JP2019063014A - 吸収体の製造方法 - Google Patents

吸収体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019063014A
JP2019063014A JP2017188993A JP2017188993A JP2019063014A JP 2019063014 A JP2019063014 A JP 2019063014A JP 2017188993 A JP2017188993 A JP 2017188993A JP 2017188993 A JP2017188993 A JP 2017188993A JP 2019063014 A JP2019063014 A JP 2019063014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
base portion
absorbent
along
connected body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017188993A
Other languages
English (en)
Inventor
小林 賢司
Kenji Kobayashi
賢司 小林
裕史 佐々木
Yuji Sasaki
裕史 佐々木
慎吾 工藤
Shingo Kudo
慎吾 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2017188993A priority Critical patent/JP2019063014A/ja
Priority to CN201880061597.7A priority patent/CN111107816B/zh
Priority to PCT/JP2018/027088 priority patent/WO2019064841A1/ja
Priority to TW107127435A priority patent/TWI698229B/zh
Publication of JP2019063014A publication Critical patent/JP2019063014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators

Abstract

【課題】切り込み部を有する基材シートに安定した接着剤の塗工及びポリマー散布ができ、生産性の高い吸収体の製造方法を提供すること。【解決手段】本発明の吸収体の製造方法は、帯状の基材シートに、搬送方向に沿って延び、且つ幅方向に間隔を空けた複数条の切り込み部を間欠的に形成して、搬送方向に隣り合う切り込み部間に配される非切断部を介して、複数本の長尺状基体部が幅方向に連結した長尺状基体部連結体を形成する切り込み部形成工程と、長尺状基体部連結体の一方の面に接着剤を塗工する塗工工程と、接着剤が塗工された面上に吸水性ポリマーの粒子を散布して、接着剤を介して吸水性ポリマーの粒子を長尺状基体部連結体に固定するポリマー散布工程と、搬送方向に沿って隣り合う切り込み部どうしを連結させるように非切断部を切断することで、長尺状基体部連結体を複数本の長尺状基体部に切り離して吸収性ユニットを形成する切り離し工程とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、吸収体の製造方法に関する。
一般的に、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド等の吸収性物品に用いられる吸収体は、空気流に乗せてパルプ繊維及び吸水性ポリマーを含む吸収体の原料を、回転ドラムの外周面に形成された凹部に吸引して堆積させ、次いで、該凹部内に堆積した積繊体を透水性のシート材で被覆して製造されている。しかし、吸水性ポリマーの重量は、パルプ繊維の重量に比べて非常に重く、吸水性ポリマーの分散が不均一なものとなり易い。このように不均一な吸収体では、ゲルブロッキング等の膨潤阻害が発生し易く吸水性ポリマーの吸収性能を最大限に発揮することができない。
吸収体の製造時における吸水性ポリマーの不均一な分散を改善し、吸水性ポリマーの吸収性能を最大限に発揮するために、特許文献1ないし3には、基材シートをカットして形成された長尺状基体部の一方の面の表面に吸水性ポリマーの粒子を散布して、その表面に吸水性ポリマーを固定した吸収性ユニットを複数本具備している吸収性物品用のシート状物の製造方法が記載されている。
特開2017−070498号公報 特開2017−070500号公報 特開2017−070501号公報
しかし、特許文献1ないし3のシート状物は、基材シートがカットされて長尺状基体部が形成された後で、吸水性ポリマーを固定するために基材シート表面に接着剤を塗工する工程、及び吸水性ポリマーの粒子を散布する工程に供される場合に、基材シートの搬送時におけるばたつきや、ばたつきに起因した長尺状基体部どうしの乱れが生じ、各長尺状基体部に均一且つ安定した接着剤の塗工及びポリマー散布ができない可能性があった。
したがって、本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収体の製造方法及びこれに好適に用いられる製造装置を提供することにある。
本発明は、横方向と、該横方向よりも長さの長い縦方向と、厚み方向とを有する長尺状基体部、及び該長尺状基体部の少なくとも一方の面に接着剤を介して固定された吸水性ポリマーの粒子を備えた吸収性ユニットを複数本具備する吸収体の製造方法であって、
搬送される帯状の基材シートに、搬送方向に沿って延び、且つ該搬送方向に直交する方向である幅方向に間隔を空けた複数条の切り込み部を、前記搬送方向に沿って間欠的に形成することで、前記搬送方向に隣り合う該切り込み部間に配される非切断部を介して、複数本の前記長尺状基体部が前記幅方向に連結した長尺状基体部連結体を形成する切り込み部形成工程と、
前記長尺状基体部連結体の一方の面に接着剤を塗工する塗工工程と、
前記接着剤が塗工された面上に吸水性ポリマーの粒子を散布して、該接着剤を介して該吸水性ポリマーの粒子を前記長尺状基体部連結体に固定するポリマー散布工程と、
前記搬送方向に沿って隣り合う前記切り込み部どうしを連結させるように前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離して複数本の前記吸収性ユニットを形成する、切り離し工程とを備える、吸収体の製造方法を提供するものである。
また本発明は、横方向と、該横方向よりも長さの長い縦方向と、厚み方向とを有する長尺状基体部、及び該長尺状基体部の少なくとも一方の面に接着剤を介して固定された吸水性ポリマーの粒子を備えた吸収性ユニットを複数本具備する吸収体の製造装置であって、
搬送される帯状の基材シートに、搬送方向に沿って延び、且つ該搬送方向に直交する方向である幅方向に間隔を空けた複数条の切り込み部を、前記搬送方向に沿って間欠的に形成することで、前記搬送方向に隣り合う該切り込み部間に配される非切断部を介して、複数本の前記長尺状基体部が前記幅方向に連結した長尺状基体部連結体を形成する基材シート切断部と、
前記長尺状基体部連結体の一方の面に接着剤を塗工する接着剤塗工部と、
前記接着剤が塗工された面上に吸水性ポリマーの粒子を散布して、該接着剤を介して該吸水性ポリマーの粒子を前記長尺状基体部連結体に固定する吸水性ポリマー散布部と、
