JP2019056329A - 噴射制御装置 - Google Patents

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【課題】内燃機関の始動時に昇圧回路に車載バッテリから充電動作を行わせる場合でも、他の回路動作を安定に実施できるようにした噴射制御装置を提供する。【解決手段】噴射制御装置100は、噴射弁1のソレノイド1aに通電することで燃料を噴射制御する。噴射制御装置100は、噴射制御部2、昇圧回路4、制御回路5などを備える。昇圧回路4は、電圧VBを所定レベルまで昇圧して噴射制御部2に供給する。制御回路5は、イグニッションスイッチ7がオンされると、動作を開始して昇圧回路4により昇圧してコンデンサ18に充電する。スタータスイッチ8がオンされると、コンデンサ18への充電電流を一定レベル下げて充電する。これにより、内燃機関の始動時に、車載バッテリ6にかかる負担を軽減して電圧低下を抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、噴射制御装置に関する。
内燃機関を備える車両においては、内燃機関の噴射弁の燃料噴射制御を、昇圧電源を用いて行う構成のものがある。昇圧電源は、車載バッテリ(以下、バッテリと略称する)の電圧を昇圧回路により昇圧してコンデンサに充電することで生成される。
この場合、噴射弁駆動用のエネルギーを増大させる方法として、昇圧回路中のコンデンサの容量を大きくする方法がある。しかし、内燃機関の始動時には昇圧回路以外にバッテリの電力を消費するので、昇圧回路の昇圧動作で充電電流を流すときにバッテリの電圧が低下する。
さらに、昇圧回路のコンデンサの容量を大きくすると、これによって充電電流が増大し、バッテリからの配線による電源電圧のドロップが大きくなるため、マイコンなどの制御回路においては動作電圧が確保できなくなり、リセットが発生することがある。
特開2009−243275号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、内燃機関の始動時に昇圧回路のコンデンサにバッテリから充電動作を行わせる場合でも、他の回路動作を安定に実施できるようにした噴射制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の噴射制御装置は、内燃機関の噴射弁を駆動するための昇圧回路を備えた噴射制御装置であって、前記内燃機関の始動時に、バッテリから前記昇圧回路のコンデンサへの充電電流を通常の充電電流よりも下げて実施する制御回路を備えている。
上記構成を採用することにより、制御回路は、内燃機関の始動時にバッテリから昇圧回路のコンデンサに充電をする場合の充電電流を通常の充電電流よりも下げて実施する。これにより、内燃機関の始動時にバッテリにかかる負荷を軽減してバッテリから制御回路などに供給する電源電圧が低下するのを抑制することができ、不用意にリセット動作が発生することがなくなり、安定した動作を実施することができる。
第1実施形態を示す電気的構成図 昇圧動作の流れを示す図 各部の信号、電圧、電流のタイムチャート 第2実施形態を示す昇圧動作の流れを示す図 各部の信号、電圧、電流のタイムチャート 第3実施形態を示す電気的構成図 昇圧動作の流れを示す図
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1において、噴射弁1は、ソレノイド1aに通電することで燃料を噴射制御される。噴射制御装置100は、噴射制御部2、電源回路3、昇圧回路4および制御回路5などを備えた回路である。噴射制御部2はソレノイド1aに通電して燃料の噴射制御を行う。噴射制御部2は昇圧回路4により生成される昇圧電源VHおよび内部電源電圧VB(以下、電圧VBと略称する)を電源として動作する。
