JP2019045654A - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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信一 有田
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Abstract

【課題】低背化かつ大口径化を図ると共に、収差および結像性能における高性能化も実現する。【解決手段】物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズ11と、負の屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズ12と、像側に凹面を向けた両面が非球面の第3レンズ13と、像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する第4レンズ14と、両面が非球面の負の屈折力を有する第5レンズ15と、物体側を向いた前面が他のレンズ面のどれよりも曲率が小さい第6レンズ16であって、赤外カットフィルタとしても機能する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成され、以下の条件式(1)、(2)を満足するものである。(1)TTL/2ih<0.8(2)0.75<ih/f<0.9ただし、TTL:第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離ih:最大像高f:撮像レンズ全系の焦点距離とする。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像レンズおよび撮像装置に関する。
スマートフォンなどに代表される携帯情報端末における薄型化や、携帯情報端末に搭載されたカメラの高画素化に伴って、そのようなカメラに組み込まれる撮像レンズに関し、低背化かつ大口径化を図ることが求められている。
例えば特許文献1には、低背化とF2.5以下の明るさと広い画角に対応するとともに諸収差も良好に補正することを目的とした5枚のレンズからなる撮像レンズが提案されている。
また、例えば特許文献2には、全画角で80°以上の広い画角を実現しながらも、諸収差を良好に補正でき、高い解像性能を得ることを目的とした6枚のレンズからなる撮像レンズが提案されている。
特開2016−018001号公報 特開2015−007748号公報
しかしながら、撮像レンズに対する大口径化は、F2.2以下や更にはF2.0以下というような明るさまで求められるようになり、この結果、特許文献1や特許文献2などに記載された撮像レンズでは、低背化が不足する状況となっている。
そこで、本発明は、撮像レンズにおいて低背化かつ大口径化を図ると共に、収差および結像性能における高性能化も実現することを目的とする。
上記課題を解決する撮像レンズは、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズと、像側に凹面を向けた両面が非球面の第3レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する第4レンズと、光軸上では像側に凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に変曲点を有し、両面が非球面の負の屈折力を有する第5レンズと、像側を向いた後面が光軸上以外の位置に変曲点を有する非球面で、物体側を向いた前面が他のレンズ面のどれよりも曲率が小さい第6レンズであって、赤外カットフィルタとしても機能する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成され、以下の条件式(1)、(2)を満足するものである。
(1) TTL/2ih<0.8
(2) 0.75<ih/f<0.9
ただし、
TTL:第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離
ih:最大像高
f:撮像レンズ全系の焦点距離
とする。
このような撮像レンズは、赤外カットフィルタとしても機能する第6レンズを備えることで低背化かつ大口径化を図ることが容易である。更に、全長と像高との比が適正化されると共に像高と全系の焦点距離との比も適正化されて、収差および結像性能における高性能化も実現される。
上記撮像レンズにおいて、上記第6レンズは、レンズの材質によって赤外カットフィルタとしての機能を有するものであってもよく、あるいは、上記前面に設けられた赤外カット層によって赤外カットフィルタとしての機能を有するものであってもよい。
第6レンズがレンズの材質によって赤外カットフィルタとしての機能を有する場合には、光軸に垂直な方向における赤外カット機能の均一性が高い。また、第6レンズが赤外カット層によって赤外カットフィルタとしての機能を有する場合には、製造容易性や赤外カット層の選択自由度などに優れている。
また、上記撮像レンズにおいて、上記第6レンズは、物体側に位置する基板部と像側に位置する非球面レンズ部とが複合された複合レンズであることが望ましい。第6レンズがこのような複合レンズであると、基板部と非球面レンズ部とで、赤外カットフィルタとしての機能と、収差および結像性能における高性能化を図る補正光学系の機能とを分担することができる。
上記課題を解決する撮像装置は、撮像レンズと、その撮像レンズによって結像された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、上記撮像レンズが、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズと、像側に凹面を向けた両面が非球面の第3レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する第4レンズと、光軸上では像側に凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に変曲点を有し、両面が非球面の負の屈折力を有する第5レンズと、像側を向いた後面が光軸上以外の位置に変曲点を有する非球面で、物体側を向いた前面が他のレンズ面のどれよりも曲率が小さい第6レンズであって、赤外カットフィルタとしても機能する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成され、以下の条件式(1)、(2)を満足するものである。
(1) TTL/2ih<0.8
(2) 0.75<ih/f<0.9
ただし、
TTL:第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離
ih:最大像高
f:撮像レンズ全系の焦点距離
とする。
