JP6454986B2 - 宛名面作成プログラム、宛名面作成方法及び宛名面作成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、はがきや封書などの宛名面に印刷させる画像を作成するための宛名面作成プログラム、宛名面作成方法、及び宛名面作成装置に関する。
近年、年賀状を作成する方法として、情報処理端末を利用して宛名面及び通信面の画像を作成し、その画像データをプリンタに送信して年賀状用のはがきに印刷させる方法が普及している。また、その方法を効率的に実現するための各種のソフトウェアが普及している。このようなソフトウェアでは、宛名面に印刷させる宛名面画像は、通常、宛名情報のデータベースを参照して作成される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−293516号公報
宛名情報のデータベースに未記入があると、宛名面画像も、その未記入が存在した状態で作成される。例えば、ある特定の人の宛名情報として姓名だけが登録されていて住所が未記入である場合、その宛名情報に基づいて作成される宛名面画像には住所が含まれない。また例えば、ある特定の人の宛名情報として姓名のうち姓だけが登録されていて名が未記入である場合、その宛名情報に基づいて作成される宛名面画像には姓名のうち姓だけが表示される。
このような場合、作成された宛名面画像をユーザが逐一確認することで見つけることは可能であるが、そのような確認作業はユーザにとって面倒である。また、確認の仕方によっては見落としが生じる可能性がある。特に、印刷対象の宛名面画像の数が多い程、確認作業の負担も大きくなる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、宛名面画像の内容に宛名情報として未記入の情報が存在していることに気付かないままその宛名面画像が印刷媒体に印刷されてしまうのを抑止することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、表示部と、制御部と、を備えた情報処理装置において、制御部が実行可能な宛名面作成プログラムである。本発明の宛名面作成プログラムは、制御部に実行させる処理として、宛名取得処理と、判断処理と、画像生成処理と、プレビュー生成処理と、第1のプレビュー表示処理と、表示制御処理と、を有する。
宛名取得処理は、宛名情報を少なくとも1つ取得する処理である。判断処理は、宛名取得処理により取得された宛名情報に、宛名情報として認識不可能な情報である認識不可情報があるか否かを判断する処理である。画像生成処理は、宛名取得処理により取得された宛名情報に従って、その宛名情報を示す画像であって特定の印刷対象の宛名面に印刷する宛名面画像を生成する処理である。プレビュー生成処理は、画像生成処理により生成された宛名面画像に従って、その宛名面画像を宛名面に印刷させる際の印刷結果のプレビュー画像を生成する処理である。第1のプレビュー表示処理は、プレビュー生成処理により生成されたプレビュー画像を表示部に表示させる処理である。表示制御処理は、判断処理により認識不可情報があると判断された場合、第1のプレビュー表示処理によるプレビュー画像の表示後に、認識不可情報のある宛名情報があることを示す情報を表示部に表示させる処理である。
このように構成された宛名面作成プログラムが実行されると、宛名面画像の作成対象の宛名情報が少なくとも1つ取得され、その取得された宛名情報に認識不可情報が含まれているか否かが判断される。また、取得された宛名情報に従って宛名面画像が作成され、そのプレビュー画像が表示される。そして、認識不可情報が含まれている宛名情報がある場合には、プレビュー画像が表示された以後に、認識不可情報のある宛名情報があることを示す情報が表示される。
これにより、ユーザは、自らがプレビュー画像を逐一確認しなくても、作成された宛名面画像に認識不可情報がある場合にはそのことを容易に知ることができ、認識不可情報に対する適切な対応をとることができる。そのため、宛名面画像の内容に認識不可情報が存在していることに気付かないままその宛名面画像が印刷されてしまうことを抑止することができる。
なお、本発明は、前述した宛名面作成プログラムの他、宛名面作成プログラムにおいて用いられている宛名面作成方法、その方法が実行される宛名面作成装置、その宛名面作成装置を構成要素とする各種システムなど、種々の形態で実現することができる。
実施形態のはがき作成システムの概略構成を示すブロック図である。 初期選択画面、作成方法選択画面、印刷対象選択画面、及びインポート選択画面の一例を示す説明図である。 住所録データベースの一例を示す説明図である。 新規入力画面及び印刷対象選択画面の一例を示す説明図である。 プレビュー画面及び設定確認画面の一例を示す説明図である。 宛名編集画面及び差出人編集画面の一例を示す説明図である。 プレビュー画面、不備通知画面、編集用プレビュー画面、及び宛名編集画面の一例を示す説明図である。 はがき作成処理を示すフローチャートである。 図8におけるS110の印刷対象決定処理の詳細を示すフローチャートである。 図8におけるS130の宛名面画像構築処理の詳細を示すフローチャートである。 図8におけるS160の編集処理の詳細を示すフローチャートである。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
(1)はがき作成システムの説明
本実施形態のはがき作成システムは、図1に示すように、端末10と、MFP(多機能周辺装置の略称)100と、AP(アクセスポイントの略称)150と、サーバ160とを備える。本実施形態のはがき作成システムでは、端末10において、はがきの宛名面及び通信面のそれぞれに印刷させたい画像を生成し、その生成した画像の画像データをMFP100に送信することで、MFP100にてその生成した画像をはがきに印刷させることができる。
端末10は、例えばパソコン、スマートフォン、タブレットなどの情報処理端末である。端末10は、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14、操作キー15、LCD16、タッチパネル17、メモリカードインタフェース(以下「メモリカードI/F」と称す)18、音声入出力部19、電話網通信部20、無線通信部21、及び近距離通信部22を備える。これらの各部は、バスライン24を介して互いに接続される。
CPU11は、ROM12及びフラッシュメモリ14に記憶されているプログラムやデータに従って、バスライン24を介して接続された各部を制御する。フラッシュメモリ14は、記憶内容を電気的に書き換え可能な不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ14には、各種のソフトウェアやデータが記憶されている。本実施形態では、フラッシュメモリ14に、少なくとも、はがき作成アプリ14aと、端末電話帳データベース14cとが記憶されている。なお、図1では、「データベース」を「DB」と略称している。
はがき作成アプリ14aは、MFP100ではがきの宛名面及び通信面に印刷させたい画像を作成するためのアプリケーションソフトである。はがき作成アプリ14aは、当該はがき作成アプリ14aの実行時に生成される住所録データベース14bを含む。はがき作成アプリ14aが実行されると、フラッシュメモリ14に不備住所録リスト14dが生成されることがある。はがき作成アプリ14aは、端末10の出荷時や店頭での販売時に端末10に予めインストールされていてもよいし、端末10のユーザが端末10の購入後にサーバ160からダウンロードしてインストールしてもよい。はがき作成アプリ14aの詳細な内容については後述する。
