JP2019064480A - 走行装置及び走行装置の駆動方法 - Google Patents

走行装置及び走行装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】障害物を乗り越えて走行でき、装置の小型化軽量化を図ることができる走行装置及び走行装置の制御方法を提供する。【解決手段】 点検装置20は、メカナムホイールで構成されたホイール36〜39と、クローラCr1,Cr2とを備える。クローラCr1,Cr2は、ホイール36〜39の接地面よりも高い位置で、プーリー46に巻回されて前方を高くして傾斜させた走行面を形成するベルト55を備える。プーリー46は、前輪のホイール36,37より前方に突出し、前輪のホイール36,37の駆動軸よりも高い位置に配置される。クローラCr1,Cr2の駆動プーリーは、ホイール36,37を駆動する駆動軸に取り付けられる。ベルト55を、側面から見て後輪のホイール38,39と重なる位置に配置されたプーリー48に巻回させて、前輪のホイール36,37と後輪のホイール38,39との間にベルト55を延在させる。【選択図】図1

Description

本発明は、障害物が設置された空間を走行する走行装置及び走行装置の駆動方法に関する。
狭い空間で点検作業を行なう場合がある。例えば、建築物の維持管理のために、天井裏や床下の状態を点検し、建物の劣化や耐震の診断を行なう。しかしながら、天井裏は、空調ダクト等の配管類や各種配線等が存在しているため、人が天井裏に入り、点検することは困難であった。
そこで、天井内を走行してモニタリングする装置が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1には、走行制御機構と、可動式のカメラと、姿勢センサとを有する天井内を走行可能な自走式ロボットが記載されている。このロボットは、クローラ式の走行駆動装置を有し、走行制御機構で前進・後進・左右回転などを制御する。
しかしながら、走行機構としてクローラを用いている場合、車輪を用いる場合に比べて、走行時の接地面積が大きくなる。天井内には、配管数や各種配線等が存在しているため、クローラでの移動は好ましくない。
また、建築物の天井裏には、野縁や野縁受け等が天井材の上に存在する場合もある。このため、天井裏を点検するロボットは、これら野縁や野縁受け等の障害物を乗り越える必要がある。
そこで、野縁や野縁受け等の障害物を乗り越え可能な天井点検装置も検討されている(非特許文献1参照。)。この非特許文献1には、4つのメカナムホイールを走行機構として用い、前端中央部に簡易アームを取り付けた装置が開示されている。この装置は、野縁等の障害物に差し掛かった場合、簡易アームと前輪とで障害物を挟み込んだ後、簡易アームで障害物を押さえながら装置全体を傾斜させ、前輪で障害物を乗り越える。
特開2011−136380号公報
AIT 足利工大、「天井ふところ内目視検査用ロボット」、[online]、[平成29年9月14日検索]、インターネット、<URL:https://www.youtube.com/watch?v=ZBOOOvJEFe4>
しかしながら、非特許文献1に記載の装置では、障害物を、簡易アームと前輪とで挟み込んで乗り越えるため、前輪の駆動軸とほぼ同じ高さの障害物しか乗り越えることができない。このため、大きなメカナムホイールを用いる必要があり、装置全体が大きくなるとともに、重量が大きくなっていた。
上記課題を解決するための走行装置は、回転方向及び速度を個別に制御可能な複数の駆動車輪を備えた本体と、前記複数の駆動車輪の駆動制御により、直進移動と中心軸回りの旋回とを行なう制御部とを備えた移動装置であって、前記駆動車輪の前輪より前方に突出し、前記前輪を前進駆動する駆動軸よりも高い位置に配置された第1プーリーと、前記駆動車輪の接地面よりも高い位置で、前記第1プーリーに巻回されて前方を高くして傾斜させた走行面を形成する前方ベルトとを備えた前方クローラを設けた。
本発明によれば、障害物を乗り越えて走行でき、装置の小型化軽量化を図ることができる。
