JP2019046707A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セルの接続端子や電池セル自体の破損を防止しつつ、電池セルの冷却効果が向上される電池モジュールを提供すること。【解決手段】電池モジュール1は、複数の電池セル10と、バスバ20と、熱交換器30と、熱接続部40とを有する。バスバ20は、弾性変形可能であって、複数の電池セル10における接続端子11、12を互いに電気的に接続する。熱交換器30は、内部に冷媒が流通可能に構成されている。熱接続部40は、絶縁性を有するとともに、弾性変形可能であって、バスバ20と熱交換器30とを熱的に接続させている。【選択図】図2

Description

本発明は、電池モジュールに関する。
端子は内部と直結しているので、端子を介して冷却すれば電池の内部を効率的に冷却できる。例えば、特許文献1には、ヒートパイプからなる冷却器と電池セルの端子とが樹脂ナットにより機械的に接続されている。これにより、当該樹脂ナットを介して電池セルの内部の熱が冷却器に伝播して、電池セルが効率的に冷却されるように構成されている。
特開2006−210245号公報
しかしながら、複数の電池セルを含む電池モジュールでは、電池セルは互いに寸法ズレを有するため、各電池セルにおける端子にも平面方向や高さ方向の位置ズレが存在する。また、使用に伴って電池セルの膨張又は収縮が生じた場合にも、各電池セルにおける端子に位置ズレが生じる。そして、特許文献1に開示の構成では、端子の位置ズレが大きいとバスバや樹脂ナットを接続することが困難となったり、バスバや樹脂ナットが接続された端子に応力が生じて端子や電池セル自体の破損を招くおそれが有る。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、電池セルの端子や電池セル自体の破損を防止しつつ、電池セルの冷却効果が向上される電池モジュールを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、複数の電池セル(10)と、
弾性変形可能であって、上記複数の電池セルにおける接続端子(11、12)を互いに電気的に接続するバスバ(20、25、26)と、
内部に冷媒が流通されるように構成された熱交換器(30)と、
絶縁性を有するとともに、弾性変形可能であって、上記バスバと上記熱交換器とを熱的に接続させる熱接続部(40、43、44)と、
を含む、電池モジュール(1)にある。
上記電池モジュールにおいては、複数の電池セルの接続端子を互いに電気的に接続するバスバが弾性変形可能となっている。これにより、複数の電池セルにおける接続端子の平面方向や高さ方向の位置ズレが生じた場合でも、接続端子に接続されたバスバがかかる位置ズレに追従して弾性変形することとなる。その結果、接続端子に生じる応力を低減して、電池セルの破損を防止することができる。
さらに、バスバと熱交換器とを熱的に接続させる熱接続部も弾性変形可能となっている。これにより、バスバの変形に伴ってバスバと熱交換器との距離が変化した場合でも、かかるバスバと熱交換器との距離の変化に応じて熱接続部が弾性変形して、バスバと熱交換器とが熱的に接続された状態を維持することができ、電池セルの冷却効果が向上する。
以上のごとく、本発明によれば、電池セルの接続端子や電池セル自体の破損を防止しつつ、電池セルの冷却効果が向上される電池モジュールを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、熱交換器及び支持材を除いた状態電池モジュールの斜視概念図。 実施形態1における、電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための模式図。 図2における、III-III線位置断面図。 変形形態1における、電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための模式図。 実施形態2における、電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための模式図。 実施形態3における、電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための模式図。 実施形態3における、電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための模式図。 