JP2019059334A - バックドアハンドル装置 - Google Patents

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【課題】サイズが小さく、かつ車幅方向の広い範囲に光を照射することができる、ライセンスランプとバックドア開閉用ハンドルスイッチを兼ねたバックドアハンドル装置を提供する。【解決手段】本発明の一態様として、光を発する発光素子10と、発光素子10の光軸Lと交差する第1の反射面110(110a、110b)を有する導光レンズ11と、アウターレンズ121と、バックドア開閉用のプッシュスイッチ14と、を備え、第1の反射面110は、発光素子10から光軸Lの方向に発せられる光を全反射し、その進行方向を導光レンズ11の鉛直方向の中心軸Cから離れる方向に変更させる反射面であり、発光素子10から発せられた光が、導光レンズ11及びアウターレンズ121を介して取り出される、バックドアハンドル装置1を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、バックドアハンドル装置に関する。
従来、自動車のバックドアガーニッシュの内側に取り付けられるライセンスランプとバックドア開閉用ハンドルスイッチを一体化させる技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
ライセンスランプとバックドア開閉用ハンドルスイッチを一体化することにより、これらを別個に用いる場合と比べて、全体のサイズを小さくすることができる。サイズを小さくすることができれば、バックドアガーニッシュ内の占有スペースを減らし、他の部品の設置スペースを確保したり、各部品の設置位置の自由度を向上させたりすることができる。
特開2007−001524号公報 特開2007−039920号公報
しかしながら、ライセンスランプに用いられているLED(Light Emitting Diode)は指向性が強く、ナンバープレートの車幅方向の端から端まで照明するためには、車幅方向に並べるLEDの数を増加させる必要がある。LEDの数が増えれば筐体のサイズが大きくなるため、ライセンスランプとバックドア開閉用ハンドルスイッチを一体化するだけでは、効果的に小型化することはできない。
本発明の目的の1つは、サイズが小さく、かつ車幅方向の広い範囲に光を照射することができる、ライセンスランプとバックドア開閉用ハンドルスイッチを兼ねたバックドアハンドル装置を提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記[1]〜[8]のバックドアハンドル装置を提供する。
[1]車両のバックドアのナンバープレートの上方に設置される、前記ナンバープレートを照明するためのライセンスランプと前記バックドアの開閉するためのハンドルスイッチを兼ねたバックドアハンドル装置であって、光を発する発光素子と、前記発光素子の光軸と交差する第1の反射面を有する導光レンズと、アウターレンズと、バックドア開閉用のスイッチと、を備え、前記第1の反射面は、前記発光素子から前記光軸の方向に発せられる光を全反射し、その進行方向を前記導光レンズの鉛直方向の中心軸から離れる方向に変更させる反射面であり、前記発光素子から発せられた光が、前記導光レンズ及び前記アウターレンズを介して取り出される、バックドアハンドル装置。
[2]前記導光レンズが、前記発光素子から発せられて前記中心軸から離れる方向に進む光を反射し、その方向ベクトルの前記中心軸から離れる方向の成分を減少させる第2の反射面を有する、上記[1]に記載のバックドアハンドル装置。
[3]前記車両の車幅方向に沿って並ぶ複数の前記発光素子を備え、前記導光レンズが、前記車幅方向に沿って並ぶ複数の前記第1の反射面を有し、複数の前記第1の反射面が、前記導光レンズの中心から遠いものほど、鉛直方向からの傾斜が大きい、上記[1]又は[2]に記載のバックドアハンドル装置。
[4]前記アウターレンズの前記車両の車幅方向の両端が、前記導光レンズの前記車幅方向の両端の、前記車幅方向の外側に位置する、上記[1]〜[3]のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
[5]前記導光レンズと前記アウターレンズとが一体である、上記[1]〜[4]のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
[6]前記発光素子と前記スイッチが同一基板上に設置され、前記発光素子が前記スイッチよりも前記車両の後方側に配置された、上記[1]〜[5]のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
