JP7386627B2 - ロール状記録媒体保持装置 - Google Patents

ロール状記録媒体保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7386627B2
JP7386627B2 JP2019119244A JP2019119244A JP7386627B2 JP 7386627 B2 JP7386627 B2 JP 7386627B2 JP 2019119244 A JP2019119244 A JP 2019119244A JP 2019119244 A JP2019119244 A JP 2019119244A JP 7386627 B2 JP7386627 B2 JP 7386627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
pipe
roll
recording medium
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019119244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021004128A (ja
Inventor
史樹 佐藤
公貴 内山
昌利 伊藤
光幸 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP2019119244A priority Critical patent/JP7386627B2/ja
Publication of JP2021004128A publication Critical patent/JP2021004128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7386627B2 publication Critical patent/JP7386627B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の紙送り機構を有した印刷装置やカッティング装置に関し、特に幅の広いロール状記録媒体を装着可能なロール状記録媒体保持装置に関する。また本発明は用紙等が巻かれている状態や巻かれていない状態のロール状記録媒体保持装置に関する。
径の異なる2種類の芯体に対応できるようにしたロール状記録媒体保持装置が知られている(例えば特許文献1,2参照)。
また、円筒部が広がってロール紙の芯体の内径に接触する構成のロール状記録媒体保持装置が知られている(例えば特許文献3参照)。
また、爪部材を備え、爪部材が支持円筒部の軸線方向に加圧されることで、その爪を半径方向に開張させる構成のロール紙保持装置が知られている(特許文献4参照)。
また、ロール紙を貫通する軸を有するロール紙保持装置が知られている(特許文献5参照)。
実公昭53-7081号公報 特開平11-322142号公報 実公平6-28526号公報 特開2001-80798号公報 特開2006-62827号公報
従来、此種の装置は種々の構造が知られているが、ロール状記録媒体の芯管(紙管)の軸径の変更に容易に対応でき、しかもしっかりと芯管を保持できるフランジの構造は開示されていない。またロール紙は用紙幅が広くまたそれに伴い重くなると紙管の中央部分が撓んでしまい搬送に悪影響が出る場合がある。
本発明は、多種の軸径のロール状記録媒体に対応でき、しかも芯管をしっかりと保持することが可能であり、幅の広いロール紙においても撓みを防止する事が可能なロール状記録媒体保持装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、フランジ体8に、管体22の円周方向に所定間隔を有して複数板部24が形成された受圧変位部10があり、該受圧変位部10に圧力を付与すると前記板部24が広がってロール状記録媒体の芯管に圧着するようにしたロール状記録媒体保持装置において、前記受圧変位部10の管体22の外周面に、第2の管体44を嵌合可能とし、該第2の管体44に円周方向に所定間隔を有して第2の板部46を複数形成して第2層用受圧変位部42を構成し、前記板部24に重ねた外側の前記第2の板部46が内側の板部24の広がりと連動するようにし、異なる軸径の芯管にフランジ体8を取り付ける時は、前記第2の管体44を前記受圧変位部10の管体22の外周面に嵌合し、前記第2の板部46を前記板部24に重ねるようにし、異なる軸径の芯管に前記第2層用受圧変位部42の板部46を挿入するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、盤状部18と盤状部18の中央部に形成された管状部20とを有し、管状部20にねじが形成されたフランジ体8と、ねじ16cが形成された周壁部16aとパイプ保持孔16dが形成された垂直壁部16bとを有し、前記フランジ体8のねじに螺合するフランジロックナット16と、一方側が前記パイプ保持孔16dに支持され、該一方側の端部が前記フランジ体8の一方側に突出し、他方側が前記フランジ体8の他方側に所定長さ突出するパイプ12と、前記パイプ12の一方側に嵌合し、該パイプ12の外周面に固定されたスリーブ26と、管体22とこれに一体的に円周方向に所定間隔を有して複数形成された板部24を有し、該板部24に前記スリーブ26と係合する受圧部が形成され、前記管体22が前記フランジ体8の内径部に嵌合した受圧変位部10とを備え、前記フランジロックナット16のねじ込み方向の回転により、前記スリーブ26が前記受圧変位部10の受圧部を押圧し、この押圧力により前記板部24が前記パイプ12の周囲に広がるようにし、前記受圧変位部10の板部24をロール状記録媒体の芯管に挿入可能とし、前記受圧変位部10の外側に該受圧変位部10より大径な受圧変位部42の管体を嵌合可能な構成としたことを特徴とする。
また本発明は、前記フランジロックナット16のねじ込み方向の回転により、前記スリーブ26が前記受圧変位部10の受圧部を押圧し、この押圧力により前記板部24が前記パイプ12の周囲に広がるようにし、該板部24に重なる前記第2層用受圧変位部42の板部46も前記板部24と連動して前記パイプ12の周囲に広がるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記パイプ12の他方側にロール状記録媒体の芯管の内径と略同一の外形を有するカラー部材40を取り付けたことを特徴とする。
また本発明は、前記板部24の受圧部を該板部24に凸部32を形成し、該凸部32にテーパー面30を形成したことを特徴とする。
また本発明は、前記パイプ12の一方側にトルクリミッタ14を設けたことを特徴とする。
また本発明は、前記フランジ体8の盤状部18の外周部を多角形としたことを特徴とする。
また本発明は、前記板部24と第2の板部46にそれぞれ金属製のブレード24a,46aを設け、該ブレード24a,46aを介して前記芯管に圧着するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記カラ-部材40に重ねて、異なる軸径の芯管に嵌合させるためのカラー部材48を嵌着可能としたことを特徴とするものである。
多種の軸径のロール状記録媒体に対応でき、しかもロール状記録媒体の芯管をしっかりと保持することができる。また、芯管の端の部分よりも内側に延びた位置で保持も行うので端だけで保持する場合よりも芯管の撓みを抑えることができ、安定した記録媒体の供給ができる。そして用紙を変更する場合には事前にロール紙にフランジを取り付けて用意しておく事ができ、しかもフランジがトルクリミッタを内蔵している構造であるため、強さの違うトルクリミッタの入ったフランジを複数種類用意をしておけば、使い分ける事により使用するロール紙毎に適正な負荷を与えた搬送を行う事ができる。
本発明の断面説明図である。 本発明の外観説明図である。 本発明の外観説明図である。 プリンタのロール紙受けの外観図である。 プリンタのロール紙受けの外観図である。 本発明の他の実施形態の断面説明図である。 同、外観図である。 同、外観説明図である。 同、断面説明図である。 プリンタの外観図である。 プリンタの外観図である。
図1は、ロール紙などのロール状に巻かれたロール状記録媒体2の2インチの紙などの芯管4に、プリンタ用のロール状記録媒体保持装置を装着した断面図である。
ロール状記録媒体保持装置6は、フランジ体8と、フランジ体8に一体形成された受圧変位部10と、パイプ12と、トルクリミッタ14と、フランジロックナット16とを主たる構成としている。
フランジ体8は、外周部が多角形の盤状部18と、その中央部に形成された管状部20とから成り、管状部20の外周面にねじが形成されている。管状部20の内径部には、受圧変位部10の管体22が一体形成されている。
管体22の管壁には、所定の幅の切り欠き部が形成され、該切り欠き部により板状の板部24が複数円周方向に所定の間隔を存して形成されている。受圧変位部10の板部24は、フランジ体8の盤状部18の内壁面に対して、所定距離突出し、各板部24の外周面を結ぶ線によって形成される円線の径は、ロール状記録媒体2の2インチ芯管4(紙管)の外周面の内径と略同一に形成されている。板部24には、盤状部18に対して垂直な中心軸線に沿った方向即ち軸方向に所定長さ延び、幅狭の上面が板部24の板面から突出するように金属製のブレード24aが取り付けられており、そのブレード24aがロール状媒体の紙管の内側にしっかりと接触して食い込み、保持するようになっている。
前記管体22の内径部には、パイプ12がスリーブ26を介して嵌合配置されている。前記パイプ12とスリーブ26とは、パイプ12の管壁とスリーブ26の管壁に貫通するシャフト28により、互いに一体的に結合されている。
