JP2017061204A - 走行装置 - Google Patents

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雅俊 友政
戸泉 潔
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【課題】ブームの駆動ユニットをブームの本体と一体化させた昇降機構部を備えた走行装置を提供すること。【解決手段】走行可能な筐体と、前記筐体上に設けられた昇降機構部とを備え、前記昇降機構部は、上下に昇降するブームと、前記ブームを支持する台枠と、前記ブームを昇降駆動させる駆動モータとを備え、前記駆動モータは、前記台枠に設けられることを特徴とする走行装置。【選択図】図9

Description

本発明は、走行装置に関し、詳しくは、上下に昇降するブームを備えた走行装置に関する。
今日、荷物を搬送する搬送用ロボットや、建物内および建物周辺や所定の敷地内の状況を監視する監視用ロボットなど、自律的に移動する自律走行型車両が利用されている。また、地震、津波、土砂崩れ等の被災地での被災者の探索、あるいは事故が発生した工場、発電所などの内部の情報収集といった危険地域における活動にも、カメラ、各種センサ、アーム、ブーム等が搭載された自律走行型車両が利用される場合がある(例えば、特許文献1参照)。
ブームは、例えば、先端にカメラを取り付けて上下方向に伸縮することにより、カメラの視野角を広げることができるが、ブームを駆動させる駆動ユニット(シリンダー)は、自律走行型車両の本体内部に装着される。
特開2005−111595号公報
しかしながら、ブームの駆動ユニットを本体内部に装着する構成においては、ブームの取り付け時に本体のフレーム上部を開口しなければならないため、製造時の組立作業およびメンテナンスなどの観点から好ましくない。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、ブームの駆動ユニットをブームの本体と一体化させた昇降機構部を備えた走行装置を提供することを目的とする。
かくして、本発明によれば、走行可能な筐体と、前記筐体上に設けられた昇降機構部とを備え、前記昇降機構部は、上下に昇降するブームと、前記ブームを支持する台枠と、前記ブームを昇降駆動させる駆動モータとを備え、前記駆動モータは、前記台枠に設けられることを特徴とする走行装置が提供される。
本発明の走行装置は、ブームの駆動ユニットをブームの本体と一体化させた昇降機構部を備えることにより、走行装置本体への取り付けおよび取り外しが簡単にできるため、製造時の組立作業およびメンテナンスが容易になる。
本発明の自律走行型監視車両の実施形態1を示す左側面図である。 図1の自律走行型監視車両の平面図である。 実施形態1の自律走行型監視車両における電動車台部の概略構成を説明する右側面図である。 図3(A)のB−B線矢視断面図である。 実施形態1の自律走行型監視車両における撮像部上昇状態を示す左側面図である。 図4の自律走行型監視車両における撮像部上昇状態を示す平面図である。 図1の自律走行型監視車両の外装を除いた左側面図である。 図4の自律走行型監視車両の外装を除いた左側面図である。 図4の自律走行型監視車両の外装を除いた斜視図である。 図8の自律走行型監視車両から昇降機構部を取り外したときの斜視図である。 図9の昇降機構部の一部拡大斜視図である。 図8の自律走行型監視車両に昇降機構部を取り付ける際のボルト締結の説明図である。 実施形態2の自律走行型監視車両における昇降機構部の図10対応図である。 実施形態5の自律走行型監視車両における電動車台部の概略平面図である。
本発明の走行装置は、走行可能な筐体と、前記筐体上に設けられた昇降機構部とを備え、前記昇降機構部は、上下に昇降するブームと、前記ブームを支持する台枠と、前記ブームを昇降駆動させる駆動モータとを備え、前記駆動モータは、前記台枠に設けられることを特徴とする。
また、本発明の走行装置は、次のように構成されてもよく、それらが適宜組み合わされてもよい。
「駆動モータ」の駆動方式としては、減速して軸に動力を伝える方式と、伸縮シリンダ(または直動シリンダ)を用い、直線運動を回転運動に変える方式などがある。