端末電話帳データベース14cは、はがき作成アプリ14aとは別に端末10が持っている電話帳のデータベースである。端末10は、後述するように、携帯電話通信網を介して他の端末と音声通話を行ったり他の端末との間で電子メールの送受信を行ったりすることができる。ユーザは、所望の通信相手の電話番号やメールアドレスを端末10に登録しておくことができ、その登録情報(以下「端末電話帳データ」という)が端末電話帳データベース14cとしてフラッシュメモリ14に記憶される。端末電話帳データには、通信相手の電話番号やメールアドレスだけでなく、通信相手の姓名、郵便番号、住所などの各種の関連情報も含まれる。
RAM13は、CPU11が各種プログラム(はがき作成アプリ14aを含む)を実行する際に各種データを一時的に記憶するための揮発性のメモリである。
操作キー15は、端末10のユーザが端末10に対して各種の情報や指示等を入力するためのメカニカルキーである。LCD16は、各種画面を表示可能な液晶表示装置である。タッチパネル17は、指や棒などの指示体を接触または接近させることによって端末10に対する入力操作を受け付け可能な周知の入力デバイスであり、LCD16に重ねて設けられている。
なお、端末10が、入力デバイスとしてマウスを接続可能な端末(例えばパソコン)である場合は、端末10の構成部材としてマウスも含めることができる。以下の説明では、タッチパネル17への指示体による入力操作を「タップ」と言う。また、「タップ」には、入力デバイスがマウスである場合の、そのマウスのクリック操作による入力操作も意味する。
メモリカードI/F18は、書き換え可能な不揮発性のメモリカード(不図示)が装着されるインタフェースであり、メモリカードに対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。音声入出力部19は、マイクやスピーカなどで構成された音声入出力用デバイスである。電話網通信部20は、携帯電話網(不図示)を介した音声通話やデータ通信を行うためのインタフェースである。
近距離通信部22は、例えば10cm程度の短い距離を通信可能距離とする近距離無線通信で通信を行うためのインタフェースである。本実施形態の近距離通信部22が行う近距離無線通信は、NFC標準規格に従う非接触通信(以下「NFC通信」と称す)である。
無線通信部21は、無線LAN規格による通信(以下「無線LAN通信」と称す)を行うためのインタフェースである。本実施形態では、無線通信部21が行う無線LAN通信は、IEEE802.11b/g/nの規格に準拠した無線LAN通信である。端末10は、無線通信部21を介して、AP150との間で、Wi−Fi(登録商標。以下同様。)規格に基づく無線通信(以下「Wi−Fi通信」と称す)を行うことができる。
AP150は、Wi−Fi通信を中継する中継装置である。AP150は、ブロードバンドルーター機能を有し、インターネットに接続されている。よって、端末10は、AP150を介してインターネットに接続でき、インターネットに接続されているサーバ160と通信することができる。
MFP100は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能などの各種機能を有している。MFP100は、上記各種機能を実現するための各種の構成部材を備える。図1に図示されているプリンタ部103は、印刷機能を実現するための構成部材である。MFP100において、外部から無線通信部101又は近距離通信部102に印刷データが受信されると、プリンタ部103によって、その印刷データに基づく印刷出力が可能である。
MFP100は、端末10の無線通信部21と同様の構成の無線通信部101を有している。また、MFP100は、端末10の近距離通信部22と同様の構成の近距離通信部102を有している。そのため、端末10とMFP100は両者間でNFC通信を行うことが可能である。また、端末10とMFP100は、AP150を介して相互にWi−Fi通信を行うことができる。また、端末10とMFP100は、両者間でWi−Fi Direct(登録商標)規格に基づく直接通信、すなわち、AP150を介さない無線通信も可能である。
なお、端末10及びMFP100は、他のデータ通信方式によってデータ通信が可能な構成であってもよい。例えば、有線LANによるデータ通信が可能であってもよい。その場合、端末10から有線LANを介してインターネットに接続できるようにしてもよい。
サーバ160には、様々な種類のデータが格納される。端末10及びMFP100は、インターネットを介して、サーバ160から各種プログラムやデータをダウンロードしたり、サーバ160に各種データをアップロードしたりすることができる。端末10がサーバ160からダウンロード可能なプログラムとして、はがき作成アプリ14aがある。
(2)はがき作成アプリの概要
端末10にインストールされているはがき作成アプリ14aの内容について、具体的に説明する。端末10において、はがき作成アプリ14aが起動されると、LCD16に、初期画面(不図示)が表示される。初期画面には、実行可能な処理の選択肢がリストアップされており、その選択肢の1つに、「年賀状を作る」という選択肢が含まれている。ユーザがその「年賀状を作る」という選択肢を選択すると、作成面選択画面(不図示)が表示される。
作成面選択画面には、年賀状の宛名面(表面)及び通信面(裏面)のどちらを作成するかを選択させるための選択肢が表示される。その作成面選択画面において、ユーザが、「宛名面」を選択すると、図2に示す初期選択画面30が表示される。
初期選択画面30には、簡単宛名作成ボタン31と、住所録から作成ボタン32とが表示される。なお、LCD16に表示される画像について「ボタン」というときは、LCD16に表示されるアイコンを意味する。
初期選択画面30において、ユーザが簡単宛名作成ボタン31をタップすると、ユーザに宛名情報を入力させて宛名面を作成するための個別作成処理に進む。この個別作成処理については説明を省略する。
初期選択画面30において、ユーザが住所録から作成ボタン32をタップすると、住所録データベース14bに登録されている住所録データを利用して宛名面を作成するための処理に進む。具体的には、住所録データベース14bにまだ1つも住所録データが登録されていない場合は、作成方法選択画面35が表示される。住所録データベース14bに住所録データが1つでも登録されている場合は、印刷対象選択画面40aが表示される。
作成方法選択画面35は、ユーザに対してまず住所録データの登録を促すための画面である。作成方法選択画面35には、住所録データの生成方法として、端末電話帳データベース14cからインポートすることにより生成する方法、及びユーザ自ら新規に入力操作を行って生成する方法、の何れかを選択するよう促すメッセージが表示される。また、作成方法選択画面35には、上記メッセージに加え、インポートボタン36及び新規追加ボタン37が表示される。
ユーザがインポートボタン36をタップすると、インポート選択画面45が表示される。インポート選択画面45には、端末電話帳データベース14cとして登録されている端末電話帳データが一覧表示される。詳しくは、端末電話帳データのうち姓と名を示す姓名情報のみがリストアップされる。また、各姓名情報の左側にはチェックボックスが表示される。
ユーザは、端末電話帳データの中から、はがき作成アプリ14aの住所録データベース14bへインポートさせたい姓名情報がある場合、その姓名情報のチェックボックスをタップしてチェックマークを付加することができる。ユーザが、所望の姓名情報のチェックボックスにチェックマークを付加して、インポートボタン46をタップすると、チェックマークが付加された姓名情報毎に、その姓名情報に対応した端末電話帳データが住所録データベース14bにインポートされる。つまり、選択された姓名情報に対応した端末電話帳データの内容が、それぞれ個別に住所録データとして住所録データベース14bに登録される。そして、LCD16の表示内容は、インポート選択画面45から、印刷対象選択画面40aに切り替わる。
