JP3164658U - 包装用シート連続形成体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ミシン目線に沿って確実に切り離すことができる包装用シート連続形成体を提供することにある。【解決手段】 粘着層2が一方の面における幅方向Wの両側縁部に付着され、切断用のミシン目線11が長手方向に所定の間隔をおいて幅方向Wの全幅にわたって形成されたプラスチックフィルムからなり、隣り合うミシン目線11の間に包装用シート10が画定される包装用シート連続形成体であって、ミシン目線11は、幅方向Wに向けられた複数の線状穿孔(切断案内線)11aを有し、その線状穿孔11aをプラスチックフィルムの熱変形を伴う加工により形成している。プラスチックフィルムは、二軸延伸プラスチックフィルムを用いることが好ましい。【選択図】 図1
Description
本考案は、容器に入れた苺、葡萄、シメジ等の青果物を覆うための包装用シートについて適宜切り離して使用することが可能なように構成された包装用シート連続形成体に関する。
従来、苺、葡萄、シメジ等の青果物を販売する場合には、一般的に、これらを所定の容器に入れ、その開口部をフィルム状のシートで覆うことが行われている。このようなシートで覆う最も一般的な形態としては、図7に例示すものが知られている(例えば、特許文献1、2)。即ち、透明あるいは透明に近い容器Aに青果物Bを入れ、同じく透明あるいは透明に近い包装用シートCによって容器の開口部を簡易に覆うことにより、通気性を保った上で塵埃から保護し、かつ容器内の状態を把握することを可能にし、販売店にとっては商品の管理の容易化を図り、また消費者にとっては好みに応じた商品の選択を可能にするものになっている。なお、包装用シートCには、容器Aに貼り付けるための粘着剤が所定の部位に設けられている。
このような包装用シートCは、例えば図8に示すように、切断用のミシン目線Dを介して複数のものが帯状に連結された包装用シート連続形成体Sとして提供され、ロール状に巻き取ったものを生産者等のパッケージングする者へ供給し、その包装用シート連続形成体Sから順次切り離すことによって使用するようになっている。即ち、包装用シートCは、包装用シート連続形成体Sにおける隣り合うミシン目線Dの間に画定されており、パッケージングに際し、ミシン目線Dに沿って手で切り離した上で内容物を覆い、粘着剤Eを利用して容器に貼り付けることになる。
しかし、包装用シートCを切り離す際に、例えば図9に示すように、ミシン目線Dの途中で当該ミシン目線Dから逸脱した方向、例えば包装用シート連続形成体Sの長手方向(包装用シートCの連結方向)に裂け目Fが生じてしまい、その切り離した包装用シートCが使用不能になるという問題が少なからず生じていた。
この裂け目Fの発生を防止するため、一軸延伸フィルムを使用し、所定の方向への易引裂性を向上させた包装用シートが提案されたこともある。しかしながら、所定の方向への強度が低下することや、二軸延伸フィルムに比較すると、主として透明性や寸法安定性等が劣るため、汎用化されていないのが実情である。
一方、ミシン目線としてマイクロミシン目線を用いることにより、そのミシン目線からの裂け目Fの発生を防止する包装用シートも市販されてはいる。しかし、ミシン目線の部分の強度が低下することから、ロール状に巻き取るための通常の引張力を作用させると、そのマイクロミシン目線の位置で簡単に切れてしまうという問題がある。このため、ロール状に巻き取る際の引張力を低下せざるをえないので、巻き取ったロールの径が普通のミシン目線を有するものと比較すると大きなものになってしまうと共に、引張力の低下に伴い巻取速度も遅くなり、製造、貯蔵、運搬等のコストが嵩んでしまうという問題があった。
また、包装用シートCの1枚当りの単価が安いことから、裂け目Fの発生に対してあまり顧慮されずに現在に至っているのも実情である。しかしながら、ミシン目線Dに沿う切り離しがうまくいかず不良品が発生すると、再度切り離し作業を行わなければならず、包装作業の能率が低下するという問題がある。また、使用不能となった包装用シートCの粘着剤Eが所構わず他のものに付着し作業の邪魔になることも、作業能率を低下させる原因になっていた。更に、省資源に反するという問題もあり、切り離し時に生じる無制御な方向への裂けは改善すべき課題である。
従って、本考案の目的は、ミシン目線に沿って確実に切り離すことができる包装用シート連続形成体を提供することにある。
