JP2019064593A - プラスチック製容器輸送用トレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物未充填のプラスチック容器をトレイに載置して搬送する時に、下段プラスチック容器の上にトレイに容易に載置できるようにした。【解決手段】内容物未充填のプラスチック容器をトレイに載置して搬送する。トレイには大円状凹部が嵌設されており、大円状凹部の上面は上段プラスチック容器の底部を載置し、大円状凹部の下面は下段プラスチック容器の口部を大円状凹部の下面に延設した凹部に嵌入させて装着する。大円状凹部の側面と底面と上段プラスチック容器で形成される隙間より、下段プラスチック容器の口部と大円状凹部の下面に延設した凹部との間の隙間の方を大きく設けて、下段プラスチック容器の上にトレイに容易に載置できるようにした。【選択図】図3

Description

本発明は、ペットボトル等のプラスチック製容器を輸送する際に使用するトレイ状の梱包部材(以下、トレイと呼ぶ)に関するものである。
プラスチック製容器を輸送する際の梱包として、以下の方法があった。ボール紙やプラスチック製シート等の薄板の上にプラスチック製容器を正立して並べ、並べたプラスチック製容器の上に薄板を置き、更にプラスチック製容器と薄板を積み重ねていき、これにストレッチフィルムを巻いていた。単純な梱包としては、段ボール製等の箱にプラスチック製容器を正立または横倒しにして梱包していた。
トレイは、工業部品の輸送では一般的に使用されているが、公知の先行技術としてトレイメーカーのURLを以下に示す。
http://www.rapro.co.jp/productstype-tray/
しかし従来の方法では、プラスチック製容器同士が触れるため、輸送時の振動でプラスチック製容器に傷がつきやすい問題があった。
この容器間の衝突による傷を解決する方法として、プラスチック製容器間にボール紙やプラスチック製の薄板(仕切り板)を容器間に入れる方法があるが、プラスチック製容器と仕切り板が触れることがあり、傷を完全に防ぐことが出来なかった。
このため請求項1に記載の発明は、内容物未充填のプラスチック容器を載置して搬送するトレイであり、トレイには大円状凹部が嵌設されており、大円状凹部の上面は上段プラスチック容器の底部を載置し、大円状凹部の下面は下段プラスチック容器の口部を大円状凹部の下面に延設した凹部に嵌入させて装着し、大円状凹部の側面と底面と上段プラスチック容器で形成される隙間より、下段プラスチック容器の口部と大円状凹部の下面に延設した凹部との間の隙間の方を大きく設けて、下段プラスチック容器の上にトレイに容易に載置できるようにしたプラスチック製容器輸送用トレイを提供する。
請求項1に記載の発明によれば、本発明によるトレイを使用することで、プラスチック製容器の輸送時に、プラスチック製容器同士が触れることが無いので、プラスチック製容器への傷発生を防ぐことができ、しかもプラスチック製容器をトレイに載置するときに、プラスチック製容器の上にトレイを載置するときに載せやすい。
トレイ10の上にプラスチック容器50を載置した状態の斜視図である。 トレイ10の上にプラスチック容器50を載置した状態の側面図である。 同(a)はトレイ10の上面図、同(b)は、トレイ10の側面図、同(c)は、同(a)のC―C間断面図、同(d)は、同(a)のD―D間断面図である。 図3のトレイ10の大円状凹部20の詳細図であり、(a)は大円状凹部20の上面図、(b)は大円状凹部20の断面図である。 同(a)はトレイ10の上面図、同(b)は、トレイ10の側面図、同(c)は、同(a)のC―C間断面図、同(d)は、同(a)のD―D間断面図である。 図5のトレイ10の大円状凹部20の詳細図であり、(a)は大円状凹部20の上面図、(b)は大円状凹部20の断面図である。
本発明は、ペットボトル等のプラスチック製容器を輸送する際に使用するトレイ状の梱包部材に関するものであり、以下図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について詳述する。図1はトレイ10の上にプラスチック容器50を載置した状態を表した斜視図であり、トレイ10は、縦方向及び横方向に大円状凹部20を嵌設したもので、矩形のトレイ10の横方向に6列、縦方向に5列設けてあり、合計30本のプラスチック容器50を搬送できる構造になっている。なお大円状凹部20は以上のように左右に整然と整列して設けた形状で製造すると、もっとも効率の良い本数を輸送できるが、容器によっては大円状凹部20を千鳥状に設けてもよい。大円状凹部20の配置は以上に限定されない。またトレイ10は、大円状凹部20を嵌設した部分以外は、後述する穴14の部分以外は平坦面12になっている。