前記搬送方向に沿って隣り合う前記切り込み部どうしを連結させるように前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離して複数本の前記吸収性ユニットを形成する、切り離し部とを備える、吸収体の製造装置を提供するものである。
本発明によれば、安定した接着剤の塗工及びポリマー散布ができ、吸収体を高い生産性で製造することができる。
図1は、吸収体の製造装置の一実施形態を示す概略図である。 図2は、図1に示す製造装置における切断装置の概略斜視図である。 図3(a)ないし(d)は、基材シートに形成された切り込み部及び非切断部の形態を示す概略図である。 図4は、切り離し部における長尺状基体部連結体を複数本の長尺状基体部に切り離す切り離し工程の概略斜視図である。 図5(a)及び(b)は、本発明の製造方法によって製造された吸収体の概略斜視図である。 図6は、図5(a)における吸収体のI−I面での断面図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の吸収体の製造装置10の一実施形態が模式的に示されている。なお以下の説明では、「縦方向」又は「回転方向」は基材シート22の搬送方向Xと同一の方向(長手方向)を指し、「横方向」、「幅方向」又は「軸方向」は基材シート22の搬送方向Xに直交する方向(Y方向)を指す。
製造装置10は、製造工程の上流側から下流側に向けて、基材シート切断部20、接着剤塗工部30、吸水性ポリマー散布部40及び切り離し部70を、この順で備えている。
基材シート切断部20は、原反ロール21から搬送された帯状の基材シート22を案内するガイドロール23と、基材シート22を下流側に搬送させつつ切断して、基材シート22の搬送方向Xに延びる複数条の切り込み部2を搬送方向Xに間欠的に形成して、長尺状基体部連結体22Aとする切断装置24とを備えている。基材シート22の切断には、シェアカット装置、スコアカット装置、レーザー切断装置などの公知の切断装置を特に制限なく用いることができる。切り込み部2については、後に詳述する。
図2に示すように、基材シート切断部20の切断装置24は、複数のカッター刃が配されたロータリーダイカッター24Aと、周面が平坦な受けロール24Bとを備えている。ロータリーダイカッター24Aに配された複数のカッター刃24a,24a・・・は、ロータリーダイカッター24Aの回転方向(縦方向X)に沿って延び、且つロータリーダイカッター24Aの軸方向(横方向Y)に間隔を置いて並んで配置されている。ロータリーダイカッター24Aにおいて、その回転方向に沿って隣り合うカッター刃24aの間には、ロータリーダイカッター24Aの周面にカッター刃24aが存在しない平坦部24bが設けられている。平坦部24bは、ロータリーダイカッター24Aの軸方向に沿って延びている。回転方向における平坦部24bの周面長、つまり搬送方向Xに沿って隣り合うカッター刃24aどうしの間隔は、基材シート22に形成された搬送方向Xに沿って延びる非切断部3の長さに対応している。非切断部3については、後に詳述する。また、ロータリーダイカッター24Aにおいて、幅方向Yに隣り合うカッター刃24aどうしの間隔は、基材シート22に形成された幅方向Yで隣接する切り込み部2どうしの間隔に対応している。
基材シート切断部20の下流側に位置する接着剤塗工部30は、切り込み部2及び非切断部3が形成された基材シート22(長尺状基体部連結体22A)の一方の面(上面)の表面に接着剤31を塗工する部分である。図1に示す製造装置10では、接着剤塗工部30は基材シート22の一面に対向する上方に塗工ヘッド32を備えている。塗工ヘッド32は、基材シート22の幅方向Yに対応する長さを有するように形成されている。塗工ヘッド32には、基材シートに接触させ塗工する方式など各種公知の塗工装置を特に制限なく用いることができる。
接着剤塗工部30の下流側に位置する吸水性ポリマー散布部40は、接着剤31が塗工された長尺状基体部連結体22Aの面上に吸水性ポリマー41の粒子を散布する部分である。図1に示す製造装置10では、吸水性ポリマー散布部40は基材シート22の上方にポリマー導入部42を備えている。ポリマー導入部42は、基材シート22の幅方向Yに対応する長さを有するように形成されている。ポリマー導入部42には、各種公知の塗工装置を特に制限なく用いることができる。
図1に示す製造装置10においては、接着剤塗工部30及び吸水性ポリマー散布部40が一体化した装置(以下、この装置を「一体化装置50」ともいう。)を用いているが、接着剤塗工部30及び吸水性ポリマー散布部40はそれぞれ別個に設けられていてもよい。一体化装置50を用いる場合には、該装置における上流側に接着剤塗工部30が配され、下流側に吸水性ポリマー散布部40が配された構成となっていればよい。
図1に示すように、製造装置10には、一体化装置50に対向する位置であって、搬送される基材シート22の下面側にバキュームコンベア60が配されていてもよい。バキュームコンベア60は、切り込み部2及び非切断部3が形成された基材シート22をバキュームコンベア60側へ吸引し、基材シート22の一方の面上に接着剤の塗工と吸水性ポリマーの散布とを行いやすくするためのものである。バキュームコンベア60上には、切り込み部2及び非切断部3が形成された基材シート22(長尺状基体部連結体22A)が配されるようになっている。バキュームコンベア60は、駆動ロール61及び複数の従動ロール62に架け渡された無端状の通気性ベルト63と、通気性ベルト63を挟んで一体化装置50に対向する位置に配されたサクションボックス64とを備えている。
図1に示す製造装置10においては、基材シート22の搬送方向Xの最も下流側に、切り離し部70が設けられている。切り離し部70は、吸水性ポリマー41の粒子が固定された長尺状基体部連結体22Aにおける搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2どうしを連結させるように非切断部3を切断するものである。本実施形態においては、切り離し部70は、吸水性ポリマー41の粒子が固定された長尺状基体部連結体22Aに面方向に沿って互いに逆向きの二方向に外向きの力を加えることが可能となるように構成されており、この外向きの力によって非切断部3を切断する。切り離し部70は、公知のロール又は装置等を特に制限なく用いることができる。基材シート22の幅方向Yに沿って外向きの力を加えることが可能となる切り離し部70の構成としては、例えばクラウンロール、エキスパンダーロール等といった、周面又は回転軸の軸方向(横方向Y)の中央域が、該中央域の側方に位置する側方域よりも突出して、外向きの凸形状となっている弓形湾曲ロール等が挙げられる。基材シート22の搬送方向Xに沿って外向きの力を加えることが可能となる切り離し部70の構成としては、例えばテンションロールによって基材シート22に張力を発生させ、基材シート22の搬送方向X(縦方向X)に外力を発生させる構成等が挙げられる。切り離し部70のその他の構成としては、例えば塗工ヘッドによる接触抵抗や、超音波による振動等の外力を長尺状基体部連結体22Aに加えることによって非切断部3を切断することもできる。
以上の説明は、本発明の吸収体の製造に好適に用いられる製造装置10に関する説明であったところ、以下に製造装置10を用いた吸収体の製造方法について説明する。本製造方法は、切り込み部形成工程、塗工工程、ポリマー散布工程及び切り離し工程の4つの工程に大別される。以下、それぞれの工程について説明する。
<切り込み部形成工程>
