JP2019065611A - ドアクローザ - Google Patents

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Abstract

【課題】作動油を封入した油圧式のドアクローザにおいて、作動油の漏れを防止するための膨張吸収手段による通油孔の閉塞をより安定的に防止できるドアクローザの提供。【解決手段】内部空間を有するドアクローザ本体と、該内部空間内に格納されるピストンと、該ピストンの後方に当接し該ピストンを押圧するばね部材と、前記内部空間に充填される作動油と、ピストンへ動力を伝達するための軸部と、前記ばね部材の内側に移動可能に格納される膨張吸収手段を備え、ピストンは作動油を通すための通油孔を形成した通油孔形成部を少なくとも当該ピストンの後端に備えるドアクローザにおいて、前記膨張吸収手段は、非膨張吸収部と、該非膨張吸収部の後端に固着される膨張吸収部を備え、前記非膨張吸収部は、前記通油孔形成部と当接した状態で、変形することなく通油路を構成するドアクローザ。【選択図】図2

Description

本発明は主として作動油を封入した油圧式のドアクローザに関し、特には、内部圧力の変化に伴う作動油の漏れを防止する構成を備えるものに関する。
ドアの急激な開閉動作を抑制するために作動油を封入した油圧式のドアクローザは一般に広く用いられている。
本出願人が過去に出願した発明として、ドアクローザ本体の内部にドアの開閉に連動するギヤと、このギヤに噛み合いドアクローザ本体の長手方向に摺動するピストンと、このピストンおよびギヤを介してドアを閉じる方向に付勢するコイルばねと、充填されてドア閉動時にブレーキ力を与えるための油とを備えてなるドアクローザにおいて、ドアクローザ本体内に耐油性および耐熱性の材料からなる可撓性の袋を設けて、ドアクローザ本体外面に対する焼付け塗装時の加熱による油の膨張分を前記袋の変形で吸収することを特徴とするドアクローザの焼付け塗装時の油の膨張吸収方法が公知である(例えば、特許文献1参照。)。
当該特許文献1においては焼き付け塗装時の加熱を想定しているが、それのみならず、油の膨張分に見合った量の油を本体内から予め抜いておく必要がなくなり、作動油が常温に戻ると袋も元の形に戻り、袋の内部を除いて、本体内には空気は存在しないものとすることができる。
その結果、従来のようにドアの閉動スピードに異常を生じるということもなく、正常に動作を行なうことができる利点を有する(同特許文献1段落0006参照。)。
尚、特許文献1の第1図には、一方向から見ると筒の両端を閉塞したように表現される膨張吸収袋が開示されるが、現実には閉塞される端部の一部が前方へ突出変形しているものも存在し、必ずしもピストンの通油孔を閉塞するというものでもなかった。
一方で、膨張吸収袋は長期間に亘り使用した場合に、その表面に傷みを生じることで、稀に内部の空気がシリンダ内に漏出し、ドアクローザの動作に悪影響を与える問題があった。
また、膨張吸収袋以外の膨張吸収機能を開示するものとして、例えば、作動油が充填された密閉空間を有するハウジングと、該密閉空間にコイルスプリングにより付勢された状態で往復移動可能に配置されたピストンと、該ピストンを移動させるラック・ピニオン機構と、該ラック・ピニオン機構に連結された回転軸とを備え、ドアの開操作によりその回転動作を該ピストンの直線動作に変換して該ピストンを該コイルスプリングの付勢力に抗して該密閉空間で移動させ、ドアから手を離すことにより該ピストンを該コイルスプリングの付勢力により該密閉空間で移動させてドアを自動的に閉めるように構成されたドアクローザにおいて、該コイルスプリングの内部には膨張吸収部材が移動可能に挿入されており、該膨張吸収部材の少なくともピストン側の端部は、通油孔を閉鎖しない形状を備えていることを特徴とするドアクローザが公知である(例えば、特許文献2参照。)。
特開平7−269220号公報 特許第5555198号公報