住所録データベース14bの具体的内容の一例を、図3に示す。住所録データベース14bにおいて、登録されている住所録データには個々に固有のIDが付加されている。また、各住所録データには、姓、名、連名(本実施形態では最大4つまで)、住所が含まれる。住所については、より詳しくは、郵便番号、県、市町村、番地、マンションやビルの名称、が含まれる。
住所録データは、端末電話帳データからのインポート、又はユーザによる直接入力により生成される。そのため、住所録データの情報量は、端末電話帳データの内容或いはユーザによる直接入力時の入力内容に左右される。例えば、端末電話帳データに姓、名及び電話番号しか登録されていない場合は、それをインポートして生成される住所録データには、住所は含まれないことになる。また例えば、ユーザが直接入力して住所録データを登録する場合に、姓名のうち姓だけ入力した場合は、姓名のうち姓のみが登録されることになる。また、郵便番号を入力しなかった場合は、郵便番号が空欄のままの住所録データが登録されることになる。
住所録データは、後述するように、はがきの宛名面に印刷させる宛名面画像を作成するために用いられる。そのため、以下の説明では、住所録データが示す情報を、宛名情報ともいう。
印刷対象選択画面40aには、現在住所録データベース14bに登録されている住所録データの各々について、それらの宛名情報のうち姓名情報のみがリストアップされる。また、各姓名情報の左側にはチェックボックスが表示される。その他、印刷対象選択画面40aには、インポートボタン41、新規追加ボタン42、削除ボタン43、及び決定ボタン44も表示される。
印刷対象選択画面40aにおいて、ユーザがインポートボタン41をタップすると、再びインポート選択画面45が表示され、端末電話帳データから住所録データベース14bへのインポートが可能となる。印刷対象選択画面40aにおいて、ユーザが削除ボタン43をタップすると、チェックボックスにチェックマークが付加されている姓名情報に対応した住所録データが住所録データベース14bから削除される。
印刷対象選択画面40aにおいて、ユーザが決定ボタン44をタップすると、チェックボックスにチェックマークが付加されている姓名情報に対応した住所録データを対象とした、宛名面画像の生成処理(詳細は後述)が開始される。
印刷対象選択画面40においてユーザが新規追加ボタン42をタップした場合、及び作成方法選択画面35においてユーザが新規追加ボタン37をタップした場合は、図4に示す新規入力画面50が表示される。
新規入力画面50は、新規に住所録データとして登録したい宛名情報をユーザに直接入力させるための画面である。新規入力画面50に対し、ユーザは、新規登録したい宛名情報(郵便番号、住所、姓名、連名など)を入力することができる。また、新規入力画面50には、OKボタン51及びキャンセルボタン52が表示される。
新規入力画面50において、ユーザがキャンセルボタン52をタップすると、それまでの新規入力画面50への入力内容が破棄されて、直前の画面(作成方法選択画面35又は印刷対象選択画面40)に戻る。新規入力画面50において、ユーザがOKボタン51をタップすると、そのとき入力されている宛名情報の内容が住所録データとして住所録データベース14bに追加登録される。そして、その追加登録後の最新の住所録データベース14bが反映された印刷対象選択画面40bが表示される。
図4に示す印刷対象選択画面40bは、図2に示す印刷対象選択画面40aと同じ階層の画面である。図2に示す印刷対象選択画面40aは、住所録データベース14bに住所録データが3件登録されている場合の印刷対象選択画面40の一例を示しており、図4に示す印刷対象選択画面40bは、住所録データベース14bに住所録データが1件だけ登録されている場合の印刷対象選択画面40の一例を示している。
そのため、図2及び図4にそれぞれ例示した各印刷対象選択画面40(40a,40b)のいずれにおいても、インポートボタン41がタップされたら画面がインポート選択画面45(図2参照)に切り替わり、新規追加ボタン42がタップされたら新規入力画面50(図4参照)に切り替わる。
印刷対象選択画面40において決定ボタン44がタップされると、そのとき印刷対象選択画面40においてチェックボックスにチェックマークが付加されている姓名情報に対応した宛名情報を対象とした、宛名面画像の作成処理が開始される。具体的には、チェックマークが付加されている姓名情報に対応した宛名情報を作成対象として、その作成対象毎に、その宛名情報に基づく宛名面画像が作成される。さらに、作成された各宛名面画像毎にプレビュー画像61が作成される。そして、図5に示すように、作成された各プレビュー画像61が、プレビュー画面60に一覧表示される。
宛名面画像が作成される際、作成対象の宛名情報毎に、その宛名情報に不備があるか否かの判断(以下「宛名不備確認」ともいう)が、予め決められた宛名不備確認方法に従って行われる。不備とは、宛名情報として認識不可能又は認識することが困難な情報である。換言すれば、不備とは、郵便業者や配送業者において通常の宛先確認作業によって宛先を正しく認識することが不可能又は困難な情報であり、例えば、情報漏れや、情報の間違いなどが挙げられる。
宛名不備確認では、具体的には、例えば、宛名情報に姓及び名の双方が含まれているか否か、宛名情報に郵便番号が含まれているか否か、宛名情報に住所が含まれているか否か、などを判断する。そして、宛名情報に姓及び名の双方が含まれていない場合、郵便番号が含まれていない場合、住所が含まれていない場合には、その宛名情報に不備があるものと判断する。また、住所が含まれているか否かの判断は、より具体的には、県名、市区町村名、及び番地が全て含まれている場合に不備なしと判断し、これらの何れかが含まれていない場合には不備があるものと判断する。宛名不備確認によって不備があると判断された場合、その宛名情報のIDがフラッシュメモリ14の不備住所録リストに記憶される。
なお、上述した宛名不備確認方法はあくまでも一例であり、他の方法を用いて宛名不備確認を行うようにしてもよい。例えば、住所については、郵便番号が含まれている場合には県名及び市区町村名は含まれていなくても不備と判断しないようにしてもよい。また例えば、姓及び名のうち少なくとも姓があれば不備と判断しないようにしてもよい。
宛名不備確認の目的は、郵便業者や配送業者において通常の宛先確認作業によって宛先を正しく認識し得る程度に必要且つ十分な宛名情報が宛名面画像に含まれているか否かを確認することである。そのため、その目的に見合った方法である限り、宛名不備確認方法として種々の方法を採用することができる。
宛名面画像が作成される際には、上記の宛名不備確認だけでなく、差出人情報に不備があるか否かの判断(以下「差出人不備確認」ともいう)も行われる。即ち、はがきの宛名面には、宛名情報に加えて、差出人情報(例えば差出人の住所氏名)も記載することが少なくない。そのため、差出人情報に住所が含まれているか否か、差出人情報に姓名が含まれているか、などを判断する差出人不備確認が行われ、不備があった場合、その情報がフラッシュメモリ14に記憶される。なお、差出人情報をどこから得るかについては適宜決めることができる。例えば、端末10に当該端末10のユーザ情報が登録されていて、そのユーザ情報に、ユーザの姓名や住所などが含まれている場合には、そのユーザ情報から差出人情報を取得して宛名面画像を作成してもよい。また例えば、はがき作成アプリ14aの機能の1つとして、差出人情報をユーザに直接入力させることにより差出人情報を登録する機能を備え、その登録されている差出人情報を取得して宛名面画像を作成してもよい。
