JP2019062102A - 基板用エンクロージャー - Google Patents

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Abstract

【課題】板金設計及び金型の作製に多大な労力と長時間を要することなく、防火レベルの異なる複数の防火規格に適合可能にする。【解決手段】基板用エンクロージャー1は、基板を収容可能に2枚の板金部材10,20が組み合わされて構成されている。板金部材10には、内部空間Sに向かって板金部材10の本体11から延在した内側延在部が形成されている。板金部材10の本体11と内側延在部との間、及び、板金部材10の内側延在部と板金部材20との間には、内部空間Sと外部空間とを連通させる複数の隙間51〜54が形成されている。そして、基板用エンクロージャー1は、隙間51〜54を埋めるように配置された、難燃性樹脂で構成された隙間埋め部材60,70,80を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、基板を収容可能に複数の板金部材が組み合わされて構成された基板用エンクロージャーに関する。
特許文献1には、回路基板を挟むようにして配置された2枚の板金部材(金属板)の組み合わせによって構成された防火エンクロージャーについて記載されている。
特開2004−103907号公報
近年、基板周りの防火規格に対する防火レベルの要求が上がってきている。すなわち、防火エンクロージャー表面に形成された隙間の大きさがより小さな寸法に制限される傾向にある。複数の板金を組み合わせてなる防火エンクロージャーにおいては、隣接した2枚の板金間に大きな隙間が生じやすい。また、基板取り付けのために板金の一部が防火エンクロージャーの内部に向けて折り曲げられている場合にも、その周囲に大きな隙間が生じやすい。これらの隙間の大きさが新たな防火規格を満たさない場合には当該防火規格に適合する形状を有する新たな板金を用意しなければならず、板金設計及び金型の作製に多大な労力と長時間を要するだけでなく、コストの面でも不利益が大きい。また、防火エンクロージャーの仕向地ごとに防火規格が異なる場合にも、同様の問題が生じる。
本発明の目的は、板金設計及び金型の作製に多大な労力と長時間を要することなく、防火レベルの異なる複数の防火規格に適合可能な基板用エンクロージャーを提供することである。
本発明の基板用エンクロージャーは、基板を収容可能に複数の板金部材が組み合わされて構成された基板用エンクロージャーにおいて、一の前記板金部材の一部には、前記複数の板金部材によって包囲された内部空間に向かって、当該板金部材の本体から延在した内側延在部が形成されており、一の前記板金部材の前記本体と前記内側延在部との間、及び、一の前記板金部材の前記内側延在部と他の前記板金部材との間の少なくともいずれか一方には、前記内部空間と外部空間とを連通させる隙間が形成されており、前記隙間を埋めるように配置された、難燃性樹脂及び金属の少なくともいずれか一方で構成された隙間埋め部材を有している。
これによると、隙間埋め部材は、板金部材とは別の部材であるため板金部材に比べて形状の自由度が大きい。このため、隙間埋め部材を様々な形状に容易に形成することができる。したがって、既存の板金部材を用いてより厳しい防火規格に適合した基板用エンクロージャーが製作可能となるため、多大な労力と長時間を要することなく防火レベルの異なる複数の防火規格に適合可能となる。
本発明において、前記内側延在部は、前記基板を取り付けるための取付部として、一の前記板金部材の前記本体と折り曲げ部を介して接続されていることが好ましい。これにより、一の板金部材の取付部に基板を取り付けることが可能となる。
また、本発明の基板用エンクロージャーは、別の観点では、基板を収容可能に複数の板金部材が組み合わされて構成された基板用エンクロージャーにおいて、一の前記板金部材と前記一の板金部材と隣接する他の前記板金部材との間に形成され且つ外部空間と前記複数の板金部材によって包囲された内部空間とを連通させる隙間を埋めるように配置された、難燃性樹脂及び金属の少なくともいずれか一方で構成された隙間埋め部材を有している。