上記特許文献2によれば、膨張吸収部材の少なくともピストン側の端部は通油孔を閉鎖しない形状を備える構成を開示し、その膨張吸収部材の具体例として、膨張吸収部材の前記一端をコイルスプリングの軸線に対して傾斜する傾斜面を形成すること、及び、材料として独立気泡性のスポンジゴムを用いたものを開示している。
独立気泡性のスポンジゴムは、膨張吸収袋と比べて、表面に傷みを生じた場合であっても、内部の独立気泡は影響を受けないため、多量の空気が当該スポンジゴムから放出される可能性が低く、安定性に優れると考えられる。
しかしながら、上記膨張吸収部材、特に独立気泡性のスポンジゴムに至っては、柔軟性が高く、例えばその前端を傾斜面にした場合等においては、スポンジゴム自体が傾いた場合や、ピストンの通油孔へ向かう吸引力が強い場合にはスポンジゴム自体が変形し、その結果、依然として通油孔が閉塞される可能性があった。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、安定して通油孔の閉塞を防止できる膨張吸収手段を備えたドアクローザの提供を、本発明が解決しようとする課題とする。
本発明は、内部空間を有するドアクローザ本体と、該内部空間内に格納されるピストンと、該ピストンの後方に当接し該ピストンを押圧するばね部材と、前記内部空間に充填される作動油と、前記ピストンへ動力を伝達するための軸部と、前記ばね部材の内側に移動可能に格納される膨張吸収手段を備え、前記ピストンは作動油を通すための通油孔を形成した通油孔形成部を少なくとも当該ピストンの後端に備えるドアクローザにおいて、前記膨張吸収手段は、非膨張吸収部と、該非膨張吸収部の後端に固着される膨張吸収部を備え、前記非膨張吸収部は、前記通油孔形成部と当接した状態で、変形することなく通油路を構成することを特徴とするドアクローザを基本として、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記発明の構成を前提として、前記膨張吸収部は、独立気泡性材料からなり、前記非膨張吸収部は、基体と該基体に一体的に設けられる差込部とを備え、前記膨張吸収手段は、膨張吸収部の前端部に前記差込部が差し込まれた構成を有することを特徴とするドアクローザを、上記課題を解決するための手段とする。ここで独立気泡性材料は、多数の微小な独立気泡を有する弾性変形可能な合成樹脂材であり合成ゴム等を含む。
また本発明は、当該発明の構成を前提として、前記差込部の離脱を阻止する抜止部を備えたことを特徴とするドアクローザを、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記基本発明を前提として、前記非膨張吸収部は、基体の後端に膨張吸収部の前端と当接させるための当接面を備え、該当接面を膨張吸収部の前端と固着したことを特徴とするドアクローザを、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記基本発明等を前提として、前記非膨張吸収部の最大幅寸法が、前記通油孔の直径寸法以上であることを特徴とするドアクローザを、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記基本発明等を前提として、前記非膨張吸収部の最大幅寸法が前記通油孔の直径寸法未満であり、且つ、非膨張吸収部の前端面若しくは前側面に開口し且つ後方へ連続する溝部を有することを特徴とするドアクローザを、上記課題を解決するための手段とする。
また本発明は、上記基本発明等を前提として、前記非膨張吸収部は、起立した複数の爪部を有する金属板を折曲若しくは湾曲した構成を有し、前記複数の爪部を差込部として、膨張吸収部の前端部に対して前記差込部により挟着されているドアクローザを、上記課題を解決するための手段とする。