このような撮像装置は、赤外カットフィルタとしても機能する第6レンズを備えることで撮像レンズの低背化かつ大口径化を図ることが容易である。更に、撮像レンズの全長と最大像高との比が適正化されると共に最大像高と全系の焦点距離との比も適正化されて、収差および結像性能における高性能化も実現される。
本発明の撮像レンズおよび撮像装置によれば、低背化かつ大口径化を図ると共に、収差および結像性能における高性能化も実現することができる。
第1実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例1の無限遠合焦状態における諸収差図である。 第2実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である 数値実施例2の無限遠合焦状態における諸収差図である。 第3実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例3の無限遠合焦状態における諸収差図である。 第4実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例4の無限遠合焦状態における諸収差図である。 第5実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例5の無限遠合焦状態における諸収差図である。 第6実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例6の無限遠合焦状態における諸収差図である。 本発明の撮像装置の一実施形態に相当するスマートフォンを示すブロック構成図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
[撮像レンズの構成]
本発明の撮像レンズは、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズと、像側に凹面を向けた両面が非球面の第3レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する第4レンズと、光軸上では像側に凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に変曲点を有し、両面が非球面の負の屈折力を有する第5レンズと、像側を向いた後面が光軸上以外の位置に変曲点を有する非球面で、物体側を向いた前面が他のレンズ面のどれよりも曲率が小さい第6レンズであって赤外カットフィルタとしても機能する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
即ち、本発明の撮像レンズは、正、負、正/負、正、負、正/負の6枚レンズ構成において、第2レンズと第4レンズがメニスカスレンズであり、第3レンズと第5レンズが両面非球面レンズであり、第5レンズと第6レンズが変曲点を有する非球面レンズである構成となっている。
また、本発明の撮像レンズは、第6レンズが赤外カットフィルタとしても機能する。一般的な撮像装置では、撮像レンズと結像面との間に赤外カットフィルタが配備される。このため、一般的な撮像レンズでは、長めのバックフォーカスが必要となって撮像レンズの低背化が阻害される。これに対して本発明の撮像レンズでは、バックフォーカスの短い設計が可能となり、低背化が実現可能となっている。
なお、第6レンズにおける光透過特性としては、380nmから430nmの波長範囲内のいずれかで透過率が半値(50%)を示し、かつ、500nmから600nmの波長範囲に亘って透過率が80%以上であり、かつ、730nmから800nmの波長範囲に亘って透過率が10%以下となるような特性が好ましい。
また、第6レンズは、物体側を向いた前面が他のレンズ面のどれよりも曲率が小さい面となっている。この前面の形状としては典型的には平面が採用可能である。第6レンズの前面がこのように低曲率の面であると、撮像レンズの最終面である第6レンズの後面に、第1レンズから第5レンズで残存する像面湾曲、歪曲収差を補正する役目と、センサーの最適入射光線角度(以下CRAと略称する)を補正する役目とを集約することができる。
像面湾曲、歪曲収差を補正する役目の補正面と結像面との距離が長い(例えば、仮に第6レンズの前面が補正面で後面が低曲率面である)と、補正面を通過する光線エリアが大きくなる。この場合、像面湾曲、歪曲収差の補正における第6レンズの補正面の寄与が増え、さらに、コマ収差の発生も無視できなくなるため、補正面の非球面形状に求められる形状精度公差が非常に厳しくなる。しかし、上述したように、本発明の撮像レンズではバックフォーカスの短い設計が可能であるため、第6レンズが像面湾曲、歪曲収差を補正する役目を担うことで形状精度公差が緩やかになる。
また、CRAの補正のためには、第5レンズの後面から射出する光線角度が補正面で操作されるが、補正面と結像面との距離が長い(例えば、仮に第6レンズの前面が補正面で後面が低曲率面である)と、第1〜第5レンズで発生する歪曲収差量を正に大きく発生させる必要が生じる為、特に第1〜第5レンズにおける物体側の非球面量が指数関数的に増大してしまい、第1〜第5レンズの製造が困難になってしまう。しかし、上述したように、本発明の撮像レンズではバックフォーカスの短い設計が可能であるため、CRAの補正も実現可能となる。
更に、第6レンズが有する赤外カットフィルタとしての機能が、金属多層膜の蒸着や色素スピンコートなどによって設けられるフィルタ層で実現される場合には、層の均一化のために、低曲率な面上にフィルタ層が設けられることが必要である。そのように低曲率な面上にフィルタ層が設けられた場合であっても、いわゆるコート抜けや塗り抜けや塗り斑などによって層に多少の不均一が生じることは避けられない。仮に第6レンズの前面が、非球面で構成された収差補正面で、後面が赤外カットフィルタ機能を有する低曲率面であると、フィルタ層と結像面との距離が短いので、画像に黒点などの不具合が生じる目安になる「欠陥面積/通過光束面積」の比が大きくなってしまい、製造規格として現実的ではない。しかし、上述したように、本発明の撮像レンズでは、第6レンズの前面が低曲率面で後面が補正面であるので、フィルタ層と結像面との距離が広がり、「欠陥面積/通過光束面積」の比が小さくなる。
また、本発明の撮像レンズは以下の条件式(1)、(2)を満足する。
(1) TTL/2ih<0.8
(2) 0.75<ih/f<0.9
ただし、
TTL:第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離
ih:最大像高
f:撮像レンズ全系の焦点距離
とする。
条件式(1)は、撮像レンズにおいて一般に光学全長と称される、第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離と、最大像高との比を規定する式である。
撮像レンズが条件式(1)を満たさない場合は、最大像高が小さくなり過ぎたり、光学全長が長くなり過ぎたりする。最大像高が小さくなり過ぎると、撮像レンズの画角が不足し、発明本来の広角レンズとしての機能が損なわれてしまう。また、光学全長が長くなり過ぎると撮像レンズは低背化を満足することが困難になる。