バッテリ6は、イグニッションスイッチ7、エンジン始動スイッチであるスタータスイッチ8およびメインリレー9を介して噴射制御装置100に接続されている。イグニッションスイッチ7およびスタータスイッチ8は、入力バッファ回路10を介して制御回路5に接続されている。入力バッファ回路10は、フィルタおよびレベル変換を行う回路で、制御回路5に対してイグニッションスイッチ7、スタータスイッチ8のオンオフ状態を示す信号を出力する。
メインリレー9は、リレーコイル9aおよびリレースイッチ9bから構成されている。リレーコイル9aは、噴射制御装置100内のMOSFET11を介してグランドに接続され、MOSFET11がオン動作されると、リレースイッチ9bをオン状態に保持する。MOSFET11のゲートは抵抗12、ダイオード21あるいは22を介して制御回路5あるいはイグニッションスイッチ7から駆動信号が与えられる。リレースイッチ9bは噴射制御装置100内のシステム電源用のコンデンサ13を介してグランドに接続されている。電圧検出回路14は、コンデンサ13の端子電圧を検出して制御回路5に入力電圧信号Svbを与える。
昇圧回路4は、昇圧コイル15、Nチャンネル型のMOSFET16、ダイオード17およびコンデンサ18などから構成される。MOSFET16のドレインは昇圧コイル15を介してコンデンサ13の正極端子に接続され、ソースはグランドに接続されている。
また、MOSFET16のドレインはダイオード17および昇圧電源用のコンデンサ18を介してグランドに接続されている。コンデンサ18の正極端子は昇圧電源VHとして噴射制御部2に給電している。MOSFET16のゲートは、抵抗19を介して制御回路5から駆動信号が与えられる。MOSFET16は、昇圧動作において、制御回路5によりオンオフのスイッチングだけではなく、コンデンサ18への充電電流を制御するようにゲートに駆動信号が与えられる。電圧検出回路20は、コンデンサ18の端子電圧を検出して制御回路5に出力電圧信号Svhを与える。
次に、上記構成の作用について図2および図3も参照して説明する。
噴射制御装置100の制御回路5は、図2に示す流れにしたがって動作する。イグニッションスイッチ7がオンされると、ダイオード22を介してMOSFET11のゲートに駆動信号を出力してメインリレー9のリレーコイル9aに通電する。これによりリレースイッチ9bがオン状態となり、コンデンサ13および電源回路3を介して制御回路5にバッテリ6から給電されるようになる。
この状態は、図2のステップA1でYESとなった状態であり、続いてスタータスイッチ8がオンされるまでの間は、制御回路5は、ステップA2でNOとなるので、ステップA3に進み、昇圧回路4に対して通常電流で昇圧動作を行う。この場合、制御回路5は、MOSFET16に対してオンオフの駆動信号を与えて昇圧コイル15に高圧を発生させ、ダイオード17を介してコンデンサ18に通常レベルの充電電流を流して昇圧電源電圧VHまで充電する。
次に、スタータスイッチ8がオンされると、制御回路5は、入力バッファ回路10を介してエンジン始動の信号が入力されるので、ステップA2でYESとなり、ステップA4に進む。制御回路5は、ステップA4で、外部から入力される燃圧信号Spのレベルが所定値以下であるか否かを判断する。ここでは、制御回路5は、燃圧が所定レベル以下であってステップA4でYESと判断されたときにステップA5に進み、燃圧が所定レベルを超えている場合には、ステップA4でNOと判断して前述のステップA3に移行する。
ここで、燃圧のレベルを判断するのは、スタータスイッチ8がオンされて内燃機関が始動された状態が、前回の内燃機関の動作が終了してから長時間が経過しているか否かを判断するためで、内燃機関が短時間だけ停止していた場合には、燃圧が高く、本実施形態の制御を実施しない場合となるからである。
次に、制御回路5は、ステップA5では、電圧検出回路14により検出されている電圧VBが所定値以上あるか否かを判断する。制御回路5は、電圧VBが所定値に達していない場合には、ステップA5でNOと判断して次のステップA6に移行する。また、制御回路5は、電圧VBが所定値以上の場合にはステップA5でYESと判断して前述のステップA3に移行する。