本発明に係るドアクローザによれば、内部空間を有するドアクローザ本体と、該内部空間内に格納されるピストンと、該ピストンの後方に当接し該ピストンを押圧するばね部材と、前記内部空間に充填される作動油と、前記ピストンへ動力を伝達するための軸部と、前記ばね部材の内側に移動可能に格納される膨張吸収手段を備え、前記ピストンは作動油を通すための通油孔を形成した通油孔形成部を少なくとも当該ピストンの後端に備えるドアクローザにおいて、前記膨張吸収手段は、非膨張吸収部と、該非膨張吸収部の後端に固着される膨張吸収部を備え、前記非膨張吸収部は、前記通油孔形成部と当接した状態で、変形することなく通油路を構成したことで、通油孔からの吸引によって、膨張吸収手段が通気穴周縁に当接した際に、前記膨張吸収手段によって作動油の移動が妨げられることがなくなり、ドアクローザの意図しない性能の低下を防止しつつ、当該膨張吸収手段による従来の作動油の漏れ防止機能を確保できる。
また本発明によれば、上記発明の構成を前提として、前記膨張吸収部は、独立気泡性材料からなり、前記非膨張吸収部は、基体と該基体に一体的に設けられる差込部とを備え、前記膨張吸収手段は、膨張吸収部の前端部に前記差込部が差し込まれた構成を有することとしたから、上記発明の作用効果を奏する上に、非膨張吸収部の差込部を膨張吸収部に差し込むことで簡単に膨張吸収手段を構成できるため、製造期間の短縮化、製造コストの低廉化を図ることができる。
また本発明は、当該発明の構成を前提として、前記差込部の離脱を阻止する抜止部を備えたことによって、製造期間の短縮化、製造コストの低廉化の効果を確保しつつ、膨張吸収手段の耐久性を高めることができる。
また本発明は、上記基本発明を前提として、前記非膨張吸収部は、基体の後端に膨張吸収部の前端と当接させるための当接面を備え、該当接面を膨張吸収部の前端とを接着、溶着等により固着することで、上記基本発明の作用効果を奏する上に、製造期間の短縮化、製造コストの低廉化を図ることができる。
また本発明は、上記基本発明等を前提として、前記非膨張吸収部の最大幅寸法が、前記通油孔の直径寸法以上あることとしたことによって、上記基本発明等の作用効果を奏する上に、当該膨張吸収手段が通油孔内に落ち込み難くなり、作動油の十分な流路を確保でき、ドアクローザの安定した動作に資することができる。
また本発明は、上記基本発明等を前提として、前記非膨張吸収部の最大幅寸法が前記通油孔の直径寸法未満であり、且つ、非膨張吸収部の前端面若しくは前側面に開口し且つ後方へ連続する溝部を有することとしたから、上記基本発明等における作用効果を奏する上に、非膨張吸収部の前方投影面積を低減しつつ、通油孔内に当該非膨張吸収部が入り込んでも、溝部によって作動油の流路を十分に確保し、ドアクローザの安定した動作に資することができる。
上記基本発明等を前提として、前記非膨張吸収部は、起立した複数の爪部を有する金属板を折曲若しくは湾曲した構成を有し、前記複数の爪部を差込部として、膨張吸収部の前端部に対して前記差込部により挟着されている構成としたことによって、上記基本発明等の作用効果を奏する上に、通油孔形成部との繰り返しの接触によっても十分な強度が確保できる効果が得られる。
本発明の実施例に係るドアクローザの設置状態を示す説明図である。 本発明の実施例に係るドアクローザの内部構造を示す縦断面図であって、(a)ドアが閉状態にあるときの内部構造、(b)ドアが解放状態にあるときの内部構造を示す図1のA−A断面図である。 実施例に係るドアクローザの膨張吸収手段を示す(a)斜視図、(b)平面図、(c)正面図、(d)左側面図、(e)右側面図、(f)B−B断面図である。 実施例に係るドアクローザの他の膨張吸収手段を示す(a)斜視図、(b)正面図、(c)平面図、(d)左側面図、(e)右側面図、(f)C−C断面図である。 実施例に係るドアクローザの他の膨張吸収手段を示す(a)斜視図、(b)正面図、(c)左側面図、(d)右側面図、(e)D−D断面図である。 実施例に係るドアクローザの他の膨張吸収手段を示す(a)斜視図、(b)組立状態を示す斜視図である。 実施例に係るドアクローザの他の膨張吸収手段を示す(a)斜視図、(b)組立状態を示す斜視図である。 実施例に係るドアクローザの他の膨張吸収手段を示す(a)斜視図、(b)E−E断面図、(c)組立状態を示す斜視図である。 (a)は本発明の実施例に係る膨張吸収手段の前端部を示す一部拡大説明図、(b)は膨張吸収手段の前端部の他の形状を示す一部拡大説明図、(c)は膨張吸収手段の前端部の更に他の形状を示す一部拡大説明図である。 (a)は図4に開示される膨張吸収手段を例とし、(b)は図5に開示される膨張吸収手段を例とし、(c)は図6〜図8に開示される膨張吸収手段を例とした、いずれも通油孔と非膨張吸収部との関係を示す一部省略説明図である。
