JP2019064755A - ロールシートホルダ、及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ロールシートに破損や汚れを生じさせることなく、楽な姿勢でロールシートを移動・搬送することができる。【解決手段】 本発明に係るロールシートホルダは、ロール状の記録媒体であるロールシートを保持するスプール軸と、スプール軸の軸方向においてロールシートの位置を固定するための第1のフランジと、を備えるロールシートホルダであって、スプール軸の径方向において第1のフランジよりも外側の位置に配置された回転可能なコロ部材をさらに備えることを特徴とする。【選択図】 図2
Description
本発明は、ロールシートホルダ、及び記録装置に関する。
特許文献1には、ロール媒体を支持する支持部と、ロールシートの側端と接触するフランジと、該フランジの外周に設けられ、該フランジに対して相対的に回転可能な外輪部と、を備えたロール媒体ホルダが開示されている。当該発明によれば、ロール媒体をロール媒体ホルダに装着し、記録装置本体における所定位置にそのまま置くだけで、ロール媒体のセットを完了することができる。そして、また当該ロール媒体ホルダは、装置本体から外した状態では、外輪部を車輪として転がして移動・搬送することが可能であった。
しかしながら、特許文献1は、ロール媒体ホルダ(ロールシートホルダ)の外輪部を車輪として転がして移動する構成である。そのため、重量のあるロール媒体(ロールシート)を転がして移動しようとした場合、ユーザーが屈んだ姿勢でロールシートホルダを押すことになり、ユーザーに負担がかかるおそれがある。また、ロールシートの表面が床面と近くなるため、移動中に障害物があったり、ロールシートの端部がほつれてしまったりした場合、ロールシートに破損や汚れが生じるおそれがある。
本発明は、ロールシートに破損や汚れを生じさせることなく、楽な姿勢でロールシートを移動・搬送することができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るロールシートホルダは、ロール状の記録媒体であるロールシートを保持するスプール軸と、前記スプール軸の軸方向において前記ロールシートの位置を固定するための第1のフランジと、を備えるロールシートホルダであって、前記スプール軸の径方向において前記第1のフランジよりも外側の位置に配置された回転可能なコロ部材をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、ロールシートに破損や汚れを生じさせることなく、楽な姿勢でロールシートを移動・搬送することができる技術を提供することができる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明に係るロールシートホルダ、及び記録装置について詳細に説明する。
以下、図面を参照しながら本発明に係るロールシートホルダ、及び記録装置について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るプリント装置(画像形成装置、記録装置)の斜視図である。プリント装置100は、搬送ユニット、シート搬送部、記録部、排出部を備えている。搬送ユニットには、ロール状の記録媒体であるロールシートR(ロール紙)がロールシートホルダと共に載置される。搬送ユニットは、ロールシートホルダを回転させてロールシートRをシート搬送部へ送り出す。シート搬送部は搬送ローラ対などから構成され、搬送ユニットから送り出されたロールシートRを記録部へ搬送する。記録部は、インクを吐出するインクジェット記録ヘッド(記録ヘッド)と、記録ヘッドを着脱自在に搭載するキャリッジとを有している。キャリッジはロールシートRの搬送方向と交差する方向に移動可能に構成されている。記録部は、ロールシートRの搬送の停止中に、キャリッジが移動しながら記録ヘッドからロールシートRにインクを吐出することで、ロールシートRに画像を形成する。排出部は、プリント終了後にカッタによりカットされたシートを装置外部に排出する。排出部より排出されたシートは不図示の収容部に収容される。
図2は本実施形態に係るロールシートホルダ2の斜視図であり、図3は本実施形態に係るロールシートホルダ2の断面図である。21は、ロールシートをプリント装置にセットしたときにロールシートRの回転軸となるスプール軸(スプール)である。スプール軸21は、第一の端部36と第二の端部37とを有する。スプール軸21の第一の端部36側には、ロールシートRの端面を保持し、ロールシートRを記録装置にセットしたときにロールシートRの長手方向(軸方向)の位置を決める略円板状の基準側フランジ(片側フランジ)23が設けられている。23aは、ロールシートRの位置基準となる基準面(ロールシート端面突当面)である。23bは、支持部30の設置面である。基準面23aにはロールシートRを固定する摩擦部22が設けられており、ロールシートの紙管を摩擦部22に差し込むと、紙管は摩擦部22に軽圧入され、ロールシートRは固定される。またスプール軸21の長さは、ロールシートRの紙幅よりも長く設定されており、第二の端部37近傍に柄となる領域を設定することができる。
