JP2019064625A - 易カットフィルム - Google Patents

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【課題】容易にカットされ得、開封性に優れる易カット性フィルムを提供すること。【解決手段】本発明の易カットフィルムは、長さ方向の少なくとも一方の端辺に易カット構造を有し、該易カット構造が、長さ方向内側に凸となる複数のV字状の構成単位Aを連結して構成されるジグザク形状を有し、かつ、該V字状の構成単位Aの頂点から長さ方向に延びる切り込み線を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、易カットフィルムに関する。
従来より、イチゴ等の青果を販売する際、トレーに収納した青果を透明なフィルムで覆うことが行われている。このとき、該フィルムは、その幅方向端部をトレーに貼着して用いられ、搬送時等に該フィルムが不要に脱離することが防止される。フィルムの貼着には、例えば、粘着剤、粘着テープ等が多用される。一方、青果をトレーから取出す際には、粘着剤等により貼着された部分からフィルムを剥がして、開封する。しかしながら、フィルムを剥がすことを伴う開封作業は、手間がかかる、トレーを転倒させることがある、収納された青果が飛び出す等、作業性に難点がある。このような事情から、開封性に優れるフィルムが求められている。
特開平1−36775号公報 特開2012−56602号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、容易にカットされ得、開封性に優れる易カット性フィルムを提供することにある。
本発明の易カットフィルムは、長さ方向の少なくとも一方の端辺に易カット構造を有し、該易カット構造が、長さ方向内側に凸となる複数のV字状の構成単位Aを連結して構成されるジグザク形状を有し、かつ、該V字状の構成単位Aの頂点から長さ方向に延びる切り込み線を有する。
1つの実施形態においては、上記V字状の構成単位Aの頂点の角度xが、100°〜170°である。
1つの実施形態においては、上記切り込み線の長さが、0.1mm〜2mmである。
本発明の別の局面によれば、長尺状易カットフィルムが提供される。この長尺状易カットフィルムは、 幅方向に延びるミシン目を有し、該ミシン目が、間隔をおいて配列される複数の折れ線状切り込み線bから構成され、該折れ線状切り込み線の各頂点の凸側で、該頂点から長さ方向に延びるI字状切り込み線Cが形成されている。
1つの実施形態においては、上記折れ線状切り込み線bの頂点の角度xbが、100°〜170°である。
1つの実施形態においては、隣り合う上記折れ線状切り込み線bの間隔が、0.1mm〜5mmである。
1つの実施形態においては、上記I字状切り込み線Cの長さが、0.1mm〜2mmである。
本発明のさらに別の局面によれば、易カットフィルムの製造方法が提供される。この製造方法は、上記長尺状易カットフィルムを、上記ミシン目に沿って分離することを含む。
本発明によれば、特定構造の易カット構造を設けることにより、容易にカットすることができる易カット性フィルムを提供することができる。本発明の易カット性フィルムは、カットを要する場面では容易にカットし得る一方、カットを要さない場面での不要なカットを防止することができる。
本発明の1つの実施形態による易カットフィルムの概略平面図である。 本発明の1つの実施形態による易カットフィルムが備える易カット構造の一部拡大図である。 本発明の1つの実施形態による易カットフィルムの使用方法の一例を示す図である。 本発明の別の実施形態による易カットフィルムの易カット構造の一部拡大図である。 本発明の1つの実施形態による易カットフィルムの概略平面図である。 本発明の1つの実施形態による易カットフィルムが備えるミシン目の一部拡大図である。 (a)および(b)は、本発明の1つの実施形態による易カットフィルムが備えるミシン目の一部拡大図である。 本発明の別の実施形態による易カットフィルムミシン目Bの一部拡大図である。
A.易カットフィルム(枚葉)
図1は、本発明の1つの実施形態による易カットフィルムの概略平面図である。この実施形態による易カットフィルム10は、長さ方向Yの少なくとも一方の端辺(図示例では両端辺)に、易カット構造を有する。図2は、該易カット構造の一部拡大図である。易カットフィルム10が有する易カット構造は、長さ方向内側に凸となる複数のV字状(平面視においてV字状)の構成単位Aを連結して構成されるジグザク形状を有し、かつ、該V字状の構成単位Aの頂点から長さ方向に延びる切り込み線11を有する。
本発明の易カットフィルムは、上記構成の易カット構造を有することにより、V字状の構成単位Aの頂点から延びる切り込み線11をきっかけにして、該易カットフィルムの長さ方向に容易にカット(手切り)することができる。また、上記易カット構造を有する本発明の易カットフィルムは、人が該易カットフィルムをカットしようと操作しない場合には、不要に裂けることが防止され得るという特徴を有する。例えば、上記易カットフィルムにより包装された商品(例えば、青果)を搬送する場合には、搬送時における易カットフィルムの不要な裂けが防止され得る。