[7]前記導光レンズが、前記第1の反射面を有する突起を有し、前記突起の、前記車両の前後方向に平行な垂直断面の輪郭が、前記車両の後方下側に凸の曲線又は前記車両の後方下側に垂線が向く傾斜を、前記車両の後方下側に有する、上記[1]〜[6]のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
[8]前記アウターレンズの前記導光レンズ側の面が凹凸を有し、前記アウターレンズの前記導光レンズと反対側の面が平坦である、上記[1]〜[7]のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
本発明によれば、サイズが小さく、かつ車幅方向の広い範囲に光を照射することができる、ライセンスランプとバックドア開閉用ハンドルスイッチを兼ねたバックドアハンドル装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るバックドアハンドル装置が設置されたバックドアの垂直断面図である。 図2は、図1に記載された切断線A−Aにおけるバックドアハンドル装置の垂直断面を矢印の方向に視た図である。 図3は、バックドアハンドル装置の変形例の垂直断面図である。 図4は、バックドアハンドル装置の他の変形例の垂直断面図である。
〔実施の形態〕
(バックドアハンドル装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るバックドアハンドル装置1が設置されたバックドア20の垂直断面図である。図2は、図1に記載された切断線A−Aにおけるバックドアハンドル装置1の垂直断面を矢印の方向に視た図である。図1に示されるバックドアハンドル装置1の断面は、図2に記載された切断線B−Bにおけるバックドアハンドル装置1の断面である。
バックドア20は、自動車等の車両の後面に設けられるドアであり、リアハッチ、あるいはテールゲートとも呼称されるものである。バックドア20のナンバープレート取付部21には、ナンバープレート22が取り付けられている。
バックドア20のナンバープレート22の上方にはバックドアガーニッシュ23が取り付けられ、バックドアガーニッシュ23の内側(バックドア20とバックドアガーニッシュ23の間の空間)には、ナンバープレート22に光を照射するためのライセンスランプとバックドア20の開閉用ハンドルスイッチを兼ねたバックドアハンドル装置1が設置されている。
バックドアハンドル装置1は、ライセンスランプを構成する発光素子10、導光レンズ11、アウターレンズ121と、バックドア開閉用ハンドルスイッチを構成するプッシュスイッチ14、アーム式スイッチノブ15、スイッチノブ支持部122、操作部カバー123とを備えている。
バックドアハンドル装置1の筐体12は、車両下方側が開口した箱状の本体120と、本体120の開口部を塞ぐアウターレンズ121、スイッチノブ支持部122、及び操作部カバー123とを含む。発光素子10、導光レンズ11、プッシュスイッチ14、及びアーム式スイッチノブ15は、筐体12の内部に収容される。
発光素子10とプッシュスイッチ14は、バックドアハンドル装置1の小型化や、部品数削減によるコストダウン、組み付け工数の低減のため、同一の基板13上に設置されることが好ましい。
また、発光素子10がプッシュスイッチ14よりも車両の後方側に配置されることが好ましい。これにより、バックドアハンドル装置1の光取出し部であるアウターレンズ121とバックドア開閉用ハンドルスイッチ(プッシュスイッチ14、アーム式スイッチノブ15、スイッチノブ支持部122、及び操作部カバー123)の車幅方向の位置を重ねることができるため、光を目印にバックドア開閉用ハンドルスイッチの位置を特定しやすくなる。
また、発光素子10が車両の後方側に配置されることにより、バックドアガーニッシュ23内にカメラを設置する場合に、カメラによるバックドアハンドル装置1から発せられる光の遮光範囲を狭めることができるため、カメラをバックドアハンドル装置1により近付けて配置することができる。すなわち、視認性のよいバックドア20の車幅方向の中央により近い位置にカメラを配置することができる。
なお、図示していないが、基板13からはコネクタ付きケーブルが延出されており、このコネクタ付きケーブルを介して、発光素子10やプッシュスイッチ14と外部装置(電源装置、開錠装置、あるいはロック装置など)とが接続されている。
(ライセンスランプ機能に係る構成)
バックドアハンドル装置1は、ライセンスランプ機能のため、光を発する発光素子10と、発光素子10の光軸Lと交差する第1の反射面110(110a、110b)を有する導光レンズ11と、アウターレンズ121とを備える。バックドアハンドル装置1においては、発光素子10から発せられた光が、導光レンズ11及びアウターレンズ121を介して取り出され、ナンバープレート22を照明する。