条件式(2)は、最大像高と撮像レンズ全系の焦点距離(以下、「全系焦点距離」と称する場合がある)との比を規定する式である。
撮像レンズが条件式(2)の下限を下回る場合には、全系焦点距離が長くなり過ぎたり、最大像高が小さくなり過ぎたりする。全系焦点距離が長くなり過ぎると、画角の不足や光学全長の長大化が生じやすく、撮像レンズは大口径化や低背化を満足することが困難になる。また、最大像高が小さくなり過ぎると、上述したように撮像レンズは大口径化を満足することが困難になる。
逆に、撮像レンズが条件式(2)の上限を上回る場合には、全系焦点距離が短くなり過ぎたり、最大像高が大きくなり過ぎたりして、撮像レンズは収差および結像性能の高性能化を満足することが困難となる。
従って、撮像レンズが条件式(1)および条件式(2)を満足することにより、撮像レンズは、低背化および大口径化と、収差および結像性能の高性能化とを満足することができる。
本発明の一実施形態における撮像レンズで、上記第6レンズは、レンズの材質によって赤外カットフィルタとしての機能を有するものであってもよく、あるいは、上記前面に設けられた赤外カット層によって赤外カットフィルタとしての機能を有するものであってもよい。
第6レンズがレンズの材質によって赤外カットフィルタとしての機能を有する場合には、そのようなレンズ材質における、光軸に垂直な方向での赤外カット機能の均一性が、赤外カット層における均一性よりも高い。従って、赤外カット層のみによって赤外カットフィルタとしての機能を有する場合に較べ、赤外カットフィルタとしての機能の全部又は一部をレンズの材質によって担う場合には、光軸に垂直な方向での赤外カット機能の均一性が向上する。
赤外カットフィルタとしての機能を有する材質としては、例えばブルーガラスなどが考えられる。この場合、ブルーガラスの分光透過率をカメラシステムに対して適正化するために、第6レンズの前面に金属蒸着膜による赤外カット層を付加するとよい。
一方、第6レンズが赤外カット層によって赤外カットフィルタとしての機能を有する場合には、製造容易性や赤外カット層の選択自由度などに優れている。赤外カット層としては、例えば、スピンコートによって塗布された色素の層や、真空蒸着によって形成された、金属薄膜層や色素薄膜コートなどが考えられる。
また、本発明の一実施形態における撮像レンズで、上記第6レンズは、物体側に位置する基板部と像側に位置する非球面レンズ部とが複合された複合レンズであることが望ましい。第6レンズがこのような複合レンズであると、基板部と非球面レンズ部とで、赤外カットフィルタとしての機能と、収差および結像性能における高性能化を図る補正光学系の機能とを分担することができる。
更にまた、本発明の一実施形態における撮像レンズは、以下の条件式(3)、(4)を満足することが望ましい。
(3)0.9<f/f12345<1.1
(4)−0.5≦f/f6≦0.3
ただし、
f:撮像レンズ全系の焦点距離
f12345:第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズ、第5レンズの合成焦点距離
f6:第6レンズの焦点距離
とする。
条件式(3)は、撮像レンズ全系の焦点距離と、第1レンズから第5レンズまでの合成光学系の焦点距離との比を規定する式である。条件式(3)の値が1近傍である場合、第6レンズが第1レンズから第5レンズで構成される合成の光学系で発生する球面収差、コマ収差に影響を及ぼさず、本来の目的である、像高が高い箇所での第6レンズの非球面による像面湾曲、歪曲収差、CRAを効果的に補正できることを意味している。
条件式(3)の値が下限を下回る場合には、第6レンズの屈折力が正に強くなりすぎる為、像面湾曲の補正に際して、歪曲収差補正、CRAの補正と相殺してしまい、望ましい補正が困難となる。
条件式(3)の値が上限を上回る場合には、第6レンズの屈折力が負に強くなりすぎる為、球面収差が補正不足になり、撮像レンズ全体の性能を悪化させてしまう。
条件式(4)は、撮像レンズ全系の焦点距離と第6レンズの焦点距離との比を規定する式であり、第6レンズを基準として、前方の第1レンズから第5レンズで構成される合成光学系の性能を確保するための条件式である。条件式(4)の値が0の場合は、5枚で構成される前方のレンズ群の設計が、5枚のみで構成される光学系と同等であり、第6レンズでは、前方レンズ群で残存する像面湾曲、歪曲収差を効果的に補正することができる。
条件式(4)の値が下限を下回る場合には、前方の5枚で構成される光学系の屈折力が大きくなり過ぎるため、製造上の敏感度が悪化してしまう。
条件式(4)の値が上限を上回る場合には、前方の5枚で構成される光学系の屈折力が小さくなり過ぎるため、レンズの全長が大型化してしまう。
[撮像レンズの数値実施例]
以下、本発明の撮像レンズの具体的な実施形態に具体的な数値を適用した数値実施例について、図面および表を参照して説明する。
尚、以下の各表や説明において示した記号の意味等については、下記に示す通りである。
「Sn」は撮影レンズを構成した各レンズ面や開口面に物体側から像側へと順に割り当てた面番号、「R」は各面の曲率半径、「D」は各面とその次の面との間の光軸上面間隔(レンズの中心の厚み又は空気間隔)、「nd」は各面から始まるレンズ等のd線(λ=587.6nm)における屈折率、「νd」は各面から始まるレンズ等のd線におけるアッベ数を示す。「曲率半径R」に関し「∞」は当該面が平面であることを示している。「光学素子」に関し、「L1」、「L2」、・・・、「L6」は、それぞれ第1レンズ、第2レンズ、・・・、第6レンズを示している。
「k」は円錐定数(コーニック定数)、「A3」、「A4」、「A5」、・・・、「A12」はそれぞれ3次、4次、5次、・・・、12次の非球面係数を示す。
尚、以下の円錐定数および非球面係数を示す各表において、数値の表現は10を底とする指数表現が用いられている。例えば、「0.12E−05」は「0.12×(10のマイナス5乗)」を表し、「9.87E+03」は「9.87×(10の3乗)」を表している。
各実施の形態において用いられた撮像レンズには、レンズ面が非球面に形成されたものがある。レンズ面の中心点(レンズ頂点)を原点として光軸に平行な方向における距離を「z」、光軸に垂直な方向における距離を「r」とする。また、レンズ頂点における近軸曲率を「c」、円錐定数を「k」とし、3次、4次、5次、・・・、12次の非球面係数をそれぞれ「A3」、「A4」、「A5」、・・・、「A12」とすると、非球面形状は以下の数式1によって定義される。
Figure 2019045654

<第1実施形態>
図1は、第1実施形態における撮像レンズ1のレンズ構成を示す図である。
