JP2019064480A - 走行装置及び走行装置の駆動方法 - Google Patents
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Description
この点検装置20は、略直方体形状の本体21と、4つの駆動車輪としてのホイール36,37,38,39と、各ホイール36〜39に対応する複数のクローラCr1,Cr2,Cr3,Cr4とを備えている。
図2(a)は点検装置20の上面図、図2(b)は点検装置20の側面図、図2(c)は図2(b)の側面図においてホイール36〜39を非表示にした図、図3は前方から見た正面図である。
更に、図2に示すように、取付台21aの下方には、各ホイール36〜39に対応する位置に、4つの駆動源収容部25が取り付けられている。
固定部27よりも後方の取付台21aには、調光器29が設けられている。この調光器29は、前方照明装置21b及び周囲照明装置21dの光の強度を調整する。周囲照明装置21dは、本体21のカバー21cの下方周囲に配置され、点検装置20の周囲を照らす。周囲照明装置21dとしては、LEDテープを用いる。なお、カバー21cは、取付台21aの上面及びその下方外周を覆う。更に、調光器29の後方の取付台21aには、制御基板(図示せず)と、電源スイッチSWとが設けられている。
次に、図1〜図3を用いて、クローラCr1〜Cr4の構成について説明する。クローラCr1〜Cr4は、本体21において左右対称に配置される。そこで、図2(b)及び図2(c)に示されている側面のクローラCr1,Cr3について説明し、対応する反対側のクローラCr2,Cr4については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図2(c)に示すように、前方のクローラCr1は、プーリー46,47,48、駆動プーリー41、ガイドプーリー49,50、ベルト55を備えている。本実施形態においては、プーリー46が、第1プーリーとして機能し、ベルト55は、前方ベルト及び中間ベルトとして機能する。
図2(c)に示すように、後方のクローラCr3は、駆動プーリー43、プーリー51,52及びベルト56を備えている。プーリー51は、第2プーリーとして機能する。プーリー51,52は、後方取付部材24に回転可能に取り付けられ、駆動プーリー43は、駆動軸33に回転可能に取り付けられている。駆動プーリー43、プーリー51,52は、ベルト56の内側で、ベルト56に巻回されている。ベルト56の内周面の全周には、複数の離間した凸形状(図示せず)が形成されており、各プーリー(43,51,52)の外周面には、ベルト56の凸形状に係合する凹凸形状(図示せず)が形成されている。
次に、図4を用いて、点検装置20の制御部60の構成について説明する。
図4に示すように、制御部60は、モータM1〜M4に接続されている。モータM1〜M4は、各ホイール36〜39を、それぞれ個別に駆動する。本実施形態では、各モータM1〜M4として、速度及び回転方向を変更できるスピードコントロールモータを用いる。本実施形態では、各モータM1〜M4は、電気を流して回転する電動式モータであって、制御部60からの電気信号で制御される。
更に、制御部60は、通信部71に接続されている。この通信部71を介して、制御部60は、遠隔操作装置80の走行操作部82からの走行指示を取得する。
走行操作部82は、点検装置20の動き(進行方向、旋回及び速度)を制御する。
表示部83は、ディスプレイ等を備え、走行用カメラ61が撮影した画像を表示する。
撮影操作部84は、記録用カメラ62による撮影を制御する。
次に、図1及び図5を用いて、上述した点検装置20を用いた天井内点検処理について説明する。
次に、点検装置20を起動する(ステップS2)。具体的には、点検装置20の電源スイッチSWをオンにする。この場合、点検装置20は、前方照明装置21b及び周囲照明装置21dを点灯させる。
その後、撮影が完了した場合(ステップS7において「YES」の場合)、遠隔操作装置80の走行操作部82を操作して、点検装置20を点検口まで走行させる(ステップS8)。点検口に到着した点検装置20の電源をオフにし(ステップS9)、点検口から点検装置20を回収する(ステップS10)。
次に、図6を用いて、野縁受け11や野縁12等の障害物に対して、点検装置20の乗り越え動作を説明する。ここでは、天井材上(接地面G1)を走行中に、乗り越え対象物として野縁受け11を乗り越える場合を説明する。