発光素子10としては、典型的には、LEDが用いられる。LEDは、小型の発光素子であり、また、消費電力、発熱量が小さく、かつ長寿命であるため、発光素子10としての使用に適している。導光レンズ11及びアウターレンズ121は、アクリル樹脂等の透明材料からなる。
導光レンズ11の第1の反射面110は、発光素子10から車両下方を向いた光軸L方向に発せられる光を全反射させて、その進行方向を導光レンズ11の鉛直方向の中心軸Cから離れる方向に変更させることができる反射面である。図2のPは、発光素子10から光軸L方向に発せられて、第1の反射面110で反射された後の光の光路を示している。第1の反射面110は、曲面であっても平面であってもよい。
導光レンズ11が第1の反射面110を有することにより、バックドアハンドル装置1の光の出射範囲が広がる。このため、所望の明るさ(配光法規を満たす明るさ)でナンバープレート22を照明するために必要な発光素子10の数を低減し、バックドアハンドル装置1を小型化することができる。
また、バックドアハンドル装置1はそのサイズに対する光の出射範囲が広いため、例えば、ナンバープレートの車幅方向の幅が広い欧州車のライセンスランプへ適用する場合にも、大きな効果を発揮する。
第1の反射面110は、導光レンズ11のアウターレンズ121側(光取り出し側)の面に含まれ、例えば、導光レンズ11のアウターレンズ121側に設けられた突起112の側面として形成される。第1の反射面110は、発光素子10の光軸Lと交差、又は光軸Lよりも車幅方向の内側に位置していればよい。
第1の反射面110の傾斜角度は、バックドアハンドル装置1の光の出射範囲に影響を与え、鉛直方向からの角度が0°よりも大きく、90°よりも小さい範囲で、導光レンズ11とナンバープレート22との距離や、ナンバープレート22の車幅方向の幅等に応じて決定される。
バックドアハンドル装置1は、発光強度及び光の出射範囲を大きくするため、車両の車幅方向に沿って並んだ複数の発光素子10と複数の第1の反射面110を有することが好ましい。典型的な構成では、1つの発光素子10に対して1つの第1の反射面110が形成されるため、発光素子10と第1の反射面110の個数は等しい。
複数の第1の反射面110が設けられる場合、導光レンズ11の中心から遠い第1の反射面110ほど、鉛直方向からの傾斜が大きいことが好ましい。これによって、導光レンズ11の中心に近い第1の反射面110(第1の反射面110a)で反射された光が、導光レンズ11の中心から遠い第1の反射面110(第1の反射面110b)に遮られることを抑制できる。
例えば、図2に示される構成においては、第1の反射面110aよりも導光レンズ11の中心から遠い第1の反射面110bの鉛直方向からの傾斜が、第1の反射面110aの鉛直方向からの傾斜よりも大きいことが好ましい。なお、第1の反射面110が曲面の場合は、導光レンズの中心から遠い第1の反射面110ほど、鉛直方向からの傾斜の平均値が大きければよい。
また、導光レンズ11は、発光素子10から発せられて導光レンズ11の鉛直方向の中心軸Cから離れる方向に進む光を反射し、その方向ベクトルの前記中心軸から離れる方向の成分を減少させる第2の反射面111を有することが好ましい。導光レンズ11が第2の反射面111を有することにより、中心軸Cに近い領域の明るさの低下を抑えることができる。図2のPは、発光素子10から発せられて、第2の反射面111で反射される光の光路を示している。第2の反射面111は、曲面であっても平面であってもよい。
第2の反射面111は、導光レンズ11の発光素子10側(入射側)の面に含まれ、例えば、導光レンズ11の発光素子10側に設けられた溝113の内面として形成される。第2の反射面111は、光軸Lとは交わらず、光軸Lよりも車幅方向の外側に位置する。また、第2の反射面111は、導光レンズ11の発光素子10側の面と連続して(導光レンズ11の発光素子10側の面に接続されて)おり、第1の反射面110と対向する。
発光素子10がプッシュスイッチ14よりも車両の後方側に配置される場合は、導光レンズ11の突起112の、車両の前後方向に平行な垂直断面の輪郭が、車両の後方下側に凸の曲線又は車両の後方下側に垂線が向く傾斜を、車両の後方下側に有することが好ましい。この場合、突起112の表面で反射する光を車両の前方に向け、ナンバープレート22を所望の明るさに照明しやすくなる。
図1では、導光レンズ11の突起112の、車両の前後方向に平行な垂直断面の輪郭が、車両の後方下側に凸の曲線を車両の後方下側に有し、発光素子10から発せられた光の光路Pが、突起112の表面での反射により車両の前方に向けられる様子が示されている。