第1実施形態の撮像レンズ1は、正の屈折力を有する第1レンズ11と、負の屈折力を有する第2レンズ12と、負の屈折力を有する第3レンズ13と、正の屈折力を有する第4レンズ14と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第5レンズ15と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第6レンズ16とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。以下の各実施形態の説明では、各レンズにおける物体側(図の左側)の面を「前面」と称し、各レンズにおける像側(図の右側)の面を「後面」と称する場合がある。
第1レンズ11の物体側には、開口が固定の絞り7が設けられており、撮像レンズ1の結像面には撮像素子(イメージセンサ)8の撮像面が配置される。
第1実施例における第6レンズ16はプラスチックレンズであり、第6レンズ16の前面は平面になっている。そして、第6レンズ16の前面にはスピンコートによって色素の赤外カット層161が形成されている。
第1実施形態の撮像レンズ1に具体的な数値を適用した数値実施例1のレンズデータを表1に示す。
Figure 2019045654
撮像レンズ1において、第1レンズ11から第6レンズ16に至る12のレンズ面(第2面から第13面)のうち、第6レンズ16の前面(第12面)である平面を除く各面は非球面に形成されている。
数値実施例1における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表2および表3に示す。
Figure 2019045654
Figure 2019045654
数値実施例1における撮像レンズ1の全系焦点距離f、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ11から第5レンズ15に至る合成光学系の焦点距離f12345、および第6レンズ16の焦点距離f6を表4に示す。
Figure 2019045654
表4から、数値実施例1ではTTL/2ih=0.704であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表4から、数値実施例1ではih/f=0.819であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表4から、数値実施例1ではf/f12345=1.026であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表4から、数値実施例1ではf/f6=0.205であるので、上述した条件式(4)が満たされている。
図2は、数値実施例1の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図2には、球面収差図と、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
球面収差図および非点収差図においては、点線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、実線でc線(波長656.3nm)における値がそれぞれ示されている。また、非点収差図においては、太線でサジタル像面における値が示され、細線でタンジェンシャル像面における値が示されている。
なお、歪曲収差図においてはd線とg線とc線のグラフがほぼ一致しているので、代表してd線のグラフが示されている。
各収差図から、数値実施例1は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第2実施形態>
図3は、第2実施形態における撮像レンズ2のレンズ構成を示す図である。
第2実施形態の撮像レンズ2は、正の屈折力を有する第1レンズ21と、負の屈折力を有する第2レンズ22と、負の屈折力を有する第3レンズ23と、正の屈折力を有する第4レンズ24と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第5レンズ25と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第6レンズ26とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
第1レンズ21の物体側には、開口が固定の絞り7が設けられており、撮像レンズ2の結像面には撮像素子(イメージセンサ)8の撮像面が配置される。
第2実施例における第6レンズ26は紫外線硬化樹脂製のレンズであり、第6レンズ26の前面は平面になっている。そして、第6レンズ26の前面にはスピンコートによって色素の赤外カット層261が形成されている。
第2実施形態の撮像レンズ2に具体的な数値を適用した数値実施例2のレンズデータを表5に示す。
Figure 2019045654
撮像レンズ2において、第1レンズ21から第6レンズ26に至る12のレンズ面(第2面から第13面)のうち、第6レンズ26の前面(第12面)を除く各面は非球面に形成されている。
数値実施例2における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表6および表7に示す。
Figure 2019045654
Figure 2019045654
数値実施例2における撮像レンズ2の全系焦点距離、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ21から第5レンズ25に至る合成光学系の焦点距離f12345、および第6レンズ26の焦点距離f6を表8に示す。
Figure 2019045654
表8から、数値実施例2ではTTL/2ih=0.704であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表8から、数値実施例2ではih/f=0.823であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表8から、数値実施例2ではf/f12345=1.021であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表8から、数値実施例2ではf/f6=−0.163であるので、上述した条件式(4)が満たされている。
図4は、数値実施例2の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図4には、球面収差図と、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
球面収差図および非点収差図においては、点線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、実線でc線(波長656.3nm)における値がそれぞれ示されている。また、非点収差図においては、太線でサジタル像面における値が示され、細線でタンジェンシャル像面における値が示されている。
なお、歪曲収差図においてはd線とg線とc線のグラフがほぼ一致しているので、代表してd線のグラフが示されている。