本考案による包装用シート連続形成体は、プラスチックフィルム(好ましくは二軸延伸プラスチックフィルム)からなる一定の幅を有する連続シートに相当するものであり、長さ方向に所定間隔(例えば、一定間隔)で形成されるミシン目線とミシン目線との間によって包装用シートを画定するものである。ミシン目線は、プラスチックフィルムの幅方向に全幅にわたって延在するように形成されている。プラスチックフィルムの一方の面における幅方向の両側縁部には粘着層がそれぞれ付着されている。ミシン目線を構成する複数の切断案内線は、例えば加熱加工手段による熱変形を伴う加工により所定の長さを有する線状(例えば直線状)に形成される。ミシン目線における切断案内線以外の接続維持部は、プラスチックフィルムにおける少なくとも幅方向の両側縁に位置するように形成されている。また、相互に隣接する切断案内線間および幅方向の各側縁に位置する接続維持部は、包装用シート連続形成体をロール状に巻き取る際の力(引張力)に対して巻き取りの支障となる当該接続維持部の変形又は当該接続維持部の切断が生じないように、所定の幅及び間隔で設けられ(即ち、プラスチックフィルムの幅方向の長さ及び数量が設定され)、かつ、ミシン目線に沿った切り離しの際に容易に切断されるように所定の幅以下に形成される(即ち、ミシン目線に沿って切断する際に、ミシン目線に沿って順次作用する力によって切断可能なようにミシン目線に沿う方向の長さが設定されている)。
切断案内線は、レーザー加工機等によるレーザー加工や、ミシン刃を加熱するための手段を備えたダイカットまたはダイロールを用いた機械的加工によって加熱変形させることで形成される。即ち、レーザー加工による光の熱集中を利用したプラスチックフィルムの熱変形を伴う溶断等の加工や、加熱ミシン刃による熱伝達を利用したプラスチックフィルムの熱変形を伴う穿孔等の加工により形成される。レーザー加工は、光のエネルギーを局部的に集中させることが可能であるため、切断案内線の加工の際に、当該切断案内線の周囲のプラスチックフィルムに生じる熱変形を最小限に抑えることができる。しかし、その機械設備が高価であること、レーザービームを放出するヘッドの移動によってミシン目線を形成するための加工作業に短時間ではあるがある程度の時間を要することが不利な点として挙げられる。一方、機械的加工は、加熱ミシン刃を連続シートに当てるだけであるので、その加工作業は一瞬の内に遂行することが可能であり、包装用シート連続形成体の生産速度を高める上で有利である。しかし、ミシン刃の温度を所定の値に維持し、ダイカットまたはダイロール内を走行するプラスチックフィルムへの熱による悪影響を回避する対策が必要であり、いずれを採用するかは製造業者の選択的事項である。
プラスチックフィルムに加えられるミシン目線形成のための熱量は、二軸延伸プラスチックフィルムの物性や厚さ、使用する加熱加工手段、周囲環境温度等により異なるが、熱変形を伴う加工により切断案内線の形状に穿孔または脆弱化し、かつその切断案内線の周囲に過剰ではない程度の熱変形部分を形成するように選定される。切断案内線の脆弱化は、必ずしも完全に空間の形体に孔開けする必要はなく、プラスチックフィルムの厚さを約半分以下の厚さに凹状に減じていれば十分である。即ち、切断案内線は、プラスチックフィルムを厚さ方向に完全に貫通するように形成したもの(即ち、穿孔)でもよく、プラスチックフィルムの厚さを凹状に減じるように形成したもの(即ち、脆弱化したもの)であってもよい。一方、切断案内線の周囲の熱変形部分は、過剰に変形させてしまうと、包装用シートを切り離す際に熱変形部分の剛性が邪魔をしてミシン目線から逸れて裂けてしまい易く、最小限の量の熱変形に止めるべきである。
各ミシン目線における接続維持部は、包装用シートの切離しを考慮するならば、ミシン目線の方向の長さが可能な限り短いことが好ましいが、包装用シート連続形成体をロール状に巻き取る際の引張力によって当該接続維持部が破断されることのないように十分留意すべきである。また、包装用シート連続形成体をロール状に巻き取る際に、ミシン目線に沿った破断が安易に始まってしまうのを回避するために、プラスチックフィルムの幅方向の両側縁に接続維持部が位置するように形成するのが好ましく、それにより、より大きな引張力で巻き取って、より小さな径のロール状に形成することができる。
ミシン目線における切断案内線の平面形状は、包装用シートの切離し方向をミシン目線の方向に合致させるように、両端を先細りの形状に形成すること(即ち、切断案内線の各端部の幅を終端に向って漸次狭くなるように形成すること)が好ましい。この先細り形状の例としては、山形のような三角形状に尖った形以外に、円形や楕円形のような非尖鋭な形状も適用できる。
プラスチックフィルムを、その幅方向の寸法が200〜240mm、厚さが0.02〜0.08mmの二軸延伸ポリプロピレンによって形成した場合において、各切断案内線は、その長さが5〜15mm、その幅が0.5〜1.5mmになるように形成し、各接続維持部は、ミシン目線に沿う方向の長さが0.5〜1.5mmになるように形成することが好ましい。