また、導光レンズ11の第1の反射面110aにより、バックドアハンドル装置1から発せられる光の出射範囲が広くなるため、アウターレンズ121の車幅方向の幅は、導光レンズ11の車幅方向の幅よりも大きいことが好ましい。これによって、アウターレンズ121の車幅方向の両端を、導光レンズ11の車幅方向の両端の、車幅方向の外側に位置させ、導光レンズ11から発せられた光を広い範囲で取り出すことができる。
また、アウターレンズ121の車幅方向の両端が、導光レンズ11の車幅方向の両端の、車幅方向の外側に位置する場合には、筐体12の車幅方向の両側に配光上不要な領域(光学的に使用されない領域)が生じる。この配光上不要な領域には、バックドアハンドル装置1をバックドア20に取り付けるための、取り付け穴125を有する取り付け部124を設けることができる。
取り付け部124は、筐体12の本体120と一体に設けられ、本体120のバックドア20と接触する面から車幅方向に延在する。取り付け部124は、バックドアハンドル装置1の配光上不要な領域に設けられるため、取り付け部124を設けることによるバックドアハンドル装置1のサイズの増加を抑えることができる。
上記のように、バックドアハンドル装置1においては、主に導光レンズ11によって光学設計を行うため、アウターレンズ121の外側の面(導光レンズ11と反対側の面)を凹凸のない平坦な面にすることができる。これにより、ユーザーがアウターレンズ121に触れた際の危害性を低減し、また、汚れを付着しにくくすることができる。
図3は、バックドアハンドル装置1の変形例であるバックドアハンドル装置2の垂直断面図である。図3のバックドアハンドル装置2の断面の位置は、図2のバックドアハンドル装置1の断面の位置に対応する。
バックドアハンドル装置2においては、アウターレンズ121の内側の面(導光レンズ11側の面)に凹凸121aが形成されており、導光レンズ11とアウターレンズ121の両方で光学設計を行うことができる。しかしながら、バックドアハンドル装置2においても、アウターレンズ121の外側の面を凹凸のない平坦な面にすることができるため、ユーザーがアウターレンズ121に触れた際の危害性を低減し、また、汚れを付着しにくくすることができる。
図4は、バックドアハンドル装置1の他の変形例であるバックドアハンドル装置3の垂直断面図である。図4のバックドアハンドル装置3の断面の位置は、図2のバックドアハンドル装置1の断面の位置に対応する。
バックドアハンドル装置3においては、筐体12の一部であるアウターレンズを兼ねる導光レンズ16が用いられる。導光レンズ16は、バックドアハンドル装置1の導光レンズ11と同様に、第1の反射面110(110a、110b)を有する。また、第2の反射面111を有してもよく、第1の反射面110を側面とする突起112や、第2の反射面111を内面とする溝113を有してもよい。
バックドアハンドル装置3においては、アウターレンズの外側の面に凹凸を有するため、上記の外側の面が平面である場合の効果は得られないが、導光レンズ16が導光レンズとアウターレンズを兼ねるため、部品数を減らし、コストを低減することができる。
(バックドア開閉用ハンドルスイッチ機能に係る構成)
バックドアハンドル装置1は、バックドア開閉用ハンドルスイッチ機能のため、バックドア20を開放あるいはロックするための信号を外部の開錠装置あるいはロック装置に出力するプッシュスイッチ14と、ユーザーの手による押圧方向を変換してプッシュスイッチを垂直に押すためのアーム式スイッチノブ15と、筐体12の本体120とともにアーム式スイッチノブ15を保持するためのスイッチノブ支持部122と、バックドア20の開閉操作の際にユーザーの手30が触れる操作部カバー123とを備える。
プッシュスイッチ14は、押圧により内部の接点が電気的に接続されたときに接点信号(接点が接続されているか否かの信号)を出力するスイッチである。プッシュスイッチ14から出力された接点信号が開錠装置あるいはロック装置に入力されることにより、これらの装置が動作し、バックドア20の開放あるいはロックが行われる。なお、バックドアハンドル装置1においては、プッシュスイッチ14の代わりに、静電スイッチ等の他の方式のスイッチを用いてもよい。
アーム式スイッチノブ15は、プッシュスイッチ14が発光素子10と同一の基板13上に設置される場合に必要となる部材である。発光素子10は、光軸が車両下方を向くように設置されるため、プッシュスイッチ14が発光素子10と同一の基板13上に設置される場合、プッシュスイッチ14を押す方向は車両上方になる。
一方で、ユーザーはバックドアガーニッシュ23内に下方から手30を挿し入れてバックドア20の開閉操作を行うため、操作部カバー123への押圧方向が車両の後方上側(図1の右上方向)を向く。アーム式スイッチノブ15は、ユーザーの手30による車両の後方上側を向く押圧方向を、プッシュスイッチ14を押すための車両上方に変換することができる。
