JP6891420B2 - リフロー炉監視装置およびリフロー炉監視方法およびリフローシステム - Google Patents
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Description
図1は本実施形態のリフロー炉監視装置を示すブロック図である。リフロー炉監視装置は、フラックス含有率記憶部1と、印刷ハンダペースト量取得部2と、印刷フラックス量算出部3と、蓄積フラックス量算出部4とを有する。
図2は、第2の実施形態のリフロー炉監視装置を示すブロック図である。リフロー炉監視装置は、第1の実施形態の構成に加えて、蓄積フラックス量閾値記憶部5と、不具合回避制御部6とを有している。
また例えば、蓄積フラックス量が上限値の所定割合になった場合に、清掃時期が近いことを報知するアラームを発生するようにすることも可能である。
図4は、リフロー炉監視装置を備えたリフローシステムの構成例を示す模式図である。リフローシステムは、リフロー炉100と、ハンダ印刷検査装置200と、リフロー炉監視装置300とを有している。リフロー炉監視装置300は、ネットワークケーブル400で リフロー炉100および、ハンダ印刷検査装置200にそれぞれ接続されている。なおネットワークの接続はネットワークケーブル400を用いない無線方式で行っても良い。
本実施形態では、印刷フラックス量を算出するためのリフロー炉監視装置の構成と動作の具体例について説明する。まず印刷ハンダペースト量から印刷フラックス量を算出する方法について説明する。
Wf=(Vp×Sgf×Sgm×Crf)
/((1−Crf)×Sgf+Crf×Sgm) (式1)
なお、使用するハンダが複数ある場合には、使用しているハンダの種類に応じて、計算に用いるパラメータを選択するものとする。なおフラックス含有率が体積含有率で定義されている場合には、ハンダペースト合計体積にフラックス含有率を乗じることによって計算することが可能である。
3次元測定機231は、印刷されたハンダペーストの平面寸法に加えて、厚さも計測することができる。このため、印刷ハンダ体積計算部321は、計測された平面寸法と厚さとを用いて、ハンダペーストの合計体積を計算することができる。そして、印刷フラックス量算出部330は、式1を用いて印刷パターンに含まれるフラックス重量を算出する。
2、320 印刷ハンダペースト量取得部
3、330 印刷フラックス量算出部
4、340 蓄積フラックス量算出部
5、350 蓄積フラックス量閾値記憶部
6、360 不具合回避制御部
100 リフロー炉
110 リフロー処理部
120 フラックス回収部
200 ハンダ印刷検査装置
210 検査プログラム選択部
220 検査部
230 計測部
300 リフロー炉監視装置
400 ネットワークケーブル
Claims (10)
- リフロー炉によるリフローが予定されたフラックスを含むハンダのフラックス含有率を記憶するフラックス含有率記憶部と、
前記リフロー前のワークに印刷された印刷ハンダペーストの量を取得する印刷ハンダペースト量取得部と、
前記フラックス含有率と前記印刷ハンダペーストの量とに基づいて前記ワークに印刷された印刷フラックスの量を算出する印刷フラックス量算出部と、
所定の初期状態から前記リフロー炉に蓄積した蓄積フラックス量に前記印刷フラックスの量を加算することにより、前記蓄積フラックス量を更新する蓄積フラックス量算出部と
を有することを特徴とするリフロー炉監視装置。 - 前記印刷ハンダペースト量取得部が、前記印刷ハンダペーストの量を前記印刷ハンダペーストの体積として取得し、
前記印刷フラックス量算出部が、前記印刷フラックスの量を、前記印刷ハンダペーストの体積と、前記ハンダの比重と、前記フラックスの比重と、前記フラックス含有率とに基づいて重量として算出する
ことを特徴とする請求項1に記載のリフロー炉監視装置。 - 前記蓄積フラックス量に関する所定の閾値を記憶する蓄積フラックス量閾値記憶部と、
前記蓄積フラックス量が前記閾値以上となった場合に、前記リフロー炉が不具合を起こすことを回避するための不具合回避制御を行う不具合回避制御部と
を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリフロー炉監視装置。 - 前記不具合回避制御が前記リフロー炉の清掃を指示する清掃指示の報知であることを特徴とする請求項3に記載のリフロー炉監視装置。
- リフロー炉によるリフローが予定されたフラックスを含むハンダのフラックス含有率を記憶し、
前記リフロー前のワークに印刷された印刷ハンダペーストの量を取得し、
前記フラックス含有率と前記印刷ハンダペーストの量とに基づいて前記ワークに印刷された印刷フラックスの量を算出し、
所定の初期状態から前記リフロー炉に蓄積した蓄積フラックス量に前記印刷フラックスの量を加算することにより、前記蓄積フラックス量を更新する
ことを特徴とするリフロー炉監視方法。 - 前記印刷ハンダペーストの量を前記印刷ハンダペーストの体積として取得し、
前記印刷フラックスの量を、前記印刷ハンダペーストの体積と、前記ハンダの比重と、前記フラックスの比重と、前記フラックス含有率とに基づいて重量として算出する
ことを特徴とする請求項5に記載のリフロー炉監視方法。 - 前記蓄積フラックス量に関する所定の閾値を記憶し、
前記蓄積フラックス量が前記閾値以上となった場合に、前記リフロー炉が不具合を起こすことを回避する不具合回避制御を行う
ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のリフロー炉監視方法。 - 前記不具合回避制御が前記リフロー炉の清掃を指示する清掃指示の報知であることを特徴とする請求項7に記載のリフロー炉監視方法。
- リフロー炉によるリフローが予定されたフラックスを含むハンダのフラックス含有率を記憶するステップと、
前記リフロー前のワークに印刷された印刷ハンダペーストの量を取得するステップと、
前記フラックス含有率と前記印刷ハンダペーストの量とに基づいて前記ワークに印刷された印刷フラックスの量を算出するステップと、
所定の初期状態から前記リフロー炉に蓄積した蓄積フラックス量に前記印刷フラックスの量を加算することにより、前記蓄積フラックス量を更新するステップと
をリフロー炉監視装置に実行させることを特徴とするリフロー炉監視プログラム。 - 請求項1乃至請求項4いずれか一項に記載のリフロー炉監視装置と、
前記ワークの前記リフローを行う前記リフロー炉と、
前記リフローを行う前に前記印刷ハンダペーストの検査を行うハンダ印刷検査装置と
を有することを特徴とするリフローシステム。
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JP2016151388A JP6891420B2 (ja) | 2016-08-01 | 2016-08-01 | リフロー炉監視装置およびリフロー炉監視方法およびリフローシステム |
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JP2016151388A JP6891420B2 (ja) | 2016-08-01 | 2016-08-01 | リフロー炉監視装置およびリフロー炉監視方法およびリフローシステム |
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