また、ミシン目線は、その少なくとも両端部における切断案内線を長さの短い短尺切断案内線によって形成してもよい。この場合、短尺切断案内線は、切断案内線の長さの1/6〜5/6に形成すると共に、1〜5個のものが前記切断案内線と一列をなすように配置することが好ましい。また、短尺切断案内線をプラスチックフィルムにおける幅方向の両側縁に位置するように構成してもよい。
即ち、請求項1に記載の考案は、粘着層が一方の面における幅方向の両側縁部に付着され、切断用のミシン目線が前記幅方向の全幅にわたり、かつ長手方向に所定の間隔をおいて複数列形成されたプラスチックフィルムからなり、前記長手方向において隣り合う前記ミシン目線の間に包装用シートが画定される包装用シート連続形成体であって、前記ミシン目線は、所定の間隔をおいて一列に配置された複数の切断案内線を有するように形成されており、前記各切断案内線は、前記プラスチックフィルムの熱変形を伴う加工により形成されていることを特徴としている。切断案内線は、上述のように、プラスチックフィルムを厚さ方向に完全に貫通するように形成したものでも、プラスチックフィルムの厚さを凹状に減じるように形成したものでもよい。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記プラスチックフィルムは、二軸延伸プラスチックフィルムであることを特徴としている。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の考案において、前記ミシン目線における前記切断案内線以外の各接続維持部は、当該ミシン目線に沿って順次作用する力によって切断可能なように当該ミシン目線に沿う方向の長さが設定されていると共に、ロール状に巻き取る際に前記ミシン目線の略全体に作用する力によって巻き取りの支障となるような変形又は切断が生じないように前記ミシン目線に沿う方向の長さ及び数量が設定されていることを特徴としている。
請求項4に記載の考案は、請求項1〜3の何れかに記載の考案において、前記プラスチックフィルムは、前記幅方向の寸法が200〜240mmで、厚さが0.02〜0.08mmの二軸延伸ポリプロピレンによって形成され、前記ミシン目線における前記切断案内線は、その長さが5〜15mm、その幅が0.5〜1.5mmに形成され、前記ミシン目線における前記切断案内線以外の各接続維持部は、当該ミシン目線に沿う方向の長さが0.5〜1.5mmに形成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の考案は、請求項1〜4の何れかに記載の考案において、前記ミシン目線における前記各切断案内線は、その長手方向の各端部の幅が終端に向って漸次狭くなるように形成されていることを特徴としている。
請求項6に記載の考案は、請求項1〜5の何れかに記載の考案において、前記切断案内線は、レーザー加工による光の熱集中を利用した前記プラスチックフィルムの熱変形を伴う加工により形成されていることを特徴としている。
請求項7に記載の考案は、請求項1〜5の何れかに記載の考案において、前記切断案内線は、加熱ミシン刃による熱伝達を利用した前記プラスチックフィルムの熱変形を伴う加工により形成されていることを特徴としている。
請求項8に記載の考案は、請求項1〜7の何れかに記載の考案において、前記プラスチックフィルムにおける前記幅方向の両側縁には、前記ミシン目線における前記切断案内線以外の接続維持部が位置していることを特徴としている。
請求項9に記載の考案は、請求項1〜7の何れかに記載の考案において、前記ミシン目線は、その少なくとも両端部における前記切断案内線が当該切断案内線より長さの短い短尺切断案内線によって形成されており、前記短尺切断案内線は、前記切断案内線の長さの1/6〜5/6に形成され、1〜5個のものが前記切断案内線と一列をなすように配置されており、前記プラスチックフィルムにおける前記幅方向の両側縁には、前記短尺切断案内線が位置していることを特徴としている。
本考案による包装用シート連続形成体によれば、ミシン目線における各切断案内線が熱変形を伴う加工により形成されているので、各切断案内線の周縁に沿うように熱変形により盛り上がった補強部が形成される。これにより、ミシン目線を介して連結された各包装用シートの端縁が補強された状態になると共に、この補強された端縁に沿って(即ち、ミシン目線に沿って)包装用シートを確実にかつ綺麗に切り離すことができる。
また、切断案内線の周縁の強度が増すことで、これに隣接する接続維持部の強度が相対的に低下した状態になることになることから、動的荷重によるエネルギが接続維持部に集中しやすくなる。即ち、ミシン目線に沿って切断する際の動的荷重によるエネルギが各接続維持部により集中することになるので、この点からもミシン目線に沿って確実に切り離すことができる。
