JP3205888U - 組立用緩衝材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子部品や機械部品の輸送のための梱包の内装材や、工場内での移動において運搬箱として使用できる組立用緩衝材を提供する。【解決手段】発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等の製板材のみで形成した底板部材1(必要に応じて)、側板部材2、端板部材3、仕切り板部材4を適宜組み合わせで所望の包装形態に形成する組立用緩衝材で、底板部材1の外周辺を嵌合凹凸辺(11、12)に形成すると共に、所定間隔で格子状に配置した嵌合孔13を設け、側板部材2及び端板部材3の底辺を前記嵌合凹凸辺と嵌合する嵌合底辺21,31に形成すると共に、側板部材2と端板部材3の側辺に組目溝22,32を設け、側板部材に底板部材の嵌合孔位置と対応する位置に挿入孔23を設け、仕切り板部材4を収納部品に対応した形状に形成すると共に、端辺及び底辺に嵌合孔13及び挿入孔23に対応する突部(41、42)を設けてなる。【選択図】図1

Description

本考案は、製品、部品、原材料(以下、「包装対象物」と表示する)などの運搬に供する包装箱の内装材として使用する組立用緩衝材に関するものである。
一般的に製品の包装は、当該製品の外形に合わせて発泡スチロール材等で形成された緩衝材を所定形状に形成し、当該緩衝材を製品に装着し、段ボール箱等の包装箱に収納して運搬している(特許文献1)。しかし電子部品や機械部品の場合には個別包装は煩瑣であり、1個の運搬箱(包装箱)に仕切りを設け、当該仕切り内に個別収納する手段がとられている。特に被包装部品に損傷を与えないように仕切りとして十文字断面の直立緩衝材を採用することが提案されている(特許文献2)。
特開平9−328172号公報。 実開昭58−130918号公報。
包装箱内に発泡ポリエチレン製や発泡ポリプロピレン製(以下、PE製、PP製と表示する)の緩衝材で形成した仕切り材(内装材)の組み込みは、収納すべき製品等(包装対象物)の形状に対応して定められるが、特許文献2に示されているように包装箱自体(例えば段ボール箱)に包装対象物が接触しないように仕切り材を組み込むようにしているので収納効率が悪く、且つ扁平部品に対して対応性に欠ける。
また、PE製緩衝材、PP製緩衝材の仕切り構成を形成するに際して、熱による溶着並びに接着剤を採用すると、包装対象物毎に当該収納形態が定まってしまい当該包装対象物の専用となり、他物品包装用の緩衝材としての転用が出来ず、汎用性に欠ける。更に接着剤を採用すると包装対象物に対して悪影響を及ぼす恐れもある。
そこで本考案は、収納効率が良く且つ各種形状及び大きさの包装対象物に対応できる新規なPE製、PP製の内装材として使用される組立用緩衝材を提案した。
本考案の請求項1記載に係る組立用緩衝材は、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等の製板材のみで形成した側板部材、端板部材、仕切り板部材を適宜組み合わせで所望の包装形態に形成する組立用緩衝材であり、請求項2記載に係る組立用緩衝材は、更に底板部材を組み合わせるもので、底板部材の外周辺を嵌合凹凸辺に形成すると共に、所定間隔で格子状に配置した嵌合孔を設け、側板部材及び端板部材の底辺を前記嵌合凹凸辺と嵌合する嵌合底辺に形成すると共に、側板部材と端板部材の側辺に組目溝を設け、側板部材に底板部材の嵌合孔位置と対応する位置に挿入孔を設け、仕切り板部材を放送対象物に対応した形状に形成すると共に、端辺及び底辺に嵌合孔及び挿入孔に対応する突部を設けてなることを特徴とするものである。
而して仕切り板部材の端辺突部を挿入孔に装着すると共に、端部材の組目溝を組み合わせて仕切り板部材及び端部材を側板部材間に架設し、所望の仕切り構成として、既存の外装箱(PP製梱包箱、PP製コンテナボックス、ダンボール外装箱、その他外装容器)に組み込み使用する。従って外装箱を変更することなく内装材である仕切り構成を適宜変更することで、緩衝材で囲繞された収納空間を備えることになる。
更に底板部材を採用し、側板部材及び端板部材の嵌合底辺と底板部材の嵌合凹凸辺とを嵌合すると共に、仕切り板部材の底辺突部と底板部材の嵌合孔とを嵌合すると、箱形状の全緩衝材製の仕切りを備えた内装材が形成される。
この結果包装対象物に対応して選択でき、且つ底面も緩衝機能を備えた仕切り形態の内装材になると共に、工場内等では、そのまま運搬箱として使用することもでき、包装対象物の安全な出荷、運搬、移動が可能となる。
また本考案の請求項3記載に係る組立用緩衝材は、前記の組立用緩衝材において、特に仕切り板部材の上辺に部品取出し用凹部を設けてなるもので、包装対象物が基板のような扁平板状であった場合には、仕切り板部材間に挿入収納するとその取出しが困難であるが、包装対象物の一部が露出する取出し用凹部を設けておくと、当該凹部から包装対象物の取出しが容易になる。
