JP2019057568A - 検査装置、検査方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の一態様のプログラムは、対象基板のランドに印刷されたはんだペーストの体積を含むはんだ情報を取得する処理と、ランドに印刷されたはんだペーストが熱履歴を経て形成されたはんだ接合部の体積を含む接合情報を取得する処理と、はんだペーストの体積と、はんだ接合部の体積とをランドに紐付けて記憶装置に記憶させる処理と、記憶装置に記憶させたはんだペーストの体積と、はんだ接合部の体積とに基づいて、ランドに形成されたはんだ接合部にボイドが発生している可能性について判定する処理と、ボイドに関する判定結果に基づいて、はんだ接合部にボイドが発生している可能性があるはんだ接合部が形成されたランドを教示する処理とをコンピュータに実行させる。
まず、本発明の第1の実施形態に係る検査装置について図面を参照しながら説明する。一般的な回路基板の製造ラインにおいては、はんだ印刷後や部品搭載後、リフロー後に検査装置が使用される。検査装置としては、対象基板に印刷されたはんだのはんだ状態や、部品の搭載状態・実装状態を三次元的に検査できる3次元外観検査装置が使用される。本実施形態では、3次元外観検査装置用いて、製造中の対象基板のはんだの状態を検査する。例えば、3次元外観検査装置は、光切断法や位相シフト法、ステレオマッチング法などといった手法を用いて、はんだの状態について3次元光学検査を行う。
図1は、本実施形態に係る検査装置1の構成を示すブロック図である。図1のように、検査装置1は、はんだ情報取得部11、接合情報取得部12、記憶部13、判定部14および教示部15を備える。
次に、本実施形態の検査装置1が検査する対象基板の製造ライン100について、図面を参照しながら説明する。
ΔV=Vr/Vp・・・(1)
はんだ接合部23のはんだ体積Vrは、はんだの外形を取得した結果から計算される。そのため、図5のように、はんだ接合部23にボイド26が含まれると、ボイド26の分だけはんだ接合部23のはんだ体積Vrが見かけ上大きくなり、体積比率ΔVが大きくなる。例えば、はんだ接合部23にボイド26が含まれると判定する基準として予め閾値Vtを設定しておく。
ΔVd=(Vp−Vr)/Vp・・・(2)
式2を用いる場合、判定部14は、リフローによってはんだペースト22がはんだ接合部23に変化する際の体積減少率に相当する体積比率ΔVdを用いてブローホールの発生可能性を判定する。内部にボイド26があるはんだ接合部23は、内部にボイド26がないはんだ接合部23と比べて体積変化が小さいため、ΔVdが小さい。判定部14は、予め設定される閾値よりもΔVdが小さい場合に、ブローホールの発生可能性があると判定する。
ΔV1=Vr1/Vp1・・・(3)
ΔV2=Vr2/Vp2・・・(4)
ここで、Vp1=Vp2=3.0×10の7乗立方マイクロメートル、Vr1=2.6×10の7乗立方マイクロメートル、Vr2=2.9×10の7乗立方マイクロメートルとする。このとき、上述の式3および式4から、ΔV1=0.87、ΔV2=0.97と計算される。
ΔV<ΔVa−C×ΔVσ・・・(5)
ΔV>ΔVa+C×ΔVσ・・・(6)
判定部14は、式5または式6の条件が満たされるランド21においては、対象基板20の裏面に部品を接合した際にブローホールが発生する可能性があると判定する。一般的なばらつきの判定方法としては3σや4σが用いられることから、定数Cは3や4に設定する。
次に、本実施形態の検査装置1の動作について、図面を参照しながら説明する。以下においては、製造ライン100を構成する製造装置によって対象基板20に部品を実装する工程と、検査装置1によってボイドの有無を検査する工程とをまとめた動作と、検査装置1によってボイドの有無を検査する工程に関する動作とを分けて説明する。
ここで、本発明の各実施形態に係る検査装置を実現ハードウェア構成について、図11のコンピュータ90を一例として挙げて説明する。ただし、図11のコンピュータ90は、各実施形態の検査装置を実現するための構成例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
12 接合情報取得部
13 記憶部
14 判定部
15 教示部
20 対象基板
21 ランド
22 はんだペースト
23 はんだ接合部
24 部品
25 フラックス凝集部
26 ボイド
110 印刷装置
120 搭載装置
130 リフロー装置
111 第1外観検査装置
131 第2外観検査装置
160 検査システム
200 表示装置
210 警告マーク
Claims (10)
- 対象基板のランドに印刷されたはんだペーストの体積を含むはんだ情報を取得するはんだ情報取得手段と、