以下に本発明の実施例に係るドアクローザCを説明する。尚、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、本発明に開示される技術的思想の範囲内で、変形、設計変更等がされた発明に及ぶ。尚、本発明の説明上、図2(a)に示したドアクローザ本体1の断面図の右側(膨張吸収手段において非膨張吸収部を備える側)を前方、左側を後方として説明する。
本実施例1に係るドアクローザCは、図1に示すように、ドアクローザ本体1をドアDに取着し、当該ドアクローザ本体1の上端に突出するピニオン軸3にアームRの一端を取着し、当該アームRの他端を、ブラケットBを介して上枠Uに取着して構成するものである。
そして前記ドアクローザCは、図2(a)(b)に示すように、内部空間10を有するドアクローザ本体1と、内部空間10を往復動可能であり且つラック歯23を有するピストン2と、該ピストン2のラック歯23と噛合し、ドアクローザ本体1の上下を貫通するピニオン軸3と、ピストン2の後端部から一方の前記蓋部材14aの間に設けられる弾性部材であるコイルスプリング4(ばね部材)と、当該コイルスプリング4内において長手方向に移動可能に格納される膨張吸収手段5を備える。そしてドアクローザC内には作動油Lが充填されている。
ここで、前記図2(a)はドアの閉状態、図2(b)はドアの開状態を示すものである。前記図1に示すドアDの開閉によってアームRが動作により、前記ピニオン軸3が従動回転する。これに伴いドアクローザ本体1内で、ピニオン軸3の回転により、ラック歯23を有するピストン2が従動する。ピストン2の移動により、ピストン2によりドアクローザ本体1内の作動油Lが押圧され、ピストン2の動きを制動する。ピストン2による前記作動油Lの押圧によって、ピストン2の通油孔内20aを介してピストン内部空間22へ少しずつ当該作動油Lが移動し、設定した範囲でピストン2の動きが許容され、当該ドアDの開閉力並びに開閉速度の制御がされるものである。
そして、コイルスプリング4内に移動可能な状態で投入された前記膨張吸収手段は、ドアクローザCのおかれた環境下、特に高圧、高温下において、作動油Lの膨張によるドアクローザ本体1からの当該作動油Lの漏洩を防止すべく、膨張吸収手段が体積を減少させるものである。
以下に、本実施例に係るドアクローザCの各部の詳細な構成について説明する。
前記ドアクローザ本体1は、直方体形状の外形を有し、その長手方向に連続して筒状に内部空間10を形成してある。内部空間10の前端及び後端の開口部内周面には、雌螺子を設けてある。当該開口部内の雌螺子に対して外側から雄螺子を有する蓋部材14(14a、14b)を夫々螺合し、前後の開口を密閉可能としてある。
また、本実施例においては、ピストン2の移動速度を変更可能とするための第一速度調節用通路11、及び第二速度調節用通路12を備えている。前記第一速度調節用通路11は、内部空間10に対して二箇所の開口部を備え、また当該第一速度調節用通路11の一端は前記ドアクローザ本体1の他端面に開口を備える。当該第一速度調節用通路11の開口を閉塞するために、第一速度調節用バルブ60を設けてある。前記第二速度調節用通路12は、内部空間10に対して二箇所の開口部を備え、また当該第二速度調節用通路12の一端は前記ドアクローザ本体1の他端部に開口を有する。当該第二速度調節用通路12の開口を閉塞する第二速度調節用バルブ61を設けてある。
前記ピストン2は、ドアクローザ本体1の内部空間10を形成する内周面10aに沿って摺動可能な外径寸法を確保した前端部2a及び後端部2bと、当該前端部2a及び後端部2bの間に一体として形成される二本の連結枠部2c、2dを備える。また一方の連結枠部2cの内面側にはラック歯23が形成される。