(1)前記台枠は、前記筐体上に着脱可能に設けられていてもよい。
このようにすれば、昇降機構部に不具合等が生じた場合であっても、走行装置の筐体から昇降機構部のみを取り出して修理・交換等を行うことができる。
(2)前記昇降機構部は、前記ブームを制御するための制御基板を前記台枠に備えていてもよい。
このようにすれば、昇降機構部側に設けられた制御基板に昇降機構部のログデータが保持されるため、昇降機構部の交換時期の判定や故障時の解析等を昇降機構部のみで実現することができる。
また、昇降機構部の生産時の品質管理がより容易になる。
(3)前記昇降機構部は、前記筐体とケーブルを接続するための防水中継コネクタを前記台枠に備えていてもよい。
このようにすれば、昇降機構部に設けられた部品を交換する際に、筐体をさわることなく、昇降機構部内でのみ交換が可能となり、屋内での対応が可能となる。
(4)前記駆動モータは、前記筐体上に前記台枠を設けた状態で、前記台枠から着脱可能となる位置に設けられていてもよい。
このようにすれば、駆動モータの故障が生じた際も、駆動モータの点検修理が容易となる。
「前記台枠から着脱可能となる位置に設け」とは、例えば、台枠の上面上に駆動モータを設置するか、台枠の内部に駆動モータを設置し当該駆動モータの上側に切り欠きを形成するか、または、台枠の上面に凹みまたは切り欠きを形成し、当該凹みまたは切り欠き内に駆動モータが収まるように設けることなどがあげられる。
(5)前記筐体は、異なる種類の前記昇降機構部を差し替えて設けることのできる接続部を上部に備えていてもよい。
このようにすれば、さまざまな種類の昇降機構部を差し替えて同じ筐体上に設けることができるため、用途に応じてさまざまな昇降機構部を差し替えて利用することができる。
「異なる種類の前記昇降機構部」とは、異なる仕様(オプションを含む)の昇降機構部である。例えば、ブームが届く高さやブームの大きさ、ブームの種類(シングルアーム型のパンタグラフ機構や枠公差形のパンタグラフ機構など)が異なる昇降機構部があげられる。
「差し替えて設けることのできる接続部」とは、例えば、異なる種類の昇降機構部の台枠を差し替えて設けることができるように、ボルト穴のパターンが設けられた面である。例えば、図13に示すように、筐体の上部において、異なる種類の昇降機構部の台枠のボルト穴に対応する位置にボルト穴のパターンが設けられる。
なお、この発明の「筐体」は、車台本体11によって実現される。また、この発明の「駆動モータ」は、伸縮シリンダ52cによって実現される。
以下、図面を参照しながら本発明の走行装置の一例としての自律走行型監視車両1の実施形態について詳説する。なお、以下の実施例の記載によって、この発明が限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は本発明の自律走行型監視車両の実施形態1を示す左側面図であり、図2は図1の自律走行型監視車両1の平面図である。また、図3(A)は実施形態1の自律走行型監視車両1における電動車台部10の概略構成を説明する右側面図であり、図3(B)は図3(A)のB−B線矢視断面図である。
実施形態1の自律走行型監視車両1は、主として、電動車台部10と、電動車台部10上に設けられた昇降機構部50と、昇降機構部50の先端部に設けられた撮像部としての監視カメラ60を備える。
さらに詳しくは、電動車台部10の前端部上には距離検出部12が設けられ、電動車台部10の後端部上にはWi‐Fiアンテナ71および警告灯72が設けられ、電動車台部10の左右側面および後端面にはCCDカメラ73が設けられ、昇降機構部50の先端部における監視カメラ60の後方位置にはGPSアンテナ74が設けられている。
距離検出部12は、移動する前方領域や路面の状態を確認する機能を有し、光を出射する発光部と、光を受光する受光部と、前記前方空間の所定の複数の測点に向けて前記光が出射されるように、光の出射方向を走査させる走査制御部とを備える。
距離検出部12としては、所定の距離測定領域内の2次元空間または3次元空間に、レーザーを出射し、前記距離測定領域内の複数の測点における距離を測定するLIDAR(Light Detection and Ranging、あるいはLaser Imaging Detection and Ranging:ライダー)を用いることができる。
