JP2019060459A - ダンパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部を流通する流体の流量を調節する際に部材同士の衝突音が発生しないダンパ装置を提供すること。【解決手段】ダンパ装置1は、開口部Oを通過する気体の流量を調整するための可動カバー2と、可動カバー2を、流量が第1流量となる第1位置2Aと、第1位置2Aよりも開口部Oから離間して流量が第1流量よりも多い第2流量となる第2位置2Bと、の間で直動させる駆動ユニット3と、駆動ユニット3を支持する支持部13を備える支持体4と、を有する。可動カバー2は、支持体4に向かって突出する凸部111〜113を備え、支持体4は直動方向で凸部111〜113に対向する位置に緩衝部材37〜39を備える。緩衝部材37〜39は、可動カバー2が第2位置2Bに配置されたときに凸部111〜113が当接して弾性変形した状態となる。【選択図】図9

Description

本発明は、開口部を通過する流体の流量を調節するダンパ装置に関する。
冷蔵庫内で冷気などの流体が流通する流体通路の開口部に配置して、開口部を通過する流体の流量を調節するダンパ装置は特許文献1に記載されている。特許文献1のダンパ装置は、流体の流量を調節するための可動カバーと、可動カバーを駆動する駆動ユニットと、駆動ユニットを支持する支持体と、を備える。支持体は、流体通路の開口部に連通する支持体側開口部を備える。駆動ユニットは駆動源としてのモータと、モータの駆動により回転する回転体と、を備える。可動カバーは、回転体の回転が送りねじ機構を介して伝達されることにより、支持体に当接する当接位置と、支持体から離間する離間位置との間を直動する。可動カバーが当接位置に配置されると、可動カバーによって支持体側開口部が被われるので、開口部を介した流体の流れは遮断される。可動カバーが離間位置に配置されると、流体は、開口部、支持体側開口部および、支持体と可動カバーを介して、流通する。
特開2016−161232号公報
開口部を通過する流体の流量を調節する際に、可動カバーを支持体に当接させると、これらの当接時に衝突音が発生するという問題がある。
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、開口部を通過する流体の流量を調節する際に部材同士の衝突音の発生を抑制できるダンパ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のダンパ装置は、開口部を通過する気体の流量を調整するための可動カバーと、前記可動カバーを、前記流量が第1流量となる第1位置と、前記第1位置よりも前記開口部に接近して前記流量が前記第1流量よりも少ない第2流量となる第2位置と、の間で直動させる駆動ユニットと、前記駆動ユニットを支持する支持部を備える支持体と、を有し、前記支持体および前記可動カバーの一方は、前記可動カバーの直動方向を前記支持体および前記可動カバーの他方に向かって突出する凸部を備え、前記支持体および前記可動カバーの他方は、前記直動方向で前記凸部に対向する位置に緩衝部材を備え、前記緩衝部材は、前記可動カバーが前記第1位置に配置されたときに前記凸部が当接して弾性変形した状態となることを特徴とする。
本発明では、開口部を通過する流体の流量を調節するために可動カバーを第1位置に配置した場合には、可動カバーおよび支持体の一方に設けた凸部と、他方に設けた緩衝部材が当接する。また、緩衝部材は、可動カバーが第1位置に配置されたときに凸部が当接して弾性変形した状態となる。従って、可動カバーを第1位置に配置したときに衝突音が発生することを防止或いは抑制できる。
本発明において、前記直動方向から見た場合に、前記凸部の先端は、前記緩衝部材よりも小さく、前記緩衝部材の輪郭の内側に位置するものとすることができる。このようにす
れば、可動カバーを第1位置に配置したときに、凸部を緩衝部材に確実に当接させることができる。また、可動カバーを第1位置に配置したときに、可動カバーの凸部が支持体において緩衝部材に被われていない部分に衝突してしまうことを回避できる。
本発明において、前記凸部の先端は、前記支持体および前記可動カバーの一方において最も前記支持体および前記可動カバーの他方の側に位置することが望ましい。このようにすれば、可動カバーを第2位置に配置したときに、支持体および可動カバーの一方において凸部を除く他の部分が、支持体および前記可動カバーの他方に衝突することを回避できる。
本発明において、前記支持体および前記可動カバーの他方は、前記直動方向で前記支持体および前記可動カバーの一方と対向する対向面を備え、前記対向面は、前記直動方向から見た場合に前記凸部と重なる位置に凹部を備え、前記緩衝部材は、前記凹部に配置されていることが望ましい。このようにすれば、凹部が目印となるので、支持体および前記可動カバーの他方の対向面に、緩衝部材を配置しやすい。
本発明において、前記緩衝部材は、多孔質部材とすることができる。
本発明において、前記支持体および前記可動カバーの一方は、前記凸部として、前記直動方向から見た場合に、前記支持部を囲んで配置された3以上の複数の前記凸部を備え、前記支持体および前記可動カバーの他方は、前記緩衝部材として、前記直動方向で複数の前記凸部のそれぞれに対向する複数の前記緩衝部材を備えることが望ましい。このようにすれば、可動カバーを第1位置に配置したときに、可動カバーの姿勢が安定する。従って、可動カバーを第1位置に配置したときに、支持体および可動カバーの一方において凸部を除く他の部分が、支持体および前記可動カバーの他方に衝突することを回避できる。
本発明において、複数の前記凸部は、前記直動方向から見た場合に、前記支持部の周方向に長い形状であり、複数の前記緩衝部材は、前記直動方向から見た場合に、前記支持部の周方向に長い形状であるものとすることができる。このようにすれば、可動カバーを第2位置に配置して各凸部と各緩衝部材とが当接したときに、可動カバーが支持部の外周側で傾斜した姿勢となることを防止或いは回避できる。従って、可動カバーを第2位置に配置したときに、支持体および可動カバーの一方において凸部を除く他の部分が、支持体および前記可動カバーの他方に衝突することを回避できる。