図8(a)は変形形態2における弾性部材の模式図、図8(b)は変形形態3における弾性部材の模式図、図8(c)は変形形態4における弾性部材の模式図、図8(d)は変形形態5における弾性部材の模式図、図8(e)は変形形態6における弾性部材の模式図。 実施形態4における、電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための模式図。 実施形態5における、電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための模式図。 図11(a)は実施形態6におけるバスバの斜視概念図、図11(b)は変形形態7におけるバスバの斜視概念図。 実施形態7における、支持材を除いた状態の電池モジュールの上面概念図。 図12における、XIII-XIII線位置断面図。 図14(a)は変形形態8における電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための模式図、図14(b)は変形形態8における電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための他の模式図。 図15(a)及び図15(b)は変形形態8における電池セルと熱接続部と熱交換器との接続状態を説明するための第1の模式図及び第2の模式図。
(実施形態1)
電池モジュールの実施形態について、図1〜図3を用いて説明する。
本実施形態の電池モジュール1は、複数の電池セル10と、バスバ20と、熱交換器30、熱接続部40とを有する。
バスバ20は、弾性変形可能であって、複数の電池セル10における接続端子11、12を互いに電気的に接続する。
熱交換器30は、内部に冷媒が流通可能に構成されている。
熱接続部40は、絶縁性を有するとともに、弾性変形可能であって、バスバ20と熱交換器30とを熱的に接続させている。
以下、本実施形態の電池モジュール1について、詳述する。
図1に示すように、電池モジュール1は複数の電池セル10がバスバ20により電気的に接続されている。本実施形態では、電池セル10は直方体を成しており、その一つの端面に接続端子11、12とが設けられている。接続端子11は図示しない電池セル10内部の正極に接続されており、接続端子12は図示しない電池セル10内部の負極に接続されている。そして、複数の電池セル10は、互いに接続端子11、12が同じ側に位置するように配列している。図1、図2に示すように、電池セル10の高さ方向をZとし、電池セル10の厚さ方向をYとし、高さ方向Z及び厚さ方向Yに垂直な方向である電池セル10の幅方向をXとする。
図1に示すように、バスバ20は接続端子11、12に電気的に接続されている。バスバ20と接続端子11、12との接続態様は、特に限定されないが、溶接で接続したり締結部材を介して接続したりすることができる。図1、図2に示すように、バスバ20は接続部21と折曲部22とを有する。接続部21は接続端子11、12に接続されている。折曲部22は、後述の熱交換器30に向けて凸状に折り曲げられてなる。本実施形態では、折曲部22は二段に折り曲げられており、第1段部221と第2段部222とを含む。第1段部221は、バスバ20を両接続部21から熱交換器30に向けて折り曲げられており、第2段部222は第1段部221からさらに熱交換器30に向けて折り曲げられている。これにより、第2段部222はバスバ20において、熱交換器30に最も近い部分を形成している。第2段部222は、熱交換器30における折曲部22と対向する面31に平行となっている。
本実施形態では、バスバ20は、上記凸状に折り曲げられた形状を有することにより、電池セル10における接続端子11、12の位置に応じて、一対の接続部21の間隔を幅方向Xに変化させることができるようになっている。さらに、一対の接続部21及び折曲部22を高さ方向Zに変位可能となっている。また、本実施形態では、図2に示すように、バスバ20は、幅方向Xにおいて、第2段部222の中央を基準として対称となっている。これにより、バスバ20が幅方向Xに変形しても第2段部222が熱交換器30の対向面31と平行に保たれやすくなっている。
熱交換器30は、図2に示すように、電池セル10の接続端子11、12が位置する側に位置している。熱交換器30は、冷媒が流通する冷媒流路32を備える。熱交換器30には、冷媒流路32を流通する冷媒が導入される図示しない冷媒導入管と、冷媒流路32を流通する冷媒が導出される図示しない冷媒導出管が接続されている。上述の如く、熱交換器30において、折曲部22に対向する面31は平面となっている。