図示しない制御ユニットは、この自律走行型監視車両1の有する走行機能や監視機能などを実行する部分であり、例えば制御部、人検知部、指示認識部、通信部、指示実行部、記憶部などから構成される。
この自律走行型監視車両1は、走行すべき領域の地図情報と移動経路情報とを予め記憶し、監視カメラ60、距離検出部12およびGPS(Global Positioning System)から取得した情報を利用して、障害物を避けながら、所定の経路を走行するよう構成されている。
この際、自律走行型監視車両1は、特に、監視カメラ60や距離検出部12等を利用して、指示者の姿勢を認識して、その姿勢に予め対応づけられた指示に基づいて、電動車台部10の進行方向前方の状態を確認しながら自走する。例えば、前方に、障害物や段差等が存在することを検出した場合には、障害物に衝突することなどを防止するために、静止、回転、後退、前進等の動作を行って進路を変更し、指示に対応する機能を実行する。
次に、図3(A)および(B)を参照しながら自律走行型監視車両1の走行に関係する構成を説明する。なお、図3(A)において右側の前輪21および後輪22を2点鎖線で示し、図3(B)において後述するスプロケット21b、22b、31b、32bを点線で示している。
<電動車台部10の説明>
電動車台部10は、車台本体11と、車台本体11の前後左右に設けられた4つの車輪と、4つの車輪のうち少なくとも前後一方側の左右一対の車輪を個別に回転駆動する2つの電動モータ41R、41Lと、2つの電動モータ41R、41Lに電力を供給するバッテリ40と、距離検出部12と、図示しない制御ユニットとを備える。
実施形態1の場合、図3(A)および(B)に示すように、電動車台部10は矢印A方向に前進するため、矢印A側の左右の車輪が前輪21、31であり、残りの左右の車輪が後輪22、32であり、左右の前輪21、31が2つの電動モータ41R、41Lにて個別に駆動制御される。
なお、図3(A)および(B)では単に電動車台部10を構成する各構成部およびそれらの配置を説明するものであるため、図3(A)および(B)で示された電動車台部10の各構成部の大きさや間隔等は図1および図2に示された電動車台部10と必ずしも一致するものではない。
車台本体11において、前面13と後面14にはバンパー17f、17rが取り付けられると共に、右側面12Rと左側面12Lには帯状のカバー18が設置され、車台本体11の前後方向に沿って延びている。カバー18の下側には、前輪21、31および後輪22、32をそれぞれ回転支持する車軸21a、31aおよび車軸22a、32aが設けられている。前輪21、31の車軸21a、31aは同一の第1軸心P1上に配置されると共に、後輪22、32の車軸22a、32aは同一の第2軸心P2上に配置されている。
なお、各車軸21a、31a、22a、32aは、動力伝達部材によって結合されない場合は、独立して回転可能となっている。
右および左のそれぞれ一対の前輪21、31と後輪22、32は、動力伝達部材であるベルト23、33によって連動する。具体的には、右側の前輪21の車軸21aにはスプロケット21bが設けられ、後輪22の車軸22aにはスプロケット22bが設けられる。また、前輪21のスプロケット21bと後輪22のスプロケット22bとの間には、例えばスプロケット21b、22bと歯合する突起を内面側に設けたベルト23が巻架されている。同様に、左側の前輪31の車軸31aにはスプロケット31bが設けられると共に、後輪32の車軸32aにはスプロケット32bが設けられており、前輪31のスプロケット31bと後輪32のスプロケット32bとの間には、ベルト23と同様の構造を持つベルト33が巻架されている。
したがって、右と左の前輪と後輪(21と22、31と32)は、ベルト(23、33)によって連結駆動されるので、一方の車輪を駆動すればよい。実施形態1では、前輪21、31を駆動する場合を例示している。一方の車輪21、31を駆動輪とした場合に、他方の車輪22、32は、動力伝達部材であるベルト23、33によってスリップすることなく駆動される従動輪として機能する。