本発明において、複数の前記凸部は、前記直動方向から見た場合に、前記支持部を等角度間隔で囲む位置に設けられていることが望ましい。このようにすれば、可動カバーを第2位置に配置したときに、可動カバーの姿勢が安定する。従って、可動カバーを第2位置に配置したときに、支持体および可動カバーの一方において凸部を除く他の部分が、支持体および前記可動カバーの他方に衝突することを回避できる。
本発明において、前記凸部は、前記可動カバーに設けられ、前記緩衝部材は、前記支持体に設けられているものとすることができる。
本発明において、可動カバーを第1位置と第2位置との間で直動させるためには、前記駆動ユニットは、駆動源と、前記駆動源により駆動されて前記直動方向に延在する軸線回りに回転する回転体と、を備え、前記回転体は、外周面に螺旋状の凸部または凹部からなる係合部を備え、前記可動カバーは、前記回転体の前記係合部が形成されている部分が内側に配置された回転体配置穴と、前記回転体配置穴の内周面で前記係合部と係合して当該係合部と送りねじ機構を構成する被係合部と、を備えるものとすることができる。
本発明において、前記可動カバーを案内するガイド機構を備え、前記ガイド機構は、前記支持体および前記可動カバーのうちの一方において、前記直動方向に延在するガイド軸と、前記支持体および前記可動カバーのうちの他方において、前記ガイド軸が挿入嵌ったガイド穴と、を備え、前記凸部および前記緩衝部材は、前記直動方向から見た場合に、前記ガイド機構と前記支持部との間に位置することが望ましい。このようにすれば、可動カバーを第2位置に配置したときに、支持体および可動カバーの一方に設けた凸部と、支持体および前記可動カバーの他方に設けた緩衝部材とを当接させることが容易となる。
本発明において、前記駆動ユニットは、駆動源と、前記駆動源により駆動されて前記直動方向に延在する軸線回りに回転する回転体と、を備え、前記回転体は、外周面に螺旋状の凸部または凹部からなる係合部を備え、前記支持体は、前記支持部の外周側から前記直動方向を前記可動カバーの側に突出して先端にファンが固定可能なファン固定用軸を備え、前記可動カバーは、前記直動方向で前記支持体に対向するカバー側対向面を有するカバー端板部を備え、前記カバー端板部は、前記回転体の前記係合部が形成されている部分が内側に配置された回転体配置穴と、前記回転体配置穴の内周面で前記係合部と係合して当該係合部と送りねじ機構を構成する被係合部と、前記回転体配置穴の外周側で前記ファン固定用軸が貫通する貫通穴と、を備え、前記カバー側対向面には、前記貫通穴が底面に開口するカバー側凹部が設けられており、前記凸部は、前記カバー側凹部の外周縁と前記対向面における当該カバー側凹部の開口縁との双方に重なる位置であって前記軸線と前記貫通穴の中心とを結んだ直線上に設けられており、前記緩衝部材は、前記支持体において前記支持部と前記ファン固定用軸との間に設けられているものとすることができる。このようにすれば、駆動ユニットの回転体の軸線を中心とする径方向で、ファン固定用軸よりも駆動ユニットに近い位置に凸部と緩衝部材とを配置できる。従って、駆動ユニットが支持される支持体および駆動ユニットの回転体が係合する可動カバーの一方に設けた凸部と他方に設けた緩衝部材とを当接させることが容易である。
本発明では、開口部を通過する流体の流量を調節するために、可動カバーを第1位置に配置した場合には、可動カバーおよび支持体の一方に設けた凸部と、他方に設けた緩衝部材が当接する。また、緩衝部材は、可動カバーが第1位置に配置されたときに凸部が当接して弾性変形した状態となる。従って、可動カバーを第1位置に配置したときに衝突音が発生することを防止或いは抑制できる。
本発明を適用したダンパ装置を支持体の側から見た場合の斜視図である。 可動カバーが第1位置にある状態のダンパ装置の斜視図である。 可動カバーが第2位置にある状態のダンパ装置の斜視図である。 ダンパ装置を支持体の側から見た場合の分解斜視図である。 ダンパ装置を可動カバーの側から見た場合の分解斜視図である。 支持体および駆動ユニットの分解斜視図である。 駆動ユニットの分解斜視図である。 配線の引き回しの説明図である。 可動カバーが第1位置にある状態の説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したダンパ装置の実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本発明を適用したダンパ装置を支持体の側から見た場合の斜視図である。図2は可動カバーが第1位置にある状態を可動カバーの側から見た場合のダンパ装置の斜視図で
ある。図3は可動カバーが第2位置にある状態を可動カバーの側から見た場合のダンパ装置の斜視図である。図4はダンパ装置を支持体の側から見た場合の分解斜視図である。図5はダンパ装置を可動カバーの側から見た場合の分解斜視図である。図6は支持体および駆動ユニットの分解斜視図である。ダンパ装置1は、流体が流れるダクトなどの流体通路の開口部Oを流通する流体の流量を制御する。本例では、ダンパ装置1は冷蔵庫内の冷気通路に設けられた開口部Oを流通する冷気の流量を調節する。ダンパ装置1は冷気流路の外側に配置される。
図2、図3に示すように、ダンパ装置1は、開口部Oを流通する冷気の流量を調整するための可動カバー2と、可動カバー2を開口部Oに接近する方向および離間する方向に直動駆動する駆動ユニット3と、駆動ユニット3を支持する支持体4と、を有する。また、ダンパ装置1は、駆動ユニット3に電力を供給するための配線5を有する。図2、図3において、冷気流路は開口部0を挟んでダンパ装置1とは反対側にある。
支持体4は、図1に示すように、可動カバー2の一方側に位置する正方形形状の端板部11と、端板部11の外周縁を規定する4辺のうちの1辺から可動カバー2の側に延びる側板部12と、を備える。端板部11は可動カバー2が直動する直動方向と垂直に延びる。端板部11の中心部分には駆動ユニット3を支持する支持部13が設けられている。図2に示すように、駆動ユニット3は、支持部13に取り付けられて、可動カバー2の側に突出する。
可動カバー2は、駆動ユニット3の駆動により、開口部Oを流通する冷気の流量が第1流量となる第1位置2Aと、流量が第1流量よりも少ない第2流量となる第2位置2Bとの間で直動する。図2に示すように、第1位置2Aでは、可動カバー2は、開口部Oから離間して、端板部11に近い位置に配置されている。図3に示すように、第2位置2Bでは、可動カバー2は第1位置2Aよりも端板部11から離間する位置に配置され、第1位置2Aよりも開口部Oに接近している。