実施形態における点検装置の斜視図。 実施形態における点検装置の説明図であって、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)はメカナムホイールを取った状態の側面図。 実施形態における点検装置の正面図。 実施形態における点検装置のブロック図。 実施形態における天井内点検処理の流れ図。 実施形態における点検装置が、野縁受けを乗り越える動作を説明する説明図であって、(a)は前方ベルトが野縁受けに係合した状態、(b)は前輪のホイールが野縁受けに接触した状態、(c)は前輪のホイールが野縁受けを乗り越えた状態、(d)は前輪のホイールが床に着地した状態、(e)後輪のホイールが野縁受けを乗り越える状態、(f)は後方ベルトが野縁受けに係合した状態を示す。
以下、図1〜図6を用いて、走行装置及び走行装置の制御方法を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態においては、天井裏内を走行しながら天井裏の様子を撮影して点検を行なう点検装置に適用した場合について説明する。
図1に示すように、点検装置20は、天井裏にある野縁受け11や野縁12等の障害物を乗り越えながら、天井裏の天井材15上を走行する。
この点検装置20は、略直方体形状の本体21と、4つの駆動車輪としてのホイール36,37,38,39と、各ホイール36〜39に対応する複数のクローラCr1,Cr2,Cr3,Cr4とを備えている。
各ホイール36〜39及びクローラCr1〜Cr4は、本体21に対して、回動可能に取り付けられる。4つのホイール36〜39は、前後及び左右に離間して配置されている。各ホイール36〜39は、回転方向及び速度を個別に制御されて、点検装置20の直進移動と中心軸回りの旋回とを行なう。本実施形態では、ホイール36〜39として、メカナムホイールを用いる。
点検装置20は、通常走行においてはホイール36〜39を用いて走行し、障害物を乗り越える際には、矢印F1で示す方向を前方として走行し、クローラCr1〜Cr4を併用する。以下の説明では、矢印F1を前方として説明する。
一方の側面に位置するクローラCr1,Cr3は、反対面に位置するクローラCr2,Cr4と、左右対称の構成を有している。本実施形態では、前輪のホイール36,37に対応するクローラCr1,Cr2は、前方クローラとして機能し、後輪のホイール38,39まで延在するように配置されている。
次に、図2〜図4を用いて、本体21及びクローラCr1〜Cr4の詳細について説明する。
図2(a)は点検装置20の上面図、図2(b)は点検装置20の側面図、図2(c)は図2(b)の側面図においてホイール36〜39を非表示にした図、図3は前方から見た正面図である。
図2(b)、図2(c)及び図3に示すように、点検装置20の本体21は、取付台21aを備えている。取付台21aは、金属製の薄板で構成され、前方に延在している。この取付台21aの前方端部には、前方照明装置21bが取り付けられている。前方照明装置21bは、点検装置20の前方を照らす照明である。この前方照明装置21bとして、例えば、LED(light emitting diode)照明を用いる。
また、取付台21aの前方及び後方の両側は、取付台21aの薄板の一部が上方に延在するように曲げられている。これら取付台21aの前方及び後方の両側には、前方取付部材23及び後方取付部材24が取り付けられている。前方取付部材23は、前方のクローラCr1,Cr2を構成するプーリーの一部を回転可能に、本体21に固定する。後方取付部材24は、後方のクローラCr3,Cr4を構成するプーリーの一部を回転可能に、本体21に固定する。更に、取付台21aの中央部は、取付台21aの薄板の一部が下方に延在するように曲げられている。そして、この取付台21aの中央部は、前方のクローラCr1,Cr2を構成するプーリーの一部を回転可能に、本体21に固定する。これらクローラCr1〜Cr4のプーリーの詳細については、後述する。
更に、図2に示すように、取付台21aの下方には、各ホイール36〜39に対応する位置に、4つの駆動源収容部25が取り付けられている。
図2(a)及び図3に示すように、各駆動源収容部25には、各ホイール36〜39を駆動するためのモータM1,M2,M3,M4が内蔵されている。各モータM1〜M4は、駆動源収容部25に内蔵されたギア(図示せず)を介して、各駆動軸31,32,33,34に連結されて、各駆動軸31〜34を正逆回転する。各駆動軸31〜34の先端には、各ホイール36〜39が取り付けられている。更に、各駆動軸31〜34は、駆動プーリー41,42,43,44を貫通している。駆動プーリー41〜44は、それぞれ対応するホイール36〜39よりも本体21側に配置されている。