熱交換器30とバスバ20との間には熱接続部40が設けられている。本実施形態では、熱接続部40は絶縁性部材41と弾性部材42とからなる。絶縁性部材41は絶縁性を有していれば良く、特に限定されないが、例えば、シリコーン系の樹脂からなる。絶縁性部材41により、熱交換器30とバスバ20との間の絶縁性が確保されている。弾性部材42は、高さ方向Zに弾性変形可能であればよく、例えば、弾性変形可能な金属製部材や樹脂製部材とすることができる。弾性部材42の形状は、直径が高さ方向Zに平行である円筒形状、一方の対角線が高さ方向Zに平行であるひし形筒状、弾性変形可能な圧縮コイル形状又は引張コイル形状、板バネ状、弾性変形可能な薄肉部を有する形状とすることができる。
本実施形態では、弾性部材42は、金属製部材であって、図3に示すように、円柱部421、円筒部422及び押圧部423とを有する。円柱部421は円柱状を成している。円筒部422は、円柱部421の外形に沿った筒状をなすとともに内側に円柱部421を高さ方向Zに摺動可能に保持している。押圧部423は圧縮コイル形状を成しており、円柱部421と円筒部422との間に位置して、円柱部421を熱交換器30に向けて押圧する。本実施形態では、円柱部421の外周面が円筒部422の内周面に接触した状態が維持されるように構成されている。これにより、円筒部422と円柱部421との接触面積が広く確保して、熱伝導性を高めている。
図2に示すように、熱交換器30におけるバスバ20と反対側には、支持材50が設けられている。支持材50は平板状を成しており、押圧部423により押圧された熱交換器30を支持している。
次に、本実施形態の電池モジュール1における作用効果について、詳述する。
電池モジュール1においては、複数の電池セル10の接続端子11、12を互いに電気的に接続するバスバ20が弾性変形可能となっている。これにより、複数の電池セル10における接続端子11、12の幅方向X、厚さ方向Yや高さ方向Zの位置ズレが生じた場合でも、接続端子11、12に接続されたバスバ20がかかる位置ズレに追従して弾性変形することとなる。その結果、接続端子11、12に生じる応力を低減して、電池セル10の破損を防止することができる。
さらに、バスバ20と熱交換器30とを熱的に接続させる熱接続部40も弾性変形可能となっている。これにより、バスバ20の変形に伴ってバスバ20と熱交換器30との距離が変化した場合でも、かかるバスバ20と熱交換器30との距離の変化に応じて熱接続部40が弾性変形して、バスバ20と熱交換器30とが熱的に接続された状態を維持することができ、電池セル10の冷却効果が向上する。また、電池モジュール1が搭載された車両等の振動を熱接続部40によって吸収することができる。そのため、かかる振動による電池モジュール1の破損等が防止される。
そして、本実施形態では、バスバ20によって互いに接続された接続端子11、12の高さ方向Zの位置にバラつきがあったとしても、熱接続部40が弾性変形してかかる位置のバラつきを吸収することができるため、熱交換器30は、図3に示すように高さ方向Zに平行な断面において直線状にすることができる。そのため、熱交換器30の冷媒流路32に冷媒を円滑に流通させやすくなり、熱交換器30による冷却効果を向上することができる。
また、本実施形態では、バスバ20は、接続端子11、12に接続される一対の接続部21と、一対の接続部21の間に熱交換器30に向けて凸状に折り曲げられてなる折曲部22とを有し、折曲部22における熱交換器30に最も近い部分である第2段部222は、熱交換器30における折曲部22と対向する面31に平行となっている。これにより、熱交換器30とバスバ20とが、熱接続部40を介して互いに接続される面積を広く確保しやすくなる。その結果、バスバ20から熱交換器30への熱伝達を促して、電池セル10の冷却効果を一層高めることができる。
また、本実施形態では、熱接続部40は、絶縁性を有する絶縁性部材41と、弾性を有する弾性部材42とからなる。これにより、絶縁性部材41により、バスバ20と熱交換器30との間の絶縁性を確保しつつ、弾性部材42が弾性変形可能であることによりバスバ20と熱交換器30とが熱的に接続された状態を維持することができる。
なお、本実施形態では、図2に示すように、熱接続部40はバスバ20側に絶縁性部材41を有し、熱交換器30側に弾性部材42を有することとしたが、これに替えて、図4に示す変形形態1のように、熱接続部40はバスバ20側に弾性部材42を有し、熱交換器30側に絶縁性部材41を有することとしてもよい。この場合も本実施形態と同等の作用効果を奏する。
