JP2019051887A - 電気駆動車両構造 - Google Patents
電気駆動車両構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019051887A JP2019051887A JP2017178735A JP2017178735A JP2019051887A JP 2019051887 A JP2019051887 A JP 2019051887A JP 2017178735 A JP2017178735 A JP 2017178735A JP 2017178735 A JP2017178735 A JP 2017178735A JP 2019051887 A JP2019051887 A JP 2019051887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- junction box
- inverter
- casing
- vehicle
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
Description
特許文献1に開示されたものは、モータルーム内の左右両サイドを車両前後方向に延びる左右のフロントサイドフレームが設けられ、上記左右のフロントサイドフレームには、車幅方向に延びるクロスメンバが架け渡され、該クロスメンバの下部に車両駆動用モータが懸下されたものである。
しかしながら、該特許文献2の構成では、上記クロスメンバが容器状に形成されているので、質量が過大となり、改善の余地があった。
この結果、車両衝突時にインバータ筐体とジャンクションボックス筐体とが分離して、高電圧のバスバーが露出するのを防止することができる。
上記インバータの筐体と、上記ジャンクションボックスの筐体とは、それぞれ外周壁部と、上面部および下面部とを有しており、上記インバータと上記ジャンクションボックスの電気分配回路とを接続するバスバーが、上記外周壁部の内側であって上記上面部と下面部とを貫通して配置され、上記インバータ筐体またはジャンクションボックス筐体の一方の外周壁部の下部が、その周囲の複数箇所において上記クロスメンバ上部に第1ボルトで上下方向に締結され、上記インバータ筐体とジャンクションボックス筐体とが、それぞれ外周壁部が合致する複数箇所において第2ボルトで上下方向に締結され、上記第2ボルトを上記第1ボルトよりも太く形成するという構成にて実現した。
図面は電気駆動車両構造を示し、図1は当該電気駆動車両構造を示す斜視図、図2はその正面図、図3は図1の平面図、図4は図1の背面図である。
上述のモータルーム1内の左右両サイドを車両前後方向に延びる左右のフロントサイドフレーム2,2を設けている。
一方、車両左側のマウントブラケット7には、上方に延びるバッテリ支持突部7aが一体形成されており、図2、図3に示すように、該バッテリ支持突部7aと上述のバッテリ支持アーム9との上部には、バッテリトレイ10を介してバッテリ11が配置されており、バッテリトレイ10の車両前後方向中間部において、その車幅方向内外両片の上端部相互間はバッテリクランプ12で車幅方向に連結されている。この実施例では、上述のバッテリ11として鉛電池を使用した12Vバッテリを採用しているが、これに限定されるものではない。
同図に示すように、上述のモータユニット15は、車両右側に位置する車両駆動用の3相交流モータ16(以下、単にモータ16と略記する)と、車両左側に位置して減速機を構成するギヤボックス17と、モータハウジング16aの右側に設けられた開口を塞ぐための閉塞部材18と、ギヤボックス17のケーシング17aの左側に設けられた開口を塞ぐための閉塞部材19と、を一体ユニット化したものである。
ここで、車両左側においては、閉塞部材19の上部と支持装置13の下部とが、締結ボルトを用いて、車幅方向外側から車幅方向内側に向けてボルト止めされており、車両右側においては、閉塞部材18の上部と支持装置14の下部とが、締結ボルトを用いて、車両前方から車両後方に向けてボルト止めされている。これにより、クロスメンバ8の下部に上記モータ16を含むモータユニット15が懸下されたものである。
上述のジャンクションボックス40は、電線同士を結合、分岐、中継する際に用いる端子や端末を保護するための所謂接続箱であって、リレーを含む電気分配回路を収容するものである。
上述のDC−DCコンバータ60は高電圧を車載機器駆動用の低電圧(例えば、12V)に変換する変換器である。
すなわち、上述の第1底部21a、第2底部21b、第3底部21cは、電気ユニットE1下部のインバータ30の固定部を提供する底面部である。
この実施例では、左トレイ21および右トレイ22は、剛性部材、例えば、板厚が2.5mmの鉄板を用いて構成されているが、これに限定されるものではない。
なお、上述のインバータ筐体31はアルミダイカストにより形成されている。
上述の上部開口45は、ボルト48を用いて蓋部材49で着脱可能に覆われる一方、底板部43は下面部43cを有しており、該下面部43cにはインバータ筐体31側の貫通孔31iと一致するバスバー挿通用の貫通孔43aが形成されている。
すなわち、下側に位置するインバータ筐体31と上側に位置するジャンクションボックス筐体41とが、それぞれ外周壁部31W、42Wが合致する複数箇所においてボルト35(第2ボルト)で上下方向に締結されたものである。
電気ユニットE1,E2を構成するインバータ30、ジャンクションボックス40、充電器50、DC−DCコンバータ60のうちのインバータ30とDC−DCコンバータ60とは、冷却水による冷却が必要な電気部品である。
また、上述のDC−DCコンバータ60のコンバータ筐体61における上壁前部側には、コンバータ筐体61内部のウオータジャケット(図示せず)に対して、冷却水の供給、排出を行なう一対の出入り口62,63を設けている。
該モータ16はジャンクションボックス40からハーネスとしての3相ケーブル73,74,75で給電されるものである。