図2及び図3に示すように、取付台21aの前方には、走行用カメラ61を固定するための固定部26が設けられている。取付台21aの中央には、記録用カメラ62を固定するための固定部27が設けられている。走行用カメラ61は、走行状態をリアルタイムで確認するために前方を撮影するための撮影装置である。記録用カメラ62は、点検記録を保存するための画像を撮影する撮影装置である。本実施形態では、走行用カメラ61及び記録用カメラ62として、全天球カメラを用いる。
固定部26,27の間で、取付台21aの上面には、バッテリー28が固定されている。このバッテリー28は、各モータM1〜M4を駆動させるための電源である。
固定部27よりも後方の取付台21aには、調光器29が設けられている。この調光器29は、前方照明装置21b及び周囲照明装置21dの光の強度を調整する。周囲照明装置21dは、本体21のカバー21cの下方周囲に配置され、点検装置20の周囲を照らす。周囲照明装置21dとしては、LEDテープを用いる。なお、カバー21cは、取付台21aの上面及びその下方外周を覆う。更に、調光器29の後方の取付台21aには、制御基板(図示せず)と、電源スイッチSWとが設けられている。
本実施形態の点検装置20は、前側に重量物(バッテリー28、固定部26,27、走行用カメラ61及び記録用カメラ62等)を配置することにより、重心位置が前方に寄るように構成されている。
<クローラの構成>
次に、図1〜図3を用いて、クローラCr1〜Cr4の構成について説明する。クローラCr1〜Cr4は、本体21において左右対称に配置される。そこで、図2(b)及び図2(c)に示されている側面のクローラCr1,Cr3について説明し、対応する反対側のクローラCr2,Cr4については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
<前方のクローラの構成>
図2(c)に示すように、前方のクローラCr1は、プーリー46,47,48、駆動プーリー41、ガイドプーリー49,50、ベルト55を備えている。本実施形態においては、プーリー46が、第1プーリーとして機能し、ベルト55は、前方ベルト及び中間ベルトとして機能する。
プーリー46,47及びガイドプーリー50は、前方取付部材23に回転可能に取り付けられている。プーリー48及びガイドプーリー50は、本体21の中央部に回転可能に取り付けられている。駆動プーリー41は、駆動軸31に回転可能に取り付けられている。
プーリー46,47,48及び駆動プーリー41がベルト55の内側に配置され、ガイドプーリー49,50は、ベルト55の外側に配置される。そして、ベルト55は、駆動プーリー41、ガイドプーリー49、プーリー46,47,48及びガイドプーリー50の順に巻回されている。また、ベルト55の内周面の全周には、複数の離間した凸形状(図示せず)が形成されている。各プーリー(41,46〜50)の外周面には、ベルト55の凸形状に係合する凹凸形状(図示せず)が形成されている。
図2(b)に示すように、プーリー46は、前輪となるホイール36よりも前方に突出する位置に配置されている。このプーリー46の中心軸までの高さH1は、点検装置20が乗り越える対象物よりも高くなるように取り付けられている。本実施形態では、天井裏の障害物の中で最も高い野縁受け11の高さL1よりも高い位置に、プーリー46を取り付ける。
クローラCr1において最下端部のプーリー47の下面は、接地面G1より高くなっている。本実施形態では、プーリー46,47とは、その間に巻回された部分55aのベルト55と、接地面G1とがなす傾斜角度θ1が約45度となるように取り付けられる。本実施形態では、プーリー47に掛かるベルト55の部分と、前輪のホイール36の外周面の位置とを近接させて、側面から見てホイール36と重なるように、プーリー47を配置する。
更に、側面から見た場合、プーリー48は、後輪のホイール38の背面で重なる位置に取り付けられている。ベルト55は、前輪のホイール36と後輪のホイール38との間に延在する。この場合、プーリー47とプーリー48との間に延在するベルト55の部分55bが、プーリー48側が高くなる傾斜の走行面を形成するように、プーリー48を配置する。本実施形態では、この傾斜角度θ2は、約5度である。