切り込み部形成は、基材シート切断部20を用いて行われる。まず、原反ロール21から繰り出された帯状の基材シート22をガイドロール23によって案内させて、その基材シート22を切断装置24におけるロータリーダイカッター24A及び受けロール24Bの間に供給する。それによって、帯状の基材シート22に、基材シート22の搬送方向Xに沿って延び、且つ幅方向Yに間隔を空けた複数条の切り込み部2を、搬送方向Xに沿って間欠的に形成することで、前記搬送方向に隣り合う該切り込み部2間に配される非切断部3を介して、複数本の長尺状基体部1aが前記幅方向に連結した長尺状基体部連結体22Aを形成する。長尺状基体部連結体22Aは、基材シート22に切り込み部2及び非切断部3が形成されたものであるので、長尺状基体部連結体22Aと基材シート22とは実質的に同一のものである。
ロータリーダイカッター24Aには、その回転方向に配された複数のカッター刃24aが、帯状の基材シート22の搬送方向Xに直交する方向Yに並んで、且つ間隔を空けて配置されている。ロータリーダイカッター24A及び受けロール24Bの間に供給された帯状の基材シート22は、搬送方向X(縦方向X)に搬送されながら基材シート22を搬送方向Xに沿って、且つ直交する方向(幅方向Y)に間隔を置いて複数箇所切断して、基材シート22の一方の面と他方の面とが貫通した切り込み部2を形成する。図2及び図3(a)に示すように、切り込み部2は、複数のカッター刃24aに対応して、縦方向Xに沿って延び、且つ幅方向Yに間隔を空けて複数条形成される。
また、ロータリーダイカッター24Aは平坦部24bを有していることに起因して、平坦部24bの周面の長さに相当する基材シート22の搬送方向Xの長さ分を空けて切り込み部2が形成されるとともに、搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2の間に非切断部3が形成される。非切断部3は、基材シート22がカッター刃24aによって切断されていない部分である。本実施形態における非切断部3は、図2及び図3(a)に示すように、搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2間に間欠的に形成されており、且つ幅方向Yの全域にわたり連続して形成されている。基材シート22を搬送方向Xに沿って、且つ幅方向に間隔を置いて複数条の切り込み部2を形成することによって、後述する長尺状基体部1aを複数本形成するところ、本実施形態では、非切断部3を設けるように切り込み部2を形成しているので、複数本の長尺状基体部1aが非切断部3において幅方向Yに連結している長尺状基体部連結体22Aが形成される。
このように、搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2の間に非切断部3が介在していることによって、切り込み部2が形成された基材シート22の動きは非切断部3によって制限されることになり、隣接する基材シート22(長尺状基体部1a)どうしの上下のずれや重なり、たわみ等が生じにくくなる。その結果、非切断部3を有しない切り込み部2を有する基材シート22を搬送する場合と比較して、切り込み部2が形成された基材シート22のシート形状が維持され、その構造が乱れにくくなるとともに、基材シート22の搬送時における乱れやばたつきを低減させ、後述する塗工工程及びポリマー散布工程を安定的に行うことができる。
切り込み部2及びその間に介在する非切断部3の形状は、本発明の効果が奏される限りにおいて特に制限されない。例えば、図3(b)に示すような千鳥格子状などといった、非切断部3が基材シート22の幅方向Yに沿って連続していないように形成されていてもよい。非切断部3が幅方向Yに沿って連続しないように形成されていることによって、後述する切り離し工程において、非切断部3を効果的に切断することができる。また、切り込み部2は、搬送方向Xに沿って直線状であるものに限らず、例えば図3(c)及び(d)に示すように、切り込み部2を波状に形成してもよい。これらの形状を形成することによって、切り込み部2を有する基材シート22の搬送時における乱れやばたつきを低減させることができるだけでなく、製造する吸収性物品の用途に応じた吸収性物品用の吸収体1を製造することができる。図3(b)ないし(d)に示すような切り込み部2及び非切断部3の形状を形成するためには、ロータリーダイカッター24Aにおけるカッター刃24aの形状と平坦部24bの配置形状とを所望の形状に適宜変更することによって、それらの形状に対応した切り込み部2及び非切断部3を基材シート22に形成することができる。
<塗工工程>
次に、バキュームコンベア60を作動させてサクションボックス64内を負圧にする。その状態下で、長尺状基体部連結体22AをX方向に搬送させながら、接着剤塗工部30によって長尺状基体部連結体22Aの一方の面(上面)に接着剤31を塗工する。図1に示す実施態様においては、切り込み部形成工程において長尺状基体部連結体22Aを形成した後、長尺状基体部連結体22Aをバキュームコンベア60で搬送しながら、長尺状基体部連結体22Aがサクションボックス64上に位置している間に、接着剤塗工部30における塗工ヘッド32によって、長尺状基体部連結体22Aの一方の面(上面)の全面に接着剤31を塗工する。
<ポリマー散布工程>
続いて、接着剤31が塗工された長尺状基体部連結体22Aの面上に吸水性ポリマー41の粒子を散布して、接着剤31を介して吸水性ポリマー41の粒子を基材シート22に固定させる。図1に示す実施態様においては、塗工工程において一方の面(上面)に接着剤31が塗工された長尺状基体部連結体22Aをバキュームコンベア60で搬送しながら、長尺状基体部連結体22Aがサクションボックス64上に位置している間に、吸水性ポリマー散布部40のポリマー導入部42によって、長尺状基体部連結体22Aの一方の面(上面)に塗工された接着剤31上に吸水性ポリマー41の粒子を散布する。このように吸水性ポリマー41の粒子を散布することによって、接着剤31を介して吸水性ポリマー41の粒子が長尺状基体部連結体22Aの一方の面(上面)に固定されるようになる。
<切り離し工程>
次に、吸水性ポリマー41が固定された長尺状基体部連結体22Aに対し、切り離し部70によって搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2どうしを連結させるように非切断部3を切断することで、長尺状基体部連結体22Aを複数本の前記長尺状基体部1aに切り離す。この工程によって、長尺状基体部1aの少なくとも一方の面に接着剤31を介して固定された吸水性ポリマー41の粒子を備えた吸収性ユニット1Aが複数本形成される。本工程においては、搬送される長尺状基体部連結体22Aの面方向に沿って互いに逆向きの二方向に外向きの力を加えて非切断部3を切断することで、長尺状基体部連結体22Aを複数本の前記長尺状基体部1aに切り離すことが好ましい。本工程では、基材シート22におけるXY平面に沿う任意の方向に負荷される互いに逆向きの二方向に外向きの力であれば特に制限されないが、製造装置10の設備設置の利便性の観点から、X方向又はY方向に沿う外向きの力を加えることが好ましい。