また本考案の請求項4記載に係る組立用緩衝材は、前記の組立用緩衝材において、特に仕切り板部材の上辺に適宜深さの凹部を設けて製品載置凹部に形成してなるもので、製品の仕切り収納に関わらず、棒状部品や管状部品の安定した緩衝包装を実現でき、種々の製品対応の形状の仕切り板部材を用意することで当該種々の包装対象物の緩衝包装を行うことができる。
本考案の組立用緩衝材の構成は上記のとおりで、各種の包装対象物の緩衝包装を容易に実現することができたものである。
本考案の実施形態の部材説明図。 同使用状態の説明図(斜視図)。 同図(断面図)。 同仕切り板部材の別例図(載置収納)。 同図(分割収納)。
次に本考案の実施形態について説明する。図1乃至3は第一の実施形態の組立用緩衝材で、PE,PPで形成した底板部材1、側板部材2、端板部材3、仕切り板部材4で構成される。
底板部材1は、外周辺を嵌合凹凸辺に形成して側辺嵌合凹凸部11及び端辺嵌合凹凸部12を設けると共に、内方に所定間隔で格子状に配置した嵌合孔13を設けたものである。
側辺嵌合凹凸部11は側板部材2の厚さに対応する凹部深さを備えた矩形凹凸で、端辺嵌合凹凸部12は、端板部材3の厚さに対応する凹部深さを備えた矩形凹凸である。嵌合孔13は、端辺間方向において、仕切り幅に対応する間隔で且つ仕切り板部材4の厚さで、側辺間方向において、端辺嵌合凹凸部12の凹部と一致する間隔とし、全体で格子状位置となるように形成した矩形孔である。
側板部材2は、底辺が前記側辺嵌合凹凸部11の凹凸形状及び底板部材の厚さに対応する嵌合底辺21に形成されたもので、端辺に組目溝22を設け、更に嵌合孔13の形成位置と対応する位置で、且つ組目溝と対応する高さに挿入孔23を設けたものである。
端板部材3、底辺が前記端辺嵌合凹凸部12の凹凸形状及び底板部材1の厚さに対応する嵌合底辺31に形成され、端辺に組目溝32を設けたものである。
仕切り板部材4は、端辺及び底辺に嵌合連結用の突部を設けたもので、端辺突部41は、挿入孔と対応する位置及び大きさで、底辺突部42は、嵌合孔13と対応する位置及び大きさに設けたものであり、上辺に部品取出し用凹部43を設けたものである。尚包装対象物Aの取出し用凹部43は、包装対象物Aに対応してその大きさを定めるものである。
而して前記の各部材を組み立てることによって組立用緩衝材を形成するもので、側板部材2の組目溝22と端辺の組目溝32を噛み合わせ、仕切り板部材4の端辺突部41を挿入孔23に装着して仕切り板部材4及び端部材3を側板部材2間に架設して仕切り枠体を形成する。
この仕切り枠体の底面に底板部材1を配し、側板部材2の嵌合底辺21と底板部材1の側辺嵌合凹凸部11とを噛み合わせて嵌合すると共に、端板部材3の嵌合底辺31と底板部材1の端辺嵌合凹凸部12とを噛み合わせて嵌合する。同時に仕切り板部材4の底辺突部42と底板部材1の嵌合孔13とを嵌合すると、全緩衝材製の仕切りを備えた組立用緩衝材が形成されることになる。勿論組み立て順は任意であることは言うまでもない。
従って仕切り板部材4で仕切られた収納空間に所定の包装対象物Aを収納包装することになり、包装対象物同士が接触することなく、緩衝材で囲繞されているので包装対象物の損傷の虞もない。特に図示したように扁平板状の包装対象物Aの場合には、収納箇所からの取出しに際して収納包装対象物Aの一部が露出する取出し用凹部43を設けたものであるから、当該凹部43から包装対象物Aを容易に取出すことができる。
また第4図に示した別の実施態様のように包装対象物Bが管状物のような場合等においては、図示した仕切り板部材4aのように、仕切り板部材4aの上辺に適宜深さの凹部を設けて製品載置凹部44に形成しても良い。このように包装対象物Bの仕切り収納に際して、仕切り板部材4a間に物品を収納せずに仕切り板部材4aに載置して包装対象物Bの分離収納包装も可能である。
更に先に示した仕切り板部材4では仕切り収納空間が適しない収納包装対象物の場合には、図5に示したように仕切り面の適宜位置に縦溝45を設けた仕切り板部材4bを採用すると共に、前記縦溝45に嵌合できる分割板46を使用し、仕切り板部材4bの間の収納空間を更に分割した包装対象物の収納空間を形成するようにしても良い。
上記の実施形態は、箱形状の内装材を形成して適宜な外装箱と組み合わせて使用する際の態様であるが、本考案は、特に底板部材1を使用せず外装箱と組み合わせて使用するようにしても良く、底板部材1を採用しない場合には、各板部材は嵌合底辺21,31及び底辺突部42を備えない部材を使用する。
1 底板部材
11 側辺嵌合凹凸部
12 端辺嵌合凹凸部
13 嵌合孔
2 側板部材
21 嵌合底辺
22 組目溝
23 挿入孔
3 端板部材
31 嵌合底辺
32 組目溝
4,4a,4b 仕切り板部材
41 端辺突部
42 底辺突部
43 部品取出し用凹部
44 製品載置凹部
45 縦溝
46 分割板