プレビュー画面60に表示されるプレビュー画像61は、図5に示すように、はがき(本実施形態では年賀状)の宛名面に宛名面画像が印刷された状態をユーザに視認させるための画像である。ユーザは、プレビュー画像61を見ることで、実際に印刷させた場合に宛名面がどのように印刷されるのかを確認することができる。
本実施形態では、LCD16に同時に表示可能なプレビュー画像61の枚数は一枚である。そのため、プレビュー画像61が複数作成された場合は、プレビュー画面60には、その複数のプレビュー画像61のうち1つが表示される。他のプレビュー画像61を表示させたい場合は、タッチパネル17に対して特定の操作(例えば左右方向のフリック操作やスワイプ操作など)を行うことで、他のプレビュー画像61が表示されたプレビュー画面60に切り替えることができる。
図5の左側には、複数のプレビュー画像61のうちある1つのプレビュー画像61aが表示されたプレビュー画面60aが示されている。このプレビュー画面60aに対し、ユーザが例えば左右方向にフリック操作を行うと、その操作方向及び操作量に応じてプレビュー画像61が遷移し、図5の中央部に示すような、別のプレビュー画像61bが表示されたプレビュー画面60bに切り替わる。
プレビュー画面60には、プレビュー画像61のほか、宛名ボタン62、差出人ボタン63、及び完了ボタン64が表示される。宛名ボタン62は、プレビュー画面60に現在表示されているプレビュー画像61の宛名情報を編集するためのボタンである。あるプレビュー画像61が表示されている状態で宛名ボタン62がタップされると、図6(a)に示す宛名編集画面70aが表示される。このとき、宛名編集画面70aには、プレビュー画面60において宛名ボタン62がタップされたときに表示されていたプレビュー画像61の宛名情報が表示される。ユーザは、この宛名編集画面70aを介して、該当する宛名情報を編集(追加、修正、削除など)することができる。
宛名編集画面70aには、OKボタン71とキャンセルボタン72も表示される。キャンセルボタン72がタップされると、それまでの宛名編集画面70aへの入力内容が破棄されて、直前に表示されていたプレビュー画面60に戻る。OKボタン71がタップされると、編集対象の住所録データがそのとき表示されている宛名情報の内容に更新され、再びプレビュー画面60に戻る。その際に表示されるプレビュー画像61は、宛名編集画面70aでの編集後の内容に更新されたプレビュー画像61である。
また、あるプレビュー画像61が表示されている状態で差出人ボタン63がタップされると、図6(b)に示す差出人編集画面75が表示され、差出人情報を編集することができる。宛名編集画面70aには、プレビュー画面60において差出人ボタン63がタップされたときに表示されていたプレビュー画像61の差出人情報が表示される。ユーザは、この差出人編集画面75を介して、差出人情報を編集することができる。
差出人編集画面75には、OKボタン76とキャンセルボタン77も表示される。キャンセルボタン77がタップされると、それまでの差出人編集画面75への入力内容が破棄されて、直前に表示されていたプレビュー画面60に戻る。OKボタン76がタップされると、編集対象の差出人情報の登録内容がそのとき表示されている内容に更新され、再びプレビュー画面60に戻る。その際に表示されるプレビュー画像61中の差出人情報は、差出人編集画面75での編集後の内容に更新されている。
プレビュー画面60が表示された後、作成された宛名面画像を実際にはがきに印刷させたい場合は、完了ボタン64をタップすればよい。プレビュー画面60中の完了ボタン64がタップされた場合、プレビュー画面60に一覧されている全てのプレビュー画像61について上記の宛名不備確認により不備がないと判断されている場合は、図5の右側に例示する設定確認画面65が表示される。
設定確認画面65には、印刷を実行させる印刷装置(本実施形態ではMFP100)の名称、印刷させるはがきの種類、印刷部数などの、各種の設定情報が表示される。これら設定情報は、ユーザが任意に変更することができる。設定確認画面65には、設定情報の下に印刷ボタン66も表示される。この印刷ボタン66がタップされると、MFP100へ、各プレビュー画像61の各宛名面画像のデータが送信される。宛名面画像データの送信は、無線LAN通信により行われてもよいし、NFC通信により行われてもよい。端末10からMFP100へ宛名面画像データが送信されると、MFP100では、送信されてきた宛名面画像毎に、指定された部数の印刷が実行される。
プレビュー画面60の完了ボタン64がタップされた場合に、各プレビュー画像61の宛名情報のうち何れ1つでも、上記宛名不備確認により不備があると判断されている場合は、図7に例示する不備通知画面85が表示される。不備通知画面85には、不備がある旨のメッセージと、印刷ボタン86と、編集要求ボタン87とが表示される。図7に例示する不備通知画面85は、不備のメッセージとして、住所が含まれていない宛名面画像が存在していることを示すメッセージが例示されている。
不備通知画面85において、印刷ボタン86がタップされると、図5に示す設定確認画面65が表示される。つまり、不備がある状態のまま印刷させることができる。不備通知画面85において、編集要求ボタン87がタップされると、図7に示す編集用プレビュー画面90が表示される。編集用プレビュー画面90は、基本的には、図5に例示したプレビュー画面60と同じ構成であるが、各プレビュー画像61の配列順が図5とは異なる。即ち、図5に例示したプレビュー画面60では、予め決められた特定の配列順(例えば住所録データベース上のIDの順)に左から右へとプレビュー画像61が配列されるが、図7に例示する編集用プレビュー画面90では、宛名不備確認において不備があると判断された宛名面画像のプレビュー画像61が優先的に配列順の先頭に配置される。つまり配列順における先頭(左側)に、不備があると判断されたプレビュー画像61が順に配列され、その後(その右側)に、不備のないプレビュー画像61が順に配列される。そして、編集用プレビュー画面90に最初に表示されるプレビュー画像61は、配列順の先頭(最も左側)のプレビュー画像61である。
図7の編集用プレビュー画面90に示すように、不備があるプレビュー画像61には、宛名面画像中の不備がある領域に点線枠95が表示される。図7の例では、宛名面における、住所が記載されるべき領域に、点線枠95が表示されている。よって、この例では、この点線枠95は、宛名面画像中に住所が含まれていないことを示している。仮に、宛名面画像に郵便番号が含まれていない場合は,郵便番号が表示されるべき領域に点線枠が表示される。ユーザは、編集用プレビュー画面90において、プレビュー画像61中に表示されている点線枠95を見ることで、不備の内容を容易に認識することができる。
編集用プレビュー画面90が表示されている状態で、不備を残したまま完了ボタン94がタップされると、再び不備通知画面85が表示される。編集用プレビュー画面90が表示されている状態で、宛名ボタン92がタップされると、宛名編集画面70bが表示される。この宛名編集画面70bは、直前の編集用プレビュー画面90に表示されていた宛名面画像に対応した宛名情報を編集するための画面である。ユーザは、宛名編集画面70bに必要情報を加える(図7の例では住所を追加入力する)ことで、不備を解消することができる。