図3は、本発明の1つの実施形態による易カットフィルムの使用方法の一例を示す図である。本発明の易カットフィルムは、ラッピングフィルムとして、トレー20に収納された収納物(例えば、イチゴ等の青果)を覆うように包装する際に用いられ得る。1つの実施形態においては、易カットフィルム10の幅方向Xの端部に粘着剤層を設け、粘着剤層を介して、易カットフィルム10とトレー20とが貼り合わされる。この状態で、上記収納物は搬送され、店頭販売等され得る。そして、収納物を取出す際には、易カットフィルム10を、上記のようにして、長さ方向Yに向けてカットし、開封する。本発明の易カットフィルムは、刃物等の道具を用いることなく容易に開封され得、かつ、粘着部を剥がすよりも格段に作業性よく開封され得る。
上記V字状の構成単位Aの頂点の角度x(図2の角度x)は、好ましくは100°〜170°であり、より好ましくは120°〜160°であり、さらに好ましくは130°〜150°である。このような範囲であれば、容易にカットすることができ、かつ、不要な破断が防止された易カットフィルムを得ることができる。角度xが100°未満の場合、不要な破断、具体的には、包装・運搬時における不要な破断が生じやすくなる。また、角度xが170°を超えると、カット性が悪化する場合がある。
上記V字状の構成単位Aの連結部において隣り合う線がなす角度x2(図2の角度x2)は、好ましくは100°〜170°であり、より好ましくは120°〜160°であり、さらに好ましくは130°〜150°である。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
上記V字状の構成単位Aの幅W(図2の幅W)は、好ましくは3mm〜20mmであり、より好ましくは4mm〜15mmであり、さらに好ましくは5mm〜10mmである。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
上記V字状の構成単位Aの高さh(図2の高さh)は、好ましくは0.5mm〜8mmであり、より好ましくは1mm〜4mmである。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
図4は、本発明の別の実施形態による易カットフィルムの易カット構造の一部拡大図である。この実施形態による易カットフィルムは、長さ方向のYの少なくとも一方の端辺に、長さ方向内側に凸となる複数のU字状(平面視においてU字状)の構成単位A’を連結して構成される波状の易カット構造を有する。該易カット構造は、構成単位A’の頂点から長さ方向に延びる切り込み線11を有する。このような構成の易カット構造を有する易カットフィルムもまた、切り込み線11をきっかけにして、該易カットフィルムの長さ方向に容易にカット(手切り)することができる。
上記U字状の構成単位A’の幅W’(図4の幅W’)は、好ましくは1.5mm〜20mmであり、より好ましくは2mm〜15mmであり、さらに好ましくは2mm〜10mmである。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
上記U字状構成単位A’の高さh’(図4の高さh’)は、好ましくは0.1mm〜15mmであり、より好ましくは0.2mm〜10mmであり、さらに好ましくは0.3mm〜5mmである。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
上記易カット構造は、長さ方向Yの少なくとも一方の端辺において、幅方向全域に形成されていてもよく、幅方向の一部に形成されていてもよい。1つの実施形態においては、易カット構造の長さは、易カットフィルムの幅に対して、5%〜100%(好ましくは20%〜100%、より好ましくは50%〜100%)である。より好ましくは、図1に示すように、易カット構造は、長さ方向Yの少なくとも一方の端辺において、幅方向全域に形成される。このようにすれば、長さ方向端辺の任意の場所でカット(開封)可能な易カットフィルムとすることができる。本発明の易カットフィルムは、上記のとおり、搬送時等の不要な裂けが防止されるため、広範囲に易カット構造を形成しても、特段の不具合なく使用され得る。
上記切り込み線11の長さは、好ましくは0.1mm〜2mmであり、より好ましくは0.2mm〜1mmである。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
上記易カットフィルムを構成する材料としては、任意の適切な樹脂フィルムが用いられる。好ましくは、透明樹脂フィルムが用いられる。樹脂フィルムを形成する樹脂としては、例えば、ポリスチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。