<後方のクローラの構成>
図2(c)に示すように、後方のクローラCr3は、駆動プーリー43、プーリー51,52及びベルト56を備えている。プーリー51は、第2プーリーとして機能する。プーリー51,52は、後方取付部材24に回転可能に取り付けられ、駆動プーリー43は、駆動軸33に回転可能に取り付けられている。駆動プーリー43、プーリー51,52は、ベルト56の内側で、ベルト56に巻回されている。ベルト56の内周面の全周には、複数の離間した凸形状(図示せず)が形成されており、各プーリー(43,51,52)の外周面には、ベルト56の凸形状に係合する凹凸形状(図示せず)が形成されている。
図2(b)に示すように、プーリー51は、後輪となるホイール38よりも後方に突出させて配置されている。更に、プーリー52は、クローラCr3に用いられるプーリーの中で最下端部に配置されている。プーリー52の下面は、接地面G1より高く、プーリー47とほぼ同じ高さに設けられている。
従って、各ホイール36〜39が地面に接触した通常走行時には、ベルト55が接地面G1に接触しない。そして、ベルト56において、プーリー51とプーリー52との間に巻回された部分56aは、後方を高くして傾斜させた走行面を形成している。
更に、本実施形態では、この部分56aのベルト56と、接地面G1と傾斜角度θ3となるように、プーリー51が取り付けられる。本実施形態では、この傾斜角度θ3を、ベルト55の部分55aが接地面G1となす傾斜角度θ1と同じ角度(ここでは、約45度)に設定する。
なお、本実施形態では、プーリー52に掛かるベルト56の位置と、後輪のホイール38の外周面の位置とを近接させて、側面から見てホイール38と重なるように、プーリー52を配置する。
<電気的構成>
次に、図4を用いて、点検装置20の制御部60の構成について説明する。
図4に示すように、制御部60は、モータM1〜M4に接続されている。モータM1〜M4は、各ホイール36〜39を、それぞれ個別に駆動する。本実施形態では、各モータM1〜M4として、速度及び回転方向を変更できるスピードコントロールモータを用いる。本実施形態では、各モータM1〜M4は、電気を流して回転する電動式モータであって、制御部60からの電気信号で制御される。
制御部60は、ホイール制御データが記録された記憶部を備えている。ホイール制御データは、点検装置20の動き(進行方向や旋回)を制御するために、各モータM1〜M4の電流の方向の切り換えパターンに関するデータである。
制御部60は、ホイール制御データ用いて、モータM1〜M4を駆動し、ホイール36〜39を制御する。各ホイール36〜39の制御により、制御部60は、点検装置20を、前後進、横移動、中心軸(鉛直軸)回りの旋回、斜め移動させる。更に、制御部60は、各モータM1〜M4に供給する電流値を調整して、点検装置20の速度を調整する。
各駆動プーリー41〜44は、各ホイール36〜39の駆動軸31〜34に固定されている。このため、制御部60によって各モータM1〜M4が、各ホイール36〜39を回転させると、それに応じて各駆動プーリー41〜44も回転する。なお、本実施形態の点検装置20は、前進する場合、各ホイール36〜39及び駆動プーリー41〜44及びベルト55,56は、同じ方向に回転する。
また、制御部60の起動や終了には、電源スイッチSWを用いる。
更に、制御部60は、通信部71に接続されている。この通信部71を介して、制御部60は、遠隔操作装置80の走行操作部82からの走行指示を取得する。
遠隔操作装置80は、照明操作部81、走行操作部82、表示部83及び撮影操作部84を備えている。遠隔操作装置80は、無線により、点検装置20の調光器29、走行用カメラ61、記録用カメラ62を制御する。
照明操作部81は、調光器29の操作により、照明の光の強さを変更する。
走行操作部82は、点検装置20の動き(進行方向、旋回及び速度)を制御する。
表示部83は、ディスプレイ等を備え、走行用カメラ61が撮影した画像を表示する。
撮影操作部84は、記録用カメラ62による撮影を制御する。
<天井点検作業>
次に、図1及び図5を用いて、上述した点検装置20を用いた天井内点検処理について説明する。