24は基準フランジと対向する側に設けられたフランジ(他方フランジ)である。フランジ24は、ロールシートRを挟んで基準面フランジ23にロールシートRの端面を突き当てることで、ロールシートをスプール軸21に対し、芯出しをした状態で固定することができる。
基準側フランジ23の設置面23bには支持部30が設けられている。支持部30の構成と機能を、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るロールシートホルダの側面図である。図4は、図2および図3のロールシートホルダをスプール軸21の第一の端部36側から見たときの側面図である。支持部30は、支持部30よりもスプール軸21の第一の端部36側に位置するストッパ35により、スプール軸21の軸方向において固定される。支持部30は、ストッパ35を取り外すことで取り外しが可能である。支持部30は、軸受31が設けられることで、スプール軸中心34を中心(回転中心)に回転可能に構成されている。支持部30は、スプール軸中心34に対して非対称の形状をしており、その重心30aはスプール軸中心34の位置にはないように構成されている。支持部30には、スプール軸中心34を中心とする円弧の接線方向と略平行な面(取付面30b)が設けられている。取付面30bには、スプール軸21の軸方向に回転可能なコロ部材(回転体)33が取り付けられている。コロ部材33は、スプール軸中心34に対して対称に2個取り付けられている。コロ部材33は、スプール軸21の径方向において基準側フランジ23の外径の最外部よりも外側の位置に配置されている。
以上の構成のロールシートホルダ2では、ロールシートRをロールシートホルダ2にセットした後にスプール軸21の基準側フランジ23の側端部を持ち上げると、支持部30は自重によりスプール軸中心34を中心に回転する。そして、支持部30に取り付けられたコロ部材33は鉛直方向(重力方向)における最下部に位置し、コロ部材33は床に接地する。そして、図5に示すように、スプール軸21のフランジ24側の端部を持ち上げ、スプール軸21を引っ張ることにより、接地したコロ部材33が回転し、容易にロールシートRを移動・搬送することができる。これにより、作業者(ユーザー)は屈んだ姿勢でロールシートホルダを押す必要がなく、楽な姿勢でロールシートを移動・搬送することができる。また、ロールシートの表面が床面と離れた状態となっているため、ロールシートに破損や汚れが生じる事態を防止することができる。本実施形態では、コロ部材33がスプール軸中心34に対して対称に複数個(2個)取り付けられていることにより、ロールシートホルダをより安定して移動・搬送することができる。
作業者(ユーザー)は、ロールシートホルダ2をプリント装置100まで移動・搬送した後、そのままの状態で、ロールシートRをロールシートホルダ2と共にプリント装置100に載置(設置)することができる。
以上、本実施形態によれば、ロールシートに破損や汚れを生じさせることなく、楽な姿勢でロールシートを移動・搬送することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態と同様の構成についてはその説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態と同様の構成についてはその説明を省略する。
図6、図7は、本実施形態に係るロールシートホルダ102のフランジ周りの斜視図である。121は、ロールシートRをプリント装置にセットしたときにロールシートRの回転軸となるスプール軸である。スプール軸121の一端には、ロールシートRの端面を保持し、ロールシートRをプリント装置にセットしたときのロールシートRの位置を決める基準側フランジ123が設けられている。ロールシートRの位置基準となる基準面(ロールシート端面突当面)には、ロールシートRを固定する摩擦部が設けられている。ロールシートRの紙管を摩擦部に差し込むと、紙管は摩擦部に軽圧入され、ロールシートRは固定される。またスプール軸121の長さは、ロールシートRの紙幅よりも長く設定されており、スプール軸121における基準側フランジ123と反対側の端部に柄となる領域を設定することができる。
本実施形態においては、基準側フランジ123の外周部に、スプール軸121の軸方向に回転可能なコロ部材(回転体)133が取り付けられている。またコロ部材133は、スプール軸中心に対して対称に2個取り付けられている。
以上の構成のロールシートホルダ102において、ロールシートRをロールシートホルダ102にセットした後に、コロ部材133を接地させた状態で、スプール軸121における基準側フランジ123と反対側のフランジ側を持ち上げる。すると、スプール軸121を引っ張ることにより、接地したコロ部材133が回転し、容易にロールシートRを移動・搬送することができる。本実施形態では、コロ部材133を複数個(2個)接地させることにより、ロールシートホルダをより安定して移動・搬送することができる。