これによると、隙間埋め部材は、板金部材とは別の部材であるため板金部材に比べて形状の自由度が大きい。このため、隙間埋め部材を様々な形状に容易に形成することができる。したがって、既存の板金部材を用いてより厳しい防火規格に適合した基板用エンクロージャーが製作可能となるため、多大な労力と長時間を要することなく防火レベルの異なる複数の防火規格に適合可能となる。
また、本発明において、前記他の板金部材は、一方向に延在する角部を有しており、前記一の板金部材は、前記一方向に立設された壁部を有しており、前記他の板金部材は、前記一の板金部材の前記壁部によって囲まれた底面上に前記一方向に立設するように配置されており、前記他の板金部材の前記角部における前記一の板金部材の前記底面に対向する端部には、切り欠き部が形成されており、前記隙間は、前記切り欠き部と前記底面との間に形成されていることが好ましい。これにより、他の板金部材が一の板金部材の底面上に立設されて組み合わされた場合に、角部の端部に形成された切り欠き部と底面との間の隙間を隙間埋め部材で埋めることが可能となる。
また、本発明において、前記他の板金部材は、前記一の板金部材の一表面上に、前記一表面と交差する一方向に立設するように配置されており、前記一の板金部材は、前記一表面の端部に接続され且つ前記一方向に立設された壁部と、前記壁部の一領域である接続領域に接続され且つ前記一表面と対向する係止部とを有しており、前記他の板金部材における前記一の板金部材の前記一表面と対向する端部には、前記一表面と接触する接触領域と、前記一表面から離隔した離隔領域とが形成されており、前記他の板金部材は、前記係止部を係止可能な方向に前記離隔領域から延在した被係止部を有しており、前記隙間は、前記離隔領域の延在方向についての前記被係止部の端部と、前記一表面との間に形成されていることが好ましい。これにより、一の板金部材の係止部に他の板金部材の被係止部を係止させつつ他の板金部材が一の板金部材の一表面上に立設されて組み合わされた場合に形成された隙間を隙間埋め部材で埋めることが可能となる。
また、本発明において、前記他の板金部材と前記一の板金部材との間には、複数の前記隙間が形成されており、前記隙間埋め部材は、前記複数の隙間を埋めるように配置されていることが好ましい。これにより、複数の隙間を隙間埋め部材で容易に埋めることが可能となる。
また、本発明において、前記基板は、前記一の板金部材に取り付けられており、前記隙間埋め部材は、その一部が前記基板と前記一の板金部材とで挟持されて、前記一の板金部材に対して位置決めされていることが好ましい。これにより、隙間埋め材が一の板金部材に対して位置決めされるため、確実に隙間を埋めることが可能となる。
本発明の基板用エンクロージャーによると、隙間埋め部材は、板金部材とは別の部材であるため板金部材に比べて形状の自由度が大きい。このため、隙間埋め部材を様々な形状に容易に形成することができる。したがって、既存の板金部材を用いてより厳しい防火規格に適合した基板用エンクロージャーが製作可能となるため、多大な労力と長時間を要することなく防火レベルの異なる複数の防火規格に適合可能となる。
本発明の一実施形態に係る基板用エンクロージャーを示しており、(a)は前方左斜め上から見たときの斜視図であり、(b)は前方右斜め上から見たときの斜視図である。 図1に示す基板用エンクロージャーの分解斜視図である。 図1(a)に示す基板用エンクロージャーにおいて、板金部材を取り外したときの状況を示す斜視図である。 図1に示す2つの板状部材のうちの一方の板状部材の斜視図である。 図1に示す2つの板状部材のうちの他方の板状部材を示しており、(a)は斜視図であり、(b)は部分拡大図である。 (a)は図1(b)に示すM1部分の隙間埋め部材を取り外したときに形成される隙間の状況を示す斜視図であり、(b)は図1(b)に示すM2部分の隙間埋め部材を取り外したときに形成される隙間の状況を示す斜視図であり、(c)は図1(b)に示すM3部分の隙間埋め部材を取り外したときに形成される隙間の状況を示す斜視図である。 (a)は図1(a)に示すM4部分の隙間埋め部材を取り外したときに形成される隙間の状況を示す斜視図であり、(b)は図7(a)中の隙間が隙間埋め部材によって埋められている状況を示す斜視図である。 (a)は図1(a)に示すM5部分の隙間埋め部材を取り外したときに形成される隙間の状況を示す斜視図であり、(b)は図8(a)中の隙間が隙間埋め部材によって埋められている状況を示す斜視図である。 (a)は図1(b)に示すM1部分の隙間埋め部材の斜視図であり、(b)は図1(b)に示すM2部分の隙間埋め部材の斜視図である。 は図1に示すM3〜M5部分の隙間を埋めるための隙間埋め部材を示しており、(a)は前方左斜め上から見たときの斜視図であり、(b)は前方右斜め上から見たときの斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る基板用エンクロージャー1について説明する。基板用エンクロージャー1は、図1〜図3に示すように、基板100(図2参照)を収容可能に主に2つの板金部材10,20が組み合わされて構成されている。本実施形態における基板100は、図2に示すように、板金部材20と対向する表面100aに電源回路を含む複数の電子部品100bが搭載されており、基板用エンクロージャー1によってその周囲が囲まれて、所定の防火規格が満たされている。
基板用エンクロージャー1には、2つの板金部材10,20によって包囲された内部空間Sが構成されている。この内部空間Sに基板100が配置されている。本実施形態においては、図1に示す上下方向A、上下方向Aに直交する前後方向B、上下方向A及び前後方向Bに直交する左右方向Cを基準として、以下に説明する。
2つの板金部材10,20のうちの一方の板金部材10(一の板金部材)は、図1及び図4に示すように、上下方向A及び前後方向Bに延在する板状の本体11と、本体11の下端から前後方向B及び左右方向Cに延在する板状の底部12と、本体11の前端から上下方向A及び左右方向Cに延在する板状の前部13とを有している。本実施形態における板金部材10は、本体11、前部13が板金によって一枚の金属板で構成された部材と、底部12が板金によって別の一枚の金属板で構成された部材とが接続されることで構成されている。変形例として、本体11、底部12及び前部13が板金によって一枚の金属板で構成されていてもよい。
本体11の上部には、図4に示すように、前後方向Bに互いに離隔して配置された2つの内側延在部14,15が形成されている。これら2つの内側延在部14,15は、基板100を本体11に取り付けるための取付部として、本体11と折り曲げ部17,18を介して接続されている。これら内側延在部14,15は、共に折り曲げ部17,18から左方に延在する水平部14a,15aと、水平部14a,15aの左端から上方に延在する垂直部14b,15bとを有する。垂直部14b,15bには、左右方向Cに貫通する孔14c,15cが形成されている。そして、垂直部14b,15bの本体11とは反対側の面に基板100と当接させた状態で、基板100側から孔14c,15cにネジを螺合することで、基板100が垂直部14b,15bに取り付けられる。なお、垂直部15bの上端及び後端には、基板100の後方の上角部を位置決めするためのガイド片15d,15eが形成されている。
また、本体11の下部の前方には、図4に示すように、内側延在部14と上下方向Aに離隔して配置された内側延在部16が形成されている。内側延在部16も、基板100を本体11に取り付けるための取付部として、本体11と折り曲げ部19を介して接続されている。これら内側延在部16は、共に折り曲げ部19から左方に延在する水平部16aと、水平部16aの左端から下方に延在する垂直部16bとを有する。垂直部16bには、孔14cと同様な孔16cが形成されている。垂直部16bの本体11とは反対側の面に基板100と当接させた状態で、基板100側から孔16cにネジを螺合することで、基板100を垂直部16bに取り付けられる。また、垂直部16bの下端及び前端には、基板100の前方の下角部を位置決めするためのガイド片16d,16eが形成されている。
