない程度の量を注入することで内層22が露出した露出部37が形成されない様にできる。この場合には先に注入する透明樹脂M23の量を多くしたり、樹脂の流動性や金型温度を変える等して調整することができる。
次に、耐火樹脂M22及び透明樹脂M23に合う条件(成形温度、成形時間等)でこれらの樹脂M22,M23を硬化させ、継手1Bの内層22及び外層23を一体に成形する。
ゲート120及び樹脂貯留部150で硬化され、成形体において外層23の外表面から突出する部分は切除する。
上述の各工程を経て、継手1Bが完成する。
以上説明した第2実施形態の継手1Bでは、本体2が耐火樹脂M22からなる内層22を備えるので、耐火性能が得られる。また、本体2は、内層22が外層23によって一体的に包まれた積層構造を有しており、2軸式の射出成形機を用いた射出成形によって製造可能である。さらに、受口3が透明樹脂M23からなる単層構造で構成されることによって、受口3が透明になり、受口3の径方向外側から、樹脂管6と受口3との接着状態を容易に確認することができる。
第2実施形態の配管構造95によれば、第1実施形態の配管構造と同様に、継手1Aを備え、継手1Aの受口3に耐火性を有する樹脂管6が嵌入されているので、配管構造95全体で耐火性能が得られる。
第2実施形態の継手の製造方法では、継手1Bの形状に合わせて作られた金型170に、ゲート120及び樹脂貯留部150を備える。金型170を用いた耐火樹脂注入工程では、流路110内の耐火樹脂M22がの一部が樹脂貯留部150に向かって流れ、流路110から樹脂貯留部150に流出する。成形工程後に、ゲート120及び樹脂貯留部150に流出した耐火樹脂M22を切除することによって、注入痕30及び露出部37を形成する。前段で説明した第1実施形態の継手の製造方法と同様に、透明樹脂M22及び耐火樹脂M23を流路110に充填し、成形後の継手1Bの本体2における耐火樹脂の注入不足や欠損を防ぐことができる。したがって、成形後の継手1Bによれば、本体2の全域に亘って、耐火樹脂M22が存在するので、耐火樹脂M22に由来する耐火性能が良好に得られる。また、成形後の継手1Bは、2軸式の射出ユニット200を用いた射出成形によって製造可能であり、透明樹脂M23を用いて受口3を単層構造で成形することによって、受口3を透明にし、受口3の径方向外側から樹脂管6と受口3との接着状態を確認することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、第2実施形態において、注入痕30の形成位置、および露出部37の形成位置をそれぞれ、位置G,P(図7参照)とした。しかしながら、互いに離れていれば、注入痕30の位置及び露出部37の位置を交換してもよい。すなわち、注入痕30が位置Pに設けられ、露出部37が位置Qに形成されてもよい。
また、上述の実施形態では、3つの開口部5を有する継手1として、所謂チーズ継手を例示して説明したが、本発明に係る継手は開口部を3つ以上有すれば、チーズ継手に限定されない。本発明に係る継手は、YT型の継手等であってもよく、3つ以上の開口部を有する継手を全て含む。
1…継手
2…本体
3…受口
5…開口部
6…樹脂管
22…内層
23…外層
30…注入痕
M22…耐火樹脂
M23…透過樹脂

Claims (5)

  1. 3つ以上の開口部を有する本体と、
    前記開口部に設けられた受口と、を備え、
    前記本体が積層構造、前記受口が単層構造で構成され、
    前記本体の内層は、耐火樹脂で形成され、
    前記本体の外層、及び前記受口は、透明樹脂で形成され、
    前記内層と前記外層とは一体に成形され、
    前記内層は注入痕を有し、
    前記注入痕から離れるにつれて厚肉であることを特徴とする継手。
  2. 3つ以上の開口部を有する本体と、
    前記開口部に設けられた受口と、を備え、
    前記本体が積層構造、前記受口が単層構造で構成され、
    前記本体の内層は、耐火樹脂で形成され、
    前記本体の外層、及び前記受口は、透明樹脂で形成され、
    前記内層と前記外層とは一体に成形され、
    前記内層は注入痕と、前記注入痕とは離れた位置で前記外表面に露出する露出部と、を有することを特徴とする継手。
  3. 請求項1又は2に記載の継手と、
    前記継手の受口に嵌められ、耐火性を有する樹脂管と、を備えることを特徴とする配管構造。
  4. 請求項1に記載の継手を製造する方法であって、
    金型の流路に前記透明樹脂を注入する透明樹脂注入工程と、
    前記透明樹脂注入工程と同時又は前記透明樹脂注入工程後に、前記流路に前記耐火樹脂を注入する耐火樹脂注入工程と、
    前記耐火樹脂注入工程後に、前記透明樹脂及び前記耐火樹脂を硬化させて成形する成形工程と、
    を備え、
    前記流路の幅は、前記流路と前記金型の外部とを連通するゲートから離れるにつれて大きいことを特徴とする継手の製造方法。
  5. 請求項2に記載の継手を製造する方法であって、
    金型の流路に前記透明樹脂を注入する透明樹脂注入工程と、
    前記透明樹脂注入工程と同時又は前記透明樹脂注入工程後に、前記流路に前記耐火樹脂を注入する耐火樹脂注入工程と、
    前記耐火樹脂注入工程後に、前記透明樹脂及び前記耐火樹脂を硬化させて成形する成形工程と、
    を備え、
    前記金型は、前記流路と前記金型の外部とを連通するゲートと、前記金型のコアを介して前記ゲートと反対側で前記流路に連通するように形成された樹脂貯留部と、を備え、
    前記耐火樹脂注入工程では、前記ゲートを通して前記耐火樹脂を前記流路に注入すると共に、前記流路に注入された前記耐火樹脂の一部を前記流路から前記樹脂貯留部に流出させることを特徴とする継手の製造方法。
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