図2はトレイ10の上にプラスチック容器50を載置した状態を表した側面図であり、このように本発明のトレイ10は、プラスチック製容器を輸送する際に箱70(段ボール箱、プラスチック製の箱、木箱等)の底にトレイ10を載置し、トレイ10に上にプラスチック容器50を載せ、プラスチック容器50の上に別のトレイ10を載せて使用する。
なお、箱70の幅と奥行きの内寸法は、トレイ10の外寸法に合わせて製作されている。または箱70をトレイ10の外寸法より大きく製作して、使用時に段ボール板や発泡スチロール製の板等で箱とトレイの間の隙間を埋めても良い。
箱70の高さの内寸法は、トレイと隙間が無いように製作されることが望ましいが、隙間がある場合は段ボール板や発泡スチロール製の板や気泡緩衝材等で箱とトレイの間の隙間を埋めても良い。
トレイ10は、PET、PP、PE、PS等の各種プラスチック製のシートを、真空成形法、圧空成形法、プレス成形法等によって成形して製作される。
トレイ10の厚み(原料シートの厚み)は特に規定しないが、成形性と強度を考慮すると、0.3mm〜1.0mmが望ましい。
図3は、トレイ10の第1実施例である。図3(a)はトレイ10の上面図、図3(b)は、トレイ10の側面図、図3(c)は、図3(a)のC―C間断面図、図3(d)は、図3(a)のD―D間断面図である。この実施例はトレイ10に大円状凹部20を縦に5列、横に6列並べたものである。なおトレイ10の底面図は図3(a)のトレイ10の上面図と図面上は同一である。
図4は、図3のトレイ10の大円状凹部20の詳細図であり、図4(a)は大円状凹部20の上面図である。大円状凹部20はトレイ10の上面に嵌設されているが、その内側は外側平坦部22であり、その更に内側は、大円状凹部の下面に延設した凹部であって、小円状凹部24が下向きに外側平坦部22より一段低く嵌設されている。小円状凹部24は、プラスチック容器50の口部52の外径より大きくなっている。また小円状凹部24は環状である。小円状凹部24の更に内側に外側平坦部22と略同一水平面で、環状の内側平坦部26が設けられている。内側平坦部26の更に内側に中心凸部28が円状に内側平坦部26に比較して盛り上がっている。
トレイに設けられた大円状凹部20と上段プラスチック製容器50の底部間には、プラスチック容器をトレイに出し入れしやすいよう、隙間Sが設けられている。隙間Sは大円状凹部20と外側平坦部22の交差する部分に設けられる。
また、トレイ10に設けられた下向きの小円状凹部24と下段のプラスチック製容器50の口部52間には、前記隙間Sより大きな隙間OSが設けられている。
これによって、トレイ10上に下段プラスチック容器50を載せた後に上段プラスチック容器50の上に別のトレイ10を更に載せるとき、小円状凹部24にプラスチック製容器50の口部52が嵌りやすくなる。
なお同一の構成のトレイ10で、プラスチック容器50の底部54と口部52とを嵌めることができる。そのためプラスチック容器50の底部用と口部用に別々のトレイを製作する必要が無い。
図3の断面D―Dが図3(d)に図示してあるが、トレイには複数の穴14が設けられている。これは、トレイ10を箱70の中に入れるときやトレイ10を箱70から出すときの空気抜けの目的で設けられている。またトレイ10を扱う際、この穴14に指をひっかけることでトレイ10を持ちやすくする効果もある。なお穴14は、プラスチック製容器50の口部52が嵌る箇所、即ち小円状凹部24の内側には設けてはいけない。この穴14からプラスチック容器50内に塵が入り込む恐れがあるためである。
図5は、トレイ10の第2実施例である。図5(a)はトレイ10の上面図、図5(b)は、トレイ10の側面図、図5(c)は、図5(a)のC―C間断面図、図5(d)は、図5(a)のD―D間断面図である。この実施例はトレイ10に大円状凹部20を縦に5列、横に6列並べたものである。なおトレイ10の底面図は図3(a)のトレイ10の上面図と図面上は同一である。