前記スリーブ26の先端には、スリーブテーパー面31が形成されている。前記受圧変位部10の板部24の内周面には凸部32が形成され、該凸部32に凸部テーパー面30が形成されている。前記板部24側の凸部テーパー面30には、前記スリーブ26の先端のスリーブテーパー面31が当接配置されている。
前記スリーブ26の後端には、テーパー面が形成され、該テーパー面に、フランジロックナット16の内径部のテーパー面が合接する構成となっている。パイプ12の一端内径部には、トルクリミッタ14が固定され、該トルクリミッタ14の軸34に盤体36が固定され、これにストッパー板38(図9参照)が設置した時に噛み合うようになっている。フランジロックナット16は、周壁部16aと垂直壁部16bを有し、周壁部16aの内径部にねじ16cが形成されている。
前記垂直壁部16bにはパイプ保持孔16dが形成され、パイプ12とシャフト28を介しているスリーブ26のフランジ体8から外側に突出する部分が前記パイプ保持孔16dに嵌挿されている。パイプ12の他端側には、パイプ12開放端側の外周面を芯管4の内周面に密嵌させるためのカラー部材40が連結シャフト41を介して固定されている。カラー部材40の外周面の径は、ロール状記録媒体2の芯管4の内径と略同一に設定されている。このカラー部材の位置がフランジ体8より離れている事によりロール紙の撓みを内部で支える。
上記した構成において、2インチの芯管4にフランジ体8を装着する操作について以下に説明する。
まず、フランジロックナット16を緩めた状態でパイプ12の開放端側を芯管4の一方に挿入し、板部24を芯管4に挿入する。フランジ体8の盤状部18の内側の壁面と芯管4の端面とを当接させた状態で、フランジロックナット16を管状部20のねじ部にねじ込む。
フランジロックナット16のねじ込み方向の回転により、フランジ体8の盤状部20とフランジロックナット16とが互いに接近し、スリーブ26のスリーブテーパー面31が、板部24の凸部32の凸部テーパー面30を押圧する。この押圧力により板部24は、パイプ12の中心から離れる方向、即ちパイプ12の軸心を中心とする該板部24の外周面を含む円線の外に広がり、各板部24は、芯管4の内周面に圧接する。板部24には、盤状部18に対して垂直方向に即ち軸方向に所定長さ伸び、板部24の板面から突出する金属製のブレード24aが取り付けられいるので、そのブレード24aが芯管ロール状媒体の紙管の内側にしっかりと接触して食い込み、保持するようになっている。
上記した要領で、別個に用意したもう一つのロール状記録媒体保持装置6を、図3に示すように、芯管4の他方に装着する。芯管4は板部24とカラー部材40を介してパイプ4の先端側と後端側の二箇所で保持され、撓みが防止される。カラー部材40は芯管4の内部に入り込みその場所において内部より保持することにより、芯管4が撓んだ場合でもその撓みを抑えてロール状記録媒体の搬送に影響がでないように支えることができる位置に設けてある。
図6は、3インチ芯管(紙管)用に適合するための第2層用受圧変位部42を装着したフランジ体8の構成を示している。第2層用受圧変位部42は、3インチ芯管4aに対応して、管体22の外周面に嵌合可能に拡径して形成された第2の管体44を有し、該管体44に板状の第2の板部46が切り欠きにより複数円周方向に所定の間隔を存して形成されている。なお第2の板部46にも金属製のブレード46aが、盤状部18に対して垂直な中心軸線に沿った方向即ち軸方向に所定長さ延び、上面が板部46の板面から突出するように取り付けられている。
第2の管体44は、管体22に脱着可能に嵌合配置され、端部がフランジ体8の盤状部18の内壁面に、フランジ体8の盤状部18に対して回転しないように当接した構成となっている。第2の管体44に一体的に形成された板部46は、管体22に形成された板部24に重ねて嵌合配置され、2層の板部を構成している。パイプ12の先端側には、3インチ芯管4aに適合した、内側の環状部48aと外側の環状部48bとから成る2層構造のカラー部材48が固定具49を介して固定されている。次にフランジ体8とは反対側にあるカラー部材40の上にカラー部材48を取り付ける。
3インチの芯管用のロール状記録媒体保持装置6の他の構成は、2インチの芯管用のロール状記録媒体保持装置6で説明した構成と同一である。
上記した構成において、まずフランジロックナット16を緩めた状態でパイプ12の、カラー部材48取り付け側を、3インチ芯管4aの一方に挿入し、第2の板部46を芯管4aに挿入する。盤状部18の内側の壁面と芯管4aの端面とを当接させた状態で、ロックナット16を管状部20のねじ部にねじ込む。