前輪と後輪とを連結駆動する動力伝達部材としては、スプロケット21b、31bとこのスプロケット21b、31bに歯合する突起を設けたベルト23、33を用いるほか、例えば、スプロケット21b、31bとこのスプロケット21b、31bに歯合するチェーンを用いてもよい。さらに、スリップが許容できる場合は、摩擦の大きなプーリーとベルト23、33を動力伝達部材として用いてもよい。ただし、駆動輪と従動輪の回転数が同じとなるように動力伝達部材を構成する。
図3(A)と(B)では、前輪(21、31)が駆動輪に相当し、後輪(22、32)が従動輪に相当する。
車台本体11の底面15の前輪側には、右側の前後輪21、22を駆動するための電動モータ41Rと、左側の前後輪31、32を駆動するための電動モータ41Lの2つのモータが設けられている。右側の電動モータ41Rのモータ軸42Rと右側の前輪21の車軸21aとの間には、動力伝達機構としてギアボックス43Rが設けられている。同様に、左側の電動モータ41Lのモータ軸42Lと左側の前輪31の車軸31aとの間には、動力伝達機構としてギアボックス43Lが設けられている。ここでは、2つの電動モータ41R、41Lは車台本体11の進行方向(矢印A方向)の中心線CLに対して左右対称となるように並列配置されており、ギアボックス43R、43Lもそれぞれ電動モータ41R、41Lの左右外側に配設されている。
ギアボックス43R、43Lは、複数の歯車や軸などから構成され、電動モータ41R、41Lからの動力をトルクや回転数、回転方向を変えて出力軸である車軸21a、31aに伝達する組立部品であり、動力の伝達と遮断を切替えるクラッチを含んでいてもよい。なお、一対の後輪22、32はそれぞれ軸受44R、44Lによって軸支されており、軸受44R、44Lはそれぞれ車台本体11の底面15の右側面12R、左側面12Lに近接させて配設されている。
以上の構成により、進行方向右側の前後輪21、22と、左側の前後輪31、32とは、独立して駆動することが可能となる。すなわち、右側の電動モータ41Rの動力はモータ軸42Rを介してギアボックス43Rに伝わり、ギアボックス43Rによって回転数、トルクあるいは回転方向が変更されて車軸21aに伝達される。そして、車軸21aの回転によって前輪21が回転するとともに、車軸21aの回転は、スプロケット21b、ベルト23、および、スプロケット22bを介して後方の車軸22aに伝わり、後輪22を回転させることになる。左側の電動モータ41Lからの前輪31および後輪32への動力の伝達については上記した右側の動作と同様である。
右と左の電動モータ41R、41Lの回転数が同じである場合、各ギアボックス43R、43Lのギア比(減速比)を同じにすれば、自律走行型監視車両1は前進あるいは後進を行うことになる。自律走行型監視車両1の速度を変更する場合は、各ギアボックス43R、43Lのギア比を同じ値に維持しつつ変化させればよい。
また、進行方向を変える場合は、各ギアボックス43R、43Lのギア比を変更して、右側の前輪21および後輪22の回転数と左側の前輪31および後輪32の回転数とに、回転差を持たせればよい。さらに、各ギアボックス43R、43Lからの出力の回転方向を変えることにより、右と左の車輪の回転方向を反対にかつ回転速度を同じにすることで、一対の前輪21、31および一対の後輪22、32の4つの接地中心点G21、G31、G22、G32で囲まれた矩形エリアの中心点CPを中心とした定置旋回が可能になる。なお、実施形態1の場合、車台本体11の中央部が前記中心点CPとほぼ一致するように設定される。
自律走行型監視車両1を定置旋回させる場合は、前後の車輪の角度を可変にするステアリング機構が設けられていないため、前後の車輪の間隔(ホイールベース)が大きいほど、車輪にかかる抵抗が大きくなり、旋回のために大きな駆動トルクが必要となる。しかし、各ギアボックス43R、43L内のギア比は可変にしているので、旋回時の車輪の回転数を下げるだけで車輪に大きなトルクを与えることができる。
例えば、ギアボックス43R内のギア比として、モータ軸42R側のギアの歯数を10、中間ギアの歯数を20、車軸21a側のギアの歯数を40とした場合、車軸21aの回転数はモータ軸42Rの1/4の回転数となるが、4倍のトルクが得られる。そして、更に回転数が小さくなるようなギア比を選択することによって、より大きなトルクを得ることができるため、不整地や砂地などの車輪に係る抵抗が大きな路面であっても旋回が可能となる。