図6は、図5のトレイ10の大円状凹部20の詳細図であり、図6(a)は大円状凹部20の上面図である。大円状凹部20はトレイ10に嵌設されているが、その内側は環状の内側平坦部32であり、その更に内側は中心凹部34が円状にトレイの対して下向きに設けられている。中心凹部34の直径は、プラスチック製容器50の口部52の内径より小さく設けられている。
トレイに設けられた大円状凹部20と上段プラスチック製容器50の底部間には、プラスチック容器をトレイに出し入れしやすいよう、隙間Sが設けられている。隙間Sは大円状凹部20と内側平坦部34の交差する部分に設けられる。
また、トレイ10に設けられた下向きの中心凹部34と下段のプラスチック製容器50の口部52の内側間には、前記隙間Sより大きな隙間ISが設けられている。
これによって、トレイ10上に下段プラスチック容器50を載せた後に上段プラスチック容器50の上に別のトレイ10を更に載せるとき、中心凹部34にプラスチック製容器50の口部52が嵌りやすくなる。
なお同一の構成のトレイ10で、プラスチック容器50の底部54と口部52とを嵌めることができる。そのためプラスチック容器50の底部用と口部用に別々のトレイを製作する必要が無い。
図5(a)の断面D―Dが図5(d)に図示してあるが、トレイには複数の穴14が設けられている。これは、トレイ10を箱70の中に入れるときやトレイ10を箱70から出すときの空気抜けの目的で設けられている。またトレイ10を扱う際、この穴14に指をひっかけることでトレイ10を持ちやすくする効果もある。
なお穴14は、プラスチック製容器50の口部52が嵌る箇所、即ち中心凹部34付近には、設けてはいけない。この穴14からプラスチック容器50内に塵が入り込む恐れがあるためである。
以上のような本発明の実施例によれば、プラスチック製容器50の底部54においてトレイ10と触れるため、この部分における傷は皆無ではないが、底部54は比較的目立たない個所であるため見栄え上の問題とはならない。
同様にプラスチック製容器50の口部52はトレイ10と触れるため、この部分における傷の発生はゼロではないが、口部52はキャップ等で閉栓されるため見栄え上の問題とはならず、またキャップによる閉栓性も問題はない。
本発明は、プラスチック製容器50で内容物未充填のものの搬送に使用するトレイであり、簡便な構成でありながら、プラスチック製容器50を確実に搬送が出来て、汎用性の高いトレイである。
10 トレイ
12 平坦面
14 穴
20 大円状凹部
22 外側平坦部
24 小円状凹部
26 内側平坦部
28 中心凸部
32 内側平坦部
34 中心凹部
50 プラスチック容器
52 口部
54 底部
70 箱
S 隙間
OS 隙間
IS 隙間

Claims (5)

  1. 内容物未充填のプラスチック容器を載置して搬送するトレイであり、トレイには大円状凹部が嵌設されており、大円状凹部の上面は上段プラスチック容器の底部を載置し、大円状凹部の下面は下段プラスチック容器の口部を大円状凹部の下面に延設した凹部に嵌入させて装着し、大円状凹部の側面と底面と上段プラスチック容器で形成される隙間より、下段プラスチック容器の口部と大円状凹部の下面に延設した凹部との間の隙間の方を大きく設けて、下段プラスチック容器の上にトレイに容易に載置できるようにしたプラスチック製容器輸送用トレイ。
  2. 前記トレイの大円状凹部の下面に延設した凹部は、プラスチック容器の口部の外径より大きく、トレイの対して下向きに設けた小円状凹部である請求項1記載のプラスチック製容器輸送用トレイ。
  3. 前記トレイの大円状凹部の下面に延設した凹部は、プラスチック容器の口部の内径より小さく、トレイの対して下向きに設けた中心凹部である請求項1記載のプラスチック製容器輸送用トレイ。
  4. 下段のプラスチック製容器の口部が載置される付近を避けて穴を設置された請求項1記載のプラスチック製容器輸送用トレイ。
  5. 前記トレイを複数使用して、プラスチック容器を複数段上方に積載した請求項1記載のプラスチック製容器輸送用トレイ。
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