この連結部80と、ジャンクションボックス筐体41背面側の連結部76と、は略上下方向の対応位置に設けられている。
なお、図1〜図4において、90はドライブシャフト、図3において、91はモータユニット15の下部マウントブラケットである。また、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
この結果、車両衝突時にインバータ筐体31とジャンクションボックス筐体41とが分離して、高電圧のバスバー36が露出するのを防止することができる。
この発明のハーネスは、実施例の3相ケーブル73,74,75に対応し、
以下同様に、
第1ボルトは、ボルト25に対応し、
第2ボルトは、ボルト35に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては、インバータ筐体31とジャンクションボックス筐体41の積載構造として、インバータ筐体31を下側に、ジャンクションボックス筐体41を上側に載置した構造を例示したが、これら両筐体31,41の積載構造は、インバータ筐体31が上側で、ジャンクションボックス筐体41が下側となる積載構造であってもよい。
2…フロントサイドフレーム
8…クロスメンバ
16…モータ
25…ボルト(第1ボルト)
30…インバータ
31…インバータ筐体
31a,42a…上面部
31b,43c…下面部
31W,42W…外周壁部
35…ボルト(第2ボルト)
39…シール部材
40…ジャンクションボックス
41…ジャンクションボックス筐体
31…インバータ筐体(電気ユニットの筐体)
43a…貫通孔
73,74,75…3相ケーブル(ハーネス)
Claims (2)
- 車両前部に配置されたモータルーム内の左右両サイドを車両前後方向に延びる左右のフロントサイドフレームを設け、
当該左右のフロントサイドフレーム間に車幅方向に延びるクロスメンバが架け渡され、
当該クロスメンバの上部に、入力された電気を昇圧して出力するインバータと、リレーを含む電気分配回路を収容するジャンクションボックスとが上下に積重なって載置され、
上記クロスメンバの下部に、上記ジャンクションボックスからハーネスで給電される車両駆動用モータが懸下された電気駆動車両構造であって、
上記インバータの筐体と、上記ジャンクションボックスの筐体とは、それぞれ外周壁部と、上面部および下面部とを有しており、
上記インバータと上記ジャンクションボックスの電気分配回路とを接続するバスバーが、上記外周壁部の内側であって上記上面部と下面部とを貫通して配置され、
上記インバータ筐体またはジャンクションボックス筐体の一方の外周壁部の下部が、その周囲の複数箇所において上記クロスメンバ上部に第1ボルトで上下方向に締結され、
上記インバータ筐体とジャンクションボックス筐体とが、それぞれ外周壁部が合致する複数箇所において第2ボルトで上下方向に締結され、
上記第2ボルトは上記第1ボルトよりも太いことを特徴とする
電気駆動車両構造。 - 上記ジャンクボックス筐体はその下面部が、上記インバータ筐体の上面部に合致するよう設置され、
上記ジャンクションボックス筐体の下面部には、上記バスバーを挿通する貫通孔が設けられ、
当該貫通孔の外周であって上記ジャンクションボックス筐体の下面部と上記インバータ筐体の上面部との間にシール部材が設けられたことを特徴とする
請求項1に記載の電気駆動車両構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017178735A JP6583376B2 (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 電気駆動車両構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017178735A JP6583376B2 (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 電気駆動車両構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019051887A true JP2019051887A (ja) | 2019-04-04 |
JP6583376B2 JP6583376B2 (ja) | 2019-10-02 |
Family
ID=66014189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017178735A Active JP6583376B2 (ja) | 2017-09-19 | 2017-09-19 | 電気駆動車両構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6583376B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109967927A (zh) * | 2019-04-29 | 2019-07-05 | 无锡先导智能装备股份有限公司 | 上料机构 |
JP2021030795A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | マツダ株式会社 | 車両の回転電気機械 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011020624A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Nissan Motor Co Ltd | 電気自動車の搭載構造 |
DE102011113198A1 (de) * | 2011-09-10 | 2013-03-14 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Querträger zur Befestigung einer elektrischen Maschine in einem Motorraum eines Fahrzeugs und Fahrzeug |