本体11の上端部には、左方に折り曲げられることで構成された複数の突出片11aが形成されている。本体11と基板100との間であって本体11の内面11bには、図2に示す内側板金部材30が取り付けられる。内側板金部材30の上端部には、図2に示すように、左方に折り曲げられることで構成された突出片31が形成されている。本体11の突出片11aは、突出片31を係止することで、内側板金部材30の上端位置を位置決めしている。
前部13は、本体11の前端であって上下方向Aの中央のやや下方位置から上方に向かって延在されている。底部12は、板金部材20が立設される底面12aを有する。底面12aの周縁には、当該底面12aを取り囲みつつ上下方向Aに立設された壁部12bが形成されている。このように底部12の底面12aに壁部12bが形成されることで、底面12b上に電解液などの液体が溢れても底面12aから周囲に広がるのを防ぐことが可能となる。底面12aよりも左方にある壁部12bであって当該壁部12bの前後方向Bの略中央には、図4に示すように、底面12aと離隔しつつ対向する係止部12cが形成されている。係止部12cは、壁部12bが部分的に上方に突出した突出部12b1(接続領域)の上端に接続されている。
2つの板金部材10,20のうちの他方の板金部材20(他の板金部材)は、図2及び図5(a)に示すように、本体21と、上部22と、前部23と、後部24とを有している。本実施形態における板金部材20は、本体21、上部22、前部23及び後部24が板金によって一枚の金属板で構成されているが、複数枚の金属板を接続することで1つの板金部材20を構成してもよい。
本体21は、左方に突出した突出部21aを有している。突出部21aは、前後方向Bに延在する上平面21a1と、上平面21a1の左端に接続され上下方向A及び前後方向Bに延在する左平面21a2と、左平面21a2の前端と接続され上下方向Aに延在する前平面21a3と、左平面21a2の後端と接続され上下方向Aに延在する後平面21a4とを有している。突出部21aは、図5(a)に示すように、左平面21a2と前平面21a3とで構成され、上下方向Aに沿って延在する角部21a5と、左平面21a2と後平面21a4とで構成され、上下方向Aに沿って延在する角部21a6とを有する。突出部21aの角部21a5の下部には、切り欠き部21bが形成されている。この切り欠き部21bは、図1(a)に示すように板金部材20を底面12a上に立設させたときに、底部12の壁部12bとの緩衝を防ぐために形成されている。
また、左平面21a2の下部には、図5に示すように、被係止部21cが形成されている。被係止部21cは、左平面21a1の下端の一部分を左方に突出するように折り曲げることで構成されている。左平面21a2の下端は、板金部材20を底面12a上に立設させたときに、その大部分が底面12aと接触する。つまり、図5(b)に示すように、左平面21a2の下端には、底面12aと接触する接触領域21a6と、底面12aと離隔する離隔領域21a7とが存在する。被係止部21cは、左平面21a2の離隔領域21a7から左方(すなわち、係止部12cと係止可能な方向)に延在して形成されている。
上部22は、上下方向A及び前後方向Bに延在する垂直面22aと、垂直面22aの上端と接続され前後方向B及び左右方向Cに延在する水平面22bとを有する。垂直面22aの後方上部には、切り欠き部22a1が形成されている。また、上部22は、垂直面22aの切り欠き部22a1及び垂直面22aの後端縁に沿って折り曲げられ、水平面22bの後端に接続された折り曲げ面22cをさらに有している。
前部23は、本体21の前端に接続された、上下方向A及び左右方向Cに延在する平面によって構成されている。前部23は、上下方向Aにおいて、本体21の下端から中央部分にかけて延在している。また、本体21と前部23とでなす上下方向Aに延在する角部25の下部には、切り欠き部25aが形成されている。この切り欠き部25aは、上述の切り欠き部21bと同様に、板金部材20を底面12a上に立設させたときに、底部12の壁部12bとの緩衝を防ぐために形成されている。後部24は、図2に示すように、本体21の後端に接続された、上下方向A及び左右方向Cに延在する平面によって構成されている。