まず、点検装置20を天井に設置する(ステップS1)。具体的には、天井の点検口を介して、天井裏の天井材の上に点検装置20を配置する。
次に、点検装置20を起動する(ステップS2)。具体的には、点検装置20の電源スイッチSWをオンにする。この場合、点検装置20は、前方照明装置21b及び周囲照明装置21dを点灯させる。
そして、カメラ画像の確認処理を実行する(ステップS3)。具体的には、走行用カメラ61が取得した画像を、表示部83に表示させ、天井裏の様子が把握できるか否かを確認する。
ここで、表示部83に表示された画像が、画像の明るさが適切でない場合(ステップS4において「NO」の場合)には、明るさ調整を行なう。具体的には、遠隔操作装置80の照明操作部81により調光器29を操作し、前方照明装置21b及び周囲照明装置21dの明るさを調整する。そして、再度、カメラ画像の確認処理(ステップS3)を実行する。
一方、明るさが適切な場合(ステップS4において「YES」の場合)には、点検装置20を天井内で走行させる(ステップS5)。具体的には、遠隔操作装置80の表示部83に表示された画像を確認しながら、走行操作部82を操作して、点検装置20を所望の場所に移動させる。
この場合、図1に示すように、点検装置20は、ホイール36〜39を用いて走行する。更に、天井裏に配置された野縁受け11や野縁12等を乗り越える必要がある場合には、乗り越え動作を行なう。この乗り越え動作の詳細については、後述する。
点検装置20は、走行して指定された場所に到着すると、天井内のカメラ撮影を行なう(ステップS6)。具体的には、遠隔操作装置80の走行操作部82を操作して、点検装置20を停止させ、撮影操作部84により撮影を行なう。この撮影画像は、記録用カメラ62のメモリ(図示せず)に記録される。
そして、撮影が完了するまで(ステップ7において「NO」の場合)、走行(ステップS5)とカメラ撮影(ステップS6)を繰り返す。
その後、撮影が完了した場合(ステップS7において「YES」の場合)、遠隔操作装置80の走行操作部82を操作して、点検装置20を点検口まで走行させる(ステップS8)。点検口に到着した点検装置20の電源をオフにし(ステップS9)、点検口から点検装置20を回収する(ステップS10)。
<点検装置の乗り越え動作>
次に、図6を用いて、野縁受け11や野縁12等の障害物に対して、点検装置20の乗り越え動作を説明する。ここでは、天井材上(接地面G1)を走行中に、乗り越え対象物として野縁受け11を乗り越える場合を説明する。
まず、図6(a)に示すように、野縁受け11に到達した点検装置20のベルト55が、野縁受け11に係合する。具体的には、プーリー46の中心軸の高さH1が、野縁受け11の高さL1よりも高いため、プーリー46の下方に巻回された部分55aのベルト55に野縁受け11が接触する。
ここで、クローラCr1,Cr2のベルト55は、前進回転(左回り)しているため、この部分55aが側壁に接触しながら野縁受け11を登って、点検装置20を前方に押すことにより、点検装置20は傾斜する。なお、この場合、後輪のホイール38,39が接地面G1と接触しているため、後輪のホイール38,39の回転による推進力も加わって、点検装置20は、前進しながら傾斜する。
更に、野縁受け11を登り、点検装置20の傾斜が大きくなると、ホイール36,37は接地面G1から離れる。一方、点検装置20の傾斜により、クローラCr3,Cr4のベルト56が接地面G1に接触し、このベルト56の回転が推進力として加わる。
図6(b)に示すように、前方のクローラCr1,Cr2のプーリー47に巻回された部分のベルト55が、野縁受け11の上面に到達する。ここで、ベルト55におけるプーリー47の巻回部分は、前輪のホイール36,37の外周部の近傍にあるため、前輪のホイール36,37が、野縁受け11に接触する。そして、前輪のホイール36,37が、これらの回転による推進力によって、野縁受け11の上面を乗り越える。なお、この場合、後輪のホイール38,39及びベルト56が接地面G1に接触しているため、これらの回転による推進力も加わって、点検装置20は前進する。
図6(c)に示すように、野縁受け11の上面を前輪のホイール36,37が乗り越えると、ベルト55の部分55bが、野縁受け11の上面に接触する。この場合、接触したベルト55の回転による推進力と、後輪のホイール38,39の回転による推進力とによって、点検装置20は前進する。