編集用プレビュー画面90から宛名編集画面70bに遷移した場合において、キャンセルボタン72がタップされると、それまでの宛名編集画面70bへの入力内容が破棄されて、直前に表示されていた編集用プレビュー画面90に戻る。編集用プレビュー画面90から宛名編集画面70bに遷移した場合において、OKボタン71がタップされると、編集対象の住所録データがそのとき表示されている宛名情報の内容に更新され、再び編集用プレビュー画面90に戻る。その際、宛名編集画面70bでの編集後の内容に更新されたプレビュー画像61が表示される。そのため、宛名編集画面70bで住所が追加入力されていれば、プレビュー画像61から点線枠95が消えて、代わりにその追加入力された住所が表示される。
編集用プレビュー画面90が表示されている状態で、差出人ボタン93がタップされると、図6(b)に示す差出人編集画面75が表示され、差出人情報を編集することができる。
編集用プレビュー画面90に表示されているプレビュー画像61に点線枠が表示されている場合、その点線枠をタップすることによっても、宛名編集画面70又は差出人編集画面75に切り替えることができる。例えば、図7に例示する編集用プレビュー画面90において、住所が表示されるべき領域に表示されている点線枠95をタップすると、宛名編集画面70bが表示される。また例えば、図7に例示する編集用プレビュー画面90において、差出人情報が表示されるべき領域(例えば画面左端の領域)に差出人情報が表示されずに点線枠が表示されている場合、その点線枠をタップすると、差出人編集画面75が表示される。
ところで、図5に例示した通常のプレビュー画面60においても、各プレビュー画像61の中に、宛名不備確認又は差出人不備確認によって不備があると判断された宛名情報のプレビュー画像が含まれている場合は、そのプレビュー画像には、上述した点線枠が表示される。図7に示すプレビュー画面60cは、不備が存在する宛名面画像のプレビュー画像61cが表示されている例を示している。このプレビュー画像61cには、点線枠67が表示されている。そのため、このプレビュー画像61cが表示されている状態において、宛名ボタン62をタップするか、又は点線枠67をタップすることで、宛名編集画面70bに切り替えて、宛名情報を編集することができる。
そのため、プレビュー画面60を確認しながら不備を解消させていって、不備が全て解消された状態で完了ボタン64をタップすれば、不備通知画面85は表示されずに、図5に例示した設定確認画面65が表示されることになる。つまり、ユーザは、不備通知画面85が表示された後に編集用プレビュー画面90を表示させて編集作業を行うことができるし、不備通知画面85が表示される前に通常のプレビュー画面60が表示されている状態で編集作業を行うこともできる。
(3)はがき作成アプリの処理の説明
図2〜図7を用いて説明した各種機能は、CPU11がはがき作成アプリ14aを実行することにより実現される。CPU11により実行されるはがき作成アプリ14aの処理のうち、初期選択画面30(図2参照)で住所録から作成ボタン32がタップされた以後の処理内容について、図8を用いて説明する。図8は、初期選択画面30で住所録から作成ボタン32がタップされた場合に実行されるはがき作成処理を示すフローチャートである。
CPU11は、図8のはがき作成処理を開始すると、S110で、印刷対象決定処理を実行する。印刷対象決定処理の詳細は、図9に示す通りである。図9に示すように、印刷対象決定処理では、S310で、住所録データベース14bに住所録データが1件でも登録されているか否か判断する。住所録データが1件でも登録されていれば(S310:YES)、S400に進む。住所録データが1件も登録されていない場合は(S310:NO)、S320で、作成方法選択画面35(図2参照)を表示させる。
S330では、ユーザによる操作内容を判定する。具体的には、作成方法選択画面35表示されている各ボタン36,37のうちどちらがタップされたか判断する。作成方法選択画面35において新規追加ボタン37がタップされた場合は、S340で、新規入力画面50(図4参照)を表示させる。S350では、その新規入力画面50に対する、宛名情報の入力操作を受け付ける。宛名情報の入力が行われてOKボタン51がタップされると、S360で、新規入力画面50に入力された宛名情報を、住所録データとして、住所録データベース14bに新規登録する。S360の後はS400に進む。
作成方法選択画面35においてインポートボタン36がタップされた場合は、S330からS370に進み、インポート選択画面45(図2参照)が表示される。SS380では、そのインポート選択画面45に対する、インポート対象の端末電話帳データの選択操作(具体的には、チェックボックスへのチェックマーク付加)を受け付ける。インポート対象の端末電話帳データの選択操作が行われてインポートボタン46がタップされると、S390で、その選択された端末電話帳データを、住所録データとして住所録データベース14bに新規登録する。
S400では、印刷対象選択画面40(図2参照)を表示させる。S410では、その印刷対象選択画面40に対する、宛名面画像の作成対象の宛名情報の選択操作(具体的には、チェックボックスへのチェックマーク付加)を受け付ける。
S420では、印刷対象選択画面40に対するユーザの操作内容を判定する。印刷対象選択画面40においてインポートボタン41がタップされた場合は、S370に戻る。印刷対象選択画面40において新規追加ボタン42がタップされた場合は、S340に戻る。印刷対象選択画面40において決定ボタン44がタップされた場合は、印刷対象決定処理を終了して、S120(図8)に進む。
S120では、フラッシュメモリ14内に不備住所録リスト14dを用意する。なお、このS120の実行時点では、不備住所録リスト14dにはまだ宛名情報は1つもリストアップされていない。
S130では、宛名面画像構築処理を実行する。宛名面画像構築処理の詳細は、図10に示す通りである。図10に示すように、宛名面画像構築処理では、S510で、差出人不備確認を実行する。S520では、S510の差出人不備確認の結果、不備があったか否かを判断する。不備がなかった場合は(S520:NO)S540に進む。不備があった場合は(S520:YES)、S530に進む。S530では、差出人情報に不備があることを示す差出人不備情報をフラッシュメモリ14に記憶する。S530の処理後はS540に進む。
S540では、変数nを1に設定する。S550では、印刷対象選択画面40で選択された宛名情報のうちn番目の宛名情報について、宛名不備確認を実行する。S560では、S550の宛名不備確認の結果、不備があったか否かを判断する。不備がなかった場合は(S560:NO)S580に進む。不備があった場合は(S560:YES)、S570で、n番目の宛名情報のIDを不備住所録リストに入れる。S570の処理後はS580に進む。
S580では、n番目の宛名情報の宛名面画像を作成する。その際、そのn番目の宛名情報に不備がある場合は、不備の該当領域に点線枠を付加する(図7に例示した点線枠67,95参照)。
S590では、変数nが作成総数Nに一致しているか否か判断する。作成総数Nは、印刷対象選択画面40において宛名面画像の作成対象として選択された宛名情報の総数である。変数nがまだ作成総数Nに到達していない場合は(S590:NO)、S600で、変数nをインクリメントして、S550に戻る。変数nが作成総数Nに到達した場合は(S590:YES)、宛名面画像構築処理を終了して、S140(図8)に進む。S130の宛名面画像構築処理が実行されることによって、作成対象の宛名情報毎に、宛名不備確認が実行されると共に宛名面画像が作成されることになる。
S140では、S130の宛名面画像構築処理で作成された各宛名面画像のプレビュー画像61を、プレビュー画面60(図5,図7参照)に一覧表示させる。ただし本実施形態では、既述の通り、同時に表示可能なプレビュー画像61の数は1つである。表示されていない他のプレビュー画像61を確認したい場合は、フリック操作やスワイプ操作を行って画面を左右方向に遷移させればよい。