前記ランドに印刷された前記はんだペーストが熱履歴を経て形成されたはんだ接合部の体積を含む接合情報を取得する接合情報取得手段と、
前記はんだペーストの体積と、前記はんだ接合部の体積とが前記ランドに紐付けて記憶される記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記はんだペーストの体積と、前記はんだ接合部の体積とに基づいて、前記ランドに形成された前記はんだ接合部にボイドが発生している可能性について判定する判定手段と、
前記判定手段によるボイドに関する判定結果に基づいて、ボイドが発生している可能性がある前記はんだ接合部が形成された前記ランドについて教示する教示手段とを備える検査装置。 - 前記判定手段は、
前記はんだペーストの体積に対する前記はんだ接合部の体積の比率である体積比率を前記ランドごとに算出し、前記体積比率が所定の閾値を上回る場合に前記はんだ接合部にボイドが発生している可能性があると判定する請求項1に記載の検査装置。 - 前記判定手段は、
前記はんだペーストの体積と前記はんだ接合部の体積との差に対する前記はんだ接合部の体積の比率である体積比率を前記ランドごとに算出し、前記体積比率が所定の閾値を下回る場合に前記はんだ接合部にボイドが発生している可能性があると判定する請求項1に記載の検査装置。 - 前記記憶手段には、
前記対象基板の面上に設定される前記ランドの位置座標に紐付けて、前記はんだペーストの体積と、前記はんだ接合部の体積とが記憶される請求項1乃至3のいずれか一項に記載の検査装置。 - 前記記憶手段には、
前記対象基板の面上に設定される前記ランドの位置座標に紐付けて、前記はんだペーストの体積と、前記はんだ接合部の体積とが格納されるはんだ情報テーブルが記憶される請求項1乃至4のいずれか一項に記載の検査装置。 - 前記対象基板の実装面の画像を表示する表示装置に接続され、
前記教示手段は、
前記表示装置の画面に表示された前記対象基板の実装面の画像に、ボイドが発生している可能性がある前記はんだ接合部が形成された前記ランドを明示するためのマークを表示させるために、ボイドが発生している可能性がある前記はんだ接合部が形成された前記ランドの位置座標を前記表示装置に出力する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の検査装置。 - ボイドが発生している可能性がある前記はんだ接合部が形成された前記ランドを教示する情報を表示する表示装置を備える請求項1乃至6のいずれか一項に記載の検査装置。
- 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の検査装置と、
前記対象基板の前記ランドに印刷された前記はんだペーストの体積を計測し、計測した前記はんだペーストの体積を前記検査装置に出力する第1外観検査装置と、
前記ランドに印刷された前記はんだペーストが熱履歴を経て形成された前記はんだ接合部の体積を計測し、計測した前記はんだ接合部の体積を前記検査装置に出力する第2外観検査装置とを備える検査システム。 - 対象基板のランドに印刷されたはんだペーストの体積を含むはんだ情報を取得し、
前記ランドに印刷された前記はんだペーストが熱履歴を経て形成されたはんだ接合部の体積を含む接合情報を取得し、
前記はんだペーストの体積と、前記はんだ接合部の体積とを前記ランドに紐付けて記憶装置に記憶させ、
前記記憶装置に記憶させた前記はんだペーストの体積と、前記はんだ接合部の体積とに基づいて、前記ランドに形成された前記はんだ接合部にボイドが発生している可能性について判定し、
ボイドに関する判定結果に基づいて、ボイドが発生している可能性がある前記はんだ接合部が形成された前記ランドについて教示する検査方法。 - 対象基板のランドに印刷されたはんだペーストの体積を含むはんだ情報を取得する処理と、
前記ランドに印刷された前記はんだペーストが熱履歴を経て形成されたはんだ接合部の体積を含む接合情報を取得する処理と、
前記はんだペーストの体積と、前記はんだ接合部の体積とを前記ランドに紐付けて記憶装置に記憶させる処理と、
前記記憶装置に記憶させた前記はんだペーストの体積と、前記はんだ接合部の体積とに基づいて、前記ランドに形成された前記はんだ接合部にボイドが発生している可能性について判定する処理と、
ボイドに関する判定結果に基づいて、ボイドが発生している可能性がある前記はんだ接合部が形成された前記ランドについて教示する処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
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