基板用エンクロージャー1を構成する場合は、予め、内側板金部材30を取り付けた板金部材10に基板100を取り付ける。そして、図1に示すように、板金部材10の底面12a上に板金部材20が立設されるように配置され、内部空間Sが形成されるようにして板金部材10の係止部12cに板金部材20の被係止部21cを係止させつつ2つの板金部材10,20が組み付けられる。この場合、基板用エンクロージャー1には、図1、図4、図6〜図8に示すような、8つの隙間51〜58が存在する。これら隙間51〜58は、比較的大きな隙間であり、防火レベルの要求が高い場合、その防火規格の範囲に入らないことがある。このため、本実施形態における基板用エンクロージャー1においては、これら隙間51〜58を埋めるための難燃性の樹脂材料から構成された3つの隙間埋め部材60,70,80を有する。本実施形態における隙間埋め部材60,70,80は、難燃性の基準の一つであるUL94規格においてV−1の基準を満たす樹脂材料から構成されているが、UL94規格におけるV−0以上の難燃性を有する樹脂材料や金属材料から構成されていてもよい。
隙間51は、基板用エンクロージャー1の前方上部であって、図6(a)に示すように、板金部材10の内側延在部14と本体11との間及び内側延在部14と板金部材20の水平面22bとの間に形成されている。隙間52は、基板用エンクロージャー1の後方上部であって、図6(b)に示すように、板金部材10の内側延在部15と本体11との間に形成されている。隙間53は、基板用エンクロージャー1の前方下部であって、図6(c)に示すように、板金部材10の内側延在部16と底面12aとの間及び内側延在部材16と板金部材20の前部23との間に形成されている。隙間54は、基板用エンクロージャー1の前方下部であって、図4に示すように、板金部材10の内側延在部16と本体11との間に形成されている。
隙間55は、基板用エンクロージャー1の左方下部において前後方向Bの中央付近であって、図7(a)に示すように、板金部材20の被係止部21cの前端と板金部材10の底面12aとの間に形成されている。隙間56は、図1(a)に示すように、隙間55の後方であって板金部材20の被係止部21cの後端と板金部材10の底面12aとの間に形成されている。隙間57は、図8(a)に示すように、板金部材20の切り欠き部21bと板金部材10の底面12aとの間に形成されている。隙間58は、隙間57とほぼ同様に、図1(a)に示すように、板金部材20の切り欠き部25aと板金部材10の底面12aとの間に形成されている。
隙間埋め部材60は、隙間51を埋めるための部材である。隙間埋め部材60は、水平部61と、水平部61の右端から下方に延在する垂直部62と、水平部61と垂直部62との接続部後端から後方に延在する延在部63とを有している。水平部61は、水平部61の左端及び後方端から上方に突出し、当該左端及び後方端に沿って延在する壁部61aを有する。垂直部62は、垂直部62の後方端から右方及び上方に延在する壁部62aを有する。延在部63は、延在部63の左端から上方に突出し当該左端に沿って延在する壁部63aを有する。これら3つの壁部61a〜63aは互いに接続されている。垂直部62には、基板100を内側延在部14に取り付けるためのネジの端部を通すための切り欠き部62bが形成されている。垂直部62の下端には、右方に突出する壁部62cが形成されている。これら水平部61,垂直部62及び延在部63は、隙間51を埋めることが可能な形状に形成されている。
隙間埋め部材70は、隙間52を埋めるための部材である。隙間埋め部材70は、水平部71と、水平部71の右端から下方に延在する垂直部72とを有している。垂直部72には、基板100を内側延在部15に取り付けるためのネジの端部を通すための切り欠き部72aが形成されている。これら水平部71及び垂直部72は、隙間52を埋めることが可能な形状に形成されている。