各収差図から、数値実施例2は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第3実施形態>
図5は、第3実施形態における撮像レンズ3のレンズ構成を示す図である。
第3実施形態の撮像レンズ3は、正の屈折力を有する第1レンズ31と、負の屈折力を有する第2レンズ32と、正の屈折力を有する第3レンズ33と、正の屈折力を有する第4レンズ34と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第5レンズ35と、レンズの中心で正の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第6レンズ36とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
第1レンズ31の物体側には、開口が固定の絞り7が設けられており、撮像レンズ3の結像面には撮像素子(イメージセンサ)8の撮像面が配置される。
第3実施例における第6レンズ36は紫外線硬化樹脂製のレンズであり、第6レンズ36の前面は平面になっている。そして、第6レンズ36の前面にはスピンコートによって色素の赤外カット層361が形成されている。
第3実施形態の撮像レンズ3に具体的な数値を適用した数値実施例3のレンズデータを表9に示す。
Figure 2019045654
撮像レンズ3において、第1レンズ31から第6レンズ36に至る12のレンズ面(第2面から第13面)のうち、第6レンズ36の前面(第12面)を除く各面は非球面に形成されている。
数値実施例3における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表10および表11に示す。
Figure 2019045654
Figure 2019045654
数値実施例3における撮像レンズ3の全系焦点距離、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ31から第5レンズ35に至る合成光学系の焦点距離f12345、および第6レンズ36の焦点距離f6を表12に示す。
Figure 2019045654
表12から、数値実施例3ではTTL/2ih=0.671であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表12から、数値実施例3ではih/f=0.839であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表12から、数値実施例3では f/f12345=0.974であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表12から、数値実施例3ではf/f6=0.165であるので、上述した条件式(4)が満たされている。
図6は、数値実施例3の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図6には、球面収差図と、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
球面収差図および非点収差図においては、点線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、実線でc線(波長656.3nm)における値がそれぞれ示されている。また、非点収差図においては、太線でサジタル像面における値が示され、細線でタンジェンシャル像面における値が示されている。
なお、歪曲収差図においてはd線とg線とc線のグラフがほぼ一致しているので、代表してd線のグラフが示されている。
各収差図から、数値実施例3は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第4実施形態>
図7は、第4実施形態における撮像レンズ4のレンズ構成を示す図である。
第4実施形態の撮像レンズ4は、正の屈折力を有する第1レンズ41と、負の屈折力を有する第2レンズ42と、負の屈折力を有する第3レンズ43と、正の屈折力を有する第4レンズ44と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第5レンズ45と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第6レンズ46とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
第1レンズ41の物体側には、開口が固定の絞り7が設けられており、撮像レンズ4の結像面には撮像素子(イメージセンサ)8の撮像面が配置される。
第4実施例における第6レンズ46は、ブルーガラスからなるガラス基板461と紫外線硬化樹脂製のレンズ部462とが複合された複合レンズとなっている。そして、ガラス基板461の前面には真空蒸着によって赤外カット膜463が形成されている。
第4実施形態の撮像レンズ4に具体的な数値を適用した数値実施例4のレンズデータを表13に示す。
Figure 2019045654
撮像レンズ4において、第1レンズ41から第6レンズ46のレンズ部462に至る13のレンズ面(第2面から第14面)のうち、ガラス基板461の両面(第12面および第13面)を除く各面は非球面に形成されている。
数値実施例4における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表14および表15に示す。
Figure 2019045654
Figure 2019045654
数値実施例4における撮像レンズ4の全系焦点距離、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ41から第5レンズ45に至る合成光学系の焦点距離f12345、および第6レンズ46の焦点距離f6を表16に示す。
Figure 2019045654
表16から、数値実施例4ではTTL/2ih=0.703であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表16から、数値実施例4ではih/f=0.823であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表16から、数値実施例4ではf/f12345=1.021であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表16から、数値実施例4ではf/f6=−0.162であるので、上述した条件式(4)が満たされている。
図8は、数値実施例4の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図8には、球面収差図と、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