以下の説明では、図1から図3に示すダンパ装置1の姿勢を、ダンパ装置1の設置姿勢1Aとする。設置姿勢1Aでは、可動カバー2の直動方向が水平方向となる。また、設置姿勢1Aにおいて、互いに直交する3方向をX方向、Y方向、Z方向とする。X方向は可動カバー2の直動方向であり、ダンパ装置1が設置姿勢1Aのときに水平方向である。Y方向はダンパ装置1の幅方向であり、Z方向は上下方向である。また、X方向(直動方向)において、端板部11が位置する側をX1方向、可動カバー2が位置する側をX2方向とする。Y方向において側板部12が位置する側をY1方向、その反対側をY2方向とする。さらに、Z方向の下方をZ1方向、Z方向の上方をZ2方向とする。設置姿勢1Aでは、端板部11の端面11aはX1方向を向く。また、設置姿勢1Aでは、側板部12は、Y1方向を向いて上下方向に延びる側面12aを備える。端板部11の端面11aと側板部12の側面12aとは直交する。以下では、ダンパ装置1を設置姿勢1Aで説明する。
(支持体)
支持体4は樹脂製である。駆動ユニット3を支持する支持部13は端板部11の中央部分に設けられている。図1に示すように、支持部13は、端板部11からX1方向に突出する第1筒部15と、図6に示すように、第1筒部15と同軸で、端板部11からX2方向の突出する第2筒部16と、を備える。第1筒部15の中心穴15aと第2筒部16の中心穴16aとは端板部11に設けられた貫通穴11bを介して連通する。第1筒部15の中心穴15aは第2筒部16の中心穴16aよりも小径である。図1に示すように、第1筒部15において、Y1方向(側板部12が位置する側)の周方向の一部分には切欠き17が設けられている。
端板部11においてX1方向を向く端面11aには、第1筒部15の切欠き17から側板部12の側面12aに至る配線配置溝18が設けられている。配線配置溝18は、切欠き17(支持部13)から水平方向に延びる内周側溝部分19と、内周側溝部分19の外周側の端から側板部12の側に向かってZ1方向に傾斜する傾斜溝部分20と、傾斜溝部分20の外周側の端から水平方向に延びて側板部12の側面12aに達する外周側溝部分21とを備える。外周側溝部分21の側板部12の側の端は側面12aに開口している。配線配置溝18において、内周側溝部分19は支持部13に近い部分であり、外周側溝部分21は側板部12に近い部分である。側面12aに露出する配線配置溝18(外周側溝部分21)の端部開口18bは、上下方向に長い矩形である。
傾斜溝部分20の底部18aには、開口部22が設けられている。端板部11において可動カバー2の側を向く対向面11cには、図5、図6に示すように、開口部22の開口縁と重なる部分からX2方向に突出する筒部23が設けられている。
また、端板部11は、図1、図4に示すように、内周側溝部分19の内側に突出する第1爪部25と、外周側溝部分21の内側に突出する第2爪部26と、を備える。第1爪部25はZ2方向に突出しており、第2爪部26はZ1方向に突出している。第1爪部25および第2爪部26は、それぞれ配線配置溝18の底部18aからX1方向に離間している。
より詳細には、図1に示すように、内周側溝部分19は水平方向に延びる下側壁面部19aと、下側壁面部19aのZ2方向で下側壁面部19aと平行に延びる上側壁面部19bと、下側壁面部19aと下側壁面部19aとを接続する底部18aとを備える。第1爪部25は下側壁面部19aのX1方向の端部分からZ2方向に突出する。第1爪部25の上端には底部18aの側に突出する第1突部27が設けられている。一方、外周側溝部分21は水平方向に延びる下側壁面部21aと、下側壁面部21aのZ2方向で下側壁面部21aと平行に延びる上側壁面部21bと、下側壁面部21aと下側壁面部21aとを接続する底部18aとを備える。第2爪部26は外周側溝部分21の上側壁面部21bのX1方向の端部分からZ1方向に突出する。第2爪部26の下端には底部18aの側に突出する第2突部28が設けられている。
ここで、支持体4をY1方向の側から(水平方向)から見た場合に、第1爪部25と第2爪分とは部分的に重なっている。また、第1爪部25と第2爪部26とは、配線配置溝18の内側に設けられており、端板部11の端面11aからX1方向に突出していない。
また、図2、図6に示すように、端板部11は、X2方向に突出する3本のファン固定用軸31〜33と、2本のガイド軸34、35と、を備える。3本のファン固定用軸31〜33と2本のガイド軸34、35は、いずれも支持部13の外周側に位置する。また、3本のファン固定用軸31〜33と2本のガイド軸34、35は、いずれも支持部13に取り付けられた駆動ユニット3の外周側に位置する。
3本のファン固定用軸31〜33は、支持部13を等角度間隔で囲む位置に設けられている。ファン固定用軸31〜33の先端部分には、冷気流路の外側で開口部Oに対向する位置に遠心ファン(不図示)を配置して開口部Oからダンパ装置1に側に冷気を送る場合に、当該遠心ファンが連結される。これにより、遠心ファンは支持体4に支持された状態で、開口部Oと対向する位置に配置されるものとなる。
2本のガイド軸34、35は、3本のファン固定用軸31〜35よりも外周側に設けられている。2本のガイド軸34、35は、可動カバー2をX方向に案内するガイド機構3
0の構成の一部分である。2本のガイド軸34、35のうちの一方のガイド軸34は端板部11におけるY1方向のZ1方向の側の部分からX2方向に突出する。他方のガイド軸35は、端板部11におけるY2方向のZ2方向の側の部分からX2方向に突出する。
さらに、端板部11は、図5に示すように、対向面11cに3つの緩衝部材37〜39を備える。3つの緩衝部材37〜39は、ガイド軸34、35よりも内周側に配置されている。また、3つの緩衝部材37〜39は、3つのファン固定用軸31〜33と、支持部13との間に配置されている。