そして、点検装置20は、ホイール36〜39の回転による推進力により、接地面G1を走行して、前方に進む。
(1)本実施形態において、点検装置20は、メカナムホイールで構成されたホイール36〜39と、前方のクローラCr1,Cr2とを備える。クローラCr1,Cr2は、ホイール36〜39の接地面G1よりも高い走行面を形成するベルト55を備える。これにより、乗り越え時にのみ前方のクローラCr1,Cr2を併用して、通常走行時には、ホイール36〜39を用いて、直進移動と中心軸回りの旋回を行なうことができる。そして、障害物が存在する狭い領域で、点検装置20を走行させることができる。更に、高い障害物を乗り越える場合には、大きいホイールが必要となるが、ベルト55の併用により、小さいホイールを用いることができ、点検装置20を小型で軽量化することができる。
・上記実施形態においては、プーリー46は、前輪のホイール36,37よりも前方に突出する位置に配置した。プーリー46の位置は、これに限らず、ベルト55の下方の部分55aが、ホイール36,37の外周面よりも前方に突出していれば、ホイール36,37の外周部と一部重なる位置に設けてもよい。
Claims (7)
- 回転方向及び速度を個別に制御可能な複数の駆動車輪を備えた本体と、
前記複数の駆動車輪の駆動制御により、直進移動と中心軸回りの旋回とを行なう制御部とを備えた移動装置であって、
前記駆動車輪の前輪より前方に突出し、前記前輪を前進駆動する駆動軸よりも高い位置に配置された第1プーリーと、
前記駆動車輪の接地面よりも高い位置で、前記第1プーリーに巻回されて前方を高くして傾斜させた走行面を形成する前方ベルトとを備えた前方クローラを設けたことを特徴とする走行装置。 - 前記前輪と、前記駆動車輪の後輪との間に延在する中間ベルトを備えたことを特徴とする請求項1に記載の走行装置。
- 前記中間ベルトは、前記前方ベルトの一部で構成されており、
前記中間ベルトの走行面の後方を高くして傾斜させたことを特徴とする請求項2に記載の走行装置。 - 前記前方クローラを前進駆動させる駆動プーリーは、前記駆動軸に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の走行装置。
- 前記駆動車輪よりも後方に突出する第2プーリーと、
前記駆動車輪の接地面よりも高い位置で、前記第2プーリーに巻回されて後方を高くして傾斜させた走行面を形成する後方クローラを更に備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の走行装置。 - 前記前方を撮影する撮影装置と、
前記前方を少なくとも照明する照明装置を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の走行装置。 - 回転方向及び速度を個別に制御可能な複数の駆動車輪を備えた本体と、
前記複数の駆動車輪の駆動を制御する制御部とを備えた走行装置の制御方法であって、
前記走行装置には、前記駆動車輪の接地面よりも高い走行面を形成するように配置された前方ベルトを備えた前方クローラを設け、
前記前方ベルトは、前記駆動車輪の前方端部から前方に突出し、前記駆動車輪を前進駆動される駆動軸よりも高い位置に配置された第1プーリーに巻回され、前方が高い傾斜となる前記前方クローラの走行面を形成しており、
前記制御部が、
直進移動と中心軸回りの旋回とを行なうために、前記駆動車輪の駆動を制御し、
前記駆動軸の駆動によって、前記前方クローラを前進駆動させることを特徴とする走行装置の駆動方法。
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59172082U (ja) * | 1983-05-06 | 1984-11-17 | 中部電力株式会社 | 走行装置 |
JPH1067346A (ja) * | 1996-08-29 | 1998-03-10 | Nikon Corp | 走行装置 |
JP2011105137A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Chiba Inst Of Technology | クローラ型走行装置 |
-
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