図1に示す実施態様においては、長尺状基体部連結体22Aを切り離し部70に経由して搬送させることによって、基材シート22の面方向に沿って互いに逆向きの二方向に外向きの力を加えて非切断部3を切り離す。図4に示すように、切り離し部70として例えばクラウンロール等の弓形湾曲ロールを用いた場合には、長尺状基体部連結体22Aを弓形湾曲ロールの周面上を経由しながら搬送させることによって、切り込み部2をY方向に沿って拡幅させるように、長尺状基体部連結体22Aに互いに逆向きの二方向に外向きの力が加えることができる。この外向きの力は搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2間に存在する非切断部3に負荷されることになるので、それによって非切断部3が搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2に沿って切断され、搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2どうしを連結させることができる。
また、切り離し部70として例えばテンションロールを用いた場合には、例えば、X方向と同一方向に回転している一対の第1テンションロールと、第1テンションロールの下流側に設置されており、且つ第1テンションロールよりも速い回転速度でX方向と同一方向に回転している一対の第2テンションロールとの間に長尺状基体部連結体22Aを搬送して、長尺状基体部連結体22Aの搬送方向Xに沿う張力を負荷する。搬送方向Xに沿う張力を長尺状基体部連結体22Aを負荷しながら搬送させることによって、長尺状基体部連結体22Aを搬送方向Xに伸長させるように、基材シート22に互いに逆向きの二方向に外向きの力が加えることができる。この外向きの力は、上述の場合と同様に、縦方向Xに沿って隣り合う切り込み部2間に存在する非切断部3に負荷されることになるので、それによって非切断部3が搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2に沿って切断され、縦方向Xに沿って隣り合う切り込み部2どうしを連結させることができる。
切り込み部2を有する基材シート22(長尺状基体部連結体22A)の搬送時における乱れやばたつきを一層低減させる観点、及び非切断部3を容易に切断可能にする観点から、切り込み部2の搬送方向Xにおける長さL2(図3(a)ないし(d)参照)は、0.1mm以上であることが好ましく、0.5mm以上であることがより好ましく、またその上限は200mm以下であることが好ましく、100mm以下であることがより好ましい。具体的には、長さL2は、0.1mm以上200mm以下であることが好ましく、0.5mm以上100mm以下であることがより好ましい。このような長尺状基体部連結体22Aは、例えば基材シート切断部20におけるロータリーダイカッター24Aのカッター刃24a及び平坦部24bの間隔を適宜調節して、長さL2が上述の範囲となるように基材シート切断部20を構成することによって容易に得ることができる。
また同様の観点から、搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2間の非切断部3の搬送方向Xにおける長さL3(図3(a)ないし(d)参照)は、0.1mm以上であることが好ましく、0.5mm以上であることがより好ましく、またその上限は10mm以下であることが好ましく、5mm以下であることがより好ましい。具体的には、長さL3は、0.1mm以上100mm以下であることが好ましく、0.5mm以上50mm以下であることがより好ましい。このような長尺状基体部連結体22Aは、例えば基材シート切断部20におけるロータリーダイカッター24Aのカッター刃24a及び平坦部24bの間隔を適宜調節して、長さL3が上述の範囲となるように基材シート切断部20を構成することによって容易に得ることができる。
以上のように、切り込み部形成工程ないし切り離し工程を経て製造された吸収体1は、図5(a)及び(b)並びに図6に示すように、横方向Yと、横方向Yよりも長さの長い縦方向Xと、厚み方向Zとを有する長尺状基体部1a、及び該長尺状基体部1aの少なくとも一方の面に接着剤31を介して固定された吸水性ポリマー41の粒子を備えた吸収性ユニット1Aを複数本具備するものとなる。また、各吸収性ユニット1Aは、その縦方向が少なくとも一方向を向くように配列されている。図6に示す吸収体1は、吸水性ポリマー41が固定されている面である厚み方向Zの上面が着用者の肌に対向する肌対向面となり、長尺状基体部1aの他方の面である厚み方向Zの下面が非肌対向面となる。
本実施形態においては、図5(a)に示すように、切り込み部2が吸収体1の縦方向Xに沿って延びるように形成されているので、吸収性ユニット1Aの縦方向Xは吸収体1の縦方向Xと同一の方向を向くように配されている。吸収性ユニット1Aを構成する長尺状基体部1aは、基材シート22に切り込み部2を設けることによって形成されたものであるので、長尺状基体部1aと基材シート22とは実質的に同一のものである。Y方向において隣接する吸収性ユニット1Aどうしは、切り込み部2及び切り離し工程によって切断された非切断部3によって互いに離間している。
図5(a)に示す吸収体1は、複数の切り込み部2が搬送方向Xに沿って連続して延びるように形成されている。吸収体1の搬送のばたつきを防ぐ観点から、図5(b)に示すように、搬送方向Xにおける切り込み部2の両端に、切り込み部2が形成されていない非切断領域NTが配されていてもよい。非切断領域NTが配されている場合、吸収体1において、非切断領域NTどうしに挟まれた切り込み部2の搬送方向Xに沿う長さは、0.5mm以上100mm以下程度とすることが好ましい。このような非切断領域NTを形成するためには、例えば切り込み部形成工程において、ロータリーダイカッター24Aのカッター刃24aを基材シート22から一定時間離間させたり、ロータリーダイカッター24Aの周面にカッター刃24aが存在しない平坦部24bを非切断領域NTの長さに対応するように設けることによって形成することができる。
本発明において製造された吸収体1は、図5(a)に示すように、使用前の状態において、縦方向Xに長い矩形状に形成されている。吸収体1は、縦方向Xの長さが100mm以上1000mm以下程度のものであり、横方向Yの長さ(幅)が50mm以上300mm以下程度のものである。また図5(b)に示すように、吸収体1に非切断領域NTが設けられている場合は、切り離し部70において、非切断領域NTが搬送方向Xに沿って隣り合う切り込み部2に沿って切断されないようにする観点から、非切断領域NTの縦方向Xの長さは、少なくとも非切断部3の縦方向Xの長さよりも長いことが好ましく、具体的には、非切断領域NTの縦方向Xの長さを10mm以上500mm以下程度とし、非切断領域NTの横方向Yの長さ(幅)を50mm以上300mm以下程度とすることが好ましい。
吸水性ポリマー41の担持量、膨潤阻害、柔軟性、通気性、シート形状の維持の観点から、長尺状基体部1aの横方向Yにおける幅W2は、0.3mm以上10mm以下であることが好ましく、0.6mm以上2mm以下であることがより好ましく、0.6mm以上1.8mm以下であることが更に好ましい。長尺状基体部1aの横方向Yにおける幅W2は、切り込み部形成工程において用いたロータリーダイカッター24Aに配された隣接するカッター刃24aどうしの横方向Yの間隔を調節することで、所望の幅に変更することができる。また、長尺状基体部1aの縦方向Xにおける長さは、0.4mm以上1000mm以下であることが好ましく、0.5mm以上800mm以下であることがより好ましく、1mm以上600mm以下であることが更に好ましい。