各緩衝部材37〜39は、端板部11の対向面11cに設けられた3つの凹部41〜43のそれぞれの内側に、接着剤などにより、固定されている。凹部41〜43は、それぞれ長方形であり、支持部13を等角度間隔で囲む位置に形成されている。各凹部41〜43は、その長手方向を支持部13の周方向に向けている。緩衝部材37〜39は、直方体形状であり、直動方向から見た場合の形状が凹部41〜43内に配置可能な長方形である。緩衝部材37〜39は、凹部41〜43に配置されることにより、支持部13を等角度間隔で囲む位置に配置されている。また、緩衝部材37〜39は、その長手方向を支持部13の周方向に向けている。緩衝部材37〜39は、弾性部材であり、多孔質部材である。緩衝部材37〜39としては、発泡ポリウレタン、ゴム、スポンジなどを用いることができる。緩衝部材37〜39の材質は、使用環境に合わせて選択される。
次に、側板部12は、図1に示すように、配線係止部45と、第1結束部46と、第2結束部47と、を備える。配線係止部45は、側板部12の側面12aからY1方向に突出する突出部分51と、突出部分51の先端部分から側面12aに沿ってZ1方向に延びる第1係止部分52と、突出部分51の先端部分から側面12aに沿ってZ2方向に延びる第2係止部分53と、を備える。配線係止部45の突出部分51は、側板部12の側面12aに露出する配線配置溝18の端部開口18bとZ方向で重なる高さ位置に設けられている。配線係止部45の突出部分51は、Z方向において、配線配置溝18の外周側溝部分21のZ方向の中央部分と同様の高さ位置にある。
また、配線係止部45は、第1係止部分52の下端部分から側板部12(側面12a)に向かって延びる第1抜け止め部分54と、第1抜け止め部分54の側板部12の側の端からZ1方向に向かって側板部12から離間する方向に延びる第1傾斜部55と、を備える。さらに、配線係止部45は、第2係止部分53の上端部分から側板部12(側面12a)に向かって延びる第2抜け止め部分56と、第2抜け止め部分56の側板部12の側の端からZ2方向に向かって側板部12から離間する方向に延びる第2傾斜部57と、を備える。
第1結束部46は配線係止部45のZ1方向に設けられている。第2結束部47は配線係止部45のZ2方向に設けられている。第1結束部46および第2結束部47は、結束バンド59を結束可能な部位である。第1結束部46と第2結束部47とは同一の形状を備える。Z方向から見た場合に、第1結束部46および第2結束部47は、配線係止部45と重なる位置に設けられている。第1結束部46および第2結束部47のそれぞれは、側板部12の側面12aをX方向に直線状に延びる溝60と、側板部12の側面12aにおいて、溝60を間に挟んだ下側からY1方向に突出する下側突部61と、上側からY1方向に突出する上側突部62と、側面12aに沿ってZ方向に延びて下側突部61の側面12aの側の端部分と上側突部62の側面12aの側の端部分とを連結する連結部分63と、を備える。
(駆動ユニット)
図7は駆動ユニット3の分解斜視図である。図6に示すように、駆動ユニット3は、ギ
アードモータ65と、ギアードモータ65の駆動によって回転する回転体66と、を有する。図7に示すように、ギアードモータ65は、モータ本体67と、出力歯車68と、モータ本体67の出力軸(不図示)の回転(モータ本体67の回転)を出力歯車68に伝達する減速輪列69と、を備える。モータ本体67は、ステッピングモータである。モータ本体67は出力軸をX2方向に突出させた姿勢で配置されている。図6に示すように、モータ本体67は、X1方向(反出力側)の端部分に配線5が接続される給電部70を備える。
また、ギアードモータ65は、図7に示すように、モータ本体67の出力側の端面11aに固定された端板部材71と、X2方向から端板部材71に被せられたケース72とを備える。減速輪列69は端板部材71とケース72との間に収容されている。減速輪列69はモータ本体67の出力軸の回転を出力歯車68に伝達する。出力歯車68は、ケース72のX2方向の端面に設けられた開口部72aからX2方向に突出している。
ここで、ギアードモータ65は、支持体4の支持部13の中心穴(第1筒部15の中心穴15a、第2筒部16の中心穴16aおよび端板部11の貫通穴11b)にX2方向の側から嵌め込まれる。ギアードモータ65が支持部13に嵌め込まれると、モータ本体67のX1方向の端部分が第1筒部15の中心穴15aにX2方向の側から挿入される。これにより、モータ本体67のX1方向の端部分は第1筒部15に嵌合した状態となる。また、モータ本体67の給電部70は、図1に示すように、第1筒部15の切欠き17と対応する角度位置に配置される。従って、給電部70に接続された配線5を配線配置溝18に引き出すことが容易である。また、ギアードモータ65は、図6に示すように、ケース72をX2方向の側から貫通する2本のネジ74によって支持部13に固定される。ギアードモータ65が支持部13に固定された状態では、出力歯車68の回転中心軸線はX方向(直動方向)に延びる。
図6、図7に示すように、回転体66は、円形の底板部75と、底板部75の外周縁からX1方向に延びる円筒部76とを有する。底板部75の中央には、ギアードモータ65の出力歯車68が噛合する噛合部77が設けられている。噛合部77は底板部75をX方向に貫通する貫通穴77aと、貫通穴77aの内周面に形成されたスプライン77bと、を備える。回転体66は、ギアードモータ65にX2方向から被せられる。これにより、ギアードモータ65の出力歯車68が噛合部77に噛合した状態とされる。従って、モータ本体67に給電してギアードモータ65を駆動すると、出力歯車68が回転した際に、回転体66が軸線L回りに回転する。
ここで、回転体66の軸線Lは出力歯車68の回転中心軸線と一致する。また、回転体66の軸線Lは、支持体4の支持部13の中心と一致する。よって、支持体4に設けられたファン固定用軸31〜33、支持体4の端板部11に形成された凹部41〜43、凹部41〜43に固定された各緩衝部材37〜39は、軸線L回りの等角度間隔に位置する。
回転体66のX2方向の端部には、円筒部76のX2方向の端から径方向を外側に突出する円環状のフランジ部78が設けられている。フランジ部78は、可動カバー2が第2位置2Bに配置されたときに、可動カバー2と当接して、駆動ユニット3と可動カバー2との間から冷気が漏れることを抑制する。なお、フランジ部78の内周縁には、水抜き用の穴78aが周方向の2個所に形成されている。穴78aは、結露などによって円筒部76に付着した水や、円筒部76から削り落とされた氷片を排出してフランジ部78と可動カバー2との間に氷片が挟まることを防止する。