隙間埋め部材80は、6つの隙間53〜58を埋めるための部材である。隙間埋め部材80は、図10に示すように、左右方向Cに沿って延在する7つの横部材81a〜81gと、前後方向Bに沿って延在する6つの縦部材82a〜82fと、縦部材82aから上方に突出して形成された5つの板状部材83a〜83eとを有し、これら横部材81a〜81g及び縦部材82a〜82fが互いに接続されて枠状に構成されてなる。
縦部材82aは、図10に示すように、最も右方に配置され、7つの横部材81a〜81gの右端と接続されている。縦部材82aの前方部分82a1は、隙間埋め部材80を底面12a上に設置されたときに、隙間53の一部を埋めることが可能なように、左方に階段状に折れ曲げられて構成されている。板状部材83aは、縦部材82aの前端であって縦部材82aと横部材81aとの接続部分に形成されている。板状部材83aは、隙間埋め部材80を底面12a上に設置されたときに、隙間53の他部(隙間53の前方部分82a1で埋められていない部分)を埋めることが可能なように、上下方向A及び左右方向Cに沿って延在して形成されている。
板状部材83bは、図10に示すように、縦部材82aの前方部分82a1近傍部分に形成されている。板状部材83bは、第1部分83b1と第2部分83b2とを有する。第1部分83b1は、上下方向A及び前後方向Bに沿って延在する板状部分である。第2部分83b2は、第1部分83b1の前端に接続され、上下方向A及び左右方向Cに沿って延在する板状部分である。つまり、第1部分83b1と第2部分83b2とが直交して形成されている。また、板状部材83bは、隙間埋め部材80を底面12a上に設置したときに、隙間54を埋めることが可能なように、第1部分83b1と第2部分83b2とが形成されている。
板状部材83c及び板状部材83dは、縦部材82aの前後方向Bの中央部分と前方部分82a1との間に配置されており、ともに上下方向A及び左右方向Cに沿って延在して形成されている。
板状部材83eは、縦部材82aの前後方向Bの後方部分近傍に配置されており、上下方向A及び前後方向Bに沿って延在して形成されている。また、板状部材83eの前後方向Bの中央には、図10(a)に示すように、板状部材83cとほぼ同形状の板状部83e1が形成されている。板状部材83cには、切り欠き部83c1が形成されている。また、板状部83eにも切り欠き部83c1と同様の切り欠き部83e2が形成されている。これら切り欠き部83c1,83e2は、隙間埋め部材80を底面12a上に配置した状態で基板100を板金部材10に取り付けたときに、基板100の内面11bと対向する裏面100c(表面100aとは反対側の面)と当接する。このため、隙間埋め部材80が、底面12a上の所定位置に位置決めされる。
縦部材82bは、横部材81aと横部材81bとを接続する部材である。縦部材82cは、横部材81bと横部材81cとを接続する部材である。縦部材82dは、横部材81cの左端と横部材81dの左端とを接続する部材である。縦部材82eは、横部材81dと横部材81eの左端と横部材81fの左端とを接続する部材である。縦部材82fは、横部材81fと横部材81gの左端とを接続する部材である。
横部材81bは、隙間埋め部材80が底面12a上に設置された状態において、その左端部81b1が隙間57近傍部分に配置されるような、左右方向Cの長さを有している。また、横部材81bの左端部81b1には、図8(b)及び図10に示すように、当該左端部81b1とで、隙間57を覆って埋めることが可能なように、左端部81b1から上方に突出した突起81b2を有する。
横部材81aは、横部材81bと同様に、隙間埋め部材80が底面12a上に設置された状態において、その左端部81a1が隙間58近傍部分に配置されるような、左右方向Cの長さを有している。また、横部材81aの左端部81a1は、当該左端部81a1とで、隙間58を覆って埋めることが可能なように、左端部81a1から上方に突出した突起81a2を有する。
横部材81cは、隙間埋め部材80が底面12a上に設置された状態において、その左端が隙間55に配置されるような、左右方向Cの長さを有している。また、横部材81cは、図10に示すように、縦部材82cが接続された箇所から左端までの左側部分81c1から上方に突出した突起81c2を有する。これにより、図7(b)に示すように、横部材81cの左側部分81c1及び突起81c2によって隙間55が埋められる。