フランジロックナット16のねじ込み方向の回転により盤状部18とフランジロックナット16とが互いに接近し、スリーブ26のスリーブテーパー面31が、板部24の凸部32の凸部テーパー面30を押圧する。この押圧力により、内側の板部24は、外側方向に押し広げられ外側の第2の板部46を押圧する。これにより外側の第2の板部46も、外側方向に押し広げられ、芯管4aの内周面に圧接する。芯管4aの他方側も、上記同様の操作でフランジ体8が装着される。
図10は、プリンタ装置の正面側の全体構造を示す外観説明図であり、フロントカバー52を開きカバー内に配置されたプリントヘッド54とこれを案内するヘッドガイドレール56及びガイドレール56に沿って多数配列配置されたメディア加圧ローラ58が見えるようにしている。フロントカバー52は、メディア(用紙)セット時や印刷を確認する時などに開閉し、通常は閉じられている。
プリンタ装置の機体60の両側には、装置の長手方向に渡ってメンテナンスカバー62,64が配置され、ヘッドガイドレール56が架設されている。ヘッドガイドレール56には、プリントヘッド54を備えたキャリッジ66が移動自在に連結している。ヘッドガイドレール56の下方には、用紙などのメディアを支え、メディアを機体60の後方から前方に案内するメディアガイド68が配設されている。
プリントヘッド54の移動経路の下方に位置して、機体60には、駆動系に連係するグリッドローラ(図示省略)が配設されている。前記ガイドレール56には、多数の加圧ローラ58が配設され、該加圧ローラ58と前記グリッドローラとで、メディアを所定方向に搬送するメディア搬送機構を構成している。
機体60には加圧ローラ58を操作するためのメディアセットレバー65が設けられている。
図11に示すように、機体60の両側には、互いに平行な2本の取付軸72,74が、ガイドレール56に対して平行に架設され、取付軸72,74に、一対のロール体受け76,78が取り付けられている。
ロール体受け76,78は、図4に示すように、取付軸72,74にスライド自在に嵌合する嵌合部80を有し、該嵌合部80は、ボルト82を締付けることで、取付軸72,74に固定することができ、ボルト82を緩めることで取付軸72,74に沿ってスライドさせることができるように構成されている。
ロール体受け76,78の本体には、フランジ体8の盤状部18から突出するパイプ12を回転自在に受ける受け部82と、フランジ体8側のストッパー板38と係合し、これの揺動を阻止する係止溝をストッパー板38と一体形成した係止板35が設けられている。
通常は、2個のロール体受け76,78が取付軸72,74に取り付けられ、ロール状記録媒体2の長さに応じて、一方のロール体受け78の位置を調整し、固定ボルト82を締付けて一対のロール体受け76,78を取付軸72,74に固定する。
ロール状記録媒体保持装置6が装置されたロール状記録媒体2は、フランジ体8から突出するパイプ12をロール体受け76,78に載置することでプリンタに装着される。保持装置6のパイプ12をロール体受け76,78に載置すると、ストッパー板38がロール体受け76,78側の係止板35に係合し、ロール状記録媒体2の回転に対してトルクリミッタ14のトルクが作用する状態となる。
プリンタによりメディアの印刷を行う場合には、まず作業者は、ロール状記録媒体2を機体60側のロール体受け76,78にセットし、メディアセットレバー65を手前に大きく引き出して、加圧ローラ58を、グリッドローラから離反させる。
次に、ロール状記録媒体2からメディアを引き出し、グリッドローラと加圧ローラ58間に導き、前方に引き出す。
次に、メディアセットレバー65を、押し込んで加圧ローラ58を下降し、グリッドローラに圧着して、メディアガイド68上のメディアを、グリッドローラと加圧ローラ58とで挟持する。
次に、作業者は外部コンピュータとプリンタ装置とをインターフェースを介して接続し、外部コンピュータ装置及びプリンタ装置の電源をそれぞれ投入する事により、外部コンピュータ装置は、所定のプログラムを実行することにより作業者からの指令の入力を待つ待機状態となる。
次に、作業者は外部コンピュータ装置を操作して、プリンタ装置に画像の印刷を開始させる。これによりプリンタ装置に内蔵されるコントローラは、外部コンピュータ装置から出力される画像データに基づいてプリントヘッド54と記録媒体(メディア)との相対的な位置関係を変化させながら、プリントヘッド54の作動を制御して、メディアガイド68上のメディアに向けてプリントヘッド54のノズルからインクの液滴を吐出しプリントを行う。
本実施形態では、取付軸72,74に、一対のロール体受け76,78を取付け、1本のロール状記録媒体2をプリンタに装着した構成としたが、取付軸72,74に2対以上のロール体受け76,78を取り付けることが可能であり、その場合は2本以上のロール状記録媒体2を平行に並べて搬送する事により同時に印刷を行うことができる。また本実施形態の構造では用紙等が巻かれている状態の紙管に使用している構造で説明をしているが、本発明は用紙などが巻かれていない状態のロール状記録媒体の紙管にも使用することが可能であり、その場合は主に用紙等の記録媒体の巻き取り側に設ける紙管に使用する事ができる。