更に、プラスチックフィルムとして二軸延伸プラスチックフィルムの場合には、伸びによるエネルギの吸収量が小さいので、接続維持部に集中するエネルギを更に増大させることができ、ミシン目線に沿う切断をより確実なものにすることができる。
従って、ミシン目線に沿って確実にかつ綺麗に切り離すことができ、ミシン目線から逸れた方向に裂け目が生じるのを確実に防止できる。なお、プラスチックフィルムをロール状に巻き取る定常状態においては、一定の荷重(即ち、静的な引張力)がプラスチックフィルムに作用し、動的荷重が作用することがほとんどないので、その動的荷重に伴うエネルギ集中により接続維持部が破断するおそれがない。
また、各接続維持部は、ミシン目線に沿う方向に順次作用する力によって切断可能なように当該ミシン目線に沿う方向の長さが設定されていると共に、ロール状に巻き取る際に作用する力に対して巻き取りの支障となる当該接続維持部の変形又は切断が生じないようにミシン目線に沿う方向の長さ及び数量が設定されているので、ロール状に巻き取る際の引張力でミシン目線から破断してしまうのを回避することができると共に、ミシン目線のない場合と同程度の速さ及び径となるようにロール状に巻き取ることができる。
さらに、ミシン目線における各切断案内線の各端部の幅がその各終端に向けて漸次狭くなるように形成されているので、この終端に隣接する接続維持部にはノッチ効果による応力集中が生じることになる。また、破断方向を一の切断案内線から他の切断案内線の方向に指向させる効果がある。従って、破断方向がミシン目線から逸脱するのを更に確実に防止することができる。
また、プラスチックフィルムを、その幅方向の寸法が200〜240mm、厚さが0.02〜0.08mmの二軸延伸ポリプロピレンで形成した場合に、切断案内線の長さを5〜15mmに形成したのは、5mm未満になると、切断案内線の数が多くなることから、特にレーザー加工の工数が増え、包装用シート連続形成体を生産するラインにおいてレーザー加工による時間の遅れがボトルネックとなるからであり、15mmを超えると、ロール状に巻き取る際の引張力で、切断案内線に対応する部分のプラスチックフィルムがより大きく変形し、ロール状に巻き取る際に支障となることがあるからである。また、切断案内線の幅を0.5〜1.5mmに形成したのは、0.5mm未満であると、熱変形により加工した後の切断案内線がその熱変形した材料の再溶着により消滅するおそれがあるからであり、1.5mmを超えると、ミシン目線としての切断の指向性を得ることが困難になると共に、加工のためのエネルギ消費量の増加及び加工能率の低下を来たすことになるからである。一方、接続維持部の長さを0.5〜1.5mmに形成したのは、0.5mm未満になると、接続維持部の強度が低下し、ロール状に巻き取る際に幅方向に偏心した引張力がわずかにかかるだけで、その幅方向における特定位置の接続維持部に破断が生じることになるからであり、1.5mmを超えると、ミシン目線に沿って切り離すことが困難になると共に、接続維持部の途中においてミシン目線から逸脱する方向の裂けが発生するおそれがあるからである。
しかも、接続維持部がプラスチックフィルムにおける幅方向の両側縁に位置するように形成されているので、プラスチックフィルムを巻き取る際に特にその両側縁部において振幅の大きな振動が発生することがあっても、その各側縁部のミシン目線の位置から無制御に切断されるのを防止することができる。
また、ミシン目線の少なくとも両端部における切断案内線を当該切断案内線より長さの短い短尺切断案内線によって形成し、その短尺切断案内線を、切断案内線の長さの1/6〜5/6とし、1〜5個のものを切断案内線の延在する方向に一列状に配置するように構成している場合には、ミシン目線の両端部における切断方向の指向性を向上させることができる。この場合、短尺切断案内線の間の接続維持部の数が増大することになるので、当該接続維持部の長さを多少短くしても、プラスチックフィルムの両側縁部におけるミシン目線の部分の強度を高めることができる。これにより、プラスチックフィルムを巻き取る際にその両側縁部に振幅の大きな振動が発生することがあっても、その側縁部のミシン目線の位置で無制御に切断が開始してしまうのを防止することができる。但し、プラスチックフィルムにおける幅方向の両側縁には短尺切断案内線が位置しているので、手でミシン目線に沿って切断しようとする際には、その短尺切断案内線を切っ掛けとしてプラスチックフィルムをミシン目線に沿って容易に切り離すことができる。