横部材81dも、横部材81cと同様に、隙間埋め部材80が底面12a上に設置された状態において、その左端が隙間56に配置されるような、左右方向Cの長さを有している。また、横部材81dは、図10に示すように、縦部材82eが接続された箇所から左端までの左側部分81d1から上方に突出した突起81d2を有する。これにより、横部材81cと同様に、横部材81dの左側部分81d1及び突起81d2によって隙間56が埋められる。
以上に述べたように、本実施形態の基板用エンクロージャー1によると、隙間埋め部材60,70,80は、板金部材10,20とは別の部材であるため、板金部材10,20に比べて形状の自由度が大きい。このため、隙間埋め部材60,70,80を様々な形状に容易に形成することができる。したがって、既存の板金部材10,20を用いてより厳しい防火規格に適合した基板用エンクロージャー1が製作可能となるため、多大な労力と長時間を要することなく防火レベルの異なる複数の防火規格に適合可能となる。つまり、防火エンクロージャーの仕向地ごとに防火規格が異なる場合にも、容易に対応することが可能となる。
また、基板100を取り付けるための内側延在部14〜16が、折り曲げ部17〜19を介して本体11(板金部材10)に接続されている。これにより、板金部材10に基板100を取り付けることが可能となる。
また、板金部材20を板金部材10の底面12a上に立設させて組み合わせた場合に、角部21a5,25の端部に形成された切り欠き部21b,25aと底面12aとの間に隙間57,58が生じても、当該隙間57,58を隙間埋め部材80で埋めることが可能となる。
また、板金部材10の係止部12cに板金部材20の被係止部21cを係止させつつ板金部材20を板金部材10の底面12a上に立設させて組み合わせた場合に、板金部材20の被係止部21cの前端と板金部材10の底面12aとの間、及び、板金部材20の被係止部21cの後端と板金部材10の底面12aとの間に隙間55,56が生じても、当該隙間55,56を隙間埋め部材80で埋めることが可能となる。
また、隙間埋め部材80が、板金部材10,20を組み合わせることで構成された6つの隙間53〜58を埋めるように底面12a上に配置されている。このため、6つの隙間53〜58を隙間埋め部材80で容易に埋めることが可能となる。
また、隙間埋め部材80が、基板100と板金部材10とで挟持されて底面12a上に位置決めされる。これにより、隙間埋め材80が板金部材10に対して位置決めされるため、確実に隙間53〜58を埋めることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態においては、2つの板金部材10,20を組み合わせてなる基板用エンクロージャー1に8つの隙間51〜58が存在するが、これら8つの隙間51〜58のうちのいずれか1つだけが存在していてもよい。この場合、基板用エンクロージャー1が、当該隙間を埋めるために、3つの隙間埋め部材60,70,80のうちのいずれかを有すればよい。また、このときの隙間埋め部材が、当該隙間を埋めるための部分だけから構成されていてもよい。つまり、基板用エンクロージャー1に隙間53,54だけが存在する場合、隙間埋め部材80の前方部分82a1でなる隙間埋め部材(板状部材83a,83bを含む)であってもよい。
また、本実施形態における隙間51〜58は、基板100を取り付けるために板金部材10が折り曲げられることによって形成される隙間や2つの板金部材10,20の組み合わせ時の緩衝を防ぐために形成された切り欠き部21b,25aによる隙間や2つの板金部材10,20同士を係止させるための構造による隙間であるが、これら以外の形状による隙間であってもよく、隙間を構成する形状を特に限定するものではない。また、隙間埋め部材80が、基板100と板状部材10とで挟持されて底面12a上に位置決めされていなくてもよい。
1 基板用エンクロージャー
10 板金部材(一の板金部材)
11 本体
