JP2019050864A - 打具のグリップのフィッティング方法 - Google Patents
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Description
(1)計測機器を使用して、前記プレイヤーが前記打具をスイングしたときの前記打具の挙動を計測した計測データを取得するステップ。
(2)前記計測データに基づいて、前記プレイヤーが前記打具をスイングするときの特性であるプレイヤー特性を決定するステップ。
(3)前記プレイヤー特性に基づいて、前記プレイヤーに適した前記グリップの属性である適正グリップ属性を決定するステップ。
(4)前記適正グリップ属性及び前記適正グリップ属性に合致するグリップの少なくとも一方を、前記プレイヤーに提案するステップ。
(2−1)前記計測データに基づいて、前記プレイヤー特性として、前記プレイヤーが前記打具をスイングするときの前記打具における回転中心を算出するステップ。
(5)前記プレイヤーが前記打具をスイングするときの前記グリップの把持位置を決定するステップ。
また、上記(3)のステップは、以下のステップを含む。
(3−1)前記回転中心の位置と前記把持位置との離間距離を決定し、前記離間距離に基づいて、前記適正グリップ属性を決定するステップ。
(2−1−1)前記計測データに含まれるデータであって、前記プレイヤーがワッグル動作を行ったときのデータ、及び、前記プレイヤーが前記打具に並進運動を与えず、回転運動のみを与えることを意図して前記打具を操作したときのデータの少なくとも一方のデータに基づいて、前記打具において動きが最小化される位置を前記回転中心として算出するステップ。
(2−2)前記計測データに基づいて、前記プレイヤー特性として、前記プレイヤーが前記打具をスイングするときに前記グリップを把持する把持力の強さを算出するステップ。
(2−2−1)前記計測データに含まれる所定の周波数成分の大きさを特定し、前記所定の周波数成分の大きさに応じて、前記把持力の強さを算出するステップ。
(1−1)前記計測機器に含まれる第1計測機器を使用して、前記プレイヤーが前記打具をスイングしたときの前記打具の挙動を計測した第1計測データを取得するステップ。
(1−2)前記計測機器に含まれる第2計測機器を使用して、前記プレイヤーが前記打具をスイングしたときの前記打具の挙動を計測した第2計測データを取得するステップ。
また、上記(2)のステップは、以下のステップを含む、
(2−3)前記第1計測データに基づいて、前記プレイヤー特性を解析パラメータとするモデルに従って、前記打具の変形を解析するステップ。
(2−4)前記第2計測データに基づいて、前記プレイヤーが前記打具をスイングした結果を表す、前記打具の所定の挙動についての結果値を特定するステップ。
(2−5)前記打具の変形の解析結果が前記結果値に整合するように、前記解析パラメータを決定するステップ。
(6)前記プレイヤー特性に基づいて、前記プレイヤーに前記グリップの把持方法を提案するステップ。
(1)前記プレイヤーが前記打具をスイングしたときの前記打具の挙動を計測した計測データを取得するステップ。
(2)前記計測データに基づいて、前記プレイヤーが前記打具をスイングするときの特性であるプレイヤー特性を決定するステップ。
(3)前記プレイヤー特性に基づいて、前記プレイヤーに適した前記グリップの属性である適正グリップ属性を決定するステップ。
<1−1.フィッティングシステムの概要>
図1及び図2に、第1実施形態に係るフィッティング装置1を含むフィッティングシステム100の全体構成図を示す。フィッティングシステム100は、ゴルファー7にゴルフクラブ5のグリップ51をフィッティングするのを支援するように構成されている。フィッティング装置1は、ゴルファー7がゴルフクラブ5をスイングしたときのゴルフクラブ5の挙動を計測した計測データに基づいて、プレイヤー特性を決定する。プレイヤー特性とは、ゴルファー7がゴルフクラブ5をスイングするときの特性である。そして、こうして決定されたプレイヤー特性を考慮して、ゴルファー7に適したグリップ51の属性(以下、適正グリップ属性ということがある)及びこれに合致するグリップ51に関する情報が決定され、これらの情報がユーザに提供される。なお、ここでいうユーザとは、ゴルファー7自身やそのインストラクター、そのフィッティングを行うフィッター等、フィッティングの結果を必要とする者の総称である。ゴルフクラブ5の挙動の計測は、計測機器2により行われ、計測機器2は、フィッティング装置1とともにフィッティングシステム100を構成する。以下、フィッティングシステム100の各部の構成を説明した後、フィッティングシステム100によるフィッティング方法について説明する。
<1−2−1.計測機器>
本実施形態に係る計測機器2は、慣性センサユニットから構成される(以下、慣性センサユニットにも、参照符号2を付す)。慣性センサユニット2は、図1に示すとおり、ゴルフクラブ5のグリップ51におけるヘッド53と反対側の端部であるグリップエンド51aに取り付けられており、グリップエンド51aの挙動を計測する。図3に示すとおり、ゴルフクラブ5は、一般的なゴルフクラブであり、シャフト52と、シャフト52の一端に設けられたヘッド53と、シャフト52の他端に設けられたグリップ51とから構成される。慣性センサユニット2は、スイング動作の妨げとならないよう、小型且つ軽量に構成されている。
フィッティング装置1は、ハードウェアとしては汎用のコンピュータであり、例えば、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォンとして実現される。図2に示すとおり、フィッティング装置1は、コンピュータで読み取り可能なCD−ROM等の記録媒体30から、或いはインターネット等の通信回線を介して、フィッティングプログラム6を汎用のコンピュータにインストールすることにより製造される。フィッティングプログラム6は、計測機器2から送られてくる計測データに基づいて、ゴルファー7に適したグリップ51を選択するのを支援するためのソフトウェアであり、フィッティング装置1に後述する動作を実行させる。
以下、ゴルファー7にグリップ51をフィッティングするフィッティング方法について説明する。本実施形態に係るフィッティング方法では、ゴルファー7がゴルフクラブ5をスイングするときの特性であるプレイヤー特性が考慮される。プレイヤー特性は、ゴルファー7がゴルフクラブ5をスイングしたときのゴルフクラブ5の挙動を計測した計測データに基づいて決定される。本実施形態では、プレイヤー特性として、ゴルファー7がゴルフクラブ5をスイングするときのゴルフクラブ5における回転中心C、及びゴルファー7がゴルフクラブ5をスイングするときにグリップ51を把持する把持力の強さが算出される。以下では、把持力の強さを算出するアルゴリズムについて先に説明した後、フィッティング方法の流れについて説明する。
本発明者らは、以下に説明する実験を行い、プレイヤーが打具をスイングしたときの打具の挙動を表す時系列データに基づいて、プレイヤーが打具のグリップを把持する把持力の強さを決定することが可能であるという知見を得た。
グリップ51のフィッティング方法は、図9に示すフローチャートに従って進行する。まず、ステップS1では、ゴルファー7により上述の慣性センサユニット2付きゴルフクラブ5がスイングされ、ゴルファー7が把持しているゴルフクラブ5に回転を含む運動が与えられる。このとき、ゴルフクラブ5の挙動が計測機器2により計測される。より具体的には、慣性センサユニット2により、グリップエンド51aのxyz局所座標系における3軸方向の加速度ax,ay,az、角速度ωx,ωy,ωz及び地磁気mx,my,m zに関する計測データが取得され、通信装置40を介してフィッティング装置1に送信される。一方、フィッティング装置1側では、取得部14aが通信部15を介してこれを受信し、記憶部13内に格納する。本実施形態では、少なくともワッグル動作の期間、及びその後のアドレスからフィニッシュまでの期間の計測データが収集される。
<2−1.フィッティングシステムの概要>
図11〜図14に、第2実施形態に係るフィッティング装置101を含むフィッティングシステム200の全体構成図を示す。フィッティングシステム200は、第1実施形態に係るフィッティングシステム100と多くの点で共通するため、ここでは、同じ要素には同じ参照符号を付して、説明を省略する。以下では、両実施形態の相違点を中心として説明を行う。
第1計測機器MD1は、第1実施形態と同様の慣性センサユニット2と、2台構成の距離画像センサ102A,102Bとから構成される。距離画像センサ102A,102Bは、ゴルファー7がゴルフクラブ5をスイングする様子を二次元画像として撮影するとともに、被写体までの距離を測定する測距機能を有するカメラである。従って、距離画像センサ102A,102Bは、二次元画像とともに、深度画像を出力することができる。なお、ここでいう二次元画像とは、撮影空間の像をカメラの光軸に直交する平面内へ投影した画像である。また、深度画像とは、カメラの光軸方向の被写体の奥行きのデータを、二次元画像と略同じ撮像範囲内の画素に割り当てた画像である。本実施形態では、図11に示すとおり、1台目の距離画像センサ102Aは、ゴルフスイングをゴルファー7の正面側から撮影すべく、ゴルファー7の前方に設置される。一方、2台目の距離画像センサ102Bは、ゴルフスイングを距離画像センサ102Aとは異なる方向から撮影すべく、具体的には、ゴルファー7を右側から撮影すべく、ゴルファー7の右側に設置される。
第2計測機器MD2の詳細な構成は、図12及び図13に示される。なお、図11では、第2計測機器MD2が省略されているが、反対に図12及び図13では、第1計測機器MD1が省略されている。第2計測機器MD2は、複数台のカメラ3A〜3Hを備える高性能撮影システムであり、これらのカメラ3A〜3Hにより、様々な方向からスイング中のヘッド53の挙動を計測した画像データ(第2計測データ)が撮影される。カメラ3A〜3Hは、ストロボ式である。従って、第2計測機器MD2は、カメラ3A〜3Hの撮影範囲を照射するストロボ4A〜4Hをさらに備えるとともに、カメラ3A〜3H及びストロボ4A〜4Hの作動のタイミングを決定するトリガー装置8も備える。
以下、図16を参照しつつ、第2実施形態に係るグリップ51のフィッティング方法について説明する。ここでも、第1実施形態と同様に、プレイヤー特性が考慮される。
成分a:慣性座標系のX軸と、局所座標系のx軸とのなす角度の余弦
成分b:慣性座標系のY軸と、局所座標系のx軸とのなす角度の余弦
成分c:慣性座標系のZ軸と、局所座標系のx軸とのなす角度の余弦
成分d:慣性座標系のX軸と、局所座標系のy軸とのなす角度の余弦
成分e:慣性座標系のY軸と、局所座標系のy軸とのなす角度の余弦
成分f:慣性座標系のZ軸と、局所座標系のy軸とのなす角度の余弦
成分g:慣性座標系のX軸と、局所座標系のz軸とのなす角度の余弦
成分h:慣性座標系のY軸と、局所座標系のz軸とのなす角度の余弦
成分i:慣性座標系のZ軸と、局所座標系のz軸とのなす角度の余弦
ここで、ベクトル(a,b,c)は、x軸方向の単位ベクトルを表し、ベクトル(d,e,f)は、y軸方向の単位ベクトルを表し、ベクトル(g,h,i)は、z軸方向の単位ベクトルを表している。
文献A:松本賢太,他5名,「クラブヘッドの慣性がシャフト挙動に及ぼす影響」,スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス2015講演論文集,B−34(USB memory),2015年10月
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。また、以下の変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。
第1及び第2実施形態では、ゴルフクラブ5のグリップ51のフィッティングが行われたが、上述のアルゴリズムは、テニスラケットやベースボールバット等、その他のスポーツ用の打具のグリップのフィッティングにも適用することもできるし、非スポーツ用途の打具のグリップのフィッティングにも適用することができる。
<3−2>
計測機器2,MD1により挙動が計測される対象は、グリップエンド51aに限られず、例えば、グリップ51の他の部位であってもよいし、シャフト52であってもよい。
第1実施形態では、慣性センサユニット2により、回転中心Cを算出するための計測データ(以下、第1解析データという)が取得された。しかしながら、この例に限られず、例えば、計測機器2を1台又は複数台のカメラ(距離画像センサであってもよい)により構成し、このようなカメラにより打具の挙動を撮影してもよい。この場合、取得部14aは、計測機器2から出力される時系列の画像データ(すなわち、動画データ)を画像処理することにより、第1解析データとして、例えばグリップエンド51aの位置、速度、加速度、角速度、角加速度等のデータを取得することができる。また、慣性センサユニット2とカメラとを組み合わせることにより、第1解析データを取得することもできる。
第1実施形態では、第1解析データは、ワッグルデータとされたが、これに限られない。例えば、ゴルファー7にゴルフクラブ5を把持させ、並進運動を与えず、回転運動のみを与えることを意識させながらゴルフクラブをスイングさせる。このときの計測データは、第1解析データとして好ましく使用することができる。
<3−5>
第1実施形態では、慣性センサユニット2により、ゴルファー7の把持力の強さを解析するための計測データ(以下、第2解析データという)が取得された。しかしながら、この例に限られず、例えば、計測機器2を1台又は複数台のカメラ(距離画像センサであってもよい)により構成し、このようなカメラにより打具の挙動を撮影してもよい。この場合、取得部14aは、計測機器2から出力される時系列の画像データ(すなわち、動画データ)を画像処理することにより、第2解析データとして、例えばグリップエンド51aの位置、加速度、角速度等のデータを取得することができる。また、慣性センサユニット2とカメラとを組み合わせることにより、第2解析データを取得することもできる。
第1実施形態では、所定の周波数成分の大きさDが、周波数スペクトルを所定の周波数帯域において積分することにより特定された。しかしながら、所定の周波数成分の大きさDを、所定の周波数帯におけるスペクトルパワーの最大値としてもよいし、特定の周波数のスペクトルパワーの値としてもよい。
第1実施形態では、所定の周波数成分の大きさDが、周波数解析を行うことにより特定された。しかしながら、注目している所定の周波数成分又は所定の周波数成分以外の成分を通過させるバンドパスフィルタに第2解析データを通した後、これを元の第2解析データの波と比較し、元の波とバンドパスフィルタ通過後の波の変化の度合いを、所定の周波数成分の大きさDとすることもできる。
第1及び第2実施形態に係る適正グリップ属性は、グリップ51の重量、太さ、材質及び硬さに関するものであったが、これは例示である。例えば、ゴルファー7に適したグリップ51の長さ等の属性を、適正グリップ属性として決定してもよい。
ステップS5において、適正グリップ属性を出力せずに、これに合致するグリップに関する情報のみを出力してもよい。或いは、適正グリップ属性は出力するが、ステップS3を省略し、適正グリップ属性に合致するグリップに関する情報は出力しないようにしてもよい。
第1及び第2実施形態に係るフィッティング方法に含まれる各ステップの一部は、フィッティング装置1により実行されるのではなく、人により実行されてもよい。例えば、ステップS13,S14,S24,S25,S3,S4の全部又は一部を人により実行することができる。
<3−11>
第1計測機器MD1及び第2計測機器MD2の上述した構成は例示であり、様々に構成することができる。例えば、第1計測機器MD1は、1台の距離画像センサと慣性センサユニット2のみから構成することもできるし、慣性センサユニット2のみから構成することもできるし、1又は複数台の距離画像センサのみから構成することもできる。
ステップS39,S40等で特定されるゴルフクラブ5の所定の挙動は、上述したヘッド速度、フェース角、ブロー角及び軌道角の例に限らず、ヘッド53のその他の様々な挙動が特定されてもよいし、ヘッド53以外の様々な部位の様々な挙動が特定されてもよい。また、プレイヤー特性を決定するために使用される所定の挙動は、複数である必要はなく、1つであってもよい。例えば、第1計測データに基づくヘッド速度のみが第2計測データに基づく同指標に整合するように、プレイヤー特性を決定することができる。
上記実施形態では、プレイヤー特性として、回転中心C及び把持力の強さが使用されたが、これらの一方のみを使用することもできる。また、プレイヤー特性として、回転中心Cや把持力の強さの他にも、ゴルファー7がゴルフクラブ5をスイングするときの様々な特性をプレイヤー特性として使用することができる。
1,101 フィッティング装置
14a 取得部
14b 特性決定部
14c 属性決定部
14d フィッティング部
14e 方法提案部
14f 表示制御部
5 ゴルフクラブ(打具)
51 グリップ
51a グリップエンド
6 フィッティングプログラム
7 ゴルファー(プレイヤー)
C 回転中心
2 計測機器(慣性センサユニット)
MD1 計測機器
102A,102B 距離画像センサ
MD2 計測機器
Claims (14)
- プレイヤーに打具のグリップをフィッティングするフィッティング方法であって、
計測機器を使用して、前記プレイヤーが前記打具をスイングしたときの前記打具の挙動を計測した計測データを取得するステップと、
前記計測データに基づいて、前記プレイヤーが前記打具をスイングするときの特性であるプレイヤー特性を決定するステップと、
前記プレイヤー特性に基づいて、前記プレイヤーに適した前記グリップの属性である適正グリップ属性を決定するステップと
を含む、フィッティング方法。 - 前記適正グリップ属性及び前記適正グリップ属性に合致するグリップの少なくとも一方を、前記プレイヤーに提案するステップ