従って、プラスチックフィルムが比較的薄い場合や、展性、延性の小さな場合であっても、巻き取るなどの際に、そのプラスチックフィルムの側縁部におけるミシン目線の部分から無制御に切断が開始するのを防止することができる。また、手で切断しようとするときには、プラスチックフィルムの両側縁に位置する短尺切断案内線を切っ掛けとして、ミシン目線に沿って容易に切断することができる。
また、プラスチックフィルムが比較的厚い場合や、展性、延性が大きい場合でも、プラスチックフィルムの側縁部におけるミシン目線に沿う方向の切断が安定すると共に、プラスチックフィルムの両側縁に位置する短尺切断案内線によってそのミシン目線の方向に容易に切断を開始することができる。
本考案の一実施例として示した包装用シート連続形成体1は、図1及び図2に示すように、一枚の二軸延伸プラスチックフィルムにより一定の幅の帯状に長い連続シートによって形成されており、粘着層2が一方の面1aにおける幅方向Wの両側縁部に沿って付着され、切断用のミシン目線11が長手方向Lに所定の間隔(この例では一定の間隔)をおいて形成されている。各ミシン目線11は、包装用シート連続形成体1の幅方向Wの全幅にわたって形成されており、長手方向Lにおいて隣合うミシン目線11の間に一の包装用シート10を画定するようになっている。粘着層2は、通常使用する温度状態において粘着効果を発揮するホットメルト粘着剤が使用されている。
包装用シート連続形成体1の幅方向Wの寸法は、プラスチックフィルムと同一の幅である200〜240mm(この例では被包装物の大きさに応じた所定の寸法(例えば220mm))に形成されている。また、長手方向Lの寸法は、包装用シート連続形成体1の価格等に応じて種々のものが設定される。
二軸延伸プラスチックフィルムとしては、例えば二軸延伸ポリプロピレン(OPP)が用いられている。この二軸延伸ポリプロピレンは、光沢及び透明性、防湿性及び耐水性、耐油性、耐熱性、引張強度、引き裂き強度等において優れた点を有する。なお、包装用シート連続形成体1は、一軸延伸や無軸延伸プラスチックフィルムを用いて形成したものであってもよい。
ミシン目線11は、幅方向W(即ち、ミシン目線11の延在する方向)に向けて延在する複数の線状穿孔(切断案内線)11aを有するように形成されている。各線状穿孔11aは、プラスチックフィルムの熱変形を伴う加工、この例ではレーザー加工による光の熱集中を利用して形成されている。この場合、線状穿孔11aは、所定のレーザー加工機を用いて、プラスチックフィルムの所定の部位を直線状に溶断することにより、当該プラスチックフィルムを厚さ方向に貫通し、平面視において所定の長さを有し、所定の間隔をおいて直線状に一列に配置されたものになっている。各線状穿孔11aには、図4及び図5に示すように、その周縁に沿って、レーザー加工の際の熱変形によって周囲の部分より盛り上がった形状の補強部11bが形成されることになる。
また、各線状穿孔11aは、図5に示すように、一定の長さ及び一定の幅のスリット状に形成されたものであり、その長手方向の各端部はその幅が終端に向って漸次狭くなるように形成されている。このような端部の形状は、レーザー光線の照射開始から所定の照射強度に達するまでの過渡特性の調整や、照射開始からのレーザー光線の移動速度等を調整することにより、図5(a)及び(b)に示すように形成することが可能である。なお、図5(a)は、端部を半円状に形成することにより、図5(b)は、端部を二等辺三角形状の鋭角に突出した形状に形成することにより、端部の幅が終端に向って漸次狭くなるように形成した例を示している。
また、上記レーザー加工に代えて、加熱ミシン刃によるプラスチックフィルムの熱変形を伴う加工により、各線状穿孔11aを形成することも可能である。即ち、ミシン刃を加熱するための手段を備えたダイカットまたはダイロールを用いた機械的加工によって線状穿孔11aを形成することが可能である。この加熱を伴う機械的加工は、ミシン刃をプラスチックフィルムに当てるだけであるので、各線状穿孔11aを当該プラスチックフィルムの全幅にわたって同時に加工することができ、包装用シート連続形成体1の生産速度を高める上で有利である。また、線状穿孔11aの端部の形状としては、ミシン刃の形状を所定の形状に形成することにより、上述した図5の(a)、(b)の形状に限らず、図5(c)に示すような形状やその他の形状に簡単に形成することができる。なお、図5(c)は、対向する一方の周縁(補強部11b)を他方の周縁(補強部11b)に直線状に近づけることにより、端部の幅を終端に向って漸次狭くなるように形成した例を示している。
また、ミシン目線11における線状穿孔11a以外の各接続維持部11cは、図3及び図5に示すように、ミシン目線11に沿って切断する際に当該ミシン目線11に沿って順次作用する力によって切断可能なように幅方向W(即ち、ミシン目線11に沿う方向)の長さが設定されていると共に、包装用シート連続形成体1をロール状に巻き取る際に作用する力(引張力)に対して巻き取りの支障となるプラスチックフィルムの変形や、接続維持部11cの変形又は切断が生じないように幅方向Wの長さ及び数量が設定されている。また、接続維持部11cは、図1及び図3に示すように、プラスチックフィルムにおける少なくとも幅方向Wの両側縁に位置するように形成されている。