尚、ロール状記録媒体保持装置6を装着したロール状記録媒体2は、平らな面上に載置しても、フランジ体8の盤状部18の外周部が多角形なため、転動することがなく安全に床に置く事が出来、またフランジ体8の径は取り付けるロール紙の直径よりも大きく作られているためロール紙が床に接触して汚れる事もない。このような構造を取る事により、事前に使用するロール紙等を用意し、床などに置いておくことも可能であり、また途中で外したロール紙も安心して床などに置く事ができる。また本件のフランジ体8はトルクリミッタ14を内蔵している構造であるため、そのトルクリミッタ14の強さが違うものを複数種類用意しておけば、使用する記録媒体に合わせて選んで使用することができるため、多種類の記録媒体に対して選択的に適正なものを選んで対応する事も出来る。またトルクリミッタ14は可変にできるものを使用しても良く、その場合には多種類用意しなくても対応が可能である。なお、本件のロール状記録媒体2とは紙、布、ターポリン、マーキングフィルムなど、ロール状の媒体であれば何でも良く限定をしているものではない。
なお、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え変更を行うことができる。これらの実施の形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
2 ロール状記録媒体
4 芯管
4a 芯管
6 ロール状記録媒体保持装置
8 フランジ体
10 受圧変位部
12 パイプ
14 トルクリミッタ
16 フランジロックナット
16a 周壁部
16b 垂直壁部
16c ねじ
16d パイプ保持孔
18 盤状部
20 管状部
22 管体
24 板部
24a ブレード
26 スリーブ
28 シャフト
30 凸部テーパー面
31 スリーブテーパー面
32 凸部
34 軸
35 係止板
36 盤体
38 ストッパー板
40 カラー部材
41 連結シャフト
42 第2層用受圧変位部
44 第2の管体
46 第2の板部
46a ブレード
48 カラー部材
48a 内側の環状部
48b 外側の環状部
49 固定具
52 フロントカバー
54 プリントヘッド
56 ヘッドガイドレール
58 加圧ローラ
60 機体
62 メンテナンスカバー
64 メンテナンスカバー
65 メディアセットレバー
66 キャリッジ
68 メディアガイド
72 取付軸
74 取付軸
76 ロール体受け
78 ロール体受け
80 嵌合部
82 ボルト
84 受け部

Claims (7)

  1. 盤状部18と盤状部18の中央部に形成された管状部20を有し該管状部20にねじが形成されたフランジ体8に、第1の管体22の円周方向に所定間隔を有して複数の第1の板部24が形成された受圧変位部10を設け、該受圧変位部10に圧力を付与すると前記第1の板部24が広がってロール状記録媒体の第1の芯管4に圧着するようにしたロール状記録媒体保持装置において、前記受圧変位部10の第1の管体22の外周面に、第2の管体44を嵌合可能とし、該第2の管体44に円周方向に所定間隔を有して第2の板部46を複数形成して第2層用受圧変位部42を構成し、前記第1の板部24に重ねた外側の前記第2の板部46が内側の第1の板部24の広がりと連動するようにし、前記第1の芯管4の軸径と異なる軸径の第2の芯管4aにフランジ体8を取り付ける時は、前記第2の管体44を前記受圧変位部10の第1の管体22の外周面に嵌合し、前記第2の板部46を前記第1の板部24に重ねるようにし、前記第1の芯管4の軸径と異なる軸径の第2の芯管4aに前記第2層用受圧変位部42の第2の板部46を挿入するようにし、更に、ねじ16cが形成された周壁部16aとパイプ保持孔16dが形成された垂直壁部16bとを有し、前記フランジ体8のねじに螺合するフランジロックナット16と、一方側が前記パイプ保持孔16dに支持され、該一方側の端部が前記フランジ体8の一方側に突出し、他方側が前記フランジ体8の他方側に所定長さ突出するパイプ12と、前記パイプ12の一方側に嵌合し、該パイプ12の外周面に固定されたスリーブ26と、第1の管体22とこれに一体的に円周方向に所定間隔を有して複数形成された第1の板部24を有し、該第1の板部24に前記スリーブ26と係合する受圧部が形成され、前記第1の管体22が前記フランジ体8に一体形成された受圧変位部10とを設け、前記フランジロックナット16のねじ込み方向の回転により、前記スリーブ26が前記受圧変位部10の受圧部を押圧し、この押圧力により前記第1の板部24が前記パイプ12の周囲に広がるようにし、前記受圧変位部10の第1の板部24をロール状記録媒体2の第1と第2の芯管4,4aに挿入可能とし、前記受圧変位部10の外側に該受圧変位部10より大径な第2層用受圧変位部42の第2の管体44を嵌合可能な構成とし、前記パイプ12の他方側にロール状記録媒体の第1と第2の芯管4,4aの内径と略同一の外形を有するカラー部材40を取り付けたことを特徴とするロール状記録媒体保持装置。