以上のごとく、本実施形態及び変形形態によれば、電池セル10の接続端子11、12や電池セル10自体の破損を防止しつつ、電池セル10の冷却効果が向上される電池モジュール1を提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態の電池モジュール1は、実施形態1における熱接続部40(図2)に替えて、図5に示すように、熱接続部43を備える。熱接続部43は、シリコーン系の熱伝導性ゲルであって、絶縁性と弾性とを兼ね備える。熱接続部43は、例えば、シリコーン系の高熱伝導性樹脂からなる。熱接続部43は高さ方向Zにおいて圧縮された状態でバスバ20と熱交換器30との間に嵌め込まれている。これにより、熱交換器30は熱接続部43の復元力により支持材50に向けて押圧されている。その他の構成要素は実施形態1の場合と同様であり、本実施形態においても実施形態1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本実施形態の電池モジュール1によれば、熱接続部43を簡易な構成とすることができるため、部品点数を削減できる。なお、本実施形態においても実施形態1の場合と同等の作用効果を奏する。
(実施形態3)
本実施形態の電池モジュール1は、実施形態1における熱接続部40(図2)に替えて、図6に示すように、熱接続部44を備える。熱接続部44は、絶縁性部材45と弾性部材46とを有する。そして、本実施形態では、熱交換器30は変形可能に構成されている。絶縁性部材45は、フィルム状を成しており、高い熱伝導性と絶縁性とを有し、バスバ20と熱交換器30との間に設けられている。弾性部材46は、弾性部材46は金属製材料からなり、図6、図7に示すように、六角形の筒状をなすとともに、軸方向に直交する方向に弾性変形可能に構成されている。弾性部材46は軸方向が高さ方向Zと直交するように設けられて、高さ方向Zにおいて圧縮された状態で熱交換器30と支持材50との間に嵌め込まれている。これにより、熱交換器30は弾性部材46の復元力によりバスバ20に向けて押圧されており、熱交換器30は絶縁性部材45を介してバスバ20に密着されている。そして、図7に示すように、熱交換器30は変形可能に構成されている。その他の構成要素は実施形態1の場合と同様であり、本実施形態においても実施形態1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本実施形態の電池モジュール1では、熱交換器30は変形可能であるとともに、弾性部材46により、バスバ20側へ押圧されている。これにより、電池セル10の位置ズレに応じて熱交換器30を変形させることができる。そのため、電池セル10の位置ズレが吸収されて、電池セル10の接続端子11、12に応力が生じることが抑制されるため、電池セル10の破損が防止される。さらに、熱交換器30は絶縁性部材45を介してバスバ20に密着されているため、熱交換器30による電池セル10の冷却効果が一層向上する。なお、本実施形態においても、実施形態1と同等の作用効果を奏する。
なお、本実施形態では、六角形の筒状をなす弾性部材46を採用したが、これに替えて、図8(a)に示す変形形態2のように円形の筒状をなす弾性部材46や、図8(b)に示す変形形態3のように四角形の筒状をなす弾性部材46としたり、図8(c)に示す変形形態4のようにつるまきバネ状をなす弾性部材46としたり、図8(d)に示す変形形態5のように折り曲げ部を有する板バネ状をなす弾性部材46としたり、図8(e)に示す変形形態6のように湾曲部を有するバネ状をなす弾性部材46としたりすることができる。いずれの変形形態2〜6の場合でも本実施形態と同等の作用効果を奏する。
(実施形態4)
本実施形態の電池モジュール1は、実施形態1における熱接続部40の弾性部材42(図2)に替えて、図9に示すように、弾性部材424を備える。弾性部材424は、円柱状を成すとともにその中央領域に形成材料の一部が切り欠かれてなる薄肉部425を有する。そして、弾性部材424は、薄肉部425において弾性変形可能に構成されている。その他の構成要素は実施形態1の場合と同様であり、本実施形態においても実施形態1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。なお、本実施形態においても、実施形態1と同等の作用効果を奏する。
(実施形態5)
