JP2013174968A - 封入封緘システムを制御する端末装置及びそのプログラム - Google Patents

封入封緘システムを制御する端末装置及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷ジョブを生成する際に、封入物と封筒との関連付けが適切になされているか否かを確認可能とする技術を提供する。
【解決手段】封入封緘システム1を制御する端末装置2において、データベース25は、通毎に対応した第1宛先情報を記憶する。帳票アプリケーション22は、1又は複数通の帳票ページデータ32を通毎に連続して作成する。宛先情報検出部15は、1又は複数通の帳票ページデータ32より通毎に対応した第2宛先情報を検出する。封筒データ生成部11は、第1宛先情報を元に宛先を含む封筒ページデータ34を生成する。封筒印刷ジョブ生成13は、各帳票ページデータ32と通毎の各封筒ページデータ34とを対応させ、通毎に連続した1又は複数通の印刷ジョブデータ35を生成する。エラー判定部16は、第1宛先情報と第2宛先情報とを取得し、各宛先情報を比較して不一致が生じた場合にエラーと判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、封入物及び封筒に対して印刷を施す印刷装置と、印刷された封入物及び封筒に対して封入封緘処理を行う封入封緘装置とを備えた封入封緘システムを制御する端末装置及びそのプログラムに関する。
従来より、印刷装置及び封入封緘装置を有する封入封緘システムにおいて、作業の軽減化や効率化等のため、封入封緘装置を用いて、印刷した封入物を封筒に封入する処理を自動化することが、一般的に行われている。従来は、例えば請求書や納品書、クレジットカードの明細書や金融機関の口座残高通知等のように、送付先毎にその内容や用紙の枚数が異なる書面の封入封緘を封入封緘装置で行うときは、窓付きの封筒を使用するのが一般的である。窓付きの封筒には宛先等の印刷は行わず、封入する書面の所定の位置に、宛先を印刷し、封入封緘しても封筒に設けられた窓を介して読み取ることができるように構成されている。
封入封緘装置に関しては、例えば特許文献1による技術があった。特許文献1による技術によれば、印刷データを印刷装置に送信するとともに、用紙の枚数データと、対応する封筒を選択するための封筒選択データを封入封緘装置に送る。そして、封入封緘装置では、印刷された用紙を、封筒選択データにより選択された封筒に封入封緘するようにしている。この構成では、送付先毎に封入枚数の異なる封入物を、窓付きの封筒に封入封緘することも可能である。
特開2002−370718号公報
上述の特許文献1に開示されている技術によれば、印刷データに基づいて、封筒に封入する封入物を印刷することは行われているが、封筒を印刷することについては考慮されていなかった。また、このような封入物を作成するためのアプリケーションの一例として、帳票アプリケーションがある。この帳票アプリケーションを用いて、封入封緘処理を行う場合、特許文献1によれば、以下のような不都合があった。
この帳票アプリケーションでは、1又は複数通の封入物となる帳票データを連続して生成することができるが、封筒に印刷することを考慮していないので、封筒に印刷するための封筒ページデータを生成することができず、さらに封入物データと関連付けすることができなかった。このため、ユーザは、封入物データと封筒ページデータとの関連づけを別途設定する必要があり、不便であった。
ここで、封入物と封筒に印刷可能な印刷装置と封入封緘装置とで構成された封入封緘システムにおいて、この既存の帳票アプリケーションを利用する場合、別のアプリケーションで封筒ページデータを生成すると共に、帳票アプリケーションで生成された封入物データと封筒ページデータを関連付けることが望まれる。
さらに、このような窓付きでない封筒に対して印刷を施し封入封緘する場合には、封入物データと封筒データの関連付けが正しくなされている必要がある。しかし、実際には、操作ミス等により、関連づけが正しくない場合もあり、印刷前に関連づけが適正か否かを確認できることが望ましい。これは、封入封緘装置により封入封緘を行った後に、封入物及び封筒のそれぞれが適切に対応付けられているか否かを確認することができないためである。例えば、帳票等の封入物データを生成後に、宛先に関するデータの編集を行った場合には、封入物データと封筒ページデータとの関連付けが適切になされずに、印刷や封入封緘の処理が実行されてしまうこととなる。
そこで、本発明では、既存の帳票アプリケーションで作成された封入物データに封筒ページデータを関連付けて、印刷処理及び封入封緘処理を行わせるための印刷ジョブの生成する際に、封入物と封筒との関連付けが適切になされているか否かを確認可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明に係る端末装置の第1の特徴は、印刷ジョブに基づいて、封入物及び封筒に対して印刷を行う印刷装置と、前記印刷装置により印刷された封入物及び封筒に対して封入封緘処理を行う封入封緘装置とを備えた封入封緘システムを制御する端末装置であって、通毎に対応した第1宛先情報を記憶する宛先記憶手段と、1又は複数通の封入物ページデータより、通毎に対応した第2宛先情報を検出する宛先情報検出手段と、前記宛先記憶手段に記憶された前記第1宛先情報と前記宛先情報検出手段により検出された前記第2宛先情報とを取得し、前記各宛先情報を比較して不一致が生じた場合にエラーと判定するエラー判定部と、を備えることにある。
本発明に係る端末装置の第2の特徴は、前記エラー判定部により、エラーと判定された場合、ユーザに対しエラーである旨を通知する通知部と、を更に備えることにある。
本発明に係る封入封緘システムの第3の特徴は、前記宛先記憶手段に記憶された前記第1宛先情報は、通毎の宛先がリスト化されたデータであり、前記エラー判定部は、前記宛先情報検出手段により第2宛先情報を検出する毎に、前記第1宛先情報のリストの順に前記第1宛先情報を取得し、通ごとに前記第1宛先情報及び前記第2宛先情報との比較を行うことにある。
本発明に係る端末装置の第4の特徴は、前記エラー判定部が、不一致が生じたとしてエラーと判定した場合、不一致が生じた第1宛先情報と前記宛先情報検出手段が次に検出する第2宛先情報とを比較し、不一致が生じた第2宛先情報と前記宛先記憶手段に記憶された次の第1宛先情報とを比較し、いずれか一方で不一致が生じない場合は、不一致が生じなかった第1宛先情報と第2宛先情報を基準として、前記第1宛先情報及び前記第2宛先情報との比較を継続することにある。
本発明に係る制御プログラムの特徴は、コンピュータを、印刷ジョブに基づいて、封入物及び封筒に対して印刷を行う印刷装置と、前記印刷装置により印刷された封入物及び封筒に対して封入封緘処理を行う封入封緘装置とを備えた封入封緘システムを制御する端末装置として動作させるための制御プログラムであって、通毎に対応した第1宛先情報を記憶し、1又は複数通の封入物ページデータより、通毎に対応した第2宛先情報を検出し、前記記憶された前記第1宛先情報と前記検出された前記第2宛先情報とを取得し、前記各宛先情報を比較して不一致が生じた場合にエラーと判定することにある。