吸収性ユニット1Aの縦方向Xを吸収体1の縦方向Xを向くように配する場合、吸収性ユニット1Aは、吸収体1枚当たり、3本以上1000本以下配されていることが好ましく、50本以上500本以下配されていることが更に好ましい。また、吸収性ユニット1Aの縦方向Xを吸収体1の横方向Yを向くように配する場合、吸収性ユニット1Aは、吸収体1枚当たり、3本以上3500本以下配されていることが好ましく、50本以上2000本以下配されていることが更に好ましい。吸収性ユニット1Aの数え方は、横方向Yに仮想直線をひいたとき、その直線と交差する吸収性ユニット1Aの数が最大となるときの本数と定義する。なお図6に示すとおり、吸収性ユニット1Aは長尺状基体部1aを含んで構成されているので、吸収性ユニット1Aの本数と長尺状基体部1aの本数とは一致する。
前述したとおり、吸収性ユニット1Aは長尺状基体部1aを含んで構成されていることに起因して、長尺状基体部1aの縦方向Xにおける長さが、好ましくは0.4mm以上1000mm以下、より好ましくは0.5mm以上800mm以下、更に好ましくは1mm以上600mm以下となるように、基材シート切断部20が構成されていることが好ましい。同様に、長尺状基体部1aの横方向Yにおける幅W2が、好ましくは0.3mm以上10mm以下、より好ましくは0.6mm以上2mm以下、更に好ましくは0.6mm以上1.8mm以下となるように、基材シート切断部20が構成されていることが好ましい。また、吸収性ユニット1Aを、吸収体1枚当たり、好ましくは3本以上1000本以下、更に好ましくは50本以上500本以下配するように、基材シート切断部20が構成されていることが好ましい。これらの範囲を満たす長尺状基体部1a及び吸収性ユニット1Aは、例えばロータリーダイカッター24Aの複数のカッター刃24aの間隔を適宜変更して、上述の範囲となるように基材シート切断部20を構成することによって、形成することができる。
基材シート22は、吸収性ユニットでの液の拡散性の向上と、吸水性ポリマー41の利用効率向上との観点から、親水性シートであることが好ましい。親水性シートとしては、例えば親水性材料を含んで構成されるシート状物を用いることができる。その例としては、紙、不織布、布、合成樹脂を発泡して形成された合成スポンジ等が挙げられ、それらの中でも、薄くても引っ張り強度が比較的高く、薄くて柔軟性が付与できる観点から、不織布が好ましく用いられる。これらの親水性シートは単独で用いることができ、あるいは2種以上を組み合わせて用いることもできる。不織布としては、親水性の繊維を構成繊維として含む親水性不織布、合成繊維に親水性を付与した繊維を構成繊維として含む親水性不織布等が好ましく用いられる。該不織布の坪量は、5g/m以上100g/m以下であることが好ましく、10g/m以上40g/m以下であることが更に好ましい。親水性不織布としては、例えばスパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布、エアスルー不織布など、当該技術分野において公知のものを特に制限なく用いることができる。
吸水性ポリマー41としては、当該吸収性物品の技術分野において従来用いられている各種のものを用いることができ、例えば、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸−ビニルアルコール共重合体、ポリアクリル酸ソーダ架橋体、(デンプン−アクリル酸)グラフト重合体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体及びそのケン化物、ポリアクリル酸カリウム、又はポリアクリル酸セシウム等が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を混合して用いることができる。吸水性ポリマー41の粒子としては、その形状の違いから、不定形タイプ、塊状タイプ、俵状タイプ、球粒凝集タイプ、球状タイプ等があるが、何れのタイプも用いることができる。吸水性ポリマー41の坪量は、10g/m以上500g/m以下であることが好ましく、50g/m以上300g/m以下であることが更に好ましい。
吸水性ポリマー41として球状タイプのものを用いる場合には、隣り合う吸収性ユニットどうしの吸水性ポリマー41の粒子の膨潤阻害を一層起こし難くする観点から、使用前(膨潤前)の状態の吸水性ポリマー41の粒子の平均粒子径は、20μm以上700μm以下であることが好ましく、200μm以上500μm以下であることが更に好ましい。一方、膨潤後の状態の吸水性ポリマー41の粒子の平均粒子径は、200μm以上3000μm以下であることが好ましく、800μm以上2000μm以下であることが更に好ましい。使用前後における吸水性ポリマー41の粒子の平均粒子径は、例えば特開2017−070498号公報に記載の測定方法により求めることができる。
接着剤31としては、例えば、ホットメルト型接着剤が好ましく用いられる。ホットメルト型接着剤としては、スチレン系、オレフィン系等が挙げられる。スチレン系ホットメルト接着剤としては、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体(SIS)、SBSの水素添加物であるスチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、及びこれらの2種以上をブレンドしたブレンド系ホットメルト型接着剤を使用することができる。これらの中でも、タック力と凝集力のバランスが取り易い観点から、特にSISとSBSとのブレンド系ホットメルト型接着剤、又はSISとSEBSのブレンド系ホットメルト型接着剤が、好ましく用いられる。ホットメルト型接着剤の塗工量は、0.5g/m以上100g/m以下であることが好ましく、5g/m以上50g/m以下であることが更に好ましい。
本発明の製造方法によって製造された吸収体1は、吸収性物品に好適に用いられるものである。吸収性物品は、一般的に、尿や経血等の排泄体液を吸収保持するために用いられるものである。吸収性物品には、例えば、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド等が包含されるが、これらに限定されるものではなく、人体から排出される液の吸収に用いられる物品を広く包含するものである。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。
図6に示す吸収体1は、同一の幅の長尺状基体部1aを有する吸収性ユニット1Aを複数本用いて形成されているが、長尺状基体部1aの幅はそれぞれ異なるように形成されていてもよい。
また、図6に示す吸収体1は、長尺状基体部1aの一方の面(上面)のみに吸水性ポリマー41が固定されているが、例えば長尺状基体部1aの側縁部や他方の面(下面)の表面にも吸水性ポリマー41が固定されていてもよい。他方の面にも吸水性ポリマー41を固定する場合には、塗工工程及びポリマー散布工程によって、長尺状基体部連結体22Aの一方の面に接着剤31を介して吸水性ポリマー41を固定した後で、反転ロールを用いて、長尺状基体部連結体22Aの他方の面を一体化装置50と相対するように反転させ、再度塗工工程及びポリマー散布工程を行うことによって、吸水性ポリマー41を固定することができる。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下の吸収体の製造方法及びその製造装置を開示する。
<1>
横方向と、該横方向よりも長さの長い縦方向と、厚み方向とを有する長尺状基体部、及び該長尺状基体部の少なくとも一方の面に接着剤を介して固定された吸水性ポリマーの粒子を備えた吸収性ユニットを複数本具備する吸収体の製造方法であって、
搬送される帯状の基材シートに、搬送方向に沿って延び、且つ該搬送方向に直交する方向である幅方向に間隔を空けた複数条の切り込み部を、前記搬送方向に沿って間欠的に形成することで、前記搬送方向に隣り合う該切り込み部間に配される非切断部を介して、複数本の前記長尺状基体部が前記幅方向に連結した長尺状基体部連結体を形成する切り込み部形成工程と、