S150では、プレビュー画面60に対し、編集用の操作が行われたか否か判断する。編集用の操作とは、宛名ボタン62のタップ、又は、プレビュー画像61中に点線枠が表示されている場合におけるその点線枠へのタップである。編集用の操作が行われた場合は(S150:YES)、S160に進み、編集処理を実行する。S160の編集処理の詳細は、図11に示す通りである。
図11に示すように、編集処理では、S710で、編集対象の宛名情報の宛名編集画面70を表示させる。S720では、宛名編集画面70に対する編集入力を受け付ける。宛名情報の編集が行われてOKボタン71がタップされると、S730で、編集された宛名情報について宛名不備確認を実行する。
S740では、S730の宛名不備確認の結果、不備があったか否かを判断する。不備があった場合は(S740:YES)、S750で、その不備があると判断された宛名情報のIDを不備住所録リストに入れる。なお、既にそのIDが不備住所録リストに張っている場合は、そのIDを上書きするか若しくはS750の処理をキャンセルする。不備がなかった場合は(S740:NO)、S760で、その不備がないと判断された宛名情報のIDを不備住所録リストから削除する。なお、不備住所録リストにそのIDが入っていない場合は、S760の処理はキャンセルする。
S770では、宛名編集画面70で編集された宛名情報の宛名面画像を、その編集後の内容に更新する。S780では、再びプレビュー画面60を表示させる。その際、S770で更新された宛名面画像のプレビュー画像61を最優先で表示(つまり直接表示)させる。S780の処理後は、S150(図8)に戻る。
なお、S150における編集用の操作には、実際には、差出人ボタン63のタップも含まれているが、図8及び図11では、差出人ボタン63のタップに基づく差出人編集画面75の表示、及び差出人編集画面75を介した差出人情報の編集については、図指を省略している。
S150で、編集用の操作が行われていない場合は(S150:NO)、S170で、完了ボタン64がタップされたか否か判断する。完了ボタン64がタップされていない場合は(S170:NO)、S150に戻る。完了ボタン64がタップされた場合は(S170:YES)、S180で、不備住所録リスト14dは空か否か判断する。
不備住所録リスト14dが空の場合(S180:YES)、即ち、不備住所録リスト14dにIDが1つも入っていない場合は、宛名情報に不備がある宛名面画像が1つもないということである。その場合、S190で、印刷処理を実行する。S190の印刷処理は、具体的には、設定確認画面65(図5参照)を表示させ、設定情報の変更受け付けを行ったり、印刷ボタン66がタップされた場合に印刷に必要な最終処理(宛名面画像データのMFP100への送信を含む)を実行したりすることである。
S180で、不備住所録リスト14dが空ではない場合(S180:NO)、即ち、不備住所録リスト14dにIDが少なくとも1つ入っている場合は、S200で、不備通知画面85(図7参照)を表示させる。S210では、不備通知画面85において印刷ボタン86がタップされたか否か判断する。印刷ボタン86がタップされた場合は(S210:YES)、S190の印刷処理に進む。この場合、不備がある宛名面画像についても、不備があるまま印刷されることになる。
不備通知画面85において、印刷ボタン86がタップされていない場合は(S210:NO)、S220に進む。S220では、編集要求ボタン87がタップされたか否か判断する。編集要求ボタン87がタップされていない場合は(S220:NO)、S210に戻る。編集要求ボタン87がタップされた場合は(S220:YES)、S230に進む。S230では、編集用プレビュー画面90(図7参照)を表示させる。S230で編集用プレビュー画面90を表示させた後は、S150に戻る。
なお、プレビュー画面60において完了ボタン64がタップされた場合(図8のS170でYES)、不備住所録リスト14dだけを確認するのではなく、差出人不備情報の有無も確認してもよい。そして、差出人不備情報がある場合には、その旨を画面に通知して、差出人不備情報の編集をユーザに促すようにしてもよい。例えば、不備通知画面85(図7参照)において、差出人情報に不備があることを示すメッセージを表示させると共に、差出人編集画面75(図6(b)参照)に移行するためのボタンを表示させ、そのボタンがタップされた場合には差出人編集画面75に切り替わるようにしてもよい。
(4)実施形態の効果
以上説明したように、本実施形態の端末10では、宛名面画像の作成対象として選択された宛名情報に対し、宛名不備確認が実行される。また、選択された宛名情報毎に宛名面画像が作成され、そのプレビュー画像61がプレビュー画面60に一覧表示される。そして、選択された宛名情報の中に不備がある宛名情報が存在している場合は、プレビュー画面60が表示された以後の特定のタイミングで、不備通知画面85が表示される。
これにより、ユーザは、自らがプレビュー画像61を逐一確認しなくても、作成された宛名面画像に不備がある場合にはそのことを容易に知ることができ、不備に対する適切な対応をとることができる。そのため、宛名面画像の内容に不備が存在していることに気付かないままその宛名面画像がはがきに印刷されてしまうことを抑止することができる。
プレビュー画面60では、ユーザは、プレビュー画像61を1つずつ確認することで、不備の有無を確認することができる。そして、宛名情報又は差出人情報を編集したい場合は、宛名ボタン62又は差出人ボタン63をタップすることで、宛名編集画面70又は差出人編集画面75に遷移させて、編集することができる。
また、宛名情報に不備がある場合、プレビュー画像61において、その不備が存在している領域に、点線枠が付加される。そのため、ユーザは、プレビュー画像61に表示されている点線枠に基づいて、不備の存在を認識することができる。また、その点線枠をタップすることで、宛名情報を編集して不備を解消することができる。このように、ユーザは、プレビュー画面60が表示されている間に、宛名面画像を適宜編集することができる。
ただし、ユーザによる目視確認では、不備の存在が見落とされるおそれがある。それに対し、本実施形態では、プレビュー画面60内の完了ボタン64がタップされたときに、不備がまだ存在している場合には、不備通知画面85が表示される。これにより、ユーザは、未だ不備が存在していることを認識することができる。
つまり、本実施形態では、プレビュー画面60においてユーザが任意に不備のチェック及びその編集が可能であると共に、完了ボタン64がタップされた後も、その操作時点で不備が残っている場合にはユーザはそのことを認識することができる。
そのため、ユーザが不備の存在に気付かないまま宛名面画像がはがきに印刷されてしまうことを確実に抑止することができる。
不備通知画面85には、印刷ボタン86及び編集要求ボタン87が表示される。そのため、ユーザは、不備があってもそのまま印刷させたい場合には、印刷ボタン86をタップすることで宛名面画像を印刷させることができる。
また、不備を解消したい場合には、編集要求ボタン87をタップすることで、編集作業を行って不備を解消することができる。具体的には、ユーザが編集要求ボタン87をタップすると、編集用プレビュー画面90が表示される。この編集用プレビュー画面90には、不備が存在している宛名情報に対応したプレビュー画像61が優先的に表示される。
そのため、ユーザは、一覧表示されるプレビュー画像61の中から不備が存在しているプレビュー画像61を迅速に見つけることができ、不備の解消のための編集作業を効率的に行うことができる。
また、本実施形態では、住所録データを、ユーザ自身による入力操作、及び端末電話帳データベースからのインポート、の何れかによって登録することができる。そのため、ユーザは、必要な住所録データを効率的に登録することができる。