本発明に係る端末装置の第1の特徴によれば、宛先情報記憶手段により記憶された第1宛先情報と宛先情報検出手段により検出された第2宛先情報と比較し不一致の場合エラーと判定するので、封入物と封筒との対応付けが適切になされているか否かを確認可能となる。
本発明に係る端末装置の第2の特徴によれば、さらにユーザにエラーを報知する放置部を設けたので、不一致エラーが生じたことをユーザに通知することができる。
本発明に係る端末装置の第3の特徴によれば、宛先情報記憶手段により記憶された第1宛先情報がリスト化されたデータであるので、リストの上から順に第2宛先情報と比較していけばいいので、封入物のイメージに複数通分のイメージが含まれる場合に、通ごとに封入物と封筒との対応付けが適切になされているか否かを判定することが可能となる。
本発明に係る端末装置の第4の特徴によれば、エラーと判定された場合にも即座に中止することなく、不一致が生じた第1宛先情報と宛先情報検出手段が次に検出する第2宛先情報とを比較し、不一致が生じた第2宛先情報と宛先記憶手段に記憶された次の第1宛先情報とを比較し、いずれか一方について、不一致エラーと判定されなかった場合に継続して比較を行うので、第1宛先情報及び第2宛先情報のいずれか一方についてデータの追加・削除がなされたことにより不一致が生じている場合であっても、追加・削除されたデータ以降について、検出処理を継続可能となり、また、不一致エラーが多くなる比較処理を回避することができ、ユーザの手間を省くことが可能となる。
本発明に係る制御プログラムの特徴によれば、宛先情報記憶手段により記憶された第1宛先情報と宛先情報検出手段により検出された第2宛先情報と比較し不一致の場合エラーと判定するので、封入物と封筒との対応付けが適切になされているか否かを確認可能となる。
実施形態に係る封入封緘システムの構成図である。 封筒エディタの詳細機能ブロック図である。 封筒データ生成部により生成される封筒ページデータを例示する図である。 封筒エディタ内の各構成で実行される処理の概要を説明する図である。 区切りデータの設定方法を説明する図である。 帳票ページデータ及び封筒ページデータの通毎の対応付けに関する説明図である。 印刷設定条件の入力画面の例を示す図である。 封筒エディタによる印刷ジョブデータの生成方法を示すフローチャートである。 エラー判定部によるエラーの判定方法について説明する図である。 エラーを通知する画面の例を示す図である。 封筒エディタによるエラーの検出処理を示したフローチャートである。 帳票ページデータと第1の宛先情報との間で宛先データにずれが生じている場合の比較結果を模式的に示す図である。 帳票ページデータと第1の宛先情報との間で生じているずれに対処する方法を例示する図である。 図13に示す方法で設定された方法で比較を継続する場合の比較結果を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(封入封緘システムの構成)
図1は、本実施形態に係る封入封緘システムの構成図である。図1においては、封入封緘システム1の構成とともに、各構成から入出力されるデータを模式的に示している。
本実施形態の封入封緘システムは、図1に示すように、印刷ジョブに基づいて、封入物及び封筒に対して印刷を行う印刷装置3と、印刷装置3により印刷された封入物及び封筒に対して封入封緘処理を行う封入封緘装置4と、印刷装置3及び封入封緘装置4を制御する、パーソナルコンピュータ等の端末装置2を備える。
本実施形態においては、印刷装置3は、印刷ジョブに基づいて、封入物及び封筒に対して印刷を行い、封入封緘装置4は、印刷装置3により印刷された封入物及び封筒に対して封入封緘処理を行う。
(端末装置の構成)
端末装置2は、印刷装置3及び封入封緘装置4と接続されている。印刷ジョブを印刷装置3側に送信して、印刷装置3及び封入封緘装置4に対し、それぞれ印刷及び封入封緘処理を実行させる。
封入物としては、例えば、帳票が挙げられる。実施例では、帳票とは、請求書や納品書、クレジットカードの明細書や金融機関の口座残高通知書等のように、通ごとに(宛先ごとに)可変のデータを所定のフォーム上に配置した書面であって、封筒に封入封緘されて宛先に送付される書面をいう。帳票は、通毎に封入するページ数が異なり得るが、これを認識して封入封緘を行う技術については、公知技術を用いている。以下、本実施形態では、封入物としての一例として、帳票の場合について説明する。
また、端末装置2は、上位アプリケーション21、帳票アプリケーション22、封筒エディタ23、プリンタドライバ24及びデータベース25を有する。また、端末装置2は、ユーザが各種の情報を入力するための入力部(図示せず)と、入力部により入力された情報に基づいて、各種の情報を表示する表示部(図示せず)と、各種の情報を記憶するメモリ(図示せず)を備える。
上位アプリケーション21は、データベース25、帳票アプリケーション22、封筒エディタ23を統括制御するアプリケーションである。上位アプリケーション21は、ユーザからの帳票ページデータ32(封入物ページデータ)の生成指示、ユーザからの封筒ページデータ生成指示、封入される帳票ページデータ32と封筒ページデータ34とが対応づけられた印刷ジョブデータの生成指示、印刷ジョブデータの印刷指示、封入封緘指示を入力部を介して受け付けると、以下の処理を行う。
ユーザからの帳票ページデータ32の生成指示に対しては、データベース25が保持するバリアブルデータ36を帳票アプリケーション22に入力し、帳票アプリケーション22に対して、帳票ページデータ32を生成する旨の指示を出す。
印刷ジョブデータの生成指示に対しては、封筒エディタ23に対して、封筒ページデータ34を生成し、封筒ページデータ34と、帳票アプリケーションで生成された帳票ページデータ32とに基づいて、印刷ジョブデータを生成するように指示を出す。
印刷ジョブデータの印刷指示、封入封緘指示に対しては、プリンタドライバ24に対して、封筒エディタ23で生成された印刷ジョブデータに基づいて必要な処理を施して、印刷、封入封緘処理用の封入封緘用の印刷ジョブデータを生成し、印刷装置3に送るように指示する。
データベース25は、封筒ページデータ34の生成に使用する宛先情報36と、帳票ページデータ32の生成に使用する明細情報37を記憶する。宛先情報36は、例えばCSV形式で記述され、通毎のレコードを備える。各レコードにおいては、レコードを識別するためのID情報(ID001など)と、氏名を示す氏名情報と、帳票の宛先住所を示す住所情報(郵便番号、住所等)の属性情報が含まれている。同様に、明細情報37も例えば、CSV形式で記述され、通毎に1又は複数のレコードを備える。各レコードにおいては、宛先情報36に対応したID情報と、明細内容情報(例えば、納品書であれば、納入品、個数、金額等の情報)が含まれている。
また、データベース25においては、各封筒ページデータ34についてID情報(送付先である顧客を識別する情報)と氏名情報とが対応づけられた封筒宛名対応データと、各帳票ページデータ32についてID情報と氏名情報とが対応づけられた内容物対応データとが記憶されている(後述の図6参照)。ここで、封筒宛名対応データと、内容物対応データは、例えば、CSVデータで構成されている。
帳票アプリケーション22は、上位アプリケーション21からの指示に応じて、1又は複数通の帳票ページデータ32を通毎に連続して生成する。ここで、帳票ページデータ32は、例えばPDF(Portable Document Format)形式等のデータである。また、帳票ページデータ32は、1又は複数のページデータで構成されている。
具体的には、帳票アプリケーション22は、封筒に封入される帳票用紙のフォームデータ(以下、帳票用紙フォーム31とする)を保持している。この帳票用紙フォーム31においては、宛先が変化しても、1つの共通のものが用いられる。
そして、帳票アプリケーション22は、上位アプリケーション21からの指示にも基づいて、上位アプリケーションから入力される情報のうち、明細情報37、宛先情報36を、それぞれ、帳票用紙フォーム31の所定位置に配置することにより、帳票ページデータ32を生成する。
封筒エディタ23は、封筒ページデータ34を生成し、帳票アプリケーション22により生成された1又は複数の帳票ページデータ32と、封筒ページデータ34とに基づいて、宛先毎(通毎に)に、1又は複数の帳票ページデータ32と、封筒ページデータ34とが対応づけられた印刷ジョブデータを生成し、プリンタドライバ24に出力するものである。
図2は、封筒エディタ23の詳細な機能の説明を示すブロック図である。封筒エディタ23は、ユーザによる入力/ユーザに対する表示を介して、データベース25に記憶された宛先情報36等の各種の情報と、帳票アプリケーション22により生成された帳票ページデータ32と、保持している共通の封筒フォーム33とに基づいて、通毎に、封筒ページデータ34と帳票ページデータ32とを対応づけた印刷ジョブデータを生成するものである。また、封筒エディタ23は、帳票アプリケーション22により生成された帳票ページデータ32から、通毎の宛先情報36を読み取り、データベース25に記憶された宛先情報36と比較し、エラー判定を行うものである。
封筒エディタ23は、封筒データ生成部11、区切検出部12、仕分け部14、印刷ジョブ生成部13、宛先情報検出部15及びエラー判定部16を有する。
宛先情報検出部15は、帳票ページデータ32から宛先情報36を読み取るものである。また、エラー判定部16は、データベース25に記憶されている宛先情報36と、宛先情報検出部15が検出した宛先情報36とを比較して、不一致が生じている場合は、エラーと判定する。ここで、宛先情報検出部15とエラー判定部16を用いたエラー判定処理については、後述する。
封筒データ生成部11は、1又は複数通の帳票ページデータ32の通毎に対応した宛先情報36を元に、宛先を含む封筒ページデータ34を生成するものである。具体的には、例えば、封筒データ生成部11は、宛先情報36(氏名情報、住所情報(郵便番号、住所))と、封筒フォーム33とを用いて、宛先を含む封筒ページデータ34を生成する。ここで、封筒データ生成部11により生成される封筒ページデータ34の一例を図3に示す。この封筒ページデータ34においては宛先情報36のうち、住所情報と氏名情報がそれぞれ所定位置に配置されている。
区切検出部12は、帳票ページデータ32の所定位置に配置された通毎の区切りを示す区切りデータを検出するものである。仕分け部14は、区切検出部12により検出された区切りデータに基づいて、1又は複数通の帳票ページデータ32を通毎に仕分けするものである。印刷ジョブ生成部13は、仕分け部14により通毎に仕分けられた各帳票ページデータ32と、封筒データ生成部11により生成された通毎の各封筒ページデータ34とを対応させ、通毎に連続した1又は複数通の印刷ジョブデータを生成するものである。これらの区切検出部12、仕分け部14、印刷ジョブ生成部13の具体的な動作については後に図4等を参照して詳しく説明する。
プリンタドライバ24は、封筒エディタ23が生成した印刷ジョブデータ35に対して必要な処理を施した封入封緘用印刷ジョブデータを印刷装置3に送信する。具体的には、プリンタドライバ24は、印刷設定条件等(印刷用紙サイズ等)に基づいて、上記印刷ジョブデータから、封入封緘用印刷ジョブデータを生成する。この封入封緘用印刷ジョブデータは、例えば、PDLデータである。
また、封入封緘用印刷ジョブデータには、通毎に、各帳票ページデータ32と、対応する封筒ページデータ34を印刷装置により印刷するように指示する印刷指示情報と、印刷装置3により印刷された封入帳票(帳票ページデータ32に基づき印刷用紙に印刷されたもの。明細書中の封入物、内容物も同義である。)と、封筒(各封筒ページデータ34に基づき印刷用紙に印刷されたもの)とを送り、封入封緘装置4に対して封入封緘処理を行うように指示する封入封緘指示情報とが含まれる。
なお、帳票ページデータ32や封筒ページデータ34のサイズや向き等の印刷設定条件の入力に関しては、後に具体的な入力画面を用いて詳細に説明する。
(印刷装置、封入封緘装置の構成)
印刷装置3は、端末装置2側から封入封緘用印刷ジョブデータを受信すると、例えば、RIP処理を行った結果に基づき、封入帳票の印刷処理、封筒の印刷処理を行う。また、印刷装置3は、印刷処理の結果、封入帳票、封筒を封入封緘装置に送るとともに、封入封緘指示情報を送る。封入封緘装置4は、印刷装置3から送られてきた封入帳票、封筒を、封入封緘指示情報に基づいて封入封緘処理を行う。
(印刷ジョブデータの生成に関する帳票アプリケーション、封筒エディタの処理)
次に、印刷ジョブデータの生成に関する帳票アプリケーション、封筒エディタの処理について、図4を用いてより詳細に説明する。
図4は、印刷ジョブデータ35を生成するまでに、端末装置2の各構成(特に帳票アプリケーション、封筒エディタ)において実行される処理の概要を説明する図である。ここでは、一例として、各封筒ページデータ34を、対応する各帳票ページデータ32の後ろに挿入して、印刷ジョブデータを生成する場合について説明する。
図4(a)は、封入封緘装置4に入力される封筒及び封入帳票の並び順を示す図である。先ず、封筒エディタ23は、図4(a)に示すような封入封緘装置4に入力されるべき封入帳票及び封筒の並び順を保持している。この並び順は、例えば、ユーザが入力部を用いて、印刷ジョブデータの並び順を入力することで、封筒エディタ23に送られる。図中では、封入帳票は実線で、封筒は破線で表している。
先ず、帳票アプリケーション22による帳票ページデータ32の生成処理(処理1)が行われる。図4(b)は、帳票アプリケーション22による帳票ページデータ32の生成処理を示す図である。帳票アプリケーション22は、図4(b)に示すように、複数の宛先毎の(図に示す例では、A宛、B宛及びC宛のそれぞれについての)帳票ページデータ32A〜32Cが連続して並ぶ状態で、帳票ページデータ32を生成する。生成された帳票ページデータ32A〜32Cは、封筒エディタ23に入力される。ここで、帳票ページデータ32は、共通の帳票用紙フォーム31にバリアブルデータ36の各種の属性情報をそれぞれ所定の位置に配置することにより生成される。
つぎに、封筒エディタ23により、印刷ジョブデータの生成処理(処理2)が行われる。図4(c)は、封筒エディタ23により、印刷ジョブデータの生成を示す図である。
1つの封筒に封入される封入帳票のページデータ数・用紙の枚数は、宛先によって異なるのが通常である。このため、封筒エディタ23は、連続する複数の帳票ページデータ32内に封筒ページデータ34を挿入する場合、ある宛先(通)の帳票ページデータ32と、次の宛先(通)の帳票ページデータ32とを識別する必要がある。本実施形態の説明においては、連続する複数の帳票ページデータ32において、帳票ページデータ32のまとまりを、通単位で区別することを、「仕分けを行う」という。
封筒エディタ23の仕分け部14は、共通する帳票用紙フォーム31のうち、所定の位置に印刷される所定の文字列等を検出することで、仕分け処理を行う。
具体的な一例としては、封筒エディタ23の仕分け部14は、帳票ページデータ32中の共通の帳票用紙フォーム中の所定位置に、「お知らせ」の文字列があるか否かに基づいて、通単位の1又は複数の帳票ページデータ32のうち、先頭の帳票ページデータ32を判定する。
図2の説明においても述べたとおり、封筒エディタ23の仕分け部14は、区切検出部12が帳票ページデータ32から検出する通毎の区切りを示す区切りデータにより上記の仕分け処理を行っている。図4に示す例では、帳票ページデータ32中の所定の位置に配置されている文字列「お知らせ」により仕分けを行っている。
以下、仕分けに使用する帳票ページデータ32中の所定の位置に配置される所定の文字列等の情報を、「区切りデータ」という。区切りデータ及び区切りデータの配置される位置については、封筒エディタ23において仕分け処理を実行する前に、予め設定しておく必要がある。ここでは、一例として、区切りデータとして、共通する帳票用紙フォーム31内の所定位置に配置される所定の文字列(例えば、上記の「お知らせ」)が設定され、各通の帳票ページデータ32の末尾に、封筒ページデータ34が配置される場合について説明する。なお、区切りデータの設定方法の詳細な説明は後述する。
そして、仕分け部14は、検出した文字列等に基づき、ある宛先(通)についての帳票ページデータ32の先頭又は終わりを判定して、通ごとの帳票ページデータ32の区切りを認識する(「仕分け処理」を実行)。仕分けられた各帳票ページデータ32は、封筒エディタ23に送られる。
封筒エディタ23は、図4(a)に示すような封入封緘装置4に入力されるべき封入帳票及び封筒の並び順に基づいて、各帳票ページデータ32の所定位置に所定の文字列がある先頭の帳票ページデータ32の前に、(例えば、図4(b)の「お知らせ」の文字列が所定の位置にある帳票ページデータ32の前に)対応する封筒ページデータ34を挿入することにより、印刷ジョブデータ35A〜35Cを生成する。なお、帳票ページデータ32及び封筒の通毎の対応付けの詳細な説明に関しては後述する。
そして、封筒エディタ23は、印刷ジョブデータ35A〜35Cをプリンタドライバ24に送ると、プリンタドライバ24は、封入封緘用印刷ジョブデータを、印刷装置3に送信する。印刷装置3は、データの入力された順で印刷処理を行い、印刷した帳票・封筒を封入封緘装置4に送る。
(区切りデータ設定処理)
図5は、区切りデータの設定処理を説明する図である。図5(a)は、入力部を介して、区切りデータを設定する旨を入力するための表示画面の一例を示す図である。ユーザは、入力部により、封筒エディタ23を起動させる旨を入力すると、封筒エディタ23のプログラムが起動し、ウィンドウ41が表示される。ユーザが入力部を用いて区切りデータの指定を行った後、「仕分け設定」のボタン42を押下することにより、区切りデータの設定が実行される。
区切りデータをユーザに指定させるには、図5(a)に示すように、封筒エディタ23は、表示画面に、区切りデータ指定用の、帳票ページデータ32のサンプルデータを表示させる。このサンプルデータとしては、例えば、共通の帳票用紙フォーム31に対して帳票表題と宛先情報36と明細情報37が配置されているデータと、共通の帳票用紙フォーム31に対して明細情報37が配置されているデータとがある。
そして、ユーザが、入力部を用いて、上記サンプルデータのうち、区切りデータが配置される領域を指定する。ここでは、一例として、サンプルデータ中の文字列「納品書」(区切りデータ)を含む領域43(区切りデータが配置される領域)が指定される場合の説明を行う。
ユーザにより区切りデータに設定したい領域が指定されると、封筒エディタ23は、例えば図5(b)に例示するように、区切りデータ及び区切りデータが配置される領域の指定の確認を求めるメッセージを示すダイアログ44を表示部に表示させる。
ユーザにより「はい(Y)」のボタン45が押下する入力が行われると、封筒エディタ23は、区切りデータ(領域43内の文字列)と、区切りデータが配置される領域(指定された領域43を特定する位置座標)を示す情報(以下、区切りデータ配置領域情報)とを、メモリに記憶させる。
このように区切りデータ設定処理を行うことにより、帳票アプリケーション22から帳票ページデータ32が入力された際に、封筒エディタ23は、メモリから区切りデータ及び区切りデータ配置領域情報を取り出し、これらに基づいて、所定の文字列等の区切りデータの検索を行うことが可能となる。また、区切りデータの検出が行われると、通に対応する帳票ページデータ32の先頭や終わりの判定が可能となる。
(通毎の、帳票ページデータ32と封筒との対応付け処理)
図6は、帳票ページデータ32及び封筒ページデータ34の通毎の対応付けに関する説明図である。封入封緘装置4において通毎に正しく封入封緘処理を行うためには、帳票と封筒とが通毎に対応付けられてひとまとまりとなって封入封緘装置4に入力される必要がある。
封筒エディタ23は、データベース25から封筒宛名対応データ及び内容物対応データを取得する。封筒エディタ23では、印刷ジョブ生成部13は、封筒データ生成部11が生成した通毎の封筒ページデータ34に対して、封筒宛名対応データを参照して、各封筒ページデータ34に対して、ID情報を振り分けていく(例えば、図4(a)参照)。また、封筒エディタ23では、印刷ジョブ生成部13は、仕分け部14により仕分けられた各帳票ページデータ32に対して、内容物対応データを参照してID情報を振り分けていく(例えば、具体的には、図4(b)に示すように、帳票ページデータ1,2まで(仕分け1)と、帳票ページデータ3(仕分け2)と帳票ページデータ4〜6(仕分け3)までと仕分けられていた場合、印刷ジョブ生成部13は、仕分け1〜3の各帳票ページデータにはID情報として001〜003を割り当てる。このID情報は通に対応することになる。
印刷ジョブ生成部13は、保持している、印刷装置3に入力する封筒及び封入帳票の並び順を参照して、先ず、ID情報(001)に対応する、最初に仕分けられた各帳票ページデータ32をページデータ順に配置し、ID情報(002)に対応する、次に仕分けられた各帳票ページデータ32の前に、ID情報(001)に対応する、封筒ページデータ34を配置(挿入)する。そして、上記封筒ページデータ34の後に、ID情報(002)に対応する、次に仕分けられた各帳票ページデータ32を配置し、以降、上記処理を繰り返すことにより、印刷ジョブ生成部13は、通毎に、各帳票ページデータ32と、封筒ページデータ34とが対応づけられた印刷ジョブデータを生成する。
このようにして、図6のIDリスト順に沿って、帳票と封筒との対応付けが適切になされる。すなわち、図4(c)に示すように、ID=001の帳票ページデータ32と封筒ページデータ34、ID=002の帳票ページデータ32と封筒ページデータ34、…等のように、IDが一致する帳票ページデータ32及び封筒ページデータ34同士を対応付けた印刷ジョブデータ35A〜35Cを生成することができる。
(印刷設定条件の入力処理)
図7は、帳票ページデータ32や封筒ページデータ34のサイズや向き等の印刷設定条件の入力のための画面を示す図である。ここでは、一例として、帳票ページデータ32の場合について説明するが、封筒ページデータ34の場合も同様である。
例えば、封筒エディタ23により、通毎に帳票ページデータ32と封筒ページデータ34とが対応づけられた印刷ジョブデータが生成されると、上位アプリケーション21を介して、表示部に、その旨が表示される。
ユーザが入力部を用いて、印刷指示を行うと、上位アプリケーション21の指示に基づいて、封筒エディタ23で生成された、通毎に帳票ページデータ32と封筒ページデータ34とが対応づけられた印刷ジョブデータがプリンタドライバ24に送られるとともに、各種の印刷条件を設定するための画面が表示部に表示される。図7では、一例として、帳票の用紙サイズや向き等を設定する画面が表示される様子が示されている。
ユーザが入力部を用いて、画面を通じて入力した情報は、プリンタドライバ24に送られる。プリンタドライバ24は、送られてきた情報に基づいて、通毎の封筒ページデータ34及び対応する帳票ページデータ32に対して、サイズ等の設定処理を加えて、封入封緘用印刷ジョブデータを生成する。プリンタドライバ24は、生成した封入封緘用印刷ジョブデータを印刷装置3に送る。
(印刷ジョブデータの生成方法)
図8は、封筒エディタ23による印刷ジョブデータの生成方法を示すフローチャート図である。帳票アプリケーション22により生成された帳票ページデータ32が封筒エディタ23に入力されると、封筒エディタ23では、以下の処理が行われる。
まず、帳票アプリケーション22により帳票ページデータ32が生成された旨が封筒データ生成部11に送られる。並行して、帳票アプリケーション22により生成された各帳票ページデータ32は、区切り検出部12に送られる。
封筒データ生成部11は、保持するカウンタAを初期化し、1を設定する(ステップ1)。カウンタAは、封筒データ生成部11が印刷ジョブデータ中の通の数をカウントするものである。
封筒データ生成部11は、データベース25にアクセスして、宛先情報36中のID数を参照して、宛先情報36中の総レコード数を取得する。
そして、封筒データ生成部11は、最初のレコードの各情報(氏名情報、住所情報)を取得し、保持する封筒フォームデータの所定位置に、上記の各情報をそれぞれ配置することにより、封筒ページデータ34を生成する(ステップ2)。生成された封筒ページデータ34は、印刷ジョブ生成部13に送られる。
区切検出部12は、上述したようにして、連続する複数の帳票ページデータ32の区切りデータ及び区切りデータの配置領域を検出すると、これらのデータを仕分け部14に送る。
仕分け部14は、区切検出部12が検出した区切りデータ及び区切りデータ配置領域情報に基づいて、帳票ページデータ32中の通ごとのまとまりを決定する(仕分け処理、ステップ3)。仕分け部により、帳票ページデータ32中の通ごとのまとまりが、印刷ジョブ生成部13に送られる。
また、印刷ジョブ生成部13は、データベース25から封筒宛名対応データ及び内容物対応データを取得する。印刷ジョブ生成部13は、封筒宛名対応データ及び内容物対応データを参照して、送られてきた封筒ページデータ34と、帳票ページデータ32との対応関係を認識する。
印刷ジョブ生成部13は、仕分け部14により送られてきた通ごとのまとまりに基づいて、帳票ページデータ32において、封筒ページデータ34の挿入する位置を決定し、通単位の帳票ページデータ32の末尾の後に、対応する封筒ページデータ34を挿入する(ステップ4)。そして、印刷ジョブ生成部13は、カウンタAの値を1増加させる(ステップ5)。
印刷ジョブ生成部13は、カウンタAの値が総レコード数を超えているか否かを判定する(ステップ6)。カウンタAの値が総レコード数を超えている場合(ステップS6でYesの場合)は、処理を終了する。カウンタAの値が総レコード数以下である場合は、ステップS2に戻り、上記と同様の処理を繰り返す。
本処理が終了すると、印刷ジョブ生成部13により、各通の帳票ページデータ32の末尾のページデータの後に、対応する封筒ページデータ34が挿入された印刷ジョブデータが生成されることになる。
(エラー判定処理)
このような本実施形態に係る封入封緘システム1によれば、例えば、帳票ページデータ32を生成した後にデータベース25の宛先情報36を編集したような場合には、帳票ページデータ32と封筒ページデータ34との間で、宛先情報36が正しく関連付けがなされないまま、帳票及び封筒の印刷及び封入封緘が実行されてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態においては、封筒エディタ23は、帳票アプリケーション22から入力される帳票ページデータ32から検出される宛先情報と、データベース25に記憶されている宛先情報とを比較して、相互に一致するか否かを判定し、不一致が検出されると、エラーと判定し、正しく帳票と封筒とが対応付けられないまま封入封緘されてしまうことを防ぐ。
以下の説明においては、データベース25に記憶されている宛先情報を、「第1の宛先情報」と定義する。また、前述の第1の宛先情報に対し、宛先情報検出部15が帳票ページデータ32から検出する宛先情報36を、「第2の宛先情報」と定義する。
まず、帳票ページデータ32から検出される第2の宛先情報とデータベース25に記憶されている第1の宛先情報とを比較してエラーを検出する方法について、具体的に説明する。
図9は、封筒エディタ23のエラー判定部16によるエラーの判定方法について説明する図である。図9(a)は、帳票ページデータ32、図9(b)は封筒ページデータ34、図9(c)はデータベース25に記憶する情報のうち、第1の宛先情報の一部6を模式的に表している。
前述のとおり、封筒エディタ23は、例えばPDF形式の図9(a)の帳票ページデータ32を帳票アプリケーション22から受け取る。例えば図に示すクレジットカードの明細のように、宛先に関する情報は、封入用紙フォーム31の所定の箇所に配置されることを利用して、封筒エディタ23の宛先情報検出部15は、設定されている所定の位置や領域からデータを読み取ることで、帳票ページデータ32から第2の宛先情報を検出する。
図9(b)の封筒ページデータ34が示すように、封筒ページデータ34を生成するときは、郵便番号や住所、氏名等を配置する領域を予め定めておき、定めた領域にそれぞれ対応する宛先情報36を配置する。前述のとおり、図9(c)に示すように、データベース25に例えばCSV(Comma Separated Values)形式で記述された第1の宛先情報を利用して封筒ページデータ34を生成する。例えば第1の宛先情報がCSVファイルに保存されている場合には、宛先情報検出部15は、郵便番号や住所、氏名等の情報がそれぞれファイル中のどこに記述されているかが指定されれば、データベース25のCSVファイルの中から第1の宛先情報を検出することができる。図9(c)に示すように、第1の宛先情報がリスト化されている場合には、リストの上から取得した第1の宛先情報を、順次第2の宛先情報との比較に用いればよい。
一方、帳票アプリケーション22により生成された1又は複数通の帳票ページデータ32から、封筒エディタ23の区切検出部12が通毎の区切りを検出し、宛先情報検出部15は、区切られた通毎の所定位置に配置されている宛先情報を検出することで、各通の第2の宛先情報を読み取ることができる。
このように、封筒エディタ23のエラー判定部16は、データベース25に記憶されている第1の宛先情報と、帳票ページデータ32の所定の位置に配置されている第2の宛先情報とを検出した順に照合していくことで、帳票に記載される宛先と、封筒に記載される宛先との間で不一致が生じているか否かを通ごとに判定していくことが可能となる。第1の宛先情報と第2の宛先情報との間、すなわち、データベース25上の宛先情報36と帳票ページデータ32中の宛先情報36との間で不一致がある場合は、その通についてはエラーと判定する。エラーと判定した場合は、ユーザにその旨を通知してもよい。
図10は、エラーを通知する画面の例を示す図である。図10に例示する画面には、第1の宛先情報の一部6に加えて、ユーザが画面を通じて選択したレコードに対応する帳票ページデータ32や、第1の宛先情報を用いて生成される封筒ページデータ34を表示している。
図2のエラー判定部16が、第1の宛先情報と帳票ページデータ32から検出した第2の宛先情報との間の不一致によりエラーと判定した場合には、例えば図10に示すように、第1の宛先情報の一部6のうち、宛先が帳票ページデータ32と一致しなかったレコード51を色分け等により強調表示してモニタに表示する等により、ユーザに通知する。図10に示すように、ユーザにより、画面を通じてエラーの検出されたレコード51が選択された場合には、エラー判定部16は、画面を通じて、レコード51に対応する封筒の宛先52及び帳票の宛先53を確認することができる構成としてもよい。
なお、図10に示すように、編集メニュー54を用意して、ユーザが、図10の画面を通じて、データベース25上の第1の宛先情報のうち、エラーの検出されたレコード51の追加、修正及び削除を実行できる構成としてもよい。帳票については修正が不要で、封筒のみを修正すれば足りる場合には、編集メニュー54を通じて第1の宛先情報の編集を行うことで、帳票アプリケーション22による帳票ページデータ32を作成する処理から実行し直すことが不要となり、ユーザにとっては簡便に封筒と帳票との間の宛先の不一致を解消することが可能となる。
図11は、封筒エディタ23によるエラーの検出処理を示したフローチャートである。封筒エディタ23は、ユーザによるプレビューの指示や印刷の指示により帳票アプリケーション22から帳票ページデータ32が入力されると、図11に示す一連の処理を開始する。
まず、ステップS1で、エラー判定部16は、データベース25のCSV形式等で記述された宛先情報36を示すファイルから、第1の宛先情報を読み込む。
ステップS2で、宛先情報検出部15は、内容物である帳票ページデータ32から、第2の宛先情報を読み込む。前述のとおり、帳票ページデータ32は、PDF形式等のイメージデータであり、帳票アプリケーション22から入力される。
ステップS3で、宛先情報検出部15は、帳票ページデータ32の比較対象エリアを選択する。比較対象エリアとは、図9(a)の説明においても述べたとおり、帳票ページデータ32のうち、住所等の住所情報及び氏名情報を含む宛先情報が配置されている位置・領域をいう。宛先情報検出部15は、端末装置2のモニタ等に表示された帳票ページデータ32のうち、ユーザがポインティングデバイスのドラッグ動作により選択した矩形領域を、比較対象エリアとしてメモリ等の記憶手段に記憶する。
ステップS3において、帳票ページデータ32の区切りを示す文字列等を、区切りデータとして併せて登録しておいてもよい。通毎の区切りを示す区切りデータとしては、文字列に限定されず、所定の記号や符号、画像等を設定することもできる。また、1通分の帳票データ内での区切りデータと比較対象エリアとの位置関係についても、ステップS3で登録しておいてもよい。
ステップS4で、エラー判定部16は、第1の宛先情報の比較対象データを設定する。比較対象データとは、データベース25のCSVファイル等に記述されている宛先情報36の属性のうち、第1の宛先情報すなわち住所や郵便番号等を示す住所情報や氏名等を示す氏名情報をいう。図9(c)の説明においても述べたとおり、エラー判定部16は、第1の宛先情報がCSV形式のファイルのうち、どの列に記述されているデータが、ステップS3で選択した比較対象エリア中の住所や氏名等の宛先情報のうち、いずれに対応しているかを対応付け、メモリ等の記憶手段に記憶する。
ステップS5で、エラー判定部16は、帳票ページデータ32より検出される第2の宛先情報と、第1の宛先情報との比較を開始する。
ステップS6で、エラー判定部16は、カウンタNを初期化し、ゼロを設定する。カウンタNは、帳票ページデータ32から検出される1以上の第2の宛先情報のうち、第1の宛先情報との比較結果を処理済の宛先情報をカウントするために用いる。
ステップS7で、エラー判定部16は、カウンタNを1インクリメントすると、ステップS8で、エラー判定部16は、カウンタNが示すN通目の第2の宛先情報について、対応する第1の宛先情報と比較した結果を判定する。帳票ページデータ32のうちN通目の第2の宛先情報が、対応する第1の宛先情報と一致する場合、処理をステップS10へと移行させる。帳票ページデータ32のN通目の第2の宛先情報とこれに対応する第1の宛先情報とが不一致である場合は、ステップS9に進む。ステップS9で、エラー判定部16は、N通目の比較結果がNG(不一致)である旨をメモリ等の記憶手段に記憶し、ステップS10へと処理を移行させる。
ステップS10で、エラー判定部16は、帳票ページデータ32のうち、カウンタNが指す通が最後の通であるか否かを判定する。N通目以降の通が存在する場合は、ステップS7に戻り、N通目が最後の通である場合には、処理をステップS11へと移行させる。
ステップS11で、エラー判定部16が、帳票ページデータ32と第1の宛先情報の比較処理の完了を認識する。比較処理が完了したことを認識すると、エラー判定部16は、メモリ等の記憶手段から、ステップS9で記憶した情報、すなわち、比較結果がNGの通を表す情報を取り出す。
ステップS12で、エラー判定部16は、比較結果がNGの通の有無を判定する。全ての比較結果がOK(一致)である場合は、処理をステップS13へと以降させ、エラー判定部16は、帳票及び封筒のイメージをプレビュー表示(や印刷処理)を実行し、処理を終了する。
ステップS12の判定において、比較結果がNG(不一致)の通が含まれる場合は、処理をステップS14へと以降させ、エラー判定部16は、図10に例示するような画面を通じて、ユーザに対して比較結果NGのレコード51を色分け等により強調表示して通知を行い、処理を終了する。
なお、図11においては、ステップS3及びステップS4においてそれぞれ比較対象エリアの選択及び比較対象データの設定を行っているが、これに限定されるものではない。例えば、図11に示す処理を開始する前に、比較対象エリアや比較対象データを特定してメモリ等の記憶手段に記憶しておき、図11に示す処理が開始すると、メモリ等から情報を読み出して利用する構成としてもよい。
封筒エディタ23は、データベース25上のファイルから検出した第1の宛先情報と帳票ページデータ32から検出した第2の宛先情報との間で齟齬が生じている場合は、図10に例示したように、編集メニュー54等によりデータベース25に登録されているデータを修正可能な構成としてもよいし、帳票ページデータ32中の宛先を編集可能な構成としてもよい。また、第1の宛先情報、すなわちデータベース25に登録されているデータについては変更させず、封筒ページデータ34中の宛先のみを編集可能な構成としてもよい。
ところで、上記の実施例によれば、エラー判定部16は、帳票ページデータ32の先頭の通(最初に記載されている宛先)中の第2の宛先情報から順に、1件ずつ第1の宛先情報との比較を行っていく。このため、例えば、帳票ページデータ32中の第2の宛先情報または第1の宛先情報の一方のN通目に宛先情報が追加されているような場合には、N通目以降についての比較結果は、全てNG(不一致)となってしまう。このような場合の対処方法について、図12〜図14を参照して説明する。
図12は、データベース25に登録されている宛先情報と帳票ページデータ32に配置されている宛先情報との間でずれが生じている場合の比較結果を模式的に示す図である。説明の簡単のため、図12においては、住所や郵便番号等の他の宛先を表す宛先情報については、記載を省略している。
図12に示す例では、帳票ページデータ32には、4通目に「Userα」の宛先情報が登録されているのに対し、データベース25には、対応する宛先情報が存在しない。例えば、帳票ページデータ32を生成した後にデータベース25のCSVデータが編集され、「Userα」の宛先情報が削除された場合には、図12に示すような状態となる。この場合は、1通目〜3通目(ID=001〜003)までは比較結果OKとなるが、4通目(ID=004)以降については、全ての比較結果がNGとなってしまう。
しかし、図12に示すように、一方に1件分だけ多く宛先情報を含むような場合には、その宛先情報については飛ばして比較処理を継続していくことにより、以降のデータについても適切な比較結果を得ることが可能となる。
実施例では、データベース25の第1の宛先情報と第2の宛先情報との対応付けを、図12の「ID」により管理する。
封筒宛名対応データ中のIDは、例えば、宛先情報36の属性の一つとしてデータベース25に登録されている(図1参照)。
内容物対応データ(帳票ページデータ32)のIDについては、帳票ページデータ32がIDを含む場合、すなわち、帳票にIDが記載されている場合には、図11のステップS5等において、帳票ページデータ32の所定の領域から抽出する構成としてもよい。帳票にIDが記載されていない場合であっても、帳票ページデータ32のIDを計数するためのカウンタ(ID用カウンタとする)を用意して、ID値を付すことが可能である。すなわち、図11のステップS5の処理において、各通の先頭ページを判定するごとに、帳票ページデータ32から抽出した宛先情報の先頭の通から順に値を割り当て、ID用カウンタを1ずつインクリメントしてゆく構成としてもよい。
封筒宛名対応データ及び内容物対応データのIDを用いて、帳票ページデータ32とデータベース25との間で宛先情報にずれが生じている場合の対処方法について、図13を参照して具体的に説明する。
図13は、データベース25に登録されている宛先情報と帳票ページデータ32中の宛先情報との間でずれが生じている場合の対処方法を例示する図である。
例えば図13に示すように、ユーザは、内容物対応データ(帳票ページデータ32)または封筒宛名対応データ(データベース25上のデータ)のいずれか一方をラジオボタン71で選択し、選択した方の宛先情報については、何件分を飛ばして比較を継続するかを示す値を設定し、OKボタン72を押下する。図13に示す例では、内容物対応データ、すなわち帳票ページデータ32の宛先情報(第2の宛先情報)の方を1件分ずらして、すなわち、第1の宛先情報についてのIDに対し、第2の宛先情報については、(ID+1)を対応付けることを設定している。
図14は、図13に示す方法で設定された方法で第1及び第2の宛先情報の比較を継続する場合の比較結果を模式的に示す図である。ここでは、帳票ページデータ32とデータベース25との間で、図12に示すような齟齬が生じており、これに対し、図13に示す方法等により、帳票ページデータ32についてはIDを「+1」シフトさせるよう設定した場合について説明する。また、ここでは、ID=4の宛先情報の比較処理においてNGが検出された場合に、NGの検出されたIDをメモリ等に一時記憶しておき、IDのシフト数を図13等の方法で設定した後は、一時記憶しておいたID=4から比較を再開する場合を示す。
比較を再開した場合には、帳票ページデータ32側のIDを+1シフトし、基準となるID(シフト処理を行わないID)については一時記憶しておいたIDの宛先情報を比較に用いる。このように、ずれが生じている分のID値をシフトさせることで、図13の例ではID=4以降のデータについても、第1の宛先情報と第2の宛先情報との間で適切に対応付けがなされ、比較処理の継続が可能となる。
上記においては、帳票ページデータ32の側のIDをシフトさせる場合を例に説明したが、デーベース25の側のIDをシフトさせる構成としてもよい。また、第1の宛先情報及び第2の宛先情報のうち、一方のデータが1件分削除されていることにより、以降のIDについて比較結果がNGとなっている場合であっても同様に、一方のIDをシフトさせることにより比較処理を継続させることができる。削除されている方のIDを+1シフトさせてもよいし、削除されていない方のIDを−1シフトさせてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る封入封緘システム1の端末装置2によれば、封筒エディタ23の封筒データ生成部11において、データベース25の通毎に対応した第1の宛先情報を元に、宛先を含む封筒ページデータ34を生成する。そして、印刷ジョブ生成部13において、帳票アプリケーション22から入力された1又は複数通の帳票ページデータ32と、封筒データ生成部11において生成した通毎の封筒ページデータ34とを対応させて、通毎に連続した1又は複数通の印刷ジョブデータ35を生成する。このとき、生成した印刷ジョブデータ35において通毎の帳票ページデータ32と封筒ページデータ34との対応付けが適切になされているか否かを、エラー判定部16において確認する。すなわち、封筒エディタ23に帳票アプリケーション22から帳票ページデータ32が入力されると、宛先情報検出部15は、帳票ページデータ32から第2の宛先情報を検出する。エラー判定部16は、データベース25に格納されており、封筒ページデータ34の生成に利用する第1の宛先情報と、検出された第2の宛先情報とを通ごとに比較する。エラー判定部16は、通毎の第1及び第2の宛先情報をして不一致が生じていることを検出した場合は、エラーと判定する。例えば帳票ページデータ32を生成した後にデータベース25のバリアブルデータ36の属性を編集した場合等には、データベース25上の第1の宛先情報と帳票ページデータ32から検出される第2の宛先情報との間で齟齬が生じ得る。このような場合であっても、本実施形態に係る封入封緘システム1の封筒エディタ23のエラー判定部16において、帳票及び封筒への印刷や封入封緘処理を実行する前の段階で、帳票ページデータ32と封筒ページデータ34とが適切に対応付けられているか否かを確認することが可能となる。帳票ページデータ32と封筒ページデータ34とが適切に対応付けられていないまま印刷及び封入封緘処理が実行されてしまうことを回避することができ、封筒・帳票の用紙の省資源化を図ることが可能となるとともに、印刷及び封入封緘の処理の効率を高めることが可能となる。
エラーを検出した場合には、ユーザに対しエラーである旨を通知する構成としてもよい。ユーザは、印刷や封入封緘処理を封入封緘システム1に実行させる前に帳票と封筒とが適切に対応付けられていないことを認識することが可能となる。
第1の宛先情報は、データベース25にリスト化されたデータとしてもよい。このような構成をとる場合は、データベース25のリストの上から順に第2の宛先情報と比較していけばよいため、帳票ページデータ32に複数通分のイメージが含まれる場合に、通毎に帳票と封筒との対応付けが適切になされているか否かを判定することが可能となる。
図12〜図14を参照して説明したように、第1及び第2の宛先情報の間で一方が編集された等によりずれが生じている場合に、一方の宛先情報をシフトさせて比較を継続させることで、編集により追加・削除された宛先情報以降についてもエラー判定処理を継続可能となる。また、エラーと判定される比較処理を回避することができるため、ユーザの手間を省くことが可能となる。
なお、本実施形態に係る封入封緘システム1は、宛先データの比較に限定されるものではない。すなわち、本実施形態に係る封入封緘システム1によれば、上記の方法を適用して比較を行うことにより、住所や氏名等の宛先以外の情報であっても同様に、封入物である帳票ページデータ32に含まれている情報と、封筒ページデータ34の生成に利用するデータベース25に格納されている情報とを比較して、印刷や封入封緘を行う前に、封入物である帳票と封入物を封入する封筒との間で適切に対応付けがなされているか否かを確認することが可能となる。
また、上記の実施形態においては、端末装置2において第1の宛先情報と第2の宛先情報とを比較し、不一致を検出しているが、これに限定されない。例えば、端末装置3においてデータベース25の宛先に関する情報(第1の宛先情報)から封筒ページデータ34を生成して帳票ページデータ32と対応付けてから印刷ジョブデータに変換し、受信した印刷装置4において、印刷を実行する前にデータ変換により帳票ページデータ32及び封筒ページデータ34を得て、それぞれ第1及び第2の宛先情報を検出して比較し、エラー判定を行う構成としてもよい。このような構成をとった場合であっても、上記の実施形態と同様の効果を得る。
この他にも、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の改良及び変更が可能である。例えば、前述の実施形態に示された全体構成からいくつかの構成要素を削除してもよく、更には異なる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 封入封緘システム
2 端末装置
3 印刷装置
4 封入封緘装置
11 封筒データ生成部
13 印刷ジョブ生成部
15 宛先情報検出部
16 エラー判定部
22 帳票アプリケーション
23 封筒エディタ
24 プリンタドライバ
25 データベース
31 封入用紙フォーム
33 封筒フォーム
51 レコード
52 封筒の宛先
53 帳票の宛先
54 編集メニュー
71 ラジオボタン
72 OKボタン

Claims (5)

  1. 印刷ジョブに基づいて、封入物及び封筒に対して印刷を行う印刷装置と、前記印刷装置により印刷された封入物及び封筒に対して封入封緘処理を行う封入封緘装置とを備えた封入封緘システムを制御する端末装置であって、
    通毎に対応した第1宛先情報を記憶する宛先記憶手段と、
    1又は複数通の封入物ページデータより、通毎に対応した第2宛先情報を検出する宛先情報検出手段と、
    前記宛先記憶手段に記憶された前記第1宛先情報と前記宛先情報検出手段により検出された前記第2宛先情報とを取得し、前記各宛先情報を比較して不一致が生じた場合にエラーと判定するエラー判定部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記エラー判定部により、エラーと判定された場合、ユーザに対しエラーである旨を通知する通知部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記宛先記憶手段に記憶された前記第1宛先情報は、通毎の宛先がリスト化されたデータであり、
    前記エラー判定部は、前記宛先情報検出手段により第2宛先情報を検出する毎に、前記第1宛先情報のリストの順に前記第1宛先情報を取得し、通ごとに前記第1宛先情報及び前記第2宛先情報との比較を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の端末装置。
  4. 前記エラー判定部が、不一致が生じたとしてエラーと判定した場合、
    不一致が生じた第1宛先情報と前記宛先情報検出手段が次に検出する第2宛先情報とを比較し、不一致が生じた第2宛先情報と前記宛先記憶手段に記憶された次の第1宛先情報とを比較し、いずれか一方で不一致が生じない場合は、不一致が生じなかった第1宛先情報と第2宛先情報を基準として、前記第1宛先情報及び前記第2宛先情報との比較を継続することを特徴とする請求項3記載の端末装置。
  5. コンピュータを、印刷ジョブに基づいて、封入物及び封筒に対して印刷を行う印刷装置と、前記印刷装置により印刷された封入物及び封筒に対して封入封緘処理を行う封入封緘装置とを備えた封入封緘システムを制御する端末装置として動作させるための制御プログラムであって、
    通毎に対応した第1宛先情報を記憶し、
    1又は複数通の封入物ページデータより、通毎に対応した第2宛先情報を検出し、
    前記記憶された前記第1宛先情報と前記検出された前記第2宛先情報とを取得し、前記各宛先情報を比較して不一致が生じた場合にエラーと判定する、
    ことを特徴とする制御プログラム。
JP2012037937A 2012-02-23 2012-02-23 封入封緘システムを制御する端末装置及びそのプログラム Pending JP2013174968A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196585A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷データ処理装置、印刷データ処理プログラム、および印刷データ処理方法
JP2015228088A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 ブラザー工業株式会社 宛名面作成プログラム、宛名面作成方法及び宛名面作成装置
JP2016051297A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 凸版印刷株式会社 印刷物の検査装置及び検査方法
JP2017132086A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 理想科学工業株式会社 原稿データ補正装置

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