前記長尺状基体部連結体の一方の面に接着剤を塗工する塗工工程と、
前記接着剤が塗工された面上に吸水性ポリマーの粒子を散布して、該接着剤を介して該吸水性ポリマーの粒子を前記長尺状基体部連結体に固定するポリマー散布工程と、
前記搬送方向に沿って隣り合う前記切り込み部どうしを連結させるように前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離して複数本の前記吸収性ユニットを形成する、切り離し工程とを備える、吸収体の製造方法。
<2>
前記切り込み部形成工程において、前記非切断部が幅方向に沿って連続しないように前記切り込み部を形成する、前記<1>に記載の吸収体の製造方法。
<3>
前記切り込み部形成工程において、搬送方向に沿って直線状に前記切り込み部を形成する、前記<1>又は<2>に記載の吸収体の製造方法。
<4>
前記切り込み部形成工程において、搬送方向に沿って波状に前記切り込み部を形成する、前記<1>又は<2>に記載の吸収体の製造方法。
<5>
前記切り離し工程において、前記長尺状基体部連結体に対し、その面方向に沿って互いに逆向きの二方向に外向きの力を加えて前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離す、前記<1>ないし<4>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<6>
前記切り離し工程において、前記長尺状基体部連結体の幅方向に沿って外向きの力を加えて前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離す、前記<5>に記載の吸収体の製造方法。
<7>
前記切り離し工程において、前記長尺状基体部連結体の搬送方向に沿って外向きの力を加えて前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離す、前記<5>に記載の吸収体の製造方法。
<8>
前記切り離し工程において、前記長尺状基体部連結体に振動による外力を加えて前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離す、前記<1>ないし<4>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<9>
長尺状基体部連結体における切り込み部の搬送方向における長さが、0.1mm以上であることが好ましく、0.5mm以上であることがより好ましく、またその上限は200mm以下であることが好ましく、100mm以下であることがより好ましく、具体的には、0.1mm以上200mm以下であることが好ましく、0.5mm以上100mm以下であることがより好ましい、前記<1>ないし<8>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<10>
搬送方向に沿って隣り合う切り込み部間の非切断部の搬送方向における長さは、0.1mm以上であることが好ましく、0.5mm以上であることがより好ましく、またその上限は10mm以下であることが好ましく、5mm以下であることがより好ましく、具体的には、0.1mm以上100mm以下であることが好ましく、0.5mm以上50mm以下であることがより好ましい、前記<1>ないし<9>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<11>
長尺状基体部の横方向における幅は、0.3mm以上10mm以下であることが好ましく、0.6mm以上2mm以下であることがより好ましく、0.6mm以上1.8mm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<10>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<12>
長尺状基体部の縦方向における長さは、0.4mm以上1000mm以下であることが好ましく、0.5mm以上800mm以下であることがより好ましく、1mm以上600mm以下であることが更に好ましい、前記<1>ないし<11>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<13>
吸収性ユニットが、吸収体1枚当たり、3本以上1000本以下配されていることが好ましく、50本以上500本以下配されていることが更に好ましい、前記<1>ないし<12>のいずれか1に記載の吸収体の製造方法。
<14>
横方向と、該横方向よりも長さの長い縦方向と、厚み方向とを有する長尺状基体部、及び該長尺状基体部の少なくとも一方の面に接着剤を介して固定された吸水性ポリマーの粒子を備えた吸収性ユニットを複数本具備する吸収体の製造装置であって、
搬送される帯状の基材シートに、搬送方向に沿って延び、且つ該搬送方向に直交する方向である幅方向に間隔を空けた複数条の切り込み部を、前記搬送方向に沿って間欠的に形成することで、前記搬送方向に隣り合う該切り込み部間に配される非切断部を介して、複数本の前記長尺状基体部が前記幅方向に連結した長尺状基体部連結体を形成する基材シート切断部と、
前記長尺状基体部連結体の一方の面に接着剤を塗工する接着剤塗工部と、
前記接着剤が塗工された面上に吸水性ポリマーの粒子を散布して、該接着剤を介して該吸水性ポリマーの粒子を前記長尺状基体部連結体に固定する吸水性ポリマー散布部と、
前記搬送方向に沿って隣り合う前記切り込み部どうしを連結させるように前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離して複数本の前記吸収性ユニットを形成する、切り離し部とを備える、吸収体の製造装置。
<15>
前記基材シート切断部は、前記非切断部が幅方向に沿って連続しないように前記切り込み部を形成する、前記<14>に記載の吸収体の製造装置。
<16>
前記基材シート切断部は、搬送方向に沿って直線状に前記切り込み部を形成する、前記<14>又は<15>に記載の吸収体の製造装置。
<17>
前記基材シート切断部は、搬送方向に沿って波状に前記切り込み部を形成する、前記<14>又は<15>に記載の吸収体の製造装置。
<18>
前記切り離し部は、前記長尺状基体部連結体に対し、その面方向に沿って互いに逆向きの二方向に外向きの力を加えることが可能となるように構成されている、前記<14>ないし<17>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<19>
前記切り離し部は、前記長尺状基体部連結体の幅方向に沿って外向きの力を加えることが可能となるように構成されている、前記<18>に記載の吸収体の製造装置。
<20>
前記切り離し部は、周面又は回転軸の軸方向の中央域が、該中央域の側方に位置する側方域よりも突出して、外向きの凸形状となっている弓形湾曲ロールである、前記<19>に記載の吸収体の製造装置。
<21>
前記切り離し部は、前記長尺状基体部連結体の搬送方向に沿って外向きの力を加えることが可能となるように構成されている、前記<18>に記載の吸収体の製造装置。
<22>
前記切り離し部は、搬送方向に沿って前記長尺状基体部連結体に張力を発生させるテンションロールである、前記<21>に記載の吸収体の製造装置。
<23>