  2. 前記フランジロックナット16のねじ込み方向の回転により、前記スリーブ26が前記受圧変位部10の受圧部を押圧し、この押圧力により前記第1の板部24が前記パイプ12の周囲に広がるようにし、該第1の板部24に重なる前記第2層用受圧変位部42の第2の板部46も前記第1の板部24と連動して前記パイプ12の周囲に広がるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のロール状記録媒体保持装置。
  3. 前記第1の板部24の受圧部として該第1の板部24に凸部32を形成し、該凸部32に凸部テーパー面30を形成したことを特徴とする請求項1に記載のロール状記録媒体保持装置。
  4. 前記パイプ12の一方側にトルクリミッタ14を設けたことを特徴とする請求項1に記載のロール状記録媒体保持装置。
  5. 前記フランジ体8の盤状部18の外周部を多角形としたことを特徴とする請求項1に記載のロール状記録媒体保持装置。
  6. 前記カラ-部材40に重ねて、異なる軸径の芯管に嵌合させるためのカラー部材48を嵌着可能としたことを特徴とする請求項1に記載のロール状記録媒体保持装置。
  7. 盤状部18と盤状部18の中央部に形成された管状部20を有し該管状部20にねじが形成されたフランジ体8に、第1の管体22の円周方向に所定間隔を有して複数の第1の板部24が形成された受圧変位部10を設け、該受圧変位部10に圧力を付与すると前記第1の板部24が広がってロール状記録媒体の第1の芯管4に圧着するようにしたロール状記録媒体保持装置において、前記受圧変位部10の第1の管体22の外周面に、第2の管体44を嵌合可能とし、該第2の管体44に円周方向に所定間隔を有して第2の板部46を複数形成して第2層用受圧変位部42を構成し、前記第1の板部24に重ねた外側の前記第2の板部46が内側の第1の板部24の広がりと連動するようにし、前記第1の芯管4の軸径と異なる軸径の第2の芯管4aにフランジ体8を取り付ける時は、前記第2の管体44を前記受圧変位部10の第1の管体22の外周面に嵌合し、前記第2の板部46を前記第1の板部24に重ねるようにし、前記第1の芯管4の軸径と異なる軸径の第2の芯管4aに前記第2層用受圧変位部42の第2の板部46を挿入するようにし、更に、ねじ16cが形成された周壁部16aとパイプ保持孔16dが形成された垂直壁部16bとを有し、前記フランジ体8のねじに螺合するフランジロックナット16と、一方側が前記パイプ保持孔16dに支持され、該一方側の端部が前記フランジ体8の一方側に突出し、他方側が前記フランジ体8の他方側に所定長さ突出するパイプ12と、前記パイプ12の一方側に嵌合し、該パイプ12の外周面に固定されたスリーブ26と、管体22とこれに一体的に円周方向に所定間隔を有して複数形成された第1の板部24を有し、該第1の板部24に前記スリーブ26と係合する受圧部が形成され、前記管体22が前記フランジ体8に一体形成された受圧変位部10とを設け、前記フランジロックナット16のねじ込み方向の回転により、前記スリーブ26が前記受圧変位部10の受圧部を押圧し、この押圧力により前記第1の板部24が前記パイプ12の周囲に広がるようにし、前記受圧変位部10の第1の板部24をロール状記録媒体2の第1と第2の芯管4,4aに挿入可能とし、前記受圧変位部10の外側に該受圧変位部10より大径な第2層用受圧変位部42の第2の管体44を嵌合可能な構成とし、前記第1の板部24と第2の板部46にそれぞれ金属製のブレード24a,46aを設け、該ブレード24a,46aを介して前記第1と第2の芯管4,4aに圧着するようにしたことを特徴とするロール状記録媒体保持装置。
JP2019119244A 2019-06-27 2019-06-27 ロール状記録媒体保持装置 Active JP7386627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019119244A JP7386627B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 ロール状記録媒体保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019119244A JP7386627B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 ロール状記録媒体保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021004128A JP2021004128A (ja) 2021-01-14