具体的な寸法を示すと、幅方向Wの寸法が200〜240mm(この例では220mm)、厚さが0.02〜0.08mm(この例では0.05mm)の二軸延伸ポリプロピレンのプラスチックフィルムを用いた場合には、図3に示すように、各線状穿孔11aの幅方向Wの長さaが5〜15mm(この例では10mm)、当該線状穿孔11aの幅bが0.5〜1.5mm(この例では1mm)、接続維持部11cの幅方向Wの長さcが0.5〜1.5mm(この例では1mm)に設定されている。
線状穿孔11aの長さaを5〜15mmに設定したのは、5mm未満になると、線状穿孔11aの数が多くなることから、特にレーザー加工の工数が増え、包装用シート連続形成体1を生産するラインにおいてレーザー加工に要する時間がボトルネックとなるからであり、15mmを超えると、ロール状に巻き取る際の引張力で、線状穿孔11aに対応する部分のプラスチックフィルムがより大きく変形し、ロール状に巻き取る際に支障となるからである。また、線状穿孔11aの幅bを0.5〜1.5mmに設定したのは、0.5mm未満であると、溶断等の熱変形を伴う加工により線状穿孔11aを成形しても、その熱変形した材料の再溶着により線状穿孔11aが消滅するおそれがあるからであり、1.5mmを超えると、ミシン目線としての切断の指向性を得ることが困難になると共に、加工のためのエネルギ消費量の増加及び加工能率の低下を来たすことになるからである。更に、接続維持部11cの長さcを0.5〜1.5mmに設定したのは、0.5mm未満になると、接続維持部11cの強度が低下し、ロール状に巻き取る際に幅方向Wに偏心した引張力がわずかにかかるだけで、その幅方向Wにおける特定位置の接続維持部11cに破断が生じることになるからであり、1.5mmを超えると、ミシン目線11に沿って切り離すことが困難になると共に、接続維持部11cの途中においてミシン目線11から逸脱する方向に裂けが発生するおそれがあるからである。
また、レーザー加工においては、例えば定格出力が30W(ワット)のレーザー加工機を用いた場合、そのレーザー加工機の出力を25W、レーザー光線の移動速度を10m/分に設定することにより、上記寸法の二軸延伸ポリプロピレンフィルムに、図5(b)に示す線状穿孔11aを形成することができる。なお、出力を高めることにより、レーザー光線の移動速度を20〜30m/分、あるいはそれ以上に高めることができる。
一方、ダイカットやダイロールによる加熱ミシン刃を用いた場合には、このミシン刃の温度を少なくとも160〜165℃に設定することにより、上記寸法の二軸延伸ポリプロピレンフィルムに熱変形を伴う線状穿孔11aを形成することができる。また、ミシン刃の温度を200℃程度に高めることにより、上記寸法の二軸延伸ポリプロピレンフィルムの場合、0.5秒程度で、溶融による熱変形を生じさせた線状穿孔11aからなる一列のミシン目線11を形成することができる。この場合も、ミシン刃の温度を高めることで、熱変形を伴う線状穿孔11aをより短時間で形成することができる。
上記のように構成された包装用シート連続形成体1においては、連続的に供給される帯状のプラスチックフィルムに対して、その一方の面1aに粘着層2を付着し、その他方の面に例えば所定の印刷を施す。そして、長手方向Lに所定の間隔をおいて、レーザー加工又は加熱ミシン刃によりミシン目線11を形成し、連続的に巻き取ることにより、ロール状に巻かれた形状の包装用シート連続形成体1を得ることができる。
一方、包装用シート連続形成体1を使用するときは、例えば軸心部を回転自在に支持した上で、一の包装用シート10に相当する長さ分を引き出してから、ミシン目線11に沿って切断することにより、所定の容器の内容物を覆う包装用シート10を得ることができる。
そして、この包装用シート連続形成体1によれば、ミシン目線11の各線状穿孔11aがプラスチックフィルムの熱変形を伴う加工により形成されているので、その加工工程において、線状穿孔11aの周縁に沿って補強部11bを形成することができる。この補強部11bは、ミシン目線11に沿う包装用シート10の端縁を補強することになるので、その包装用シート10をミシン目線11に沿って確実に切り離すことができる。