Claims (4)

  1. 発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等の製板材のみで形成した側板部材、端板部材、仕切り板部材を適宜組み合わせで所望の包装形態に形成する組立用緩衝材で、側板部材と端板部材の側辺に組目溝を設け、側板部材に底板部材の嵌合孔位置と対応する位置に挿入孔を設け、仕切り板を包装対象物に対応した形状に形成すると共に、端辺に挿入孔に対応する突部を設けてなることを特徴とする組立用緩衝材。
  2. 発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等の製板材のみで形成した底板部材、側板部材、端板部材、仕切り板部材を適宜組み合わせで所望の包装形態に形成する組立用緩衝材で、底板部材の外周辺を嵌合凹凸辺に形成すると共に、所定間隔で格子状に配置した嵌合孔を設け、側板部材及び端板部材の底辺を前記嵌合凹凸辺と嵌合する嵌合底辺に形成すると共に、側板部材と端板部材の側辺に組目溝を設け、側板部材に底板部材の嵌合孔位置と対応する位置に挿入孔を設け、仕切り板を包装対象物に対応した形状に形成すると共に、端辺及び底辺に嵌合孔及び挿入孔に対応する突部を設けてなることを特徴とする組立用緩衝材。
  3. 仕切り板部材の上辺に部品取出し用凹部を設けてなる請求項1又は2記載の組立用緩衝材。
  4. 仕切り板の上辺に適宜深さの凹部を設けて製品載置凹部に形成してなる請求項1又は2記載の組立用緩衝材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102160085B1 (ko) * 2019-05-22 2020-09-25 (주)새한테크 재활용이 쉽고, 냉장 냉동 식품을 한번에 포장할 수 있는 포장재

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