回転体66の円筒部76の外周面には、螺旋状の凸部または凹部からなる係合部80が形成されている。本例では、係合部80は、螺旋状に延在する2つの凸部からなる。係合
部80は、円筒部76の外周面を、X1方向の端からフランジ部78まで延在する。各係合部80のフランジ部78の側の端部80aは、フランジ部78の穴78aに対してX1方向で隣り合う位置にある。かかる端部80aは、回転体66が反時計CCWに回転して可動カバー2が第2位置2Bに配置されたときに、可動カバー2が当接する度当たり部分になっている。
(可動カバー)
可動カバー2は樹脂製である。図4に示すように、可動カバー2は、支持体4の端板部11と平行に延びるカバー端板部83を備える。カバー端板部83は、X方向から見た場合に、全体として円形の円形端板部分84と、円形端板部分84の外周縁の周方向の一部分からZ1方向に突出する突出端板部分85と、を備える。突出端板部分85は円形端板部分84の中心からY2方向に偏った位置からZ1方向に突出する。
また、可動カバー2は、カバー端板部83の外周縁において突出端板部分85の下端縁85aを除く外周縁部分からX2方向に延びるカバー側板部86を備える。可動カバー2において、カバー側板部86が設けられていない部分は、Z1方向に開口する矩形の切欠き開口87となっている。すなわち、可動カバー2は、Z1方向に開口する矩形の切欠き開口87を備える。なお、可動カバー2は、冷気流路の外側で開口部Oに対向する位置に遠心ファンが配置される場合、すなわち、支持体4の3本のファン固定用軸31〜33の先端部分に遠心ファンに連結される場合、カバー端板部83およびカバー側板部86により区画される空間内に当該遠心ファンを収容することが可能な形状とされている。
カバー側板部86には、外周側に突出する第1突出部88および第2突出部89が設けられている。一方の第1突出部88は、円形端板部分84のY1方向のZ1方向の側に設けられている。他方の第2突出部89は、円形端板部分84のY2方向のZ2方向の側の部分に設けられている。第1突出部88および第2突出部89は、カバー側板部86に沿ってX方向に延びる円柱形状である。第1突出部88および第2突出部89には、それぞれX方向に貫通する貫通穴88a、89aが形成されている。
円形端板部分84の中心には、駆動ユニット3の回転体66の係合部80が形成されている部分(円筒部76)を配置する回転体配置部91が設けられている。図4に示すように、回転体配置部91は、カバー端板部83において支持体4と対向する対向面83a(カバー側対向面)から支持体4の側に突出する円盤部92と、円盤部92および円形端板部分84を貫通する回転体配置穴93と、を備える。回転体配置穴93の内周面には、係合部80と係合して当該係合部80と送りネジ機構94を構成する被係合部95が形成されている。被係合部95は、螺旋状に延在する溝である。係合部80は被係合部95の内側に嵌った状態とされる。本例では、溝(被係合部95)を構成するにあたって、回転体配置穴93の内周面の周方向の一部を径方向内側に張り出した張出部96とし、かかる張出部96に溝(被係合部95)を設けた構造になっている。ここで、被係合部95は、周方向の2個所に形成されている。また、カバー端板部83は、回転体配置部91のY1方向の側に開口部97を備える。開口部97には支持体4の筒部23が挿入される。
さらに、カバー端板部83は、X方向に貫通する3つの貫通穴101〜103と、2つのガイド穴104、105とを備える。3つの貫通穴101〜103はカバー側板部86の内側に形成されている。これら貫通穴101〜103は、回転体配置穴93を等角度間隔で囲む位置に設けられている。換言すれば、これら貫通穴101〜103は、軸線L回りを等角度間隔に設けられている。3つの貫通穴101〜103には、支持体4において支持部13を等角度間隔で囲む位置に設けられた3本のファン固定用軸31〜33がX1方向の側から挿入される。
図2に示すように、2つのガイド穴104、105は、支持体4に設けられた2つのガイド軸34、35とともに可動カバー2をX方向に案内するガイド機構30を構成する。2つのガイド穴104、105は、カバー側板部86の外周側に形成された第1突出部88および第2突出部89の貫通穴89a、89aである。第1突出部88の貫通穴88aには、支持体4の端板部11におけるカバー側板部86の側のZ1方向の側の部分に設けられたガイド軸34がX1方向の側から挿入される。第2突出部89の貫通穴88aには、端板部11におけるカバー側板部86とは反対側のZ2方向の側の部分に設けられたガイド軸35がX1方向の側から挿入される。
さらに、カバー端板部83には、回転体配置穴93の周りからX2方向に突出する筒状リブ24が形成されている。筒状リブ24は、回転体配置穴93を囲むように形成されている。筒状リブ24の先端(X1方向の端)は、可動カバー2が第2位置2Bに配置されたときに駆動ユニット3のフランジ部78に当接して、駆動ユニット3と可動カバー2との間からの冷気の漏れを抑制する。
また、図4に示すように、カバー端板部83の対向面83aには、カバー側板部86の内側に位置する3つの貫通穴101〜103をそれぞれ囲む3つの円形凹部107〜109(カバー側凹部)が設けられている。3つの貫通穴101〜103のそれぞれは、各円形凹部107〜109の円形底面の中心に開口する。また、カバー端板部83の対向面83aには、3つの貫通穴101〜103と回転体配置穴93の間に、それぞれ凸部111〜113が設けられている。
3つの凸部111〜113のそれぞれは、各円形凹部107〜109の外周縁と、対向面83aにおける各円形凹部107〜109の開口縁との双方に重なる位置に設けられている。また、3つの凸部111〜113のそれぞれは、軸線Lと3つの貫通穴101〜103の中心とを結んだ直線上に設けられている。各凸部111〜113は、X方向から見た場合の平面形状が長方形であり、回転体配置穴93を等角度間隔で囲む位置に設けられている。各凸部111〜113は、その長手方向を回転体配置穴93の周方向に向けている。各凸部111〜113の先端面111a〜113aは、円盤部92よりもX1方向に突出しており、可動カバー2において最もX1方向の側に位置する。