しかも、補強部11bによって線状穿孔11aの周縁の強度が増し、これに隣接する接続維持部11cの強度が相対的に低下することになることから、ミシン目線11に沿って切断する際に作用する動的荷重によるエネルギを各接続維持部11cに集中させることができ、当該各接続維持部11cをより簡単かつ確実に切断することができる。特に、二軸延伸プラスチックフィルムの場合には、伸びによるエネルギの吸収量が小さいので、接続維持部11cに集中するエネルギの量を高めることができ、当該接続維持部11cをより確実に切断することができる。
従って、ミシン目線11に沿って、包装用シート10をより確実にかつ簡単に切り離すことができる。なお、プラスチックフィルムをロール状に巻き取る定常状態においては、一定の静的荷重がプラスチックフィルムに作用することになり、動的荷重が作用することがないので、エネルギの集中により接続維持部11cが破断するおそれがない。
また、ミシン目線11における各接続維持部11cについては、当該ミシン目線11に沿って切断する際に幅方向Wに順次作用する力によって切断可能なように当該幅方向Wの長さが設定されていると共に、ロール状に巻き取る際に作用する引張力に対して巻き取りの支障となるプラスチックフィルム及び当該接続維持部11cの変形又は当該接続維持部11cの切断が生じないように幅方向Wの長さ及び数量が設定されているので、ロール状に巻き取る際にミシン目線11から破断するのを回避することができると共に、その際の引張力による変形を最小限に抑えることができ、これにより、ミシン目線11を設けない場合と同程度の速さで、同程度の径となるようにロール状に巻き取ることができる。
更に、ミシン目線11における各線状穿孔11aの各端部の幅がその各終端に向けて漸次狭くなるように形成されているので、この終端に隣接する接続維持部11cにはノッチ効果による応力集中が生じることになる。また、破断方向を一の線状穿孔11aから他の線状穿孔11aの方向に指向させる効果がある。従って、破断方向がミシン目線から逸脱するのを更に確実に防止することができる。
また、接続維持部11cがプラスチックフィルムにおける幅方向Wの両側縁に位置するように形成されているので、プラスチックフィルムを巻き取る際に特にその両側縁部において振幅の大きな振動が発生することがあっても、その各側縁部のミシン目線11の位置から切断されるのを防止することができる。
なお、上記実施例においては、切断案内線の例として線状穿孔11aを示したが、この切断案内線は、プラスチックフィルムの例えば一方の面から厚さ方向に凹状に形成することによって脆弱化したものであってもよい。この場合、平面視の形状は線状穿孔11aと同等とし、凹部の深さはプラスチックフィルムの厚さの1/2以上とすることが好ましい。このような形状の切断案内線についても、レーザー加工や加熱ミシン刃によって形成することができる。
また、上記実施例においては、各線状穿孔11aを同一の長さのもので構成した例を示したが、ミシン目線11における少なくとも両端部の各一の線状穿孔11a(複数の線状穿孔11aであってもよい)に対応する部分に、図6に示すように、当該線状穿孔11aより長さの短い短尺線状穿孔(短尺切断案内線)11dを設けるように構成してもよい。この場合の短尺線状穿孔11dは、その長さdが線状穿孔11aの長さaの1/6〜5/6(図6に示すものは約1.01/6)に形成し、1〜5個(この実施例では5個)のものを線状穿孔11aの延在する方向に一列をなすように配置することが好ましい。また、最外位置の短尺線状穿孔11dについては、プラスチックフィルムにおける幅方向の両側縁に位置するように設けることが好ましい。隣り合う短尺線状穿孔11dの間や短尺線状穿孔11dと線状穿孔11aとの間の接続維持部11eについては、その幅方向Wの長さc2が上述した接続維持部11cの幅方向Wの長さcと同一になっている。但し、接続維持部11eの長さc2は、接続維持部11cの長さcより短いものであってもよい。
上記のように構成した場合には、ミシン目線11における幅方向Wの両端部の切断方向の指向性を向上させることができる。また、短尺線状穿孔11dの間の接続維持部11eの数が増大することになるので、当該接続維持部11eの長さc2が多少短くなったとしても、ミシン目線11における幅方向Wの端部の強度を高めることができる。これにより、プラスチックフィルムを巻き取る際に特にその両側縁部において発生することがある大きな振幅を伴う振動に対しても、その各側縁部のミシン目線の位置で切断が無制御に開始してしまうのを防止することができる。但し、短尺線状穿孔11dがプラスチックフィルムの両側縁に位置しているので、ミシン目線11に沿って手で切断する際にはその短尺線状穿孔11dを切っ掛けにしてプラスチックフィルムを綺麗に切断することができる。
従って、プラスチックフィルムが比較的薄い場合や、展性、延性が小さな場合であっても、ロール状に巻き取る際に、当該プラスチックフィルムがミシン目線11の位置で無制御に切断されるのを防止することができると共に、手で切断しようとしたときには、所定のミシン目線11の位置で容易にかつ綺麗に切断することができる。