二本の連結枠部2c、2dの間には、ピニオン軸3に対してピストン2を往復動可能とするための空間(以下、ピストン内部空間22)を備えている。
連結枠部2c、2dの外周面2eは湾曲しており、その曲率半径は前端部2a及び後端部2bの外周面2eの曲率半径よりも若干小さく設定してある。このため、当該連結枠部2c、2dの間に位置する外周面2eはドアクローザ本体1の内部空間10を形成する内周面10aに当接しない構成である。
ピストン2の前端部2aにはピストン前端側通油路21を有する。当該ピストン前端側通油路21は弁機構を構成するボール弁21bを備えている。
また、ピストン2の後端部2bにはピストン後端側通油路(通油路)20を有する。当該ピストン2の後端側通油路20は円形輪郭の開口である通油孔20aを有している。
この通油孔20aの大きさはピストン2による圧力を確保するため必要以上に大きく設定することは困難である。
前記ピニオン軸3はその長手方向中央位置の全周に亘りピニオン歯30を備えている。ピニオン軸3は、前記ピストン2の二本の連結枠部2c、2dの間となる前記ピストン内部空間22に挿通され、且つ前記ラック歯23と当該ピニオン歯30とが噛合した状態として配置される。
ピニオン軸3の上端側及び下端側は、夫々ドアクローザ本体1に設けた上側軸受部材と下側軸受部材に保持され、当該ピニオン軸3の上端部はドアクローザ本体1の上端から上方に突出し、下端部はドアクローザ本体1の下端から下方に突出する。上側軸受部材及び下側軸受部材内にはシール部材及びベアリングを設けてある。
そして、本実施例に係る膨張吸収手段5は、図3(a)〜(f)に示すように、非膨張吸収部50と該非膨張吸収部50に接続される膨張吸収部51とを備える。
前記非膨張吸収部50は前方側に配置され、前記膨張吸収部51は後方側に配置される。即ち、膨張吸収手段5の前端のみに非膨張吸収部50を備える構成である。
当該膨張吸収部51が収縮した状態の膨張吸収手段5の長さ寸法が、コイルスプリング4の内径寸法よりも大となる寸法としている。この寸法設定により、膨張球種段が移動に伴って、その前端及び後端の位置が逆転しないようにしてある。
前記膨張吸収手段5における膨張吸収部51は、多数の微小な独立気泡を有する弾性変形可能な合成樹脂材からなる。また、当該膨張吸収部51の形状は円柱形状としてある。
以上から本実施例における膨張吸収手段5における膨張吸収部は、ピストン2の通油孔20aを閉塞し得る形状であるといえる。また変形後の形状においても当該膨張吸収部51自体は、ピストン2の通油孔20aを閉塞し得る形状といえる。
当該膨張吸収部51の円柱形状は単純な形状であり、円柱形状で連続する部材を切断するのみで得ることができ、製造時における加工コストの低廉化に役立つ。
しかしながら、ピストン2の通油孔20aを閉塞し得る構成は、膨張吸収手段5としては機能上問題がある。このため、本実施例に係る発明は、膨張吸収部51と非膨張吸収部50とを接続して組み合わせ、非膨張部材が膨張部材とピストン2の通油孔20aとの接触を阻止することで、機能上の問題を解消している。
一方、本実施例に係る膨張吸収手段5における非膨張吸収部50は、両端部に爪部50bを有する金属製の板状の基板からなり、基板の中央部を幅方向に亘って湾曲してなる前端部50aを備え、両端部の前記爪部50bを対向して配置させたものである。
基板の中央部の湾曲した前端部50aが非膨張吸収部50の前端部として構成され、また前記爪部50bを有する両端部はいずれも非膨張吸収部50の後端部として構成される。
本実施例においては、非膨張吸収部50の前端部の幅寸法w1は、前記膨張吸収部51の直径寸法d1(若しくは幅寸法)よりも若干大きく形成してある。尚、非膨張吸収部50の後端部の幅寸法w2は、前記前端部の幅寸法w1よりも小さく形成してある。