ここで、車輪としては、特に限定されるものではなく、実施形態1の場合、各前後輪21、22、31、32は同じものが使用される。すなわち、図1に示すように、前輪31および後輪32は、車輪本体31Wa、32Waと、車輪本体31Wa、32Waの外周部に取り付けられて空気を充填されたタイヤ31Wb、32Wbとを有してなる。右側の前後輪21、22も同様である。
少なくとも駆動輪である左右の前輪21、31が空気を充填されたタイヤ21Wb、31Wbを備えるものであることにより、自律走行型監視車両1の凹凸路面の走行時において、左右の前輪21、31のタイヤ21Wb、31Wbによって振動を吸収することができるため、左右の前輪21、31に近い位置に配置された監視カメラ60の画像ブレをより小さく抑えることができる。
また、この自律走行型監視車両1は、モータ軸42R、42Lと車軸21a、31aとの間にギアボックス43R、43Lを設けているため、前輪21、31からの振動が直接モータ軸42R、42Lに伝わることがない。さらに、ギアボックス43R、43Lに動力の伝達と切り離し(遮断)を行うクラッチを設けておき、電動モータ41R、41Lの非通電時には、電動モータ41R、41L側と駆動軸となる車軸21a、31aとの間の動力伝達を遮断しておくことが望ましい。これにより、仮に停止時に車台本体11に力が加わり車輪が回転しても、電動モータ41R、41Lには回転が伝わらないため、電動モータ41R、41Lに逆起電力が発生することはなく、電動モータ41R、41Lの回路を損傷するおそれもない。
このように、右と左それぞれの前輪21、31と後輪22、32を動力伝達部材で連結し、前輪21、31側に配置した2つの電動モータ41R、41Lで駆動可能するようにして4輪を駆動しているので、後輪22、32専用の電動モータ、さらに、この電動モータと後輪22、32との間に必要な後輪22、32専用のギアボックスを設ける必要がなく、後輪22、32専用の電動モータやギアボックスのための設置スペースを削減することができる。
上記したように、車台本体11の底面15の前輪21、31側には2つの電動モータ41R、41Lを進行方向右側と左側に配置し、さらに各電動モータ41R、41Lのそれぞれの右側と左側にギアボックス43R、43Lを配置しているが、底面15の後輪22、32側には軸受44R、44Lを配置しているだけであるため、車台本体11の底面15には、その中央位置から例えば車体の後端までに亘って、広い収容スペース16を確保できる。
各電動モータ41R、41Lは、例えばリチウムイオン電池などのバッテリ(充電池)40を動力源とし、バッテリ40を収容スペース16に設置する。具体的には、バッテリ40は、例えば直方体の外形をなし、図3(B)に示すように、底面15の略中央位置に載置することが可能である。また、車台本体11の後面14は例えば上面あるいは底面15に対して開閉可能に構成し、収容スペース16へのバッテリ40の出し入れを容易にすることが望ましい。これにより、長時間走行を実現させるための大容量のバッテリ40を車台本体11の収容スペース16に搭載可能になり、また、バッテリ40の交換、充電、点検などの作業は、後面14から容易に実施可能になる。さらに、バッテリ40を底面15に配置することができるため、車台本体11の重心が低く、安定した走行が可能な電動車両を得ることができる。
<昇降機構部50および撮像部の説明>
図4は実施形態1の自律走行型監視車両1における撮像部上昇状態を示す左側面図であり、図5は図4の自律走行型監視車両1における撮像部上昇状態を示す平面図であり、図6は図1の自律走行型監視車両1の外装を除いた左側面図であり、図7は、図4の自律走行型監視車両1の外装を除いた左側面図であり、図8は、図4の自律走行型監視車両1の外装を除いた斜視図である。
図1、図2、図4および図5〜図8に示すように、実施形態1の場合、昇降機構部50は、撮像部である監視カメラ60を電動車台部10に対して上下および前後方向に移動させるよう構成されている。
さらに詳しく説明すると、昇降機構部50としては、上下および前後方向に揺動するブーム52を有するリンク機構、具体的には、シングルアーム形のパンタグラフ機構における上半部分が用いられている。
すなわち、この昇降機構部50は、車台本体11上に固定される前後方向に延びる台枠51と、台枠51の後端部に左右軸心廻りに揺動可能に設けられた前記ブーム52と、ブーム52の先端に設けられた平衡部53と、台枠51内に設けられてブーム52を上下に揺動させる伸縮シリンダ52cとを備える。
台枠51は、前端部上に下降したブーム52を支持する支持部51aを有すると共に、後端部にブーム52の基端部を枢支する枢着部51bを有している。
ブーム52は、主枠52aと、主枠52aに沿って設けられた平衡部支持ロッド52bとを有する。
また、図7に示すように、外装を除いたとき、主枠軸52afは主枠52aに対応し、平衡部支持ロッド軸52bfは、平衡部支持ロッド52bに対応する。
主枠52aの基端部は、台枠51の枢着部51bに回転可能に枢着された第1基端軸f11に固定されると共に、主枠52aの先端部は平衡部53に第1先端軸f12を介して枢着されている。
平衡部支持ロッド52bの基端部は、台枠51の枢着部51bに枢着された第2基端軸f21に固定されると共に、平衡部支持ロッド52bの先端部は平衡部53に第2先端軸f22を介して枢着されている。
伸縮シリンダ52cとしては、電動式、油圧式あるいは空気圧式シリンダを用いることができる。
伸縮シリンダ52cの基端部は台枠51または車台本体11に上下揺動可能に枢着され、伸縮シリンダ52cの先端部はアーム52dを介して第1基端軸f11に連結されている。このとき、伸縮シリンダ52cの先端部はアーム52dの一端に枢着され、アーム52dの他端は第1基端軸f11に固定されている。
平衡部53は、ブーム52が上下方向に揺動しても監視カメラ60およびGPSアンテナ74の正常な姿勢を安定的に保つ平衡装置である。
監視カメラ60は、特に限定されるものではなく、例えば、ドーム型カメラ(パンチルトズーム(PTZ)カメラを含む)、ボックス型カメラ、ハウジングカメラ、赤外線暗視カメラ、望遠カメラ等を用いることができ、電動車台部10の前方および左右の空間領域を撮影できるよう平衡部53上に設置されている。なお、自律走行型監視車両1を屋外で使用する場合は監視カメラ60に防水機能が付加される。
さらにドーム型カメラとしては、水平および垂直方向のレンズ画角が広いタイプ(例えば、水平180°程度、垂直90°程度)、高解像度タイプ(例えば、3840×2160ピクセル)、カラー撮影可能なタイプ、人を検知した場合にのみ撮影するタイプ、人を検知し顔をクローズアップして追跡するタイプ、暗闇での撮影が可能な赤外線暗視タイプ等を使用してもよい。
次に、昇降機構部50の動作について説明する。
図1、図2および図6では昇降機構部50が下降した状態が示されており、このとき、伸縮シリンダ52cは伸長している。昇降機構部50を上昇させる場合、伸縮シリンダ52cを短縮させる。これにより、伸縮シリンダ52cの先端部と枢着したアーム52dが前方へ引き寄せられると共に、アーム52dと第1基端軸f11と主枠52aとが上方(矢印E方向)へ一体的に揺動する。また、主枠52aが上方へ揺動することにより、平衡部53を介して主枠52aの先端部と連結した平衡部支持ロッド52bが上方(矢印E方向)へ持ち上げられる。
このとき、主枠52aに対して平衡部支持ロッド52bが平行のまま位置ずれすることによって平衡部53の第2先端軸f22が平衡部支持ロッド52bの方へ引き寄せられるため、平衡部53およびその上に設置された監視カメラ60およびGPSアンテナ74の正常姿勢が下降位置から上昇位置まで保たれる。
なお、伸縮シリンダ52cを伸長していくと、ブーム52は前記と逆に動作して図4の上昇状態から図1の下降状態となる。
前記構成を有する昇降機構部50の平衡部53上に設置された監視カメラ60は、平面的に視て、電動モータ41R、41Lにて回転駆動される左右一対の前輪21、31間の第1軸心P1上の中間点MPから所定半径Rの円形CRの領域内、すなわち、中間点MPを中心とする近傍の周囲領域に配置されている。
このとき、車両走行時に監視カメラ60が障害物に衝突しないよう、所定半径Rは中間点MPから平面的に視た電動車台部10の外周端部までの距離よりも短く設定される。
なお、実施形態1の場合、図3(B)で示した一対の前輪21、31および一対の後輪22、32の4つの接地中心点G21、G31、G22、G32において、接地中心点G21、G22間およびG31、G32間の距離は450〜550mm程度であり、接地中心点G21、G31間およびG22、G32間の距離は650〜750mm程度であり、半径Rは700〜800mm程度である。また、下降位置の監視カメラ60の高さは850〜1050mm程度であり、上昇位置の監視カメラ60の高さは1650〜1900mm程度である。
さらに、監視カメラ60は、円形CRの領域内における第1軸心P1の中間点MPと直交する前後方向の中心線CL上に配置されている。これにより、自律走行型監視車両1の左旋回時と右旋回時とで同等の画像ブレ抑制効果を得ることができる。
また、図2に示した下降位置の監視カメラ60は中間点MPよりも前方に配置され、図5に示した上昇位置の監視カメラ60は中間点MPよりも後方に配置されるが、いずれも円形CRの領域内にある。すなわち、昇降機構部50によって昇降する監視カメラ60の平面的に視た移動範囲が円形CRの領域内に収まるため、下降位置にある監視カメラ60による周辺空間の撮影時は無論のこと、上昇位置にある監視カメラ60によって周辺空間を旋回しながら撮影する際のブーム52の先端の監視カメラ60の揺れが抑えられて画像ブレが抑制される。
また、右の前後輪21、22または左の前後輪31、32が等速度で相互に逆回転した場合、自律走行型監視車両1は中心点CPを中心に定置旋回する。このとき、図5に示すように上昇位置にある監視カメラ60はほぼ回転中心に位置するため揺れが抑えられ、画像ブレも抑えられる。よって、中間点MPからの所定半径Rにて形成される円形CRの領域は中心点CPを含むことが好ましい。
<伸縮シリンダ52cの設置の一例>
図9は、図8の自律走行型監視車両1から昇降機構部50を取り外したときの斜視図であり、図10は、図9の昇降機構部50の一部拡大斜視図であり、図11は、図8の自律走行型監視車両1に昇降機構部50を取り付ける際のボルト締結の説明図である。
図9および図11に示すように、昇降機構部50は、電動車台部10に着脱可能に設けられている。
図11において、破線bl1〜bl7は、昇降機構部50の台枠51および電動車台部10の上面にボルトを差し込むボルト穴の対応関係を示している。
昇降機構部50の台枠51および電動車台部10の上面のボルト穴にボルトを差し込んで締結することにより、図8に示すように、昇降機構部50を電動車台部10上に固定することができる。
また、ボルト穴からボルトを取り外すことにより、図9に示すように、昇降機構部50を電動車台部10上から取り外すことができる。
図10に示すように、伸縮シリンダ52cは、台枠51の上部に設けられている。このように、伸縮シリンダ52cは台枠51と一体となって、昇降機構部50に組み込まれているため、生産時の組み立てやメンテナンスが容易となる。
(実施形態2)
図12は、実施形態2の自律走行型監視車両1における昇降機構部50の図10対応図である。なお、図12において、図10中の要素と同様の要素には同一の符号を付している。
図12に示すように、実施形態1の自律走行型監視車両1において、昇降機構部50は、台枠51内に制御基板100を備えていてもよい。この場合、制御基板100を格納するスペースを確保するため、台枠51の高さおよび幅を所定の長さに定める。
このようにすることで、制御基板100に昇降機構部50のログデータが保持されるため、昇降機構部50の交換時期の判定や故障時の解析等を昇降機構部50のみで実現することができる。
(実施形態3)
実施形態1または2の自律走行型監視車両1において、昇降機構部50は、電動車台部10とケーブルを接続するため、図示しない防水中継コネクタを台枠51に設けるものであってもよい。
電動車台部10および昇降機構部50を着脱可能とし、電動車台部10から昇降機構部50を取り外したとき、台枠51内に格納された伸縮シリンダ52cなどの駆動モータや制御基板100などの電子回路がむき出しになるおそれがある。
しかしながら、上のように防水中継コネクタを台枠51に設けることで、伸縮シリンダ52cなどの駆動モータや制御基板100などの電子回路を風雨にさらすことなく保護することができる。また、屋外、特に悪天候下においても、昇降機構部50の交換等を行うことが可能となる。
(実施形態4)
実施形態1〜3の自律走行型監視車両1において、昇降機構部50は、台枠51の上部に着脱可能となるように、伸縮シリンダ52cを備えるものであってもよい。
図10に示すように、伸縮シリンダ52cは、台枠51の上面の切り欠き内にボルトで締結される。
このようにすることで、ボルトを外すだけで伸縮シリンダ52cを台枠51から取り出すことが可能となるため、伸縮シリンダ52cの故障が生じた際も、伸縮シリンダ52cの点検修理が容易となる。
(実施形態5)
図13は、実施形態5の自律走行型監視車両1における電動車台部10の概略平面図である。
実施形態1〜4の自律走行型監視車両1において、電動車台部10の上面は異なる種類の昇降機構部50を差し替えて着脱可能な接続部を備えるものであってもよい。
図13に示すように、異なる種類の昇降機構部50の台枠51の図示しないボルト穴に対応するボルト穴bh1〜bh6(実線)およびボルト穴bh11〜bh16(破線)を備えるようにしてもよい。
このようにすることで、異なる種類の昇降機構部50を差し替えて同じ電動車台部10上に設けることができるため、用途に応じてさまざまな昇降機構部50を差し替えて利用することができる。
また、共通の台枠51に異なる昇降機構部50を設ける構成であってもよい。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1:自律走行型監視車両、 10:電動車台部、 11:車台本体、 12:距離検出部、 12R:右側面、 12L:左側面、 13:前面、 14:後面、 15:底面、 16:収容スペース、 17f,17r:バンパー、 18:カバー、 21,31:前輪、 21a,22a,31a,32a:車軸、 21b,22b,31b,32b:スプロケット、 21Wa,22Wa,31Wa,32Wa:車輪本体、 21Wb,22Wb,31Wb,32Wb:タイヤ、 22,32:後輪、 23,33:ベルト、 40:バッテリ、 41R,41L:電動モータ、 42R,42L:モータ軸、 43R,43L:ギアボックス、 44R,44L:軸受、 50:昇降機構部、 51:台枠、 51a:支持部、 51b:枢着部、 52:ブーム、 52a:主枠、 52af:主枠軸、 52bf:平衡支持ロッド軸、 52b:平衡部支持ロッド、 52c:伸縮シリンダ、 52d:アーム、 53:平衡部、 60:監視カメラ、 71:Wi‐Fiアンテナ、 72:警告灯、 73:CCDカメラ、 74:GPSアンテナ、 100:制御基板、 A,E:矢印、 bl1〜bl7:破線、 bh1〜bh6,bh11〜bh16:ボルト穴、 CL:中心線、 CP:中心点、 CR:円形、 f11:第1基端軸、 f12:第1先端軸、 f21:第2基端軸、 f22:第2先端軸、 G21,G31,G22,G32:接地中心点、 MP:中間点、 P1:第1軸心、 P2:第2軸心、 R:所定半径

Claims (6)

  1. 走行可能な筐体と、前記筐体上に設けられた昇降機構部とを備え、
    前記昇降機構部は、上下に昇降するブームと、前記ブームを支持する台枠と、前記ブームを昇降駆動させる駆動モータとを備え、
    前記駆動モータは、前記台枠に設けられることを特徴とする走行装置。
  2. 前記台枠は、前記筐体上に着脱可能に設けられる請求項1に記載の走行装置。
  3. 前記昇降機構部は、前記ブームを制御するための制御基板を前記台枠に備える請求項1または2に記載の走行装置。
  4. 前記昇降機構部は、前記筐体とケーブルを接続するための防水中継コネクタを前記台枠に備える請求項1〜3のいずれか1つに記載の走行装置。
  5. 前記駆動モータは、前記筐体上に前記台枠を設けた状態で、前記台枠から着脱可能となる位置に設けられる請求項1〜4のいずれか1つに記載の走行装置。
  6. 前記筐体は、異なる種類の前記昇降機構部を差し替えて設けることのできる接続部を上部に備える請求項1〜5のいずれか1つに記載の走行装置。
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