なお、本実施形態において、はがき作成アプリ14aは本発明の宛名面作成プログラムの一例に相当する。LCD16は本発明の表示部の一例に相当する。CPU11は本発明の制御部の一例に相当する。フラッシュメモリ14は本発明の記憶部の一例に相当する。図9のS410は本発明の宛名取得処理の一例に相当する。図10のS560は本発明の判断処理の一例に相当する。図10のS580は本発明の画像生成処理の一例に相当する。図8のS140は本発明のプレビュー生成処理及び第1のプレビュー表示処理の一例に相当する。図8のS200は本発明の表示制御処理の一例に相当する。プレビュー画面60の完了ボタン64のタップは本発明の処理移行指示の一例に相当する。図8のS170は本発明の移行指示受付処理の一例に相当する。図8のS190は本発明の印刷制御処理の一例に相当する。図8のS150〜S160は本発明の編集入力受付処理の一例に相当する。図11のS770は本発明の画像修正処理の一例に相当する。点線枠67,95は本発明の領域画像の一例に相当する。図8のS220は本発明の編集要求受付処理の一例に相当する。図8のS230は本発明の第2のプレビュー表示処理の一例に相当する。図8においてS230の後に実行されるS150は本発明の選択受付処理の一例に相当する。端末電話帳データベース14cは本発明の宛名関連情報の一例に相当する。図9のS370〜S390は本発明の宛名情報生成処理の一例に相当し、このうちS390は本発明の記憶制御処理の一例にも相当する。
[他の実施形態]
(1)図2、図4〜図7に示した各画面の具体的内容はあくまでも一例である。各画面の構成、各画面のボタンの種類や数などについては、適宜決めることができる。
(2)プレビュー画面60の表示後、どのタイミングで不備の存在を通知するかについては、適宜決めることができる。上記実施形態では、プレビュー画面60の完了ボタン64がタップされた場合に、不備通知画面85が表示される構成であったが、このような構成はあくまでも一例である。例えば、プレビュー画面60が表示されたとき、そのプレビュー画面60における特定の領域に、不備がある宛名面画像が存在していることを示すメッセージを表示させるようにしてもよい。また例えば、不備がある宛名面画像のプレビュー画像61が直接表示されているときに、点線枠と共に、不備がある旨のメッセージを表示させるようにしてもよい。
(3)不備があることを通知する方法として、不備通知画面85を表示させることはあくまでも一例である。不備があることを例えば音声によって通知するようにしてもよい。また、不備通知画面85の中に、不備がある宛名情報をリストアップして表示させるようにしてもよい。その際、そのリストアップされている宛名情報の何れかを指定操作(例えばタップ)することで、その指定された宛名情報を編集するための宛名編集画面70に遷移するようにしてもよい。
(4)プレビュー画像61中に付加する、不備領域を示す画像は、点線枠以外の他の画像でもよい。また、不備領域に対し、必ずしも、不備があることを示す画像を付加する必要はない。例えば、宛名情報に住所が含まれていない場合、単に、住所の記入領域を空欄としたままの宛名面画像及びそのプレビュー画像61を作成してもよい。但しその場合も、その空欄となっている領域をタップすれば編集画面に移行して編集(例えば住所の入力)を行うことができるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、宛名不備確認に加え、差出人不備確認も行う構成であったが、差出人不備確認を行うことは必須ではない。差出人情報については、必ずしも宛名面に記入するとは限らず、通信面に記入する場合もある。そのため、差出人不備確認については、その機能自体を省いてもよいし、その機能の有効・無効をユーザが選択できるようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、不図示の初期画面において「年賀状を作る」を選択した場合の動作について詳しく説明したが、宛名面画像の印刷対象が年賀状であることは一例にすぎない。年賀状以外の他の種類のはがきを対象として宛名面及び通信面を作成することもできる。その他、本発明は、各種のはがきに対して適用可能であるほか、はがき以外の他の通信媒体(例えば封筒、宅配便の送付状など)に対しても適用可能である。
(7)その他、本発明は、上記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の形態を採り得る。例えば、上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
10…端末、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…フラッシュメモリ、14a…作成アプリ、14b…住所録データベース、14c…端末電話帳データベース、14d…不備住所録リスト、15…操作キー、16…LCD、17…タッチパネル、18…メモリカードI/F、19…音声入出力部、20…電話網通信部、21…無線通信部、22…近距離通信部、24…バスライン、30…初期選択画面、31…簡単宛名作成ボタン、32…住所から作成ボタン、35…作成方法選択画面、36,41,46…インポートボタン、37,42…新規追加ボタン、40(40a,40b)…印刷対象選択画面、43…削除ボタン、44…決定ボタン、45…インポート選択画面、50…新規入力画面、51,71,76…OKボタン、52,72,77…キャンセルボタン、60(60a,60b,60c)…プレビュー画面、61(61a,61b,61c)…プレビュー画像、62,92…宛名ボタン、63,93…差出人ボタン、64,94…完了ボタン、65…設定確認画面、66,86…印刷ボタン、67,95…点線枠、70(70a,70b)…宛名編集画面、75…差出人編集画面、85…不備通知画面、87…編集要求ボタン、90…編集用プレビュー画面、100…MFP、101…無線通信部、102…近距離通信部、103…プリンタ部、150…AP、160…サーバ。

Claims (8)

  1. タッチパネルが設けられた表示部と、
    制御部と、
    を備えた情報処理装置において、前記制御部が実行可能な宛名面作成プログラムであって、
    前記制御部に、
    宛名情報を少なくとも1つ取得する宛名取得処理と、
    前記宛名取得処理により取得された前記宛名情報に不備があるか否かを判断する判断処理であって、前記不備は前記宛名情報における特定の情報の欠落又は間違いである、前記判断処理と、
    前記宛名取得処理により取得された前記宛名情報に従って、その宛名情報を示す画像であって特定の印刷対象の宛名面に印刷する宛名面画像を生成する画像生成処理と、
    前記画像生成処理により生成された前記宛名面画像に従って、その宛名面画像を前記宛名面に印刷させる際の印刷結果のプレビュー画像を生成するプレビュー生成処理と、
    前記プレビュー生成処理により生成された前記プレビュー画像を前記表示部に表示させる第1のプレビュー表示処理と、
    前記判断処理により前記不備があると判断された場合、前記第1のプレビュー表示処理による前記プレビュー画像の表示後に、前記不備のある前記宛名情報があることを示す情報を前記表示部に表示させる表示制御処理と、
    前記第1のプレビュー表示処理による前記プレビュー画像の表示後、前記判断処理により前記不備があると判断された前記宛名情報がある場合にその宛名情報を編集するための編集入力を受け付ける編集入力受付処理と、
    前記編集入力受付処理により受け付けられた前記編集入力の内容に従って対応する前記宛名面画像を修正する画像修正処理と、
    を実行させ