これは、特に電圧VBが低い場合に、昇圧回路4の動作と内燃機関の始動が同時に行われると、電圧VBが配線抵抗などに起因して供給電圧が閾値電圧Vth以下に低下し、制御回路5の動作電圧が確保できなくなる場合を回避するため、動作電圧が確保できなくなる電圧レベルであるか否かを判断するものである。この場合、制御回路5の動作電圧が確保できなくなると、リセット動作が行われ、電源が動作可能なレベルに復帰するまで動作停止状態となる。
制御回路5は、ステップA6では、昇圧回路4による昇圧動作をコンデンサ18への充電電流を通常の電流レベルIc1よりも一定レベルだけ低い電流レベルIc2で充電するようにして実施する。すなわち、制御回路5は、MOSFET16のゲートに対して、オン時間を小さくして充電電流Ic2となるように制御する。これにより、昇圧回路4による昇圧動作が実施され、且つ、スタータスイッチ8がオンされたことで内燃機関が始動される。
このとき、電圧VBが昇圧回路4の動作に起因して下降するが、コンデンサ18への充電電流Ic2として通常の充電電流Ic1よりも一定レベルだけ下げているので、他の回路の動作を確保できなくなる下限電圧Vthに達することが回避できる。この結果、制御回路5や他の回路の動作電圧が確保でき、リセットなどの状態が発生することを回避することができる。
図3は、上記の動作を実施する場合の各部の信号、電圧、電流などの変化状態を示している。いま、時刻t0で、図3(a)に示すように、イグニッションスイッチ7がオンされ、メインリレー9がオンすると、図3(e)に示すように、制御回路5は動作電源が与えられて動作状態に移行する。また、このとき、制御回路5は、図3(c)に示すように、昇圧回路4の昇圧動作を開始してコンデンサ18への充電を行うので、充電電流Icは徐々に上昇していく。
この後、例えば時刻t1で、図3(b)に示すように、スタータスイッチ8がオンされると、制御回路5は、前述のステップA6を実施する場合であると判断すると、図3(c)に示すように、昇圧回路4による昇圧動作で、充電電流Icのレベルを通常の充電電流Ic1より下げて充電電流Ic2として実施する。これにより、電圧VBは、図3(d)に示すように、昇圧回路4の動作による充電電流Ic2と内燃機関の始動による負荷電流とで電圧降下が生じて時間の経過とともに低下する。
しかし、昇圧回路4の充電電流Ic2が通常の充電電流Ic1よりも一定レベルだけ小さい値に下げているので、電圧VBの低下は抑制され、制御回路5などの動作を保証する電圧Vth以下に低下するのが回避されるようになる。この結果、制御回路5を含む他の回路においても、動作がリセットされることなく継続的に安定した動作をすることができるようになる。
このような本実施形態によれば、制御回路5により、内燃機関の始動時に昇圧回路4による昇圧動作で、コンデンサ18への充電電流Icを、通常の充電電流Ic1よりも一定レベル小さい充電電流Ic2で行うようにした。これにより、内燃機関の始動時に電圧VBの低下が緩和され、制御回路5の動作電圧が低下してリセットが発生するのを抑制できる。
また、内燃機関の始動時つまりスタータスイッチ8がオンされたときに、燃圧が所定値を超えているときには、昇圧回路4による昇圧動作で、コンデンサ18への充電電流Icを、通常の充電電流Ic1で行うようにした。これにより、燃圧が高い状態の場合には迅速に昇圧動作を行えるようになり、噴射弁1の駆動を適切な駆動能力で実施できる。
さらに、内燃機関の始動時に、電圧VBが所定値未満の場合に、昇圧回路4による昇圧動作で、コンデンサ18への充電電流Icを、通常よりも小さくした充電電流Ic2で行うようにした。これにより、電圧VBが所定値以上の場合には、通常の充電動作を行うことができる。
なお、上記実施形態において、コンデンサ18への充電電流Ic2は、通常の充電電流Ic1から一定レベル下げた電流に設定したが、これに限らず、通常の充電電流Ic1から下げる値を適宜変更設定することもできるし、条件に応じてレベルを変化させることも可能である。
なお、上記実施形態において、制御回路5により実施する図2に示す制御の流れでは、ステップA2、A4、A5の実施順序は入れ替わっても良く、適宜の順序で実施すれば良い。