12a 底面
12b 壁部
12b1 突出部(接続領域)
12c 係止部
14〜16 内側延在部
17〜19 折り曲げ部
20 板金部材(他の板金部材)
21a5,25 角部
21a6 接触領域
21a7 離隔領域
21b,25a 切り欠き部
21c 被係止部
51〜58 隙間
60,70,80 隙間埋め部材
100 基板
S 内部空間

Claims (7)

  1. 基板を収容可能に複数の板金部材が組み合わされて構成された基板用エンクロージャーにおいて、
    一の前記板金部材の一部には、前記複数の板金部材によって包囲された内部空間に向かって、当該板金部材の本体から延在した内側延在部が形成されており、
    一の前記板金部材の前記本体と前記内側延在部との間、及び、一の前記板金部材の前記内側延在部と他の前記板金部材との間の少なくともいずれか一方には、前記内部空間と外部空間とを連通させる隙間が形成されており、
    前記隙間を埋めるように配置された、難燃性樹脂及び金属の少なくともいずれか一方で構成された隙間埋め部材を有していることを特徴とする基板用エンクロージャー。
  2. 前記内側延在部は、前記基板を取り付けるための取付部として、一の前記板金部材の前記本体と折り曲げ部を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の基板用エンクロージャー。
  3. 基板を収容可能に複数の板金部材が組み合わされて構成された基板用エンクロージャーにおいて、
    一の前記板金部材と前記一の板金部材と隣接する他の前記板金部材との間に形成され且つ外部空間と前記複数の板金部材によって包囲された内部空間とを連通させる隙間を埋めるように配置された、難燃性樹脂及び金属の少なくともいずれか一方で構成された隙間埋め部材を有していることを特徴とする基板用エンクロージャー。
  4. 前記他の板金部材は、一方向に延在する角部を有しており、
    前記一の板金部材は、前記一方向に立設された壁部を有しており、
    前記他の板金部材は、前記一の板金部材の前記壁部によって囲まれた底面上に前記一方向に立設するように配置されており、
    前記他の板金部材の前記角部における前記一の板金部材の前記底面に対向する端部には、切り欠き部が形成されており、
    前記隙間は、前記切り欠き部と前記底面との間に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の基板用エンクロージャー。
  5. 前記他の板金部材は、前記一の板金部材の一表面上に、前記一表面と交差する一方向に立設するように配置されており、
    前記一の板金部材は、前記一表面の端部に接続され且つ前記一方向に立設された壁部と、前記壁部の一領域である接続領域に接続され且つ前記一表面と対向する係止部とを有しており、
    前記他の板金部材における前記一の板金部材の前記一表面と対向する端部には、前記一表面と接触する接触領域と、前記一表面から離隔した離隔領域とが形成されており、前記他の板金部材は、前記係止部を係止可能な方向に前記離隔領域から延在した被係止部を有しており、
    前記隙間は、前記離隔領域の延在方向についての前記被係止部の端部と、前記一表面との間に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の基板用エンクロージャー。
  6. 前記他の板金部材と前記一の板金部材との間には、複数の前記隙間が形成されており、
    前記隙間埋め部材は、前記複数の隙間を埋めるように配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の基板用エンクロージャー。
  7. 前記基板は、前記一の板金部材に取り付けられており、
    前記隙間埋め部材は、その一部が前記基板と前記一の板金部材とで挟持されて、前記一の板金部材に対して位置決めされていることを特徴とする請求項6に記載の基板用エンクロージャー。
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