    前記プレビュー生成処理では、前記不備がある前記宛名情報に対応した前記プレビュー画像については、そのプレビュー画像における前記不備に相当する領域に対して前記不備があることを示す領域画像を付加し、
    前記編集入力受付処理では、前記不備に相当する領域に対して前記タッチパネルを介したタップが行われた場合に、前記宛名情報のうち少なくともその領域に該当する情報を編集するための編集画面を表示させて、その編集画面に対する編集入力を受け付ける、
    宛名面作成プログラム。
  2. 請求項1に記載の宛名面作成プログラムであって、
    前記第1のプレビュー表示処理による前記プレビュー画像の表示後、特定の処理移行指示を受け付ける移行指示受付処理、
    を有し、
    前記表示制御処理は、前記移行指示受付処理により前記処理移行指示が受け付けられた後に実行される
    ことを特徴とする宛名面作成プログラム。
  3. 請求項2に記載の宛名面作成プログラムであって、
    前記移行指示受付処理により前記処理移行指示が受け付けられた場合に実行される処理であって、前記宛名面への前記宛名面画像の印刷を実行させるための特定の印刷制御処理、
    を有し、
    前記表示制御処理は、前記印刷制御処理により前記印刷が実行される前に実行される
    ことを特徴とする宛名面作成プログラム。
  4. 請求項〜請求項の何れか1項に記載の宛名面作成プログラムであって、
    前記表示制御処理により前記不備のある前記宛名情報があることを示す情報が前記表示部に表示された場合に、前記不備がある前記宛名情報の編集要求を受け付ける編集要求受付処理を有し、
    前記編集要求受付処理により前記編集要求が受け付けられた場合、前記編集入力受付処理が実行される
    ことを特徴とする宛名面作成プログラム。
  5. 請求項に記載の宛名面作成プログラムであって、
    前記編集要求受付処理により前記編集要求が受け付けられた場合に、前記プレビュー生成処理により生成された前記プレビュー画像のうち少なくとも前記不備がある前記宛名情報に対応した前記プレビュー画像を前記表示部に表示させる第2のプレビュー表示処理と、
    前記第2のプレビュー表示処理により表示された前記プレビュー画像の中から、前記宛名情報の編集対象のプレビュー画像の選択入力を受け付ける選択受付処理と、
    を有し、
    前記編集要求受付処理により前記編集要求が受け付けられた場合、かつ前記選択受付処理により前記プレビュー画像の選択入力が受け付けられた場合に、そのプレビュー画像に対応した前記宛名情報を編集対象として前記編集入力受付処理が実行される
    ことを特徴とする宛名面作成プログラム。
  6. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の宛名面作成プログラムであって、
    前記情報処理装置は、前記宛名情報に関する情報である宛名関連情報が記憶された記憶部を備え、
    当該宛名面作成プログラムは、
    前記記憶部に記憶されている前記宛名関連情報に基づいて、前記宛名情報を生成する宛名情報生成処理と、
    前記宛名情報生成処理により生成された前記宛名情報を前記記憶部に記憶する記憶制御処理と、
    を有し、
    前記宛名取得処理では、前記記憶部に記憶されている前記宛名情報を少なくとも1つ取得する
    ことを特徴とする宛名面作成プログラム。
  7. タッチパネルが設けられた表示部を備えた情報処理装置において用いられる宛名面作成方法であって、
    宛名情報を少なくとも1つ取得する宛名取得ステップと、
    前記宛名取得ステップで取得した前記宛名情報に不備があるか否かを判断する判断ステップであって、前記不備は前記宛名情報における特定の情報の欠落又は間違いである、前記判断ステップと、
    前記宛名取得ステップで取得した前記宛名情報に従って、その宛名情報を示す画像であって特定の印刷対象の宛名面に印刷する宛名面画像を生成する画像生成ステップと、
    前記画像生成ステップで生成した前記宛名面画像に従って、その宛名面画像を前記宛名面に印刷させる際の印刷結果のプレビュー画像を生成するプレビュー生成ステップと、
    前記プレビュー生成ステップで生成した前記プレビュー画像を前記表示部に表示させるプレビュー表示ステップと、
    前記判断ステップで前記不備があると判断した場合、前記プレビュー表示ステップでの前記プレビュー画像の表示後に、前記不備のある前記宛名情報があることを示す情報を前記表示部に表示させる表示制御ステップと、
    前記プレビュー表示ステップによる前記プレビュー画像の表示後、前記判断ステップにより前記不備があると判断された前記宛名情報がある場合にその宛名情報を編集するための編集入力を受け付ける編集入力受付ステップと、
    前記編集入力受付ステップにより受け付けられた前記編集入力の内容に従って対応する前記宛名面画像を修正する画像修正ステップと、
    を有し、
    前記プレビュー生成ステップでは、前記不備がある前記宛名情報に対応した前記プレビュー画像については、そのプレビュー画像における前記不備に相当する領域に対して前記不備があることを示す領域画像を付加し、
    前記編集入力受付ステップでは、前記不備に相当する領域に対して前記タッチパネルを介したタップが行われた場合に、前記宛名情報のうち少なくともその領域に該当する情報を編集するための編集画面を表示させて、その編集画面に対する編集入力を受け付ける、
    宛名面作成方法。
  8. タッチパネルが設けられた表示部と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    宛名情報を少なくとも1つ取得する宛名取得処理と、
    前記宛名取得処理により取得された前記宛名情報に不備があるか否かを判断する判断処理であって、前記不備は前記宛名情報における特定の情報の欠落又は間違いである、前記判断処理と、
    前記宛名取得処理により取得された前記宛名情報に従って、その宛名情報を示す画像であって特定の印刷対象の宛名面に印刷する宛名面画像を生成する画像生成処理と、
    前記画像生成処理により生成された前記宛名面画像に従って、その宛名面画像を前記宛名面に印刷させる際の印刷結果のプレビュー画像を生成するプレビュー生成処理と、
    前記プレビュー生成処理により生成された前記プレビュー画像を前記表示部に表示させる第1のプレビュー表示処理と、
    前記判断処理により前記不備があると判断された場合、前記第1のプレビュー表示処理による前記プレビュー画像の表示後に、前記不備のある前記宛名情報があることを示す情報を前記表示部に表示させる表示制御処理と、
    前記第1のプレビュー表示処理による前記プレビュー画像の表示後、前記判断処理により前記不備があると判断された前記宛名情報がある場合にその宛名情報を編集するための編集入力を受け付ける編集入力受付処理と、
    前記編集入力受付処理により受け付けられた前記編集入力の内容に従って対応する前記宛名面画像を修正する画像修正処理と、
    を実行し、
    前記プレビュー生成処理では、前記不備がある前記宛名情報に対応した前記プレビュー画像については、そのプレビュー画像における前記不備に相当する領域に対して前記不備があることを示す領域画像を付加し、
    前記編集入力受付処理では、前記不備に相当する領域に対して前記タッチパネルを介したタップが行われた場合に、前記宛名情報のうち少なくともその領域に該当する情報を編集するための編集画面を表示させて、その編集画面に対する編集入力を受け付ける、
    宛名面作成装置。
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