1つの実施形態においては、上記易カットフィルム幅方向端部に粘着部を有する。粘着部は、易カットフィルムの幅方向端部の片面において、長さ方向全域または長さ方向の一部に、粘着層を形成することにより設けられ得る。該粘着層を構成する粘着剤としては、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコン系粘着剤等が挙げられる。ラッピングフィルムとして易カットフィルムを用いる場合、粘着層を介して、易カットフィルムとトレーとを固定することができる。
上記粘着部のSUS板に対する粘着力は、好ましくは5N/10mm以上であり、より好ましくは10N/10mm〜20N/10mmである。本発明の易カットフィルムは、ラッピングフィルムとして用いたときの開封の際、粘着部から該フィルムを剥がす必要がないため、粘着部の粘着力を高くすることができる。その結果、易カットフィルムとトレーとを強固に貼り合せることができ、易カットフィルムがトレーから不要に脱離することが防止され得る。粘着力は、JIS z 0237に準拠した180°剥離法(測定温度23℃)により測定することができる。
B.長尺状易カットフィルム
図5は、本発明の1つの実施形態による易カットフィルムの概略平面図である。この実施形態の易カットフィルム100は長尺状である。易カットフィルム100は、幅方向に延びるミシン目Bを有する。好ましくは、ミシン目Bは、易カットフィルム100の幅方向の一方端から他方端まで延びている。図6は、1つの実施形態によるミシン目Bの一部拡大図である。ミシン目Bは、間隔をおいて配列される複数の折れ線状切り込み線bから構成されている(なお、図5においては、見やすくするため、折れ線状切り込み線の間隔の図示は省略されていることに留意されたい)。また、長尺状易カットフィルム100においては、折れ線状切り込み線bの各頂点の凸側で、該頂点から長さ方向に延びるI字状切り込み線Cが形成されている。ミシン目Bは、所定の間隔をおいて、易カットフィルム100の長さ方向に複数本配列され得る。なお、本明細書において「長尺状」とは、幅に対して長さが十分に長い細長形状を意味し、例えば、幅に対して長さが5倍以上、好ましくは10倍以上、より好ましくは20倍以上の細長形状を含む。
上記ミシン目Bを構成する折れ線状切り込み線bの集合は、ジグザク状の1本線(以下、仮想ジグザク線ともいう)を分断して形成したような形状を有する。1つの実施形態においては、図6に示すように、折れ線状切り込み線bは、W字状である。折れ線状切り込み線bの形状の他の例としては、図7(a)に示すようなV字状、図7(b)に示すような鉤状(L字状の組み合わせ)等が挙げられる。
上記折れ線状切り込み線bの頂点の角度xb(図6の角度xb)は、好ましくは100°〜170°であり、より好ましくは120°〜160°であり、さらに好ましくは130°〜150°である。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
隣り合う上記折れ線状切り込み線bの間隔は、好ましくは0.1mm〜5mmであり、より好ましくは0.2mm〜3mmであり、さらに好ましくは0.3mm〜1mmである。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
上記I字状切り込み線Cの長さは、好ましくは0.1mm〜2mmであり、より好ましくは0.2mm〜1mmである。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
上記折れ線状切り込み線bの幅Wb(図6の幅Wb)は、好ましくは2mm〜6mmであり、より好ましくは3mm〜5mmである。
上記仮想ジグザク線において、頂点間の長さl(図6の長さl)は、好ましくは1mm〜10mmであり、より好ましくは2mm〜8mmであり、さらに好ましくは3mm〜6mmである。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
上記仮想ジグザク線の高さhb(図6の高さhb)は、好ましくは0.5mm〜8mmであり、より好ましくは1mm〜4mmである。このような範囲であれば、本発明の上記効果はより顕著となる。
上記長尺状の易カットフィルム100は、ミシン目Bに沿ってフィルム片10に分離され得る。分離して得られたフィルム片10は、上記A項で説明した枚葉の易カットフィルム10となる。枚葉の易カットフィルム10が有する易カット構造は、ミシン目Bに由来して形成される。より詳細には、長尺状の易カットフィルム100の折れ線状切り込み線bは、上記分離の結果、枚葉の易カットフィルム10の易カット構造を構成するV字状の構成単位Aの一部となる。また、長尺状の易カットフィルム100のI字状切り込み線Cは、分離の結果、枚葉の易カットフィルム10の切り込み線11となる。