(第2実施形態)
図4および図5は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、第1実施形態においてステップA6を実施した場合に、その後の動作についても規定したものである。
すなわち、この実施形態においては、制御回路5は、ステップA6において昇圧回路4による昇圧動作を充電電流Ic2で実施し、所定時間が経過するのをステップA7で判断しながら待機する。つまり、昇圧回路4による昇圧動作において、充電電流Icを通常の充電電流Ic1よりも一定レベルだけ小さい充電電流Ic2にして実施する期間を、昇圧動作開始の後の一定期間に限定したものである。
制御回路5は、ステップA7で、充電電流Ic2で昇圧動作を開始してから所定期間が経過してYESになると、ステップA3に移行し、通常の充電電流Ic1に変更した上で昇圧動作を継続するようになる。
図5は、上記の動作を実施する場合の各部の信号、電圧、電流などの変化状態を示している。第1実施形態と同様にして、時刻t0でイグニッションスイッチ7がオンされ、メインリレー9がオンすると、制御回路5は動作電源が与えられて動作状態に移行する。このとき、制御回路5は、図5(c)に示すように、昇圧回路4の昇圧動作を開始してコンデンサ18への充電を開始し、時刻t1に、スタータスイッチ8がオンされると、図5(c)に示すように、充電電流Icのレベルを充電電流Ic2として実施する。
この後、充電開始からの時間が所定期間Taに達した時刻t3になると、制御回路5は、図5(c)に示すように、充電電流Ic2から通常の充電電流Ic1まで上昇させるようになる。この場合、所定期間Taが経過する頃には、電圧VBも安定するので、通常の充電電流Ic1で昇圧動作をすることが大きな負荷とならない状態となり、昇圧動作も通常通り実施できるようになる。
このような第2実施形態によれば、制御回路5により、内燃機関の始動時に昇圧回路4による昇圧動作で、コンデンサ18への充電電流Icを、通常の充電電流Ic1よりも小さい充電電流Ic2で開始し、この後所定時間Taが経過すると、通常の充電電流Ic1に上昇させるようにした。これにより、内燃機関の始動時に電圧VBの低下が予想される期間を充電電流Ic2で昇圧動作することでバッテリ6に対する負担を軽減し、この後通常の充電電流Ic1に戻すことで、昇圧動作も通常通り実施できるようになる。
(第3実施形態)
図6および図7は第3実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、内燃機関の始動をエンジン始動スイッチあるいは始動要求スイッチにより行うようにしたタイプの車両を前提としている。
すなわち、この実施形態では、イグニッションスイッチ7に代えてイグニッションリレー30を備え、スタータスイッチ8に代えて始動要求スイッチ31および始動制御装置32を備えた構成としている。このような車両としては、例えば、走行していない状態では極力内燃機関を停止するように制御することで、二酸化炭素の発生を抑制したり、燃料の消費を抑制して省エネを促進することを目指したものがある。
イグニッションリレー30は、リレーコイル30aおよびリレースイッチ30bから構成されている。始動要求スイッチ31は、運転席に設けられ、内燃機関を始動する際に運転者により押圧操作される。始動制御装置32は、始動要求スイッチ31が操作されると、これを検出してイグニッションリレー30をオンにするとともに、噴射制御装置100内に始動信号Ssを入力する。噴射制御装置100においては、始動制御装置32から入力される始動信号Ssあるいは再始動信号Srsを制御回路5内に取り込む。この実施形態では、制御回路5において行う制御内容について説明する。
なお、始動制御装置32から出力される始動要求信号Ss、再始動要求信号Srsは、第1実施形態におけるスタータスイッチ8のオン信号に相当している。始動要求信号Ssは、運転開始時の初回の内燃機関始動時に始動要求スイッチ31がオンされたときに出力される。