図6(d)に示すように、点検装置20の重心位置が、野縁受け11を乗り越えた場合には、点検装置20は、前方が降下するように傾く。これにより、点検装置20の前輪のホイール36,37が接地面G1に着地する。一方、後輪のホイール38,39及びベルト56は、接地面G1から離れる。
そして、接地面G1に接触した前輪のホイール36,37の回転による推進力と、野縁受け11に接触した部分55bのベルト55の回転による推進力によって、点検装置20は前進する。
図6(e)に示すように、前方のクローラCr1,Cr2のプーリー48に巻回された部分のベルト55が、野縁受け11の上面に到着する。ここで、ベルト55におけるプーリー48に巻回部分は、後輪のホイール38,39の外周部の近傍にあるため、後輪のホイール38,39が、野縁受け11に接触する。そして、後輪のホイール38,39が、これらの回転による推進力によって、野縁受け11の上面を乗り越える。なお、この場合、前輪のホイール36,37及びベルト55が接地面G1に接触しているため、これらの回転による推進力も加わって、点検装置20は前進する。
図6(f)に示すように、野縁受け11の上面を後輪のホイール38,39が乗り越えると、ベルト56の部分56aが、野縁受け11の上面に接触する。この場合、接触したベルト56の回転による推進力と、前輪のホイール36,37の回転による推進力とによって、点検装置20は前進する。
その後、後輪のホイール38,39が接地面G1に着地する。更に、点検装置20が前進すると、後方のクローラCr3,Cr4は野縁受け11から離れる。
そして、点検装置20は、ホイール36〜39の回転による推進力により、接地面G1を走行して、前方に進む。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態において、点検装置20は、メカナムホイールで構成されたホイール36〜39と、前方のクローラCr1,Cr2とを備える。クローラCr1,Cr2は、ホイール36〜39の接地面G1よりも高い走行面を形成するベルト55を備える。これにより、乗り越え時にのみ前方のクローラCr1,Cr2を併用して、通常走行時には、ホイール36〜39を用いて、直進移動と中心軸回りの旋回を行なうことができる。そして、障害物が存在する狭い領域で、点検装置20を走行させることができる。更に、高い障害物を乗り越える場合には、大きいホイールが必要となるが、ベルト55の併用により、小さいホイールを用いることができ、点検装置20を小型で軽量化することができる。
(2)本実施形態において、ベルト55は、前方が高い傾斜となる部分55aを、前輪のホイール36,37よりも前方で高い位置に配置する。これにより、プーリー46の下方の部分55aのベルト55を野縁受け11に係合させて、野縁受け11を乗り越えることができる。
(3)本実施形態において、クローラCr1,Cr2の駆動プーリー41,42は、ホイール36,37を駆動する駆動軸31,32に取り付けられる。これにより、クローラCr1,Cr2を駆動させる機構を、ホイール36,37の動力とは別に設ける必要がなく、軽量化することができる。
(4)本実施形態において、前輪のホイール36,37と後輪のホイール38,39との間にベルト55を延在させる。このため、野縁受け11等の乗り越え対象物が、前輪と後輪との間に位置する場合にも、ベルト55の回転による推進力を得ることができる。
(5)本実施形態では、クローラCr1,Cr2のベルト55を、側面から見て後輪のホイール38,39の背面で重なる位置に設けたプーリー48に巻回させることにより、前輪のホイール36,37と後輪のホイール38,39との間にベルト55を延在させる。これにより、前輪と後輪との間に野縁受け11が位置した場合に、前方のクローラCr1,Cr2のベルト55の駆動力によって、点検装置20をスムーズに前進させることができる。
(6)本実施形態において、前輪のホイール36,37と後輪のホイール38,39との間のベルト55の部分55bを、後方が高い傾斜となるように、プーリー47,48を配置する。これにより、前輪のホイール36,37が野縁受け11を乗り越えた直後の点検装置20の全体高さを低くすることができる。従って、天井裏の高さが低い場合においても、点検装置20はスムーズに野縁受け11を乗り越えることができる。