球面収差図および非点収差図においては、点線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、実線でc線(波長656.3nm)における値がそれぞれ示されている。また、非点収差図においては、太線でサジタル像面における値が示され、細線でタンジェンシャル像面における値が示されている。
なお、歪曲収差図においてはd線とg線とc線のグラフがほぼ一致しているので、代表してd線のグラフが示されている。
各収差図から、数値実施例4は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第5実施形態>
図9は、第5実施形態における撮像レンズ5のレンズ構成を示す図である。
第5実施形態の撮像レンズ5は、正の屈折力を有する第1レンズ51と、負の屈折力を有する第2レンズ52と、正の屈折力を有する第3レンズ53と、正の屈折力を有する第4レンズ54と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第5レンズ55と、レンズの中心で正の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第6レンズ56とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
第1レンズ51の物体側には、開口が固定の絞り7が設けられており、撮像レンズ5の結像面には撮像素子(イメージセンサ)8の撮像面が配置される。
第5実施例における第6レンズ56は、ブルーガラスからなるガラス基板561と紫外線硬化樹脂製のレンズ部562とが複合された複合レンズとなっている。そして、ガラス基板561の前面には真空蒸着によって赤外カット膜563が形成されている。
第5実施形態の撮像レンズ5に具体的な数値を適用した数値実施例5のレンズデータを表17に示す。
Figure 2019045654
撮像レンズ5において、第1レンズ51から第6レンズ56のレンズ部562に至る13のレンズ面(第2面から第14面)のうち、ガラス基板561の両面(第12面および第13面)を除く各面は非球面に形成されている。
数値実施例5における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表18および表19に示す。
Figure 2019045654
Figure 2019045654
数値実施例5における撮像レンズ5の全系焦点距離、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ51から第5レンズ55に至る合成光学系の焦点距離f12345、および第6レンズ56の焦点距離f6を表20に示す。
Figure 2019045654
表20から、数値実施例5ではTTL/2ih=0.671であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表20から、数値実施例5ではih/f=0.842であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表20から、数値実施例5ではf/f12345=0.973であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表20から、数値実施例5ではf/f6=0.175であるので、上述した条件式(4)が満たされている。
図10は、数値実施例5の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図10には、球面収差図と、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
球面収差図および非点収差図においては、点線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、実線でc線(波長656.3nm)における値がそれぞれ示されている。また、非点収差図においては、太線でサジタル像面における値が示され、細線でタンジェンシャル像面における値が示されている。
なお、歪曲収差図においてはd線とg線とc線のグラフがほぼ一致しているので、代表してd線のグラフが示されている。
各収差図から、数値実施例5は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第6実施形態>
図11は、第6実施形態における撮像レンズ6のレンズ構成を示す図である。
第6実施形態の撮像レンズ6は、正の屈折力を有する第1レンズ61と、負の屈折力を有する第2レンズ62と、負の屈折力を有する第3レンズ63と、正の屈折力を有する第4レンズ64と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第5レンズ65と、レンズの中心で負の屈折力を有し光軸を離れた箇所で変曲点を有する第6レンズ66とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
第1レンズ61の物体側には、開口が固定の絞り7が設けられており、撮像レンズ6の結像面には撮像素子(イメージセンサ)8の撮像面が配置される。
第6実施例における第6レンズ66は、白ガラスからなるガラス基板661と紫外線硬化樹脂製のレンズ部662とが複合された複合レンズとなっている。そして、ガラス基板661の前面には真空蒸着によって赤外カット膜663が形成されている。
第6実施形態の撮像レンズ6に具体的な数値を適用した数値実施例6のレンズデータを表21に示す。
Figure 2019045654
撮像レンズ6において、第1レンズ61から第6レンズ66のレンズ部662に至る13のレンズ面(第2面から第14面)のうち、ガラス基板661の両面(第12面および第13面)を除く各面は非球面に形成されている。
数値実施例6における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表22および表23に示す。
Figure 2019045654
Figure 2019045654
数値実施例6における撮像レンズ6の全系焦点距離、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ61から第5レンズ65に至る合成光学系の焦点距離f12345、および第6レンズ66の焦点距離f6を表24に示す。
Figure 2019045654
表24から、数値実施例6ではTTL/2ih=0.704であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表24から、数値実施例6ではih/f=0.835であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表24から、数値実施例6ではf/f12345=1.020であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表24から、数値実施例6ではf/f6=−0.182であるので、上述した条件式(4)が満たされている。