上記非膨張吸収部50はその後端の前記爪部50bを、膨張吸収部51の前端側に食い込ませた状態として接続される。前記爪部50bは本発明における差込部として機能する。膨張吸収部51は独立気泡を有することから、前記爪部50bの食い込みによっても爪部50bと接触しない気泡は破壊されずその内部に空気を保持できることから、膨張吸収機能を確保した上で、非膨張吸収部50と膨張吸収部51の十分な接続性が実現される。
以上の構成によって、図1に示すドアの閉状態から図2に示すドアの開状態とすることで、ピストン2が後方へ移動してコイルスプリング4が押圧され、作動油Lがピストン2内の通油孔20aへ向けて移動すると、膨張吸収手段5は前記通油孔20aへ向けて吸引される。膨張吸収手段5の前端の非膨張吸収部50は、先端が湾曲形状を有しており、且つ、通油孔20aの内径寸法D2よりも大きい幅寸法を有しており、そして、非膨張吸収部50自体が変形を全く生じないものであることから、強い吸引力が生じても当該通油孔20aを塞ぐことがなく、通油路が常に確保された形状を保持できる。
また上記実施例に係るまた非膨張吸収部50の後端部におけるより減少した幅寸法により、製造時及び使用時における他物との不用意な接触を抑制できる。また原材料の消費を低減できる利点を有する。
即ち、本実施例に示した膨張吸収手段5においては、前端部の幅寸法w1よりも内径寸法D2の小さい通油孔20aであれば対応可能である。また、膨張吸収部51の直径寸法d1と非膨張吸収部50の前端部の幅寸法w1との関係においては概ね同程度の寸法であれば作動油の抵抗となり難く良好であるが、若干程度であれば直径寸法d1と前記幅寸法w1のいずれが大きくても可能である。
また非膨張吸収部50の前端部50は、図9(a)に示すように当該前端部50aが湾曲形状を有する形状として通油路を確保できるものであるが、上記実施例に限るものではなく、種々の変形、設計変更が可能である。例えば、前端部50aについて実質的に一定の高さh1を有する形状とすることも可能である。
例えば図9(b)に示すように、前端部に平坦な面を形成した所定の高さh1を有するものとすることが可能である。この高さh1は、通油孔20aの前記内径寸法D2よりも小さければ、通油路を確保できるため、本実施例の変形例としての構成に含むことができる。
また、前端部50aの形状は、例えば、図9(c)に開示するように、前端部50aに幅方向に屈曲線を有する屈曲部を形成することも可能である。
また、上記実施例に係る膨張吸収手段5の前端のみに非膨張吸収部50を備える構成においては、当該膨張吸収部51が収縮した状態の膨張吸収手段5の長さ寸法が、コイルスプリング4の内径寸法よりも大となる寸法としたことで、膨張吸収手段5の前端と後端の向きが不用意に逆転することを防止できる。
更に、前端のみに非膨張吸収部50を備え、後端には非膨張吸収部50を備えない構成によれば、膨張吸収部51の前端及び後端に非膨張吸収部50を設ける構成と比較して、一の膨張吸収手段5における非膨張吸収部50の数量を低減できることで、より低コストで製造が可能となる。
また本発明におけるドアクローザにおける膨張吸収手段5は、非膨張吸収部50の前端部のみならず、種々の変形、設計変更等が可能である。他の形状を示す膨張吸収手段5を更に以下に示す。
他の一の膨張吸収手段5は、図4(a)〜(f)に示すように、上記実施例に開示した膨張吸収手段5と膨張吸収部51は共通するものであり、非膨張吸収部50の構成において相違するものである。
当該膨張吸収手段5における非膨張吸収部50は、金属製筒体の一端に閉塞部50cを形成した構成を有する。閉塞部50cには、平行する複数の溝部50dを設けてある。金属製筒体の内径は膨張吸収部51の外径に略等しく設定されている。膨張吸収部51の一端を当該金属製筒体内に嵌入し、当該金属製筒体の側面の一部を加締めて圧着した圧着部50eを有するものである。
本構成によれば、図10(a)に示すように、ピストン2の後端部2bにおける通油孔20a及びその周縁部に対して、非膨張吸収部の前端部が接触した場合に、その閉塞部50cが通油孔20aの周縁部に当接し、且つ通油孔20aと溝部50dとの間に連続する空間が形成され、通油経路が確保される。
また、他の一の膨張吸収手段5は、図5(a)〜(e)に示すように、上記実施例に開示した膨張吸収手段5と膨張吸収部51は共通するものであり、非膨張吸収部50の構成において相違するものである。
当該膨張吸収手段5における非膨張吸収部50を、金属製のタッピングネジとしたものである。タッピングネジの頭部の最大直径は、概ね膨張吸収部51の直径と同一若しくは近似するものとしている。当該タッピングネジの頭部にはプラスドライバーに対応した十字溝50fが設けられている。当該十字溝50fは、タッピングネジの頭部が通油孔20aと接触した際に、通油経路を構成する。このため本実施例においては、十字溝50fの幅寸法w3は通油孔20aの直径よりも大きな幅で形成されることが必要である。
本構成によれば、図10(b)に示すように、ピストン2の後端部2bにおける通油孔20a及びその周縁部に対して、非膨張吸収部の前端部が接触した場合に、当該タッピングネジの頭部と通油孔の周縁部とが接触し、且つ通油孔20aと十字溝50fとの間に連続する空間が形成され、通油経路が確保される。
また、他の一の膨張吸収手段5は、図6(a)に示すように、上記実施例に開示した膨張吸収手段5と膨張吸収部51は共通するものであり、非膨張吸収部50の構成において相違するものである。
当該膨張吸収手段5における非膨張吸収部50は円柱状の硬質樹脂部材であり、前端面に溝部50gを形成したものである。硬質樹脂部材の直径寸法は、膨張吸収部51の直径寸法と略同一寸法としてある。図6(b)に示すように、膨張吸収部51の前面と硬質樹脂部材の後面とを接着、若しくは溶着により、固着して構成される。
本構成によれば、図10(c)に示すように、ピストン2の後端部2bにおける通油孔20a及びその周縁部に対して、非膨張吸収部の前端部が接触した場合に、当該溝部の近傍と通油孔20aの周縁部とが接触し、且つ通油孔20aと溝部50gとの間に連続する空間が形成され、通油経路が確保される。
また、他の一の膨張吸収手段5は、図7(a)に示すように、上記実施例に開示した膨張吸収手段5と膨張吸収部51は共通するものであり、非膨張吸収部50の構成において相違するものである。
当該膨張吸収手段5における非膨張吸収部50は円柱状の頭部とその後面中央から後方に向けて延設される差込部を硬質樹脂で一体に形成したものである。頭部の前端面には溝部50gを有する。
頭部の直径寸法は、膨張吸収部51の直径寸法と略同一寸法としてある。前記差込部50hは、先端及び先端から基端の間において返り部50iを備えている。
返り部50iは膨張吸収部51から非膨張吸収部50から不用意に離脱することを防止するためのものである。
図7(b)に示すように、当該非膨張吸収部50の差込部50hを膨張吸収部51の前端面中央に差込んで一体としたものである。
本構成によれば、上記実施例と同様に、ピストン2の後端部2bにおける通油孔20a及びその周縁部に対して、非膨張吸収部の前端部が接触した場合に、当該溝部の近傍と通油孔20aの周縁部とが接触し、且つ通油孔20aと溝部50gとの間に連続する空間が形成され、通油経路が確保される。
また、他の一の膨張吸収手段5を図8(a)に示す。当該膨張吸収手段5における膨張吸収部51は前端面中央に第一差込穴51cを備えており、当該膨張吸収部51の一側面から第一の差込穴51cに直交し且つ第一の差込穴51cよりも径の小さい第二差込穴51dを設けたものである。
また非膨張吸収部50は、円柱状の頭部とその後面中央から後方に設けて延設される差込部を硬質樹脂で一体に形成したものである。
差込部50jは第一差込穴51cの寸法に合わせて形成されており、第二差込穴51dに対応する位置に貫通穴50kを備える。
図8(b)に示すように、膨張吸収部51の第一差込穴51cに非膨張吸収部50の差込部50jを差し込み、膨張吸収部51の第二差込穴51dと非膨張吸収部50の貫通穴50kを一致させて、当該第二差込穴51dと貫通穴50kに対して差込ピン51eを差し込むことで膨張吸収部51と非膨張吸収部50とを接続した構成である。
本構成によれば、上記実施例の構成と同様に、ピストン2の後端部2bにおける通油孔20a及びその周縁部に対して、非膨張吸収部の前端部が接触した場合に、当該溝部の近傍と通油孔20aの周縁部とが接触し、且つ通油孔20aと溝部50gとの間に連続する空間が形成され、通油経路が確保される。
以上のように本発明は、いずれの膨張吸収手段5においても膨張吸収部51と、その前端に固着される非膨張吸収部50を備え、当該非膨張吸収部50は、前記通油孔形成部と当接した状態で、変形することなく通油路を構成するものであることから、これまで通油路からの吸込みに伴う変形のリスクを考慮する必要もなくなり、安定した性能を発揮できるドアクローザCを実現することが可能である。
B ブラケット
C ドアクローザ
D ドア
d1 直径寸法
D2 内径寸法
L 作動油
R アーム
w1 幅寸法
w2 幅寸法
w3 幅寸法
1 ドアクローザ本体
10 内部空間
11 第一速度調節用通路
12 第二速度調節用通路
14 蓋部材(14a、14b)
2 ピストン
2a 前端部
2b 後端部
2c 連結枠部
2d 連結枠部
20 後端側通油路(通油路)
20a 通油孔
21 前端側通油路
21b ボール弁
22 ピストン内部空間
23 ラック歯
24 通油孔
25 通油孔形成部
3 ピニオン軸(軸部)
30 ピニオン歯
4 コイルスプリング(ばね部材)
5 膨張吸収手段
50 非膨張吸収部
50a 前端部
50b 爪部
50c 閉塞部
50d 溝部
50e 圧着部
50f 十字溝
50g 溝部
50h 差込部
50i 返り部
50j 差込部
50k 貫通穴
51 膨張吸収部
51c 第一差込穴
51d 第二差込穴
51e 差込ピン
60 第一速度調節用バルブ
61 第二速度調節用バルブ

Claims (7)

  1. 内部空間を有するドアクローザ本体と、該内部空間内に格納されるピストンと、該ピストンの後方に当接し該ピストンを押圧するばね部材と、前記内部空間に充填される作動油と、前記ピストンへ動力を伝達するための軸部と、前記ばね部材の内側に移動可能に格納される膨張吸収手段を備え、前記ピストンは作動油を通すための通油孔を形成した通油孔形成部を少なくとも当該ピストンの後端に備えるドアクローザにおいて、
    前記膨張吸収手段は、非膨張吸収部と、該非膨張吸収部の後端に固着される膨張吸収部を備え、
    前記非膨張吸収部は、前記通油孔形成部と当接した状態で、変形することなく通油路を構成することを特徴とするドアクローザ。
  2. 前記膨張吸収部は、独立気泡性材料からなり、前記非膨張吸収部は、基体と該基体に一体的に設けられる差込部とを備え、前記膨張吸収手段は、膨張吸収部の前端部に前記差込部が差し込まれた構成を有することを特徴とする請求項1記載のドアクローザ。
  3. 前記差込部の離脱を阻止する抜止部を備えたことを特徴とする請求項2記載のドアクローザ。
  4. 前記非膨張吸収部は、基体の後端に膨張吸収部の前端と当接させるための当接面を備え、
    該当接面を膨張吸収部の前端と固着したことを特徴とする請求項1記載のドアクローザ。
  5. 前記非膨張吸収部の最大幅寸法が、前記通油孔の直径寸法以上であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のドアクローザ。
  6. 前記非膨張吸収部の最大幅寸法が前記通油孔の直径寸法未満であり、且つ、非膨張吸収部の前端面若しくは前側面に開口し且つ後方へ連続する溝部を有することを特徴とする請求項1、2又は3記載のドアクローザ。
  7. 前記非膨張吸収部は、起立した複数の爪部を有する金属板を折曲若しくは湾曲した構成を有し、前記複数の爪部を差込部として、膨張吸収部の前端部に対して前記差込部により挟着されていることを特徴とする請求項1、2、5又は6記載のドアクローザ。
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