また、プラスチックフィルムが比較的厚い場合や、展性、延性が大きな場合でも、手で切断する際には短尺線状穿孔11dを切っ掛けとしてミシン目線11に沿って切断を開始することができると共に、切断が開始された後は短尺線状穿孔11dの存する方向に切断を安定的に維持することができるので、ミシン目線11に沿って容易かつ綺麗に切断することができる。
1 包装用シート連続形成体
2 粘着層
10 包装用シート
11 ミシン目線
11a 線状穿孔(切断案内線)
11b 補強部
11c、11e 接続維持部
11d 短尺線状穿孔(短尺切断案内線)
L 長手方向
W 幅方向(ミシン目線に沿う方向)
2 粘着層
10 包装用シート
11 ミシン目線
11a 線状穿孔(切断案内線)
11b 補強部
11c、11e 接続維持部
11d 短尺線状穿孔(短尺切断案内線)
L 長手方向
W 幅方向(ミシン目線に沿う方向)
Claims (9)
- 粘着層が一方の面における幅方向の両側縁部に付着され、切断用のミシン目線が前記幅方向の全幅にわたり、かつ長手方向に所定の間隔をおいて複数列形成されたプラスチックフィルムからなり、前記長手方向において隣り合う前記ミシン目線の間に包装用シートが画定される包装用シート連続形成体であって、
前記ミシン目線は、所定の間隔をおいて一列に配置された複数の切断案内線を有するように形成されており、
前記各切断案内線は、前記プラスチックフィルムの熱変形を伴う加工により形成されていることを特徴とする包装用シート連続形成体。 - 前記プラスチックフィルムは、二軸延伸プラスチックフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の包装用シート連続形成体。
- 前記ミシン目線における前記切断案内線以外の各接続維持部は、当該ミシン目線に沿って順次作用する力によって切断可能なように当該ミシン目線に沿う方向の長さが設定されていると共に、ロール状に巻き取る際に前記ミシン目線の略全体に作用する力によって巻き取りの支障となるような変形又は切断が生じないように前記ミシン目線に沿う方向の長さ及び数量が設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装用シート連続形成体。
- 前記プラスチックフィルムは、前記幅方向の寸法が200〜240mmで、厚さが0.02〜0.08mmの二軸延伸ポリプロピレンによって形成され、
前記ミシン目線における前記切断案内線は、その長さが5〜15mm、その幅が0.5〜1.5mmに形成され、
前記ミシン目線における前記切断案内線以外の各接続維持部は、当該ミシン目線に沿う方向の長さが0.5〜1.5mmに形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の包装用シート連続形成体。 - 前記ミシン目線における前記各切断案内線は、その長手方向の各端部の幅が終端に向って漸次狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の包装用シート連続形成体。
- 前記切断案内線は、レーザー加工による光の熱集中を利用した前記プラスチックフィルムの熱変形を伴う加工により形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の包装用シート連続形成体。
- 前記切断案内線は、加熱ミシン刃による熱伝達を利用した前記プラスチックフィルムの熱変形を伴う加工により形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の包装用シート連続形成体。
- 前記プラスチックフィルムにおける前記幅方向の両側縁には、前記ミシン目線における前記切断案内線以外の接続維持部が位置していることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の包装用シート連続形成体。
- 前記ミシン目線は、その少なくとも両端部における前記切断案内線が当該切断案内線より長さの短い短尺切断案内線によって形成されており、
前記短尺切断案内線は、前記切断案内線の長さの1/6〜5/6に形成され、1〜5個のものが前記切断案内線と一列をなすように配置されており、
前記プラスチックフィルムにおける前記幅方向の両側縁には、前記短尺切断案内線が位置していることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の包装用シート連続形成体。
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