(7)本実施形態において、点検装置20を、重心位置を前方に寄るように構成する。これにより、前輪のホイール36,37が、野縁受け11を乗り越えた際には、前輪を迅速に着地させて、推進力を得ることができる。
(8)本実施形態において、点検装置20は、プーリー51,52、これらに巻回されるベルト56を備えたクローラCr3,Cr4を備える。プーリー51は、後輪のホイール38,39よりも後方に突出し、ベルト56の部分56aが後方を高くして傾斜させた走行面を構成する。これにより、後輪のホイール38,39が、野縁受け11を乗り越えた際には、ベルト56が野縁受け11に係合することにより、ホイール38,39をスムーズに着地させることができる。
(9)本実施形態において、ベルト56を、後輪となるホイール38,39を駆動する駆動軸33,34によって駆動させる。これにより、後方のクローラCr3,Cr4を駆動させる機構を、ホイール38,39の動力と兼用することができる。
(10)本実施形態において、プーリー47に掛かるベルト55の部分と、前輪のホイール36の外周面の位置とを近接させて、側面から見てほぼ同じ位置になるように、プーリー47を配置する。また、プーリー52に掛かるベルト55の位置と、後輪のホイール38の外周面の位置とを近接させて、側面から見てほぼ同じ位置になるように、プーリー52を配置する。これにより、乗り越え対象に接触するベルト55,56とホイール36〜39との切替をスムーズに行なうことができる。
(11)本実施形態において、点検装置20の本体21には、走行用カメラ61を固定する固定部26を設ける。更に、走行用カメラ61からの画像は、遠隔操作装置80の表示部83に表示させる。これにより、走行用カメラ61の画像を確認しながら走行させることができる。
(12)本実施形態において、点検装置20の本体21には、点検装置20の前方及び周囲を照らす前方照明装置21b及び周囲照明装置21dと、これらの光の強度を調整する調光器29とを設けた。これにより、暗い場所照らして、適切な画像を撮影することができる。
また、上記実施形態は、以下のように、変更してもよい。
・上記実施形態においては、プーリー46は、前輪のホイール36,37よりも前方に突出する位置に配置した。プーリー46の位置は、これに限らず、ベルト55の下方の部分55aが、ホイール36,37の外周面よりも前方に突出していれば、ホイール36,37の外周部と一部重なる位置に設けてもよい。
・上記実施形態においては、プーリー46が巻回するベルト55の部分55aの傾斜角度θ1は、約45度に設定した。この傾斜角度θ1は、ホイール36〜39の大きさや、乗り越える障害物の高さ等に応じて変更してもよい。
・上記実施形態においては、後輪のホイール38,39と重なるプーリー48にクローラCr1,Cr2のベルト55を巻回させて、前輪と後輪の間にベルト55を延在させた。前輪のホイール36,37と後輪のホイール38,39との間に延在させる中間ベルトは、クローラCr1,Cr2のベルト55に限定さない。例えば、ベルト56を用いてもよいし、別体のベルトを用いてもよい。ベルト56を用いる場合には、ベルト56を巻回するプーリーを前輪のホイール36,37と重なる位置に設ける。
・上記実施形態においては、前輪のホイール36,37と後輪のホイール38,39との間に延在する部分55bのベルト55は、傾斜角度θ3=約5度となるように、後方が高くなるように構成した。この傾斜角度θ3は、前輪(36,37)と後輪(38,39)の間隔や、乗り越える障害物の高さ等に応じて変更してもよい。
・上記実施形態においては、前方のクローラCr1,Cr2と後方のクローラCr3,Cr4を、左右に対で2つ設けた。クローラCr1〜Cr4は、左右で同じ動きをするため、前方のクローラ及び後方のクローラを本体21の中央に、それぞれ1つずつ設けてもよい。また、後方のクローラを省略してもよい。
・上記実施形態においては、各クローラCr1〜Cr4を、ホイール36〜39の内側に設けた。駆動車輪とクローラの配置は、これに限定されない。例えば、ホイール36〜39の外側に、クローラCr1〜Cr4を配置してもよい。
・上記実施形態では、駆動車輪としてメカナムホイールで構成されたホイール36〜39を用いた。乗り越え時におけるクローラの回転と駆動車輪の回転を同じ方向に駆動できる走行駆動源を用いる機構であれば、駆動車輪の構成は、メカナムホイールに限定されない。