前記切り離し部は、前記長尺状基体部連結体に振動による外力を加えることが可能となるように構成されている、前記<14>ないし<17>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<24>
長尺状基体部連結体における切り込み部の搬送方向における長さが、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.5mm以上、またその上限は、好ましくは200mm以下、より好ましくは100mm以下となるように前記基材シート切断部が構成されており、具体的には、好ましくは0.1mm以上200mm以下、0.5mm以上100mm以下となるように前記基材シート切断部が構成されている、前記<14>ないし<23>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<25>
搬送方向に沿って隣り合う切り込み部間の非切断部の搬送方向における長さが、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.5mm以上、またその上限は、好ましくは10mm以下、より好ましくは5mm以下となるように前記基材シート切断部が構成されており、具体的には、好ましくは0.1mm以上100mm以下、より好ましくは0.5mm以上50mm以下となるように前記基材シート切断部が構成されている、前記<14>ないし<24>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<26>
長尺状基体部の横方向における幅は、好ましくは0.3mm以上10mm以下、より好ましくは0.6mm以上2mm以下、更に好ましくは0.6mm以上1.8mm以下となるように前記基材シート切断部が構成されている、前記<14>ないし<25>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<27>
長尺状基体部の縦方向における長さが、好ましくは0.4mm以上1000mm以下であることが好ましく、更に好ましくは0.5mm以上800mm以下、一層好ましくは1mm以上600mm以下となるように前記基材シート切断部が構成されている、前記<14>ないし<26>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
<28>
吸収性ユニットが、吸収体1枚当たり、好ましくは3本以上1000本以下、更に好ましくは50本以上500本以下配されるように前記基材シート切断部が構成されている、前記<14>ないし<27>のいずれか1に記載の吸収体の製造装置。
1 吸収体
1A 吸収性ユニット
1a 長尺状基体部
2 切り込み部
3 非切断部
10 製造装置
20 基材シート切断部
21 原反ロール
22 基材シート
22A 長尺状基体部連結体
23 ガイドロール
24 切断装置
30 接着剤塗工部
31 接着剤
40 吸水性ポリマー散布部
41 吸水性ポリマー
42 ポリマー導入部
50 一体化装置
60 バキュームコンベア
70 切り離し部
X 縦方向(搬送方向)
Y 横方向(幅方向)
Z 厚み方向

Claims (12)

  1. 横方向と、該横方向よりも長さの長い縦方向と、厚み方向とを有する長尺状基体部、及び該長尺状基体部の少なくとも一方の面に接着剤を介して固定された吸水性ポリマーの粒子を備えた吸収性ユニットを複数本具備する吸収体の製造方法であって、
    搬送される帯状の基材シートに、搬送方向に沿って延び、且つ該搬送方向に直交する方向である幅方向に間隔を空けた複数条の切り込み部を、前記搬送方向に沿って間欠的に形成することで、前記搬送方向に隣り合う該切り込み部間に配される非切断部を介して、複数本の前記長尺状基体部が前記幅方向に連結した長尺状基体部連結体を形成する切り込み部形成工程と、
    前記長尺状基体部連結体の一方の面に接着剤を塗工する塗工工程と、
    前記接着剤が塗工された面上に吸水性ポリマーの粒子を散布して、該接着剤を介して該吸水性ポリマーの粒子を前記長尺状基体部連結体に固定するポリマー散布工程と、
    前記搬送方向に沿って隣り合う前記切り込み部どうしを連結させるように前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離して複数本の前記吸収性ユニットを形成する、切り離し工程とを備える、吸収体の製造方法。
  2. 前記切り込み部形成工程において、前記非切断部が前記幅方向に沿って連続しないように前記切り込み部を形成する、請求項1に記載の吸収体の製造方法。
  3. 前記切り離し工程において、前記長尺状基体部連結体に対し、その面方向に沿って互いに逆向きの二方向に外向きの力を加えて前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離す、請求項1又は2に記載の吸収体の製造方法。
  4. 前記切り離し工程において、前記長尺状基体部連結体の幅方向に沿って外向きの力を加えて前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離す、請求項3に記載の吸収体の製造方法。
  5. 前記切り離し工程において、前記長尺状基体部連結体の搬送方向に沿って外向きの力を加えて前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離す、請求項3に記載の吸収体の製造方法。
  6. 横方向と、該横方向よりも長さの長い縦方向と、厚み方向とを有する長尺状基体部、及び該長尺状基体部の少なくとも一方の面に接着剤を介して固定された吸水性ポリマーの粒子を備えた吸収性ユニットを複数本具備する吸収体の製造装置であって、
    搬送される帯状の基材シートに、搬送方向に沿って延び、且つ該搬送方向に直交する方向である幅方向に間隔を空けた複数条の切り込み部を、前記搬送方向に沿って間欠的に形成することで、前記搬送方向に隣り合う該切り込み部間に配される非切断部を介して、複数本の前記長尺状基体部が前記幅方向に連結した長尺状基体部連結体を形成する基材シート切断部と、
    前記長尺状基体部連結体の一方の面に接着剤を塗工する接着剤塗工部と、
    前記接着剤が塗工された面上に吸水性ポリマーの粒子を散布して、該接着剤を介して該吸水性ポリマーの粒子を前記長尺状基体部連結体に固定する吸水性ポリマー散布部と、
    前記搬送方向に沿って隣り合う前記切り込み部どうしを連結させるように前記非切断部を切断することで、前記長尺状基体部連結体を複数本の前記長尺状基体部に切り離して複数本の前記吸収性ユニットを形成する、切り離し部とを備える、吸収体の製造装置。
  7. 前記基材シート切断部は、前記非切断部が幅方向に沿って連続しないように前記切り込み部を形成する、請求項6に記載の吸収体の製造装置。
  8. 前記切り離し部は、前記長尺状基体部連結体に対し、その面方向に沿って互いに逆向きの二方向に外向きの力を加えることが可能となるように構成されている、請求項6又は7に記載の吸収体の製造装置。
  9. 前記切り離し部は、前記長尺状基体部連結体の幅方向に沿って外向きの力を加えることが可能となるように構成されている、請求項8に記載の吸収体の製造装置。
  10. 前記切り離し部は、周面又は回転軸の軸方向の中央域が、該中央域の側方に位置する側方域よりも突出して、外向きの凸形状となっている弓形湾曲ロールである、請求項9に記載の吸収体の製造装置。
  11. 前記切り離し部は、前記長尺状基体部連結体の搬送方向に沿って外向きの力を加えることが可能となるように構成されている、請求項8に記載の吸収体の製造装置。