JP2013103586A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Honda Motor Co Ltd | 電気自動車の電力制御ユニット支持構造 |
JP2014204553A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | パナソニック株式会社 | 電気接続構造およびジャンクションボックス |
-
2017
- 2017-09-19 JP JP2017178735A patent/JP6583376B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011020624A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Nissan Motor Co Ltd | 電気自動車の搭載構造 |
DE102011113198A1 (de) * | 2011-09-10 | 2013-03-14 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Querträger zur Befestigung einer elektrischen Maschine in einem Motorraum eines Fahrzeugs und Fahrzeug |
JP2013103586A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Honda Motor Co Ltd | 電気自動車の電力制御ユニット支持構造 |
JP2014204553A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | パナソニック株式会社 | 電気接続構造およびジャンクションボックス |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
吉田賢一: ""電気自動車の電気システム"", エレクトロニクス実装学会誌, vol. 13巻,2号, JPN6019007079, 2010, JP, pages 88 - 92, ISSN: 0003986614 * |
神本一朗,元木正紀,上野正樹: ""電気自動車の衝突安全性能開発"", マツダ技報, vol. 30号, JPN7019000586, 2012, JP, pages 135 - 139, ISSN: 0003986613 * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109967927A (zh) * | 2019-04-29 | 2019-07-05 | 无锡先导智能装备股份有限公司 | 上料机构 |
JP2021030795A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-01 | マツダ株式会社 | 車両の回転電気機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6583376B2 (ja) | 2019-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6489187B1 (ja) | 電気駆動車両構造 | |
KR20120018336A (ko) | 차량 부품 탑재 배열체 | |
US9324983B2 (en) | Battery module for vehicle | |
JP6583377B2 (ja) | 電気駆動車両構造 | |
CN111516620A (zh) | 车辆 | |
US20130119760A1 (en) | Electric vehicular power controller support structure and electric vehicle | |
JP7151114B2 (ja) | 電動車両の前部ユニット搭載構造 | |
JP2011020553A (ja) | 電気自動車の部品搭載構造 | |
JP6583376B2 (ja) | 電気駆動車両構造 | |
EP1187282A2 (en) | Electrical connection box to be mounted on a vehicle | |
CN110893754B (zh) | 车辆 | |
JP4224005B2 (ja) | 電気接続箱のアース構造 | |
CN115214331A (zh) | 电动车辆 | |
JP2013103584A (ja) | パワーコントロールユニットの保護構造 | |
JP2004224084A (ja) | 車両用電源装置 | |
JP7155561B2 (ja) | 電動車両の前部ユニット搭載構造 | |
JP2022072239A (ja) | 車両用発電ユニットの搭載構造 | |
JP2005247064A (ja) | 蓄電機構の搭載構造 | |
JP7139619B2 (ja) | 電気駆動車両の冷却装置 | |
JP2017077786A (ja) | 車両 | |
JP2013112237A (ja) | パワーコントロールユニット | |
JP2019147425A (ja) | 電気駆動車両の冷却装置 | |
JP7151113B2 (ja) | 電動車両の前部ユニット搭載構造 | |
JP6431827B2 (ja) | 車両 | |
JP2013247750A (ja) | パワーコントロールユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6583376 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |