JP2019047332A - コンピュータプログラム及び印刷処理装置 - Google Patents
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Description
上記の印刷処理装置そのもの、当該印刷処理装置を実現するための制御方法、及び、上記の印刷処理プログラムを格納するコンピュータ読取可能記憶媒体も新規で有用である。
[1.構成]
図1に示す印刷システム1は、端末装置2と、プリンタ3と、データベース(DB)4と、サーバ5と、を備える。
通信部22は、サーバ5及びプリンタ3等の外部の装置とデータ通信を行うためのインタフェースである。通信部22は、有線LAN、無線LAN、インターネットなどの各種ネットワークに接続可能である。端末装置2は、通信部22を介してインターネット網6に接続し、記憶部に記憶された画像データをサーバ5にアップロードする。また、端末装置2は、通信部22を介して、サーバ5からアルバムデータのURL情報を受信する。また、端末装置2は、通信部22を介して、URL情報を含むQRコードなど、様々な画像の印刷指示をプリンタ3に送信する。
表示部24は、例えば液晶ディスプレイによって構成された表示装置である。液晶ディスプレイの表示領域には、操作部23を構成するタッチパネルが重畳配置される。
また、本実施形態では、宛先にはその宛先の属性を示す属性情報が関連付けられて記憶されており、QRコードは、宛先の属性情報と関連付けられている。つまり、宛先とQRコードとは属性情報を介して関連付けられている。
通信部31は、端末装置2等の外部の装置とデータ通信を行うためのインタフェースである。通信部31は、有線LAN、無線LAN、インターネットなどの各種ネットワークに接続可能である。プリンタ3は、通信部31を介して端末装置2から印刷指示を受信する。
表示部33は、例えば液晶ディスプレイによって構成された表示装置である。液晶ディスプレイの表示領域には、操作部32を構成するタッチパネルが重畳配置される。
制御部35は、CPU351と、メモリ352と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御ユニットの各種機能は、CPU351が非遷移的実体的記憶媒体であるメモリ352に格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。
一方、図1に示すDB4は、端末装置2からアップロードされた写真の画像データを記憶するためのデータベースである。DB4では、写真の画像データは、複数の写真の画像データを有するアルバムデータとして記憶されている。なお、アルバムデータには、ユーザの設定したアルバム名等の情報も含まれる。
[2−1.通信面作成処理]
次に、端末装置2の制御部25が実行する通信面作成処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。通信面作成処理は、QRコードを含む通信面の画像の画像データを生成し、該画像データの画像を表示部24に表示するための処理である。
一方、制御部25は、S101でユーザがQRコードスタンプを選択したと判断した場合には、S102へ移行し、通信面に表示するQRコードの種類をユーザに選択させるメニュー画面を表示し、ユーザからの選択を受け付ける。本実施形態では、メニュー画面には、QRコードの種類として、「新規」、「既存(親族)」、「既存(友人)」、「宛先連動」の項目が表示される。
「既存(親族)」及び「既存(友人)」は、メモリ252に記憶されているQRコードであって、それぞれ、「親族」及び「友人」に関連付けられたQRコードである。
続いて、S103で、制御部25は、ユーザの選択結果を判断する。
制御部25は、S103で、ユーザが「新規」を選択したと判断した場合には、S104へ移行し、新規登録処理を実行する。
まず、S201で、制御部25は、DB4から、端末装置2のユーザに関連付けられて記憶された全アルバムデータの情報を取得する。そして、制御部25は、取り寄せた全アルバムデータの一覧(本実施形態ではアルバム名及びサムネール)を表示部24に表示し、ユーザからアルバムデータの選択を受け付ける。
続いて、S205で、制御部25は、ユーザからQRコードの種類名の入力を受け付け、S204で表示された種類名に代えて、入力された種類名を確認表示する。ここでいう確認表示とは、年賀状等のシートに印刷されるQRコードの種類をユーザが表示部24上で確認できるようにするための表示である。本実施形態では、ユーザから入力された種類名を、S202で表示されたQRコードから吹き出された吹き出しに表示することにより、確認表示が行われる。
一方、制御部25は、前述したS103で、ユーザが「既存(親族)」又は「既存(友人)」を選択したと判断した場合には、S105へ移行し、選択された既存種類名(親族又は友人)に関連付いたQRコードをメモリ252から取得する。
一方、制御部25は、前述したS103で、ユーザが「宛先連動」を選択したと判断した場合には、S109へ移行し、宛先が選択中であるか否かを判断する。「宛先が選択中である」とは、メモリ252に記憶された宛先の中から選択された宛先が表示部24に表示されている状態を指す。すなわち、本実施形態では、ユーザが「宛先連動」を選択すると、通信面の画像と宛先面の画像とが見開きの状態で表示部24に表示される。ここで、宛先面の画像の作成が既に行われている場合には、宛先が選択された宛先面の画像が表示され、宛先面の画像の作成がまだ行われている場合には、宛先が選択されていない宛先面の画像が表示される。S109では、制御部25は、表示された宛先面の画像において宛先が表示されている場合に、宛先が選択中であると判断する。一方、制御部25は、表示された宛先面の画像において宛先が表示されていない場合に、宛先が選択中でないと判断する。
続いて、S113で、制御部25は、S111で取得されたアルバム名を通信面の画像におけるデフォルト位置に表示する。
制御部25は、S108を実行すると、図4の通信面作成処理を終了する。
一方、制御部25は、前述したS110で、選択中の宛先が種類登録済みでないと判断した場合、S115へ移行する。
制御部25は、S116でユーザが「新規登録」を選択したと判断した場合には、S117へ移行し、前述した図5の新規登録処理を実行する。すなわち、「新規登録」が選択された場合、QRコードの種類名が新規に登録され、登録された種類名が、選択中の宛先に関連付けて記憶される。また、新規に生成されたQRコードが、表示部24に表示された通信面の画像に表示される。なお、「親族」及び「友人」以外の新規に登録される種類名としては、例えば「仕事」等が挙げられる。
ダミーQRコードは、URL情報を含まないQRコードであり、ユーザが宛先を選択するまで暫定的に表示されるQRコードである。本実施形態では、S109で宛先が選択中であると判断された場合にS112等で表示されるQRコードと同じ位置(デフォルト位置)にダミーQRコードが表示される。
続いて、S120で、制御部25は、QRコードの種類名を確認表示する。S120では、QRコードの種類名として、「宛先連動」の文字が吹き出し表示されることで確認表示が行われる。
[2−2.第1登録処理]
次に、端末装置2の制御部25が実行する第1登録処理を図6のフローチャートを用いて説明する。第1登録処理は、新規の宛先の入力を受け付け、入力された宛先と、QRコードと、を関連付けて登録する処理である。本実施形態では、生成印刷アプリが起動された直後に表示部24に表示される初期メニュー画面には「第1登録処理」の項目が表示され、ユーザが操作部23を介して該項目を選択することで、第1登録処理が開始される。
続いて、S302で、制御部25は、メモリ252に記憶された既存種類の一覧を表示部24に表示し、ユーザからの選択を受け付ける。
続いて、S304で、制御部25は、S301で入力された宛先、S302で選択された種類名、並びに、S303で取得されたQRコード及びアルバム名、を関連付けてメモリ252に記憶する。制御部25は、S304を実行すると、図6の第1登録処理を終了する。
次に、端末装置2の制御部25が実行する第2登録処理を図7のフローチャートを用いて説明する。第2登録処理は、登録されている宛先のうちQRコードの種類が登録されていない宛先に対して、QRコードの種類を関連付けて登録処理である。本実施形態では、初期メニュー画面には「第2登録処理」の項目が表示され、ユーザが該項目を選択することで、第2登録処理が開始される。
続いて、S402で、制御部25は、メモリ252に記憶された既存種類名の一覧を表示部24に表示し、ユーザからの選択を受け付ける。
続いて、S404で、制御部25は、S404で選択された宛先、S402で選択された種類名、並びに、S403で取得されたQRコード及びアルバム名、を関連付けてメモリ252に記憶する。制御部25は、S404を実行すると、図7の第2登録処理を終了する。
次に、端末装置2の制御部25が実行する印刷指示処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。印刷指示処理は、通信面作成処理で作成された通信面の画像を年賀状等のシートに印刷するための処理である。印刷指示処理は、生成印刷アプリが起動されることにより開始される。
一方、制御部25は、S501でユーザによる印刷移行操作があったと判断した場合には、S502へ移行し、宛先連動QRコードがあるか否かを判断する。
前述したS112が実行され、宛先に関連付いたQRコードが通信面の画像に含まれている場合、通信面の画像と共に表示されている宛先面の画像には宛先が表示されている。よって、この場合、S503で宛先が選択中であると判断される。一方、前述したS119が実行され、ダミーQRコードが通信面の画像に含まれている場合、通信面の画像と共に表示されている宛先面の画像には宛先が表示されていない。よって、この場合、S503宛先が選択中でないと判断される。
制御部25は、S505で選択中の宛先が種類登録済みであると判断した場合には、S506へ移行し、選択中の宛先に関連付いた種類名に関連付くQRコード及びアルバム名をメモリ252から取得する。
なお、S505で選択中の宛先が種類登録済みでないと判断される場合としては、例えば、通信面の画像にダミーQRコードが含まれている状態でS503で宛先が選択中でないと判断され、S504でユーザが種類登録済みでない宛先を選択した場合が挙げられる。
S508及びS509は、前述した図4のS115及びS116とそれぞれ同様であるため、説明を省略する。
一方、制御部25は、S511でその他QRコードがないと判断した場合、つまり、QRコード以外の画像のみが通信面の画像に含まれている場合には、S512で、QRコード以外の画像の印刷指示を通信部22を介してプリンタ3へ送信し、図8の印刷指示処理を終了する。
続いて、S514で、制御部25は、ダイアローグに対するユーザの入力に基づき、印刷指示操作があったか否かを判断する。
一方、制御部25は、S514でユーザによる印刷指示操作があったと判断した場合には、S515へ移行し、宛先連動QRコードがあるか否かを判断する。
ここで、制御部25は、次の印刷対象宛先があるかをユーザに問うダイアローグを表示部24に表示し、該ダイアローグに対するユーザの入力に基づき次の印刷対象宛先があるか否かを判断する。また、制御部25は、ユーザから次の印刷対象宛先がある旨の入力を受け付けた場合、登録済みの宛先の一覧を表示部24に表示し、ユーザからの宛先の選択を受け付ける。
一方、制御部25は、S515で宛先連動QRコードがないと判断した場合、S518で、その他QRコードがあるか否かを判断する。制御部25は、S518でその他QRコードがあると判断した場合には、S519へ移行する。
一方、制御部25は、前述したS518でその他QRコードがないと判断した場合には、前述したS512に移行し、QRコード以外の画像の印刷指示を通信部22を介してプリンタ3へ送信し、図8の印刷指示処理を終了する。なお、S518でその他QRコードがないと判断される場合としては、S509でユーザが「空白で印刷」を選択したと判断した場合が挙げられる。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)本実施形態では、制御部25は、宛先ごとに異なるQRコードを記憶可能なメモリ252から、ユーザにより選択された宛先に関連付いたQRコードを取得する。そして、制御部25は、取得されたQRコードを含む画像の画像データを生成する。
したがって、QRコードを宛先に関連付けて新規にメモリ252に記憶できる。よって、新規に記憶された宛先及びQRコードの組についても、宛先に応じたQRコードをシートに印刷できる。
したがって、同一の属性情報に関連付いた複数の宛先については同一のバーコードが印刷される。したがって、同一の属性情報の複数の宛先人に対して共通のアルバムデータを視聴させることができる。
(5)本実施形態では、制御部25は、確認表示により表示された種類名を年賀状には印刷しない。
(6)本実施形態では、制御部25は、ユーザに選択された宛先を含む宛先面の画像、及び、該宛先に関連付いたQRコードを含む通信面の画像、を有する画像の画像データを生成する。
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(3)上記実施形態では、属性情報は親族及び友人の2種類であるが、属性情報の種類の数はこれに限られるものではない。例えば、属性情報は、3種類以上であってもよい。
(4)宛先とQRコード等のバーコードとは、属性情報を介さず直接関連付けられてもよい。
(9)通信面作成処理や印刷指示処理などの各種処理は、プリンタ3で実行されてもよい。この場合、プリンタ3の制御部35が印刷処理装置の一例に相当する。
(11)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
Claims (10)
- コンテンツの所在を示すURL情報を含むバーコードをシートに印刷するための処理を実行する印刷処理装置としてコンピュータを機能させるコンピュータプログラムであって、
ユーザからの前記シートの宛先の選択を受け付ける受付部と、
少なくとも1つの宛先を前記バーコードと関連付けて記憶し、前記宛先ごとに異なる前記バーコードを関連付けて記憶可能な記憶部から、前記受付部により受け付けられた前記宛先に関連付いた前記バーコードを取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記バーコードが含まれる画像の画像データを生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記画像データの画像を、前記シートに印刷するための印刷処理を実行する印刷処理部と、
としてコンピュータを機能させるコンピュータプログラム。 - 請求項1に記載のコンピュータプログラムであって、
前記バーコードを前記宛先に関連付けて前記記憶部に記憶する記憶処理部
としてコンピュータを更に機能させるコンピュータプログラム。 - 請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラムであって、
前記記憶部において、前記宛先ごとに当該宛先の属性情報が関連付けられて記憶され、前記バーコードは前記属性情報に関連付けて記憶されており、
前記取得部は、前記記憶部から、前記受付部により受け付けられた前記宛先に関連付いた前記属性情報である関連属性情報に関連付く前記バーコードを取得する、コンピュータプログラム。 - 請求項3に記載のコンピュータプログラムであって、
前記関連属性情報を示す画像を、前記画像データの示す画像と共に表示する表示処理部
としてコンピュータを更に機能させるコンピュータプログラム。 - 請求項4に記載のコンピュータプログラムであって、
前記印刷処理部は、前記表示処理部により表示された前記関連属性情報を示す画像を前記シートに印刷しない、コンピュータプログラム。 - 請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載のコンピュータプログラムであって、
前記受付部は、前記属性情報の選択を受付可能であり、
前記取得部は、前記受付部により前記属性情報の選択が受け付けられる場合、前記記憶部から、前記受付部により受け付けられた前記属性情報に関連付いた前記バーコードを取得し、
前記生成部は、前記受付部により前記属性情報の選択が受け付けられる場合、前記取得部により取得された、前記属性情報に関連付いた前記バーコードが含まれる画像の画像データを生成する、コンピュータプログラム。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のコンピュータプログラムであって、
前記シートは、宛先面及び通信面を有する郵便物であり、
前記生成部は、前記受付部により受け付けられた前記宛先を含む前記宛先面の画像、及び、前記取得部により取得された前記バーコードを含む前記通信面の画像、を有する画像の画像データを生成する、コンピュータプログラム。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のコンピュータプログラムであって、
前記受付部により前記宛先の選択が受け付けられない場合、前記URL情報を含まないダミーバーコードが含まれる画像の画像データを生成し、該画像データの示す画像を表示するダミー表示処理部
としてコンピュータを更に機能させるコンピュータプログラム。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のコンピュータプログラムであって、
前記コンテンツは、複数の写真の画像データを有するアルバムデータを含む、コンピュータプログラム。 - コンテンツの所在を示すURL情報を含むバーコードをシートに印刷するための処理を実行する印刷処理装置であって、
ユーザからの前記シートの宛先の選択を受け付ける受付部と、
少なくとも1つの宛先を前記バーコードと関連付けて記憶し、前記宛先ごとに異なる前記バーコードを関連付けて記憶可能な記憶部から、前記受付部により受け付けられた前記宛先に関連付いた前記バーコードを取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記バーコードが含まれる画像の画像データを生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記画像データの画像を、前記シートに印刷するための印刷処理を実行する印刷処理部と、
を備える印刷処理装置。
Priority Applications (1)
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