作業者(ユーザー)は、ロールシートホルダ102をプリント装置まで移動・搬送した後、そのままの状態で、ロールシートRをロールシートホルダ102と共にプリント装置に載置(設置)することができる。
以上、本実施形態によっても、ロールシートに破損や汚れを生じさせることなく、楽な姿勢でロールシートを移動・搬送することができる。
R ロールシート
2,102 ロールシートホルダ
21,121 スプール軸
23,24,123,124 フランジ
30 支持部
100 プリント装置
2,102 ロールシートホルダ
21,121 スプール軸
23,24,123,124 フランジ
30 支持部
100 プリント装置
Claims (11)
- ロール状の記録媒体であるロールシートを保持するスプール軸と、
前記スプール軸の軸方向において前記ロールシートの位置を固定するための第1のフランジと、を備えるロールシートホルダであって、
前記スプール軸の径方向において前記第1のフランジよりも外側の位置に配置された回転可能なコロ部材をさらに備えることを特徴とするロールシートホルダ。 - 前記スプール軸の軸方向における長さは、当該スプール軸に保持される前記ロールシートの軸方向における長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載のロールシートホルダ。
- 前記第1のフランジの外径は、前記スプール軸に保持される前記ロールシートの外径よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載のロールシートホルダ。
- 前記第1のフランジと共に前記ロールシートの位置を固定するための第2のフランジをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロールシートホルダ。
- 前記コロ部材は、前記スプール軸の軸方向において前記第1のフランジよりも外側の領域に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のロールシートホルダ。
- 前記スプール軸に対して回転可能に設けられた支持部をさらに備え、
前記コロ部材は、前記支持部に配置されている、
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のロールシートホルダ。 - 前記支持部は、前記支持部の回転中心と前記コロ部材との間に重心を持つように構成されている特徴とする請求項6に記載のロールシートホルダ。
- 前記支持部を前記スプール軸に固定するためのストッパをさらに備え、
前記支持部は、前記ストッパを取り外すことにより前記スプール軸から取り外される、
ことを特徴とする請求項6または7に記載のロールシートホルダ。 - 前記コロ部材は、前記第1のフランジの外周部に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のロールシートホルダ。
- 前記コロ部材は、前記スプール軸の軸中心に対して対称に2個取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のロールシートホルダ。
- 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のロールシートホルダと、
前記ロールシートホルダから送り出されたロールシートに画像を記録する記録部と、
を備えることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017189094A JP2019064755A (ja) | 2017-09-28 | 2017-09-28 | ロールシートホルダ、及び記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017189094A JP2019064755A (ja) | 2017-09-28 | 2017-09-28 | ロールシートホルダ、及び記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019064755A true JP2019064755A (ja) | 2019-04-25 |
Family
ID=66337522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017189094A Pending JP2019064755A (ja) | 2017-09-28 | 2017-09-28 | ロールシートホルダ、及び記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019064755A (ja) |
-
2017
- 2017-09-28 JP JP2017189094A patent/JP2019064755A/ja active Pending
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