本実施形態の電池モジュール1において、図6に示す実施形態3における熱接続部44に替えて、図10に示すように、熱接続部44は絶縁性部材47と弾性部材48とを備える。絶縁性部材47は、絶縁性の樹脂材料からなり、熱交換器30の外周を覆っている。本実施形態では、絶縁性部材47のうち、バスバ20側の面以外の面が、絶縁性を有する支持材50により覆われている。弾性部材48は金属製であって、つるまきバネ状を成している。弾性部材48の一端はバスバ20に設けられた係合部23に係合され、他端は支持材50に係合されている。そして、弾性部材48により、バスバ20は熱交換器30に向けて付勢されており、バスバ20と熱交換器30とが絶縁性部材47を介して高さ方向Zに積層された状態となっている。これにより、バスバ20熱交換器30に熱的に接続されている。なお、実施形態1〜4と同等の部材には、同一の符号を付してその説明を省略する。そして、本実施形態の電池モジュール1においても、実施形態3の場合と同等の作用効果を奏する。
(実施形態6)
本実施形態では、図11(a)に示すように、熱接続部40がバスバ20と一体的に形成されている。熱接続部40は、弾性部材426と絶縁性部材416とを有する。弾性部材426は、弾性変形可能な部材からなるバスバ20の側辺からの一部から延出されて高さ方向Zに折り返されてなる。これにより、弾性部材426は高さ方向Zに弾性変形可能に構成されている。また、絶縁性部材41は絶縁性材料をシート状に成形してなり、弾性部材426に積層されている。
そして、バスバ20における一対の接続部211、212は貫通形成されている。バスバ20は一対の接続部211、212を介して図示しないボルトを介して電池セル10の接続端子11、12に締結固定される。そして、一方の接続部212は長穴状をなしており、接続端子11、12の位置ズレに応じてボルトの締結位置を変更可能に構成されている。
上述の熱接続部40が一体形成されたバスバ20を、図2に示す実施形態1におけるバスバ20及び熱接続部40に替えて使用することにより、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
なお、図11(a)に示すバスバ20に替えて、図11(b)に示す変形形態7のバスバ20を使用することができる。図11(b)に示すバスバ20では、弾性部材426は、弾性変形可能な部材からなるバスバ20の中央部にC字型に切り込みを入れ、当該中央部の一部を高さ方向Zに引き上げるように折り曲げてなる。これにより、弾性部材426は高さ方向Zに弾性変形可能に構成されている。また、絶縁性部材41は絶縁性材料をシート状に成形してなり、弾性部材426に積層されている。当該変形形態7においても、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
(実施形態7)
本実施形態の電池モジュール1について、図12、図13を用いて説明する。
まず、図12に示すように、熱交換器30は、冷媒を流通させる冷媒流路32を有する。
バスバ20は、第1バスバ25と第2バスバ26とを含む。
第1バスバ25は、図13に示すように、冷媒流路32の第1領域321において熱接続部43を介して熱交換器30に接続されている。
第2バスバ26は、第1領域321よりも下流の第2領域322において熱接続部40を介して熱交換器30に接続されている。
そして、第2バスバ26の熱抵抗は、第1バスバ25の熱抵抗よりも小さい。
図12に示すように、熱交換器30において、冷媒は矢印Fで示すように冷媒流路32を流通する。すなわち、冷媒は、まず第1領域321を通過し、その後、第1領域321よりも下流に位置する第2領域322を通過する。本実施形態では、第1領域321及び第2領域322が2組設けられており、互いに並列に接続されている。
本実施形態では、第1バスバ25と第2バスバ26とは同一の材料から形成されている。第1バスバ25と第2バスバ26は、図2及び図3に示す実施形態1におけるバスバ20と同様に折り曲げられている。そして、図13に示すように、第2バスバ26の肉厚T2は、第1バスバ25の肉厚T1よりも厚くなっている。これにより、第2バスバ26の熱抵抗は、第1バスバ25の熱抵抗よりも小さくなっている。
本実施形態の電池モジュール1では、冷媒流路32の下流ほど冷媒の温度が上昇し、第2領域322は、第1領域321に比べて高温になりやすい。そのため、下流に位置する第2バスバ26の熱抵抗を小さくすることにより、高温になりやすい領域の冷却効果を高めて、電池モジュール1における温度分布の均一化を図り、電池モジュール1全体として冷却効果を向上することができる。