をさらに含む、
請求項1に記載のフィッティング方法。 - 前記プレイヤー特性を決定するステップは、
前記計測データに基づいて、前記プレイヤー特性として、前記プレイヤーが前記打具をスイングするときの前記打具における回転中心を算出するステップ
を含む、
請求項1又は2に記載のフィッティング方法。 - 前記プレイヤーが前記打具をスイングするときの前記グリップの把持位置を決定するステップ
をさらに含み、
前記適正グリップ属性を決定するステップは、
前記回転中心の位置と前記把持位置との離間距離を決定し、前記離間距離に基づいて、前記適正グリップ属性を決定するステップ
を含む、請求項3に記載のフィッティング方法。 - 前記回転中心を算出するステップは、
前記計測データに含まれるデータであって、前記プレイヤーがワッグル動作を行ったときのデータ、及び、前記プレイヤーが前記打具に並進運動を与えず、回転運動のみを与えることを意図して前記打具を操作したときのデータの少なくとも一方のデータに基づいて、前記打具において動きが最小化される位置を前記回転中心として算出するステップを含む、
請求項3又は4に記載のフィッティング方法。 - 前記プレイヤー特性を決定するステップは、
前記計測データに基づいて、前記プレイヤー特性として、前記プレイヤーが前記打具をスイングするときに前記グリップを把持する把持力の強さを算出するステップを含む、
請求項1から5のいずれかに記載のフィッティング方法。 - 前記把持力の強さを算出するステップは、
前記計測データに含まれる所定の周波数成分の大きさを特定し、前記所定の周波数成分の大きさに応じて、前記把持力の強さを算出するステップを含む、
請求項6に記載のフィッティング方法。 - 前記計測データを取得するステップは、
前記計測機器に含まれる第1計測機器を使用して、前記プレイヤーが前記打具をスイングしたときの前記打具の挙動を計測した第1計測データを取得するステップと、
前記計測機器に含まれる第2計測機器を使用して、前記プレイヤーが前記打具をスイングしたときの前記打具の挙動を計測した第2計測データを取得するステップと
を含み、
前記プレイヤー特性を決定するステップは、
前記第1計測データに基づいて、前記プレイヤー特性を解析パラメータとするモデルに従って、前記打具の変形を解析するステップと、
前記第2計測データに基づいて、前記プレイヤーが前記打具をスイングした結果を表す、前記打具の所定の挙動についての結果値を特定するステップと、
前記打具の変形の解析結果が前記結果値に整合するように、前記解析パラメータを決定するステップと
を含む、請求項1から4及び6のいずれかに記載のフィッティング方法。 - 前記所定の挙動には、前記打具に含まれる所定の部位の速度、角度及び進行方向の少なくとも1つが含まれる、
請求項8に記載のフィッティング方法。 - 前記適正グリップ属性には、前記プレイヤーに適した前記グリップの重量、太さ、硬さ、材質及び長さの少なくとも1つが含まれる、
請求項1から9のいずれかに記載のフィッティング方法。 - 前記打具は、ゴルフクラブである、
請求項1から10のいずれかに記載のフィッティング方法。 - 前記プレイヤー特性に基づいて、前記プレイヤーに前記グリップの把持方法を提案するステップ
をさらに含む、
請求項1から11のいずれかに記載のフィッティング方法。 - プレイヤーに打具のグリップをフィッティングするフィッティング装置であって、
計測機器を使用して、前記プレイヤーが前記打具をスイングしたときの前記打具の挙動を計測した計測データを取得する取得部と、
前記計測データに基づいて、前記プレイヤーが前記打具をスイングするときの特性であるプレイヤー特性を決定する特性決定部と、
前記プレイヤー特性に基づいて、前記プレイヤーに適した前記グリップの属性である適正グリップ属性を決定する属性決定部と
を備える、フィッティング装置。 - プレイヤーに打具のグリップをフィッティングするフィッティングプログラムであって、
前記プレイヤーが前記打具をスイングしたときの前記打具の挙動を計測した計測データを取得するステップと、
前記計測データに基づいて、前記プレイヤーが前記打具をスイングするときの特性であるプレイヤー特性を決定するステップと、
前記プレイヤー特性に基づいて、前記プレイヤーに適した前記グリップの属性である適正グリップ属性を決定するステップと
をコンピュータに実行させる、フィッティングプログラム。
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