  12. 前記切り離し部は、搬送方向に沿って前記長尺状基体部連結体に張力を発生させるテンションロールである、請求項11に記載の吸収体の製造装置。
JP2017188993A 2017-09-28 2017-09-28 吸収体の製造方法 Pending JP2019063014A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017188993A JP2019063014A (ja) 2017-09-28 2017-09-28 吸収体の製造方法
CN201880061597.7A CN111107816B (zh) 2017-09-28 2018-07-19 吸收体的制造方法
PCT/JP2018/027088 WO2019064841A1 (ja) 2017-09-28 2018-07-19 吸収体の製造方法
TW107127435A TWI698229B (zh) 2017-09-28 2018-08-07 吸收體之製造方法以及吸收體之製造裝置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017188993A JP2019063014A (ja) 2017-09-28 2017-09-28 吸収体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019063014A true JP2019063014A (ja) 2019-04-25

Family

ID=65902816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017188993A Pending JP2019063014A (ja) 2017-09-28 2017-09-28 吸収体の製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2019063014A (ja)
CN (1) CN111107816B (ja)
TW (1) TWI698229B (ja)
WO (1) WO2019064841A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017070501A (ja) * 2015-10-07 2017-04-13 花王株式会社 シート状物及びシート状物の製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4109068B2 (ja) * 2002-09-30 2008-06-25 ユニ・チャーム株式会社 尿誘導シート
JP5495823B2 (ja) * 2010-01-29 2014-05-21 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品の製造方法
JP5898150B2 (ja) * 2013-09-02 2016-04-06 花王株式会社 吸収性物品
JP5901703B2 (ja) * 2014-06-30 2016-04-13 ユニ・チャーム株式会社 液状物塗布方法及び液状物塗布装置
CN104720982B (zh) * 2015-02-27 2018-10-26 安庆市恒昌机械制造有限责任公司 卫生用品生产线上片状材料切断、转移、复合方法
JP6057355B2 (ja) * 2015-03-30 2017-01-11 大王製紙株式会社 パンツタイプ使い捨ておむつ及びその製造方法
JP6170977B2 (ja) * 2015-10-07 2017-07-26 花王株式会社 吸収性物品
EP3360522B1 (en) * 2015-10-07 2020-04-29 Kao Corporation Sheet-shaped object and method for producing sheet-shaped object
JP6602142B2 (ja) * 2015-10-07 2019-11-06 花王株式会社 シート状物及びシート状物の製造方法
TWI737632B (zh) * 2015-10-07 2021-09-01 日商花王股份有限公司 片狀物及片狀物之製造方法
JP6193328B2 (ja) * 2015-10-07 2017-09-06 花王株式会社 シート状物及びシート状物の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017070501A (ja) * 2015-10-07 2017-04-13 花王株式会社 シート状物及びシート状物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN111107816A (zh) 2020-05-05
TWI698229B (zh) 2020-07-11
TW201919553A (zh) 2019-06-01
CN111107816B (zh) 2021-11-26
WO2019064841A1 (ja) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2018236855B2 (en) Multi-layered absorbent article
KR101333344B1 (ko) 신장성 흡수층 및 흡수용품
US8691040B2 (en) Absorber forming and transferring mechanism and method of manufacturing absorbent article
JP6193328B2 (ja) シート状物及びシート状物の製造方法
JP5652260B2 (ja) 吸収性物品,吸収性物品の製造方法,及び吸収性物品の製造装置
JP6170978B2 (ja) 吸収性物品及びその製造方法
WO2015079799A1 (ja) 吸収性物品に係る吸収体の製造装置、及び製造方法
CN111093575B (zh) 吸收体的制造方法、吸收体的制造装置以及吸收体
WO2017061576A1 (ja) 吸収性物品
WO2019107333A1 (ja) シート片の製造方法及びシート片の製造装置並びに吸収体の製造方法
JP6588789B2 (ja) シート状物及びシート状物の製造方法
JP6602142B2 (ja) シート状物及びシート状物の製造方法
JP2019063371A (ja) 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
JP6982453B2 (ja) 吸収体の製造方法及び吸収体の製造装置
JP2019063372A (ja) 吸収体の製造方法
JP2019063368A (ja) 吸収体の製造方法
WO2017061565A1 (ja) 吸収性物品
JP2019063014A (ja) 吸収体の製造方法
JP6591136B2 (ja) 吸収体及び吸収性物品の製造方法並びに吸収体及び吸収性物品の製造装置
US11207218B2 (en) Method for producing absorber and method for producing absorbent article
JP7017905B2 (ja) 吸収体の製造方法及び製造装置
JP2018086189A (ja) シート状物の製造方法及び製造装置
JP2020168130A (ja) シート片及びそれを用いた吸収体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220308