なお、本実施形態では、第1バスバ25と第2バスバ26の厚さT1、T2を互いに異なるものとしたが、これに替えて、図14(a)、図14(b)に示す変形形態8のようにしてもよい。当該変形形態8では、第1バスバ25及び第2バスバ26は同一の材料からなるとともに、図14(a)に示すように第1バスバ25の肉厚T1及び第1バスバ25の厚みD1をそれぞれ所定の大きさとし、図14(b)に示すように第2バスバ26の肉厚T2を第1バスバ25の肉厚T1と同一としつつ、第2バスバ26の厚みD2を第1バスバ25の厚みD1よりも大きくしている。これにより、下流に位置する第2バスバ26の熱抵抗を小さくすることができ、本実施形態と同等の作用効果を奏する。
また、第1バスバ25と第2バスバ26を図15(a)、図15(b)に示す変形形態9のようにしてもよい。当該変形形態9では、第1バスバ25及び第2バスバ26は同一の材料からなるとともに、図15(a)に示すように第1バスバ25の肉厚T1及び第1バスバ25における第2段部222の幅W1をそれぞれ所定の大きさとし、図15(b)に示すように第2バスバ26の肉厚T2を第1バスバ25の肉厚T1と同一としつつ、第2バスバ26における第2段部222の幅W2を第1バスバ25における第2段部222の幅W1よりも大きくしている。これにより、第2バスバ26と熱交換器30との熱接続部40を介した接触面積が広くなっている。その結果、下流に位置する第2バスバ26の熱抵抗を小さくすることができ、本実施形態と同等の作用効果を奏する。
なお、第2バスバ26の形成材料として、第1バスバ25の形成材料よりも熱抵抗の低いものを採用することにより、第2バスバ26の熱抵抗を第1バスバ25の熱抵抗を小さくしてもよい。この場合も本実施形態と同等の作用効果を奏する。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1 電池モジュール
10 電池セル
11、12 接続端子
20 バスバ
21 接続部
22 折曲部
25 第1バスバ
26 第2バスバ
30 熱交換器
40、43、44 熱接続部
41、45、47、416 絶縁性部材
42、46、48、424、426 弾性部材

Claims (6)

  1. 複数の電池セル(10)と、
    弾性変形可能であって、上記複数の電池セルにおける接続端子(11、12)を互いに電気的に接続するバスバ(20、25、26)と、
    内部に冷媒が流通されるように構成された熱交換器(30)と、
    絶縁性を有するとともに、弾性変形可能であって、上記バスバと上記熱交換器とを熱的に接続させる熱接続部(40、43、44)と、
    を含む、電池モジュール(1)。
  2. 上記バスバは、上記接続端子に接続される一対の接続部(21)と、該一対の接続部の間に上記熱交換器に向けて凸状に折り曲げられてなる折曲部(22)とを有し、該折曲部における上記熱交換器に最も近い部分は、上記熱交換器における該折曲部と対向する面(31)に平行となっている、請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 上記熱接続部(40、44)は、弾性を有する弾性部材(42、46、48、424、426)と、絶縁性を有する絶縁性部材(41、45、47、416)とからなる、請求項1又は2に記載の電池モジュール。
  4. 上記熱接続部(40、43)は、上記バスバ及び上記熱交換器との間に設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  5. 上記熱交換器は変形可能に構成されており、
    上記絶縁性部材(45、47)は、上記バスバと上記熱交換器との間に設けられており、
    上記弾性部材(46、48)は、上記熱交換器を上記バスバに向けて押圧するように構成されている、請求項3に記載の電池モジュール。
  6. 上記熱交換器は上記冷媒を流通させる冷媒流路(32)を有し、
    上記バスバは、上記冷媒流路の第1領域(321)において上記熱接続部を介して上記熱交換器に接続された第1バスバ(25)と、上記第1領域よりも下流の第2領域(322)において上記熱接続部を介して上記熱交換器に接続された第2バスバ(26)と、を含み、
    上記第2バスバの熱抵抗は、上記第1バスバの熱抵抗よりも小さい、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電池モジュール。
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