上記長尺状の易カットフィルム100は、上記構造のミシン目Bを有することにより、所望とする方向(すなわち、ミシン目Bに沿った方向)に容易、かつ、ミシン目方向以外の方向に裂ける等の不具合なく、フィルム片10に分離することができる。また、得られたフィルム片(すなわち、枚葉の易カットフィルム)10は、上記A項で説明したように、所定の易カット構造を有し、作業性よくカットすることができる。
上記ミシン目は、間隔を置いて配列される複数の波状切り込み線から構成されていてもよい。 図8は、本発明の別の実施形態によるミシン目の一部拡大図である。この実施形態においては、ミシン目(便宜上、ミシン目B’とする)が、間隔を置いて配列される複数の波状切り込み線b’から構成されている。長尺状易カットフィルムにおいては、波状切り込み線b’の各頂点の凸側で、該頂点から長さ方向に延びるI字状切り込み線Cが形成されている。ミシン目B’は、所定の間隔をおいて、易カットフィルムの長さ方向に複数本配列され得る。ミシン目B’を構成する波状切り込み線b’の集合は、波状の1本線(以下、仮想波状1本線ともいう)を分断して形成したような形状を有する。このようなミシン目B’を有する長尺状の易カットフィルムにおいても、長尺状の易カットフィルムは、ミシン目B’に沿ってフィルム片に分離され得る。波状切り込み線b’は角を有さないため、カットする際の不要な破断が防止され得る。
隣り合う上記波状切り込み線b’の間隔は、好ましくは0.1mm〜5mmであり、より好ましくは0.2mm〜3mmであり、さらに好ましくは0.3mm〜1mmである。
上記波状切り込み線b’に形成されたI字状切り込み線Cの長さは、好ましくは0.1mm〜2mmであり、より好ましくは0.2mm〜1mmである。
上記波状切り込み線b’の幅Wb’(図8の幅Wb’)は、好ましくは2mm〜6mmであり、より好ましくは3mm〜5mmである。
上記仮想波状1本線の高さhb’(図8の高さhb’)は、好ましくは0.1mm〜15mmであり、より好ましくは0.2mm〜10mmであり、さらに好ましくは0.3mm〜5mmである。
上記仮想波状1本線の波長Lは、1.5mm〜20mmであり、より好ましくは2mm〜15mmであり、さらに好ましくは2mm〜10mmである。
長尺状の易カットフィルムを構成する材料の例としては、上記A項で説明した樹脂フィルムが挙げられる。
長尺状の易カットフィルムもまた、幅方向端部の片面において、長さ方向全域または長さ方向の一部に、粘着部を有していてもよい。該粘着部のSUS板に対する粘着力は、好ましくは5N/10mm以上であり、より好ましくは10N/10mm〜20N/10mmである。
上記長尺状の易カットフィルムは、任意の適切な方法により製造され得る。1つの実施形態においては、上記長尺状易カットフィルムは、長尺状の樹脂フィルムを準備し、該樹脂フィルムを長さ方向に搬送しながら、所定の位置に、刃型を用いて上記ミシン目を形成することにより、製造される。刃型としては、例えば、ミシン目の形状に対応する突起刃を備えた平板状の刃型、ミシン目の形状に対応する突起刃を備えたロール状の刃型等が挙げられる。
上記A項で説明した枚葉の易カットフィルムは、上記のようにして得られた長尺状の易カットフィルムを、ミシン目に沿って分離することにより、得られ得る。
本発明の易カットフィルムは、ラッピングフィルムとして、青果等の包装に好適に使用され得る。
10 易カットフィルム
11 切り込み線
100 長尺状易カットフィルム

Claims (8)

  1. 長さ方向の少なくとも一方の端辺に易カット構造を有し、
    該易カット構造が、長さ方向内側に凸となる複数のV字状の構成単位Aを連結して構成されるジグザク形状を有し、かつ、該V字状の構成単位Aの頂点から長さ方向に延びる切り込み線を有する、
    易カットフィルム。
  2. 前記V字状の構成単位Aの頂点の角度xが、100°〜170°である、請求項1に記載の易カットフィルム。
  3. 前記切り込み線の長さが、0.1mm〜2mmである、請求項1または2に記載の易カットフィルム。
  4. 長尺状の易カットフィルムであって、
    幅方向に延びるミシン目を有し、
    該ミシン目が、間隔をおいて配列される複数の折れ線状切り込み線bから構成され、
    該折れ線状切り込み線の各頂点の凸側で、該頂点から長さ方向に延びるI字状切り込み線Cが形成されている、
    易カットフィルム。
  5. 前記折れ線状切り込み線bの頂点の角度xbが、100°〜170°である、請求項4に記載の易カットフィルム。
  6. 隣り合う前記折れ線状切り込み線bの間隔が、0.1mm〜5mmである、請求項4または5に記載の易カットフィルム。
  7. 前記I字状切り込み線Cの長さが、0.1mm〜2mmである、請求項4から6のいずれかに記載の易カットフィルム。
  8. 請求項4から7のいずれかに記載の長尺状の易カットフィルムを、前記ミシン目に沿って分離することを含む、請求項1から3のいずれかに記載の易カットフィルムの製造方法。
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