操作部カバー123は、ゴム等の柔軟性を有する部材からなり、操作部カバー123を手30で押し込むことで、アーム式スイッチノブ15を介してプッシュスイッチ14を押すことができる。
スイッチノブ支持部122は、アウターレンズ121と一体に形成されることができる。
(実施の形態の効果)
上記実施の形態のバックドアハンドル装置1〜3は、導光レンズ11により光の出射範囲が広げているため、所望の明るさでナンバープレート22を照明するために必要な発光素子10の数を低減し、小型化することができる。また、バックドアハンドル装置1〜3は、ライセンスランプとバックドア開閉用ハンドルスイッチを兼ねている。
すなわち、上記実施の形態によれば、サイズが小さく、かつ車幅方向の広い範囲に光を照射することができる、ライセンスランプとバックドア開閉用ハンドルスイッチを兼ねたバックドアハンドル装置1〜3を提供することができる。
バックドアハンドル装置1〜3を用いることにより、バックドアガーニッシュ23内のライセンスランプとバックドア開閉用ハンドルスイッチの占有スペースを減らし、カメラやロックスイッチ等の他の部品の設置スペースを確保したり、各部品の設置位置の自由度を向上させて、各部品の機能を効果的に発揮させたりすることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
また、上記の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1、2、3 バックドアハンドル装置
10 発光素子
11、16 導光レンズ
12 筐体
121 アウターレンズ
13 基板
14 プッシュスイッチ
20 バックドア
22 ナンバープレート
23 バックドアガーニッシュ
110(110a、110b) 第1の反射面
111 第2の反射面
112 突起
113 溝

Claims (8)

  1. 車両のバックドアのナンバープレートの上方に設置される、前記ナンバープレートを照明するためのライセンスランプと前記バックドアを開閉するためのハンドルスイッチを兼ねたバックドアハンドル装置であって、
    光を発する発光素子と、
    前記発光素子の光軸と交差する第1の反射面を有する導光レンズと、
    アウターレンズと、
    バックドア開閉用のスイッチと、
    を備え、
    前記第1の反射面は、前記発光素子から前記光軸の方向に発せられる光を全反射し、その進行方向を前記導光レンズの鉛直方向の中心軸から離れる方向に変更させる反射面であり、
    前記発光素子から発せられた光が、前記導光レンズ及び前記アウターレンズを介して取り出される、
    バックドアハンドル装置。
  2. 前記導光レンズが、前記発光素子から発せられて前記中心軸から離れる方向に進む光を反射し、その方向ベクトルの前記中心軸から離れる方向の成分を減少させる第2の反射面を有する、
    請求項1に記載のバックドアハンドル装置。
  3. 前記車両の車幅方向に沿って並ぶ複数の前記発光素子を備え、
    前記導光レンズが、前記車幅方向に沿って並ぶ複数の前記第1の反射面を有し、
    複数の前記第1の反射面が、前記導光レンズの中心から遠いものほど、鉛直方向からの傾斜が大きい、
    請求項1又は2に記載のバックドアハンドル装置。
  4. 前記アウターレンズの前記車両の車幅方向の両端が、前記導光レンズの前記車幅方向の両端の、前記車幅方向の外側に位置する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
  5. 前記導光レンズと前記アウターレンズとが一体である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
  6. 前記発光素子と前記スイッチが同一基板上に設置され、
    前記発光素子が前記スイッチよりも前記車両の後方側に配置された、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
  7. 前記導光レンズが、前記第1の反射面を有する突起を有し、
    前記突起の、前記車両の前後方向に平行な垂直断面の輪郭が、前記車両の後方下側に凸の曲線又は前記車両の後方下側に垂線が向く傾斜を、前記車両の後方下側に有する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
  8. 前記アウターレンズの前記導光レンズ側の面が凹凸を有し、
    前記アウターレンズの前記導光レンズと反対側の面が平坦である、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のバックドアハンドル装置。
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