図12は、数値実施例6の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図12には、球面収差図と、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
球面収差図および非点収差図においては、点線でd線(波長587.6nm)、一点鎖線でg線(波長435.8nm)、実線でc線(波長656.3nm)における値がそれぞれ示されている。また、非点収差図においては、太線でサジタル像面における値が示され、細線でタンジェンシャル像面における値が示されている。
なお、歪曲収差図においてはd線とg線とc線のグラフがほぼ一致しているので、代表してd線のグラフが示されている。
各収差図から、数値実施例6は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[撮像装置の構成]
本発明の撮像装置は、撮像レンズと、その撮像レンズによって結像された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、撮像レンズが、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズと、像側に凹面を向けた両面が非球面の第3レンズと、像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する第4レンズと、光軸上では像側に凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に変曲点を有し、両面が非球面の負の屈折力を有する第5レンズと、像側を向いた後面が光軸上以外の位置に変曲点を有する非球面で、物体側を向いた前面が他のレンズ面のどれよりも曲率が小さい第6レンズであって赤外カットフィルタとしても機能する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
即ち、本発明の撮像装置は、撮像レンズが、正、負、正/負、正、負、正/負の6枚レンズ構成において、第2レンズと第4レンズがメニスカスレンズであり、第3レンズと第5レンズが両面非球面レンズであり、第5レンズと第6レンズが変曲点を有する非球面レンズである構成となっている。
また、本発明の撮像装置は、撮像レンズの第6レンズが赤外カットフィルタとしても機能する。一般的な撮像装置では、撮像レンズと結像面との間に赤外カットフィルタが配備される。このため、一般的な撮像レンズでは、長めのバックフォーカスが必要となって撮像レンズの低背化が阻害される。これに対して本発明の撮像レンズでは、バックフォーカスの短い設計が可能となり、低背化が実現可能となっている。
なお、第6レンズにおける光透過特性としては、380nmから430nmの波長範囲内のいずれかで透過率が半値(50%)を示し、かつ、500nmから600nmの波長範囲に亘って透過率が80%以上であり、かつ、730nmから800nmの波長範囲に亘って透過率が10%以下となるような特性が好ましい。
また、第6レンズは、物体側を向いた前面が他のレンズ面のどれよりも曲率が小さい面となっている。この前面の形状としては典型的には平面が採用可能である。第6レンズの前面がこのように低曲率の面であると、撮像レンズの最終面である第6レンズの後面に、第1レンズから第5レンズで残存する像面湾曲、歪曲収差を補正する役目と、センサーの最適入射光線角度(以下CRAと略称する)を補正する役目とを集約することができる。
像面湾曲、歪曲収差を補正する役目の補正面と結像面との距離が長い(例えば、仮に第6レンズの前面が補正面で後面が低曲率面である)と、補正面を通過する光線エリアが大きくなる。この場合、像面湾曲、歪曲収差の補正における第6レンズの補正面の寄与が増え、さらに、コマ収差の発生も無視できなくなるため、補正面の非球面形状に求められる形状精度公差が非常に厳しくなる。しかし、上述したように、本発明の撮像レンズではバックフォーカスの短い設計が可能であるため、第6レンズが像面湾曲、歪曲収差を補正する役目を担うことで形状精度公差が緩やかになる。
また、CRAの補正のためには、第5レンズの後面から射出する光線角度が補正面で操作されるが、補正面と結像面との距離が長い(例えば、仮に第6レンズの前面が補正面で後面が低曲率面である)と、第1〜第5レンズで発生する歪曲収差量を正に大きく発生させる必要が生じる為、特に第1〜第5レンズにおける物体側の非球面量が指数関数的に増大してしまい、第1〜第5レンズの製造が困難になってしまう。しかし、上述したように、本発明の撮像レンズではバックフォーカスの短い設計が可能であるため、CRAの補正も実現可能となる。
更に、第6レンズが有する赤外カットフィルタとしての機能が、金属多層膜の蒸着や色素スピンコートなどによって設けられるフィルタ層で実現される場合には、層の均一化のために、低曲率な面上にフィルタ層が設けられることが必要である。そのように低曲率な面上にフィルタ層が設けられた場合であっても、いわゆるコート抜けや塗り抜けや塗り斑などによって層に多少の不均一が生じることは避けられない。仮に第6レンズの前面が、非球面で構成された収差補正面で、後面が赤外カットフィルタ機能を有する低曲率面であると、フィルタ層と結像面との距離が短いので、画像に黒点などの不具合が生じる目安になる「欠陥面積/通過光束面積」の比が大きくなってしまい、製造規格として現実的ではない。しかし、上述したように、本発明の撮像レンズでは、第6レンズの前面が低曲率面で後面が補正面であるので、フィルタ層と結像面との距離が広がり、「欠陥面積/通過光束面積」の比が小さくなる。
また、本発明の撮像装置は、撮像レンズが以下の条件式(1)、(2)を満足する。
(1) TTL/2ih<0.8
(2) 0.75<ih/f<0.9
ただし、
TTL:第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離
ih:最大像高
f:撮像レンズ全系の焦点距離
とする。
条件式(1)は、撮像レンズにおいて一般に光学全長と称される、第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離と、最大像高との比を規定する式である。
撮像レンズが条件式(1)を満たさない場合は、最大像高が小さくなり過ぎたり、光学全長が長くなり過ぎたりする。最大像高が小さくなり過ぎると、撮像レンズの画角が不足し、発明本来の広角レンズとしての機能が損なわれてしまう。また、光学全長が長くなり過ぎると撮像レンズは低背化を満足することが困難になる。
条件式(2)は、最大像高と撮像レンズ全系の焦点距離(以下、「全系焦点距離」と称する場合がある)との比を規定する式である。