また、各凸部111〜113は、支持体4の対向面11cに設けられた緩衝部材37〜39と対向する。すなわち、支持体4の対向面11cに設けられた3つの凹部41〜43および3つの緩衝部材37〜39は、X方向から見た場合に3つの凸部111〜113のそれぞれと重なっている。ここで、回転体配置穴93は、支持体4の支持部13と同軸に配置される。また、回転体66の軸線Lは回転体配置穴93の中心をX方向に通過する。さらに、3つの凸部111〜113のそれぞれは、軸線Lと、当該軸線L回りに等角度間隔で形成された3つの貫通穴101〜103の中心とを結んだ直線上に設けられている。よって、各凸部111〜113は、X方向(直動方向)から見た場合に、支持体4の支持部13の外周側に位置し、支持体4の支持部13を等角度間隔で囲む位置に設けられている。
(配線)
図8は配線5の引き回しの説明図である。配線5は、支持部13に固定された駆動ユニット3のモータ本体67の給電部70から、切欠き17を介して、配線配置溝18内に引き出される。この際に、配線配置溝18内において、配線5は、第1爪部25と配線配置溝18の底部18aとの間、および、第2爪部26と配線配置溝18の底部18aとの間を引き回され、端部開口18bに至る。その後、配線5は、配線配置溝18の側板部12の側の端から側板部12の側面12aに沿って折り曲げられて、配線係止部45に係止される。
配線係止部45において、配線5は、端板部11(端面11a)の側から第1係止部分52と側板部12(側面12a)との間を引き回された後に、突出部分51の端板部11とは反対側(X2方向の側)を経由して第2係止部分53と側板部12(側面12a)との間を引き回される。その後、配線5は配線係止部45からZ2方向に引き出される。
配線係止部45からZ2方向に引き出された配線5は、第2抜け止め部分56の端板側(X1方向)を経由した後に更に側面12aに沿ってZ2方向に引き出される。そして、第2結束部47の端板側(X1方向)の側を延び、結束バンド59により第2結束部47に結束される。すなわち、配線5は、溝60に挿入されて下側突部61と上側突部62との間を連結部分63に巻き回される結束バンド59によって、第2結束部47に固定される。
(流路調節動作)
図9は可動カバー2が第1位置2Aに配置された状態の説明図である。配線5を介してモータ本体67に電力が供給されて駆動ユニット3が駆動されると、回転体66の回転は送りネジ機構94を介して可動カバー2に伝達される。ここで、可動カバー2をX方向(直動方向)に案内するガイド機構30は、可動カバー2が回転体66と一緒に供回りをすることを防止する。従って、回転体66が回転すると、可動カバー2は軸線Lに沿ってX1方向およびX2方向に移動する。
図2に示すように、回転体66が軸線L周りに時計周りCWの方向に回転すると、可動カバー2は、軸線L方向のX1方向に移動する。これにより、可動カバー2は開口部Oから離間する第1位置2Aに配置される。可動カバー2が第1位置2Aに配置された状態では、開口部Oが解放状態とされる。従って、冷気は、図2に矢印Cで示すように、冷気流路とダンパ装置1との間から、冷蔵庫の庫内に供給される。
これに対して、図3に示すように、回転体66が軸線L周りに反時計周りCCWの方向に回転すると、可動カバー2は、軸線L方向のX2方向に移動する。これにより、可動カバー2は開口部Oに接近した第2位置2Bに配置される。可動カバー2が第2位置2Bに配置された状態では、可動カバー2のカバー端板部83は、筒状リブ24を介して駆動ユニット3の回転体66に形成されたフランジ部78にX1方向の側から接近する。これにより、駆動ユニット3と可動カバー2との間から冷気が漏れることが抑制される。また、可動カバー2が第2位置2Bに配置された状態では、可動カバー2が冷気流路の開口部Oの開口縁を部分的に被う。従って、冷気流路の開口部Oから供給される冷気は、図3において矢印Dに示すように、可動カバー2の切欠き開口87を介して、冷蔵庫の庫内へ供給される。よって、可動カバー2が第2位置2Bに配置された状態では、可動カバー2が第1位置2Aにある場合と比較して、少ない流量の冷気が冷蔵庫内に供給される。
なお、ダンパ装置1は、可動カバー2を第1位置2Aと第2位置2Bとの間の中間位置に配置して、開口部Oを経由する冷気の流量を調節する場合もある。
ここで、可動カバー2を第1位置2Aに配置した場合には、図9に示すように、可動カバー2に設けた凸部111〜113と、支持体4に設けた緩衝部材37〜39が当接する。また、緩衝部材37〜39は、可動カバー2が第1位置2Aに配置されたときに凸部111〜113が当接して弾性変形した状態となる。従って、可動カバー2を第1位置2Aに配置したときに衝突音が発生することがない。
また、本例にように、ダンパ装置1が冷蔵庫内などの低温環境に配置されている場合には、結露などによって接触している部材同士が凍結し、離間しなくなる事態が発生するこ
とがある。これに対して、緩衝部材37〜39は、可動カバー2が第1位置2Aに配置されたときに凸部111〜113が当接して弾性変形する。従って、結露が凸部111〜113と緩衝部材37〜39との間から排除されやすく、凸部111〜113と緩衝部材37〜39とが凍結し、離間しなくなることを防止或いは抑制できる。
さらに、緩衝部材37〜39と当接する部分を凸部111〜113としているので、可動カバー2に凸部111〜113を設けずに緩衝部材と当接させる場合と比較して、緩衝部材37〜39を小さなものとすることができる。
また、本例では、図9に示すように、X方向から見た場合に(直動方向から見た場合に)、各凸部111〜113の先端面111a〜113aは各緩衝部材37〜39よりも小さい。さらに、X方向から見た場合に(直動方向から見た場合に)、凸部111の先端面111aは、緩衝部材37の輪郭の内側に位置する。凸部112の先端面112aは、緩衝部材38の輪郭の内側に位置する。凸部113の先端面113aは、緩衝部材39の輪郭の内側に位置する。従って、可動カバー2を第1位置2Aに配置したときに、可動カバー2の凸部111〜113を支持体4に設けた緩衝部材37〜39に当接させることが容易である。また、可動カバー2を第1位置2Aに配置したときに、可動カバー2の凸部111〜113が支持体4において緩衝部材37〜39で被われていない部分に衝突してしまうことを回避できる。
また、可動カバー2の凸部111〜113の先端は、可動カバー2において最も支持体4の側に位置するので、可動カバー2を第1位置2Aに配置したときに、可動カバー2において凸部111〜113を除く他の部分が、支持体4に衝突することを回避できる。