・上記実施形態では、点検装置20には、走行用カメラ61及び記録用カメラの2つのカメラを設けた。走行に用いる画像を撮影するカメラと、記録として保存する画像を撮影するカメラとを1つのカメラで実現してもよい。
・上記実施形態の点検装置20は、前方照明装置21bと、周囲照明装置21dと設けた。照明は、これらに限定されず、撮影可能な明るさにできればよく、どちらか一方であってもよいし、照明装置を更に追加して設置してもよい。
・上記実施形態においては、本発明を、天井裏を点検するための点検装置20に適用した。障害物を乗り越えながら走行する装置であれば、点検装置に限定されない。例えば、床下を走行して点検を行なう装置に適用してもよい。
θ1,θ2,θ3…傾斜角度、G1…接地面、H1,L1…高さ、M1,M2,M3,M4…モータ、SW…電源スイッチ、Cr1,Cr2,Cr3,Cr4…クローラ、11…野縁受け、12…野縁、20…点検装置、21…本体、21a:取付台、21b:前方照明装置、21c:カバー、21d:周囲照明装置、23…前方取付部材、24…後方取付部材、25…駆動源収容部、26,27…固定部、28…バッテリー、29…調光器、31,32,33,34…駆動軸、36,37,38,39…ホイール、41,42,43,44…駆動プーリー、46,47,48,51,52…プーリー、49,50…ガイドプーリー、55,56…ベルト、55a,55b,56a:部分、60…制御部、61…走行用カメラ、62…記録用カメラ、71…通信部、80…遠隔操作装置、81…照明操作部、82…走行操作部、83…表示部、84…撮影操作部。

Claims (7)

  1. 回転方向及び速度を個別に制御可能な複数の駆動車輪を備えた本体と、
    前記複数の駆動車輪の駆動制御により、直進移動と中心軸回りの旋回とを行なう制御部とを備えた移動装置であって、
    前記駆動車輪の前輪より前方に突出し、前記前輪を前進駆動する駆動軸よりも高い位置に配置された第1プーリーと、
    前記駆動車輪の接地面よりも高い位置で、前記第1プーリーに巻回されて前方を高くして傾斜させた走行面を形成する前方ベルトとを備えた前方クローラを設けたことを特徴とする走行装置。
  2. 前記前輪と、前記駆動車輪の後輪との間に延在する中間ベルトを備えたことを特徴とする請求項1に記載の走行装置。
  3. 前記中間ベルトは、前記前方ベルトの一部で構成されており、
    前記中間ベルトの走行面の後方を高くして傾斜させたことを特徴とする請求項2に記載の走行装置。
  4. 前記前方クローラを前進駆動させる駆動プーリーは、前記駆動軸に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の走行装置。
  5. 前記駆動車輪よりも後方に突出する第2プーリーと、
    前記駆動車輪の接地面よりも高い位置で、前記第2プーリーに巻回されて後方を高くして傾斜させた走行面を形成する後方クローラを更に備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の走行装置。
  6. 前記前方を撮影する撮影装置と、
    前記前方を少なくとも照明する照明装置を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の走行装置。
  7. 回転方向及び速度を個別に制御可能な複数の駆動車輪を備えた本体と、
    前記複数の駆動車輪の駆動を制御する制御部とを備えた走行装置の制御方法であって、
    前記走行装置には、前記駆動車輪の接地面よりも高い走行面を形成するように配置された前方ベルトを備えた前方クローラを設け、
    前記前方ベルトは、前記駆動車輪の前方端部から前方に突出し、前記駆動車輪を前進駆動される駆動軸よりも高い位置に配置された第1プーリーに巻回され、前方が高い傾斜となる前記前方クローラの走行面を形成しており、
    前記制御部が、
    直進移動と中心軸回りの旋回とを行なうために、前記駆動車輪の駆動を制御し、
    前記駆動軸の駆動によって、前記前方クローラを前進駆動させることを特徴とする走行装置の駆動方法。
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