撮像レンズが条件式(2)の下限を下回る場合には、全系焦点距離が長くなり過ぎたり、最大像高が小さくなり過ぎたりする。全系焦点距離が長くなり過ぎると、画角の不足や光学全長の長大化が生じやすく、撮像レンズは大口径化や低背化を満足することが困難になる。また、最大像高が小さくなり過ぎると、上述したように撮像レンズは大口径化を満足することが困難になる。
逆に、撮像レンズが条件式(2)の上限を上回る場合には、全系焦点距離が短くなり過ぎたり、最大像高が大きくなり過ぎたりして、撮像レンズは収差および結像性能の高性能化を満足することが困難となる。
従って、撮像装置は、撮像レンズが条件式(1)および条件式(2)を満足することにより、低背化および大口径化と、収差および結像性能の高性能化とを満足することができる。
図13は、本発明の撮像装置の一実施形態に相当するスマートフォンを示すブロック構成図である。
スマートフォン100は、表示部および入力部として機能する、タッチパネル付きディスプレイ101と、タッチパネル付きディスプレイ101を介した情報の入出力や各種の情報処理や制御処理などを実行するCPU(中央演算処理部)102と、CPU102による制御に従って電話通信やWi−Fi通信などを行う通信部103と、各種の情報を記憶する記憶部104と、上述した各実施形態の撮像レンズ1,……,6が適用される撮像レンズ105と、撮像レンズ105によって結像された光学像を電気信号に変換する撮像素子(イメージセンサ)106と、スマートフォン100の各部に電力を供給する電源部107とを備えている。
撮像素子106によって光学像が変換されて得られた電気信号は画像データとしてCPU102に取り込まれて各種の信号処理や画像処理が施される。また、タッチパネル付きディスプレイ101を介したユーザの指示に従って、画像データは、タッチパネル付きディスプレイ101に画像が表示されたり、記憶部104に記憶されたり、通信部103を介して送信されたりする。
なお、上記説明では本発明の撮像装置の一実施形態としてスマートフォンが例示されているが、本発明の撮像装置は、スマートフォン以外の携帯電話であってもよく、タブレットやノートパソコンなどといったモバイル端末であってもよく、デジタルカメラでもよい。
1,2,3,4,5,6,105…撮像レンズ、
11,21,31,41,51,61…第1レンズ、
12,22,32,42,52,62…第2レンズ、
13,23,33,43,53,63…第3レンズ、
14,24,34,44,54,64…第4レンズ、
15,25,35,45,55,65…第5レンズ、
16,26,36,46,56,66…第6レンズ、
161,261,361…赤外カット層、
463,563,663…赤外カット膜、
461,561,661…ガラス基板、
462,562,662…レンズ部

Claims (5)

  1. 物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、
    負の屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズと、
    像側に凹面を向けた両面が非球面の第3レンズと、
    像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する第4レンズと、
    光軸上では像側に凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に変曲点を有し、両面が非球面の負の屈折力を有する第5レンズと、
    像側を向いた後面が光軸上以外の位置に変曲点を有する非球面で、物体側を向いた前面が他のレンズ面のどれよりも曲率が小さい第6レンズであって、赤外カットフィルタとしても機能する該第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成され、
    以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    (1) TTL/2ih<0.8
    (2) 0.75<ih/f<0.9
    ただし、
    TTL:第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離
    ih:最大像高
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    とする。
  2. 前記第6レンズが、レンズの材質によって赤外カットフィルタとしての機能を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 前記第6レンズが、前記前面に設けられた赤外カット層によって赤外カットフィルタとしての機能を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  4. 前記第6レンズが、物体側に位置する基板部と像側に位置する非球面レンズ部とが複合された複合レンズであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  5. 撮像レンズと、該撮像レンズによって結像された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、
    前記撮像レンズが、
    物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、
    負の屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズと、
    像側に凹面を向けた両面が非球面の第3レンズと、
    像側に凸面を向けたメニスカス形状で正の屈折力を有する第4レンズと、
    光軸上では像側に凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に変曲点を有し、両面が非球面の負の屈折力を有する第5レンズと、
    像側を向いた後面が光軸上以外の位置に変曲点を有する非球面で、物体側を向いた前面が他のレンズ面のどれよりも曲率が小さい第6レンズであって、赤外カットフィルタとしても機能する該第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成され、
    以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする撮像装置。
    (1) TTL/2ih<0.8
    (2) 0.75<ih/f<0.9
    ただし、
    TTL:第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上の距離
    ih:最大像高
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    とする。
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