なお、凸部111〜113の当接によって緩衝部材37〜39が弾性変形すると、緩衝部材37〜39はX1方向に潰れる。従って、凸部111〜113の先端は、弾性変形する前の状態における緩衝部材37〜39のX1方向の側の端面(可動カバー2の側の端面)の位置よりも、X1方向の側(支持体4の端板部11の側)に達した状態となる。また、可動カバー2が第1位置2Aから第2位置2Bの側に移動すると、緩衝部材37〜39は、その復元力によって元の形状に復帰する。
ここで、支持体4は、X方向(直動方向)で可動カバー2と対向する対向面11cを備え、対向面11cには、X方向から見た場合に凸部111〜113と重なる位置に凹部41〜43を備える。そして、緩衝部材37〜39は、凹部41〜43に配置されている。従って、凹部41〜43を目印として、支持体4の対向面11cに、緩衝部材37〜39を配置しやすい。
また、可動カバー2は、凸部111〜113として、X方向(直動方向)から見た場合に、支持体4の支持部13を囲んで配置された3つの凸部111〜113を備え、支持体4は、緩衝部材37〜39として、凸部111〜113のそれぞれに対向する3つの緩衝部材37〜39を備える。従って、可動カバー2を第1位置2Aに配置したときに、可動カバー2の姿勢が安定する。よって、可動カバー2を第1位置2Aに配置したときに、可動カバー2において凸部111〜113を除く他の部分が、支持体4に衝突することを回避できる。
さらに、可動カバー2に設けられた各凸部111〜113は、X方向(直動方向)から見た場合に、支持部13の周方向に長い形状であり、各緩衝部材37〜39は、X方向(直動方向)から見た場合に、支持部13の周方向に長い形状である。従って、可動カバー2を第1位置2Aに配置して各凸部111〜113と各緩衝部材37〜39とが当接したときに、可動カバー2が支持部13の外周側(駆動ユニット3の外周側)で傾斜した姿勢
となることを防止或いは回避できる。
また、可動カバー2に設けられた3つの凸部111〜113は、X方向から見た場合に、支持部13(駆動ユニット3)を等角度間隔で囲む位置に設けられている。よって、可動カバー2を第1位置2Aに配置したときに、可動カバー2の姿勢が安定する。従って、可動カバー2を第1位置2Aに配置したときに、可動カバー2において凸部111〜113を除く他の部分が、支持体4に衝突することを回避できる。
さらに、凸部111〜113および緩衝部材37〜39は、X方向から見た場合に、ガイド機構30と支持部13との間に位置する。従って、可動カバー2を第1位置2Aに配置したときに、可動カバー2に設けた凸部111〜113と、支持体4に設けた緩衝部材37〜39とを当接させやすい。
また、本例では、駆動ユニット3の回転体66の軸線Lを中心とする径方向で、ファン固定用軸31〜33よりも駆動ユニット3に近い位置に凸部111〜113と緩衝部材37〜38とが配置されている。従って、駆動ユニット3が支持される支持体4に設けた緩衝部材37〜38と、駆動ユニット3の回転体66が係合する可動カバー2に設けた凸部111〜113とを当接させることが容易である。
(変形例)
なお、凸部111〜113を支持体4に設け、緩衝部材37〜39を可動カバー2に備えることもできる。
また、ガイド機構30として、可動カバー2の側にガイド軸34、35を設け、支持体4の側にガイド穴104、105を形成してもよい。
さらに、駆動ユニット3の回転体66の円筒部76の外周面に、係合部80として螺旋状の凹部を設け、可動カバー2の回転体配置穴93の内周面に、係合部80と係合して当該係合部80と送りネジ機構94を構成する凸部を設けてもよい。
また、上記の例では、可動カバー2のカバー側板部86に切欠き開口87が設けられているが、このような切欠き開口87を設けずに、カバー側板部86がカバー端板部83の外周縁の全周からX2方向に延びていてもよい。この場合には、可動カバー2が第2位置2Bに配置されたときに、可動カバー2によって開口部Oを被うものとすることができる。従って、可動カバー2が第2位置2Bに配置されたときに開口部Oを通過する冷気の流量(第1流量)をゼロとすることができる。
さらに、上記の例では、配線5をダンパ装置1から上方に引き出しているが、配線5をダンパ装置1から下方に引き出してもよい。この場合には、配線配置溝18を介して側板部12の側に引き出した配線5を、配線係止部45において、第2係止部分53と側板部12(側面12a)との間を引き回した後に、突出部分51の端板部11とは反対側(X2方向の側)を経由して第1係止部分52と側板部12(側面12a)との間を引き回す。その後、配線5を配線係止部45からZ1方向に引き出し、第1抜け止め部分54の端板側(X1方向)を経由させ、結束バンド59により第1結束部46に結束すればよい。
なお、上記の例では、冷気(流体)が流れる流体通路に取り付けられるダンパ装置1に本例を適用したが、冷気以外の各種流体(液体あるいは気体)が流れる流体通路に設けられるダンパ装置1に本例を適用してもよい。
1…ダンパ装置、1A…ダンパ装置の設置姿勢、2…可動カバー、2A…可動カバーの第1位置、2B…可動カバーの第2位置、3…駆動ユニット、4…支持体、5…配線、11…端板部、11a…端面、11b…貫通穴、11c…対向面、12…側板部、12a…側面、13…支持部、15…第1筒部、15a…中心穴、16…第2筒部、16a…中心穴、18…配線配置溝、18a…底部、18b…端部開口、19…内周側溝部分、19a…下側壁面部、19b…上側壁面部、20…傾斜溝部分、21…外周側溝部分、21a…下側壁面部、21b…上側壁面部、22…開口部、23…筒部、24…筒状リブ、25…第1爪部、26…第2爪部、27…第1突部、28…第2突部、30…ガイド機構、31〜33…ファン固定用軸、34・35…ガイド軸、37〜39…緩衝部材、41〜43…凹部、45…配線係止部、46…第1結束部、47…第2結束部、51…突出部分、52…第1係止部分、53…第2係止部分、54…第1抜け止め部分、55…第1傾斜部、56…上第1抜け止め部分、57…第2傾斜部、59…結束バンド、60…溝、61…下側突部、62…上側突部、63…連結部分、65…ギアードモータ、66…回転体、67…モータ本体、68…出力歯車、69…減速輪列、70…給電部、71…端板部材、72…ケース、72a…開口部、74…ネジ、75…底板部、76…円筒部、77b…スプライン、77…噛合部、77a…貫通穴、78…フランジ部、78a…穴、80…係合部、80a…端部、83…カバー端板部、83a…対向面、84…円形端板部分、85…突出端板部分、85a…下端縁、86…カバー側板部、87…切欠き開口、88…第1突出部、88a…貫通穴、89…第2突出部、89a…貫通穴、91…回転体配置部、92…円盤部、93…回転体配置穴、94…送りネジ機構、95…被係合部、96…張出部、101〜103…貫通穴、104・105…ガイド穴、107〜109…円形凹部(カバー側凹部)、111〜113…凸部、111a〜113a…各凸部の先端面、CW…時計回り、CCW…反時計回り、L…軸線、O…開口部、