JP7386627B2 true JP7386627B2 (ja) 2023-11-27

Family

ID=74097493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019119244A Active JP7386627B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 ロール状記録媒体保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7386627B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004358764A (ja) 2003-06-04 2004-12-24 Seiko Epson Corp ロール状媒体の保持部材及び記録装置
JP2007290865A (ja) 2006-03-28 2007-11-08 Seiko Epson Corp ロール状媒体支持機構及び記録装置
JP2011046471A (ja) 2009-08-26 2011-03-10 Canon Inc ロール紙搬送装置および記録装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004358764A (ja) 2003-06-04 2004-12-24 Seiko Epson Corp ロール状媒体の保持部材及び記録装置
JP2007290865A (ja) 2006-03-28 2007-11-08 Seiko Epson Corp ロール状媒体支持機構及び記録装置
JP2011046471A (ja) 2009-08-26 2011-03-10 Canon Inc ロール紙搬送装置および記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021004128A (ja) 2021-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5834837B2 (ja) 芯管保持装置および画像記録装置
US8308102B2 (en) Roll shaft structure
JP5109797B2 (ja) 記録紙ロール支持装置およびプリンタ
US20140061350A1 (en) Roll sheet assembly and roll sheet flange
US7322761B2 (en) Spool adapted for gripping a roll of print media
US20120199687A1 (en) Rolled medium holder device and recording apparatus
JP2007090707A (ja) ロール体保持装置および記録装置とロール体保持方法。
JP2013215984A (ja) プリンター
JP7386627B2 (ja) ロール状記録媒体保持装置
EP3552832B1 (en) Printer
US20190315588A1 (en) Printer
JP4855739B2 (ja) ロール体保持装置および記録装置
JP4816192B2 (ja) ロール状媒体支持機構及び記録装置
JP2009102168A (ja) 媒体ロール位置決めアセンブリおよび媒体ロールの位置決め方法
AU2005336512B2 (en) Feed mechanism for maintaining constant web tension in a wide format printer
JP5252295B2 (ja) 巻取装置
JP5463809B2 (ja) 記録媒体搬送方法及び記録装置
EP3508348B1 (en) Media roll holder
JP2014114091A (ja) ロール紙支持機構、及びプリンター
JP5557155B2 (ja) ロール媒体保持装置、及び画像形成装置
JP2009173406A (ja) ロールホルダ及び印刷装置
JP5929218B2 (ja) 芯管保持装置および画像記録装置
JP6357080B2 (ja) ロール状媒体支持機構、媒体搬送装置及び画像形成装置
US20120286087A1 (en) Spindle adapter
JP2010064826A (ja) 巻管固定装置およびこれを用いたプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7386627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150