再始動要求信号Srsは、例えば車両を走行させている状態で交差点の赤信号で停車した場合に、内燃機関を一旦停止させて走行を再開する時点で再度内燃機関を始動させるようにする場合に出力されるものである。再始動要求信号Srsが出力されるのは、運転の途中の場合であることが想定され、昇圧動作を小さい充電電流Ic2で行うことがふさわしくない条件となるので、この場合には、通常の昇圧動作を行うように制御するものである。
具体的には、図7に昇圧動作の流れで示すように、制御回路5は、イグニッションリレー30がオンされた場合に、ステップA1aでYESとなる。制御回路5は、次に、ステップA2に進む前にステップA7に移行し、ここで再始動要求信号Srsが入力されるか否かを判断する。制御回路5は、ステップA7で再始動要求信号Srsが入力されていない場合に、NOと判断してステップA2に移行する。移行の処理は、第1実施形態と同様である。
そして、再始動要求信号Srsが入力された場合には、制御回路5は、ステップA7でYESと判断してステップA3に移行し、通常の充電電流Ic1で昇圧動作を行わせる。また、始動要求信号Ssであった場合には、制御回路5は、第1実施形態と同様にして昇圧動作における充電電流Icのレベルを設定する制御を実施する。
このような第3実施形態によれば、始動制御装置32を備えた車両において、再始動要求信号Srsが入力される場合には、制御回路5は、昇圧動作において充電電流Icのレベルを低い充電電流Ic2に設定することなく通常の充電電流Ic1で昇圧動作を実施するようにした。これにより、交差点などで一旦停止しているような状態で内燃機関を再始動する場合には通常の昇圧動作を行うことができるようになる。
なお、第3実施形態は、第1実施形態に適用した場合を示したが、第2実施形態のものに適用することもできる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1は噴射弁、1aはソレノイド、2は噴射制御部、3は電源回路、4は昇圧回路、5は制御回路、6は車載バッテリ(バッテリ)、7はイグニッションスイッチ、8はスタータスイッチ、9はメインリレー、15は昇圧コイル、16はMOSFET、18は昇圧回路用のコンデンサ、31は始動要求スイッチ、32は始動制御装置、100は噴射制御装置、Ssは始動要求信号である。

Claims (7)

  1. 内燃機関の噴射弁を駆動するための昇圧回路(4)を備えた噴射制御装置であって、
    前記内燃機関の始動時に、バッテリ(6)から前記昇圧回路のコンデンサ(18)への充電電流を通常の充電電流よりも下げて実施する制御回路(5)を備えた噴射制御装置。
  2. 前記制御回路は、スタータスイッチ(8)のオン動作もしくは始動要求信号(Ss)が入力されたときに、前記内燃機関の始動時であると判断する請求項1に記載の噴射制御装置。
  3. 前記制御回路は、前記内燃機関の燃圧を検出した信号が与えられ、前記内燃機関の始動時に、前記内燃機関の燃圧が所定レベル以下のときに、前記昇圧回路の充電電流を通常の充電電流よりも下げて実施する請求項1または2に記載の噴射制御装置。
  4. 前記制御回路は、前記昇圧回路の充電電流を通常の充電電流よりも下げる場合には、予め設定された電流分を下げる請求項1から3のいずれか一項に記載の噴射制御装置。
  5. 前記制御回路は、前記昇圧回路の充電電流を通常の充電電流よりも下げる場合には、所定期間だけ実施する請求項1から4のいずれか一項に記載の噴射制御装置。
  6. 前記制御回路は、前記内燃機関の始動を始動要求状態に応じて実施する場合に、再始動要求状態のときには、前記昇圧回路の充電電流を通常の充電電流により実施する請求項1から5のいずれか一項に記載の噴射制御装置。
  7. 前記制御回路は、前記バッテリの電圧を検出し、検出されたバッテリの電圧が所定レベル以上の場合には、前記昇圧回路のコンデンサへの充電を通常電流で実施する請求項1から6のいずれか一項に記載の噴射制御装置。
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