Claims (12)

  1. 開口部を通過する気体の流量を調整するための可動カバーと、
    前記可動カバーを、前記流量が第1流量となる第1位置と、前記第1位置よりも前記開口部に接近して前記流量が前記第1流量よりも少ない第2流量となる第2位置と、の間で直動させる駆動ユニットと、
    前記駆動ユニットを支持する支持部を備える支持体と、を有し、
    前記支持体および前記可動カバーの一方は、前記可動カバーの直動方向を前記支持体および前記可動カバーの他方に向かって突出する凸部を備え、
    前記支持体および前記可動カバーの他方は、前記直動方向で前記凸部に対向する位置に緩衝部材を備え、
    前記緩衝部材は、前記可動カバーが前記第1位置に配置されたときに前記凸部が当接して弾性変形した状態となることを特徴とするダンパ装置。
  2. 前記直動方向から見た場合に、前記凸部の先端は、前記緩衝部材よりも小さく、前記緩衝部材の輪郭の内側に位置することを特徴とする請求項1に記載のダンパ装置。
  3. 前記凸部の先端は、前記支持体および前記可動カバーの一方において最も前記支持体および前記可動カバーの他方の側に位置することを特徴とする請求項1または2に記載のダンパ装置。
  4. 前記支持体および前記可動カバーの他方は、前記直動方向で前記支持体および前記可動カバーの一方と対向する対向面を備え、
    前記対向面は、前記直動方向から見た場合に前記凸部と重なる位置に凹部を備え、
    前記緩衝部材は、前記凹部に配置されていることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか一項に記載のダンパ装置。
  5. 前記緩衝部材は、多孔質部材であることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか一項に記載のダンパ装置。
  6. 前記支持体および前記可動カバーの一方は、前記凸部として、前記直動方向から見た場合に、前記支持部を囲んで配置された3以上の複数の前記凸部を備え、
    前記支持体および前記可動カバーの他方は、前記緩衝部材として、前記直動方向で複数の前記凸部のそれぞれに対向する複数の前記緩衝部材を備えることを特徴とする請求項1から5のううちのいずれか一項に記載のダンパ装置。
  7. 複数の前記凸部は、前記直動方向から見た場合に、前記支持部の周方向に長い形状であり、
    複数の前記緩衝部材は、前記直動方向から見た場合に、前記支持部の周方向に長い形状であることを特徴とする請求項6に記載のダンパ装置。
  8. 複数の前記凸部は、前記直動方向から見た場合に、前記支持部を等角度間隔で囲む位置に設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載のダンパ装置。
  9. 前記凸部は、前記可動カバーに設けられ、
    前記緩衝部材は、前記支持体に設けられていることを特徴とする請求項1から8のうちのいずれか一項に記載のダンパ装置。
  10. 前記駆動ユニットは、駆動源と、前記駆動源により駆動されて前記直動方向に延在する軸線回りに回転する回転体と、を備え、
    前記回転体は、外周面に螺旋状の凸部または凹部からなる係合部を備え、
    前記可動カバーは、前記回転体の前記係合部が形成されている部分が内側に配置された回転体配置穴と、前記回転体配置穴の内周面で前記係合部と係合して当該係合部と送りねじ機構を構成する被係合部と、を備えることを特徴とする請求項1から9のうちのいずれか一項に記載のダンパ装置。
  11. 前記可動カバーを案内するガイド機構を備え、
    前記ガイド機構は、前記支持体および前記可動カバーのうちの一方において、前記直動方向に延在するガイド軸と、前記支持体および前記可動カバーのうちの他方において、前記ガイド軸が挿入嵌ったガイド穴と、を備え、
    前記凸部および前記緩衝部材は、前記直動方向から見た場合に、前記ガイド機構と前記支持部との間に位置することを特徴とする請求項10に記載のダンパ装置。
  12. 前記駆動ユニットは、駆動源と、前記駆動源により駆動されて前記直動方向に延在する軸線回りに回転する回転体と、を備え、
    前記回転体は、外周面に螺旋状の凸部または凹部からなる係合部を備え、
    前記支持体は、前記支持部の外周側から前記直動方向を前記可動カバーの側に突出して先端にファンが固定可能なファン固定用軸を備え、
    前記可動カバーは、前記直動方向で前記支持体に対向するカバー側対向面を有するカバー端板部を備え、
    前記カバー端板部は、前記回転体の前記係合部が形成されている部分が内側に配置された回転体配置穴と、前記回転体配置穴の内周面で前記係合部と係合して当該係合部と送りねじ機構を構成する被係合部と、前記回転体配置穴の外周側で前記ファン固定用軸が貫通する貫通穴と、を備え、
    前記カバー側対向面には、前記貫通穴が底面に開口するカバー側凹部が設けられており、
    前記凸部は、前記カバー側凹部の外周縁と前記対向面における当該カバー側凹部の開口縁との双方に重なる位置であって前記軸線と前記貫通穴の中心とを結んだ直線上に設けられており、
    前記緩衝部材は、前記支持体において前記支持部と前記ファン固定用軸との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のダンパ装置。
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